JP5464731B2 - 電気接続箱の取付構造、および電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱の取付構造、および電気接続箱 Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載される電気接続箱の車体に対する取付構造、およびその電気接続箱に関するものである。
自動車の車体に電気接続箱を取り付ける構造として、特許文献1や特許文献2に記載の取付構造が知られている。図5は特許文献1に記載の取付構造、図6は特許文献2に記載の取付構造を示している。
例えば、図5の取付構造では、最初に電気接続箱110側の差し込みボス111を車体側の差し込み孔101に差し込み、次に前記ボス111を支点にして電気接続箱110を矢印(イ)方向に回し、電気接続箱110側の位置決めストッパ118を車体側のブラケット108に当てることで、電気接続箱110を位置決めし、最後にボルト119により電気接続箱110側の取付部112、113、114を車体側の固定部102、103、104に本固定することで、電気接続箱110を車体に取り付けている。
また、図6の取付構造では、最初に、電気接続箱160側の2本の位置決めボス161、162を車体側の差し込み孔151、152に差し込んで、電気接続箱160を位置決めし、その状態で、ボルト169により電気接続箱側のブラケット163を車体側のブラケット154に本固定することで、電気接続箱160を車体に取り付けている。
特開2001−314013号公報 特開平8−256419号公報
しかし、特許文献1や特許文献2に記載の従来の取付構造では、いずれも最初の段階で、差し込み孔101、151、152を目視しながら差し込みボス111や位置決めボス161、162を差し込み孔101、151、152に差し込む必要があるので、作業が面倒であった。また、両手で電気接続箱110、160を支えながらの作業となるため、作業負担が大きかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気接続箱を確実且つ容易に車体に取り付けることのできる電気接続箱の取付構造、およびその電気接続箱を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱の取付構造は、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) 車体に電気接続箱を固定するための電気接続箱の取付構造であって、
前記車体には、前記電気接続箱の底面を載置する載置面と、前記電気接続箱の側面に面する壁と、が形成され、
前記載置面と前記電気接続箱の底面には、前記載置面に前記電気接続箱を載せた状態で該電気接続箱を所定方向にスライドさせることにより互いに係合し、係合した状態で前記載置面より上方への前記電気接続箱の移動を規制すると共に前記スライド方向と交差し且つ前記載置面と略平行な方向への前記電気接続箱の移動を規制する第1係合手段が設けられ、
前記壁と前記電気接続箱の側面には、前記第1係合手段が係合状態となった時に互いに係合可能となり、係合することにより前記スライド方向と逆方向への前記電気接続箱の移動を規制する第2係合手段が設けられている、
こと。
(2) 上記(1)の構成の電気接続箱の取付構造において、
前記第2係合手段は、前記電気接続箱の側面に設けられた取付ブラケットと、前記車体の前記壁に設けられて前記取付ブラケットを受け止める受部と、前記取付ブラケットを前記受部に締結するボルトとを有し、前記ボルトによって前記取付ブラケットを前記受部に締結することにより、前記電気接続箱を前記スライド方向、該スライド方向と逆方向、該スライド方向と交差し且つ前記載置面と略平行な方向、および上下方向に規制するものとして構成されており、前記第1係合手段と第2係合手段の位置が前記スライド方向に互いに離れていること。
(3) 上記(2)の構成の電気接続箱の取付構造において、
前記載置面と前記電気接続箱の底面には、前記第1係合手段が係合状態となった時に互いに係合可能となり、係合することにより、前記スライド方向と交差し且つ前記載置面と略平行な方向への前記電気接続箱の移動を規制し、それにより前記取付ブラケットと前記受部とを位置合わせする第3係合手段が設けられていること。
