JP7247989B2 - センサ制御装置 - Google Patents
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Description
排ガス(G)に晒される排気電極(311)及び大気(A)に晒される大気電極(312)が固体電解質体(31)に互いに対向して設けられたセンサセル(21)、及び前記センサセルを加熱するためのヒータ(22)を有し、車両の内燃機関(5)における排気管(7)に配置されるガスセンサ(1)に用いられるセンサ制御装置(6)であって、
前記ヒータによる前記センサセルの加熱制御を行い、かつ前記内燃機関の燃焼運転時に、前記センサセルを運転時制御温度(T1)に加熱し、かつ、前記内燃機関の燃焼停止時に、前記センサセルを前記運転時制御温度よりも高い停止時制御温度(T2)に加熱するよう構成されたヒータ制御部(61)と、
前記燃焼運転時又は前記燃焼停止時に前記センサセルを前記停止時制御温度に加熱した時点からの前記内燃機関の燃焼停止の回数、前記ガスセンサが搭載された車両の走行距離、及び前記ガスセンサ及び前記センサ制御装置の使用時間のうちの少なくとも1つに基づいて、前記センサセルの劣化度を推定する劣化推定部(66)と、を有し、
前記ヒータ制御部は、前記劣化推定部による前記劣化度が所定値以上であることを条件として、前記燃焼停止時に前記センサセルを前記停止時制御温度に加熱するよう構成されている、センサ制御装置にある。
本発明の第2態様は、
排ガス(G)に晒される排気電極(311)及び大気(A)に晒される大気電極(312)が固体電解質体(31)に互いに対向して設けられたセンサセル(21)、及び前記センサセルを加熱するためのヒータ(22)を有し、車両の内燃機関(5)における排気管(7)に配置されるガスセンサ(1)に用いられ、
前記ヒータによる前記センサセルの加熱制御を行うヒータ制御部(61)を有するセンサ制御装置(6)であって、
前記ヒータ制御部は、前記内燃機関の燃焼運転時に、前記センサセルを運転時制御温度(T1)に加熱し、かつ、前記内燃機関の燃焼停止時に、前記センサセルを前記運転時制御温度よりも高い停止時制御温度(T2)に加熱するよう構成されており、
前記ヒータ制御部によって前記燃焼停止時に前記センサセルを前記停止時制御温度に加熱することによって、前記大気電極に付着したケイ素の酸化物に亀裂を生じさせる、センサ制御装置にある。
本発明の第3態様は、
排ガス(G)に晒される排気電極(311)及び大気(A)に晒される大気電極(312)が固体電解質体(31)に互いに対向して設けられたセンサセル(21)、及び前記センサセルを加熱するためのヒータ(22)を有し、車両の内燃機関(5)における排気管(7)に配置されるガスセンサ(1)に用いられ、
前記ヒータによる前記センサセルの加熱制御を行うヒータ制御部(61)を有するセンサ制御装置(6)であって、
前記ヒータ制御部は、前記内燃機関の燃焼運転時に、前記センサセルを運転時制御温度(T1)に加熱し、かつ、前記内燃機関の燃焼停止時に、前記センサセルを前記運転時制御温度よりも高い停止時制御温度(T2)に加熱するよう構成されており、
前記停止時制御温度は、前記大気電極と前記大気電極に付着したケイ素の酸化物との界面に生じる熱応力が、前記ケイ素の酸化物の単体における引張強さよりも大きくなる温度よりも高く、かつ前記固体電解質体の結晶構造が変化する温度よりも低く設定されている、センサ制御装置にある。
本発明の第4態様は、
排ガス(G)に晒される排気電極(311)及び大気(A)に晒される大気電極(312)が固体電解質体(31)に互いに対向して設けられたセンサセル(21)、及び前記センサセルを加熱するためのヒータ(22)を有し、車両の内燃機関(5)における排気管(7)に配置されるガスセンサ(1)に用いられ、
前記ヒータによる前記センサセルの加熱制御を行うヒータ制御部(61)と、前記排気電極と前記大気電極との間に電圧を印加する電圧印加部(62)と、を有するセンサ制御装置(6)であって、
