JP7241778B2 - 自動ガイド搬送車の制御方法、制御装置、および記憶媒体 - Google Patents

自動ガイド搬送車の制御方法、制御装置、および記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、電子技術の分野に関し、特に自動ガイド搬送車の制御方法、制御装置、および記憶媒体に関するものである。
本発明は、2018年06月06日に提出された出願番号201810575084.X、発明名称「AGVの制御方法、装置、および記憶媒体」の中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は参照により本明細書に援用する。
AGV(Automated Guided Vehicle、自動ガイド搬送車)は、無人搬送車とも呼ばれ、電磁や光学などの自動ガイド装置を装備し、所定のガイド経路に沿って走行することができ、安全保護および様々な移乗機能を備えた搬送車である。AGVが高い自動化レベルと知能レベルの利点を持っているため、ますます多くの場所でAGVを利用し始め、例えば、倉庫、物流などの多くの場所が挙げられる。AGVの利用場所では、人と車が混行したり、異なる種類の車が混ざったりすることがよく見られるので、AGVが移動中によく衝突事故を起こし、AGVが破損したり、人に衝突した際に、人が傷つくことがある。したがって、AGVの損害と人員の傷害を減少させるためには、通常AGVの移動中にAGVを制御する必要がある。
現在、AGVには、通常、カメラが取り付けられ、AGVに取り付けられたカメラによってAGVの走行方向の視覚データを収集することができ、当該視覚データに基づいてAGVの走行方向に障害物があると確定した場合、障害物の位置を確定する。そして、走行方向の障害物を回避するために、障害物の位置に基づいて、移動し続けたり、移動を停止したり、減速移動したりするようにAGVを制御する。
しかしながら、通常、AGVで貨物の運搬が行われ、運搬された貨物がカメラを遮る可能性が高くて、AGVの走行方向に障害物が存在するかどうかを確定できないので、衝突事故が発生し、AGVの制御効率が低下する。
本発明の実施例は、関連技術においてAGV(自動ガイド搬送車)を制御する効率が低く、スケジューリング機器の実行リソースの浪費という問題を解決するための自動ガイド搬送車の制御方法、制御装置、および記憶媒体を提供する。
技術案は以下の通りである。
一側面において、作業場に設置されたターゲットカメラの可視領域内の視覚データを取得し、前記可視領域は、前記ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲であることと、
前記視覚データに基づいて、前記ターゲットカメラの可視領域内移動物体が存在するか否かを検出することと、
検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された場合、現在作動状態にあるAGVを制御することと、
を含む、
自動ガイド搬送車の制御方法に関する。
選択肢の一つとして、前記現在作動状態にあるAGVを制御することは、
前記可視領域内の移動物体が非AGV物体を含み、AGVを含まない場合、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御すること、
および/または、
前記可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御すること、
および/または、
前記可視領域内の移動物体がAGVと非AGV物体を含む場合、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域内に位置するAGVを制御すること、
を含む。
選択肢の一つとして、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御することは、
前記可視領域がAGVと非AGV物体が混在する共通経路領域である場合、現在前記共通経路領域に向かって走行しているAGVと前記共通経路領域との間の距離を確定することと、
前記共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、走行を一時停止するように前記共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御すること、および/または、前記共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、基準速度に減速するように前記共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVの走行速度を制御することと、
を含む。
選択肢の一つとして、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御することは、
前記可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域である場合、前記機器メンテナンス領域への進入を禁止するように前記機器メンテナンス領域に向かって走行し且つ前記機器メンテナンス領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御すること、
および/または、
非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間を確定し、前記非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間以上である場合、前記機器メンテナンス領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、予備経路に従って走行するように走行経路が前記機器メンテナンス領域を含むAGVを制御すること、
を含む。
選択肢の一つとして、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域内に位置するAGVを制御することは、
現在作動状態にあるAGVの位置情報を取得することと、
取得された位置情報に基づいて、前記可視領域外に位置するAGVのマークと前記可視領域内に位置するAGVのマークを確定することと、
確定されたマークに基づいて、前記可視領域への進入を禁止するように前記可視領域外に位置するAGVを制御し、移動を停止するように前記可視領域内に位置するAGVを制御することと、
を含む。
選択肢の一つとして、各AGVに自身のマーク情報が貼られ、
前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域内に位置するAGVを制御することは、
前記視覚データによって、前記可視領域内に位置するAGVのマークを識別することと、
識別されたマークに基づいて、移動を停止するように前記可視領域内に位置するAGVを制御し、前記可視領域への進入を禁止するように残りの作動状態にあるAGVを制御することと、
を含む。
選択肢の一つとして、前記検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された後、
前記可視領域内に移動物体が存在することを指示するために、警告状態にあるように前記可視領域内の指示ランプを制御することをさらに含む。
選択肢の一つとして、前記検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された後、
前記可視領域内の移動物体が非AGV物体を含む場合、前記可視領域から離れることを前記可視領域内の非AGV物体に提示するために、第1の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御することと、
前記可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、前記可視領域への進入を禁止することを前記可視領域外の非AGV物体に提示するために、第2の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御することと、
をさらに含む。
選択肢の一つとして、前記第1の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御した後、
前記可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域であり、且つ前記非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間より長い場合、前記第1の音声提示情報の再生を停止するように前記可視領域内の音声出力装置を制御することをさらに含む。
選択肢の一つとして、前記視覚データに基づいて、前記ターゲットカメラの可視領域内の移動物体を検出した後、
検出により前記可視領域内に移動物体が存在しないことが確定された場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御することをさらに含む。
選択肢の一つとして、前記検出により前記可視領域内に移動物体が存在しないことが確定された後、
前記可視領域内に移動物体が存在しないことを指示するために、通行状態にあるように前記可視領域内の指示ランプを制御することをさらに含む。
別の側面において、作業場に設置されたターゲットカメラの可視領域内の視覚データを取得し、前記可視領域は、前記ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲である取得モジュールと、
前記視覚データに基づいて、前記ターゲットカメラの可視領域内移動物体が存在するか否かを検出する検出モジュールと、
検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された場合、現在作動状態にあるAGVを制御する第1の制御モジュールと、
を含む、
自動ガイド搬送車の制御装置に関する。
選択肢の一つとして、前記第1の制御モジュールは、
前記可視領域内の移動物体が非AGV物体を含み、AGVを含まない場合、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御する第1の制御サブモジュール、
および/または、
前記可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御する第2の制御サブモジュール、
および/または、
前記可視領域内の移動物体がAGVと非AGV物体を含む場合、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域内に位置するAGVを制御する第3の制御サブモジュール、
を含み、
ここで、前記第1の制御サブモジュールは、
前記可視領域がAGVと非AGV物体が混在する共通経路領域である場合、現在前記共通経路領域に向かって走行しているAGVと前記共通経路領域との間の距離を確定し、
前記共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、走行を一時停止するように前記共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御し、および/または、前記共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、基準速度に減速するように前記共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVの走行速度を制御し、
ここで、前記第1の制御サブモジュールは、
前記可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域である場合、前記機器メンテナンス領域への進入を禁止するように前記機器メンテナンス領域に向かって走行し且つ前記機器メンテナンス領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御し、
および/または、
非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間を確定し、前記非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間以上である場合、前記機器メンテナンス領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、予備経路に従って走行するように走行経路が前記機器メンテナンス領域を含むAGVを制御し、
ここで、前記第3の制御サブモジュールは、
現在作動状態にあるAGVの位置情報を取得し、
