JP7274908B2 - 水系白色インク、インクセット及び印刷方法 - Google Patents
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Description
本明細書において「白色インク」とは、対象に白色を色付けることができるインクである。また、本明細書において「白色」は、無彩色の白を指すが、それに限らずベージュやグレーなど多少色味が入ったオフホワイトも含まれる。
本明細書において「インクジェット印刷用インク」とは、インクジェットプリンタによる印刷(インクジェット印刷)に用いるためのインクである。
最大泡圧法は、液体中に挿入したプローブ(管)に空気を流し、気泡を発生させたときの最大圧力(最大泡圧)を計測することで表面張力を算出する。液体中のプローブの先端から気泡を連続的に吐出させることでプローブ内の圧力は周期的に変化し、気泡の曲率半径とプローブ先端の半径が等しくなったとき圧力は最大となる。プローブ内で新しい界面が生成した時点を0msとし、最大泡圧となるまでの時間が表面寿命であり、ここでの最大圧力(最大泡圧)から各表面寿命における表面張力が求められる。
本明細書において、平均粒子径(D50)は、体積基準粒度分布の50%粒子径(D50)を指し、レーザ回折/散乱式粒度分布測定装置(例えばSALD-7000:株式会社島津製作所社製)を用いて測定される粒度分布から求めることができる。そして、本発明における粒子径は、レーザ回折・散乱法による球相当径で表される。
なお、本明細書において、重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定した値であり、標準物質にはポリスチレンが使用され、移動相にはテトラヒドロフランが使用される。
ポリエーテルポリオールとしては、特に制限はなく、例えば、ポリオキシテトラメチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレングリコール及びポリオキシエチレン・プロピレングリコール等を挙げることができる。ポリオール成分としてポリエーテルポリオールを用いることで、ポリエーテル基含有自己分散性ウレタン樹脂を得ることができる。このような樹脂は、インク中にて粒子の形態で分散していることから、本明細書においては、ポリエーテルウレタン樹脂粒子とも称する。
ポリカーボネートポリオールは、特に制限はなく、例えば、1,6-ヘキサンジオールポリカーボネートポリオール、1,4-ブタンジオールポリカーボネートポリオール及びポリ-1,4-シクロヘキサンジメチレンカーボネートジオール等を挙げることができる。ポリオール成分としてポリカーボネートポリオールを用いることで、ポリカーボネート基含有自己分散性ウレタン樹脂を得ることができる。このような樹脂は、インク中にて粒子の形態で分散していることから、本明細書においては、ポリカーボネートウレタン樹脂粒子とも称する。
なお、ポリオール成分としては、アクリルポリオール等を用いてもよい。
これらのポリオール成分は、1種を単独で使用することもでき、また2種以上を組み合わせて使用することもできる。
なお、pHの調整には、pH調整剤を使用できるが、アミン化合物の使用が好ましく、沸点が70~270℃であるアミン化合物の使用が更に好ましい。沸点70~270℃のアミン化合物の具体例としては、N-メチルジエタノールアミン、N-エチルジエタノールアミン、N,N-ジメチルエタノールアミン、N,N-ジエチルエタノールアミン等が挙げられる。これらアミン化合物は、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。なお、本発明の水系白色インク中において、アミン化合物の含有量は、0.1~2.0質量%が好ましい。
本明細書において、インク及びコーティング液の粘度は、レオメーター(例えばTAインスツルメンツ社製レオメーターARES)を用い、液温を25℃に調整した後に測定される。
なお、本明細書において「着色インク」とは、白色とは異なる色を色付けることができるインクである。本明細書においては、着色剤を0.1質量%を超える量で含む組成物を「インク」とし、着色剤を含まない又は着色剤を0.1質量%以下含む組成物を単に「液」として表現している。本明細書において「水系コーティング液」とは、主溶媒として水を含有するコーティング液である。
