JP7244985B2 - 操作装置及び操作システム - Google Patents

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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer

Description

本発明は、操作対象に作用した振動を操作者に伝達する操作装置及び操作システムに関する。
従来、ロボットに作用した振動に基づいて、操作者側の入力装置で振動を発生させることにより、操作者に対しロボットに作用した振動を伝えるシステムが提案されている。このように、操作者側で振動を発生させることによってロボットに作用した振動をロボットの操作者に対し伝達するシステムが特許文献1に開示されている。特許文献1では、振動提示部としてスピーカ、振動素子が挙げられている。スピーカによって操作者に対しロボットに作用した振動が音で伝えられているケースと、振動素子によって操作者に対しロボットに作用した振動がそのまま振動で伝えられているケースとが開示されている。
特開2016-214715号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたシステムでは、ロボットの操作を行う部分とは別の構成のスピーカあるいは振動素子を用いて操作者に対しロボットに作用した振動が伝えられていると考えられる。従って、音、振動を操作者に対し伝えるための構成が操作を行う部分とは別に必要となる。そのため、装置の構成が複雑になり、操作装置が大型化してしまう可能性がある。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、より簡易な構成の操作装置及び操作システムを提供することを目的としている。
本発明の操作装置は、操作対象を操作するために、操作者によって操作指令が入力される入力部と、前記操作対象で検出された振動に基づいた信号を受信し、受信した前記信号に基づいた振動を発生させる振動素子とを備え、前記振動素子によって発生された振動が、前記入力部の少なくとも一部を介して前記操作者に伝達されることを特徴とする。
上記構成の操作装置では、振動素子によって発生された振動が、入力部を介して操作者に伝達されるので、入力部が振動を操作者に伝達するための構成を兼ねることができ、構成を簡易にすることができる。
また、前記入力部は、前記操作指令が入力される際に前記操作者によって把持される把持部と、前記把持部を移動可能に支持するアーム部とを備え、前記アーム部は、前記把持部と前記振動素子との間の位置に設けられ、前記振動素子によって発生された振動が、前記アーム部及び前記把持部を介して前記操作者に伝達されることとされてもよい。
振動素子によって発生された振動が、アーム部及び把持部を介して操作者に伝達されるので、アーム部によって受け止められた振動を操作者に確実に伝達することができる。
また、前記入力部は、前記操作指令が入力される際に前記操作者によって把持される把持部を備え、前記振動素子は、前記把持部に取り付けられていてもよい。
振動素子が把持部に取り付けられているので、振動素子によって発生された振動が把持部に直接的に伝達される。従って、振動を操作者に確実に伝達することができる。
また、前記入力部は、前記把持部を2つ有する把持体を備えていてもよい。
また、前記振動素子は、スピーカであってもよい。
また、前記振動素子は、トランスデューサであってもよい。
また、前記振動素子は、第1のモータであってもよい。
また、前記振動素子は、前記把持部を移動させた後に、前記把持部を所定位置に復帰させるように前記アーム部を移動させるためのトルクを前記アーム部に作用させる、または前記操作者に力覚を提示する、または前記把持部及び前記アーム部を支持する第2のモータであってもよい。
また、本発明の操作システムは、振動を検出し、検出された振動に基づいた信号を発信するセンサ部を有する操作対象と、前記操作対象を操作するために操作者が操作指令を入力する入力部と、前記センサ部からの信号を受信し受信された信号に基づいた振動を発生させる振動素子とを有する操作装置とを備え、前記振動素子によって発生された振動が、前記入力部の少なくとも一部を介して前記操作者に伝達されることを特徴とする。
上記構成の操作システムでは、振動素子によって発生された振動が、入力部を介して操作者に伝達されるので、入力部が振動を操作者に伝達するための構成を兼ねることができ、構成を簡易にすることができる。
また、前記センサ部からの信号を受け取り、受け取った信号を前記振動素子へ送る制御部を備え、前記制御部は、前記センサ部によって発信された信号における特定の周波数帯域のみを通過させるフィルタを有していてもよい。
フィルタが、センサ部によって発信された信号における特定の周波数帯域のみを通過させるので、信号において必要ない部分については除去することができ、信号の必要な部分だけを操作者に伝達することができる。従って、操作者に操作対象についての情報を確実に伝達することができる。
また、前記特定の周波数帯域は、音圧レベルについての閾値を超える周波数帯域であってもよい。
本発明によれば、操作対象に作用した振動を操作者に対し伝達する操作装置を、より簡易な構成にすることができるので、操作装置を小型化することができる。
本発明の第1実施形態に係る操作装置の斜視図である。 図1の操作装置を用いて操作者がロボットを操作している状態について示した斜視図である。 図1の操作装置を斜め下方から見て示した斜視図である。 図1の操作装置におけるスピーカの取り付けられている部分について下方から見て示した平面図である。 図2のロボットの制御系統の構成について示したブロック図である。 図2の操作装置を用いてロボットを操作する操作システムの制御系統の構成について示したブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る操作装置の斜視図である。 (a)は図7のトランスデューサの斜視図であり、(b)は図7のトランスデューサの断面図である。 本発明の第3実施形態に係る操作装置の斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る操作装置の振動素子に伝達される振動についての信号において、抽出する振動についての信号について示したグラフである。