取得された位置情報に基づいて、前記可視領域外に位置するAGVのマークと前記可視領域内に位置するAGVのマークを確定し、
確定されたマークに基づいて、前記可視領域への進入を禁止するように前記可視領域外に位置するAGVを制御し、移動を停止するように前記可視領域内に位置するAGVを制御し、
ここで、各AGVに自身のマーク情報が貼られ、
前記第3の制御サブモジュールは、
前記視覚データによって、前記可視領域内に位置するAGVのマークを識別し、
識別されたマークに基づいて、移動を停止するように前記可視領域内に位置するAGVを制御し、前記可視領域への進入を禁止するように残りの作動状態にあるAGVを制御し、
前記制御装置は、
前記可視領域内に移動物体が存在することを指示するために、警告状態にあるように前記可視領域内の指示ランプを制御する第2の制御モジュールをさらに含み、
前記制御装置は、
前記可視領域内の移動物体が非AGV物体を含む場合、前記可視領域から離れることを前記可視領域内の非AGV物体に提示するために、第1の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御する第3の制御モジュールと、
前記可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、前記可視領域への進入を禁止することを前記可視領域外の非AGV物体に提示するために、第2の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御する第4の制御モジュールと、
をさらに含み、
前記制御装置は、
前記可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域であり、且つ前記非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間より長い場合、前記第1の音声提示情報の再生を停止するように前記可視領域内の音声出力装置を制御する第5の制御モジュールをさらに含み、
前記制御装置は、
検出により前記可視領域内に移動物体が存在しないことが確定された場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御する第6の制御モジュールをさらに含み、
前記制御装置は、
可視領域内に移動物体が存在しないことを指示するために、通行状態にあるように前記可視領域内の指示ランプを制御する第7の制御モジュールをさらに含む
別の側面において、ターゲットカメラ、スケジューリング機器およびAGVを含み、
前記ターゲットカメラは、作業場に設置された複数のカメラのいずれかであり、可視領域内の視覚データを収集し、前記可視領域は、前記ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲であり、
前記スケジューリング機器は、前記ターゲットカメラによって収集された視覚データを取得し、前記視覚データに基づいて、前記ターゲットカメラの可視領域内移動物体が存在するか否かを検出し、検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された場合、現在作動状態にあるAGVを制御し、
前記AGVは、前記作業場に位置し、前記スケジューリング機器の制御を受けた場合、前記スケジューリング機器の制御に従って動作する、
自動ガイド搬送車の制御システムに関する。
別の側面において、プロセッサ、通信インターフェース、メモリ、および通信バスを含み、
前記プロセッサ、前記通信インターフェース、および前記メモリは、前記通信バスを介して相互間の通信を完了し、
前記メモリは、コンピュータプログラムを格納し、
前記プロセッサは、上述した自動ガイド搬送車の制御方法を実現するために、前記メモリに格納されたプログラムを実行するように構成された、
スケジューリング機器に関する。
別の側面において、コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、上述した自動ガイド搬送車の制御方法のステップを実現するコンピュータ可読記憶媒体に関する。
別の側面において、指令を含むコンピュータプログラム製品に関し、コンピュータ上で実行されたとき、上述した自動ガイド搬送車の制御方法のステップがコンピュータに実行される。
本発明の実施例に係る技術案による有益な効果は、少なくとも以下のことを含む。
本発明の実施例では、当該ターゲットカメラの可視領域内に移動物体が存在することが検出された場合、現在作動状態にあるAGVを制御し、ターゲットカメラの可視領域は、ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲であり、当該ターゲットカメラが作業場で作動状態にあるAGVに設置されたカメラではないことを示すので、AGVのカメラが遮られて視覚データを収集できなくなる可能性が低減され、交通管理を必要とするAGVの制御が保証され、AGVの衝突事故の発生が低減される。また、関連技術では、各AGVによって収集された視覚データが、自身の現在の走行方向の視覚データであり、スケジューリング機器が各AGVの視覚データに基づいて個別に制御することができ、1つのAGVの視覚データに基づいて他のAGVを制御することができないので、スケジューリング機器の実行リソースが消費される。しかし、本発明の実施例では、作業場に設置されたカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行い、作業場内のAGVが当該カメラの可視領域内に現すことができることによって、スケジューリング機器が当該作業場に設置されたカメラによって収集された視覚データに基づいて、作業場で作動状態にあるAGVを統括的に制御することができ、スケジューリング機器の制御効率を向上させ、スケジューリング機器の実行リソースが節約された。
本発明の実施例における技術案をより明確に説明するために、以下、実施例の説明に使用される図面を簡単に説明し、以下の説明における図面は、本発明のいくつかの実施例にすぎず、当業者にとっては、創造的な労働をしない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできることは明らかである。
本発明の例示的な実施例による自動ガイド搬送車の制御システムアーキテクチャの概略図である。 本発明の例示的な実施例によるカメラ可視領域の概略図である。 本発明の例示的な実施例による自動ガイド搬送車の制御方法のフローチャートである。 本発明の別の例示的な実施例による別の自動ガイド搬送車の制御方法のフローチャートである。 本発明の例示的な実施例による別の自動ガイド搬送車の制御装置の構造概略図である。 本発明の例示的な実施例による第1の制御モジュールの構造概略図である。 本発明の別の例示的な実施例による別の自動ガイド搬送車の制御装置の構造概略図である。 本発明の別の例示的な実施例による別の自動ガイド搬送車の制御装置の構造概略図である。 本発明の別の例示的な実施例による別の自動ガイド搬送車の制御装置の構造概略図である。 本発明の別の例示的な実施例による別の自動ガイド搬送車の制御装置の構造概略図である。 本発明の別の例示的な実施例による別の自動ガイド搬送車の制御装置の構造概略図である。 本発明の例示的な実施例によるスケジューリング機器の構造概略図である。 本発明の例示的な実施例による別のスケジューリング機器の構造概略図である。
本発明の目的、技術案および利点をより明確にするために、以下、図面を参照して本発明の実施形態をさらに詳細に説明する。
本発明の実施例を詳細に説明する前に、まず、本発明の実施例に係る応用シーンおよびシステムアーキテクチャについてそれぞれ説明する。
まず、本発明の実施例に係る応用シーンを説明する。
現在、AGVが移動中に発生する衝突を減少させるために、AGVに取り付けられたカメラによってAGVの走行方向の視覚データを取得することができ、当該視覚データに基づいてAGVの走行方向に障害物があると確定した場合、障害物の位置を確定する。そして、走行方向の障害物を回避するために、障害物の位置に基づいて、移動し続けたり、移動を停止したり、減速移動したりするようにAGVを制御する。しかしながら、AGVのカメラが遮られる恐れがあり、他のスケジューリング機器によってAGVを制御することがあリ、AGVの利用場所に複数のAGVが存在する場合、各AGVが視覚データの収集を行うので、他のスケジューリング機器が、膨大な視覚データを処理する必要があり、実行リソースが消費され、AGVを制御する効率が低下する。
このようなシーンに基づいて、本発明の実施例では、AGVを制御する効率を向上させ、AGV衝突事故の発生を低減させる自動ガイド搬送車の制御方法を提供する。
次に、本発明の実施例に係るシステムアーキテクチャを説明する。
図1は、本発明の実施例によるAGVの制御システムアーキテクチャの概略図であり、図1を参照すると、当該システムは、複数のカメラ1、スケジューリング機器2および複数のAGV3を含む。ここで、複数のカメラ1は、ネットワークを介してスケジューリング機器2に接続されてもよく、複数のAGV3は、同様にネットワークを介してスケジューリング機器2に接続されてもよく、当該スケジューリング機器2は端末であってもよく、サーバーであってもよい。説明を容易にするために、本発明の図面では、1つのカメラ1、1つのAGV3、及びスケジューリング機器2のみを端末として例に挙げて説明する。カメラ1は、可視領域内のAGV3走行経路上の交通管理領域の視覚データを収集するために使用され、当該視覚データは、ビデオデータであってもよく、画像データであってもよい。当該スケジューリング機器2は、作動するように作業場におけるAGV3を制御するために使用され、選択肢の一つとして、当該スケジューリング機器2は、視覚データの収集を行うようにカメラ1を制御するためにも使用される。AGV3は、作業場での貨物の運搬などの操作に使用される。いくつかの実施例では、当該カメラ1は、可視領域内の視覚データを収集し、当該視覚データをスケジューリング機器2に送信してもよく、当該スケジューリング機器2は、カメラ1から送信された視覚データを受信し、当該視覚データに基づいてカメラ1の可視領域の移動物体を検出してもよく、当該可視領域内に移動物体が存在することが検出された場合、AGVの衝突事故の発生を避けるために、現在作動状態にあるAGVを制御する。
また、本発明の実施例では、当該AGVの制御システムには、複数のカメラ1、スケジューリング機器2および複数のAGV3だけでなく、他の装置が含まれてもよい。例えば、図1を参照すると、当該システムには、複数の指示ランプ4と複数の音声出力装置5が含まれてもよい。説明を容易にするために、本発明の図面では、1つの指示ランプ4と1つの音声出力装置5のみを例として説明する。ここで、各可視領域には、少なくとも1つの指示ランプ4と1つの音声出力装置5を取り付けることができ、指示ランプ4と音声出力装置5は、いずれもネットワークを介してスケジューリング機器2に接続されることができる。指示ランプ4は、スケジューリング機器2の制御のもとで点灯または消灯するために使用され、音声出力装置5は、スケジューリング機器2の制御のもとで作業者を促すための様々な提示情報を出力するために使用される。
なお、通常、カメラ1は最大の撮影範囲を有し、当該最大の撮影範囲はカメラ1の可視領域である。作業場では、AGVと非AGV物体との衝突を避けるために、通常、AGVの走行経路と非AGV物体の走行経路を独立させることができるが、AGVの走行経路と非AGV物体の走行経路が交差してしまう場合がある。したがって、カメラ1は、AGVの走行経路と非AGV物体の走行経路との交差点に取り付けられることができ、図2を参照すると、当該カメラ1の可視領域は、AGVの走行経路と非AGV物体の走行経路との交差点で撮影したときに撮影された最大領域である。
本発明の実施例の応用シーンとシステムアーキテクチャについて説明した後、図面を参照して、本発明の実施例による自動ガイド搬送車の制御方法について詳細に説明する。
図3は、本発明の実施例による自動ガイド搬送車の制御方法のフローチャートであり、図3を参照すると、当該方法は以下のステップを含む。
ステップ301において、スケジューリング機器は、作業場に設置されたターゲットカメラの可視領域内の視覚データを取得し、当該可視領域は、当該ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲である。
