JP2003204994A - 車両用バックドア - Google Patents

車両用バックドア

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JP2003204994A
JP2003204994A JP2002005507A JP2002005507A JP2003204994A JP 2003204994 A JP2003204994 A JP 2003204994A JP 2002005507 A JP2002005507 A JP 2002005507A JP 2002005507 A JP2002005507 A JP 2002005507A JP 2003204994 A JP2003204994 A JP 2003204994A
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JP
Japan
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seat
vehicle
wheelchair
back door
people
Prior art date
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Application number
JP2002005507A
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English (en)
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Masahide Shinoda
正英 篠田
Tadayuki Mabuchi
忠幸 馬淵
Kanehide Narita
金秀 成田
Tadashi Kobayashi
斉志 小林
Hikoyuki Nakamura
彦志 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takanichi Co Ltd
Original Assignee
Takanichi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に身障者の人や車椅子を利用している人が
乗降するのに便利なシート付きの車両用バックドアを提
供すること。 【解決手段】 車両10の後端部において車体サイド部
側を軸に水平回動して開閉する車両用バックドアであっ
て、バックドア本体1の車内側壁面に昇降動自在なシー
ト2を取り付けたものとした。また、シート2を車椅子
の幅に分割されているとともに、車椅子の係止手段4が
設けられており、シート2が車椅子11ごと昇降動でき
るように構成することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に身障者の人や
車椅子を利用している人が乗降するのに便利なシート付
きの車両用バックドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、自動車の使用目的の多様化か
ら室内後方部に3列目シートを装着したものが増えてい
る。一方、身障者の人や車椅子を利用している人にも大
いに自動車を利用して貰えるように、前記3列目シート
をその人達の専用シートとする試みもなされている。
【0003】しかしながら、3列目シートへの乗降は2
列目シートを前傾させた状態として行うのが普通であ
り、身障者の人や車椅子を利用している人には乗降が困
難であるという問題点があった。また、車両後端部にお
いてバックドアを開閉し、バックドア側から乗降するこ
とも提案されているが、地上との段差があり車椅子に乗
ったまま乗降することは不可能であった。一方、傾斜ス
ロープ等の装置を利用して車椅子ごと乗降する試みもな
されている(例えば、特開平11−113962号公報
参照)が、大掛りな傾斜スロープ装置が必要となるうえ
に傾斜角度がきつく一人で乗降するのは安全性の面で問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、身障者の人や車椅子を利用し
ている人が乗降するのを広々とした場所で極めて安全か
つ容易にすることができ、また傾斜スロープ等の特別な
装置を用いることがなくて安価に生産することができ、
更には他人の手助けを受けることなく自分一人で簡単に
乗降動作を行うことができるシート付きの車両用バック
ドアを提供することを目的として完成されたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の車両用バックドアは、車両後端部
において車体サイド部側を軸に水平回動して開閉する車
両用バックドアであって、バックドア本体の車内側壁面
に昇降動自在なシートを取り付けたことを特徴とするも
のである。また、シートは車椅子の幅に分割されている
とともに、車椅子の係止手段が設けられており、シート
が車椅子ごと昇降動できるように構成されているものと
することもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図中10は車体であっ
て、該車両10の後端部には車体サイド部側を軸に水平
回動して開閉するバックドア本体1が取り付けられてい
る。そして本発明では、このバックドア本体1の車内側
壁面に昇降動自在なシート2が取り付けられたものとな
っている。従って、前記バックドア本体1を開きシート
2を下降させた状態とすれば、広々としたスペースの低
い位置にシート2が位置することとなるため、身障者の
人や車椅子11を利用している人が乗降するのを極めて
安全かつ容易に行えることになる。
【0007】前記シート2の昇降動機構としては、例え
ば図2に示されるように、電動式あるいは油圧式のリフ
ター3を用いることができ、このリフター3をシート2
の背面側に装着することにより、シート2をバックドア
本体1に沿わせて自在に昇降動できるものとなってい
る。
【0008】なお、図3に示されるように、前記シート
2は車椅子11の幅に分割されているとともに、車椅子
11の係止手段4が設けられており、シート2が車椅子
ごと昇降動できるように構成することもできる。この場
合には、車椅子11に乗ったままでシート2に移動する
ことができ、より便利なものとなる。具体的には、車椅
子11を後ろ向きにしてシート2に重ねるようにし、車
椅子11を係止手段4によりシート側に固定して使用に
供する。この場合、前記シート2は車椅子11の幅に分
割されているため、車椅子11の着座面が分割されたシ
ートの着座面に覆いかぶさるようにしてピッタリと載置
されることとなり、車椅子11はシート2上に安定した
状態で保持されることとなる。なお、係止手段4として
は、図示のものではフック部材からなるものとして、車
椅子11の後輪軸部を簡単かつ確実に係止できるよう構
成されている。
【0009】このように構成したものでは、バックドア
本体1の車内側壁面に昇降動自在なシート2を取り付け
たものとしたので、バックドア本体1を開けてシート2
を下降させればシート2が乗降に楽な位置まで下がった
状態となり(図1参照)、身障者の人や車椅子を利用して
いる人は乗降するのを広々とした場所で極めて安全かつ
容易に行えることとなる。その後は、シート2を上昇さ
せてバックドア本体1を閉めるだけで安全に車内への移
動が完了する。また、前記シート2が車椅子11の幅に
分割されているとともに、車椅子11の係止手段4が設
けられている場合は、図2〜図4に示されるように、車
椅子ごとシート2に載せることができるため、乗降性が
より優れたものとなり、車椅子を利用している人が簡単
に乗降できることとなる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は身障者の人や車椅子を利用している人が乗降するの
を広々とした場所で極めて安全かつ容易にすることがで
き、また傾斜スロープ等の特別な装置を用いることがな
くて安価に生産することができ、更には他人の手助けを
受けることなく自分一人で簡単に乗降動作を行うことが
できるものである。よって本発明は従来の問題点を一掃
した車両用バックドアとして、産業の発展に寄与すると
ころは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図3】その他の実施の形態を示す斜視図である。
【図4】シートが下降した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 バックドア本体 2 シート 3 リフター 4 係止手段 10 車両 11 車椅子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 金秀 愛知県豊田市大島町前畑1番地の1 高島 屋日発工業株式会社内 (72)発明者 小林 斉志 愛知県豊田市大島町前畑1番地の1 高島 屋日発工業株式会社内 (72)発明者 中村 彦志 愛知県豊田市大島町前畑1番地の1 高島 屋日発工業株式会社内 Fターム(参考) 3B087 CE10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両後端部において車体サイド部側を軸
    に水平回動して開閉する車両用バックドアであって、バ
    ックドア本体の車内側壁面に昇降動自在なシートを取り
    付けたことを特徴とする車両用バックドア。
  2. 【請求項2】 シートは車椅子の幅に分割されていると
    ともに、車椅子の係止手段が設けられており、シートが
    車椅子ごと昇降動できるように構成されている請求項1
    に記載の車両用バックドア。
JP2002005507A 2002-01-15 2002-01-15 車両用バックドア Withdrawn JP2003204994A (ja)

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