以下、本発明の実施形態に係る操作装置及び操作システムについて、添付図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る操作装置100について示した斜視図である。操作装置100は、操作対象を操作するために、操作者によって操作指令が入力される入力部10と、操作対象で検出された振動に基づいた信号を受信し、受信した信号に基づいた振動を発生させるスピーカ(振動素子)20と、入力部10及びスピーカ20を支持する支持台30とを備えている。
本実施形態では、操作装置100によって操作される操作対象はロボットである。操作対象のロボット200について示した構成図を図2に示す。ここでは、例えば、ロボット200がシート300を保持し、ロボット200がカート400にシート300を取り付ける構成について説明する。
操作対象としてのロボット200は、ロボットアームを有している。ロボットアームは、複数のリンクが接続されて形成されている。ロボットアームでは、リンク同士の間に関節が形成されている。また、ロボットアームには、それぞれの関節に対応してサーボモータが設けられている。
ロボット200は、シート300を保持することが可能に構成されている。ロボット200は、シート300を保持し、ロボット200のアームを移動させることによりシート300をカート400に近接させ、保持したシート300をカート400に取り付ける。その際、操作者が操作装置100を操作することによってロボット200を操作し、シート300をカート400に取り付ける。
また、図2に示されるように、ロボット200は、ロボットアームを移動させることにより、ロボット200が保持したシート300を移動させている。これにより、シート300をカート400に近接させ、結果的にシート300をカート400の取り付け位置に当接させる。こうすることにより、シート300をカート400に取り付けている。
図2では、ロボット200がシート300を保持し、保持したシート300をカート400に取り付けるので、シート300の取り付け作業を行い易いように、操作装置100には、シート300の形状を有するアダプタ500が取り付けられている。操作装置100にシート300の形状を有するアダプタ500が取り付けられているので、操作者はシート300の形状を有するアダプタ500を操作することによって、ロボット200を操作することができる。従って、操作者は、実際にシート300をカート400に取り付けるような動作を行うことによってロボット200を操作することができ、操作者がロボット200の操作を違和感なく容易に行うことができる。
また、図2に示されるように、ロボット200の動作範囲の上方には、カメラ600が取り付けられている。ロボット200が作業を行う間に、カメラ600によってロボット200の周囲を撮影することができる。これにより、操作者が、カメラ600によって撮影された画像を通してロボット200の周囲を見ながら操作することができる。ロボット200を操作する際には、ロボット200の動作を肉眼で確認することなく遠隔操作によってロボット200を操作する場合がある。このように、ロボット200を遠隔操作によって操作する場合には、カメラによって撮影された画像を操作者が見て、操作者がロボット200の周囲を確認しながら、ロボット200による作業が行われる場合がある。
次に、操作装置100の構成について説明する。
入力部10は、操作指令が入力される際に操作者によって把持される把持部11と、把持部11を移動可能に支持するアーム部12と、モータ14とを備えている。
把持部11は、操作者が把持し易いように、操作者が把持部11を握って把持することが可能に形成されている。操作者が把持部11を握って把持した状態で、操作者が、把持部11を移動させることによりロボット200を移動させ、ロボット200を操作する。
把持部11は、支持部13によって支持されている。また、把持部11は、円筒状の接続部13cを介して、支持部13に接続されている。支持部13は、アーム部12によって移動可能に支持されている。アーム部12は、モータ14に接続されている。また、アーム部12は、把持部11とスピーカ20との間の位置に設けられている。
アーム部12は、それぞれ関節12aを有し、関節12aを中心に屈曲することが可能に形成されている。従って、アーム部12は、把持部側アーム部12bと、モータ側アーム部12cとが、関節12aによって屈曲可能に接続されている。
また、入力部10は、モータ14を備えている。モータ14は、支持台30によって支持されている。モータ14は、把持部11を移動させた後に、把持部11を所定位置に復帰させるようにアーム部12を移動させるためのトルクをアーム部12に作用させる。本実施形態では、モータ14は、6つ設けられている。6つのモータ14は、2つのモータ14によって1つの辺が構成され、支持台30上に三角形状に並べられて配置されている。また、モータと同軸の位置に、エンコーダが配置されている。エンコーダは、それぞれのアーム部12における回転軸の変位を検知することが可能なように、6つのアーム部12に対応して、6つのエンコーダが配置されている。
また、1つのモータ14につき、1つのアーム部12が設けられている。本実施形態では、操作装置100に6つのモータ14が設けられているので、操作装置100に6つのアーム部12が設けられている。
本実施形態では、6つのモータ14は、2つのモータ14が1辺を構成し、支持台30上に三角形状に配置されている。三角形状に並べられた6つのモータ14のうち、1辺を構成する2つのモータ14には、それぞれ1つずつ計2つのアーム部12が設けられている。従って、三角形を形成する6つのモータ14のうち、1辺を構成する2つのモータ14には、2つのアーム部12が設けられている。
6つのモータ14によって形成された三角形のうちの1辺を構成する2つのモータ14のそれぞれが有するアーム部12によって、支持部13を囲む3つの辺のうちの1つの辺13aが挟まれている。支持部13の辺13aには、軸13bが支持部13の内部を通って配置されている。軸13bが、辺13aを挟む2つの把持部側アーム部12bによって両端部を回転可能に保持されている。これにより、支持部13が、軸13bを中心に回転可能に軸支されている。