通常、作業事故などの発生を回避するために、作業場における作業者および各種機器を監視するので、通常、作業場に複数のカメラを設置することができ、当該複数のカメラは、対応する視覚領域の視覚データを収集し、収集された視覚データをスケジューリング機器に送信することができる。また、作業場でAGVが使用され、且つ、AGVは、非AGV物体の現わされた領域で衝突事故が発生する可能性があるので、衝突事故を避けるために、これらの領域では、通常、AGVの交通管理を行う必要がある。したがって、作業場に設置された複数のカメラのいずれかが、AGV走行経路上の交通管理領域の視覚データを最大撮影範囲で収集することができ、当該ターゲットカメラは、当該複数のカメラのいずれかであってもよく、つまり、ターゲットカメラは、可視領域の視覚データを収集し、当該可視領域の視覚データをスケジューリング機器に送信することができ、これによって、スケジューリング機器は、ターゲットカメラによって収集された可視領域内の視覚データを取得することができる。
ここで、ターゲットカメラは、リアルタイムで可視領域の視覚データを収集し、当該視覚データをスケジューリング機器に送信することができる。もちろん、作業者にとっては一定の勤務時間が設けられ、作業場内に作業者がいない場合、AGVの衝突事故の発生確率は減少する。したがって、作業場内に作業者がいない場合、ターゲットカメラは視覚データの収集動作を行わなくてもよく、つまり、当該ターゲットカメラは、指定された時間帯に可視領域内の視覚データを収集することができ、当該指定された時間帯は、予め設定されていてもよく、且つ当該指定された時間帯は、作業場における作業員が作業する時間帯であってもよく、例えば、当該指定された時間帯は、午前8時から午後8時までなどとすることができる。また、AGVが全天候を通して走行することが不可能であり、作業場内でAGVが移動しない場合、AGVの衝突事故が発生しないため、この場合、視覚データの収集を行うことが不要になる可能性があり、また、上記から分かるように、スケジューリング機器は、カメラを制御して、可視領域の視覚データを収集することもできる。したがって、作業場内でAGVの移動がないと確定した場合に、スケジューリング機器は、可視領域の視覚データの収集を停止するようにターゲットカメラを制御することができる。
スケジューリング機器がAGVを制御するために使用されるので、スケジューリング機器が各AGVの実行状態を取得することができ、したがって、スケジューリング機器は、各AGVの実行状態に応じて、各AGVが移動中であるかどうかを確定することができ、各AGVが移動状態にないことが検出された場合、作業場内でAGVの移動がないと確定することができる。
ステップ302において、スケジューリング機器は、当該視覚データに基づいて、当該ターゲットカメラの可視領域内移動物体が存在するか否かを検出する。
上記から分かるように、AGVの走行経路と非AGV物体の走行経路が交差する可能性があり、AGVと非AGV物体が当該走行経路の交差点で衝突する確率が高く、且つカメラが通常当該走行経路の交差点に取り付けられる。したがって、AGVが他の非AGV物体と衝突する事故を避けるために、スケジューリング機器が、当該視覚データに基づいて当該ターゲットカメラの可視領域内移動物体が存在するか否かを検出して、当該可視領域内に移動物体が存在するかどうかを確定することができる。視覚データがビデオデータであってもよく、画像データであってもよいため、ビデオデータでも画像データでも、スケジューリング機器が可視領域内の移動物体を検出する際には画像検出を基礎として行うことができる。したがって、当該視覚データがビデオデータである場合、スケジューリング機器が当該視覚データに基づいて当該ターゲットカメラの可視領域内移動物体が存在するか否かを検出する動作は、以下のようになる。視覚データにおける各フレームの視覚画像を画像検出し、当該視覚画像には隣接する前のフレームの視覚画像におけるものとは異なる物体が現れる場合、当該可視領域内に移動物体が存在すると確定し、当該視覚画像には現れる物体が前のフレームの視覚画像には現れる物体と同じであり且つ位置が異なる場合、当該可視領域内に移動物体が存在すると確定し、当該視覚画像には前のフレームの視覚画像におけるものとは異なる物体が現れず、当該視覚画像における物体が前のフレームの視覚画像における物体と同じであり且つ位置も同じである場合、当該可視領域内に移動物体が存在しないと確定する。
同様に、当該視覚データが画像データである場合、スケジューリング機器によって取得された可視領域の視覚データは、可視領域の複数枚のシーン画像であってもよく、スケジューリング機器は、各シーン画像に対して画像検出を行うことができ、その中の1枚のシーン画像には前のシーン画像におけるものとは異なる物体が現れる場合、当該可視領域内に移動物体が存在すると確定し、当該シーン画像には現れる物体が前のシーン画像には現れる物体と同じであり且つ位置が異なる場合、当該可視領域内に移動物体が存在すると確定し、当該シーン画像には前のシーン画像におけるものとは異なる物体が現れず、当該シーン画像における物体が前のシーン画像における物体と同じであり且つ位置も同じである場合、当該可視領域内に移動物体が存在しないと確定する。
ステップ303において、スケジューリング機器が検出により当該可視領域内に移動物体が存在すると確定した場合、現在作動状態にあるAGVを制御する。
当該可視領域がAGVの走行経路と非AGV物体の走行経路との交差点にあるため、当該可視領域には様々な物体が出入りする可能性がある。AGVと他の非AGV物体が当該可視領域に入った後、衝突事故が発生する可能性があるので、衝突事故の発生を避けるために、当該スケジューリング機器が検出により当該可視領域内に移動物体が存在すると確定した場合、現在作動状態にあるAGVを制御することができる。
本発明の実施例では、スケジューリング機器は、当該ターゲットカメラの可視領域内に移動物体が存在することを検出した場合、現在作動状態にあるAGVを制御することができ、ターゲットカメラが作業場に設置されたカメラであり、作業場において作動状態にあるAGVに取り付けられたカメラではないので、AGVのカメラが遮られて視覚データを収集できなくなる可能性が低減され、交通管理を必要とするAGVの管理が保証され、AGVの衝突事故の発生が低減される。また、関連技術では、各AGVによって収集された視覚データが、自身の現在の走行方向の視覚データであり、スケジューリング機器が各AGVの視覚データに基づいて個別に制御することができ、1つのAGVの視覚データに基づいて他のAGVを制御することができないので、スケジューリング機器の実行リソースが消費される。しかし、本発明の実施例では、作業場に設置されたカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行い、作業場内のAGVが当該カメラの可視領域内に現すことができることによって、スケジューリング機器が、当該視覚データに基づいて作業場で作動状態にあるAGVを統括的に制御することができ、スケジューリング機器の制御効率を向上させ、スケジューリング機器の実行リソースが節約された。
図4は、本発明の実施例による別の自動ガイド搬送車の制御方法のフローチャートであり、本発明の実施例では、図4を参照して上述の図3に示された実施例を詳細に説明し、図4を参照すると、当該方法は、具体的には以下のステップを含む。
ステップ401において、スケジューリング機器は、作業場に設置されたターゲットカメラの可視領域内の視覚データを取得し、当該可視領域は、当該ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲である。
ここで、スケジューリング機器が作業場に設置されたターゲットカメラの可視領域内の視覚データを取得する動作について、上記ステップ301の動作を参照してもよく、本発明の実施例では、説明を省略する。
なお、作業場に設置されたカメラの数は、作業場におけるAGVの数より小さい。
なお、関連技術では、AGVに取り付けられたカメラによって視覚データを取得することができ、この後、スケジューリング機器は、各AGVによって収集された視覚データに基づいて当該AGVの走行方向に障害物があるかどうかを確定し、作業場に複数のAGVが存在する場合、各AGVが視覚データの収集を行うことができ、この結果、スケジューリング機器が、膨大な視覚データを処理する必要がある。しかし、本発明の実施例では、作業場に設置されたカメラの数が作業場におけるAGVの数より小さく、即ち、作業場に設置されたカメラの数がAGVに取り付けられたカメラの数より少なく、この結果、スケジューリング機器によって処理された視覚データの量を減少させる。また、関連技術では、各AGVによって収集された視覚データが、自身の現在の走行方向の視覚データであり、スケジューリング機器が各AGVの視覚データに基づいて個別に制御することができ、1つのAGVの視覚データに基づいて他のAGVを制御することができないので、スケジューリング機器の実行リソースが消費される。しかし、本発明の実施例では、作業場に設置されたカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行い、作業場内のAGVが当該カメラの可視領域内に現すことができることによって、スケジューリング機器が当該視覚データに基づいて、作業場で作動状態にあるAGVを制御することができ、スケジューリング機器の制御効率を向上させ、スケジューリング機器の実行リソースが節約された。
ステップ402において、スケジューリング機器は、当該視覚データに基づいて、当該ターゲットカメラの可視領域内移動物体が存在するか否かを検出する。
ここで、スケジューリング機器が当該視覚データに基づいて当該ターゲットカメラの可視領域内移動物体が存在するか否かを検出する動作について、上記ステップ302の動作を参照してもよく、本発明の実施例では、説明を省略する。
なお、スケジューリング機器は、当該視覚データに基づいて当該ターゲットカメラの可視領域内に移動物体が存在することを検出した可能性があり、当該可視領域内に移動物体が存在しないことを検出した可能性もあり、異なる検出結果に応じて、スケジューリング機器が行う動作も異なる。
AGVは、自律ナビゲーションで走行するロボットであり、通常は各AGVに対して予め走行経路を設定しておく。このため、スケジューリング機器が検出により当該可視領域内に移動物体が存在しないと確定した場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御することができる。
また、当該可視領域内に移動物体が存在しない場合、どの物体も当該可視領域を通過でき、たとえば、作業場の作業員などが挙げられる。したがって、可視領域を通過可能かどうかを作業員に周知させるために、スケジューリング機器が検出により当該可視領域内に移動物体が存在しないと確定した後、当該可視領域内に移動物体が存在しないことを指示するために、通行状態にあるように当該可視領域における指示灯を制御するようにしてもよい。
なお、指示ランプが通行状態にあることは、指示ランプの点灯色や点灯方式などにより反映されることができ、例えば、指示ランプの点灯色が緑色である場合、指示ランプが通行状態にあると確定し、および/または、指示ランプの点灯方式が点滅せずに常時点灯している場合、指示ランプが通行状態にあると確定する。
なお、スケジューリング機器によって取得された視覚データが、作業場において作動状態にあるAGVに取り付けられたカメラから取得されたものではなく、作業場に設置されたカメラによって収集されたものであり、且つ、作業場に設置されたカメラの数が、一般的に作業場において作動状態にあるAGVの数より少ないことによって、スケジューリング機器によって処理された視覚データの量を減少させ、スケジューリング機器の実行リソースが節約された。
さらに、スケジューリング機器が、当該可視領域内に移動物体が存在することを検出した可能性もあるので、スケジューリング機器が検出により当該可視領域内に移動物体が存在すると確定した場合、当該スケジューリング機器の動作について、次のステップ403の動作を参照することができる。
ステップ403において、スケジューリング機器が検出により当該可視領域内に移動物体が存在すると確定した場合、現在作動状態にあるAGVを制御する。
上記のステップ303から分かるように、衝突事故の発生を避けるために、スケジューリング機器が検出により当該可視領域内に移動物体が存在すると確定した場合、現在作動状態にあるAGVを制御することができる。また、AGVが移動可能であり、作業員や運搬車などの非AGV物体も移動可能であり、当該可視領域内の移動物体が非AGV物体を含み、AGVを含まない、および/または、AGVを含み、非AGV物体を含まない、および/または、AGVと非AGV物体を含む場合があり、スケジューリング機器がAGVを制御する動作は、可視領域内の移動物体に含まれる物体種別によっても異なる。したがって、スケジューリング機器が現在作動状態にあるAGVを制御する動作は、以下のようになる。当該可視領域内の移動物体が非AGV物体を含み、AGVを含まない場合、当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御し、および/または、当該可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御し、および/または、当該可視領域内の移動物体がAGVと非AGV物体を含む場合、当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域内に位置するAGVを制御する。
