JPH04275887A - マスタスレーブマニピュレータ - Google Patents

マスタスレーブマニピュレータ

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JPH04275887A
JPH04275887A JP3465891A JP3465891A JPH04275887A JP H04275887 A JPH04275887 A JP H04275887A JP 3465891 A JP3465891 A JP 3465891A JP 3465891 A JP3465891 A JP 3465891A JP H04275887 A JPH04275887 A JP H04275887A
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JP
Japan
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force
master
signal
vibration
slave
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JP3465891A
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Inventor
Hirokazu Sato
佐 藤 広 和
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業者がマスタアーム
を操作することにより、スレーブアームを遠隔操作して
作業をするマスタスレーブマニピュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電施設や核燃料再処理施設等の
高放射能環境下や、宇宙空間の高真空環境下等の人間に
とって有害な環境下で非定常作業を行う場合には、マス
タスレーブマニピュレータを用いて、遠隔操作により作
業が行われている。
【0003】例えば、実際に作業を行うスレーブアーム
は人間にとって有害な環境下に設置され、人間が実際に
操作するマスタアームは安全な環境下に設置される。作
業者は、安全な環境下でマスタアームを操作することに
より有害な環境下のスレーブアームを遠隔操作して必要
な作業を安全に遂行することが出来る。
【0004】このマスタスレーブマニピュレータの上記
操作による作業を円滑に行うためには、作業者が実際に
作業現場にいて、あたかも自分の腕により作業をしてい
るようないわゆる臨場感を得ることが必要である。この
ためには、マスタアームを操作する作業者が力感覚を認
識することが必要である。力感覚が得られて作業性の良
いマスタスレーブマニピュレータとして、従来より力帰
還形バイラテラルサーボ型マスタスレーブマニピュレー
タが提案されている。
【0005】力帰還形バイラテラルサーボ方式のマスタ
スレーブマニピュレータについて図14乃至図16を用
いて説明する。なお、図14にはマスタアーム機構10
1が示されており、図15にはスレーブアーム機構10
3が示されている。また、図16はマスタアーム機構の
操作によりスレーブアーム機構103を遠隔操作するた
めのマスタスレーブ制御装置105を示すブロック図で
ある。
【0006】図14に示されるように、マスタアーム機
構101は複数個の関節115で回転自在に連結された
多関節のアームで構成されており、先端部には作業者が
把持するグリップ107が連結されている。
【0007】上記各関節には、図16に示されるような
位置姿勢センサ117が設けられており、グリップ10
7の位置及び姿勢を検出する。またグリップ107には
6軸力覚センサ119が埋設されており、作業者による
グリップ107の操作で付与された力の大きさと方向を
検出する。更に、各関節には図示しないアクチュエータ
が配設されており、各関節115で連結されたアームを
相対回転させることにより駆動する。
【0008】一方、スレーブアーム機構103もマスタ
アーム機構101と同様に複数個の関節123で回転自
在に連結された多関節アームで構成されており、先端部
には作業を行うためのコ字型ハンド109が連結されて
いる。
【0009】これらの関節123には、マスタアーム機
構101と同様に図16に示されるような位置姿勢セン
サ125が設けられており、ハンド109の位置及び姿
勢を検出する。また、ハンド109には6軸力覚センサ
127が設けられている。6軸力覚センサ127は、作
業する際にハンド109に外界から付与される力のX、