前記ヒータ制御部は、前記内燃機関の燃焼運転時に、前記センサセルを運転時制御温度(T1)に加熱し、かつ、前記内燃機関の燃焼停止時に、前記センサセルを前記運転時制御温度よりも高い停止時制御温度(T2)に加熱するよう構成されており、
前記電圧印加部は、前記燃焼運転時に、前記排気電極と前記大気電極との間に運転時電圧(V1)を印加し、かつ、前記燃焼停止時に、前記排気電極と前記大気電極との間に前記運転時電圧よりも高い停止時電圧(V2)を印加するよう構成されている、センサ制御装置にある。
排ガス(G)に晒される排気電極(311)及び大気(A)に晒される大気電極(312)が固体電解質体(31)に互いに対向して設けられたセンサセル(21)、及び前記センサセルを加熱するためのヒータ(22)を有し、車両の内燃機関(5)における排気管(7)に配置されるガスセンサ(1)に用いられ、
前記排気電極と前記大気電極との間に電圧を印加する電圧印加部(62)、及び前記燃焼運転時又は前記燃焼停止時において前記センサセルによる検出値の劣化量を検出する劣化検出部(64)を有するセンサ制御装置(6)であって、
前記電圧印加部は、前記内燃機関の燃焼運転時に、前記排気電極と前記大気電極との間に運転時電圧(V1)を印加し、かつ、前記劣化検出部による前記劣化量が所定値以上であることを条件として、前記内燃機関の燃焼停止時に、前記排気電極と前記大気電極との間に前記運転時電圧よりも高い停止時電圧(V2)を印加して、前記大気電極に付着したケイ素の酸化物を還元するよう構成されている、センサ制御装置にある。
前記第1~第4態様のセンサ制御装置においては、ヒータによるセンサセルの加熱制御を行うヒータ制御部に工夫をし、大気電極の被毒の抑制又は大気電極の被毒からの回復を可能にしている。具体的には、ヒータ制御部は、内燃機関の燃焼停止時に、センサセルを、燃焼運転時の運転時制御温度よりも高い停止時制御温度に加熱するよう構成されている。この構成により、シロキサンガス等の被毒ガスをガスセンサ内において酸化させて大気電極へ到達しにくい状態にし、大気電極に絶縁性の被毒膜が形成されることを抑制することができる。
前記第5態様のセンサ制御装置においては、排気電極と大気電極との間に電圧を印加する電圧印加部に工夫をし、大気電極の被毒からの回復を可能にしている。具体的には、電圧印加部は、内燃機関の燃焼停止時に、劣化検出部によるセンサセルによる検出値の劣化量が所定値以上であることを条件として、排気電極と大気電極との間に運転時電圧よりも高い停止時電圧を印加して、大気電極に付着したケイ素の酸化物を還元するよう構成されている。この構成により、シロキサンガス等の被毒ガスが大気電極に付着して形成された被毒膜としてのケイ素の酸化物を還元して、大気電極による酸素のイオン活性化の機能を回復させることができる。
<実施形態1>
本形態のセンサ制御装置6は、図1~図6に示すように、車両の内燃機関としてのエンジン5における排気管7に配置されるガスセンサ1に用いられるものである。ガスセンサ1は、センサセル21と、センサセル21を加熱するためのヒータ22とを有する。センサセル21は、排ガスGに晒される排気電極311と、大気Aに晒される大気電極312と、排気電極311及び大気電極312が互いに対向して設けられた固体電解質体31とを有する。
(ガスセンサ1)
図1及び図5に示すように、ガスセンサ1は、車両のエンジン5の排気管7の取付口71に配置され、排気管7を流れる排ガスGを検出対象ガスとして、検出対象ガスにおける酸素濃度等を検出するために用いられる。ガスセンサ1は、排ガスGにおける酸素濃度、未燃ガス濃度等に基づいて、エンジン5における空燃比を求める空燃比センサ(A/Fセンサ)として用いることができる。空燃比センサは、理論空燃比と比べて空気に対する燃料の割合が多い燃料リッチの状態から、理論空燃比と比べて空気に対する燃料の割合が少ない燃料リーンの状態まで定量的に連続して空燃比を検出することができるものである。また、ガスセンサ1は、空燃比センサ以外にも、酸素濃度を求める種々の用途として用いることができる。