ここで、当該可視領域内の移動物体が非AGV物体を含み、AGVを含まない場合、後にあるAGVが当該可視領域に進入することによって、非AGV物体と衝突することを避けるために、スケジューリング機器が、当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御することができる。当該可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、AGVがプリセットされた経路に従って移動することができるので、スケジューリング機器が、正常に移動するように現在作動状態にあるAGVを制御することができ、つまり、スケジューリング機器が、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御する。当該可視領域内の移動物体がAGVと非AGV物体を含む場合、当該可視領域内でAGVと非AGV物体が衝突する確率が非常に高いので、AGVと非AGV物体が衝突することを避けるために、スケジューリング機器が、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域内に位置するAGVを制御することができる同時に、後にあるAGVがこのような場合では当該可視領域にさらに進入することを避けるために、当該スケジューリング機器が、当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域外に位置するAGVを同時に制御することができる。
下記では、スケジューリング機器が、当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御する動作、および、スケジューリング機器が、当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域内に位置するAGVを制御する動作についてそれぞれ説明する。
以下、スケジューリング機器が、当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVをどのように制御するかについて説明する。
AGV走行経路上の交通管理領域は、当該AGVと非AGV物体が混在する共通経路領域である可能性があり、またはAGV走行経路の機器メンテナンス領域である。つまり、ターゲットカメラの可視領域は、AGVと非AGV物体が混在する共通経路領域である可能性があり、AGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域である可能性もあり、可視領域シーンによっては、スケジューリング機器が当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御するケースには、少なくとも次の2つのケースのうちの少なくとも1つが含まれる。
第1のケースとして、当該可視領域がAGVと非AGV物体が混在する共通経路領域である場合、現在当該共通経路領域に向かって走行しているAGVと当該共通経路領域との間の距離を確定し、当該共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、走行を一時停止するように当該共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御し、および/または、当該共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、基準速度に減速するように当該共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVの走行速度を制御する。
可視領域内の移動物体が非AGV物体を含む場合、可視領域から遠いAGVが、走行中に当該可視領域内で衝突しないため、スケジューリング機器が、当該可視領域への進入を禁止するように可視領域から遠いAGVを制御することなく、当該可視領域への進入を禁止するように可視領域に近いAGVだけを制御すればよい。
なお、当該安全距離が、AGVの走行速度で共通経路領域に向かって走行するときに共通経路領域において非AGV物体に遭遇しないことを保証する距離であり、当該安全距離が事前に設定されることができ、例えば、当該安全距離は、10メートル、20メートルなどであってもよい。もちろん、AGVの走行速度が通常一定であるので、制御の正確さを保証するために、当該安全距離はリアルタイムで確定されることができ、例えば、共通経路領域内に設置された速度センサにより、共通経路領域内の非AGV物体の走行速度を検出し、非AGV物体が現在の走行速度で当該共通経路領域から離れる時間の長さを確定し、当該時間の長さにAGVの走行速度を乗じて、距離を得て、当該距離を安全距離と確定する。
なお、当該共通経路領域は、AGVと非AGV物体が混在する交差点領域であってもよいし、交差点領域の外でAGVと非AGV物体が走行するときに共通する経路領域であってもよい。当該基準速度は事前に設定されることができ、例えば、当該基準速度は、AGVの正常な走行速度の1/2、1/3、1/4などであってもよい。
また、現在当該共通経路領域に向かって走行しているAGVと当該共通経路領域との間の距離を正確に確定し、当該可視領域への進入を禁止するように当該共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御するために、当該スケジューリング機器が、現在作動状態にあるAGVの位置情報を取得することができ、取得された位置情報に基づいて、現在当該共通経路領域に向かって走行しているAGVのマークと、各AGVと共通経路領域との距離を確定し、この後、現在当該共通経路領域に向かって走行しているAGVのマークに基づいて、走行を一時停止するように当該共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御する。
第2のケースとして、当該可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域である場合、当該機器メンテナンス領域への進入を禁止するように当該機器メンテナンス領域に向かって走行し且つ当該機器メンテナンス領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御し、および/または、非AGV物体の当該機器メンテナンス領域内での滞在時間を確定し、当該非AGV物体の当該機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間以上である場合、当該機器メンテナンス領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、予備経路に従って走行するように走行経路が当該機器メンテナンス領域を含むAGVを制御する。
AGVの走行経路の近くの機器が故障する場合があり、このとき、メンテナンス担当者がメンテナンスを行う必要があり、メンテナンス担当者が故障した機器をメンテナンスする時、AGVが当該機器メンテナンス領域を通過した時、メンテナンス担当者がAGVの進入に気付かないと、機器メンテナンス領域に入ったAGVと衝突する可能性が高くなるので、設備修理エリアに入るAGVと衝突する可能性が高いので、当該機器メンテナンス領域への進入を禁止するように作動状態にあるAGVを制御する必要がある。また、すべてのAGVの走行経路が当該機器メンテナンス領域を通過するわけではないので、スケジューリング機器は、当該機器メンテナンス領域への進入を禁止するように全ての作動状態にあるAGVを制御する必要がなく、当該機器メンテナンス領域への進入を禁止するように当該機器メンテナンス領域に向かって走行し且つ当該機器メンテナンス領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御する。
ここで、スケジューリング機器が、走行を一時停止するように当該機器メンテナンス領域に向かって走行し且つ当該機器メンテナンス領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御し、および/または、基準速度に減速するように当該機器メンテナンス領域に向かって走行し且つ当該機器メンテナンス領域との間の距離が安全距離以下であるAGVの走行速度を制御することによって、当該機器メンテナンス領域への進入を禁止するように当該機器メンテナンス領域に向かって走行し且つ当該機器メンテナンス領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御する。
また、メンテナンス担当者が機器をメンテナンスするのに要する時間は、長い場合もあるし短い場合もあり、機器をメンテナンスする時間が長い場合、AGVが走行を一時停止すると、AGVの作動効率が低下し、AGVの速度を基準速度に減速させた後も、AGVが機器メンテナンス領域に進入することによってAGVの衝突事故が発生する可能性がある。したがって、AGVの作動効率に影響を与えないため、及びAGVの衝突事故の発生を避けるために、スケジューリング機器が、非AGV物体の当該機器メンテナンス領域内での滞在時間を確定することができ、当該非AGV物体の当該機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間以上である場合、当該機器メンテナンス領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、予備経路に従って走行するように走行経路が当該機器メンテナンス領域を含むAGVを制御する。
なお、当該プリセットされた時間は事前に設定されることができ、例えば、当該プリセットされた時間は、2分、3分、5分などであってもよい。当該予備経路は、他のAGV又は非AGV物体が通過するための経路であってもよく、事前に設定された緊急時専用の経路であってもよい。
以下、スケジューリング機器が、当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域外に位置するAGVをどのように制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域内に位置するAGVをどのように制御するかについて説明する。
ここで、スケジューリング機器が、当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域内に位置するAGVを制御する場合、どのAGVを制御して移動を停止するか、どのAGVを制御して当該可視領域への進入を禁止するかを明確に確定しなければならない。したがって、スケジューリング機器が、当該可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ当該可視領域内に位置するAGVを制御する方式には、少なくとも次の2つの方式のうちの少なくとも1つが含まれる。
第1の方式として、スケジューリング機器が、現在作動状態にあるAGVの位置情報を取得し、取得された位置情報に基づいて、当該可視領域外に位置するAGVのマークと当該可視領域内に位置するAGVのマークを確定し、確定されたマークに基づいて、当該可視領域への進入を禁止するように当該可視領域外に位置するAGVを制御し、移動を停止するように当該可視領域内に位置するAGVを制御する。
スケジューリング機器が、現在の作業場の地図を記憶することができるので、スケジューリング機器が、地図における可視領域の位置情報を確定し、同時に、AGVが移動中に位置決めをすることができ、スケジューリング機器に位置決め情報を送信し、したがって、スケジューリング機器が、地図における作動状態にあるAGVの位置情報を確定することができる。
なお、AGVのマークは、対応するAGVを一意にマーキングするために使用され、当該AGVのマークは、AGVのMAC(Media Access Control、メディアアクセス制御)アドレス、出荷シーケンス番号などであってもよい。