加えて、軸13bは、2つの把持部側アーム部12bによって両端部が保持されている。把持部側アーム部12bは、軸13bの中心軸を含む互いに直交する3軸の周りに回転可能に軸13bを保持している。これにより、支持部13が、軸13bの中心軸を含む互いに直交する3軸の周りに回転可能に支持されている。このように、支持部13は、2つの把持部側アーム部12bによって、軸13bの中心軸を含む互いに直交する3軸の周りに回転可能に支持されている。
支持部13における辺13aと軸13bの構成については、支持部13の3つの辺について同様である。
スピーカ20は、支持台30の支持板31における、入力部10が取り付けられた側とは逆側の位置に取り付けられている。図3に、操作装置100について斜め下方の位置から見た斜視図を示す。また、図4に、操作装置100について下方から見た平面図を示す。
スピーカ20が振動を発生させることによって、操作装置100内で振動を発生させることができる。本実施形態では、スピーカ20が、振動を発生させる振動素子として機能する。
次に、ロボット200の動作を制御する制御部210について説明する。図5は、ロボット200の制御系統の構成例を概略的に示すブロック図である。
図5に示されるように、制御部210は、演算部210aと、記憶部210bと、サーボ制御部210cとを含む。
制御部210は、例えばマイクロコントローラ等のコンピュータを備えたロボットコントローラである。なお、制御部210は、集中制御する単独の制御部210によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御部210によって構成されていてもよい。
記憶部210bには、ロボットコントローラとしての基本プログラム、各種固定データ等の情報が記憶されている。演算部210aは、記憶部210bに記憶された基本プログラム等のソフトウェアを読み出して実行することにより、ロボット200の各種動作を制御する。すなわち、演算部210aは、ロボット200の制御指令を生成し、これをサーボ制御部210cに出力する。
サーボ制御部210cは、演算部210aにより生成された制御指令に基づいて、ロボット200のロボットアームのそれぞれの関節に対応するサーボモータの駆動を制御するように構成されている。
次に、操作装置100によってロボット200を操作するロボットシステムの制御系統について説明する。図6は、操作装置100によってロボット200を操作するロボットシステムの制御系統の構成例を概略的に示すブロック図である。
制御部210は、操作装置100から入力されるロボット200を操作するための操作指令の信号を受信する。
制御部210は、操作装置100から受信した入力信号に基づいて動作するようにロボットアーム220を制御する。
制御部210は、センサ部230から送信された入力信号を受信する。センサ部230が振動を検出し、検出された振動に基づいた信号を制御部210へ送信する。制御部210は、センサ部230から送信された信号を受信する。
また、制御部210は、センサ部230から受け取った信号に基づき、スピーカ20に信号を送信する。スピーカ20は、受け取った信号に基づいて、スピーカ20で振動を発生させる。これにより、センサ部230で検出された振動に基づいた振動を操作装置100の操作者に伝達する。
また、制御部210は、その他の信号を受信することとしてもよい。例えば、ロボット200には図示しない他のセンサが設けられ、他のセンサからの信号を受信することとしてもよい。また、制御部210は、他の信号を送信することとしてもよい。
次に、操作装置100によってロボット200を操作する際の動作について説明する。操作装置100によってロボット200を操作する際には、操作装置100の入力部10における把持部11を操作者が把持する。操作者が把持部11を把持した状態で、ロボットを移動させたい方向に合わせて把持部11を移動させる。
操作者が把持部11を移動させると、把持部11を支持する支持部13が、把持部11の移動に伴って移動する。また、支持部13の移動により、支持部13に接続されている把持部側アーム部12bが移動し、アーム部12が移動する。
アーム部12が移動すると、それに応じてエンコーダの回転軸が回転する。このとき、それぞれのエンコーダにおいて、回転軸の変位が検知される。そのため、回転軸の変位に応じた信号を生成することができる。把持部11を介した操作者からの入力に応じた信号を生成し、制御部210に向けて送信することができる。このように、入力部10は、把持部11の位置、姿勢に応じた回転軸の変位を検出するエンコーダを備えている。
把持部11を移動させることによりロボット200におけるロボットアームの移動を入力した後には、把持部11が所定の原点位置に復帰する。本実施形態では、モータ14によりトルクをアーム部12に作用させることでアーム部12を所定の原点位置に移動させる。このように、モータ14は、把持部11を移動させた後に、把持部11を原点位置に復帰させるようにアーム部12を移動させるためのトルクをアーム部12に作用させる。
また、モータ14は、操作者が操作対象について操作する際に、操作者に力覚を提示する機能を有している。操作者が操作対象について操作しているときに、操作対象が物と接触した場合、モータ14によって操作者に対し抵抗を与えることにより、操作者が力覚を感知することができる。これにより、操作対象についての情報をより確実に検知することができる。また、モータ14は、操作対象に負荷がかけられたときに、操作者にその負荷についての力覚を提示することができる。また、モータ14は、把持部11及びアーム部12を支持する機能を有している。モータ14が把持部11及びアーム部12を支持することにより、把持部11及びアーム部12が所定位置に位置することができる。