図2~図4に示すように、本形態のセンサ素子2は、排気電極311及び大気電極312が設けられた板状の固体電解質体31に、各絶縁体33A,33B及び発熱体34が積層された積層タイプのものである。センサ素子2には、排気電極311、大気電極312、及び排気電極311と大気電極312との間に挟まれた固体電解質体31の部分によるセンサセル21が形成されている。センサセル21は、長尺形状のセンサ素子2における先端側部分に形成されている。
図2及び図3に示すように、センサセル21を構成する固体電解質体31は、所定の活性温度において、酸化物イオン(O2-)の伝導性を有するものである。固体電解質体31の第1表面301には、排ガスGに晒される排気電極311が設けられており、固体電解質体31の第2表面302には、大気Aに晒される大気電極312が設けられている。排気電極311と大気電極312とは、センサ素子2の長手方向Lの、排ガスGに晒される先端側L1の部位において、固体電解質体31を介して積層方向Dに重なる位置に配置されている。第1絶縁体33Aは、固体電解質体31の第1表面301に積層されており、第2絶縁体33Bは、固体電解質体31の第2表面302に積層されている。
図2及び図3に示すように、固体電解質体31の第1表面301には、第1絶縁体33Aと固体電解質体31とに囲まれたガス室35が隣接して形成されている。ガス室35は、第1絶縁体33Aの長手方向Lの先端側L1の部位において、排気電極311を収容する位置に形成されている。ガス室35は、第1絶縁体33Aと拡散抵抗部(ガス導入部)32と固体電解質体31とによって閉じられた空間部として形成されている。排気管7内を流れる排ガスGは、拡散抵抗部32を通過してガス室35内に導入される。
図2に示すように、本形態の拡散抵抗部32は、ガス室35の長手方向Lの先端側L1に隣接して設けられている。換言すれば、拡散抵抗部32は、センサ素子2の長手方向Lの先端面に形成されている。拡散抵抗部32は、第1絶縁体33Aにおいて、ガス室35の長手方向Lの先端側L1に隣接して開口された導入口内に、酸化アルミニウム等の金属酸化物の多孔質体を配置することによって形成されている。ガス室35に導入される排ガスGの拡散速度(流量)は、排ガスGが拡散抵抗部32における多孔質体の気孔を通過する速度が制限されることによって決定される。
図2~図4に示すように、固体電解質体31の第2表面302には、第2絶縁体33Bと固体電解質体31とに囲まれた大気ダクト36が隣接して形成されている。大気ダクト36は、第2絶縁体33Bにおける、大気電極312を収容する長手方向Lの部位から、センサ素子2の長手方向Lにおける、大気Aに晒される基端位置まで形成されている。センサ素子2の長手方向Lの基端位置には、大気ダクト36の大気導入部としての基端開口部361が形成されている。大気ダクト36は、基端開口部361から固体電解質体31を介してガス室35と積層方向Dに重なる位置まで形成されている。大気ダクト36には、基端開口部361から大気Aが導入される。
図2及び図3に示すように、第1絶縁体33Aは、ガス室35を形成するものであり、第2絶縁体33Bは、大気ダクト36を形成するとともに発熱体34を埋設するものである。第1絶縁体33A及び第2絶縁体33Bは、アルミナ(酸化アルミニウム)等の金属酸化物によって形成されている。各絶縁体33A,33Bは、排ガスG又は大気Aである気体が透過することができない緻密体として形成されており、各絶縁体33A,33Bには、気体が通過することができる気孔がほとんど形成されていない。
図2~図4に示すように、ヒータ22は、第2絶縁体33Bに埋設された発熱体34によって形成されている。なお、発熱体34は、第1絶縁体33Aに埋設されていてもよい。発熱体34は、通電によって発熱する発熱部341と、発熱部341の、長手方向Lの基端側L2に繋がる発熱体リード部342とを有する。発熱部341は、固体電解質体31と各絶縁体33A,33Bとの積層方向Dにおいて、少なくとも一部が排気電極311及び大気電極312に重なる位置に配置されている。
