JP4978540B2 - 車両のランプユニット取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ランプユニットの背面に設けられた位置決め部を、ボディ側に設けられた受け部で支えることにより、ランプユニットをボディに対する取付け定位置に位置決めし、そのランプユニットを固定部品により前記ボディに取付ける車両のランプユニット取付け構造に関する。
車両のランプユニット取付け構造に関する技術が特許文献1に記載されている。
特許文献1のランプユニット取付け構造は、ヘッドランプユニットをボディに取付けるための構造に関するものである。前記ランプユニット取付け構造では、先ず、ヘッドランプユニット側に形成されたフランジ部をボディ側の受容部に嵌合させることで、前記ヘッドランプユニットをボディに対する取付け定位置に位置決めする。次に、取付け定位置に保持されたヘッドランプユニットをボルトでボディに固定する。このように、取付け定位置にあるヘッドランプユニットをボディにボルト止めする方式のため、前記ヘッドランプユニットを手持ちの状態でボルト止めする方式と比較して作業性が向上する。
特開2003−267123号
一般的に、ヘッドランプユニットに対する電気配線のコネクタ接続は、前記ヘッドランプユニットをボディに取付ける前に行われる。このため、例えば、ヘッドランプユニットを仮置きして電気配線のコネクタ接続を行った後、そのヘッドランプユニットを手で持ち上げてボディに対して位置合わせをし、ヘッドランプユニットのフランジ部をボディ側の受容部に嵌合させる。しかし、ヘッドランプユニットの形状が複雑で重量が大きい場合等は、ヘッドランプユニットを手持ちの状態でボディに対して位置合わせするのは、作業効率が良くない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、ボディに対するランプユニットの組付け作業効率を向上させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、ランプユニットの背面に設けられた位置決め部を、ボディ側に設けられた受け部で支えることにより、前記ランプユニットをボディに対する取付け定位置に位置決めし、そのランプユニットを固定部品により前記ボディに取付ける車両のランプユニット取付け構造であって、前記ランプユニットの位置決め部は、仮止め部と本止め部とを備えており、前記ボディ側の受け部は、前記位置決め部の仮止め部と係合して前記ランプユニットを仮置き位置に保持可能な仮鉤部と、前記ランプユニットを仮置き位置から前記取付け定位置まで移動させる際にそのランプユニットの位置決め部をガイド可能なガイド部と、前記ランプユニットが前記取付け定位置まで移動する過程で、前記位置決め部の本止め部が係合可能な本鉤部とを有することを特徴とする。
本発明によると、ランプユニットの位置決め部を支えるボディ側の受け部には、位置決め部の仮止め部と係合してランプユニットを仮置き位置に保持可能な仮鉤部が設けられている。このため、ランプユニットを仮置き位置に保持し、そのランプユニットに対して電気配線のコネクタ接続等を効率的に行うことができる。
また、ボディ側の受け部にはガイド部が設けられているため、ガイド部を利用してランプユニットを仮置き位置から取付け定位置まで移動させることができる。
そして、ランプユニットの位置決め部をガイド部に沿って取付け定位置まで移動させる過程で、その位置決め部の本止め部がボディ側の受け部の本鉤部に係合し、ランプユニットは取付け定位置に位置決めされる。
このように、ボディ側の受け部を利用してランプユニットを仮置き位置から取付け定位置まで導く構成のため、ランプユニットの形状が複雑で重量が大きい場合でも、ボディに対するランプユニットの位置合わせが容易になる。このため、ボディに対するランプユニットの組付け作業効率が向上する。
請求項2の発明によると、受け部のガイド部は、ランプユニットの位置決め部の仮止め部が沿うことでランプユニットを水平方向にガイドするガイド側面と、前記位置決め部が載置されることで、前記ランプユニットを上下方向にガイドするガイド上面とからなることを特徴とする。
即ち、ボディ側の受け部によりランプユニットを水平方向、上下方向にガイドできるため、ランプユニットを仮置き位置からボディ側に押圧することで自動的に取付け定位置まで導くことが可能になる。
請求項3の発明によると、受け部の仮鉤部は、ガイド部のガイド側面と連続するように形成されていることを特徴とする。
このため、ランプユニットを仮置き位置から連続的に取付け定位置までガイドすることができる。
請求項4の発明によると、受け部の本鉤部は、ガイド部のガイド上面に設けられていることを特徴とする。
