JP7290701B2 - 車両用照明装置の取付構造 - Google Patents
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Description
本発明は、車両用照明装置の取付構造に関する。
従来、車体のルーフ部に取り付けられる車内照明装置としては、例えば、特許文献1に開示された車両用照明装置が知られている。特許文献1に開示された車両用照明装置(20)は、照明用のLED(25)をLED基板(31)に実装している。そのLED基板(31)を収容したハウジング(40)は、ネジ部材(14)によって車両用パネル(10)の取付部(11)に固定されている。
特許文献1の車両用照明装置(20)は、LED基板(31)及びハウジング(40)を、丸端子(36)及び台座部(45)に挿通したネジ部材(14)でしっかりと車両用パネル(10)に取り付けることができる。しかし、作業上の都合により車両用照明装置(20)を外す場合には、ネジ部材(14)をしっかりと締めていると、車両用パネル(10)が変形してしまうおそれがあった。
また、車両用照明装置(20)は、車両用パネル(10)から取り外す際に手間がかかり、メンテナンスし難いという問題点があった。
そこで、本発明は、前記問題点を解消すべく発明されたものであり、ルーフランプガーニッシュをルーフメンバにさらに容易に着脱することができると共に、ルーフメンバの変形を抑制することができる車両用照明装置の取付構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る車両用照明装置の取付構造は、車体のルーフ部に取り付けられる照明装置と、前記車体のルーフ部に車幅方向に渡り備えられるルーフメンバに固定手段によって固定されるルーフランプブラケットと、前記照明装置を備えたルーフランプガーニッシュと、を備え、前記ルーフランプガーニッシュは、前記ルーフメンバに取り付けられる、取り外し可能な締結手段と、前記ルーフランプガーニッシュの端部に前記ルーフランプブラケットに引っ掛け可能な爪部と、を備えている。
本発明によれば、ルーフランプガーニッシュをルーフメンバにさらに容易に着脱することができると共に、ルーフメンバの変形を抑制することができる車両用照明装置の取付構造を提供することができる。
図1~図5を参照して、本発明の実施形態に係る車両用照明装置の取付構造Aを説明する。
なお、本発明の実施形態では、「前」は車両の前進側、「後」は車両の後退側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側、「左右」は車幅方向側とする。
なお、本発明の実施形態では、「前」は車両の前進側、「後」は車両の後退側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側、「左右」は車幅方向側とする。
≪車両≫
まず、本発明の実施形態に係る車両用照明装置の取付構造Aを説明する前に、本発明が採用される車両について説明する。
図2に示すように、車両は、車体1のルーフ部1aに取り付けられる照明装置2を備えていればよく、特に、車両の種類や、形状等は限定されない。
すなわち、車両は、乗用車やトラックや作業車等であってもよく、以下、乗用車を例に挙げて説明する。
まず、本発明の実施形態に係る車両用照明装置の取付構造Aを説明する前に、本発明が採用される車両について説明する。
図2に示すように、車両は、車体1のルーフ部1aに取り付けられる照明装置2を備えていればよく、特に、車両の種類や、形状等は限定されない。
すなわち、車両は、乗用車やトラックや作業車等であってもよく、以下、乗用車を例に挙げて説明する。
≪車両用照明装置の取付構造≫
図2に示すように、車両用照明装置の取付構造Aは、車体1のルーフ部1aに、車室内を照明する照明装置2を取り付けるための構造である。車両用照明装置の取付構造Aは、照明装置2と、固定手段3と、ルーフランプブラケット4と、ルーフランプガーニッシュ5と、締結手段6と、を備えて構成されている。
図2に示すように、車両用照明装置の取付構造Aは、車体1のルーフ部1aに、車室内を照明する照明装置2を取り付けるための構造である。車両用照明装置の取付構造Aは、照明装置2と、固定手段3と、ルーフランプブラケット4と、ルーフランプガーニッシュ5と、締結手段6と、を備えて構成されている。
なお、車両用照明装置の取付構造Aは、それぞれの部品が略左右対称に形成されたり、略左右対称に配置されたりしているので、左右の一方側を主に説明して、他方側についての説明は適宜省略する。
≪車体≫
図4に示すように、車体1は、車両の全体を形成するための骨格部材であり、例えば、後記するルーフメンバ12等の種々の金属製車体フレームと、ルーフパネル(図示省略)等の金属製車体パネル等を備えて成る。
図4に示すように、車体1は、車両の全体を形成するための骨格部材であり、例えば、後記するルーフメンバ12等の種々の金属製車体フレームと、ルーフパネル(図示省略)等の金属製車体パネル等を備えて成る。
図1または図4に示すように、車体1のルーフ部1aには、照明装置2と、ルーフランプブラケット4と、ルーフランプガーニッシュ5と、ルーフライニング11と、補強用骨格部材7を備えたルーフメンバ12と、ルーフパネル(図示省略)と、が設けられている。
≪ルーフパネル≫
不図示のルーフパネルは、車体1の屋根の上面を形成するパネル部材である。ルーフパネルは、平面視して略矩形に形成された圧延鋼板等の金属板から成る。ルーフパネルの左右両端部には、ルーフサイドレール(図示省略)が設けられている。
不図示のルーフパネルは、車体1の屋根の上面を形成するパネル部材である。ルーフパネルは、平面視して略矩形に形成された圧延鋼板等の金属板から成る。ルーフパネルの左右両端部には、ルーフサイドレール(図示省略)が設けられている。
