JP2975594B1 - コンテナターミナルシステム - Google Patents
コンテナターミナルシステムInfo
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- JP2975594B1 JP2975594B1 JP10218006A JP21800698A JP2975594B1 JP 2975594 B1 JP2975594 B1 JP 2975594B1 JP 10218006 A JP10218006 A JP 10218006A JP 21800698 A JP21800698 A JP 21800698A JP 2975594 B1 JP2975594 B1 JP 2975594B1
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Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 外部からコンテナを直接有人シャーシでコン
テナヤードまで搬送し、コンテナヤードとコンテナクレ
ーンとの間の搬送を自動運転を行うAGVによって行っ
てコンテナ荷役の作業効率を向上し、かつ安全性の高い
コンテナターミナルシステムを提供する。 【解決手段】 コンテナの搬送を行う有人シャーシが出
入りするゲート25,26からコンテナヤード21、ク
レーンヤード22にわたって有人搬送車両用走行経路3
0が張り巡らされ、コンテナヤード21からクレーンヤ
ード22にわたって無人搬送車両用走行経路31が張り
巡らされる。無人搬送車両用走行経路31と有人搬送車
両用走行経路30との交差部55〜62には、信号機を
有する交差部車両進入案内手段73が設けられ、有人シ
ャーシ28とAGV29とが同時に交差部に進入するこ
とが防がれる。
テナヤードまで搬送し、コンテナヤードとコンテナクレ
ーンとの間の搬送を自動運転を行うAGVによって行っ
てコンテナ荷役の作業効率を向上し、かつ安全性の高い
コンテナターミナルシステムを提供する。 【解決手段】 コンテナの搬送を行う有人シャーシが出
入りするゲート25,26からコンテナヤード21、ク
レーンヤード22にわたって有人搬送車両用走行経路3
0が張り巡らされ、コンテナヤード21からクレーンヤ
ード22にわたって無人搬送車両用走行経路31が張り
巡らされる。無人搬送車両用走行経路31と有人搬送車
両用走行経路30との交差部55〜62には、信号機を
有する交差部車両進入案内手段73が設けられ、有人シ
ャーシ28とAGV29とが同時に交差部に進入するこ
とが防がれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば船舶に対
するコンテナ荷役を行う港湾設備の一部であるコンテナ
ターミナルシステムに関する。
するコンテナ荷役を行う港湾設備の一部であるコンテナ
ターミナルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンテナ荷役の合理化を図る
ために、無人搬送車両を用いたコンテナターミナルシス
テムが提案されている。図11は、このような無人搬送
車両を用いた従来のコンテナターミナルシステムの概要
を示す平面図であり、この従来技術は特開平9−150
957号公報に開示されている。
ために、無人搬送車両を用いたコンテナターミナルシス
テムが提案されている。図11は、このような無人搬送
車両を用いた従来のコンテナターミナルシステムの概要
を示す平面図であり、この従来技術は特開平9−150
957号公報に開示されている。
【0003】コンテナターミナル1のコンテナヤード2
には、トランスファクレーン3によって複数のコンテナ
4が積上げられて一時的に保管される。海側に設けられ
るコンテナクレーン7は船舶5に対するコンテナ4の積
下ろしを行い、コンテナヤード2とコンテナクレーン7
との間でのコンテナ4の搬送は無人搬送車両であるAG
V(Automated Guided Vehicles)6によって行う。A
GVの従来技術としては、たとえば特開平4−2410
06号公報に開示されている。
には、トランスファクレーン3によって複数のコンテナ
4が積上げられて一時的に保管される。海側に設けられ
るコンテナクレーン7は船舶5に対するコンテナ4の積
下ろしを行い、コンテナヤード2とコンテナクレーン7
との間でのコンテナ4の搬送は無人搬送車両であるAG
V(Automated Guided Vehicles)6によって行う。A
GVの従来技術としては、たとえば特開平4−2410
06号公報に開示されている。
【0004】コンテナターミナルに外部からコンテナ4
を搬送してくるトレーラなどの有人搬送車両である有人
シャーシ10は、受渡しエリア8で受渡しクレーン9に
よってコンテナ4をAGV6に受渡す。受渡されたコン
テナ4はAGV6によってコンテナヤード2またはコン
テナクレーン7に搬送されて船舶に積込まれる。
を搬送してくるトレーラなどの有人搬送車両である有人
シャーシ10は、受渡しエリア8で受渡しクレーン9に
よってコンテナ4をAGV6に受渡す。受渡されたコン
テナ4はAGV6によってコンテナヤード2またはコン
テナクレーン7に搬送されて船舶に積込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
コンテナターミナルシステムでは外部からの有人シャー
シ10はコンテナヤード2内に入らず、受渡しクレーン
9によってコンテナ4をAGV6に渡してコンテナヤー
ド2またはコンテナクレーン7まで搬送されて船舶に積
込まれる。しかしながら、有人シャーシ10が積載した
コンテナ4を毎回AGV6に渡してからコンテナヤード
2またはコンテナクレーン7まで搬送するといったこと
はコンテナ荷役作業の効率が悪く、有人シャーシ10で
直接コンテナヤード2まで搬送することができれば、A
GV6はコンテナヤード2とコンテナクレーン7との間
の搬送だけに従事すればよく、コンテナ荷役の作業効率
を向上することが可能である。
コンテナターミナルシステムでは外部からの有人シャー
シ10はコンテナヤード2内に入らず、受渡しクレーン
9によってコンテナ4をAGV6に渡してコンテナヤー