特に、本実施形態では、支持部13は、3つの辺に設けられたそれぞれの軸13bを中心に回転することが可能に構成されていると共に、2つの把持部側アーム部12bによって、軸13bの中心軸を含む互いに直交する3軸の周りに回転可能に支持されている。従って、把持部11を傾けることによって、支持部13を傾けることが可能に構成されている。このように、把持部11が傾くことで姿勢を変えることができるので、ロボット200の姿勢が変化するようにロボット200を操作することができる。
次に、ロボット200側で振動が生じたときのロボット200及び操作装置100の動作について説明する。
ロボット200側で振動が生じると、ロボット200に取り付けられたセンサ部230によってその振動が検出される。センサ部230は、例えば、図2に示されるロボット200におけるロボットアームの先端部に取り付けられる。本実施形態では、センサ部230として集音マイクが用いられる。また、センサ部として、集音マイクにアンプが取り付けられたアンプ付き集音マイクが用いられてもよい。
なお、センサ部230は、ロボットアームの先端部に取り付けられる構成に限定されない。センサ部は、ロボット200の他の位置に取り付けられてもよい。ロボット200に振動が作用したときに、その振動について検出することができるのであれば、センサ部230はどのような位置に取り付けられてもよい。
ロボット200に取り付けられたセンサ部230によって、ロボット200に作用した振動が検出されると、センサ部230で検出された振動に基づいた信号が生成され、生成された信号が制御部210に送信される。制御部210がセンサ部230からの信号を受け取ると、制御部210で、信号の増幅、フィルタリング等が行われ、信号がスピーカ20に向けて発信される。スピーカ20に信号が送信されると、スピーカ20が信号に応じた振動を発生させる。このとき、スピーカ20が振動を発生させる振動素子として機能する。
このとき、スピーカ20は、支持台30の支持板31における、入力部10の取り付けられた側とは逆側の位置に取り付けられているので、スピーカ20で発生した振動は、入力部10を介して、ロボット200の操作者の把持部11を把持した手に直接的に伝えられる。つまり、スピーカ20で発生した振動が、支持台30、モータ14、アーム部12、支持部13及び把持部11を介して、把持部11を把持した操作者に振動が直接的に伝えられる。
スピーカ20で発生した振動が、把持部11を把持した操作者に直接的に伝えられるので、ロボット200に振動が作用したときに、ロボット200で振動が生じたことを操作者が確実に認識することができる。例えば、操作者に伝達された振動が操作装置100以外の多くの構成を介して伝達されることで振動のエネルギーが他の位置に拡散され操作者へ伝達されるべき振動が小さくなってしまうことを抑えることができる。これにより、操作者が振動に気づかないまま作業を続行してしまうことを抑えることができる。本実施形態では、スピーカ20で発生した振動が操作装置100の構成を介して操作者に直接的に伝達されることにより、操作者が確実に振動を感知することができる。このように、ロボット200で生じた振動をより確実に認識することができるので、ロボット200に関する情報をより確実に認識することができる。
例えば、ロボット200がカート400と接触したときに、ロボット200とカート400との間の接触によって生じる振動が、操作装置100の把持部11を把持した操作者に伝達される。従って、操作装置100の把持部11を把持した操作者は、ロボット200がカート400に接触したことを確実に認識することができる。
操作者に伝えられる振動としては、操作者の触覚によって感知されるものであってもよいし、操作者の聴覚によって感知されるものであってもよい。つまり、操作者に対し、振動が操作者の感覚を通して伝達されるものであってもよく、また、振動が音声を通して伝達されるものであってもよい。
また、本実施形態では、スピーカ20と操作者が把持する把持部11との間に、入力部10の一部が配置されている。従って、スピーカ20によって発生された振動が、入力部10の少なくとも一部を介して操作者に伝達される。操作装置100の入力部10の一部を介して把持部11を把持する操作者に対し振動が伝えられるので、操作者に対し振動を伝達するための構成を新たに設ける必要がない。そのため、操作装置100の構成を簡易にすることができる。操作装置100の構成を簡易にすることにより、操作装置100を小型化することができる。また、操作装置100の製造コストを少なく抑えることができる。
本実施形態では、操作装置100の入力部10には、把持部11を移動可能に支持するアーム部12が設けられている。アーム部12は、把持部11とスピーカ20との間の位置に設けられているので、スピーカ20によって発生された振動が、アーム部12及び把持部11を介して操作者に伝達される。
本実施形態では、アーム部12は、細長い管状に形成されている。また、アーム部12は、中央に配置された把持部11の直下の位置でモータ14に接続されたモータ側アーム部12cが、モータ14から外側へ放射状に配置され、関節12aを挟んで把持部側アーム部12bが、把持部11に向けて延びるように配置されている。そのため、スピーカ20で振動が生じたときに、アーム部12が振動を拾い易い形状を有している。これにより、アーム部12を介して振動が把持部11に伝えられ易い。従って、スピーカ20で発生した振動をより確実に操作者に伝達することができる。
また、本実施形態では、6つのモータ14が支持台30上に配置され、それぞれのモータ14に対応して6つのアーム部12がモータ14に取り付けられている。本実施形態では、6つのアーム部12は、2つのアーム部12ごとに3つに分けられて配置されている。3組のアーム部12は、支持台30上で、およそ120度ごとに並べられて配置されている。そのため、3組のアーム部12が、把持部11の周囲を均等に囲むように配置されている。アーム部12がこのように配置されていることにより、アーム部12が、スピーカ20で発せられた振動を、より拾い易い形状を有している。従って、スピーカ20によって発生された振動を操作者に対しより確実に伝達することができる。
なお、スピーカ20には、スピーカ20に送信された信号を増幅させるアンプが設けられていてもよい。制御部210からスピーカ20に伝達された信号がスピーカ20に設けられたスピーカ20側のアンプによって信号が増幅されてもよい。