このため、ランプユニットの位置決め部が取付け定位置まで導かれる過程で、自動的に前記位置決め部の本止め部が受け部の本鉤部に係合可能となる。
本発明によると、ランプユニットの形状が複雑で重量が大きい場合でも、ボディに対するランプユニットの位置合わせが容易になるため、ボディに対するランプユニットの組付け作業効率が向上する。
[実施形態1]
以下、図1から図9に基づいて本発明の実施形態1に係る車両のランプユニット取付け構造について説明する。本実施形態は、ヘッドランプユニットを乗用車のボディに取付けるための構造に関するものである。ここで、図1(A)は、本実施形態に係るヘッドランプユニット取付け構造を備える乗用車の斜視図、図1(B)は前記ヘッドランプユニット取付け構造を表す分解模式斜視図である。また、図2は前記ヘッドランプユニット取付け構造で使用される受け部の斜視図等であり、図3から図9は前記ヘッドランプユニット取付け構造を様々な角度から見た斜視図等である。
なお、図中の前後左右及び上下は、乗用車の前後左右及び上下に対応している。
<ボディ2の概要について>
ボディ2の前部には、図1(B)に示すように、車幅方向に延びるラジエータサポート部材3が設けられている。そして、そのラジエータサポート部材3の車幅方向両端部を構成する部分に斜めサポート部4が設けられている。左右の斜めサポート部4の基端部は支柱部6によって支持されており、それらの斜めサポート部4の先端部分が、図3、図4等に示すように、フェンダパネル8のリインフォースメント8rに接続されている。
ヘッドランプユニット10は、後記するように、ボディ2の斜めサポート部4、フェンダパネル8のリインフォースメント8r及び支柱部6の部分に取付けられる。
<ヘッドランプユニット10について>
ヘッドランプユニット10は、図1等に示すように、ハウジング14と、ハウジング14の前面を覆うレンズ12とにより密閉容器状に形成されており、その内部に複数のランプ(図示省略)が設置されている。ここで、左右のヘッドランプユニット10は、左右対称、かつ等しい構造であるため、代表して右側のヘッドランプユニット10の取付け構造について説明を行う。
ヘッドランプユニット10のハウジング14の背面には、図3から図7等に示すように、そのヘッドランプユニット10をボディ2に対する取付け定位置に位置決めするための第1〜第4位置決め部141,142,143,144が形成されている。
ここで、図3(A)はヘッドランプユニット取付け構造を右前方上側(表側上方)から見た分解斜視図、図3(B)はA図のB部拡大図であり、図4はヘッドランプユニット取付け構造を左後方上側(裏側上方)から見た分解斜視図である。また、図5(A)は仮置き状態のヘッドランプユニットを右後方から見た斜視図、図5(B)はヘッドランプユニットを左上後方から見た斜視図である。図6、図7はヘッドランプユニット取付け構造を右下から見上げた斜視図である。
第1位置決め部141は、図3(A)、図4等に示すように、ハウジング14の背面上部略中央から後方に突出するように構成された爪状の平板部材である。第1位置決め部141は、後記するように、ヘッドランプユニット10がボディ2に対する仮置き位置から取付け定位置まで移動する際、その第1位置決め部141の先端部が斜めサポート部4の第1受け部4xに対し、上方から重ねられる。即ち、ヘッドランプユニット10がボディ2に対する取付け定位置にあるときに、第1位置決め部141の先端部は斜めサポート部4の第1受け部4xによって下方から支持される。
第2位置決め部142は、ハウジング14の背面上部右寄り位置から後方に突出するように構成された爪状の平板部材である。第2位置決め部142は、ヘッドランプユニット10がボディ2に対する取付け定位置にあるときに、その第2位置決め部142の先端部が、図9等に示すように、フェンダパネル8のリインフォースメント8rに形成された第2受け部8xによって下方から支持される。
ここで、図9(A)は図8のIX拡大図であり、図8はヘッドランプユニット取付け構造を左方向から見た斜視図である。また、図9(B)は図9(A)のB-B矢視断面図である。
第3位置決め部143は、図3(A)に示すように、ハウジング14の背面上部右端から後方に突出するように構成されたピン状部材である。第3位置決め部143は、ヘッドランプユニット10がボディ2に対する取付け定位置まで移動する際に、フェンダパネル8のリインフォーメント8rに形成された位置決め孔状の第3受け部8h(図3(B)参照)に挿通される。
第4位置決め部144は、図5等に示すように、ハウジング14の左側下端に形成されており、ヘッドランプユニット10をボディ2に対する仮置き位置から取付け定位置まで移動させる際、ボディ2側の第4受け部30(後記する)によって支持される。即ち、第4位置決め部144は、ボディ2側の第4受け部30上に載置された状態で、その第4受け部30上を仮置き位置から取付け定位置まで移動できるように構成されている。