(4) 上記(3)の構成の電気接続箱の取付構造において、
前記第1係合手段が前記電気接続箱のスライド方向の後部に配置され、前記第2係合手段が前記電気接続箱のスライド方向の前部に配置され、前記第3係合手段が前記第1係合手段と前記第2係合手段の間に配置されていること。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれかの構成の電気接続箱の取付構造において、
前記第1係合手段は、前記電気接続箱の底面および前記載置面のうちの一方に設けられたフックと、前記電気接続箱の底面および前記載置面のうちの他方に設けられ、前記フックがスライドして差し込まれることで該フックと係合する差し込み枠とから構成されていること。
上記(1)の構成の電気接続箱の取付構造によれば、電気接続箱の底面を車体側に設けた載置面に載せ、その状態で電気接続箱を所定の方向にスライドさせることにより、第1係合手段を係合させることができ、その係合状態で、第2係合手段を係合させることにより、電気接続箱を全方向に動かないように固定することができる。この場合、電気接続箱を載置面に載せることにより、電気接続箱の荷重を車体側に全面的に預けた状態で取付作業ができるので、作業負担を大幅に軽減することができる。また、載置面に載せた状態で電気接続箱を所定方向にスライドさせるだけで、第1係合手段を係合させることができ、更に第1係合手段が係合した状態で第2係合手段を係合させることができるので、簡単な操作で確実に電気接続箱を車体に取り付けることができる。
上記(2)の構成の電気接続箱の取付構造によれば、第2係合手段が、取付ブラケットと受部とボルトとで構成されている上、第1係合手段と第2係合手段の位置が電気接続箱のスライド方向に離れているので、2箇所の係合手段により電気接続箱の動きを確実に制限することができ、ガタつきなく電気接続箱を車体に固定することができる。
上記(3)の構成の電気接続箱の取付構造によれば、第1係合手段が係合した上で第3係合手段が係合することにより、取付ブラケットと受部とを位置合わせするので、ボルトにより本固定作業が容易にできるようになり、作業の一層の容易化が図れる。
上記(4)の構成の電気接続箱の取付構造によれば、第1係合手段が電気接続箱のスライド方向の後部、第2係合手段が電気接続箱のスライド方向の前部、第3係合手段がそれらの間に配置されているので、第1係合手段が係合した状態での第3係合手段による取付ブラケットと受部との位置合わせを容易にしかも確実に行うことができる。
上記(5)の構成の電気接続箱の取付構造によれば、第1係合手段がフックと差し込み枠とで構成されているので、簡単に実施することができる。
また、前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、下記(6)〜(8)を特徴としている。
(6) 車体の載置面に底面が載置され、側面が前記車体の壁に面する電気接続箱であって、
該電気接続箱の底面には、前記載置面に前記電気接続箱を載せた状態で該電気接続箱を所定方向にスライドさせることにより該載置面に係合し、係合した状態で前記載置面より上方への前記電気接続箱の移動を規制すると共に前記スライド方向と交差し且つ前記載置面と略平行な方向への前記電気接続箱の移動を規制する第1係合手段が設けられ、
該電気接続箱の側面には、前記第1係合手段が係合状態となった時に前記壁に係合可能となり、係合することにより前記スライド方向と逆方向への該電気接続箱の移動を規制する第2係合手段が設けられている、
こと。
(7) 上記(6)の構成の電気接続箱において、
前記第1係合手段は、前記載置面に設けられた差し込み枠に係合するフックによって形成され、前記フックがスライドして該フックを前記差し込み枠に差し込むことで該フックと該差し込み枠が係合する、
こと。
(8) 上記(6)の構成の電気接続箱において、
前記第1係合手段は、前記載置面に設けられたフックに係合する差し込み枠によって形成され、前記差し込み枠がスライドして前記フックに差し込まれることで該差し込み枠と該フックが係合する、
こと。