また、上記実施形態では、ロボット200に振動が作用すると、センサ部230によって検出された振動に基づいた信号が制御部210に送信されることとしたが、本発明は上記実施形態に限定されない。検出された振動に基づいた信号が、制御部を経由せずに、振動素子に伝達されてもよい。つまり、センサ部230によって検出された振動に基づいた信号が、制御部210に送信されずに、スピーカ20に直接送信されてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る操作装置100aについて説明する。なお、上記第1実施形態と同様に構成される部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第1実施形態では、操作装置100側で操作者に伝達する振動を発生させる振動素子として、スピーカ20を用いる構成について説明した。第2実施形態では、操作装置100a側で操作者に伝達する振動を発生させる振動素子として、トランスデューサ21が用いられる。第2実施形態で用いられるトランスデューサ21は、電気信号を振動に変換する形式のトランスデューサである。
図7に、第2実施形態における操作装置100aの斜視図を示す。第2実施形態では、トランスデューサ21が、支持台30における入力部10の取り付けられた側に配置されている。
トランスデューサ21の構成について説明する。図8(a)に、トランスデューサ21についての斜視図を示し、図8(b)に、トランスデューサ21についての断面図を示す。
トランスデューサ21は、磁気回路211と、ボビン212と、ボイスコイル213と、サスペンション214とを有する。磁気回路211は、主に、磁石(磁界発生手段)215とインナーヨーク216とアウターヨーク217とで構成される。ボビン212は、円筒状である。サスペンション214は、アウターヨーク217がトランスデューサ21における所定位置に配置されるように、ボビン212とアウターヨーク217との間を接続している。サスペンション214によってボビン212とアウターヨーク217とが接続された状態で、ボビン212に対しアウターヨーク217が近接、離間する方向に移動可能に構成されている。ボビン212の先端には、円環部材218が設けられている。トランスデューサ21が操作装置100aに取り付けられる際には、円環部材218の先端部が操作装置100aの支持台30における入力部10の取り付けられた側に取り付けられる。トランスデューサ21は、磁石215による磁界の内部でボイスコイル213に電流を流すことによって、ボイスコイル213が振動を発生させることが可能に構成されている。
このような構造を有するトランスデューサ21において、ボイスコイル213に電流が流れると、ボイスコイル213が振動を発生させることによってアウターヨーク217が振動する。このとき、アウターヨーク217は、ボビン212に対し近接、離間する方向に振動する。アウターヨーク217の振動は、円環部材218を介して操作装置100aに伝達される。従って、ボイスコイル213による振動が、ボビン212及び円環部材218を介して操作装置100aの入力部10に伝達される。このようなトランスデューサ21を例えば図1に示すスピーカ20と同じ態様で操作装置100aに取り付けて用いることにより、操作装置100aを介して操作者に振動を伝達することが可能になる。
トランスデューサは、一般に、スピーカよりも小型の構成を有している。そのため、第2実施形態では、トランスデューサ21が、支持台30上におけるモータ14同士の隙間のスペースに配置されている。第1実施形態で図3、4に示されるスピーカ20の大きさだとモータ14同士の隙間のスペースに配置することは難しいが、小型のトランスデューサ21を用いれば、モータ14同士の隙間のスペースに配置することができる。そのため、トランスデューサ21が、支持台30における入力部10の取り付けられた側の位置に取り付けられることが可能である。
この構成を有する操作装置100aを使用して操作者がロボット200を操作しているときにロボット200に対し振動が作用すると、センサ部230によって振動が検出され、検出された振動に基づいた信号が生成されて信号が制御部210に送信される。制御部210がセンサ部230からの信号を受け取ると、操作装置100a側のトランスデューサ21に向けて信号が発信される。トランスデューサ21が信号を受信すると、トランスデューサ21が信号に応じた振動を発生させる。このとき、トランスデューサ21が振動を発生させる振動素子として機能する。
トランスデューサ21が支持台30における入力部10の取り付けられた側に取り付けられているので、トランスデューサ21が把持部11により近い位置で振動を発生させることができる。従って、トランスデューサ21によって発生された振動が、把持部11を把持した操作者によって、より確実に認識される。
また、トランスデューサ21が支持台30における入力部10の取り付けられた側に取り付けられているので、トランスデューサ21の後ろ側に発せられる振動は、支持台30、アーム部12を通じて把持部11に向けて伝達される。また、トランスデューサ21の前方に向けて発せられた振動は、アーム部12を通じて把持部11に向けて伝達される、あるいは、把持部11に向けて直接伝達される。従って、トランスデューサ21で発せられた振動をより効率的に操作者に伝達することができる。
ロボット200側に作用した振動をより確実に認識することができるので、ロボット200に関する情報をより確実に取得することができる。また、振動素子の構成を小さくすることができるので、操作装置100aの構成を小型化することができる。また、モータ14同士の隙間のスペースを有効に用いることができるので、操作装置100aの構成をさらに小型化することができる。