なお、本明細書において、水溶性ポリマーとは、水、又は水溶性の有機溶剤を50質量%未満含む水溶液に対して溶解するポリマーを意味する。
具体的に、上記カチオンを有する水溶性ポリマーは、pH7.1でのカチオン度が5.5~7.5meq/gである水溶性ポリマーと、pH7.1でのカチオン度が2.0~5.0meq/gである水溶性ポリマーとを含むことが好ましく、pH7.1でのカチオン度が6.0~7.0meq/gである水溶性ポリマーと、pH7.1でのカチオン度が2.5~4.5meq/gである水溶性ポリマーとを含むことが更に好ましい。上記した2種類のカチオン度の範囲を有する水溶性ポリマーの割合は、カチオン度の範囲が高い水溶性ポリマー:カチオン度の範囲が低い水溶性ポリマーの質量比が1:1~20:1の範囲内であることが好ましく、7:3~10:1の範囲内であることがより好ましい。
なお、本明細書において、カチオン度は、ポリビニル硫酸カリウム試薬を用いたコロイド滴定により求めることができる。詳しい手順は以下のとおりである。
コニカルビーカーに脱イオン水90mLを取り、試料(乾燥品換算)の500ppm水溶液を10mL加えてアミン水溶液でpH7.1とし、約1分間攪拌する。次にトルイジンブルー指示薬を2~3滴加え、N/400ポリビニル硫酸カリウム試薬(N/400PVSK)で滴定する。滴定速度は2mL/分とし、検水が青から赤紫色に変色して10秒間以上保持する時点を終点とする。カチオン度(meq/g)の計算式は次のとおりである。
カチオン度=(N/400PVSK滴定量)×(N/400PVSKの力価)/2
シアンインクに使用できる顔料としては、例えば、ピグメントブルー15、15:1、15:3、15:4、15:6、22、27、28、29、30、60、64、80等が挙げられ、
マゼンタインクに使用できる顔料としては、例えば、ピグメントレッド9、48、49、52、53、57、97、101、122、123、149、168、177、180、192、202、206、215、216、217、220、223、224、226、227、228、238、240、244、254等が挙げられ、
イエローインクに使用できる顔料としては、例えば、ピグメントイエロー12、13、14、17、20、24、31、42、53、55、74、83、86、93、109、110、117、120、122、125、128、129、137、138、139、147、148、150、151、152、153、154、155、166、168、180、181、184、185、213等が挙げられ、
ブラックインクに使用できる顔料としては、例えば、ピグメントブラック1、7、26、27、28等が挙げられる。
その他、ピグメントオレンジ16、36、38、43、51、55、59、61、64、65、71;ピグメントバイオレット19、23、29、30、32、37、40、50;ピグメントグリーン7、36;ピグメントブラウン23、25、26;ピグメントホワイト6等の顔料も、上記基本色インクに用いることができるとともに、オレンジインク、バイオレットインク、グリーンインク、レッドインク等の特殊色インクとして用いることもできる。
なお、本発明において、水溶性増粘剤とは、水、又は水溶性の有機溶剤を50質量%未満含む水溶液に対して溶解する増粘剤を意味する。
増粘剤は市販品を使用することができるが、ポリエーテルポリオール系ウレタンポリマーとしては、例えば、アデカノール UH-530、UH-541VF、UH-438、UH-450VF(以上株式会社ADEKA製)、SNシックナー 612、619、612NC、621N、621TF、623N、625N(以上サンノプコ社製)等が挙げられる。なお、増粘剤は、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
なお、上記水系コーティング液は、水を50質量%~90質量%、有機溶剤を5質量%~35質量%、樹脂を0.005質量%~5質量%の範囲内で含むことが好ましい。このように樹脂量が少ない水系コーティング液は、乾燥が早いため、凝集後の印刷スジの発生を抑える観点から好ましい。
表1~2に示す配合処方に従い、白色顔料、消泡剤、水溶性溶剤、湿潤分散剤、イオン交換水を公知の方法により分散した水系着色分散液に、樹脂ならびに表面調整剤を加え、白色顔料を含む水系白色インク1~23(ただし、白色インク8はクリアインクである)を調製した。なお、各水系白色インクの静的表面張力(25℃)、表面寿命10ms時の動的表面張力(25℃)、粘度(25℃)を測定し、得られた結果を表1~2に示す。