上記(6)の構成の電気接続箱によれば、電気接続箱の底面を車体側に設けた載置面に載せ、その状態で電気接続箱を所定の方向にスライドさせることにより、第1係合手段を係合させることができ、その係合状態で、第2係合手段を係合させることにより、電気接続箱を全方向に動かないように固定することができる。この場合、電気接続箱を載置面に載せることにより、電気接続箱の荷重を車体側に全面的に預けた状態で取付作業ができるので、作業負担を大幅に軽減することができる。また、載置面に載せた状態で電気接続箱を所定方向にスライドさせるだけで、第1係合手段を係合させることができ、更に第1係合手段が係合した状態で第2係合手段を係合させることができるので、簡単な操作で確実に電気接続箱を車体に取り付けることができる。
上記(7)または(8)の構成の電気接続箱によれば、第1係合手段がフックと差し込み枠とで構成されているので、簡単に実施することができる。
本発明によれば、電気接続箱を確実且つ容易に車体に取り付けることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の実施形態に係る電気接続箱の取付構造を簡略化して示す模式図で、(a)は電気接続箱を車体に取り付ける前の状態を示す側面図、(b)は電気接続箱を車体に位置決めした状態を示す側面図である。 本発明の実施形態のより具体化した図であり、電気接続箱の底面側の構成を示す斜視図である。 図2の電気接続箱を側方から見た側面図である。 図2の電気接続箱の底面図である。 従来の電気接続箱の取付構造の第1例を示す斜視図である。 従来の電気接続箱の取付構造の第2例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態の電気接続箱の取付構造を簡略化して示す模式図で、(a)は電気接続箱を車体に取り付ける前の状態を示す側面図、(b)は電気接続箱を車体に位置決めした状態を示す側面図である。なお、図中矢印X方向は車両前後方向を示している。
この実施形態の電気接続箱の取付構造では、まず、車体1に、電気接続箱10の底面を載置するための載置面2、及び電気接続箱10の側面に面する壁3が設けられている。載置面2は、特にフラットな面とは限らないが、後述するように電気接続箱10をスライドさせるのに支障のない形状に形成されている。
一方、ロアカバー12とアッパーカバー13よりなる電気接続箱本体11を有する電気接続箱10の前端(後述するスライド方向における前端)には取付ブラケット16が設けられ、この取付ブラケット16にボルト通し孔17が設けられている。また、車体1には、取付ブラケット16を突き当てるための壁3が設けられており、その壁3には、裏面にナット6が溶接されることで、取付ブラケット16のボルト通し孔17に対応したネジ孔7が設けられている。そしてこのネジ孔7の設けられた部分が、取付ブラケット16を受け止める受部8として構成されている。ここでは、電気接続箱10側の取付ブラケット16と、車体1側の受部8と、取付ブラケット16のボルト通し孔17に通した上で受部8のネジ孔7にねじ込まれることで取付ブラケット16を受部8に締結するボルト20とが、第2係合手段に相当する。
また、車体1側の載置面2と電気接続箱10の底面には、載置面2に電気接続箱10を載せた状態で、電気接続箱10を矢印F方向(所定方向)にスライドさせることにより、互いに係合して、係合した状態で、載置面2より上方(矢印A方向)への電気接続箱10の移動を規制すると共に、スライド方向Fと交差し且つ載置面2と略平行な左右方向(符号Bで示す紙面と垂直な方向)への電気接続箱10の移動を規制する、フック14と差し込み枠4の組(第1係合手段)が設けられている。ここでは、電気接続箱10の底面にフック14が設けられ、車体1側の載置面2に差し込み枠4が設けられているが、その逆に、電気接続箱10の底面に差し込み枠4が設けられ、車体1側の載置面2にフック14が設けられていてもよい。
また、載置面2と電気接続箱10の底面には、フック14と差し込み枠4が係合状態となった時に互いに係合可能となり、係合することにより、電気接続箱10の左右方向Bの移動を規制し、それにより、取付ブラケット16と受部8とを位置合わせしてボルト20による締結が可能となるようにする、ボス15と凹部5の組(第3係合手段)が設けられている。ここでは、ボス15が電気接続箱10の底面に設けられ、凹部5が載置面2に設けられているが、その逆に、ボス15が載置面2に設けられ、凹部5が電気接続箱10の底面に設けられていてもよい。