≪ルーフライニング≫
図2に示すように、ルーフライニング11は、車室内の天井面を形成する板部材である。ルーフライニング11は、複数の繊維層を積層して形成されている。ルーフライニング11には、照明装置2を装着したルーフランプガーニッシュ5を取り付けるための設置孔11a(図5参照)が形成されている。
図2に示すように、ルーフライニング11は、車室内の天井面を形成する板部材である。ルーフライニング11は、複数の繊維層を積層して形成されている。ルーフライニング11には、照明装置2を装着したルーフランプガーニッシュ5を取り付けるための設置孔11a(図5参照)が形成されている。
≪ルーフメンバ≫
図4に示すように、ルーフメンバ12は、ルーフライニング11の上の前端部から後端部にわたって適宜な間隔で複数設置されて、そのルーフライニング11を上側から支持するルーフレールである。ルーフメンバ12の上側フランジ部12aは、ルーフパネル(図示省略)にスポット溶接されることによって、ルーフパネル(図示省略)の下面に固定されている。ルーフメンバ12は、車幅方向に延設された鋼板等の金属製板部材によって形成されている。ルーフメンバ12は、例えば、複数のルーフメンバ12を前後方向に適宜な間隔で配置して成り、それぞれの車幅方向両端部が左右のルーフサイドレール(図示省略)間に掛け渡して設けられている。
図4に示すように、ルーフメンバ12は、ルーフライニング11の上の前端部から後端部にわたって適宜な間隔で複数設置されて、そのルーフライニング11を上側から支持するルーフレールである。ルーフメンバ12の上側フランジ部12aは、ルーフパネル(図示省略)にスポット溶接されることによって、ルーフパネル(図示省略)の下面に固定されている。ルーフメンバ12は、車幅方向に延設された鋼板等の金属製板部材によって形成されている。ルーフメンバ12は、例えば、複数のルーフメンバ12を前後方向に適宜な間隔で配置して成り、それぞれの車幅方向両端部が左右のルーフサイドレール(図示省略)間に掛け渡して設けられている。
≪補強用骨格部材≫
図4に示すように、補強用骨格部材7は、スポット溶接等によってルーフメンバ12に連結されて、ルーフメンバ12に一体に取り付けられる部材である。このため、補強用骨格部材7は、ルーフメンバ12の一部を構成している。補強用骨格部材7は、ルーフランプブラケット4及び照明装置2を上方から覆う補強用の金属製板部材から成る。図3に示すように、補強用骨格部材7は、平板部71と、左右の側壁部72と、後壁部73と、フランジ部74と、を一体形成して成る。
図4に示すように、補強用骨格部材7は、スポット溶接等によってルーフメンバ12に連結されて、ルーフメンバ12に一体に取り付けられる部材である。このため、補強用骨格部材7は、ルーフメンバ12の一部を構成している。補強用骨格部材7は、ルーフランプブラケット4及び照明装置2を上方から覆う補強用の金属製板部材から成る。図3に示すように、補強用骨格部材7は、平板部71と、左右の側壁部72と、後壁部73と、フランジ部74と、を一体形成して成る。
平板部71は、ルーフランプブラケット4及び照明装置2を覆う平らな部位である。平板部71には、係止孔7aと、長孔7bと、ボルト挿通孔7cと、補強用稜線71aと、が形成されている。
係止孔7aは、前記した係止爪32cが係止する孔である。係止孔7aは、平板部71の前端部の左右端部にそれぞれ形成されている。
長孔7bは、前記した凸部42bが係合する孔である。長孔7bは、平板部71の前端部中央に左右方向に長く形成されている。
ボルト挿通孔7cは、前記したボルト61が挿通されるボルト設置孔である。ボルト挿通孔7cは、平板部71の後端部の左右端部にそれぞれ形成されている。
補強用稜線71aは、平板部71の略中央寄りの位置に前後方向に延設された稜線である。補強用稜線71aは、平板部71の略中央寄りの位置に前後方向に延びる傾斜面を形成することによって形成されている。
長孔7bは、前記した凸部42bが係合する孔である。長孔7bは、平板部71の前端部中央に左右方向に長く形成されている。
ボルト挿通孔7cは、前記したボルト61が挿通されるボルト設置孔である。ボルト挿通孔7cは、平板部71の後端部の左右端部にそれぞれ形成されている。
補強用稜線71aは、平板部71の略中央寄りの位置に前後方向に延設された稜線である。補強用稜線71aは、平板部71の略中央寄りの位置に前後方向に延びる傾斜面を形成することによって形成されている。
左右の側壁部72は、平板部71の左右端部からそれぞれ上方向に立設された壁部である。平板部71の左右端部の前端から後端に渡って設けられている。
後壁部73は、平板部71の後端部からそれぞれ上方向に立設された壁部である。後壁部73は、平板部71の後端部の左端から右端に渡って設けられている。
フランジ部74は、左右の側壁部72の前端部及び上端部と、後壁部73の上端部と、を折り曲げて平らな状態に形成した補強部である。上端部のフランジ部74は、不図示のルーフパネルに固定されている。
後壁部73は、平板部71の後端部からそれぞれ上方向に立設された壁部である。後壁部73は、平板部71の後端部の左端から右端に渡って設けられている。
フランジ部74は、左右の側壁部72の前端部及び上端部と、後壁部73の上端部と、を折り曲げて平らな状態に形成した補強部である。上端部のフランジ部74は、不図示のルーフパネルに固定されている。
≪照明装置≫
図1及び図2に示すように、照明装置2は、車室内を照明するルームランプ、マップランプ等である。照明装置2は、例えば、LEDモジュール、点消灯スイッチ装置等を備えて構成されている。図5に示すように、照明装置2は、係止部材(図示省略)等によってルーフランプガーニッシュ5の照明装置装着部54に装着されている。