なお、スケジューリング機器が第1の方式でAGVのマークを確定する場合、各AGVが位置情報をスケジューリング機器に送信することができるので、各AGVの位置をスケジューリング機器に確定させる場合、どのAGVを制御する必要があるかを正確に確定し、AGVのマークの取得の正確さを向上させ、AGVの正確率と効率を制御することができる。
第2の方式として、各AGVに自身のマーク情報が貼られ、当該スケジューリング機器が、当該視覚データによって、当該可視領域内に位置するAGVのマークを識別し、識別されたマークに基づいて、移動を停止するように当該可視領域内に位置するAGVを制御し、当該可視領域への進入を禁止するように残りの作動状態にあるAGVを制御することができる。
なお、AGVに貼られたマーク情報は、数字番号、色、バーコードなど各AGVを区別できる任意の情報である。
なお、スケジューリング機器が第2の方式でAGVのマークを確定する場合、スケジューリング機器が、当該視覚データによって、当該可視領域内に位置するAGVのマークを直接に識別することができるので、他の情報を追加的に取得する必要がなく、AGVのマークの取得の利便性を向上させる。
また、AGVが通常に貨物を運搬するために使用されるため、AGVに貼られたマーク情報が貨物によって遮られる可能性が高くて、スケジューリング機器がAGVのマークを取得できなくなり、したがって、作動状態のAGVを正確に制御できることを保証するために、通常は上述の第1の方式でAGVのマークを取得することができる。
さらに、スケジューリング機器が確定されたマークに基づいて当該可視領域への進入を禁止するように当該可視領域外に位置するAGVを制御する動作について、上記の可視領域内の移動物体が非AGV物体を含み、AGVを含まない場合、可視領域への進入を禁止するように作動状態にあるAGVを制御する動作を参照してもよい。
さらに、可視領域内に移動物体が存在する場合、その際に作業者が勝手に当該可視領域に進入してしまうと、作業者が怪我をする危険性がある。したがって、作業者に対するダメージを低減するために、スケジューリング機器が検出により当該可視領域内に移動物体が存在すると確定した後、当該可視領域内に移動物体が存在することを指示するために、警告状態にあるように当該可視領域内の指示ランプを制御する。
なお、指示ランプが警告状態にあることは、同様に、指示ランプの点灯色や点灯方式などにより反映されることができ、例えば、指示ランプの点灯色が赤色である場合、指示ランプが警告状態にあると確定し、および/または、指示ランプの点灯方式が規則的に点滅している場合、指示ランプが警告状態にあると確定する。
なお、作業者が忙しくて、目の前の作業で当該可視領域内の指示ランプの状態に気づかないことによって、指示ランプが注意喚起の目的に達することができず、衝突事故が発生する可能性が依然として高い。したがって、作業者への注意喚起効果を高め、衝突事故の発生の可能性を低くするために、当該スケジューリング機器が、指示ランプを制御することによって当該可視領域内に移動物体が存在することを指示するだけでなく、他の方式で提示することも可能であり、例えば、当該可視領域内の移動物体が非AGV物体を含む場合、当該可視領域から離れることを当該可視領域内の非AGV物体に提示するために、第1の音声提示情報を再生するように当該可視領域内の音声出力装置を制御し、当該可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、当該可視領域への進入を禁止することを当該可視領域外の非AGV物体に提示するために、第2の音声提示情報を再生するように当該可視領域内の音声出力装置を制御する。
当該可視領域は、AGVの走行経路と非AGV物体の走行経路との交差点にあり、AGVの走行経路は、当該可視領域を通過する必要があり、AGVの当該可視領域への進入を長時間に禁止すると、AGVの貨物運搬に影響を与える可能性がある。したがって、当該可視領域内の移動物体が非AGV物体を含む場合、AGVの貨物運搬に影響を与えることを避けるために、通常は早く離れることを可視領域内の非AGV物体に提示する必要がある。当該可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、このとき非AGV物体が当該可視領域に進入すると、AGVと衝突する可能性が高くなり、したがって, AGVとの衝突を避けるために、このとき、当該可視領域への進入を禁止することを可視領域外の非AGV物体に提示することができる。
さらに、当該可視領域が当該機器メンテナンス領域である場合、機器メンテナンス領域が、機器をメンテナンスする領域であり、機器をメンテナンスする時間が長いと、機器のメンテナンス担当者が当該機器メンテナンス領域に長期滞在することになり、この場合、第1の音声提示情報を再生し続けることは何の意味もなく、同時にリソースも浪費される。したがって、可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域であり、且つ当該非AGV物体の機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間より長い場合、第1の音声提示情報の再生を停止するように可視領域内の音声出力装置を制御する。
本発明の実施例では、スケジューリング機器は、ターゲットカメラによって収集された可視領域内の視覚データを取得することができ、当該視覚データに基づいて当該ターゲットカメラの可視領域内に移動物体が存在することが検出された場合、現在作動状態にあるAGVを制御し、ターゲットカメラの可視領域は、ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲であり、当該ターゲットカメラが作業場で作動状態にあるAGVに取り付けられたカメラではないことを示すので、AGVのカメラが遮られて視覚データを収集できなくなる可能性が低減され、交通管理を必要とするAGVの管理が保証され、AGVの衝突事故の発生が低減される。また、作業場に設置されたカメラの数が作業場におけるAGVの数より小さく、AGVがカメラを搭載することができ、即ち、作業場に設置されたカメラの数がAGVに取り付けられたカメラの数より少なく、この結果、処理された視覚データの量を減少させ、実行リソースが節約された。
図5は、本発明の実施例による自動ガイド搬送車の制御装置のブロック図であり、図5を参照すると、当該制御装置は、ソフトウェア、ハードウェア、または両者の組み合わせによって実現されることができ、当該制御装置は、取得モジュール501と、検出モジュール502と、第1の制御モジュール503とを含む。
取得モジュール501は、作業場に設置されたターゲットカメラの可視領域内の視覚データを取得し、前記可視領域は、前記ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲である。
検出モジュール502は、前記視覚データに基づいて、前記ターゲットカメラの可視領域内移動物体が存在するか否かを検出する。
第1の制御モジュール503は、検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された場合、現在作動状態にあるAGVを制御する。
選択肢の一つとして、図6を参照すると、前記第1の制御モジュール503は、
前記可視領域内の移動物体が非AGV物体を含み、AGVを含まない場合、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御する第1の制御サブモジュール5031、
および/または、
前記可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御する第2の制御サブモジュール5032、
および/または、
前記可視領域内の移動物体がAGVと非AGV物体を含む場合、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域内に位置するAGVを制御する第3の制御サブモジュール5033、
を含む。
選択肢の一つとして、前記第1の制御サブモジュール5031は、
前記可視領域がAGVと非AGV物体が混在する共通経路領域である場合、現在前記共通経路領域に向かって走行しているAGVと前記共通経路領域との間の距離を確定し、
前記共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、走行を一時停止するように前記共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御し、および/または、前記共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、基準速度に減速するように前記共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVの走行速度を制御する。
選択肢の一つとして、前記第1の制御サブモジュール5031は、
前記可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域である場合、非AGV物体の前記可視領域内での滞在時間を確定し、前記機器メンテナンス領域への進入を禁止するように前記機器メンテナンス領域に向かって走行し且つ前記機器メンテナンス領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御し、
および/または、
前記非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間以上である場合、前記機器メンテナンス領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、予備経路に従って走行するように走行経路が前記機器メンテナンス領域を含むAGVを制御する。
選択肢の一つとして、前記第3の制御サブモジュール5033は、
現在作動状態にあるAGVの位置情報を取得し、
取得された位置情報に基づいて、前記可視領域外に位置するAGVのマークと前記可視領域内に位置するAGVのマークを確定し、
確定されたマークに基づいて、前記可視領域への進入を禁止するように前記可視領域外に位置するAGVを制御し、移動を停止するように前記可視領域内に位置するAGVを制御する。
選択肢の一つとして、各AGVに自身のマーク情報が貼られ、
前記第3の制御サブモジュール5033は、
前記視覚データによって、前記可視領域内に位置するAGVのマークを識別し、
識別されたマークに基づいて、移動を停止するように前記可視領域内に位置するAGVを制御し、前記可視領域への進入を禁止するように残りの作動状態にあるAGVを制御する。
選択肢の一つとして、図7を参照すると、前記制御装置は、
前記可視領域内に移動物体が存在することを指示するために、警告状態にあるように前記可視領域内の指示ランプを制御する第2の制御モジュール504をさらに含む。
選択肢の一つとして、図8を参照すると、前記制御装置は、
前記可視領域内の移動物体が非AGV物体を含む場合、前記可視領域から離れることを前記可視領域内の非AGV物体に提示するために、第1の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御する第3の制御モジュール505と、
前記可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、前記可視領域への進入を禁止することを前記可視領域外の非AGV物体に提示するために、第2の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御する第4の制御モジュール506と、
をさらに含む。
選択肢の一つとして、図9を参照すると、前記制御装置は、
前記可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域であり、且つ前記非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間より長い場合、前記第1の音声提示情報の再生を停止するように前記可視領域内の音声出力装置を制御する第5の制御モジュール507をさらに含む。
選択肢の一つとして、図10を参照すると、前記制御装置は、
検出により前記可視領域内に移動物体が存在しないことが確定された場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御する第6の制御モジュール508をさらに含む。
選択肢の一つとして、図11を参照すると、前記制御装置は、
前記可視領域内に移動物体が存在しないことを指示するために、通行状態にあるように前記可視領域内の指示ランプを制御する第7の制御モジュール509をさらに含む。