なお、上記第2実施形態では、トランスデューサ21が支持台30における入力部10の取り付けられた側に配置されている形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。トランスデューサ21は、第1実施形態のスピーカ20と同様に、支持台30の支持板31における入力部10の取り付けられた側とは反対側の面に取り付けられてもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る操作装置100bについて説明する。なお、上記第1実施形態及び第2実施形態と同様に構成される部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第3実施形態では、操作装置100b側で操作者に伝達する振動を発生させる振動素子として、モータが用いられる。
図9に、第3実施形態における操作装置100bの斜視図を示す。第3実施形態における入力部10aでは、支持部13上に、ロボット200に操作指令を入力するために操作者が把持する把持体15が設けられている。
把持体15は、操作者が手によって把持する把持部(把握部)15aを備えている。本実施形態では、操作者が両手で操作装置100bを操作し、それぞれの手で把持部15aを把持できるように、2つの把持部15aが設けられている。把持体15は、2つの把持部15a同士の間で高さを変えることにより傾けることが可能である。従って、把持体15を容易に傾けることができ、操作対象を傾ける操作を容易に行うことができる。そのため、把持体15を用いることで、操作対象についての操作をより容易に行うことができる。これにより、操作装置100bの操作性を向上させることができる。把持部15aは、それぞれ円筒状に形成されている。本実施形態では、把持部15aは、把持体15の両端部に取り付けられている。
把持部15aにおける中心軸の延びる方向についての中央部付近には、径が他の部分よりも大きく形成された拡径部15bが設けられている。拡径部15bは、把持部15aにおける他の部分よりも径の大きい円筒状に形成されている。本実施形態では、操作者が把持部15aを把持する際に、手によって把持し易いように、把持部15aに拡径部15bが設けられている。
両端部に設けられた把持部15a同士の間には、把持部15aを互いに接続する接続部材15cが設けられている。接続部材15cは、把持部15aにおける両方の端部同士を接続するように、2つ設けられている。接続部材15cにおける、把持部15aの間の中央付近には、接続部材15c同士を接続する梁部材15dが設けられている。梁部材15dは、接続部13cに取り付けられ、これによって把持体15が支持部13によって支持される。把持体15は、梁部材15dを中心に回転移動することにより、2つの把持部15a同士の間で高さを変えることができる。
本実施形態では、把持部15aの内部には、モータ(第1のモータ)22が配置されている。
このように構成された操作装置100bを使用して操作者がロボット200を操作しているときにロボット200に対し振動が作用すると、ロボット200に取り付けられたセンサ部230によってその振動が検出される。センサ部230によって振動が検出され、検出された振動に基づいた信号が生成されて制御部210に送信される。制御部210がセンサ部230からの信号を受け取ると、信号がレベル変換回路を通る。
信号がレベル変換回路で調整されると、操作装置100b側のモータ22に向けて発生させる振動に応じた信号が発信される。モータ22が信号を受信すると、モータ22が信号に応じて振動を発生させる。
本実施形態では、把持部15aにおける拡径部15bの内部にモータ22が配置されているので、操作者の手に近い位置でモータ22がロボット200に作用した振動に応じた振動を発生させる。操作者の手に近い位置でモータ22が振動を発生させるので、操作者は振動を確実に感知することができる。従って、ロボット200に作用した振動についての情報を操作者に確実に伝達することができる。
また、モータ22が把持部15aの内部に設けられているので、操作装置100bを小型化することができる。
また、本実施形態では、2つの把持部15aを備えた把持体15にモータ22が配置される形態について説明した。しかしながら本発明は上記実施形態に限定されず、モータ22は、第1実施形態及び第2実施形態で説明した操作装置に設置されてもよい。その際、モータ22は、把持部11に設けられてもよいし、その他の位置に設けられてもよい。例えば、スピーカ20と同様に、支持台30の支持板31における入力部10の配置されている側とは逆側の位置に設けられてもよいし、トランスデューサ21と同様に、支持台30における入力部10の配置されている側と同じ側の位置に設けられてもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る操作装置について説明する。なお、上記第1実施形態ないし第3実施形態と同様に構成される部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第4実施形態では、第3実施形態と同様に、把持部15aの内部にモータ(回転駆動部)22が配置されている。また、第4実施形態では、モータ22の回転軸(出力軸)に、偏心した状態のおもり(偏心部材)が取り付けられる。おもりは、把持部15aの内部に設けられており、把持部15aの内部で回転可能なように、モータ22の回転軸に取り付けられている。本実施形態では、把持部15aにおける拡径部15bの内部に、おもりが収容されている。おもりは、拡径部15bの内部で回転可能に、モータ22の回転軸に取り付けられている。
この構成を有する操作装置を使用して操作者がロボット200を操作しているときに、センサ部230によって振動が検出されると、検出された振動に基づいた信号が生成されて制御部210に送信される。制御部210がセンサ部230からの信号を受け取ると、信号が操作装置側のモータ22に向けて発信される。モータ22が信号を受信すると、モータ22が信号に応じた振動を発生させる。このとき、モータ22及び偏心したおもりが振動を発生させる振動素子として機能する。
モータ22の回転軸に偏心したおもりが取り付けられているので、モータ22の回転によってロボット200に作用した振動に応じた振動を発生させる際に、より大きな振動を発生させることができる。従って、モータ22によって振動が発生されたときに、操作者が発生した振動をより確実に感知することができる。