照明装置2の筐体は、照明装置本体21と、照明装置本体21の下側に装着される下ケース22と、で構成されている。照明装置本体21の天井部には、締結手段6のボルト61が挿入されるボルト設置孔21aが形成されている。
図1及び図2に示すように、照明装置2は、車室内を照明するルームランプ、マップランプ等である。照明装置2は、例えば、LEDモジュール、点消灯スイッチ装置等を備えて構成されている。図5に示すように、照明装置2は、係止部材(図示省略)等によってルーフランプガーニッシュ5の照明装置装着部54に装着されている。
照明装置2の筐体は、照明装置本体21と、照明装置本体21の下側に装着される下ケース22と、で構成されている。照明装置本体21の天井部には、締結手段6のボルト61が挿入されるボルト設置孔21aが形成されている。
≪ルーフランプガーニッシュ≫
図1または図2に示すように、ルーフランプガーニッシュ5は、照明装置2を装着することでルーフランプの外観を構成する部材である。ルーフランプガーニッシュ5は、ガーニッシュ本体51と、複数の爪部52と、フランジ部53と、照明装置装着部54と、装着部補強リブ部55と、を有している。ルーフランプガーニッシュ5は、樹脂で形成された四角形の略枠状の部材から成る。ルーフランプガーニッシュ5は、前端部5a側に左右一対の締結手段6を備えると共に、後端部5b側に複数の爪部52を備えている。ルーフランプガーニッシュ5の前端部5aは、締結手段6によってルーフメンバ12に着脱可能に固定されている。ルーフランプガーニッシュ5の後端部5bは、後記するルーフランプブラケット4の爪部係止部47に爪部52が引っ掛かって係止されている。このため、ルーフランプガーニッシュ5は、ルーフメンバ12に容易に固定することができて、簡単に取り外すことが可能になっている。
図1または図2に示すように、ルーフランプガーニッシュ5は、照明装置2を装着することでルーフランプの外観を構成する部材である。ルーフランプガーニッシュ5は、ガーニッシュ本体51と、複数の爪部52と、フランジ部53と、照明装置装着部54と、装着部補強リブ部55と、を有している。ルーフランプガーニッシュ5は、樹脂で形成された四角形の略枠状の部材から成る。ルーフランプガーニッシュ5は、前端部5a側に左右一対の締結手段6を備えると共に、後端部5b側に複数の爪部52を備えている。ルーフランプガーニッシュ5の前端部5aは、締結手段6によってルーフメンバ12に着脱可能に固定されている。ルーフランプガーニッシュ5の後端部5bは、後記するルーフランプブラケット4の爪部係止部47に爪部52が引っ掛かって係止されている。このため、ルーフランプガーニッシュ5は、ルーフメンバ12に容易に固定することができて、簡単に取り外すことが可能になっている。
<ガーニッシュ本体>
図1に示すように、ガーニッシュ本体51は、ルーフランプガーニッシュ5を形成する四角形の略枠状の部位である。ガーニッシュ本体51の後端部5bの左右端部及び中央部の三か所には、後方向に向けてそれぞれ突出形成された複数の突出片から成る爪部52が形成されている。
図1に示すように、ガーニッシュ本体51は、ルーフランプガーニッシュ5を形成する四角形の略枠状の部位である。ガーニッシュ本体51の後端部5bの左右端部及び中央部の三か所には、後方向に向けてそれぞれ突出形成された複数の突出片から成る爪部52が形成されている。
<爪部>
爪部52は、ルーフランプブラケット4をルーフランプガーニッシュ5に固定した際に、ルーフランプブラケット4の爪部係止部47に引っ掛けた状態に係止される係止片である。爪部52は、上下方向に平らな板状片を左右方向に適宜な間隔で複数配置して成る。爪部52の基端部には、照明装置装着部54が立設されている。
爪部52は、ルーフランプブラケット4をルーフランプガーニッシュ5に固定した際に、ルーフランプブラケット4の爪部係止部47に引っ掛けた状態に係止される係止片である。爪部52は、上下方向に平らな板状片を左右方向に適宜な間隔で複数配置して成る。爪部52の基端部には、照明装置装着部54が立設されている。
<フランジ部>
図1に示すように、フランジ部53は、ガーニッシュ本体51の外周部に形成された平板状部位である。フランジ部53の基端側には、フランジ部53に沿って照明装置装着部54が形成されている。ルーフランプブラケット4をルーフランプガーニッシュ5に組付けた際に、フランジ部53の上面には、ルーフライニング11の設置孔11aの周縁部、及び、ルーフランプブラケット4のブラケット本体41が載置される(図5参照)。
図1に示すように、フランジ部53は、ガーニッシュ本体51の外周部に形成された平板状部位である。フランジ部53の基端側には、フランジ部53に沿って照明装置装着部54が形成されている。ルーフランプブラケット4をルーフランプガーニッシュ5に組付けた際に、フランジ部53の上面には、ルーフライニング11の設置孔11aの周縁部、及び、ルーフランプブラケット4のブラケット本体41が載置される(図5参照)。
<照明装置装着部>
照明装置装着部54は、照明装置2が装着される部位である。照明装置装着部54は、フランジ部53に沿ってフランジ部53の基端部から上方向に略壁状に突出形成されている。照明装置装着部54の後端部は、リブ形状の爪部52によって補強されている。
照明装置装着部54は、照明装置2が装着される部位である。照明装置装着部54は、フランジ部53に沿ってフランジ部53の基端部から上方向に略壁状に突出形成されている。照明装置装着部54の後端部は、リブ形状の爪部52によって補強されている。
<装着部補強リブ部>