図1に示すように、センサ素子2の長尺方向Lの先端側L1の部位の全周には、排気電極311の被毒物質、排気管7内に生じる凝縮水等を捕獲するための多孔質層37が設けられている。多孔質層37は、アルミナ等の多孔質のセラミックス(金属酸化物)によって形成されている。多孔質層37の気孔率は、拡散抵抗部32の気孔率よりも大きく、多孔質層37を透過することができる排ガスGの流量は、拡散抵抗部32を透過することができる排ガスGの流量よりも多い。
図示は省略するが、センサ素子2は、1つの固体電解質体31を有するものに限られず、2つ以上の固体電解質体31を有するものとしてもよい。固体電解質体31に設けられる電極311,312は、排気電極311及び大気電極312の一対のものだけに限られず、複数組の電極としてもよい。1つ又は複数の固体電解質体31に複数組の電極が設けられている場合には、発熱体34の発熱部341は、複数組の電極に対向する位置に設けることができる。
図1に示すように、ガスセンサ1は、センサ素子2の他に、センサ素子2を保持する第1インシュレータ42、第1インシュレータ42を保持するハウジング41、第1インシュレータ42に連結された第2インシュレータ43、第2インシュレータ43に保持されてセンサ素子2に接触する接点端子44を備える。また、ガスセンサ1は、ハウジング41の先端側L1の部分に装着されてセンサ素子2の先端側部分を覆う素子カバー45A,45B、ハウジング41の後端側L2の部分に装着されて第2インシュレータ43、接点端子44等を覆う大気カバー46A,46B、接点端子44に繋がるリード線48を大気カバー46A,46Bに保持するためのブッシュ47等を備える。
大気電極312を被毒させるおそれがある、大気A中の被毒物質には、車両のエンジンルーム等において発生するシロキサンガス等がある。シロキサンは、ケイ素と酸素を骨格とする化合物であり、有機シロキサン等を形成する。ガスセンサ1が配置された排気管7等の配管の外部における雰囲気ガスには、エンジンルームから流れる大気Aが含まれることが多い。大気電極312の被毒物質とは、大気電極312に付着して、大気電極312の性能を劣化させる性質を有する物質のことをいう。
図1、図2、図5及び図6に示すように、センサ制御装置6は、車両のエンジン5における燃焼運転を制御するエンジン制御装置50と連携してガスセンサ1における電気制御を行うものである。センサ制御装置6は、各種の制御回路、コンピュータ等を用いて構成されている。センサ制御装置6は、エンジン制御装置を構成する各種の制御回路、コンピュータ等に構築されていてもよい。センサ制御装置6には、ヒータ22を構成する発熱体34に通電を行うヒータ制御部61、排気電極311と大気電極312との間に直流電圧を印加する電圧印加部62、大気電極312と排気電極311との間に流れる電流を測定する電流測定部63等が構築されている。エンジン5の空燃比は、電流測定部63による出力電流に基づいて算出される。
ヒータ制御部61は、燃焼停止時におけるセンサセル21の停止時制御温度T2への加熱によって、大気電極312に付着した被毒物質を破壊するよう構成されている。本形態の被毒物質は、ケイ素の酸化物であり、ヒータ制御部61は、センサセル21の停止時制御温度T2への加熱によってケイ素の酸化物に亀裂を生じさせるよう構成されている。
ガスセンサ1のセンサ制御装置6による制御方法について、図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、車両のイグニッションスイッチがオンされたことを受けて、エンジン5の燃焼運転が開始される(ステップS101)。また、このことを受けて、ガスセンサ1及びセンサ制御装置6の制御が開始される(ステップS101)。そして、センサ制御装置6のヒータ制御部61は、センサセル21を運転時制御温度T1に加熱する(ステップS102)。
本形態のセンサ制御装置6においては、ヒータ22によるセンサセル21の加熱制御を行うヒータ制御部61に工夫をし、大気電極312の被毒の抑制又は大気電極312の被毒からの回復を可能にしている。具体的には、ヒータ制御部61は、エンジン5の燃焼停止時に、センサセル21を、燃焼運転時の運転時制御温度T1よりも高い停止時制御温度T2に加熱するよう構成されている。この構成により、シロキサンガス等の被毒ガスを、大気ダクト36内等において熱酸化させて大気電極312へ到達しにくい状態にし、大気電極312に絶縁性の被毒膜が形成されることを抑制することができる。