この場合、取付ブラケット16と受部8とボルト20は、電気接続箱10を車体1に本固定する手段であり、ボルト20で取付ブラケット16を受部8に締結した場合、その締結部分により、電気接続箱10をスライド方向F、スライド方向Fと逆方向(矢印C方向)、スライド方向Fと交差し且つ載置面2と略平行な左右方向(符号Bで示す紙面と垂直な方向)、および上方向Aおよび下方向に規制するができるようになっている。
また、第1〜第3係合手段の位置関係について述べると、第1係合手段であるフック14と差し込み枠4は、電気接続箱10のスライド方向Fの後部に配置され、第2係合手段である取付ブラケット16や受部8は、電気接続箱10のスライド方向Fの前部に配置され、第3係合手段であるボス15と凹部5は、第1係合手段と第2係合手段の中間に配置されている。
次に電気接続箱10を固定する手順について述べる。
その場合は、まず、図1(b)に二点鎖線で示すように、電気接続箱10を載置面2の上に載せる。そして、電気接続箱10を矢印F方向にスライドさせることにより、フック14を差し込み枠4に係合させる。次いで、電気接続箱10の前側を倒すようにして、ボス15を凹部5に係合させる。こうすることにより、取付ブラケット16が受部8に位置合わせされる。従って、その状態で取付ブラケット16側からボルト20を通して受部8のネジ孔7にねじ込むことにより、電気接続箱10を車体1に固定することができる。
この状態において電気接続箱10は、フック14と差し込み枠4の係合により、上方向Aおよび左右方向Bへ動かないように拘束され、取付ブラケット16と受部8の固定により、全方向へ拘束される。従って、電気接続箱10の離れた2箇所が拘束されていることにより、電気接続箱10が安定して車体1に固定されることになる。
以上の説明のように、本実施形態の電気接続箱の取付構造によれば、電気接続箱10の底面を車体1側に設けた載置面2に載せ、その状態で、電気接続箱10を所定の方向にスライドさせることにより、フック14と差し込み枠4を係合させることができ、また、その係合状態で取付ブラケット16を受部8にボルト止めすることにより、電気接続箱10を全方向に動かないように固定することができる。この場合、電気接続箱10を載置面2に載せることにより、電気接続箱10の荷重を車体1側に全面的に預けた状態で取付作業ができるので、作業負担を大幅に軽減することができる。また、載置面2に載せた状態で電気接続箱10を所定方向(矢印F方向)にスライドさせるだけで、フック14を差し込む枠4に係合させることができ、更にその状態で、取付ブラケット16と受部8をボルト止めすることができるので、簡単な操作で確実に電気接続箱10を車体1に取り付けることができる。しかも、第1係合手段(フック14よ差し込み枠4)と第2係合手段(取付ブラケット16と受部8)の位置が電気接続箱10のスライド方向に離れているので、2箇所の係合手段により電気接続箱10の動きを確実に制限することができ、ガタつきなく電気接続箱10を車体1に固定することができる。
また、フック14と差し込み枠4が係合した上で、第3係合手段であるボス15と凹部5が係合することにより、取付ブラケット16と受部8とを位置合わせすることができるので、ボルト20による本固定作業が容易にできるようになり、作業の一層の容易化が図れる。また、そのボス15と凹部5が、第1係合手段と第2係合手段の中間に位置しているので、取付ブラケット16と受部8との位置合わせを容易にしかも確実に行うことができる。
図2〜図4は上述した取付構造の電気接続箱10側の構成をより具体的に示す図である。
電気接続箱10の本体11は、ロアカバー12とアッパーカバー13とから構成され、ロアカバー12の底面の後端よりの位置に第1係合手段に相当する2つのフック14が設けられ、それより前側の位置にボス15が設けられ、電気接続箱本体11の前端から突出する形態で取付ブラケット16が設けられている。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 車体
2 載置面
3 壁
4 差し込み枠(第1係合手段)
5 凹部(第3係合手段)
8 受部(第2係合手段)
10 電気接続箱
14 フック(第1係合手段)
15 ボス(第1係合手段)
16 取付ブラケット(第2係合手段)
20 ボルト(第2係合手段)

Claims (8)

  1. 車体に電気接続箱を固定するための電気接続箱の取付構造であって、