装着部補強リブ部55は、照明装置装着部54を補強するためのリブである。装着部補強リブ部55は、照明装置装着部54の前端側の側面に適宜な間隔で複数形成された側面視して三角形状に形成されている。
装着部補強リブ部55は、照明装置装着部54を補強するためのリブである。装着部補強リブ部55は、照明装置装着部54の前端側の側面に適宜な間隔で複数形成された側面視して三角形状に形成されている。
≪締結手段≫
図5に示すように、締結手段6は、ルーフランプガーニッシュ5に装着された照明装置2を補強用骨格部材7に取り外し可能な状態に取り付けるための固定具である。締結手段6は、照明装置本体21の天井面に挿設されるボルト61と、補強用骨格部材7に固定されたナット62と、で構成されている。
ボルト61は、照明装置本体21の天井面に形成されたボルト設置孔21a及び補強用骨格部材7のボルト挿通孔7cを挿通して補強用骨格部材7から上方向に突出して配置される。ナット62は、ボルト61に着脱可能に螺合される。固定手段3よりも締結手段6の方が、着脱が容易になっている。
図5に示すように、締結手段6は、ルーフランプガーニッシュ5に装着された照明装置2を補強用骨格部材7に取り外し可能な状態に取り付けるための固定具である。締結手段6は、照明装置本体21の天井面に挿設されるボルト61と、補強用骨格部材7に固定されたナット62と、で構成されている。
ボルト61は、照明装置本体21の天井面に形成されたボルト設置孔21a及び補強用骨格部材7のボルト挿通孔7cを挿通して補強用骨格部材7から上方向に突出して配置される。ナット62は、ボルト61に着脱可能に螺合される。固定手段3よりも締結手段6の方が、着脱が容易になっている。
≪ルーフランプブラケット≫
図4に示すように、ルーフランプブラケット4は、車体1のルーフ部1aに車幅方向に渡って備えられるルーフメンバ12と一体の補強用骨格部材7に、固定手段3によって固定される部材である。図1に示すように、ルーフランプブラケット4は、ブラケット本体41と、固定メンバ42と、補強部材43と、外周壁部44と、内周壁部45と、壁部補強リブ46と、爪部係止部47と、を樹脂で一体形成して成る。
図4に示すように、ルーフランプブラケット4は、車体1のルーフ部1aに車幅方向に渡って備えられるルーフメンバ12と一体の補強用骨格部材7に、固定手段3によって固定される部材である。図1に示すように、ルーフランプブラケット4は、ブラケット本体41と、固定メンバ42と、補強部材43と、外周壁部44と、内周壁部45と、壁部補強リブ46と、爪部係止部47と、を樹脂で一体形成して成る。
<ブラケット本体>
ブラケット本体41は、ルーフランプブラケット4を形成する四角形の略枠状の部位である。ブラケット本体41は、略四角形の平板状部材から成る。ブラケット本体41の外周部には、外周壁部44が形成されている。ブラケット本体41の内周部には、内周壁部45が形成されている。
ブラケット本体41は、ルーフランプブラケット4を形成する四角形の略枠状の部位である。ブラケット本体41は、略四角形の平板状部材から成る。ブラケット本体41の外周部には、外周壁部44が形成されている。ブラケット本体41の内周部には、内周壁部45が形成されている。
<外周壁部及び内周壁部>
外周壁部44は、ブラケット本体41の外周縁から上方向に立設された塀状の壁から成る。内周壁部45は、ブラケット本体41の内周縁から上方向に立設された塀状の壁から成る。外周壁部44と内周壁部45との間には、外周壁部44と内周壁部45とを補強するための壁部補強リブ46が適宜な間隔で複数形成されている。また、外周壁部44と内周壁部45との間の左端部中央から右端部中央には、固定メンバ42がアーチ状に設けられている。また、外周壁部44と内周壁部45との間の前端部4aの左端部及び右端部には、緩衝部材8を載設した台座部48が突出形成されている。
外周壁部44は、ブラケット本体41の外周縁から上方向に立設された塀状の壁から成る。内周壁部45は、ブラケット本体41の内周縁から上方向に立設された塀状の壁から成る。外周壁部44と内周壁部45との間には、外周壁部44と内周壁部45とを補強するための壁部補強リブ46が適宜な間隔で複数形成されている。また、外周壁部44と内周壁部45との間の左端部中央から右端部中央には、固定メンバ42がアーチ状に設けられている。また、外周壁部44と内周壁部45との間の前端部4aの左端部及び右端部には、緩衝部材8を載設した台座部48が突出形成されている。
<壁部補強リブ>
壁部補強リブ46は、平面視して、外周壁部44と内周壁部45との間に、節を形成するように適宜な間隔で略節目状に設置されている。壁部補強リブ46は、ブラケット本体41の盤面から上方向に突設されて、外周部側が外周壁部44の内側側面に連結され、内周部側が内周壁部45の外側側面に連結された状態に設けられている。
壁部補強リブ46は、平面視して、外周壁部44と内周壁部45との間に、節を形成するように適宜な間隔で略節目状に設置されている。壁部補強リブ46は、ブラケット本体41の盤面から上方向に突設されて、外周部側が外周壁部44の内側側面に連結され、内周部側が内周壁部45の外側側面に連結された状態に設けられている。
<固定メンバ>
図5に示すように、固定メンバ42は、ルーフメンバ12(図3参照)に連結された補強用骨格部材7に固定される部位である。図1に示すように、固定メンバ42は、四角い枠状のルーフランプブラケット4の左側端部4cの中央部から右側端部4dの中央部に渡って伸びる板状の部材から成る。固定メンバ42は、正面視してアーチ状(逆凹状)に形成され、平面視して略帯状に形成されている。固定メンバ42には、貫通孔42aと、凸部42bと、補強用縁部42cと、稜線42dと、が形成されている。また、固定メンバ42の左右端部は、ルーフランプブラケット4の後端部4bからルーフランプブラケット4との接合部4eの近傍に渡って形成された補強部材43が連設されて補強されている。さらに、アーチ状の固定メンバ42の左側端部4c及び右側端部4dは、断面視して深溝状に形成されて補強されている。