本形態は、センサ制御装置6における電圧印加部62によって、大気電極312を被毒から回復させる場合について示す。
本形態の電圧印加部62は、図2に示すように、燃焼運転時及び燃焼停止時において、大気電極312をプラス側にして、排気電極311と大気電極312との間に直流電圧を印加するよう構成されている。また、本形態のセンサ制御装置6は、図11に示すように、燃焼運転時又は燃焼停止時においてセンサセル21による検出値の劣化量を検出する劣化検出部64を有する。劣化検出部64は、エンジン5の空燃比が燃料リッチ側になるときを利用して、センサセル21の燃料リッチ側の検出性能の劣化量を検出する。
図12及び図13に示すように、電圧印加部62は、エンジン5の燃焼運転時には、排気電極311と大気電極312との間に運転時電圧V1を印加するよう構成されている。運転時電圧V1は、センサセル21における電圧と電流の関係が限界電流特性を示す電圧以上であって、0.6V以下の範囲内のいずれかの電圧として設定されている。図13においては、空燃比(A/F)が変化する場合の、センサセル21における印加電圧と出力電流との関係による限界電流特性を示す。
図12に示すように、本形態の劣化検出部64は、エンジン5のいずれかの気筒への燃料の供給を停止するフューエルカット運転FCが行われた後の中立化制御時C1において、センサセル21による検出値の劣化量を検出するよう構成されている。フューエルカット運転FCが行われた後には、三元触媒72が配置された排気管7内は、ストイキ状態(理論空燃比の状態)に比べて、酸素の割合が高い状態にある。そして、中立化制御時C1は、フューエルカット運転FCが行われた後の、排気管7内の三元触媒72の配置環境を、ストイキ状態に近くするため、燃料の供給が停止された気筒において、燃料供給量(燃料噴射量)を理論空燃比の場合に比べて過剰にする。このとき、ガスセンサ1によって検出される排ガスGの空燃比は、燃料リッチ側になる。
劣化検出部64は、電圧印加部62によって排気電極311と大気電極312との間に所定の電圧を印加したときに、電流測定部63によって大気電極312と排気電極311との間に流れる電流を測定し、この電圧と電流の関係に基づいて算出されるセンサセル21の電気抵抗値によって、センサセル21による検出値の劣化量を検出してもよい。大気電極312にケイ素の酸化物が付着している量が多いほど、電気抵抗値は高くなると考えられる。そして、電気抵抗値が高いほど劣化量が多いと判定することができる。また、劣化検出部64は、燃焼運転時においてセンサセル21による検出値の劣化量を検出してもよく、燃焼停止時においてセンサセル21による検出値の劣化量を検出してもよい。
図11に示すように、センサ制御装置6は、電圧印加部62によって停止時電圧V2が印加された後に、センサセル21による検出値の劣化量がどれくらい回復しているかを判定する回復判定部65を有していてもよい。回復判定部65は、電圧印加部62によって排気電極311と大気電極312との間に停止時電圧V2が印加されたときの、排気電極311と大気電極312との間の電気抵抗値を検出し、この電気抵抗値に基づいてセンサセル21による検出値の劣化の回復量を判定すればよい。電気抵抗値は、電圧印加部62によって排気電極311と大気電極312との間に停止時電圧V2が印加されたときに、電流測定部63によって大気電極312と排気電極311との間に流れる電流を測定することによって検出すればよい。電気抵抗値を検出するために排気電極311と大気電極312との間に印加する電圧の値は、運転時電圧V1等の適宜大きさとしてもよい。回復判定部65は、燃焼停止時において、劣化の回復量を判定すればよい。
本形態のセンサ制御装置6による制御方法について、図15のフローチャートを参照して説明する。