以上のように、本発明の実施例では、スケジューリング機器は、ターゲットカメラによって収集された可視領域内の視覚データを取得することができ、当該視覚データに基づいて当該ターゲットカメラの可視領域内に移動物体が存在することが検出された場合、現在作動状態にあるAGVを制御し、ターゲットカメラの可視領域は、ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲であり、当該ターゲットカメラが作業場で作動状態にあるAGVに取り付けられたカメラではないことを示すので、AGVのカメラが遮られて視覚データを収集できなくなる可能性が低減され、交通管理を必要とするAGVの管理が保証され、AGVの衝突事故の発生が低減される。また、作業場に設置されたカメラの数が作業場におけるAGVの数より小さく、AGVがカメラを搭載することができ、即ち、作業場に設置されたカメラの数がAGVに取り付けられたカメラの数より少なく、この結果、処理された視覚データの量を減少させ、実行リソースが節約された。
なお、上記実施例による自動ガイド搬送車の制御装置は、自動ガイド搬送車を制御する際に、上記の各機能モジュールの区分のみを例に挙げて説明し、実際の適用では、必要に応じて異なる機能モジュールによって上記の機能を完成することができ、即ち、上記の機能のすべてまたは一部を完成するために、制御装置の内部構造を異なる機能モジュールに分割する。また、上記実施例による自動ガイド搬送車の制御装置と自動ガイド搬送車の制御方法の実施例は同じ概念に属し、その具体的な実現プロセスについて、方法の実施例を参照し、ここでは説明を省略する。
図12は、本発明の例示的な実施例によるスケジューリング機器1200の構造ブロック図である。当該スケジューリング機器1200は、スマートフォン、タブレット、MP3プレーヤー(Moving Picture Experts Group Audio Layer III、エムペグオーディオレイヤー3)、MP4プレーヤー(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV、エムペグオーディオレイヤー4)、ノートパソコンまたはデスクトップパソコンであってもよい。スケジューリング機器1200は、ユーザ機器、携帯端末、ラップトップ端末、デスクトップ端末などの他の名称と呼ばれることもある。
通常、スケジューリング機器1200は、プロセッサ1201とメモリ1202とを含む。
プロセッサ1201は、4コアプロセッサ、8コアプロセッサなどの1つ以上の処理コアを含むことができる。プロセッサ1201は、DSP(Digital Signal Processing、デジタル信号処理)、FPGA(Field-Programmable Gate Array 、フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLA(Programmable Logic Array、プログラマブル論理アレイ)の少なくとも1つのハードウェアにより実現されることができる。プロセッサ1201は、メインプロセッサおよびコプロセッサを含んでもよく、メインプロセッサは、起動状態のデータを処理するためのプロセッサであり、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)とも呼ばれ、コプロセッサは、スタンバイ状態のデータを処理するための低消費電力プロセッサである。いくつかの実施例では、プロセッサ1201は、GPU(Graphics Processing Unit、画像プロセッサ)を統合してもよく、GPUは、ディスプレイが表示する必要があるコンテンツのレンダリングと描画に使用される。いくつかの実施例では、プロセッサ1201は、AI(Artificial Intelligence、人工知能)プロセッサをさらに含んでもよく、当該AIプロセッサは、機械学習に関連する計算操作を処理するために使用される。
メモリ1202は、1つ以上のコンピュータ読取可能な記憶媒体を含むことができ、当該コンピュータ読取可能な記憶媒体は、非一時的であってもよい。メモリ1202は、1つ以上のディスク記憶装置、フラッシュストレージデバイスなどの、高速ランダムアクセスメモリ、および不揮発性メモリを含んでもよい。いくつかの実施例では、メモリ1202内の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体は、少なくとも1つの指令を記憶するために使用され、当該少なくとも1つの指令は、プロセッサ1201によって実行されることにより、本発明の方法の実施例による自動ガイド搬送車の制御方法を実現する。
いくつかの実施例では、選択肢の一つとして、スケジューリング機器1200は、通信バス、通信インターフェース1203と少なくとも1つの周辺機器とを含んでもよい。プロセッサ1201、メモリ1202、および通信インターフェース1203は、バスまたは信号線を介して接続されていてもよい。各周辺機器は、バス、信号線、または回路基板を介して通信インターフェース1203に接続されていてもよい。具体的に、周辺機器は、無線周波数回路1204、タッチディスプレイ1205、カメラ1206、オーディオ回路1207、位置決めアセンブリ1208および電源1209の少なくとも1つを含む。
通信インターフェース1203は、I/O(Input/Output、入力/出力)に関連する少なくとも1つの周辺機器をプロセッサ1201およびメモリ1202に接続するために使用されてもよい。いくつかの実施例では、プロセッサ1201、メモリ1202、および通信インターフェース1203は、同一のチップまたは回路基板に集積され、いくつかの他の実施例では、プロセッサ1201、メモリ1202、および通信インターフェース1203のいずれか1つまたは2つは、個別のチップまたは回路基板上に実現されてもよく、本実施例はこれに対して限定しない。
無線周波数回路1204は、RF(Radio Frequency、無線周波数)信号を受信および送信するために使用され、電磁信号とも呼ばれる。無線周波数回路1204は、電磁信号を介して通信ネットワークおよび他の通信デバイスと通信する。無線周波数回路1204は、電気信号を電磁信号に変換して送信するか、または受信した電磁信号を電気信号に変換する。選択肢の一つとして、無線周波数回路1204は、アンテナシステム、RFトランシーバ、1つ以上の増幅器、チューナー、発振器、デジタル信号プロセッサ、コーデックチップセット、加入者識別モジュールカードなどを含む。無線周波数回路1204は、少なくとも1つの無線通信プロトコルを介して他の端末と通信することができる。当該無線通信プロトコルには、メトロポリタンエリアネットワーク、すべての世代のモバイル通信ネットワーク(2G、3G、4G、および5G)、無線LANおよび/またはWiFi(Wireless Fidelity 、ワイヤレスフィデリティ)ネットワークが含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、無線周波数回路1204は、NFC(Near Field Communication、近距離無線通信)に関する回路を含んでもよく、本実施例はこれに対して限定しない。
ディスプレイ1205は、UI(User Interface、ユーザインターフェース)を表示するために使用される。当該UIは、グラフィック、テキスト、アイコン、ビデオ、およびそれらの任意の組み合わせを含めることができる。ディスプレイ1205がタッチディスプレイである場合、ディスプレイ1205は、ディスプレイ1205の表面または表面の上方にあるタッチ信号を収集する能力をさらに有する。当該タッチ信号は、制御信号としてプロセッサ1201に入力されて処理されてもよい。このとき、ディスプレイ1205は、仮想ボタンおよび/または仮想キーボードを提供するために使用されてもよく、ソフトボタンおよび/またはソフトキーボードとも呼ばれる。いくつかの実施例では、ディスプレイ1205は、1つでもよく、スケジューリング機器1200のフロントパネルを設定し、いくつかの他の実施形態では、ディスプレイ1205は、少なくとも2つでもよく、スケジューリング機器1200の異なる表面にそれぞれ設けられ、または折り畳みの形で設計され、いくつかのさらに別の実施例では、ディスプレイ1205は、フレキシブルディスプレイであってもよく、スケジューリング機器1200の曲げ面または折り畳み面に設けられる。さらに、ディスプレイ1205は、非矩形の不規則な形状、すなわち特殊な形状のスクリーンに設定されてもよい。ディスプレイ1205は、LCD(Liquid Crystal Displa5、液晶ディスプレイ)およびOLED(Organic Light-Emitting Diode、有機発光ダイオード)などの材料で作られてもよい。
カメラアセンブリ1206は、画像またはビデオを収集するために使用される。選択肢の一つとして、カメラアセンブリ1206は、フロントカメラとリアカメラを含む。通常、フロントカメラは端末のフロントパネルに設置され、リアカメラは端末の背面に設置される。いくつかの実施例では、メインカメラと被写界深度カメラとの融合によって背景ぼかし機能を実現し、メインカメラと広角カメラとの融合によってパノラマ撮影及びVR(Virtual Reality、仮想現実)撮影機能またはその他の融合撮影機能を実現するために、リアカメラは少なくとも2つで、それぞれがメインカメラ、被写界深度カメラ、広角カメラ、長焦点カメラのいずれかである。いくつかの実施例では、カメラアセンブリ1206は、フラッシュをさらに含むことができる。フラッシュは、モノクロ温度フラッシュであってもよいし、デュアルカラー温度フラッシュであってもよい。デュアルカラー温度フラッシュとは、暖光フラッシュと冷光フラッシュとの組み合わせを指し、異なる色温度での光線補償に使用できる。
オーディオ回路1207は、マイクおよびスピーカを含むことができる。マイクロフォンは、ユーザおよび環境の音波を収集し、音波を電気信号に変換してプロセッサ1201に入力して処理し、または無線周波数回路1204に入力することにより、音声通信を実現する。ステレオ収集またはノイズ低減の目的で、マイクは複数であってもよく、スケジューリング機器1200の異なる部位にそれぞれ配置される。マイクは、アレイマイクまたは全指向性収集型マイクであってもよい。スピーカは、プロセッサ1201または無線周波数回路1204からの電気信号を音波に変換するために使用される。スピーカは、従来のフィルムスピーカであってもよく、圧電セラミックスピーカであってもよい。スピーカが圧電セラミックスピーカである場合、電気信号を人間に聞こえる音波に変換するだけでなく、電気信号を人間に聞こえない音波に変換することにより測距するなどの用途も考えられる。いくつかの実施例では、オーディオ回路1207は、ヘッドフォンジャックをさらに含むことができる。
位置決めアセンブリ1208は、スケジューリング機器1200の現在の地理的位置を位置決めすることにより、ナビゲーションまたはLBS(Location Based Service、位置情報に基づくサービス)を実現する。位置決めアセンブリ1208は、米国のGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)、中国の北斗システム、ロシアのグロナスシステム又は欧州連合のガリレオシステムに基づく位置決めアセンブリであってもよい。
電源1209は、スケジューリング機器1200の各アセンブリに電力を供給するために使用される。電源1209は、交流、直流、使い捨て電池、または充電式電池であってもよい。電源1209が充電式電池を含む場合、当該充電式電池は、有線充電や無線充電に対応できる。当該充電式電池は、クイックチャージ技術にも対応できる。
いくつかの実施例では、スケジューリング機器1200は、1つ以上のセンサ1210をさらに含む。当該1つ以上のセンサ1210は、加速度センサ1211、ジャイロセンサ1212、圧力センサ1213、指紋センサ1214、光学センサ1215、および近接センサ1216を含むが、これらに限定されない。
加速度センサ1211は、スケジューリング機器1200により確立された座標系の3つの座標軸上の加速度の大きさを検出することができる。例えば、加速度センサ1211は、3つの座標軸上の重力加速度の成分を検出するために使用されることができる。プロセッサ1201は、加速度センサ1211によって収集された重力加速度信号に基づいて、横方向または縦方向のビューでユーザインターフェースの表示を行うようにタッチディスプレイ1205を制御することができる。加速度センサ1211は、ゲームまたはユーザの動きデータの収集にも利用できる。