図5に示すように、固定メンバ42は、ルーフメンバ12(図3参照)に連結された補強用骨格部材7に固定される部位である。図1に示すように、固定メンバ42は、四角い枠状のルーフランプブラケット4の左側端部4cの中央部から右側端部4dの中央部に渡って伸びる板状の部材から成る。固定メンバ42は、正面視してアーチ状(逆凹状)に形成され、平面視して略帯状に形成されている。固定メンバ42には、貫通孔42aと、凸部42bと、補強用縁部42cと、稜線42dと、が形成されている。また、固定メンバ42の左右端部は、ルーフランプブラケット4の後端部4bからルーフランプブラケット4との接合部4eの近傍に渡って形成された補強部材43が連設されて補強されている。さらに、アーチ状の固定メンバ42の左側端部4c及び右側端部4dは、断面視して深溝状に形成されて補強されている。
なお、固定メンバ42は、ルーフランプブラケット4の左側端部4cの中央部から右側端部4dの中央部に渡って設置されていればよく、ルーフランプブラケット4と一体形成したものでも、ルーフランプブラケット4と別体の部材を固定したものであってもよい。
図5に示すように、貫通孔42aは、ルーフランプブラケット4を補強用骨格部材7に固定する固定手段3が設置される孔である。貫通孔42aには、ブッシュ33の環状突起33bが挿通されている。貫通孔42aは、固定メンバ42の上部左右端部にそれぞれ形成されている。
図3に示すように、凸部42bは、補強用骨格部材7の略中央部に左右方向に長く形成された長孔7bに係合する略半球状の突起である。凸部42bは、固定メンバ42の中心部位に形成された一つ突起から成る。
図3に示すように、凸部42bは、補強用骨格部材7の略中央部に左右方向に長く形成された長孔7bに係合する略半球状の突起である。凸部42bは、固定メンバ42の中心部位に形成された一つ突起から成る。
図1に示すように、補強用縁部42cは、固定メンバ42を補強するための補強部である。補強用縁部42cは、固定メンバ42の前端部及び後端部に左端部から右端部に渡って厚肉に形成されている。
稜線42dは、固定メンバ42を補強するための補強部である。稜線42dは、固定メンバ42の前端部寄りの位置と、後端部寄りの位置(接合部4e)の幅方向に渡って、傾斜面を形成するように折り曲げた状態に形成されている。
稜線42dは、固定メンバ42を補強するための補強部である。稜線42dは、固定メンバ42の前端部寄りの位置と、後端部寄りの位置(接合部4e)の幅方向に渡って、傾斜面を形成するように折り曲げた状態に形成されている。
<補強部材>
図1に示すように、補強部材43は、ルーフランプブラケット4を補強するための部位である。補強部材43は、ルーフランプブラケット4との接合部4eの近傍から固定メンバ42に直交する方向に、外周壁部44に沿って延設されている。補強部材43は、平面視して、左右の接合部4eから後端部4bの左右端部に渡って、後端部4b側の幅が狭くなるように略三角形に形成されている。補強部材43は、縦断面視して逆L字状に形成されている。補強部材43は、補強部43aと補強リブ43bとが形成されて補強されている。このため、ルーフランプブラケット4は、補強部材43により、固定メンバ42の左右基端部と、ルーフランプブラケット4の左側端部4c及び右側端部4dと、ルーフランプブラケット4の爪部係止部47と、が補強されている。
図1に示すように、補強部材43は、ルーフランプブラケット4を補強するための部位である。補強部材43は、ルーフランプブラケット4との接合部4eの近傍から固定メンバ42に直交する方向に、外周壁部44に沿って延設されている。補強部材43は、平面視して、左右の接合部4eから後端部4bの左右端部に渡って、後端部4b側の幅が狭くなるように略三角形に形成されている。補強部材43は、縦断面視して逆L字状に形成されている。補強部材43は、補強部43aと補強リブ43bとが形成されて補強されている。このため、ルーフランプブラケット4は、補強部材43により、固定メンバ42の左右基端部と、ルーフランプブラケット4の左側端部4c及び右側端部4dと、ルーフランプブラケット4の爪部係止部47と、が補強されている。
補強部43aは、前後方向に延びる補強部材43に、固定メンバ42に交差する方向に適宜な間隔を空けて複数形成された、断面視して凹凸形状の凹凸部から成る(図5参照)。補強部43aは、固定メンバ42に沿って左右方向に延設されている。
補強リブ43bは、補強部材43の外側側面に形成された補強部である。補強リブ43bは、側面視して略三角形状のリブから成り、ブラケット本体41の上面から補強部材43の側面上部まで形成されている。
<爪部係止部>
図1及び図2に示すように、爪部係止部47は、ルーフランプブラケット4をルーフランプガーニッシュ5に組み付けた際に、複数の爪部52が係止した状態に載置される箇所である。爪部係止部47は、四角い枠状のブラケット本体41の後端部4bの内周縁部に、左右方向に延設された平板状部位から成る。爪部係止部47の左右両側は、補強部材43が配置されて補強されている。また、爪部係止部47の後側の内周壁部45は、壁部補強リブ46によって補強されている。このため、爪部係止部47は、補強部材43と壁部補強リブ46とによって、強度が向上されて曲がり難い構造になっている。