第4位置決め部144は、図5(B)に示すように、平面略L字形に形成された箱状部41と、箱状部41の右後端位置に下向きに突出形成されたピン状の仮止め部45と、前記箱状部41の右後端位置の下面に形成された鉤状の本止め部43とから構成されている。
即ち、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144が本発明の位置決め部に相当する。
また、ヘッドランプユニット10のハウジング14には、ボディ2に対する取付け定位置でそのボディ2にボルト止めされる雌ネジ孔(図示省略)が形成されている。さらに、ヘッドランプユニット10のハウジング14には、電気配線が接続される複数のコネクタ(図番省略)が設けられている。
即ち、前記ボルト及び雌ネジ孔等が本発明の固定部品に相当する。
<ボディ2側の第4受け部30について>
第4受け部30は、上記したように、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144を支える受け部であり、図1(B)に示すように、ラジエータサポート部材3の支柱部6に溶接等により固定されている。
第4受け部30は、図2(A)(B)に示すように、縦板部32と横板部34とにより横断面形状が略L字形に形成されており、前記縦板部32がラジエータサポート部材3の支柱部6に固定される。
ここで、図2(A)は第4受け部30の全体斜視図、図2(B)は横板部34の平面図であり、図2(C)は横板部34の縦断面図である。
第4受け部30の横板部34は、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144を実際に支える部分であり、先端部分に右側が開放された切欠き状の仮鉤部35が形成されている。仮鉤部35は、図5(A)に示すように、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144の仮止め部45が掛けられる部分であり、その仮鉤部35の奥部が仮止め部45の外径寸法とほぼ等しい内径寸法の半円状に形成されている。
前記仮鉤部35を構成する横板部34の先端爪部分35eは、図2(B)に示すように、仮鉤部35の開口側を若干狭めるように、後方(図中左側)に突出した状態で形成されている。これにより、前記仮鉤部35に掛けられたヘッドランプユニット10の仮止め部45がその仮鉤部35から外れ難くなる。ヘッドランプユニット10は、前記仮止め部45が第4受け部30の仮鉤部35に掛けられ、図5(A)に示すように、前方に傾けられた状態で第4受け部30に仮支持される。このように、ヘッドランプユニット10がボディ2側の第4受け部30に仮支持される位置が、前記ヘッドランプユニット10の仮置き位置となる。即ち、ヘッドランプユニット10は仮置き位置で、第4位置決め部144の仮止め部45を支点としてボディ2側の第4受け部30に支持される。
ヘッドランプユニット10が仮置き位置に保持された状態では、ヘッドランプユニット10の後方に作業スペースが確保され、前記ヘッドランプユニット10に対する電気配線のコネクタ接続が可能になる。
図2(A)(B)に示すように、第4受け部30の横板部34の周縁は、一定幅でほぼ直角下側に折り曲げられており、その折り曲げ部分によってヘッドランプユニット10の仮止め部45をガイドするガイド側面36が形成されている。即ち、第4受け部30の横板部34に支持されたヘッドランプユニット10の第4位置決め部144が後方に移動する際に、前記仮止め部45がガイド側面36に沿うことで、ヘッドランプユニット10は水平方向にガイドされる。
また、第4受け部30の横板部34の上面34uは、図2(C)に示すように、その中央部分が後ろ上がりに傾斜した状態で形成されており、後側部分が前側部分よりも所定寸法Hだけ高くなるよう構成されている。このため、第4受け部30の横板部34に載置されたヘッドランプユニット10の第4位置決め部144がその横板部34の上面34uに沿って後方に移動することで、ヘッドランプユニット10は寸法Hだけ上方に移動するようになる。即ち、ヘッドランプユニット10は、横板部34の上面34uによって上下方向にガイドされる。
したがって、第4受け部30の上面34uが本発明のガイド上面であり、その上面34uとガイド側面36とが本発明の受け部におけるガイド部に相当する。