Y及びZ軸方向の力成分と、各軸方向におけるトルク成
分とを検出し、これ等の力情報を担う力信号FS を発
生する。更に、各関節123には図示しないアクチュエ
ータが配設されており、各関節123で連結されたアー
ムを相対回転させる。
【0010】図16に示されるように、上記マスタアー
ム機構101の位置姿勢センサ117は、加算器131
を介してマスタスレーブ制御装置105の位置調節器1
11と接続されており、検出したマスタアーム機構10
1の位置姿勢信号XM を伝達する。また、力センサ1
19は、加算器133を介して力調節器113と接続さ
れており、検出した力FM (モーメントも含む)を伝
達する。更に、マスタアーム機構101のアクチュエー
タ121には、力調節器113から駆動信号UM が伝
達される。
【0011】また、上記スレーブアーム機構103の位
置姿勢センサ125は、位置調節器111と加算器13
1を介して接続されており、検出したスレーブアーム機
構103の位置姿勢信号XS を伝達する。また、力セ
ンサ127は、加算器133を介して力調節器113と
接続されており、検出した力FS を伝達する。更に、
アクチュエータ129は位置調節器111と接続されて
おり、位置調節器111から駆動信号US が伝達され
る。
【0012】位置調節器111は、位置姿勢信号XM 
、XS の偏差が小さくなるようにスレーブアーム機構
103のアクチュエータ129を制御する。また力調節
器113は力信号FM 、FS の偏差が少なくなるよ
うに制御する。
【0013】以上のように構成された力帰還形の従来の
マスタスレーブマニピュレータは、スレーブアーム機構
103のハンド109の位置及び姿勢がマスタアーム機
構101のグリップ107の位置及び姿勢に追随するよ
うに位置姿勢を制御する。また、作業者の感じる力がス
レーブアーム機構103のハンド109に付与される外
力と同じになるようにマスタアーム機構101のグリッ
プ107は力制御されている。
【0014】このようなマスタスレーブマニピュレータ
を使用すれば、作業者は力感覚を得ながら作業をするこ
とが出来る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記力
帰還形バイラテラルサーボ方式のマスタスレーブマニピ
ュレータでは、力調節器やアクチュエータ等に制御遅れ
が存在し、これが制御性能に大きく影響する。このため
、作業者はスレーブアームのハンドに付与された外力を
マスタアームのグリップで正確に感じることが困難であ
り、作業者は実際にハンドに付与された力よりも小さな
力しか感じることが出来ないという傾向がある。
【0016】従って、作業者は微妙な力をマスターアー
ム機構のグリップで正確に感じることが出来ないので、
微妙な力感覚が要求されるマニピュレータ作業は不得手
であり、作業性が悪い。
【0017】そこで、本発明は、作業者が微妙な力感覚
の認識を必要とするマニピュレータ作業を可能とするマ
スタスレーブマニピュレータを提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明のマスタスレーブマニピュレータは、作業者が
操作するマスタアームと、上記マスタアームの動きに追
従して動作するスレーブアームとを有するマスタスレー
ブマニピュレータにおいて、上記スレーブアームに設け
られて上記スレーブアームが外部から力を受けるとこの
力を検出して力の大きさを表わす力信号を発生する力検
出手段と、上記力信号を上記力の大きさに応じた振動信
号に変換する振動信号発生手段と、上記振動信号を体感
振動に変換する電気機械振動変換器とを備えたことを特
徴とする。
【0019】
【作用】上記構成の本発明によれば、外部からスレーブ
アームに加えられる力の大きさ及び方向が、X軸、Y軸
及びZ軸方向の力成分を表す電気信号に変換され、力の
大きさに応じた信号波形が得られる。この電気信号は振
動子によって信号波形に対応した態様の機械的振動や音
響等の体感可能な体感振動として作業者に伝達される。 これにより作業者は、微妙な力感覚を把握することが可
能となり、スレーブアームのハンドに付与されている外
力の大きさ及び方向を認識しつつマスタアームを操作す
ることが出来る。また、僅かな強さの力の場合でも、信
号レベルを調整することにより振動体の振動レベル等を
適切に設定しすることが出来るので、作業者は微妙な力
加減を認識することが可能となりマニピュレータ作業が
容易になり得る。
【0020】
【実施例】次に、本発明に係るマスタスレーブマニピュ
レータの実施例について図1乃至図13を用いて説明す