図1及び図2に示すように、爪部係止部47は、ルーフランプブラケット4をルーフランプガーニッシュ5に組み付けた際に、複数の爪部52が係止した状態に載置される箇所である。爪部係止部47は、四角い枠状のブラケット本体41の後端部4bの内周縁部に、左右方向に延設された平板状部位から成る。爪部係止部47の左右両側は、補強部材43が配置されて補強されている。また、爪部係止部47の後側の内周壁部45は、壁部補強リブ46によって補強されている。このため、爪部係止部47は、補強部材43と壁部補強リブ46とによって、強度が向上されて曲がり難い構造になっている。
<台座部>
台座部48は、緩衝部材8をブラケット本体41の前端部4aの左右に設置するための部位である。台座部48は、緩衝部材8をブラケット本体41よりも高い位置に配置するために、ブラケット本体41の前端部4aの左右から上方向に突出した台状の突起から成る。台座部48の上端部は、平らに形成されて、その平らな部位に緩衝部材8が載設されている。
台座部48は、緩衝部材8をブラケット本体41の前端部4aの左右に設置するための部位である。台座部48は、緩衝部材8をブラケット本体41よりも高い位置に配置するために、ブラケット本体41の前端部4aの左右から上方向に突出した台状の突起から成る。台座部48の上端部は、平らに形成されて、その平らな部位に緩衝部材8が載設されている。
≪固定手段≫
固定手段3は、図5に示すように、ルーフランプブラケット4の固定メンバ42を補強用骨格部材7に固定するための固定具である。固定手段3は、固定メンバ42の貫通孔42aに挿入された環状のブッシュ33と、ブッシュ33に挿入されて上方向に突出した係止突起31と、係止突起31に嵌るクリップ32と、で構成されている。固定手段3は、部材を固定する固定力が強く、ルーフランプブラケット4をしっかりと補強用骨格部材7に固定することができる。
固定手段3は、図5に示すように、ルーフランプブラケット4の固定メンバ42を補強用骨格部材7に固定するための固定具である。固定手段3は、固定メンバ42の貫通孔42aに挿入された環状のブッシュ33と、ブッシュ33に挿入されて上方向に突出した係止突起31と、係止突起31に嵌るクリップ32と、で構成されている。固定手段3は、部材を固定する固定力が強く、ルーフランプブラケット4をしっかりと補強用骨格部材7に固定することができる。
係止突起31は、ブッシュ33を挿通してクリップ32内に形成された雌ねじ部32dに着脱可能に螺着される雄ねじ部材から成る。係止突起31は、ブッシュ33の環状突起33b内を挿通してクリップ33の雌ねじ部32dに螺着される。このため、固定手段3は、ブッシュ33の鍔部33aと、クリップ32の座金部32aと、で固定メンバ42の貫通孔42aの周縁部を挟持するので、クリップ32をしっかりと固定メンバ42に固定することができる。
図5に示すように、クリップ32は、固定メンバ42の貫通孔42aから突出した係止突起31に着脱可能に固定される留め具である。図1に示すように、クリップ32は、座金部32aと、頭部32bと、係止爪32cと、雌ねじ部32d(図5参照)と、溝32eと、を一体に形成した樹脂製の部材から成る。
座金部32aは、固定メンバ42の接合部4e上に配置される平座金から成る。
頭部32bは、略袋ナット形状に形成されて、側面に係止爪32cを有している。
図3及び図5に示すように、係止爪32cは、補強用骨格部材7をルーフランプガーニッシュ5上に着脱可能な状態に固定するための爪である。係止爪32cは、クリップ32の頭部32bを補強用骨格部材7の係止孔7a内に押し込むことで、係止孔7aの開口縁に係止する。
頭部32bは、略袋ナット形状に形成されて、側面に係止爪32cを有している。
図3及び図5に示すように、係止爪32cは、補強用骨格部材7をルーフランプガーニッシュ5上に着脱可能な状態に固定するための爪である。係止爪32cは、クリップ32の頭部32bを補強用骨格部材7の係止孔7a内に押し込むことで、係止孔7aの開口縁に係止する。
このため、固定手段3を取り付けたルーフランプブラケット4は、クリップ32を係止孔7aに嵌め込むことで、スナップフィットで補強用骨格部材7に固定することができる。また、ルーフランプブラケット4は、クリップ32の係止爪32cを係止孔7aから分離させれば、補強用骨格部材7から取り外すことが可能である。
図5に示すように、雌ねじ部32dは、頭部32bの下面から上部に向けてクリップ32内に袋ナットのねじ部を形成するように設けられている。
溝32eは、環状突起33bが挿入される環状溝である。溝32eは、クリップ32の下面の雌ねじ部32dの周縁部に形成されている。
溝32eは、環状突起33bが挿入される環状溝である。溝32eは、クリップ32の下面の雌ねじ部32dの周縁部に形成されている。
図5に示すように、ブッシュ33は、固定メンバ42の貫通孔42aの下側周縁に配置される環状の鍔部33aと、鍔部33aから上方向に突出した環状突起33bと、から構成されている。
鍔部33aには、下側からブッシュ33内に挿入したねじ形状の係止突起31の頭部が係止されている。
環状突起33bは、固定メンバ42の貫通孔42aを挿通してクリップ32の下面に形成された溝32eに嵌め込まれている。
鍔部33aには、下側からブッシュ33内に挿入したねじ形状の係止突起31の頭部が係止されている。
環状突起33bは、固定メンバ42の貫通孔42aを挿通してクリップ32の下面に形成された溝32eに嵌め込まれている。
≪緩衝部材≫
図1及び図2に示すように、緩衝部材8は、ルーフランプブラケット4上に補強用骨格部材7を設置した際に、ルーフランプブラケット4と補強用骨格部材7との間に配置される部材である。緩衝部材8は、板状部材から成り、その中央部に前後方向に延設された正面視して半円柱形状の当接凸部8aを突出している。
当接凸部8aは、ルーフランプブラケット4上に補強用骨格部材7を設置した際に、補強用骨格部材7に当接してガタツキを防止するための部位である(図5参照)。