まず、車両のイグニッションスイッチがオンされたことを受けて、エンジン5の燃焼運転が開始される(ステップS201)。また、このことを受けて、ガスセンサ1及びセンサ制御装置6の制御が開始される(ステップS201)。そして、センサ制御装置6の電圧印加部62は、センサセル21の排気電極311と大気電極312との間に運転時電圧V1を印加し、センサ制御装置6のヒータ制御部61は、センサセル21を運転時制御温度T1に加熱する(ステップS202)。
本形態のセンサ制御装置6においては、排気電極311と大気電極312との間に電圧を印加する電圧印加部62に工夫をし、大気電極312の被毒からの回復を可能にしている。具体的には、電圧印加部62は、エンジン5の燃焼停止時に、劣化検出部64によるセンサセル21による検出値の劣化量が所定値以上であることを条件として、排気電極311と大気電極312との間に運転時電圧V1よりも高い停止時電圧V2を印加して、大気電極312に付着したケイ素の酸化物を還元する。この構成により、シロキサンガス等の被毒ガスが大気電極312に付着して形成された被毒膜としてのケイ素の酸化物を還元して、大気電極312による酸素のイオン活性化の機能を回復させることができる。
本形態は、センサ制御装置6におけるヒータ制御部61及び電圧印加部62を用いて、大気電極312の被毒の抑制又は大気電極312の被毒からの回復を図る場合について示す。
本形態のセンサ制御装置6は、図16に示すように、燃焼停止時において、ヒータ制御部61によってセンサセル21を停止時制御温度T2に加熱するとともに、電圧印加部62によって排気電極311と大気電極312との間に停止時電圧V2を印加するよう構成されている。そして、センサセル21の停止時制御温度T2への加熱及びセンサセル21(電極311,312間)への停止時電圧V2の印加によって、大気電極312に付着したケイ素の酸化物を還元する。
本形態のセンサ制御装置6による制御方法について、図18のフローチャートを参照して説明する。
まず、車両のイグニッションスイッチがオンされたことを受けて、エンジン5の燃焼運転が開始される(ステップS301)。また、このことを受けて、ガスセンサ1及びセンサ制御装置6の制御が開始される(ステップS301)。そして、電圧印加部62は、センサセル21の排気電極311と大気電極312との間に運転時電圧V1を印加し、ヒータ制御部61は、センサセル21を運転時制御温度T1に加熱する(ステップS302)。
本形態のセンサ制御装置6においては、電圧印加部62による停止時電圧V2の印加と、ヒータ制御部61による停止時制御温度T2の加熱とを併用することにより、大気電極312の被毒の抑制及び大気電極312の被毒からの回復を、より効果的に行うことができる。本形態のガスセンサ1及びセンサ制御装置6における、その他の構成、作用効果等については、実施形態1,2のガスセンサ1及びセンサ制御装置6の構成、作用効果等と同様である。また、本形態においても、実施形態1,2に示した符号と同一の符号が示す構成要素は、実施形態1,2の構成要素と同様である。
本形態は、センサ制御装置6におけるヒータ制御部61を用いて、大気電極312の被毒からの回復を図る場合について示す。
本形態のセンサ制御装置6は、図11に示したように、燃焼運転時又は燃焼停止時においてセンサセル21による検出値の劣化量を検出する劣化検出部64を有する。本形態の劣化検出部64は、電圧印加部62によって排気電極311と大気電極312との間に所定の電圧を印加したときに、電流測定部63によって排気電極311と大気電極312との間に流れる電流を測定し、この電圧と電流の関係に基づいて算出される電気抵抗値に基づいて、センサセル21による検出値の劣化量、換言すれば大気電極312の劣化量を検出する。
本形態のセンサ制御装置6による制御方法について、図19のフローチャートを参照して説明する。
まず、車両のイグニッションスイッチがオンされたことを受けて、エンジン5の燃焼運転が開始される(ステップS401)。また、このことを受けて、ガスセンサ1及びセンサ制御装置6の制御が開始される(ステップS401)。そして、電圧印加部62は、センサセル21の排気電極311と大気電極312との間に運転時電圧V1を印加し、ヒータ制御部61は、センサセル21を運転時制御温度T1に加熱する(ステップS402)。