る。なお、従来のマスタスレーブマニピュレータと同様
に構成される部分については同一符号を付し説明を省略
する。
【0021】図1において、マスタアーム機構101か
らはマスタスレーブ制御装置105へ関節角度を示す位
置姿勢信号XM 、外界から付与された力(モーメント
も含む)を示す力信号FM が伝達され、マスタスレー
ブ制御装置105からは、各関節に設けられたアクチュ
エータを駆動する駆動信号UM が伝達される。
【0022】一方、スレーブアーム機構103からはマ
スタスレーブ制御装置105へ関節角度を示す位置姿勢
信号XS 、外界から付与された力(モーメントも含む
)を示す力信号FS が伝達され、マスタスレーブ制御
装置105からは各関節に設けられたアクチュエータを
駆動する駆動信号US が伝達される。
【0023】力信号FS は三次元振動信号発生装置3
にも供給される。三次元振動信号発生装置3は、力信号
FS からX軸、Y軸及びZ軸方向の力成分を表す信号
を分離する。更に、力の向きの正負に対応して信号を生
成する。すなわち、X軸方向の正及び負方向に作用する
力のレベルを夫々表す振動信号fx 、−fx 、Y軸
方向の正及び負方向に作用する力のレベルを夫々表す振
動信号fy 、−fy 、Z軸方向の正及び負方向に作
用する力のレベルを夫々表す振動信号fz 、−fz 
を発生する。なお、X軸、Y軸及びZ軸の各軸方向は、
図13に示されるX、Y及びZ軸方向に対応して定める
ものとする。これ等の振動信号は振幅の大小、周波数の
高低、信号間隔の長短、音色あるいはこれ等の組合せに
よって力のレベル情報を担っている。
【0024】各振動信号は、例えば三次元に配列された
振動子11a〜11fに供給されて体感振動に変換され
る。各振動子は、例えば図3に示されるマスタアームの
ハンド107のグリップ部分を取り囲むように配置され
る。これ等の振動子は圧電素子、ムービングコイル、モ
ータ等の小型の振動体であり、作業者がグリップを把持
すると掌に密着して各力成分の大きさを体感振動により
伝達する。図示しないが、この振動子の振動が他の部分
に影響を与えないように緩衝部材により振動対策が施さ
れている。
【0025】三次元振動信号発生装置3は、例えば図2
の機能ブロック図に示されるようにCPU等によって構
成される。まず、力信号Fs は入力インタフェース3
aによってCPU3bの処理可能な信号形式に信号変換
される。CPU3bは、図4に示されるような信号処理
手順に従ってX軸、Y軸及びZ軸方向の正負の力成分を
分離する。すなわち、一連の力信号Fs を読取って内
部メモリに記憶し(ステップS1)、これよりX軸方向
の力成分を分離する(ステップS2)。この値が正であ
るときはレジスタfx にレベルを設定し、負であると
きはレジスタ−fx にレベルを設定する(ステップS
3)。力信号Fs からY軸方向の力成分を分離する(
ステップS4)。この値が正であるときはレジスタfy
 にレベルを設定し、負であるときはレジスタ−fy 
にレベルを設定する(ステップS5)。力信号Fs か
らZ軸方向の力成分を分離する(ステップS6)。この
値が正であるときはレジスタfz にレベルを設定し、
負であるときはレジスタ−fz にレベルを設定する(
ステップS7)。各レジスタの出力はD/A変換器群3
dによってレベル信号に変換されて各別のVGA(可変
利得増幅器)3eの利得制御入力端に供給される。各力
成分毎に設けられたVGAは発振器3fから供給される
信号を上記レベル信号の値に応じてパワー増幅し、振動
信号fx 、−fx 、fy 、−fy 、fz 及び
−fz を出力する。これ等振動信号は既述したハンド
107のグリップ部分に配設された振動子を駆動する。
【0026】次に、図12及び13を参照し、かかる装
置を用いてスレーブアーム機構103のハンド109が
把持しているワークである丸棒9を対象物7に設けた穴
7a内へ挿入する作業を上記マスタスレーブマニピュレ
ータ1によって行う作業例について説明する。
【0027】丸棒9の外径と穴7aの内径との寸法差が
小さい場合、この作業は微妙な力感覚が必要となる。丸
棒9の先端部が対象物7に接しているが穴7a内に挿入
されていない状態が図13に示されている。このような
状態では、対象物7から丸棒9の先端に反力Fs が付
与される。
【0028】この反力Fs は力センサーで検出された
後に、3次元振動信号発生装置3で図4に示した手順に
よって処理されてハンド109に作用する3方向の力に
演算されてこれ等のレベルに応じた振動信号に変換され
る。グリップ部分に三次元に配設された振動子群は上記
振動信号によって駆動され、力成分方向にこの力成分の