図1及び図2に示すように、緩衝部材8は、ルーフランプブラケット4上に補強用骨格部材7を設置した際に、ルーフランプブラケット4と補強用骨格部材7との間に配置される部材である。緩衝部材8は、板状部材から成り、その中央部に前後方向に延設された正面視して半円柱形状の当接凸部8aを突出している。
当接凸部8aは、ルーフランプブラケット4上に補強用骨格部材7を設置した際に、補強用骨格部材7に当接してガタツキを防止するための部位である(図5参照)。
≪車両用照明装置の取付構造の作用≫
次に、図1~図5を参照して本発明の実施形態に係る車両用照明装置の取付構造Aの作用を組み付け手順に沿って説明する。
次に、図1~図5を参照して本発明の実施形態に係る車両用照明装置の取付構造Aの作用を組み付け手順に沿って説明する。
まず、図4または図5に示すように、ルーフランプブラケット4をルーフライニング11の設置孔11a内に挿入する。次に、ルーフメンバ12に固定された補強用骨格部材7に、固定手段3によってルーフランプブラケット4を取り付ける。この場合、固定手段3は、クリップ32の頭部32bを補強用骨格部材7の係止孔7a内に押し込むことで、ルーフランプブラケット4を補強用骨格部材7に容易に固定することができる。
続いて、ルーフライニング11の設置孔11aに、ルーフランプガーニッシュ5を挿入する。そして、ルーフランプガーニッシュ5の爪部52をルーフランプブラケット4の爪部係止部47上に引っ掛けて、ルーフランプガーニッシュ5を設置孔11aに仮保持状態にする。
次に、照明装置本体21を下側からルーフランプガーニッシュ5の照明装置装着部54内に挿入する。続いて、締結手段6のボルト61とナット62とで、照明装置本体21を補強用骨格部材7の下面に取り付ける。ルーフランプガーニッシュ5は、照明装置装着部54に係合された照明装置本体21が補強用骨格部材7に固定されることで、照明装置本体21を介在して補強用骨格部材7に固定される。
次に、照明装置本体21の下側の照明装置装着部54内に、下ケース22を装着する。
次に、照明装置本体21の下側の照明装置装着部54内に、下ケース22を装着する。
このようにして、照明装置2(図2参照)を装着したルーフランプガーニッシュ5を、ルーフメンバ12と一体の補強用骨格部材7に取り付けることができる。
なお、照明装置2(図2参照)を装着したルーフランプガーニッシュ5をルーフ部1aから取り外す場合は、図5に示すナット62を緩めて取り外すと共に、係止突起31をクリップ32から分離させることで、取り外すことができる。
このように本発明の車両用照明装置の取付構造Aは、図1または図2に示すように、車体1のルーフ部1aに取り付けられる照明装置2と、車体1のルーフ部1aに車幅方向に渡り備えられるルーフメンバ12に固定手段3によって固定されるルーフランプブラケット4と、照明装置2を備えたルーフランプガーニッシュ5と、を備え、ルーフランプガーニッシュ5は、ルーフメンバ12に取り付けられる、取り外し可能な締結手段6と、ルーフランプガーニッシュ5の端部(後端部5b)にルーフランプブラケット4に引っ掛け可能な爪部52と、を備えている。
かかる構成によれば、ルーフランプガーニッシュ5は、ルーフメンバ12に取り付けられる、取り外し可能な締結手段6を備えていることで、ルーフランプガーニッシュ5をルーフメンバ12にさらに容易に着脱することができる。このため、本発明は、照明装置2を備えたルーフランプガーニッシュ5の着脱を簡素化して、脱着性及びメンテナンス性を向上させることができる。
また、ルーフランプガーニッシュ5は、ルーフランプガーニッシュ5の前端部5aを締結手段6で締結し、後端部5bを爪部52でルーフランプブラケット4に係止して固定している。このため、本発明は、ルーフランプガーニッシュ5及びルーフランプブラケット4をルーフメンバ12に着脱する際に、ルーフメンバ12等に過大な負荷がかからないので、脱着時にルーフメンバ12が変形するのを抑制することができる。
また、ルーフランプガーニッシュ5は、ルーフランプガーニッシュ5の前端部5aを締結手段6で締結し、後端部5bを爪部52でルーフランプブラケット4に係止して固定している。このため、本発明は、ルーフランプガーニッシュ5及びルーフランプブラケット4をルーフメンバ12に着脱する際に、ルーフメンバ12等に過大な負荷がかからないので、脱着時にルーフメンバ12が変形するのを抑制することができる。
また、図1または図2に示すように、ルーフランプガーニッシュ5は、一端部(前端部5a)側に締結手段6を備えると共に、他端部(後端部5b)側に爪部52を備えている。
かかる構成によれば、ルーフランプガーニッシュ5は、前端部5a側の締結手段6と、後端部5b側の爪部52とで、ルーフランプガーニッシュ5全体をルーフランプブラケット4にしっかりと固定することができ、必要時に容易に取り外しすることも可能である。
このため、本発明は、着脱が容易であり、照明装置2のメンテナンス作業が行い易い。
このため、本発明は、着脱が容易であり、照明装置2のメンテナンス作業が行い易い。
また、図2に示すように、ルーフランプブラケット4は、一端部(左側端部4c)から他端部(右側端部4d)に渡って伸びる固定メンバ42を備え、固定手段3により固定メンバ42とルーフメンバ12とが固定され、固定メンバ42は、ルーフランプブラケット4との接合部4eの近傍から固定メンバ42に直交する方向に延設された補強部材43を備えている
かかる構成によれば、ルーフランプブラケット4は、固定メンバ42と補強部材43とを備えていることで、ルーフランプガーニッシュ5が取り付けられるルーフランプブラケット4を補強して強度を向上させることができる。このため、ルーフランプブラケット4は、固定メンバ42にルーフランプガーニッシュ5をしっかりと取り付けることができるので、取付強度を向上させることができる。