ジャイロセンサ1212は、スケジューリング機器1200の機体の方向および回動角度を検出することができ、ジャイロセンサ1212は、加速度センサ1211と協働して、ユーザによるスケジューリング機器1200の3D動作を収集することができる。プロセッサ1201は、ジャイロセンサ1212によって収集されたデータに基づいて、動作感知(例えば、ユーザの傾き操作に応じてUIを変化させる)、撮影時の画像安定、ゲーム制御、および慣性ナビゲーションなどの機能を実現することができる。
圧力センサ1213は、スケジューリング機器1200の側面枠および/またはタッチディスプレイ1205の下層に配置されてもよい。圧力センサ1213がスケジューリング機器1200の側面枠に配置されると、スケジューリング機器1200へのユーザの保持信号を検出することができ、プロセッサ1201は、圧力センサ1213によって収集された保持信号に基づいて、左右手の識別または迅速な操作を行うことができる。圧力センサ1213がタッチディスプレイ1205の下層に配置されると、プロセッサ1201は、タッチディスプレイ1205へのユーザの圧力操作に応じて、UIインターフェース上の操作可能なコントロールを制御する。操作可能なコントロールには、ボタンコントロール、スクロールバーコントロール、アイコンコントロール、メニューコントロールの少なくとも1つが含まれる。
指紋センサ1214は、ユーザの指紋を収集するために使用され、プロセッサ1201は、指紋センサ1214によって収集された指紋に基づいてユーザの身元を認識し、または、指紋センサ1214は、収集された指紋に基づいてユーザの身元を認識する。ユーザの身元が信頼できる身元であると認識された場合、プロセッサ1201によって、当該ユーザに関連する敏感な操作を実行させ、当該敏感な操作は、スクリーンのロック解除、暗号化された情報の閲覧、ソフトウェアのダウンロード、支払いおよび設定変更などを含む。指紋センサ1214は、スケジューリング機器1200の前面、背面、または側面に設けられてもよい。スケジューリング機器1200には物理的なボタンまたはメーカーのロゴが配置された場合、指紋センサ1214は物理的なボタンまたはメーカーのロゴと統合されてもよい。
光センサ1215は、環境の光強度を収集するために使用される。一実施例では、プロセッサ1201は、光学センサ1215によって収集された環境の光強度に基づいて、タッチディスプレイ1205の表示輝度を制御することができる。具体的に、環境の光強度が高い場合、タッチディスプレイ1205の表示輝度を上げ、周囲の光強度が低い場合、タッチディスプレイ1205の表示輝度を下げる。別の実施例では、プロセッサ1201は、光学センサ1215によって収集された環境の光強度に基づいて、カメラアセンブリ1206の撮影パラメータを動的に調整することができる。
近接センサ1216は、距離センサとも呼ばれ、通常、スケジューリング機器1200のフロントパネルに配置される。近接センサ1216は、ユーザとスケジューリング機器1200の正面との間の距離を取得するために使用される。一実施例では、ユーザとスケジューリング機器1200の正面との間の距離が徐々に小さくなることを近接センサ1216が検出した場合、プロセッサ1201は、明るい画面状態から閉じた画面状態に切り替えるようにタッチディスプレイ1205を制御し、ユーザとスケジューリング機器1200の正面との間の距離が徐々に大きくなることを近接センサ1216が検出した場合、プロセッサ1201は、閉じた画面状態から明るい画面状態に切り替えるようにタッチディスプレイ1205を制御する。
つまり、本発明の実施例は、図3または図4に示された実施例における方法を実行するように構成されるプロセッサとプロセッサ実行可能指令を記憶するためのメモリを含むスケジューリング機器を提供するだけでなく、本発明の実施例は、プロセッサによって実行されるとき、図3または図4に示された実施例における自動ガイド搬送車の制御方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体も提供する。
当業者であれば、図5に示される構造は、端末500を限定するものではなく、図示よりも多いまたは少ないアセンブリを含んでもよく、または、いくつかのアセンブリを組み合わせたり、あるいは異なるアセンブリ配置を採用したりすることができることを理解できる。
図13は、本発明の実施例によるスケジューリング機器の概略構造図である。当該スケジューリング機器が、サーバーであってもよく、当該このサーバーは、バックグラウンドサーバーのクラスタ内のサーバーであってもよい。
具体的に、サーバー1300は、中央処理装置(CPU)1301と、ランダムアクセスメモリ(RAM)1302および読み出し専用メモリ(ROM)1303を含むシステムメモリ1304と、システムメモリ1304と中央処理装置1301とを接続するシステムバス1305を含む。サーバー1300は、コンピュータ内の各部品の間の情報の転送を容易にする基本入力/出力システム(I/Oシステム)1306と、オペレーティングシステム1313、アプリケーション1314、および他のプログラムモジュール1315を記憶するための大容量記憶装置1307とをさらに含む。
基本入力/出力システム1306は、情報を表示するためのディスプレイ1308と、ユーザの情報入力のためのマウスやキーボードなどの入力装置1309とを含む。ここで、ディスプレイ1308および入力装置1309の両方は、システムバス1305に接続された入出力コントローラ1310を介して中央処理装置1301に接続される。基本入力/出力システム1306は、キーボード、マウスや電子スタイラスペンなどの複数の他のデバイスからの入力を受け取り処理する入出力コントローラ1310をさらに含むことができる。同様に、入出力コントローラ1310は、ディスプレイスクリーン、プリンタ、または他のタイプの出力デバイスに出力を提供する。
大容量記憶装置1307は、システムバス1305に接続された大容量記憶コントローラ(図示せず)によって中央処理装置1301に接続されている。大容量記憶装置1307およびそれに関連するコンピュータ可読媒体は、サーバー1300に不揮発性記憶を提供する。つまり、大容量記憶装置1307は、ハードディスクやCD-ROMドライブなどのコンピュータ可読媒体(図示せず)を含むことができる。
一般性を失うことなく、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体を含むことができる。コンピュータ記憶媒体には、コンピュータ可読指令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法または技術を実現する揮発性媒体、不揮発性媒体、移動可能媒体および移動不可能媒体を含む。コンピュータ記憶媒体には、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のソリッドステートストレージ技術、CD-ROM、DVDまたは他の光記憶装置、テープカートリッジ、磁気テープ、ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置を含む。もちろん、当業者は、コンピュータ記憶媒体が上記に限定されないことを理解できる。上記のシステムメモリ1304と大容量記憶装置1307を総称してメモリと呼ぶことができる。
本発明の各実施例によれば、サーバー1300は、インターネットなどのネットワークを介してネットワーク上のリモートコンピュータに接続されることにより動作することができる。即ち、サーバー1300は、システムバス1305に接続されたネットワークインターフェースユニット1311を介してネットワーク1312に接続されることができ、言い換えれば、ネットワークインターフェースユニット1311を使用することにより、他のタイプのネットワークまたはリモートコンピュータシステム(図示せず)に接続することができる。
上記のメモリには1つ以上のプログラムが記憶され、1つ以上のプログラムは、メモリに記憶され、CPUによって実行されるように構成される。前記1つ以上のプログラムは、図3または図4に示された実施例における自動ガイド搬送車の制御方法を実現するための制御方法を含む。
当業者にとって、上記の実施例のステップの全部または一部をハードウェアによって完了してもよく、またはプログラムを利用して関連するハードウェアを指令することにより完了してもよいことを理解することができ、前記プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができ、上記記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、または光ディスク等であってもよい。
上記は、本発明の好ましい実施例に過ぎない、本発明を限定するものではなく、本発明の精神および原則内でなされた任意の変更、等効な置換、改善などは、本発明の範囲に含まれるものとする。
1 カメラ
2 スケジューリング機器
3 エムペグオーディオレイヤー
4 指示ランプ
5 音声出力装置
500 端末
501 取得モジュール
502 検出モジュール
503 第1の制御モジュール
5031 第1の制御サブモジュール
5032 第2の制御サブモジュール
5033 第3の制御サブモジュール
504 第2の制御モジュール
505 第3の制御モジュール
506 第4の制御モジュール
507 第5の制御モジュール
508 第6の制御モジュール
509 第7の制御モジュール
1200 スケジューリング機器
1201 プロセッサ
1202 メモリ
1203 通信インターフェース
1204 無線周波数回路
1205 ディスプレイ
1206 カメラ
1207 オーディオ回路
1208 位置決めアセンブリ
1209 電源
1210 センサ
1211 加速度センサ
1212 ジャイロセンサ
1213 圧力センサ
1214 指紋センサ
1215 光学センサ
1216 近接センサ
1300 サーバー
1301 中央処理装置
1302 ランダムアクセスメモリ(RAM)
1303 読み出し専用メモリ(ROM)
1304 システムメモリ
1305 システムバス
1306 入出力システム(I/Oシステム)
1307 大容量記憶装置
1308 ディスプレイ
1309 入力装置
1310 入出力コントローラ
1311 ネットワークインターフェースユニット
1312 ネットワーク
1313 オペレーティングシステム
1314 アプリケーション
1315 他のプログラムモジュール

Claims (15)

  1. 作業場に設置されたターゲットカメラの可視領域内の視覚データを取得し、前記可視領域は、前記ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲であることと、
    前記視覚データに基づいて、前記ターゲットカメラの可視領域内に移動物体が存在するか否かを検出することと、
    検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された場合、現在作動状態にあるAGVを制御することと、
    を含み、
    前記現在作動状態にあるAGVを制御することは、
    前記可視領域内の移動物体が非AGV物体を含み、AGVを含まない場合、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御すること、
    および/または、
    前記可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御すること、
    および/または、
    前記可視領域内の移動物体がAGVと非AGV物体を含む場合、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域内に位置するAGVを制御すること、
    を含む、
    自動ガイド搬送車(AGV)の制御方法。
  2. 前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御することは、
    前記可視領域がAGVと非AGV物体が混在する共通経路領域である場合、現在前記共通経路領域に向かって走行しているAGVと前記共通経路領域との間の距離を確定することと、
    前記共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、走行を一時停止するように前記共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御すること、および/または、前記共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、基準速度に減速するように前記共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVの走行速度を制御することと、