大きさに応じた体感振動を発生する。この振動のレベル
はVGA3eの利得を調整することにより、適切に設定
される。
【0029】作業者は、この振動子による振動を掌で認
識することにより微妙な反力を知ることができる。三次
元方向の各成分が零になり、振動が発生しないとき、丸
棒9は穴7aへの挿入が可能な状態であることを示して
おり、作業者はこのグリップ107に設けられた各振動
子の振動が零になるようにマスタアームを操作してスレ
ーブアームを遠隔操作する。
【0030】このように、作業者はハンド109に把持
された部材に印加される外力の微妙な大きさや方向をマ
スタアーム101のグリップに設けられた振動子により
認識することが出来るので、微妙な力感覚を必要とする
作業であっても、この作業を円滑に行うことが可能とな
り、作業性は向上する。
【0031】ところで、体感振動として、機械的振動の
他、可聴音等をも利用することができる。図5はこのよ
うな構成例を示しており、力信号Fs は音響信号発生
装置4に供給される。音響信号発生装置4は、例えば周
波数の異なる3つの信号fh 、fm 及びflを発生
する。 これ等の信号は作業者の近くに配置された電気音響変換
器たるスピーカ5に供給されて音響に変換され、作業者
に聴取される。
【0032】音響信号発生装置4は、例えば図6の機能
ブロック図に示されるようにCPU等によって構成され
、力信号Fs は入力インタフェース4aによってCP
U4bの処理可能な信号形式に信号変換される。CPU
4bは、図7に示されるような信号処理手順に従ってX
軸、Y軸及びZ軸方向の正負の力成分を分離し、これ等
の力成分に対応する周波数信号fh 、fm 及びfl
のレベルを力成分の大きさにより定める。すなわち、ス
レーブアーム103のハンド109から供給される一連
の力信号Fs を読取って内部メモリに一旦記憶する(
ステップS11)。これよりX軸方向の力成分を分離し
、この力成分の値をレジスタ4c1 に設定する(ステ
ップS12)。レジスタ4c1 の出力はD/A変換器
4d1 を介してVGA4e1 の利得設定入力端に供
給される。VGA4e1 は発振器4f1 から供給さ
れる周波数信号flの振幅をレジスタ4c1 に設定さ
れた値に応じて定め、スピーカ5に供給する。
【0033】次に、Y軸方向の力成分を分離し、この力
成分の値をレジスタ4c2 に設定する(ステップS1
3)。レジスタ4c2 の出力はD/A変換器4d2 
を介してVGA4e2 の利得設定入力端に供給される
。VGA4e2 は発信器4f2 から供給される周波
数信号fm の振幅をレジスタ4c2 に設定された値
に応じて定め、スピーカ5に供給する。
【0034】更に、Z軸方向の力成分を分離し、この力
成分の値をレジスタ4c3 に設定する(ステップS1
4)。レジスタ4c3 の出力はD/A変換器4d3 
を介してVGA4e3 の利得設定入力端に供給される
。VGA4e3 は発振器4f3 から供給される周波
数信号fm の振幅をレジスタ4c3 に設定された値
に応じて定め、スピーカ5に供給する。
【0035】発振器4f1 〜4f3 は、CPU4b
からの指令に応答して出力する振動信号の発振周波数、
リズム、音色等を定める。
【0036】こうして、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方
向における力成分の絶対値を音響により認識することが
できる。
【0037】音場制御により、力成分を認識するように
した例を図8に示す。これは図2に示されるX軸、Y軸
及びZ軸方向における正負の力成分を表す振動信号を得
る構成に図6に示される複数の発振器4f1 〜4f2
 を追加した構成としている。
【0038】このようにして得られた可聴信号fx 、
−fx 、fy 、−fy 、fz 及び−fz を図
9に示されるように作業者を含む三次元空間に配置され
た3対のスピーカ5x 〜5−zに供給する。その結果
、ハンドに外力が印加されると、力成分の方向からその
大きさに対応した音量の音響信号が発生し、作業者はグ
リップの操作方向及び力加減を認識することが可能とな
る。
【0039】図11(A)は、作業者のヘルメット23
内に小スピーカを設けて、音場制御を行う例を示してお
り、作業者の耳を囲むようにヘルメットの両側面に夫々
4つのスピーカが配置される。同図(B)は同図(A)
の水平方向における断面図である。小スピーカ22a〜
22hは、可聴信号fx 、−fx 、fy 、−fy
 、fz を適宜に組み合わせるミクサ21の出力によ
って駆動される。例えば、スピーカ22aは、可聴信号