また、図1または図2に示すように、補強部材43は、接合部4eから、ルーフランプガーニッシュ5の爪部52によってルーフランプブラケット4に引っ掛け固定される端部(後端部4b)側に掛けて備えられている。
かかる構成によれば、補強部材43は、接合部4eから、爪部52によってルーフランプブラケット4に引っ掛け固定される後端部4b側に渡って設けられている。このため、補強部材43は、爪部52が係止されるルーフランプブラケット4の爪部係止部47の剛性を向上させて、ルーフランプガーニッシュ5を爪部52でしっかりとルーフランプブラケット4に固定させることができる。また、ルーフランプブラケット4は、補強部材43によって剛性が向上されていることで、ルーフランプブラケット4を軽量化させることが可能となる。
また、ルーフランプブラケット4は、クリップ状の固定手段3によって固定メンバ42とルーフメンバ12とが固定され、後端部4bが爪部52によってルーフランプガーニッシュ5に係止されて固定されるので、容易に取り外し可能である。
また、ルーフランプブラケット4は、クリップ状の固定手段3によって固定メンバ42とルーフメンバ12とが固定され、後端部4bが爪部52によってルーフランプガーニッシュ5に係止されて固定されるので、容易に取り外し可能である。
また、図1に示すように、補強部材43は、固定メンバ42に交差する方向に間隔を空けて配置された補強部43aを有している。
かかる構成によれば、補強部材43は、補強部43aを有することで、補強部材43全体の強度を向上させることができる。
また、図1に示すように、補強部材43の側面には、補強リブ43bが形成されている。
かかる構成によれば、補強部材43は、側面に補強リブ43bが形成されていることで、車幅方向の強度が向上されて曲がり難くすることができる。
[変形例]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
例えば、図1及び図2に示す照明装置2は、車室内のキャビンを照明するものに限定されず、ラゲージルーム等の荷室を照明するものであってもよい。
また、図1及び図5に示す補強部43aは、補強部材43を補強することができるものであればよく、凹凸形状のものに限定されるものでない。例えば、補強部43aは、固定メンバ42の他の部位より厚肉に形成されて強度を向上させたものであってもよい。その補強部43aは、前後方向に適宜な間隔で、固定メンバ42に沿って左右方向に延設された複数の肉厚部であってもよい。
また、図5に示す固定手段3の係止突起31は、クリップ32の雌ねじ部32dに螺合する雄ねじ部に限定されるものではない。係止突起31は、クリップ32を押し込んだときに、クリップ32の係止部(図示省略)が着脱可能な状態に係合する係合部(図示省略)を係止突起31の側面に形成したしたものであってもよい。係止突起31及びクリップ32は、このように構成すれば、ワンタッチで着脱することが可能となる。
1 車体
1a ルーフ部
2 照明装置
3 固定手段
4 ルーフランプブラケット
4a 前端部
4b 後端部(端部)
4c 左側端部(一端部)
4d 右側端部(他端部)
4e 接合部
5 ルーフランプガーニッシュ
5a 前端部(一端部)
5b 後端部(他端部、端部)
6 締結手段
12 ルーフメンバ
42 固定メンバ
43 補強部材
43a 補強部
43b 補強リブ
52 爪部
A 車両用照明装置の取付構造
1a ルーフ部
2 照明装置
3 固定手段
4 ルーフランプブラケット
4a 前端部
4b 後端部(端部)
4c 左側端部(一端部)
4d 右側端部(他端部)
4e 接合部
5 ルーフランプガーニッシュ
5a 前端部(一端部)
5b 後端部(他端部、端部)
6 締結手段
12 ルーフメンバ
42 固定メンバ
43 補強部材
43a 補強部
43b 補強リブ
52 爪部
A 車両用照明装置の取付構造
Claims (6)
- 車体のルーフ部に取り付けられる照明装置と、
前記車体のルーフ部に車幅方向に渡り備えられるルーフメンバに固定手段によって固定されるルーフランプブラケットと、
前記照明装置を備えたルーフランプガーニッシュと、を備え、
前記ルーフランプガーニッシュは、前記ルーフメンバに取り付けられる、取り外し可能な締結手段と、
前記ルーフランプガーニッシュの端部に設けられ、前記ルーフランプブラケットに引っ掛け可能な爪部と、を備えている
車両用照明装置の取付構造。 - 前記ルーフランプガーニッシュは、一端部側に前記締結手段を備えると共に、他端部側に前記爪部を備えている
請求項1に記載の車両用照明装置の取付構造。 - 前記ルーフランプブラケットは、一端部から他端部に渡って伸びる固定メンバを備え、
前記固定手段により前記固定メンバと前記ルーフメンバとが固定され、
前記固定メンバは、前記ルーフランプブラケットとの接合部の近傍から前記固定メンバに直交する方向に延設された補強部材を備えている
請求項1または請求項2に記載の車両用照明装置の取付構造。 - 前記補強部材は、前記接合部から、前記ルーフランプガーニッシュの前記爪部によって前記ルーフランプブラケットに引っ掛け固定される端部側に掛けて備えている
請求項3に記載の車両用照明装置の取付構造。 - 前記補強部材は、前記固定メンバに交差する方向に間隔を空けて配置された補強部を有している
請求項3または請求項4に記載の車両用照明装置の取付構造。 - 前記補強部材の側面には、補強リブが形成されている
請求項3または請求項4に記載の車両用照明装置の取付構造。
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