ド2またはコンテナクレーン7まで搬送されて船舶に積
込まれる。しかしながら、有人シャーシ10が積載した
コンテナ4を毎回AGV6に渡してからコンテナヤード
2またはコンテナクレーン7まで搬送するといったこと
はコンテナ荷役作業の効率が悪く、有人シャーシ10で
直接コンテナヤード2まで搬送することができれば、A
GV6はコンテナヤード2とコンテナクレーン7との間
の搬送だけに従事すればよく、コンテナ荷役の作業効率
を向上することが可能である。
【0006】しかしながら、有人シャーシ10をコンテ
ナヤード2まで乗入れると、コンテナヤード2内で有人
シャーシ10とAGV6とが混在することになり、AG
V6と有人シャーシ10との交錯や合流が生じ、安全性
の確保が困難になるといった問題を有する。このような
問題を避けるためには、たとえばAGV6の走行通路を
高架とするなどしてAGV6の走行通路と有人シャーシ
10の走行通路が交錯したり合流しないように搬送経路
を設定しなければならず、有人シャーシのみの搬送形態
の既存のコンテナターミナルを流用して段階的にコンテ
ナターミナルの自動化を実現することは困難である。
ナヤード2まで乗入れると、コンテナヤード2内で有人
シャーシ10とAGV6とが混在することになり、AG
V6と有人シャーシ10との交錯や合流が生じ、安全性
の確保が困難になるといった問題を有する。このような
問題を避けるためには、たとえばAGV6の走行通路を
高架とするなどしてAGV6の走行通路と有人シャーシ
10の走行通路が交錯したり合流しないように搬送経路
を設定しなければならず、有人シャーシのみの搬送形態
の既存のコンテナターミナルを流用して段階的にコンテ
ナターミナルの自動化を実現することは困難である。
【0007】本発明の目的は、外部から有人搬送車両に
よって搬送されるコンテナを直接有人搬送車両でコンテ
ナヤードまで搬送し、コンテナヤードとコンテナクレー
ンとの間のコンテナの搬送は自動運転を行う無人搬送車
両によって行ってコンテナ荷役の作業効率を向上し、か
つ安全性の高いコンテナターミナルシステムを提供する
ことである。
よって搬送されるコンテナを直接有人搬送車両でコンテ
ナヤードまで搬送し、コンテナヤードとコンテナクレー
ンとの間のコンテナの搬送は自動運転を行う無人搬送車
両によって行ってコンテナ荷役の作業効率を向上し、か
つ安全性の高いコンテナターミナルシステムを提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、コンテナ荷役を行うコンテナクレーンが備えられる
クレーンヤードと、コンテナを積上げて保管可能なコン
テナヤードと、コンテナヤードからクレーンヤードにわ
たって張巡らされた無人搬送車両用走行経路に沿って自
動運転で走行してコンテナを搬送する無人搬送車両と、
少なくともコンテナヤードに張巡らされる有人搬送車両
用走行経路に沿って走行してコンテナを搬送する有人搬
送車両と、無人搬送車両用走行経路と有人搬送車両用走
行経路との交差部に設けられ、交差部への有人搬送車両
の進入許可および進入禁止の切換えを信号灯によって行
い、無人搬送車両と有人搬送車両とが同時に交差部に進
入することを禁止する交差部車両進入案内手段とを含む
ことを特徴とするコンテナターミナルシステムである。
は、コンテナ荷役を行うコンテナクレーンが備えられる
クレーンヤードと、コンテナを積上げて保管可能なコン
テナヤードと、コンテナヤードからクレーンヤードにわ
たって張巡らされた無人搬送車両用走行経路に沿って自
動運転で走行してコンテナを搬送する無人搬送車両と、
少なくともコンテナヤードに張巡らされる有人搬送車両
用走行経路に沿って走行してコンテナを搬送する有人搬
送車両と、無人搬送車両用走行経路と有人搬送車両用走
行経路との交差部に設けられ、交差部への有人搬送車両
の進入許可および進入禁止の切換えを信号灯によって行
い、無人搬送車両と有人搬送車両とが同時に交差部に進
入することを禁止する交差部車両進入案内手段とを含む
ことを特徴とするコンテナターミナルシステムである。
【0009】本発明に従えば、外部からコンテナを搬送
してくるトレーラなどの有人搬送車両は有人搬送車両用
走行経路に沿って走行してコンテナをコンテナヤードま
で搬送する。コンテナヤード内のコンテナは無人搬送車
両用走行経路に沿って走行する無人搬送車両で自動運転
によってクレーンヤードまで搬送され、コンテナクレー
ンによって、たとえば船舶などに積込まれる。船舶から
積下ろされたコンテナは上述と逆の手順で無人搬送車両
によってコンテナヤードまで搬送され、コンテナヤード
からは有人搬送車両によってコンテナターミナルの外部
に搬出される。
してくるトレーラなどの有人搬送車両は有人搬送車両用
走行経路に沿って走行してコンテナをコンテナヤードま
で搬送する。コンテナヤード内のコンテナは無人搬送車
両用走行経路に沿って走行する無人搬送車両で自動運転
によってクレーンヤードまで搬送され、コンテナクレー
ンによって、たとえば船舶などに積込まれる。船舶から
積下ろされたコンテナは上述と逆の手順で無人搬送車両
によってコンテナヤードまで搬送され、コンテナヤード
からは有人搬送車両によってコンテナターミナルの外部
に搬出される。
【0010】このようにコンテナヤード内では、有人搬
送車両が走行する有人搬送車両用走行経路と無人搬送車
両が走行する無人搬送車両用走行経路とがそれぞれ張巡
らされるため、無人搬送車両用走行経路と有人搬送車両
用走行経路とが交差する交差部が存在する。この交差部
には無人搬送車両と有人搬送車両とが同時に交差部に進
入することを禁止する交差部車両案内手段が設けられる
ので、無人搬送車両と有人搬送車両とが同時に交差部に
進入して衝突するといったことが防がれ、高い安全性を
有する。また、従来のコンテナターミナルシステムと異
なり、有人搬送車両は直接コンテナをコンテナヤードま
で搬送することができるので、従来のように有人搬送車
両から無人搬送車両にコンテナを受渡すといった手間が
省かれ、これによってコンテナ荷役の作業効率が向上さ
れる。
送車両が走行する有人搬送車両用走行経路と無人搬送車
両が走行する無人搬送車両用走行経路とがそれぞれ張巡
らされるため、無人搬送車両用走行経路と有人搬送車両
