JP7283424B2 - 車両用ドア構造、および車椅子と車両との連結構造 - Google Patents
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Description
また、上記の車両用ドア構造では、前記係合部は、前記車椅子と係合する係合状態と、前記係合部が前記ドアの内装部材に格納される非係合状態を切替え可能な構成を有する。 この構成によれば、係合部が係合状態にあるときに車椅子と係合して車椅子をドアに係合することが可能である。一方、車椅子をドアに係合しないときには、係合部をドアの内装部材に格納される非係合状態に切り替えることにより、車椅子に乗らない人が車両に乗降するときに係合部と接触するおそれを低減することが可能である。
また、上記の連結構造では、前記係合部は、前記車椅子と係合する係合状態と、前記係合部が前記ドアの内装部材に格納される非係合状態を切替え可能な構成を有する。この構成によれば、係合部が係合状態にあるときに車椅子と係合して車椅子をドアに係合することが可能である。一方、車椅子をドアに係合しないときには、係合部をドアの内装部材に格納される非係合状態に切り替えることにより、車椅子に乗らない人が車両に乗降するときに係合部と接触するおそれを低減することが可能である。
(1)
本実施形態の車両用ドア構造は、車椅子11の利用者が車両1の乗降口3から乗降するための車両用ドア構造であって、乗降口3を開閉可能なフロントドア4を備えている。フロントドア4の車室内側に設けられた内装部材4bには、車椅子11の一部を内装部材4bに係合可能な係合部12を備えている。
本実施形態の車両用ドア構造は、車椅子11がフロントドア4に係合されたことを検知する係合検知部31と、係合検知部31が車椅子11の係合を検知したときに、フロントドア4を所定開度に開いた状態で保持するドア開度保持部32を備えている。
本実施形態の車両用ドア構造では、係合部12は、車椅子11と係合する係合状態と、係合部12がフロントドア4の内装部材4bに格納される非係合状態を切替え可能な構成を有する。本実施形態では、係合部12は、車椅子11のあらかじめ定められた被係合部としてのメインフレーム17の先端部17aに係合可能な係合部としてのフック12aを有している。フック12aは、フロントドア4の表面から突出した位置であってメインフレーム17の先端部17aに係合可能な係合状態とフロントドア4の内装部材4bの凹部4cに格納される非係合状態との間で切替可能にフロントドア4に取り付けられている。
本実施形態の車両用ドア構造は、車椅子11がフロントドア4に接近したことを検知する接近検知部34と、接近検知部34が車椅子11の接近を検知したときに、係合部としてのフック12aを非係合状態から係合状態へ切り替える切替部としてフック駆動部12bをさらに備えている。
本実施形態の車椅子11と車両1との連結構造では、車両1は、乗降口3を開閉するフロントドア4と、フロントドア4に設けられ、開いた状態のフロントドア4に車椅子11を係合することが可能な係合部12とを備えている。係合部12は、車椅子11のあらかじめ定められた被係合部としてのメインフレーム17の先端部17aに係合可能な係合部としてのフック12aを有している。フック12aは、車椅子11の被係合部であるメインフレーム17の先端部17aに係合することにより、車椅子11を車両1における乗降口3付近の位置に固定することが可能である。
(A)
上記の実施形態では、図2に示されるように、係合部12のフック12aは、車椅子11の被係合部であるメインフレーム17の先端部17aに上方から係合可能な一対の突起部12a1を有しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本発明の他の変形例として、車椅子11をフロントドア4に係合する簡単な構造の係合部として、図9に示されるように、フロントドア4の内装部材4bに凹部4dを形成してもよい。係合部としての凹部4dは、車椅子11の被係合部としてのメインフレーム17の先端部17aに嵌合することにより、車椅子11をフロントドア4に固定することが可能である。この図9に示される変形例では、フロントドア4の内装部材4bに、車椅子11をフロントドア4に係合する係合部として凹部4dを形成するだけでよいので、係合部のために必要な部品が不要になる。そのため、車両の部品点数の増加を抑え、かつ、製造コストの抑制が可能になる。
本発明では、車両1の乗降口は、車両1の側面の乗降口3でなくてもよく、車両1の後部に開口するリアゲートであってもよい。その場合も、車両1の後部に開口するリアゲートを開閉する扉部材に本発明の係合部12を設けることにより、車椅子11を扉部材に係合することが可能である。これにより、車椅子11から車両1後部のリアゲートを通して車両1に乗降することが可能である。
本実施形態では、係合部12の一例として、車椅子11の被係合部に係合可能なフック12aを有する例が示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。係合部12の他の例として、車両のドアのロック機構などに用いられるラッチ機構および当該ラッチ機構に係合するストライカなどの被係合部のうちのいずれか一方が車椅子11に取り付けられてもよい。その場合、ラッチ機構および被係合部のうちの他方がドアに取り付けられるようにすればよい。