また、第4受け部30の横板部34の上面34uには、その上面34uから上方に所定寸法だけ突出した状態で本鉤部37が形成されている。本鉤部37は、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144の本止め部43が掛けられる鉤部である。本鉤部37は、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144が第4受け部30の上面34u上を仮置き位置から取付け定位置まで移動する過程で、前記第4位置決め部144の本止め部43が係合できる位置に形成されている。
<ヘッドランプユニット10の取付け手順について>
ヘッドランプユニット10をボディ2に取付ける場合には、先ず、図5(A)に示すように、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144の仮止め部45をボディ2側の第4受け部30の仮鉤部35に係合させる。そして、ヘッドランプユニット10を前側に傾け、仮置き位置に保持する。この状態で、ヘッドランプユニット10のハウジング14に設けられたコネクタ(図番省略)に対して電気配線のコネクタを接続することが可能になる。
次に、ヘッドランプユニット10を起こした状態で、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144をボディ2側の第4受け部30の上面34uに沿って後方に移動させる。このとき、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144の仮止め部45をボディ2側の第4受け部30のガイド側面36に沿わせるようにする。この状態が、図6に示されている。
即ち、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144は、ボディ2側の第4受け部30の上面34u及びガイド側面36によって水平方向及び上下方向にガイドされて後方に移動する。これにより、ヘッドランプユニット10の第1〜第3位置決め部141,142,143はボディ2の他の部材と干渉することなく、それぞれに対応するボディ2側の第1〜第3受け部4x,8x,8hに接近するようになる。
そして、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144がボディ2側の第4受け部30によって水平方向及び上下方向にガイドされ、前記ヘッドランプユニット10が取付け定位置に位置決めされる際、図7(A)(B)に示すように、第4位置決め部144の本止め部43が第4受け部30の本鉤部37と係合する。さらに、図8に示すように、ヘッドランプユニット10の第1位置決め部141が斜めサポート部4の第1受け部4xに支持され、ヘッドランプユニット10の第2位置決め部142がフェンダパネル8の第2受け部8xに支持される。また、ヘッドランプユニット10の第3位置決め部143がフェンダパネル8の第3受け部8hに挿入される(図3(B)参照)。
即ち、ヘッドランプユニット10はボディ2に対する取付け定位置まで移動(後退)すると、その取付け定位置に保持される。
次に、ヘッドランプユニット10がボディ2に対してボルト止めされ、ヘッドランプユニット10の取付けが完了する。
<本実施形態に係るヘッドランプユニット10の取付け構造の長所について>
本実施形態によると、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144を支えるボディ2側の第4受け部30には、前記第4位置決め部144の仮止め部45と係合してヘッドランプユニット10を仮置き位置に保持可能な仮鉤部35が設けられている。このため、ヘッドランプユニット10を仮置き位置に保持し、そのヘッドランプユニット10に対して電気配線のコネクタ接続等を効率的に行うことができる。
また、ボディ2側の第4受け部30にはガイド部(ガイド側面36、上面34u)が設けられているため、前記ガイド部を利用してヘッドランプユニット10を仮置き位置から取付け定位置まで移動させることができる。
そして、ヘッドランプユニット10をガイド部に沿って取付け定位置まで移動させる過程で、ヘッドランプユニット10の第4位置決め部144の本止め部43がボディ3側の第4受け部30の本鉤部37に係合し、ヘッドランプユニット10は取付け定位置に位置決めされる。
このように、ボディ2側の第4受け部30を利用してヘッドランプユニット10を仮置き位置から取付け定位置まで導くことができるため、ヘッドランプユニット10の形状が複雑で重量が大きい場合でも、ボディ2に対するヘッドランプユニット10の位置合わせが容易になる。これにより、ボディ10に対するヘッドランプユニット10の組付け作業効率が向上する。
また、ボディ側の第4受け部30によりヘッドランプユニット10を水平方向、および上下方向にガイドできるため、ヘッドランプユニット10を仮置き位置でボディ2側に押圧することで自動的に取付け定位置まで導くことが可能になる。