用走行経路とが交差する交差部が存在する。この交差部
には無人搬送車両と有人搬送車両とが同時に交差部に進
入することを禁止する交差部車両案内手段が設けられる
ので、無人搬送車両と有人搬送車両とが同時に交差部に
進入して衝突するといったことが防がれ、高い安全性を
有する。また、従来のコンテナターミナルシステムと異
なり、有人搬送車両は直接コンテナをコンテナヤードま
で搬送することができるので、従来のように有人搬送車
両から無人搬送車両にコンテナを受渡すといった手間が
省かれ、これによってコンテナ荷役の作業効率が向上さ
れる。
【0011】このように無人搬送車両用経路と有人搬送
車両用経路との交差部に交差部車両案内手段を設けるこ
とによって、有人搬送車両用走行経路と無人搬送車両用
走行経路とが合流しないように走行経路を設定する必要
がなくなり、無人搬送車両用走行経路と有人搬送車両用
走行経路とを同一の水平面上の走行通路用に設定するこ
とができる。このように無人搬送車両と有人搬送車両と
が混在することにより、既存の有人搬送車両のみの搬送
形態から無人搬送車両を用いてコンテナターミナルの自
動化を段階的に移行することが可能となる。
車両用経路との交差部に交差部車両案内手段を設けるこ
とによって、有人搬送車両用走行経路と無人搬送車両用
走行経路とが合流しないように走行経路を設定する必要
がなくなり、無人搬送車両用走行経路と有人搬送車両用
走行経路とを同一の水平面上の走行通路用に設定するこ
とができる。このように無人搬送車両と有人搬送車両と
が混在することにより、既存の有人搬送車両のみの搬送
形態から無人搬送車両を用いてコンテナターミナルの自
動化を段階的に移行することが可能となる。
【0012】
【0013】また、交差部車両進入制御手段は、たとえ
ば色または記号などの符号を点灯表示する信号灯によっ
て各車両への進入許可および進入禁止を切換える。この
ような簡単な構成によって確実に交差部での無人搬送車
両と有人搬送車両との衝突を防止することができる。
ば色または記号などの符号を点灯表示する信号灯によっ
て各車両への進入許可および進入禁止を切換える。この
ような簡単な構成によって確実に交差部での無人搬送車
両と有人搬送車両との衝突を防止することができる。
【0014】請求項2記載の本発明は、コンテナ荷役を
行うコンテナクレーンが備えられるクレーンヤードと、
コンテナを積上げて保管可能なコンテナヤードと、コン
テナヤードからクレーンヤードにわたって張巡らされた
無人搬送車両用走行経路に沿って自動運転で走行してコ
ンテナを搬送する無人搬送車両と、少なくともコンテナ
ヤードに張巡らされる有人搬送車両用走行経路に沿って
走行してコンテナを搬送する有人搬送車両と、無人搬送
車両用走行経路と有人搬送車両用走行経路との交差部に
設けられ、交差部への各車両の進入許可および進入禁止
の切換えを遮断機によって行い、無人搬送車両と有人搬
送車両とが同時に交差部に進入することを禁止する交差
部車両進入案内手段とを含むことを特徴とするコンテナ
ターミナルシステムである。
行うコンテナクレーンが備えられるクレーンヤードと、
コンテナを積上げて保管可能なコンテナヤードと、コン
テナヤードからクレーンヤードにわたって張巡らされた
無人搬送車両用走行経路に沿って自動運転で走行してコ
ンテナを搬送する無人搬送車両と、少なくともコンテナ
ヤードに張巡らされる有人搬送車両用走行経路に沿って
走行してコンテナを搬送する有人搬送車両と、無人搬送
車両用走行経路と有人搬送車両用走行経路との交差部に
設けられ、交差部への各車両の進入許可および進入禁止
の切換えを遮断機によって行い、無人搬送車両と有人搬
送車両とが同時に交差部に進入することを禁止する交差
部車両進入案内手段とを含むことを特徴とするコンテナ
ターミナルシステムである。
【0015】本発明に従えば、遮断機によって進入禁止
を示す場合には走行経路を塞ぎ、進入許可を示す場合に
は走行経路を開放するように切換える。無人走行車両に
は一般に障害物検知センサが設けられているので、遮断
機が閉じて走行経路が塞がれた状態にある場合には無人
走行車両は障害物検知センサによって障害物があると判
断して自動的に停止することになる。遮断機が開いて走
行経路が開放されると無人搬送車両は再び走行し始め
る。このように遮断機を用いることによって、新たにセ
ンサを設けることなく無人搬送車両に設けられる障害物
検知センサを利用して無人搬送車両の交差部への進入許
可および進入禁止を切換えることができる。また有人搬
送車両においても遮断機が閉じているか開いているかを
搭乗するオペレータが視認することによって交差部へ進
入可能か否かを明瞭に把握することができる。
を示す場合には走行経路を塞ぎ、進入許可を示す場合に
は走行経路を開放するように切換える。無人走行車両に
は一般に障害物検知センサが設けられているので、遮断
機が閉じて走行経路が塞がれた状態にある場合には無人
走行車両は障害物検知センサによって障害物があると判
断して自動的に停止することになる。遮断機が開いて走
行経路が開放されると無人搬送車両は再び走行し始め
る。このように遮断機を用いることによって、新たにセ
ンサを設けることなく無人搬送車両に設けられる障害物
検知センサを利用して無人搬送車両の交差部への進入許
可および進入禁止を切換えることができる。また有人搬
送車両においても遮断機が閉じているか開いているかを
搭乗するオペレータが視認することによって交差部へ進
入可能か否かを明瞭に把握することができる。
【0016】請求項3記載の本発明交差部車両案内手段
の進入許可および進入禁止は、予め定める切換周期で切
換えられることを特徴とする。
の進入許可および進入禁止は、予め定める切換周期で切
換えられることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、交差部への進入許可およ
び進入禁止が予め定める切換周期で切換えられることに
よって、無人搬送車両と有人搬送車両とが同時に交差部
に進入して衝突するといったことが確実に防がれる。こ
のように簡単な構成の制御によって無人搬送車両と有人
搬送車両との衝突を防いで安全性を向上することが可能
である。
び進入禁止が予め定める切換周期で切換えられることに
よって、無人搬送車両と有人搬送車両とが同時に交差部