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御することは、
    前記可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域である場合、前記機器メンテナンス領域への進入を禁止するように前記機器メンテナンス領域に向かって走行し且つ前記機器メンテナンス領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御すること、
    および/または、
    非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間を確定し、前記非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間以上である場合、前記機器メンテナンス領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、予備経路に従って走行するように走行経路が前記機器メンテナンス領域を含むAGVを制御すること、
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域内に位置するAGVを制御することは、
    現在作動状態にあるAGVの位置情報を取得することと、
    取得された位置情報に基づいて、前記可視領域外に位置するAGVのマークと前記可視領域内に位置するAGVのマークを確定することと、
    確定されたマークに基づいて、前記可視領域への進入を禁止するように前記可視領域外に位置するAGVを制御し、移動を停止するように前記可視領域内に位置するAGVを制御することと、
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 各AGVに自身のマーク情報が貼られ、
    前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域内に位置するAGVを制御することは、
    前記視覚データによって、前記可視領域内に位置するAGVのマークを識別することと、
    識別されたマークに基づいて、移動を停止するように前記可視領域内に位置するAGVを制御し、前記可視領域への進入を禁止するように残りの作動状態にあるAGVを制御することと、
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された後、
    前記可視領域内に移動物体が存在することを指示するために、警告状態にあるように前記可視領域内の指示ランプを制御することをさらに含む、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された後、
    前記可視領域内の移動物体が非AGV物体を含む場合、前記可視領域から離れることを前記可視領域内の非AGV物体に提示するために、第1の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御することと、
    前記可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、前記可視領域への進入を禁止することを前記可視領域外の非AGV物体に提示するために、第2の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御することと、
    をさらに含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御した後、
    前記可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域であり、且つ前記非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間より長い場合、前記第1の音声提示情報の再生を停止するように前記可視領域内の音声出力装置を制御することをさらに含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記視覚データに基づいて、前記ターゲットカメラの可視領域内の移動物体を検出した後、
    検出により前記可視領域内に移動物体が存在しないことが確定された場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御することをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記検出により前記可視領域内に移動物体が存在しないことが確定された後、
    前記可視領域内に移動物体が存在しないことを指示するために、通行状態にあるように前記可視領域内の指示ランプを制御することをさらに含む、
    請求項9に記載の方法。
  11. 作業場に設置されたターゲットカメラの可視領域内の視覚データを取得し、前記可視領域は、前記ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲である取得モジュールと、
    前記視覚データに基づいて、前記ターゲットカメラの可視領域内に移動物体が存在するか否かを検出する検出モジュールと、
    検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された場合、現在作動状態にあるAGVを制御する第1の制御モジュールと、
    を含み、
    前記第1の制御モジュールは、
    前記可視領域内の移動物体が非AGV物体を含み、AGVを含まない場合、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあるAGVを制御する第1の制御サブモジュール、
    および/または、
    前記可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御する第2の制御サブモジュール、
    および/または、
    前記可視領域内の移動物体がAGVと非AGV物体を含む場合、前記可視領域への進入を禁止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域外に位置するAGVを制御するとともに、移動を停止するように現在作動状態にあり且つ前記可視領域内に位置するAGVを制御する第3の制御サブモジュール、
    を含む、
    自動ガイド搬送車の制御装置。
  12. 前記第1の制御サブモジュールは、
    前記可視領域がAGVと非AGV物体が混在する共通経路領域である場合、現在前記共通経路領域に向かって走行しているAGVと前記共通経路領域との間の距離を確定し、
    前記共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、走行を一時停止するように前記共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御し、および/または、前記共通経路領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、基準速度に減速するように前記共通経路領域との間の距離が安全距離以下であるAGVの走行速度を制御し、
    ここで、前記第1の制御サブモジュールは、
    前記可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域である場合、前記機器メンテナンス領域への進入を禁止するように前記機器メンテナンス領域に向かって走行し且つ前記機器メンテナンス領域との間の距離が安全距離以下であるAGVを制御し、
    および/または、
    非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間を確定し、前記非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間以上である場合、前記機器メンテナンス領域内に非AGV物体が存在しなくなるまで、予備経路に従って走行するように走行経路が前記機器メンテナンス領域を含むAGVを制御し、
    ここで、前記第3の制御サブモジュールは、
    現在作動状態にあるAGVの位置情報を取得し、
    取得された位置情報に基づいて、前記可視領域外に位置するAGVのマークと前記可視領域内に位置するAGVのマークを確定し、
    確定されたマークに基づいて、前記可視領域への進入を禁止するように前記可視領域外に位置するAGVを制御し、移動を停止するように前記可視領域内に位置するAGVを制御し、
    ここで、各AGVに自身のマーク情報が貼られ、
    前記第3の制御サブモジュールは、
    前記視覚データによって、前記可視領域内に位置するAGVのマークを識別し、
    識別されたマークに基づいて、移動を停止するように前記可視領域内に位置するAGVを制御し、前記可視領域への進入を禁止するように残りの作動状態にあるAGVを制御し、
    前記制御装置は、
    前記可視領域内に移動物体が存在することを指示するために、警告状態にあるように前記可視領域内の指示ランプを制御する第2の制御モジュールをさらに含み、
    前記制御装置は、
    前記可視領域内の移動物体が非AGV物体を含む場合、前記可視領域から離れることを前記可視領域内の非AGV物体に提示するために、第1の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御する第3の制御モジュールと、
    前記可視領域内の移動物体がAGVを含み、非AGV物体を含まない場合、前記可視領域への進入を禁止することを前記可視領域外の非AGV物体に提示するために、第2の音声提示情報を再生するように前記可視領域内の音声出力装置を制御する第4の制御モジュールと、
    をさらに含み、
    前記制御装置は、
    前記可視領域がAGV走行経路に含まれる機器メンテナンス領域であり、且つ前記非AGV物体の前記機器メンテナンス領域内での滞在時間がプリセットされた時間より長い場合、前記第1の音声提示情報の再生を停止するように前記可視領域内の音声出力装置を制御する第5の制御モジュールをさらに含み、
    前記制御装置は、
    検出により前記可視領域内に移動物体が存在しないことが確定された場合、プリセットされた走行経路に従って走行するように現在作動状態にあるAGVを制御する第6の制御モジュールをさらに含み、
    前記制御装置は、
    前記可視領域内に移動物体が存在しないことを指示するために、通行状態にあるように前記可視領域内の指示ランプを制御する第7の制御モジュールをさらに含む、
    請求項11に記載の制御装置。
  13. プロセッサ、通信インターフェース、メモリ、および通信バスを含み、
    前記プロセッサ、前記通信インターフェース、および前記メモリは、前記通信バスを介して相互間の通信を完了し、
    前記メモリは、コンピュータプログラムを格納し、
    前記プロセッサは、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法のステップを実現するために、前記メモリに格納されたプログラムを実行する、
    ことを特徴とするスケジューリング機器。
  14. スケジューリング機器、AGVおよびターゲットカメラを含み、
    前記スケジューリング機器は、請求項13に記載のスケジューリング機器であり、
    前記ターゲットカメラは、作業場に設置され、可視領域内の視覚データを収集し、前記可視領域は、前記ターゲットカメラがAGV走行経路上の交通管理領域に対して視覚データの収集を行う範囲であり、
    前記スケジューリング機器は、前記ターゲットカメラによって収集された視覚データを取得し、前記視覚データに基づいて、前記ターゲットカメラの可視領域内に移動物体が存在するか否かを検出し、検出により前記可視領域内に移動物体が存在することが確定された場合、現在作動状態にあるAGVを制御し、
    前記AGVは、前記作業場に位置し、前記スケジューリング機器の制御を受けた場合、前記スケジューリング機器の制御に従って動作する、
    ことを特徴とする自動ガイド搬送車の制御システム。
  15. コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法のステップを実現することを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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