また、ボディ2側の第4受け部30の仮鉤部35は、ガイド側面36と連続するように形成されているため、ヘッドランプユニット10を仮置き位置から連続して取付け定位置までガイドすることができる。
また、第4受け部30の本鉤部37は、ガイド部(横板部34の上面34u)に設けられているため、ヘッドランプユニット10が取付け定位置まで導かれる過程で、自動的に第4位置決め部144の本止め部43が第4受け部30の本鉤部37に係合可能となる。
<変更例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、受け部(第4受け部30)のガイド部を横板部34のガイド側面36と上面34uとから構成する例を示した。しかし、前記ガイド側面36の代わりに、例えば、ガイド側面36と等しい平面形状のスリット状開口を設け、前記スリット状開口にヘッドランプユニット10の第4位置決め部144の仮止め部45を沿わせる構成も可能である。
また、ヘッドランプユニット10のハウジング14に第1〜第4位置決め部141,142,143,144を設ける例を示したが、前記位置決め部の数は適宜変更可能である。
また、ヘッドランプユニット10の取付け構造を例示したが、バックランプユニット等に本発明を適用することも可能である。
本発明の実施形態1に係るヘッドランプユニット取付け構造を備える乗用車の斜視図(A図)、ヘッドランプユニット取付け構造を表す分解模式斜視図(B図)である。 ヘッドランプユニット取付け構造で使用される受け部の斜視図(A図)、平面図(B図)、B図のC-C矢視断面図(C図)である。 ヘッドランプユニット取付け構造を右前方上側(表側上方)から見た分解斜視図(A図)、A図のB部拡大図(B図)である。 ヘッドランプユニット取付け構造を左後方上側(裏側上方)から見た分解斜視図である。 仮置き状態のヘッドランプユニットを右後方から見た斜視図(A図)、ヘッドランプユニットを左上後方から見た斜視図(B図)である。 ヘッドランプユニット取付け構造(移動途中)を右下から見上げた斜視図である。 ヘッドランプユニット取付け構造(取付け定位置)を右下から見上げた斜視図(A図)、及びA図のB-B矢視断面図(B図)である。 ヘッドランプユニット取付け構造(取付け定位置)を左方向から見た斜視図である。 図8のIX拡大図(A図)、A図のB-B矢視断面図(B図)である。
符号の説明
2・・・・・ボディ
4x・・・・第1受け部
8x・・・・第2受け部
8h・・・・第3受け部
10・・・・ヘッドランプユニット
30・・・・第4受け部(受け部)
34・・・・横板部
34u・・・上面(ガイド上面、ガイド部)
35・・・・仮鉤部
36・・・・ガイド側面(ガイド部)
37・・・・本鉤部
43・・・・本止め部
45・・・・仮止め部
141・・・第1位置決め部
142・・・第2位置決め部
143・・・第3位置決め部
144・・・第4位置決め部(位置決め部)

Claims (4)

  1. ランプユニットの背面に設けられた位置決め部を、ボディ側に設けられた受け部で支えることにより、前記ランプユニットをボディに対する取付け定位置に位置決めし、そのランプユニットを固定部品により前記ボディに取付ける車両のランプユニット取付け構造であって、
    前記ランプユニットの位置決め部は、仮止め部と本止め部とを備えており、
    前記ボディ側の受け部は、前記位置決め部の仮止め部と係合して前記ランプユニットを仮置き位置に保持可能な仮鉤部と、前記ランプユニットを仮置き位置から前記取付け定位置まで移動させる際にそのランプユニットの位置決め部をガイド可能なガイド部と、前記ランプユニットが前記取付け定位置まで移動する過程で、前記位置決め部の本止め部が係合可能な本鉤部とを有することを特徴とする車両のランプユニット取付け構造。
  2. 請求項1に記載された車両のランプユニット取付け構造であって、
    前記受け部のガイド部は、前記ランプユニットの位置決め部の仮止め部が沿うことで前記ランプユニットを水平方向にガイドするガイド側面と、前記位置決め部が載置されることで、前記ランプユニットを上下方向にガイドするガイド上面とからなることを特徴とする車両のランプユニット取付け構造。
  3. 請求項2に記載された車両のランプユニット取付け構造であって、
    前記受け部の仮鉤部は、ガイド部のガイド側面と連続するように形成されていることを特徴とする車両のランプユニット取付け構造。
  4. 請求項2又は請求項3のいずれかに記載された車両のランプユニット取付け構造であって、
    前記受け部の本鉤部は、ガイド部のガイド上面に設けられていることを特徴とする車両のランプユニット取付け構造。
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