に進入して衝突するといったことが確実に防がれる。こ
のように簡単な構成の制御によって無人搬送車両と有人
搬送車両との衝突を防いで安全性を向上することが可能
である。
【0018】請求項4記載の本発明の前記切換周期は、
渋滞状況に応じて変更されることを特徴とする。
渋滞状況に応じて変更されることを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、たとえば有人搬送車両が
渋滞している場合には、交差部車両案内手段は有人搬送
車両側の進入許可時間を無人搬送車両側の進入許可時間
に対して相対的に長くなるように切換周期を自動的に変
更する。このように制御することによって渋滞状況が緩
和される。このように渋滞状況に応じていわば自動的に
切換周期を変更することによって、各車両をスムーズに
走行させてコンテナの搬送効率を向上することが可能と
なる。
渋滞している場合には、交差部車両案内手段は有人搬送
車両側の進入許可時間を無人搬送車両側の進入許可時間
に対して相対的に長くなるように切換周期を自動的に変
更する。このように制御することによって渋滞状況が緩
和される。このように渋滞状況に応じていわば自動的に
切換周期を変更することによって、各車両をスムーズに
走行させてコンテナの搬送効率を向上することが可能と
なる。
【0020】請求項5記載の本発明の交差部車両案内手
段は、無人搬送車両の走行位置に応じて無人搬送車両の
交差部への進入を優先して許可するように切換わること
を特徴とする。
段は、無人搬送車両の走行位置に応じて無人搬送車両の
交差部への進入を優先して許可するように切換わること
を特徴とする。
【0021】本発明に従えば、たとえば無人搬送車両と
有人搬送車両とが同時に交差部へ進入しようとしたと
き、交差部車両進入制御手段はこの無人搬送車両の走行
位置を検出して無人搬送車両側を進入許可とし、有人搬
送車両側を進入禁止とするように切換える。無人搬送車
両は、効率よくコンテナを搬送するように、たとえば中
央制御手段によって複数の無人搬送車両の走行がそれぞ
れ管理されているが、交差部において一部の無人搬送車
両を停止した場合には、他の無人搬送車両にまで影響が
及んでしまい、スムーズなコンテナの搬送が阻害される
ことになる。しかしながら本発明では無人搬送車両を優
先して交差部へ進入させることにより、無人搬送車両の
走行が阻害されることが防がれ、スムーズにコンテナを
搬送することができる。
有人搬送車両とが同時に交差部へ進入しようとしたと
き、交差部車両進入制御手段はこの無人搬送車両の走行
位置を検出して無人搬送車両側を進入許可とし、有人搬
送車両側を進入禁止とするように切換える。無人搬送車
両は、効率よくコンテナを搬送するように、たとえば中
央制御手段によって複数の無人搬送車両の走行がそれぞ
れ管理されているが、交差部において一部の無人搬送車
両を停止した場合には、他の無人搬送車両にまで影響が
及んでしまい、スムーズなコンテナの搬送が阻害される
ことになる。しかしながら本発明では無人搬送車両を優
先して交差部へ進入させることにより、無人搬送車両の
走行が阻害されることが防がれ、スムーズにコンテナを
搬送することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
るコンテナターミナルシステムを用いたコンテナターミ
ナル20の構成を示す平面図であり、図2はコンテナタ
ーミナル20の一側方(図1における下方)から見た側
面図である。コンテナターミナル20はコンテナヤード
21とクレーンヤード22とを有し、輸送用のコンテナ
27は、概略的に直方体形状を有し、コンテナヤード2
1内に積上げて保管される。コンテナヤード21内に
は、コンテナ27の積上げおよび積下ろしを行うトラン
スファクレーン32が複数台設けられる。コンテナター
ミナル20の海側には、コンテナヤード21に隣接して
クレーンヤード22が設けられ、このクレーンヤード2
2には停泊する船舶23に対してコンテナ荷役を行うコ
ンテナクレーン24が複数、本実施形態では3台設けら
れる。またクレーンヤード22とは反対側にはゲート2
5,26が設けられる。ゲート25,26は、コンテナ
ターミナル20の外部からコンテナターミナル20内に
コンテナ27を搬入、またはコンテナターミナル20内
から外部に搬出するトレーラなどの有人搬送車両である
有人シャーシ28が出入りする。コンテナヤード21
内、コンテナヤード21と各ゲート25,26間および
コンテナヤード21とクレーンヤード22内にわたって
有人シャーシ28が走行する有人搬送車両用走行経路3
0が張巡らされ、またコンテナヤード21内およびコン
テナヤード21からクレーンヤード22にわたって無人
搬送車両であるAGV29が走行する無人搬送車両用走
行経路31が張巡らされる。AGV29は、コンテナヤ
ード21とクレーンヤード22との間で自動運転によっ
てコンテナ27の搬送を行う。
るコンテナターミナルシステムを用いたコンテナターミ
ナル20の構成を示す平面図であり、図2はコンテナタ
ーミナル20の一側方(図1における下方)から見た側
面図である。コンテナターミナル20はコンテナヤード
21とクレーンヤード22とを有し、輸送用のコンテナ
27は、概略的に直方体形状を有し、コンテナヤード2
1内に積上げて保管される。コンテナヤード21内に
は、コンテナ27の積上げおよび積下ろしを行うトラン
スファクレーン32が複数台設けられる。コンテナター
ミナル20の海側には、コンテナヤード21に隣接して
クレーンヤード22が設けられ、このクレーンヤード2
2には停泊する船舶23に対してコンテナ荷役を行うコ
ンテナクレーン24が複数、本実施形態では3台設けら
れる。またクレーンヤード22とは反対側にはゲート2
5,26が設けられる。ゲート25,26は、コンテナ
ターミナル20の外部からコンテナターミナル20内に
コンテナ27を搬入、またはコンテナターミナル20内
から外部に搬出するトレーラなどの有人搬送車両である
有人シャーシ28が出入りする。コンテナヤード21
内、コンテナヤード21と各ゲート25,26間および
コンテナヤード21とクレーンヤード22内にわたって
有人シャーシ28が走行する有人搬送車両用走行経路3