本形態のセンサ制御装置6においては、劣化検出部64が大気電極312の劣化を検出した場合にのみ、センサセル21を停止時制御温度T2に加熱して、大気電極312の劣化を回復させる。これにより、センサセル21の検出値の回復が必要な場合にのみ、センサセル21を、運転時制御温度T1よりも高温である停止時制御温度T2に加熱する。そのため、センサセル21が不必要に高温に加熱されることを防止することができる。
本形態は、センサ制御装置6におけるヒータ制御部61を用いて、大気電極312の被毒からの回復を図る場合について示す。
本形態のセンサ制御装置6は、図20に示すように、エンジン5又はガスセンサ1の使用状況に応じてセンサセル21の劣化度を推定する劣化推定部66を有する。本形態の劣化推定部66は、燃焼停止時にセンサセル21を停止時制御温度T2に加熱した時点からのエンジン5の燃焼停止の回数、ガスセンサ1が搭載された車両の走行距離、及びガスセンサ1及びセンサ制御装置6の使用時間のうちの少なくとも1つに基づいて、センサセル21の劣化度を推定する。
本形態のセンサ制御装置6による制御方法について、図21のフローチャートを参照して説明する。
まず、車両のイグニッションスイッチがオンされたことを受けて、エンジン5の燃焼運転が開始される(ステップS501)。また、このことを受けて、ガスセンサ1及びセンサ制御装置6の制御が開始される(ステップS502)。そして、電圧印加部62は、センサセル21の排気電極311と大気電極312との間に運転時電圧V1を印加し、ヒータ制御部61は、センサセル21を運転時制御温度T1に加熱する(ステップS503)。
本形態のセンサ制御装置6においては、劣化推定部66がセンサセル21の劣化を推定した場合にのみ、センサセル21を停止時制御温度T2に加熱して、大気電極312の劣化を回復させる。これにより、センサセル21の検出値の回復が必要な場合にのみ、センサセル21を、運転時制御温度T1よりも高温である停止時制御温度T2に加熱する。そのため、センサセル21が不必要に高温に加熱されることを防止することができる。
2 センサ素子
21 センサセル
22 ヒータ
31 固体電解質体
311 排気電極
312 大気電極
6 センサ制御装置
61 ヒータ制御部
Claims (7)
- 排ガス(G)に晒される排気電極(311)及び大気(A)に晒される大気電極(312)が固体電解質体(31)に互いに対向して設けられたセンサセル(21)、及び前記センサセルを加熱するためのヒータ(22)を有し、車両の内燃機関(5)における排気管(7)に配置されるガスセンサ(1)に用いられるセンサ制御装置(6)であって、
前記ヒータによる前記センサセルの加熱制御を行い、かつ前記内燃機関の燃焼運転時に、前記センサセルを運転時制御温度(T1)に加熱し、かつ、前記内燃機関の燃焼停止時に、前記センサセルを前記運転時制御温度よりも高い停止時制御温度(T2)に加熱するよう構成されたヒータ制御部(61)と、
前記燃焼運転時又は前記燃焼停止時に前記センサセルを前記停止時制御温度に加熱した時点からの前記内燃機関の燃焼停止の回数、前記ガスセンサが搭載された車両の走行距離、及び前記ガスセンサ及び前記センサ制御装置の使用時間のうちの少なくとも1つに基づいて、前記センサセルの劣化度を推定する劣化推定部(66)と、を有し、
前記ヒータ制御部は、前記劣化推定部による前記劣化度が所定値以上であることを条件として、前記燃焼停止時に前記センサセルを前記停止時制御温度に加熱するよう構成されている、センサ制御装置。 - 排ガス(G)に晒される排気電極(311)及び大気(A)に晒される大気電極(312)が固体電解質体(31)に互いに対向して設けられたセンサセル(21)、及び前記センサセルを加熱するためのヒータ(22)を有し、車両の内燃機関(5)における排気管(7)に配置されるガスセンサ(1)に用いられ、
前記ヒータによる前記センサセルの加熱制御を行うヒータ制御部(61)を有するセンサ制御装置(6)であって、