*1 白色顔料としては、以下を用いた。
・JR-600A(Al処理ルチル型酸化チタン顔料、テイカ社製、平均粒子径(D50)250nm)
・A-220(Al処理ルチル型酸化チタン顔料、石原産業社製、平均粒子径(D50)160nm)
・JR-301(Al処理ルチル型酸化チタン顔料、テイカ社製、平均粒子径(D50)300nm)
・TTO-55(A)(Al処理ルチル型酸化チタン顔料、石原産業社製、平均粒子径(D50)55nm)
*2 消泡剤(SNデフォーマー1312、サンノプコ社製)
*3 湿潤分散剤(BYK190、分散剤含有量40質量%、BYK社製)
*4 樹脂分散液Aとしては以下を用いた。
NEOREZ R-9621(DSM Coating Resins製、ポリエステル基含有自己分散性ウレタン樹脂、平均粒子径(D50)50nm、酸価18、樹脂含有量38質量%)
*5 樹脂分散液Bとしては以下を用いた。
NEOREZ R-967(DSM Coating Resins製、ポリエーテル基含有自己分散性ウレタン樹脂、平均粒子径(D50)60nm、酸価15、樹脂含有量40質量%)
*6 樹脂分散液Cとしては以下を用いた。
ネオステッカー HA-560(日華化学製、ポリカーボネート基含有自己分散性ウレタン樹脂、平均粒子径(D50)30nm、酸価14、樹脂含有量35質量%)
*7 樹脂分散液Dとしては以下を用いた。
AE986B(イーテック社製、自己分散性アクリル樹脂、平均粒子径(D50)60nm、酸価15、樹脂含有量35質量%)
*8 SAG008(日信化学工業社製、ポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤、界面活性剤含有量100質量%、HLB値 7.0、表面調整剤)
*9 WET280(EVONIK社製、ポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤、界面活性剤含有量100質量%、HLB値 3.5、表面調整剤)
*10 SAG502A(日信化学工業社製、ポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤、界面活性剤含有量100質量%、HLB値 11.0、表面調整剤)
*11 オルフィンD-10PG(日信化学工業社製、アセチレングリコール系界面活性剤、界面活性剤含有量50質量%、HLB値 4.0、表面調整剤)
*12 サーフィノール107L(日信化学工業社製、アセチレングリコール系界面活性剤、界面活性剤含有量50質量%、HLB値 4.0、表面調整剤)
表3に示す配合処方に従い、樹脂、アミン化合物、水溶性溶剤、表面調整剤及びイオン交換水を公知の方法により混合し、水系コーティング液1~3を調製した。なお、各水系コーティング液のpH、静的表面張力(25℃)、表面寿命10ms時の動的表面張力(25℃)、粘度(25℃)を測定し、得られた結果を表3に示す。
*13 第四級アンモニウムカチオンを有する水溶性ポリマーの水溶液Aとしては以下を用いた。
カチオマスター PE-30(四日市合成製、ジメチルアミン・エチレンジアミン・エピクロロヒドリン系ポリマー樹脂、樹脂含有量50質量%、重量平均分子量(Mw):9000、pH7.1でのカチオン度6.5meq/g)
*14 第四級アンモニウムカチオンを有する水溶性ポリマーの水溶液Bとしては以下を用いた。
DK6851(星光PMC社製、ポリアミン樹脂、樹脂含有量70.0質量%、pH7.1でのカチオン度6.8meq/g)
*15 第一級カチオンを有する水溶性ポリマーの水溶液Cとしては以下を用いた。
PAA-SA(ニットボーメディカル製、アリルアミンアミド硫酸塩重合体樹脂、樹脂含有量20質量%、Mw:12,000、pH7.1でのカチオン度5.8meq/g)
*16 WET270(EVONIK社製、ポリエーテル変性シリコーンオイル、シリコーンオイル含有量100質量%、表面調整剤)
表4に示す配合処方に従い、自己分散性顔料、樹脂、水溶性溶剤、表面調整剤及びイオン交換水を公知の方法により混合し、自己分散性顔料を含む水系着色インクを調製した。なお、各水系着色インクの静的表面張力(25℃)、表面寿命10ms時の動的表面張力(25℃)、粘度(25℃)を測定し、得られた結果を表4に示す。