0が張巡らされ、またコンテナヤード21内およびコン
テナヤード21からクレーンヤード22にわたって無人
搬送車両であるAGV29が走行する無人搬送車両用走
行経路31が張巡らされる。AGV29は、コンテナヤ
ード21とクレーンヤード22との間で自動運転によっ
てコンテナ27の搬送を行う。
【0023】コンテナヤード21は横方向(図1におけ
る左右方向)に間隔をあけて複数のコンテナフィールド
35〜40に分割され、さらに各コンテナフィールド3
5〜40はそれぞれ縦方向(図1における上下方向)中
央部で分割されてコンテナフィールド35a,35b,
36a,36b…40a,40bとなる。各コンテナフ
ィールド35〜40にはそれぞれ両側部に縦方向に延び
る一対のトランスファクレーン用レール50が敷設さ
れ、このトランスファクレーン用レール50に沿ってト
ランスファクレーン32は縦方向に移動自在に設けられ
る。トランスファクレーン32は各コンテナフィールド
35〜40にそれぞれ1台ずつ設けられ、積上げられた
コンテナ27をまたぐ門形のメインフレーム19を備
え、AGV29または有人シャーシ28とコンテナフィ
ールド35〜40との間でコンテナ27の積降ろしを行
う。
る左右方向)に間隔をあけて複数のコンテナフィールド
35〜40に分割され、さらに各コンテナフィールド3
5〜40はそれぞれ縦方向(図1における上下方向)中
央部で分割されてコンテナフィールド35a,35b,
36a,36b…40a,40bとなる。各コンテナフ
ィールド35〜40にはそれぞれ両側部に縦方向に延び
る一対のトランスファクレーン用レール50が敷設さ
れ、このトランスファクレーン用レール50に沿ってト
ランスファクレーン32は縦方向に移動自在に設けられ
る。トランスファクレーン32は各コンテナフィールド
35〜40にそれぞれ1台ずつ設けられ、積上げられた
コンテナ27をまたぐ門形のメインフレーム19を備
え、AGV29または有人シャーシ28とコンテナフィ
ールド35〜40との間でコンテナ27の積降ろしを行
う。
【0024】各コンテナフィールド35〜40にはコン
テナ27が関連性のあるもの同士段積み状態で積上げら
れ、一時的に保管される。またコンテナフィールド37
〜40にはドライコンテナが4段で積上げられ、コンテ
ナフィールド36にはリーファコンテナが3段で積上げ
られ、コンテナフィールド35には特殊コンテナが積上
げられる。
テナ27が関連性のあるもの同士段積み状態で積上げら
れ、一時的に保管される。またコンテナフィールド37
〜40にはドライコンテナが4段で積上げられ、コンテ
ナフィールド36にはリーファコンテナが3段で積上げ
られ、コンテナフィールド35には特殊コンテナが積上
げられる。
【0025】各コンテナフィールド35〜40の間には
縦方向に延びる通路44〜48が設けられ、またコンテ
ナヤード21の縦方向中央部には横方向に延びる通路4
1が設けられ、コンテナヤード21の一側方(図1にお
ける下方)には横方向に延びる通路42が設けられ、同
様にコンテナヤード21の他側方(図1における上方)
に横方向に延びる通路43が設けられる。各コンテナフ
ィールド36〜40はそれぞれ有人シャーシ28および
AGV29の両方の車両との間でコンテナ27の積下ろ
しができるように、各コンテナフィールド36〜40を
挟む両側方で、かつトランスファクレーン用レール50
との間に無人搬送車両用走行経路31および有人搬送車
両用走行経路30が1条ずつ縦方向に延びる。また特殊
コンテナを保管するコンテナフィールド35には、有人
シャーシ28だけからコンテナ27の積下ろしを行うの
で、コンテナフィールド35の海側の一側方に1条の有
人搬送車両用走行経路30が設けられる。したがって、
長手方向に延びる各通路44〜48にはそれぞれ有人搬
送車両用走行経路30が2条か、または無人搬送車両用
走行経路31が2条かのいずれかが設けられる。また、
横方向に延びる各通路41〜43にはそれぞれ有人搬送
車両用走行経路30および無人搬送車両用走行経路31
がそれぞれ複数条設けられる。
縦方向に延びる通路44〜48が設けられ、またコンテ
ナヤード21の縦方向中央部には横方向に延びる通路4
1が設けられ、コンテナヤード21の一側方(図1にお
ける下方)には横方向に延びる通路42が設けられ、同
様にコンテナヤード21の他側方(図1における上方)
に横方向に延びる通路43が設けられる。各コンテナフ
ィールド36〜40はそれぞれ有人シャーシ28および
AGV29の両方の車両との間でコンテナ27の積下ろ
しができるように、各コンテナフィールド36〜40を
挟む両側方で、かつトランスファクレーン用レール50
との間に無人搬送車両用走行経路31および有人搬送車
両用走行経路30が1条ずつ縦方向に延びる。また特殊
コンテナを保管するコンテナフィールド35には、有人
シャーシ28だけからコンテナ27の積下ろしを行うの
で、コンテナフィールド35の海側の一側方に1条の有
人搬送車両用走行経路30が設けられる。したがって、
長手方向に延びる各通路44〜48にはそれぞれ有人搬
送車両用走行経路30が2条か、または無人搬送車両用
走行経路31が2条かのいずれかが設けられる。また、
横方向に延びる各通路41〜43にはそれぞれ有人搬送
車両用走行経路30および無人搬送車両用走行経路31
がそれぞれ複数条設けられる。
【0026】したがって、横方向に延びる中央の通路4
1と縦方向に延びる通路45〜48との交差部55〜5
8では有人搬送車両用走行経路30と無人搬送車両用走
行経路31とが交差し、また横方向に延びる一側方の通
路42と縦方向に延びる通路46,48とがT字状に交
差する交差部59,60においても有人搬送車両用走行
経路30と無人搬送車両用走行経路31とが交差し、同
様に他側方で横方向に延びる通路43と縦方向に延びる
通路46,48との交差部に61,62においても有人
搬送車両用走行経路30と無人搬送車両用走行経路31
とが交差する。したがって、これらの各交差部55〜6
2には有人シャーシ28とAGV29とが同時に交差部
55〜62に進入することを禁止する交差部車両案内手
段が設けられ、これによって有人搬送車両と無人搬送車
両との衝突が防がれる。