また、第4実施形態では、振動は、把持部15aにおける拡径部15bで発生する。操作者は、把持部15aにおける拡径部15bを把持した手のひらで振動を感知する。従って、発生した振動を、より直接的に感知することができる。従って、ロボット200に作用した振動についての情報を操作者により確実に伝達することができる。
なお、本実施形態では、把持体15にモータ22及びおもりが配置される形態について説明した。しかしながら本発明は上記実施形態に限定されず、モータ22及びおもりは、第1実施形態及び第2実施形態で説明した操作装置に設置されてもよい。その際、モータ22及びおもりは、把持部11に設けられてもよいし、その他の位置に設けられてもよい。例えば、スピーカ20と同様に、支持台30の支持板31における入力部10の配置されている側とは逆側の位置に設けられてもよいし、トランスデューサ21と同様に、支持台30における入力部10の配置されている側と同じ側の位置に設けられてもよい。
また、上記実施形態では、モータに偏心したおもりが取り付けられる構成について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。交流モータに偏心したおもりが取り付けられる構成が用いられてもよい。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係る操作装置について説明する。なお、上記第1実施形態ないし第4実施形態と同様に構成される部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
上記第3実施形態及び第4実施形態では、操作装置側で振動を発生させる振動素子として用いられるモータ22が、把持体15における把持部15aの内部に取り付けられた構成について説明した。第5実施形態では、第1実施形態ないし第4実施形態における操作装置の入力部10において、支持台30上に配置されているモータ14が、操作装置側で振動を発生させるように構成されている。モータ14の回転により、ロボット200に作用した振動に応じた振動が、操作装置側で発生される。このとき、モータ(第2のモータ)14が、振動を発生させる振動素子として機能する。
本実施形態では、モータ14は、把持体15を移動させた後に、把持体15を所定位置に復帰させるようにアーム部12を移動させるためのトルクをアーム部12に作用させている。従って、アーム部12を移動させるためのトルクをアーム部12に作用させるモータ14が、振動を発生させる振動素子として機能する。
このように、入力部10を構成するモータ14が、操作装置側で振動を発生させる振動素子として機能する。モータ14が操作装置側で振動を発生させる振動素子として機能するので、操作装置側で振動を発生させるために新たな構成を設ける必要がない。従って、操作装置の構成を簡易にすることができる。操作装置100dの構成を簡易にすることができるので、操作装置の製造コストを少なく抑えることができる。また、操作装置を小型化することができる。
なお、上記実施形態では、モータ14は、把持体15を所定位置に復帰させるようにアーム部12を移動させるためのトルクをアーム部12に作用させている形態について説明した。しかしながら、本発明は上記実施形態に限定されず、モータ14は、操作対象に負荷がかけられたときに、操作者にその負荷についての力覚を提示するためのものであってもよい。また、モータ14は、把持部11及びアーム部12を支持するためのものであってもよい。また、モータ14は、上記の機能のうち複数の機能を有していてもよい。
また、本実施形態では、把持体15を用いた操作装置でモータ14が振動を発生させる振動素子として機能する形態について説明した。しかしながら本発明は上記実施形態に限定されず、振動素子として機能するモータ14は、第1実施形態及び第2実施形態で説明した操作装置に設置されてもよい。つまり、把持部11を移動させた後に、把持部11を所定の原点位置に復帰させるようにアーム部12を移動させるためのトルクをアーム部12に作用させるモータ14が、振動素子として機能するように構成されてもよい。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態に係る操作装置について説明する。なお、上記第1実施形態ないし第5実施形態と同様に構成される部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第6実施形態では、制御部210が、センサ部230によって発信された信号における特定の周波数帯域のみを通過させるフィルタを有している。本実施形態では、フィルタは、信号における音圧レベルについての閾値を超える周波数帯域のみを通過させている。
第6実施形態の操作装置を用いてロボット200の操作を行う操作システムについて説明する。
ロボット200に振動が作用すると、振動がロボット200のセンサ部230によって検出される。センサ部230によって検出された振動の信号が制御部210に伝達される。すなわち、センサ部230は、振動を検出し、検出された振動に基づいた信号を制御部210へ送信する。制御部210は、センサ部230から送信された信号を受信する。
制御部210は、ロボット200側のセンサ部230からの信号を受け取り、受け取った信号を操作装置側の振動素子へ送る。その際、制御部210は、センサ部230から受け取った信号をフィルタに通す。ここでは、操作装置側で振動を発生させる振動素子に信号を伝達する前に、フィルタに信号を通す。
制御部210がセンサ部230から受け取った信号をフィルタに通すと、フィルタが、センサ部230によって発信された信号における操作者に感知させたい特定の周波数帯域のみを通過させることができる。さらに、フィルタは、センサ部230によって発信された信号における音圧レベルについての閾値を超える周波数帯域のみを通過させる。これにより、ロボット200側のセンサ部230から受け取った信号のうち、必要な信号のみが抽出される。すなわち、操作に関係ない周囲のノイズなどを除去することができる。このように、制御部210は、センサ部230によって発信された信号における所定の部分のみを抽出するためのフィルタを有している。