*17 自己分散性顔料分散液としては、以下を用いた。
・CAB-O―JET 250C
(キャボット社製、シアンの自己分散性顔料水分散液、顔料含有量10質量%)
・CAB-O―JET―465M
(キャボット社製、マゼンタの自己分散性顔料水分散液、顔料含有量15質量%)
・CAB-O―JET 270Y
(キャボット社製、イエローの自己分散性顔料水分散液、顔料含有量10質量%)
・CAB-O―JET 300K
(キャボット社製、ブラックの自己分散性顔料水分散液、顔料含有量15質量%)
表5に示す配合処方に従い、非自己分散型顔料、消泡剤、水溶性溶剤、湿潤分散剤、イオン交換水を公知の方法により分散した水系着色分散液に、樹脂ならびに表面調整剤を加え、非自己分散型顔料を含む水系着色インクを調製した。なお、各水系着色インクの静的表面張力(25℃)、表面寿命10ms時の動的表面張力(25℃)、粘度(25℃)を測定し、得られた結果を表5に示す。
*18 非自己分散型顔料としては、以下を用いた。
・FASTOGEN Blue FA5380(フタロシアニンブルー、DIC社製シアン色顔料)
・シンカシャマゼンタRT(ジクロロキナクリドン、BASF社製マゼンタ色顔料)
・Hostaperm Yellow H5G(キノキサリンジオン、クラリアント社製イエロー色顔料)
・Nerox-1000(カーボンブラック、オリオンエンジニアリドカーボン社製、ブラック色顔料)
*19 湿潤分散剤(ノイゲンEA-157、第一工業製薬社製)
表6~7の実施例1~50及び表8の比較例1~10に示されるインクセットを用意して表刷り印刷の評価を行った。
トライテック社製Stage JETを用いて、まず、水系白色インク滴を12pL、25m/minの高速印刷条件下での搬送速度で2つのヘッドからシングルパス吐出し、各100%のベタ画像を透明PETシート表面に印刷した。その後、80℃の温度で5分間乾燥を行った。その後、水系コーティング液滴を12pL、25m/minの高速印刷条件下での搬送速度でシングルパス吐出し、70%のベタ画像を白色インク層上に印刷し、その後、水系コーティング液を乾燥させずに、着弾した水系コーティング液上にブラックインクを除いたシアンインク、マゼンタインク、イエローインクのインク滴を12pLの25m/minの高速印刷条件下での搬送速度で表5~7の着色インクセットの順番に従いシングルパス吐出し着弾させ、各インクの印刷濃度80%、合計印刷濃度240%のベタ印刷を行い、80℃の温度で5分間乾燥を行った。目視により下記の評価基準で評価した。ここで水系白色インク及び水系コーティングインク、水系着色インクの解像度は縦×横=600×600dpiと設定した。評価基準は以下の通りである。なお、使用したインクセットの構成と評価結果を表6~8に示す。
○:印刷面にスジ及び液寄りが見られない。
△:印刷面にスジは見られるが液寄りは発生せず、ベタ印刷として問題ない。
×:印刷面にスジ及び液寄りが見られ、ベタ印刷も埋まっていない。
-:印刷されているが、白色の濃度が薄すぎるため、スジや液寄りの目視での確認が難しい。
表6~7の実施例1~50及び表8の比較例1~10に示されるインクセットを用意して裏刷り印刷の評価を行った。
トライテック社製Stage JETを用いて、まず、水系コーティング液滴を12pL、25m/minの高速印刷条件下での搬送速度でシングルパス吐出し、70%のベタ画像を透明PETシート表面に印刷し、その後、水系コーティング液を乾燥させずに、着弾した該水系コーティング液上にブラックインクを除いたシアンインク、マゼンタインク、イエローインクのインク滴を12pLの25m/minの高速印刷条件下での搬送速度で表5~7の着色インクセットの順番に従いシングルパス吐出し着弾させ、各インクの印刷濃度80%、合計印刷濃度240%のベタ印刷を行った。その後、80℃の温度で5分間乾燥を行ったのち、水系白色インク滴を12pL、25m/minの高速印刷条件下での搬送速度で2つのヘッドからシングルパス吐出し、各100%のベタ画像を水系コーティング液及び水系着色インク上に印刷した。その後、80℃の温度で5分間乾燥を行い、目視により下記の評価基準で評価した。ここで水系コーティング液及び水系着色インク、水系白色インクの解像度は縦×横=600×600dpiと設定した。評価基準は以下の通りである。なお、使用したインクセットの構成と評価結果を表6~8に示す。