1と縦方向に延びる通路45〜48との交差部55〜5
8では有人搬送車両用走行経路30と無人搬送車両用走
行経路31とが交差し、また横方向に延びる一側方の通
路42と縦方向に延びる通路46,48とがT字状に交
差する交差部59,60においても有人搬送車両用走行
経路30と無人搬送車両用走行経路31とが交差し、同
様に他側方で横方向に延びる通路43と縦方向に延びる
通路46,48との交差部に61,62においても有人
搬送車両用走行経路30と無人搬送車両用走行経路31
とが交差する。したがって、これらの各交差部55〜6
2には有人シャーシ28とAGV29とが同時に交差部
55〜62に進入することを禁止する交差部車両案内手
段が設けられ、これによって有人搬送車両と無人搬送車
両との衝突が防がれる。
【0027】コンテナヤード21とクレーンヤード22
との間の一側方側(図1における下方)にはAGV駐車
レーン63が設けられ、他側方側にはAGVテストレー
ン64およびAGV給油所65が設けられる。クレーン
ヤード22にはコンテナクレーン24とAGV29との
間でコンテナ27を受渡しするための無人搬送車両用走
行経路31が3条縦方向に延びる。縦方向に延びる無人
搬送車両用走行経路31は全て図1において下方に向か
う。また、コンテナヤード21内で縦方向に延びる各通
路45,47の無人搬送車両用走行経路31、およびA
GV駐車レーン63とコンテナヤード21との間の無人
搬送車両用走行経路31は全て上方に向う。
との間の一側方側(図1における下方)にはAGV駐車
レーン63が設けられ、他側方側にはAGVテストレー
ン64およびAGV給油所65が設けられる。クレーン
ヤード22にはコンテナクレーン24とAGV29との
間でコンテナ27を受渡しするための無人搬送車両用走
行経路31が3条縦方向に延びる。縦方向に延びる無人
搬送車両用走行経路31は全て図1において下方に向か
う。また、コンテナヤード21内で縦方向に延びる各通
路45,47の無人搬送車両用走行経路31、およびA
GV駐車レーン63とコンテナヤード21との間の無人
搬送車両用走行経路31は全て上方に向う。
【0028】また、横方向に延びる各通路41〜43に
おいて、一側方側の通路42では無人搬送車両用走行経
路31が1条設けられ、右方に向かい、他側方側の通路
43の無人搬送車両用走行経路31は1条設けられて左
方に向かい、中央の通路41においては無人搬送車両用
走行経路31が2条設けられ、下方側の無人搬送車両用
走行経路31は左方へ向かい、上方側の無人搬送車両用
走行経路31は右方へ向かう。このように張巡らされた
無人搬送車両用走行経路31によってAGV29は受渡
しするコンテナクレーン24と目的とするコンテナフィ
ールド35〜40との間で大略的に反時計まわりに巡回
してコンテナ27の搬送を行う。
おいて、一側方側の通路42では無人搬送車両用走行経
路31が1条設けられ、右方に向かい、他側方側の通路
43の無人搬送車両用走行経路31は1条設けられて左
方に向かい、中央の通路41においては無人搬送車両用
走行経路31が2条設けられ、下方側の無人搬送車両用
走行経路31は左方へ向かい、上方側の無人搬送車両用
走行経路31は右方へ向かう。このように張巡らされた
無人搬送車両用走行経路31によってAGV29は受渡
しするコンテナクレーン24と目的とするコンテナフィ
ールド35〜40との間で大略的に反時計まわりに巡回
してコンテナ27の搬送を行う。
【0029】有人搬送車両用走行経路31は、コンテナ
ヤード21内で縦方向に延びる各通路44,46,48
の有人搬送車両用走行経路30は全て図1において上方
に向かい、一側方の通路42においては有人搬送車両用
走行経路30が2条設けられ、どちらも左方に向かい、
他側方の通路43においても有人搬送車両用走行経路3
0が2条設けられ、どちらも右方に向かい、中央の通路
41においては有人搬送車両用走行経路30は2条の無
人搬送車両用走行経路に挟まれて2条設けられ、下側は
右方に向かい、上側では左方に向かう。最も海側にはク
レーンヤード22内で上方に向かう有人搬送車両用走行
経路30は上方に向かい、この走行経路30は特に特殊
コンテナ搬送用の走行レーンとなる。また各有人搬送車
両用走行経路30はゲート25,26に連なっており、
ゲート25は出口ゲートであり、ゲート26は出口およ
び入口ゲートとなっている。このようにコンテナターミ
ナル20の全面にわたって張巡らされた有人搬送車両用
走行経路30はゲート25,26と目的とするコンテナ
フィールド35〜40またはコンテナクレーン24との
間で大略的に図1において時計まわりに巡回してコンテ
ナ27を搬送する。
ヤード21内で縦方向に延びる各通路44,46,48
の有人搬送車両用走行経路30は全て図1において上方
に向かい、一側方の通路42においては有人搬送車両用
走行経路30が2条設けられ、どちらも左方に向かい、
他側方の通路43においても有人搬送車両用走行経路3
0が2条設けられ、どちらも右方に向かい、中央の通路
41においては有人搬送車両用走行経路30は2条の無
人搬送車両用走行経路に挟まれて2条設けられ、下側は
右方に向かい、上側では左方に向かう。最も海側にはク
レーンヤード22内で上方に向かう有人搬送車両用走行
経路30は上方に向かい、この走行経路30は特に特殊
コンテナ搬送用の走行レーンとなる。また各有人搬送車
両用走行経路30はゲート25,26に連なっており、
ゲート25は出口ゲートであり、ゲート26は出口およ
び入口ゲートとなっている。このようにコンテナターミ
ナル20の全面にわたって張巡らされた有人搬送車両用
走行経路30はゲート25,26と目的とするコンテナ
フィールド35〜40またはコンテナクレーン24との
間で大略的に図1において時計まわりに巡回してコンテ
ナ27を搬送する。
【0030】また縦方向に延びる各通路44〜48にお
いて、AGV28または有人シャーシ29が停止してコ
ンテナ27の積下ろしをしている場合に後続してAGV
28または有人シャーシ29が走行してきた場合には、
一対のトランスファクレーン用レール50の間を追越し
レーンとし、この追越しレーンで追越して走行を継続す
る。
いて、AGV28または有人シャーシ29が停止してコ
ンテナ27の積下ろしをしている場合に後続してAGV