−fy 、fz 、fx を適当なレベルで合成した信
号で駆動する。スピーカ22bは可聴信号−fy 、f
z 、−fx を適当なレベルで合成した信号で駆動す
る。スピーカ22cは可聴信号−fy 、−fz 、f
x を適当なレベルで合成した信号で駆動する。スピー
カ22dは可聴信号−fy 、−fz 、−fx を適
当なレベルで合成した信号で駆動する。スピーカ22e
〜22hの各々は、可聴信号−fy をfy に置換し
て、上述と同様に合成した信号で駆動される。
【0040】こうすると、聴感的にヘルメット内に音像
が形成され、この音像位置がハンド109に印加される
外力ベクトルに応じた位置に移動する。従って、作業者
は力加減を立体的に認識することが可能となる。また、
作業のために遮音された空間を確保する必要がなくなる
利点もある。
【0041】なお、上述した体感振動を発生する振動子
を、腰、腕、頭等に巻いたベルトの内側に設けた構成と
することも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るマスタ
スレーブマニピュレータでは、スレーブアームのハンド
に印加される外力を力検出手段により検出し、この力の
大きさ及び方向を機械的振動や可聴音等の体感振動によ
って作業者に伝達するようにしたので、作業者は微妙な
力を認識することが出来、微妙な力加減が要求されるマ
ニピュレータ作業における作業性を向上させることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図。
【図2】3次元振動信号発生装置3の構成を示す機能ブ
ロック図。
【図3】ハンド107に配設された振動子の例を示す斜
視図。
【図4】CPU3bの動作を説明するフローチャート。
【図5】本発明の第2実施例を示すブロック図。
【図6】音響信号発生装置4の構成を示す機能ブロック
図。
【図7】CPU4bの動作を説明するフローチャート。
【図8】本発明の第3実施例を示すブロック図。
【図9】スピーカの配置例を示す説明図。
【図10】本発明の第4実施例を示すブロック図。
【図11】ヘルメット内に音像を発生させる例を示す説
明図。
【図12】マニピュレータ作業を説明する斜視図。
【図13】マニピュレータ作業を説明する斜視図。
【図14】マスタアームを説明する斜視図。
【図15】スレーブアームを説明する斜視図。
【図16】マスタスレーブマニピュレータの制御を説明
するブロック図。
【符号の説明】
1  マススレーブマニピュレータ 3  3次元振動信号発生装置 101  マスターアーム機構 103  スレーブアーム機構 117  位置姿勢センサ 125  位置姿勢センサ 119  力センサ 127  力センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業者が操作するマスタアームと、前記マ
    スタアームの動きに追従して動作するスレーブアームと
    を有するマスタスレーブマニピュレータであって、前記
    スレーブアームに設けられて前記スレーブアームが外部
    から力を受けるとこの力を検出して力の大きさを表わす
    力信号を発生する力検出手段と、前記力信号を前記力の
    大きさに応じた振動信号に変換する振動信号発生手段と
    、前記振動信号を体感振動に変換する電気機械振動変換
    器とを備えたことを特徴とするマスタスレーブマニピュ
    レータ。
  2. 【請求項2】作業者が把持して操作するマスタアームと
    、前記マスタアームの動きに追従して動作するスレーブ
    アームとを有するマスタスレーブマニピュレータであっ
    て、前記スレーブアームに設けられて前記スレーブアー
    ムが外部から力を受けるとこの力を検出して前記力の大
    きさ及び方向を表わす力信号を発生する力検出手段と、
    前記力信号に基づいて前記力の少なくとも三次元方向の
    大きさを夫々表すX振動信号、Y振動信号及びZ振動信
    号を発生する振動信号発生手段と、前記マスタアームの
    把持部分に配置されて前記X振動信号、Y振動信号及び
    Z振動信号を体感振動に変換する複数の電気機械振動変
    換器とを備えたことを特徴とするマスタスレーブマニピ
    ュレータ。
JP3465891A 1991-02-28 1991-02-28 マスタスレーブマニピュレータ Pending JPH04275887A (ja)

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