○:印刷面にスジ及び液寄りが見られない。
△:印刷面にスジは見られるが液寄りは発生せず、ベタ印刷として問題ない。
×:印刷面にスジ及び液寄りが見られ、ベタ印刷も埋まっていない。
-:印刷されているが、白色の濃度が薄すぎるため、スジや液寄りの目視での確認が難しい。
表6~7の実施例1~50及び表8の比較例1~10に示されるインクセットを用意して表刷り印刷の評価を行った。
トライテック社製Stage JETを用いて、まず、水系白色インク滴を12pL、25m/minの高速印刷条件下での搬送速度で2つのヘッドからシングルパス吐出し、各100%のベタ画像を透明PETシート表面に印刷した。印刷後、80℃にて5分間乾燥させた後、水系コーティング液滴を12pL、25m/minの高速印刷条件下での搬送速度でシングルパス吐出し、70%のベタ画像を白色インク層上に印刷し、その後、水系コーティング液を乾燥させずに、着弾した該水系コーティング液上にブラックインクを除いたシアンインク、マゼンタインク、イエローインクのインク滴を12pLの25m/minの高速印刷条件下での搬送速度で表5~7の着色インクセットの順番に従いシングルパス吐出し着弾させ、各インクの印刷濃度80%、合計印刷濃度240%のベタ印刷を行った。その後、80℃の温度で5分間乾燥を行った。印刷部分に幅24mmのセロテープ(登録商標、NICHIBAN社製)を密着させ、その後、テープを剥がし、剥離部分の状態を目視により下記の評価基準で評価した。ここで水系白色インク及び水系コーティングインク、水系着色インクの解像度は縦×横=600×600dpiと設定した。評価基準は以下の通りである。なお、使用したインクセットの構成と評価結果を表6~8に示す。
○:剥離しなかった
△:テープを貼った箇所の50%未満が剥離した。
×:テープを貼った箇所の50%以上、あるいは全面が剥離した。
表6~7の実施例1~50及び表8の比較例1~10に示されるインクセットを用意して裏刷り印刷の評価を行った。
トライテック社製Stage JETを用いて、まず、水系コーティング液滴を12pL、25m/minの高速印刷条件下での搬送速度でシングルパス吐出し、70%のベタ画像を透明PETシート表面に印刷し、その後、水系コーティング液を乾燥させずに、着弾した該水系コーティング液上にブラックインクを除いたシアンインク、マゼンタインク、イエローインクのインク滴を12pLの25m/minの高速印刷条件下での搬送速度で表5~7の着色インクセットの順番に従いシングルパス吐出し着弾させ、各インクの印刷濃度80%、合計印刷濃度240%のベタ印刷を行った。その後、80℃の温度で5分間乾燥を行ったのち、水系白色インク滴を12pL、25m/minの高速印刷条件下での搬送速度で2つのヘッドからシングルパス吐出し、各100%のベタ画像を水系コーティング液及び水系着色インク上に印刷し、80℃にて5分間乾燥させた。印刷部分に幅24mmのセロテープ(登録商標、NICHIBAN社製)を密着させ、その後、テープを剥がし、剥離部分の状態を目視により下記の評価基準で評価した。ここで水系コーティング液及び水系着色インク、水系白色インクの解像度は縦×横=600×600dpiと設定した。評価基準は以下の通りである。なお、使用したインクセットの構成と評価結果を表6~8に示す。
○:剥離しなかった
△:テープを貼った箇所の50%未満が剥離した。
×:テープを貼った箇所の50%以上、あるいは全面が剥離した。
トライテック社製Stage JETを用いて、まず、水系白色インク滴を12pL、25m/minの高速印刷条件下での搬送速度で2つのヘッドからシングルパス吐出し、各100%のベタ画像を透明PETシート表面に印刷した。印刷後、80℃にて5分間乾燥させた後、印刷部分に綿棒(商標登録、白十字社製)で5往復擦過を行い、目視により下記の評価基準で評価した。なお、評価結果を表6~8に示す。
○:綿棒にインクが付かない
△:綿棒にインクが付くが、基材からインクが剥れない
×:綿棒にインクが付き、かつ基材からインクが剥れる
トライテック社製Stage JETを用いて、まず、水系白色インクをプリンターに充填した後、透明OHPシート上に着弾させ、装置に読み込まれているチェックパターンを印刷した(工程A)。次いで、水系白色インク滴を吐出し、25m2相当の12pL100%ベタ印刷を行った。その後、水系白色インク滴を透明OHPシート上に着弾させ、装置に読み込まれている工程Aと同一のチェックパターンを印刷した(工程B)。工程A及び工程Bにおいてチェックパターンが印刷されたそれぞれのOHPシートを目視で確認し、チェックパターンから抜けているピンの割合を評価した。評価基準は以下の通りである。なお、評価結果を表6~8に示す。