フィルタを通された信号は、操作装置側で振動を発生させる振動素子に伝達される。これにより、センサ部230によって発信された信号のうち、音圧レベルについての閾値を超える周波数帯域のみが振動素子に伝達される。振動素子は、抽出された信号によって振動される。こうすることにより、ロボット200側で発生した振動のうち、抽出された成分の振動のみ操作装置側に伝達することができる。
振動素子は、受け取った信号に基づいて振動を発生させ、センサ部230で検出された振動に基づいた振動を操作装置の操作者に伝達する。
図10(a)、(b)に、ロボット200側で発生した振動に基づいた信号のうち、フィルタを用いて抽出し、振動素子に向けて送信する信号の周波数部分についてのグラフを示す。図10(a)、(b)に示されるグラフでは、縦軸が音圧レベル(dB)を示し、横軸が周波数(Hz)を示している。
図10(a)、(b)に示されるグラフでは、抽出される周波数部分の振動について、黒塗りにされている。図10(a)に示されるグラフでは、音圧レベルが0以上となっている部分を有する部分のみ抽出されている。また、図10(b)に示されるグラフも同様に、音圧レベルが0以上となっている成分を有する周波数帯域のみ抽出されている。
図10(a)、(b)に示されるように、音圧レベルが0以上となった、一定以上の音圧レベルを有する周波数成分のみ抽出され、抽出された周波数成分のみ振動素子に伝達される。振動素子には、抽出された周波数成分のみの信号が伝達され、抽出された周波数成分のみの信号によって振動される。
本実施形態では、抽出された振動のみを操作者に伝達することができるので、例えば、ロボット200に作用した振動のうち、閾値を超える音圧レベルを有する振動のみを強調して操作者に伝達することができる。これにより、操作者にロボット200についての情報をより確実に伝達することができる。
例えば、ロボット200が工場内に配置されている場合には、工場内に様々な音が生じている。従って、ロボット200に取り付けられたセンサ部230が、ロボット200に作用した振動以外の振動についても拾ってしまう可能性がある。これが操作者に伝達されることにより、操作者に対しロボット200に関係ない音についても伝達してしまい、操作者がロボット200の周囲の環境について情報を正確に把握できない可能性がある。
そのため、本実施形態では、フィルタを用い、抽出された信号のみを振動素子に伝達している。これにより、操作者は、ロボット200の周囲の環境についての情報をより正確に把握することができる。
なお、上記実施形態では、フィルタを用いて、センサ部230によって発信された信号における音圧レベルについての閾値を超える周波数帯域のみが操作者に伝達される。これにより、ロボット200側のセンサ部230から受け取った信号のうち、抽出された信号のみが操作者に伝達される。しかしながら、本発明はこれに限定されず、他の方法を用いてロボット200側のセンサ部230から受け取った信号のうち、必要な信号のみを抽出することとしてもよい。
例えば、ロボット200の周囲に、センサ部230とは別に集音マイクを設置してもよい。これにより、センサ部230とは別に設けられた集音マイクによって検出された、ロボット200の周囲の音についての信号が生成される。センサ部230からの信号と別の集音マイクからの信号とが比較され、センサ部230から受け取った信号のうち、センサ部230とは別に設けられた集音マイクによって検出された音による信号と同じ成分の信号が除去される。従って、ロボット200の周囲で生じた音が打ち消される。こうすることにより、制御部210がロボット200の周囲で生じた音を打消し、必要な音のみを抽出することができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、操作装置側で振動を発生させる振動素子として、スピーカ、直流モータ、電気信号を発生させるためのモータ等が用いられているが、本発明は上記実施形態に限定されない。操作装置の操作対象に振動が作用したときに、操作装置側でその振動に基づいた振動を発生させることができるのであれば、振動素子は、他のものであってもよい。
また、上記実施形態では、操作装置による操作対象をロボットとしたが、本発明は上記実施形態に限定されない。操作対象はロボット以外のものであってもよい。操作装置を用いて操作対象を操作するものであれば、操作対象は他のものでもよい。
10 入力部
20 スピーカ
100 操作装置

Claims (3)

  1. 振動を検出し、検出された振動に基づいた信号を発信するセンサ部を有する操作対象と、
    前記操作対象を操作するために操作者が操作指令を入力する入力部と、前記操作対象側で検出された振動に基づいた前記センサ部からの信号を受信し受信された信号に基づいた振動を発生させる振動素子とを有する操作装置とを備え、
    前記振動素子によって発生された振動が、前記入力部の少なくとも一部を介して前記操作者に伝達され、
    前記センサ部からの信号を受け取り、受け取った信号を前記振動素子へ送ると共に、前記入力部からの前記操作指令に基づいた入力信号を受信して前記操作対象を制御する制御部をさらに備え、
    前記操作対象は、ロボットであり、
    前記ロボットは、ロボットアームを有し、
    前記センサ部は、前記ロボットアームの先端部に取り付けられ、
    前記入力部は、把持体を備え、
    前記把持体には、前記操作指令が入力される際に前記操作者の手で把持するための箇所が2箇所あり、
    前記振動素子は、前記把持体に取り付けられ、
    前記入力部は、前記操作者が両手で2箇所の前記把持するための箇所を把持して1つの前記操作指令を入力するように構成されることを特徴とする操作システム。
  2. 前記制御部は、前記センサ部によって発信された信号における特定の周波数帯域のみを通過させるフィルタを有していることを特徴とする請求項に記載の操作システム。
  3. 前記特定の周波数帯域は、音圧レベルについての閾値を超える周波数帯域であることを特徴とする請求項に記載の操作システム。
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