    前記車体には、前記電気接続箱の底面を載置する載置面と、前記電気接続箱の側面に面する壁と、が形成され、
    前記載置面と前記電気接続箱の底面には、前記載置面に前記電気接続箱を載せた状態で該電気接続箱を所定方向にスライドさせることにより互いに係合し、係合した状態で前記載置面より上方への前記電気接続箱の移動を規制すると共に前記スライド方向と交差し且つ前記載置面と略平行な方向への前記電気接続箱の移動を規制する第1係合手段が設けられ、
    前記壁と前記電気接続箱の側面には、前記第1係合手段が係合状態となった時に互いに係合可能となり、係合することにより前記スライド方向と逆方向への前記電気接続箱の移動を規制する第2係合手段が設けられている、
    ことを特徴とする電気接続箱の取付構造。
  2. 前記第2係合手段は、前記電気接続箱の側面に設けられた取付ブラケットと、前記車体の前記壁に設けられて前記取付ブラケットを受け止める受部と、前記取付ブラケットを前記受部に締結するボルトとを有し、前記ボルトによって前記取付ブラケットを前記受部に締結することにより、前記電気接続箱を前記スライド方向、該スライド方向と逆方向、該スライド方向と交差し且つ前記載置面と略平行な方向、および上下方向に規制するものとして構成されており、前記第1係合手段と第2係合手段の位置が前記スライド方向に互いに離れていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱の取付構造。
  3. 前記載置面と前記電気接続箱の底面には、前記第1係合手段が係合状態となった時に互いに係合可能となり、係合することにより、前記スライド方向と交差し且つ前記載置面と略平行な方向への前記電気接続箱の移動を規制し、それにより前記取付ブラケットと前記受部とを位置合わせする第3係合手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱の取付構造。
  4. 前記第1係合手段が前記電気接続箱のスライド方向の後部に配置され、前記第2係合手段が前記電気接続箱のスライド方向の前部に配置され、前記第3係合手段が前記第1係合手段と前記第2係合手段の間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の電気接続箱の取付構造。
  5. 前記第1係合手段は、前記電気接続箱の底面および前記載置面のうちの一方に設けられたフックと、前記電気接続箱の底面および前記載置面のうちの他方に設けられ、前記フックがスライドして差し込まれることで該フックと係合する差し込み枠とから構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気接続箱の取付構造。
  6. 車体の載置面に底面が載置され、側面が前記車体の壁に面する電気接続箱であって、
    該電気接続箱の底面には、前記載置面に前記電気接続箱を載せた状態で該電気接続箱を所定方向にスライドさせることにより該載置面に係合し、係合した状態で前記載置面より上方への前記電気接続箱の移動を規制すると共に前記スライド方向と交差し且つ前記載置面と略平行な方向への前記電気接続箱の移動を規制する第1係合手段が設けられ、
    該電気接続箱の側面には、前記第1係合手段が係合状態となった時に前記壁に係合可能となり、係合することにより前記スライド方向と逆方向への該電気接続箱の移動を規制する第2係合手段が設けられている、
    ことを特徴とする電気接続箱。
  7. 前記第1係合手段は、前記載置面に設けられた差し込み枠に係合するフックによって形成され、前記フックがスライドして該フックを前記差し込み枠に差し込むことで該フックと該差し込み枠が係合する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電気接続箱。
  8. 前記第1係合手段は、前記載置面に設けられたフックに係合する差し込み枠によって形成され、前記差し込み枠がスライドして前記フックに差し込まれることで該差し込み枠と該フックが係合する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電気接続箱。
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