○・・・・・工程Aで印刷したチェックパターン中に不吐出が無く、工程Bで印刷したチェックパターンから抜けているピンの割合が5%未満である。
△・・・・・工程Aで印刷したチェックパターン中に不吐出が無く、工程Bで印刷したチェックパターンから抜けているピンの割合が5%以上~30%未満である。
×・・・・・工程Aで印刷したチェックパターン中に不吐出が無く、工程Bで印刷したチェックパターンから抜けているピンの割合が30%以上である。
トライテック社製Stage JETを用いて、まず、水系白色インクを12pL、25m/minの高速印刷条件下での搬送速度で2つのヘッドからシングルパス吐出し、各100%のベタ画像を透明PETシート表面に印刷した。その後、80℃の温度で5分間乾燥を行い、隠ぺい試験紙(モトフジ社製)と色彩色差計(コニカミノルタ社製 CR-400)を用いて黒色下での三刺激値YBと白色下での三刺激値YWをそれぞれ測定、YB/YWを百分率で計算を行い、隠ぺい率を算出した。その値を基に下記の評価基準で評価した。ここで水系白色インクの解像度は縦×横=600×600dpiと設定した。評価基準は以下の通りである。なお、評価結果を表6~8に示す。
○:隠ぺい率が50.0%以上
△:隠ぺい率が40.0%を超え50.0%未満
×:隠ぺい率が40.0%以下
水系白色インクを110ccのガラス瓶に100gとり、60℃で4週間保存を行い、保存前と保存後の粘度や表面張力、比重、pHの測定を行った。その結果について比較を行った。評価基準は以下の通りである。なお、評価結果を表6~8に示す。
○:すべての項目に対し変化率10%以内
△:いずれか1つの項目で変化率が10%を超え20%未満
×:いずれか1つの項目で変化率20%以上
Claims (8)
- 少なくとも水、顔料、水溶性有機溶剤および樹脂を含有するインクジェット印刷用水系白色インクであって、
前記水系白色インクの表面寿命10msにおける25℃の動的表面張力値が33mN/m以上42mN/m以下であり、
前記水系白色インクの25℃における静的表面張力値が23mN/m以上30mN/m以下であり、
前記水溶性有機溶剤は、少なくとも1つのアルカンジオール系溶剤を含み、
前記樹脂が、少なくとも1つのポリエーテル又はポリエステルウレタン樹脂粒子であることを特徴とする水系白色インク。 - 前記水溶性有機溶剤は、少なくとも1つの1,2-アルカンジオール系溶剤を含むことを特徴とする、請求項1に記載の水系白色インク。
- 前記顔料の平均粒子径(D50)が150nm以上500nm以下であることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の水系白色インク。
- 更に、表面調整剤を含むことを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の水系白色インク。
- 前記表面調整剤が、HLB値3.0~16.0のシリコーン系表面調整剤を少なくとも1種類含むことを特徴とする、請求項4に記載の水系白色インク。
- 前記表面調整剤が、HLB値3.0以上のアセチレングリコール系表面調整剤を少なくとも1種類含むことを特徴とする、請求項4または5に記載の水系白色インク。
- 請求項1~6のいずれか一項に記載の水系白色インク、水系コーティング液および水系着色インクを含むインクセットであって、
前記水系コーティング液が、少なくとも水、カチオンを有する水溶性ポリマーおよび有機溶剤を含み、
前記水系着色インクが、少なくとも水、樹脂、有機溶剤および着色剤を含むことを特徴とする、インクセット。 - 請求項7に記載のインクセットを備えたインクジェットプリンタによって印刷層を基材上に形成する印刷方法であって、
水系白色インク、水系コーティング液および水系着色インクの印刷をこの順番で行い、基材上に印刷層を形成する工程、または
水系コーティング液、水系着色インクおよび水系白色インクの印刷をこの順番で行い、基材上に印刷層を形成する工程
を含むことを特徴とする、印刷方法。
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