28または有人シャーシ29が走行してきた場合には、
一対のトランスファクレーン用レール50の間を追越し
レーンとし、この追越しレーンで追越して走行を継続す
る。
【0031】コンテナターミナル20でコンテナ27を
搬送してきた有人シャーシ28は、たとえばゲート26
で目的とするコンテナフィールド35a〜40bまた
は、コンテナフィールドに対応するトランスファクレー
ン32が指示され、走行経路30に沿ってコンテナ27
を目的地点まで搬送し、トランスファクレーン32でコ
ンテナ27を積降ろし、出口ゲート26から出る。また
AGV29は中央制御手段の指示に基づいてコンテナク
レーン24とコンテナヤード21との間でコンテナ27
を搬送する。このように、有人搬送車両用走行経路30
と無人搬送車両用走行経路31とは同一の水平面上の各
通路を共有し、水平面上でのコンテナ搬送を有人シャー
シ28およびAGV29で行い、鉛直方向のコンテナ搬
送はトランスファクレーン32で行う。
搬送してきた有人シャーシ28は、たとえばゲート26
で目的とするコンテナフィールド35a〜40bまた
は、コンテナフィールドに対応するトランスファクレー
ン32が指示され、走行経路30に沿ってコンテナ27
を目的地点まで搬送し、トランスファクレーン32でコ
ンテナ27を積降ろし、出口ゲート26から出る。また
AGV29は中央制御手段の指示に基づいてコンテナク
レーン24とコンテナヤード21との間でコンテナ27
を搬送する。このように、有人搬送車両用走行経路30
と無人搬送車両用走行経路31とは同一の水平面上の各
通路を共有し、水平面上でのコンテナ搬送を有人シャー
シ28およびAGV29で行い、鉛直方向のコンテナ搬
送はトランスファクレーン32で行う。
【0032】図3は、AGV29の制御状態を示す模式
図である。図3においてAGV29は通路41に沿って
走行しているものとする。AGV29は中央制御手段7
0からの指示に基づいてコンテナ27を搬送する。AG
V29が走行する全ての通路には、走行経路31に沿っ
て間隔をあけて複数のトランスポンダ71が埋込まれて
おり、AGV29がトランスポンダ71上を通過する
と、トランスポンダ71は位置情報を発信し、この位置
情報を受信してAGV29は自車位置を把握し、たとえ
ば所定の時間間隔毎に自車位置、自車速度、走行方向お
よび搬送するコンテナ47の情報などを中央制御手段7
0に送信する。中央制御手段70は複数の各AGV29
からの情報を受信して、複数のAGV29の全体を把握
することができる。このようにして、交差部車両進入側
制御手段73はトランスポンダ71および中央制御手段
70を介してAGV29の走行位置を把握し、これに応
じてAGV29の走行を妨げないように信号機83を切
換えて有人シャーシ28の交差部への進入を禁止する。
このようなAGV29と中央制御手段70との間の通信
および中央制御手段70と信号機83との通信は、たと
えば2.4GHzのSS通信方式で行われる。
図である。図3においてAGV29は通路41に沿って
走行しているものとする。AGV29は中央制御手段7
0からの指示に基づいてコンテナ27を搬送する。AG
V29が走行する全ての通路には、走行経路31に沿っ
て間隔をあけて複数のトランスポンダ71が埋込まれて
おり、AGV29がトランスポンダ71上を通過する
と、トランスポンダ71は位置情報を発信し、この位置
情報を受信してAGV29は自車位置を把握し、たとえ
ば所定の時間間隔毎に自車位置、自車速度、走行方向お
よび搬送するコンテナ47の情報などを中央制御手段7
0に送信する。中央制御手段70は複数の各AGV29
からの情報を受信して、複数のAGV29の全体を把握
することができる。このようにして、交差部車両進入側
制御手段73はトランスポンダ71および中央制御手段
70を介してAGV29の走行位置を把握し、これに応
じてAGV29の走行を妨げないように信号機83を切
換えて有人シャーシ28の交差部への進入を禁止する。
このようなAGV29と中央制御手段70との間の通信
および中央制御手段70と信号機83との通信は、たと
えば2.4GHzのSS通信方式で行われる。
【0033】中央制御手段70は、たとえば上位コンピ
ュータから搬送すべきコンテナ27が指示されると、こ
の搬送すべきコンテナ27の保管される位置および搬送
すべきコンテナクレーン24の位置とから搬送可能な最
適なAGV29を選び出し、コンテナ27の位置、搬送
すべきコンテナクレーン24および経路を選択したAG
V29に送信して指示する。無人搬送車両は中央制御手
段70からの指示に従ってコンテナ27を搬送する。こ
のようにして中央制御手段70は複数のAGV29を制
御してコンテナ27の搬送を行う。中央制御手段70は
ファジィ推論部を有し、コンテナをスムーズに搬送でき
るように各AGV29をファジィ制御する。たとえば、 「2台のAGV29の距離が中程度で接近のしかたが小
さければ、速度制限しない。」 「2台のAGV29の距離が中程度で接近のしかたが大
きければ、少し速度制限する。」 「2台のAGV29の距離が小さく接近のしかたが大き
ければ、大きく速度制限し、かつ進行方向を修正す
る。」 「2台のAGV29の距離が遠ければ、速度制限しな
い。」 などのルールが用いられ、メンバーシップ関数は三角型
とする。この用にファジィ推論を用いた制御を行うこと
によって、無人搬送車両用走行経路31同士が交差する
交差部において、AGV29同士が衝突することなくス
ムーズにコンテナ搬送を行うことができる。
ュータから搬送すべきコンテナ27が指示されると、こ
の搬送すべきコンテナ27の保管される位置および搬送
すべきコンテナクレーン24の位置とから搬送可能な最
適なAGV29を選び出し、コンテナ27の位置、搬送
すべきコンテナクレーン24および経路を選択したAG
V29に送信して指示する。無人搬送車両は中央制御手
段70からの指示に従ってコンテナ27を搬送する。こ
のようにして中央制御手段70は複数のAGV29を制
御してコンテナ27の搬送を行う。中央制御手段70は
ファジィ推論部を有し、コンテナをスムーズに搬送でき
るように各AGV29をファジィ制御する。たとえば、 「2台のAGV29の距離が中程度で接近のしかたが小