2 車体
3 乗降口
4 フロントドア
5 リアドア
6 シート
11 車椅子
12、35 係合部
12a、35a フック
12b、35b フック駆動部(切替部)
31 係合検知部
32 ドア開度保持部
34 接近検知部
Claims (4)
- 車椅子利用者が車両の乗降口から乗降するための車両用ドア構造であって、
前記乗降口を開閉可能なドアを備え、
前記ドアの車室内側に設けられた内装部材には、前記車椅子の一部を前記内装部材に係合可能な係合部を備え、
前記係合部は、前記車椅子と係合する係合状態と、前記係合部が前記ドアの内装部材に格納される非係合状態を切替え可能な構成を有する、
車両用ドア構造。 - 請求項1に記載の車両用ドア構造において、
前記車椅子が前記ドアに係合されたことを検知する係合検知部と、
前記係合検知部が前記車椅子の係合を検知したときに、前記ドアを所定開度に開いた状態で保持するドア開度保持部
を備える、
車両用ドア構造。 - 請求項1に記載の車両用ドア構造において、
前記車椅子が前記ドアに接近したことを検知する接近検知部と、
前記接近検知部が前記車椅子の接近を検知したときに、前記係合部を前記非係合状態から前記係合状態へ切り替える切替部と
をさらに備えている、
車両用ドア構造。 - 車椅子と車両との連結構造であって、
前記車両は、乗降口を開閉するドアと、前記ドアに設けられ、開いた状態のドアに車椅子を係合することが可能な係合部とを備えており、
前記係合部は、前記車椅子の一部に係合することにより、前記車椅子を前記車両における前記乗降口付近の位置に係合することが可能な構成を有し、
さらに、前記係合部は、前記車椅子と係合する係合状態と、前記係合部が前記ドアの内装部材に格納される非係合状態を切替え可能な構成を有する、
車椅子と車両との連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020043664A JP7283424B2 (ja) | 2020-03-13 | 2020-03-13 | 車両用ドア構造、および車椅子と車両との連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020043664A JP7283424B2 (ja) | 2020-03-13 | 2020-03-13 | 車両用ドア構造、および車椅子と車両との連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021142919A JP2021142919A (ja) | 2021-09-24 |
JP7283424B2 true JP7283424B2 (ja) | 2023-05-30 |
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ID=77765802
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JP2020043664A Active JP7283424B2 (ja) | 2020-03-13 | 2020-03-13 | 車両用ドア構造、および車椅子と車両との連結構造 |
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JP (1) | JP7283424B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000140027A (ja) | 1998-11-13 | 2000-05-23 | Toyota Motor Corp | ライフケアカー |
JP2003204994A (ja) | 2002-01-15 | 2003-07-22 | Takashimaya Nippatsu Kogyo Co Ltd | 車両用バックドア |
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2020
- 2020-03-13 JP JP2020043664A patent/JP7283424B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000140027A (ja) | 1998-11-13 | 2000-05-23 | Toyota Motor Corp | ライフケアカー |
JP2003204994A (ja) | 2002-01-15 | 2003-07-22 | Takashimaya Nippatsu Kogyo Co Ltd | 車両用バックドア |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021142919A (ja) | 2021-09-24 |
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