前記ヒータ制御部は、前記内燃機関の燃焼運転時に、前記センサセルを運転時制御温度(T1)に加熱し、かつ、前記内燃機関の燃焼停止時に、前記センサセルを前記運転時制御温度よりも高い停止時制御温度(T2)に加熱するよう構成されており、
前記ヒータ制御部によって前記燃焼停止時に前記センサセルを前記停止時制御温度に加熱することによって、前記大気電極に付着したケイ素の酸化物に亀裂を生じさせる、センサ制御装置。 - 排ガス(G)に晒される排気電極(311)及び大気(A)に晒される大気電極(312)が固体電解質体(31)に互いに対向して設けられたセンサセル(21)、及び前記センサセルを加熱するためのヒータ(22)を有し、車両の内燃機関(5)における排気管(7)に配置されるガスセンサ(1)に用いられ、
前記ヒータによる前記センサセルの加熱制御を行うヒータ制御部(61)を有するセンサ制御装置(6)であって、
前記ヒータ制御部は、前記内燃機関の燃焼運転時に、前記センサセルを運転時制御温度(T1)に加熱し、かつ、前記内燃機関の燃焼停止時に、前記センサセルを前記運転時制御温度よりも高い停止時制御温度(T2)に加熱するよう構成されており、
前記停止時制御温度は、前記大気電極と前記大気電極に付着したケイ素の酸化物との界面に生じる熱応力が、前記ケイ素の酸化物の単体における引張強さよりも大きくなる温度よりも高く、かつ前記固体電解質体の結晶構造が変化する温度よりも低く設定されている、センサ制御装置。 - 排ガス(G)に晒される排気電極(311)及び大気(A)に晒される大気電極(312)が固体電解質体(31)に互いに対向して設けられたセンサセル(21)、及び前記センサセルを加熱するためのヒータ(22)を有し、車両の内燃機関(5)における排気管(7)に配置されるガスセンサ(1)に用いられ、
前記ヒータによる前記センサセルの加熱制御を行うヒータ制御部(61)と、前記排気電極と前記大気電極との間に電圧を印加する電圧印加部(62)と、を有するセンサ制御装置(6)であって、
前記ヒータ制御部は、前記内燃機関の燃焼運転時に、前記センサセルを運転時制御温度(T1)に加熱し、かつ、前記内燃機関の燃焼停止時に、前記センサセルを前記運転時制御温度よりも高い停止時制御温度(T2)に加熱するよう構成されており、
前記電圧印加部は、前記燃焼運転時に、前記排気電極と前記大気電極との間に運転時電圧(V1)を印加し、かつ、前記燃焼停止時に、前記排気電極と前記大気電極との間に前記運転時電圧よりも高い停止時電圧(V2)を印加するよう構成されている、センサ制御装置。 - 前記ヒータ制御部によって前記燃焼停止時に前記センサセルを前記停止時制御温度に加熱すること、及び前記電圧印加部によって前記燃焼停止時に前記排気電極と前記大気電極との間に前記停止時電圧を印加することによって、前記大気電極に付着したケイ素の酸化物を還元するよう構成されている、請求項4に記載のセンサ制御装置。
- 前記停止時電圧は、前記大気電極に含まれる貴金属の酸化電位よりも高く、かつ前記固体電解質体の還元電圧よりも低く設定されている、請求項4又は5に記載のセンサ制御装置。
- 排ガス(G)に晒される排気電極(311)及び大気(A)に晒される大気電極(312)が固体電解質体(31)に互いに対向して設けられたセンサセル(21)、及び前記センサセルを加熱するためのヒータ(22)を有し、車両の内燃機関(5)における排気管(7)に配置されるガスセンサ(1)に用いられ、
前記排気電極と前記大気電極との間に電圧を印加する電圧印加部(62)、及び前記内燃機関の燃焼運転時又は燃焼停止時において前記センサセルによる検出値の劣化量を検出する劣化検出部(64)を有するセンサ制御装置(6)であって、
前記電圧印加部は、前記燃焼運転時に、前記排気電極と前記大気電極との間に運転時電圧(V1)を印加し、かつ、前記劣化検出部による前記劣化量が所定値以上であることを条件として、前記燃焼停止時に、前記排気電極と前記大気電極との間に前記運転時電圧よりも高い停止時電圧(V2)を印加して、前記大気電極に付着したケイ素の酸化物を還元するよう構成されている、センサ制御装置。
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