さければ、速度制限しない。」 「2台のAGV29の距離が中程度で接近のしかたが大
きければ、少し速度制限する。」 「2台のAGV29の距離が小さく接近のしかたが大き
ければ、大きく速度制限し、かつ進行方向を修正す
る。」 「2台のAGV29の距離が遠ければ、速度制限しな
い。」 などのルールが用いられ、メンバーシップ関数は三角型
とする。この用にファジィ推論を用いた制御を行うこと
によって、無人搬送車両用走行経路31同士が交差する
交差部において、AGV29同士が衝突することなくス
ムーズにコンテナ搬送を行うことができる。
【0034】また本発明の実施の他の形態としてファジ
ィ推論部を各AGV29に設け、AGV29に備えられ
る超音波センサなどの障害物検知センサによって他のA
GVなどの物体との距離を検知し、この物体との距離と
の関係に応じて上述したファジィ推論を用いた制御を行
うようにしてもよい。
ィ推論部を各AGV29に設け、AGV29に備えられ
る超音波センサなどの障害物検知センサによって他のA
GVなどの物体との距離を検知し、この物体との距離と
の関係に応じて上述したファジィ推論を用いた制御を行
うようにしてもよい。
【0035】図4は、無人搬送車両用走行経路31と有
人搬送車両用走行経路30とが交差する交差部57付近
を示す平面図である。中央の通路41には交差部57へ
進入する有人シャーシ28に対して交差部への進入許可
および進入禁止を表示する信号機72,77がそれぞれ
交差部57の手前に設けられる。信号機72,77はそ
れぞれ赤色の信号灯78および青色の信号灯79を有
し、一般の交通信号と同様に赤色の信号灯は交差部57
への進入禁止を示し、青色の信号灯は交差部57への進
入許可を示す。また一般の交通信号と同様に「注意」を
示す場合には青色の信号灯72を点滅させるようにして
もよく、また赤色の信号灯78と青色の信号灯79との
間に黄色の信号灯を設けるように構成してもよい。
人搬送車両用走行経路30とが交差する交差部57付近
を示す平面図である。中央の通路41には交差部57へ
進入する有人シャーシ28に対して交差部への進入許可
および進入禁止を表示する信号機72,77がそれぞれ
交差部57の手前に設けられる。信号機72,77はそ
れぞれ赤色の信号灯78および青色の信号灯79を有
し、一般の交通信号と同様に赤色の信号灯は交差部57
への進入禁止を示し、青色の信号灯は交差部57への進
入許可を示す。また一般の交通信号と同様に「注意」を
示す場合には青色の信号灯72を点滅させるようにして
もよく、また赤色の信号灯78と青色の信号灯79との
間に黄色の信号灯を設けるように構成してもよい。
【0036】次に図5に示されるフローチャートを参照
して、交差部57に有人シャーシ28とAGV29aが
同時に進入しようとするときの交差部車両案内手段73
の各信号機72,77の制御状態を示す。信号機72,
77は通常青色の信号灯79が点灯または点滅してお
り、有人シャーシ28の交差部57への進入許可を表示
している。この状態でステップa1において中央制御手
段70がAGV29aからの情報によって通路47上を
走行するAGV29aが交差部57へ進入しようとする
ことを検出すると、ステップa2において各信号機7
8,79の青色の信号灯72を消灯し赤色の信号灯78
を点灯させて通路41を走行する有人シャーシ28が交
差部57へ進入することを禁止する。
して、交差部57に有人シャーシ28とAGV29aが
同時に進入しようとするときの交差部車両案内手段73
の各信号機72,77の制御状態を示す。信号機72,
77は通常青色の信号灯79が点灯または点滅してお
り、有人シャーシ28の交差部57への進入許可を表示
している。この状態でステップa1において中央制御手
段70がAGV29aからの情報によって通路47上を
走行するAGV29aが交差部57へ進入しようとする
ことを検出すると、ステップa2において各信号機7
8,79の青色の信号灯72を消灯し赤色の信号灯78
を点灯させて通路41を走行する有人シャーシ28が交
差部57へ進入することを禁止する。
【0037】その後、ステップa3で交差部57へ進入
しようとするAGV29aに対して「通過可」情報を通
知し、ステップa4においてAGV29aからの情報に
基づいて中央制御手段70がAGV29aが交差部57
の通過完了を検出すると中央制御手段70は各信号機7
2,77を制御して赤色の信号灯78を消灯し青色の信
号灯79を点灯または点滅させて有人シャーシ28の交
差部57への進入を許可する。
しようとするAGV29aに対して「通過可」情報を通
知し、ステップa4においてAGV29aからの情報に
基づいて中央制御手段70がAGV29aが交差部57
の通過完了を検出すると中央制御手段70は各信号機7
2,77を制御して赤色の信号灯78を消灯し青色の信
号灯79を点灯または点滅させて有人シャーシ28の交
差部57への進入を許可する。
【0038】上述した制御において、中央制御手段70
はAGV29からの自車情報に基づいてAGV29aの
交差部への進入および交差部57の通過完了などの走行
位置を検出するように構成したが、このような構成に換
えて各通路に埋込まれたトランスポンダ71から直接中
央制御手段70がAGV29aが交差部57へ進入しよ
うとする情報および交差部の通過完了情報などのAGV
29aの走行位置情報を得るように構成してもよい。
はAGV29からの自車情報に基づいてAGV29aの
交差部への進入および交差部57の通過完了などの走行
位置を検出するように構成したが、このような構成に換
えて各通路に埋込まれたトランスポンダ71から直接中
央制御手段70がAGV29aが交差部57へ進入しよ
うとする情報および交差部の通過完了情報などのAGV
29aの走行位置情報を得るように構成してもよい。
【0039】次に図6に示されるフローチャートを参照
して縦方向に延びる通路47を走行するAGV29aと
横行方向に延びる中央の通路41を走行するAGV29
bが同時に交差部57へ進入しようとしたときの交差部
車両案内手段73の制御状態を説明する。ステップb1
において中央制御手段70が通路41および通路47の
両方からAGV29a,29bが交差部57へ進入しよ
うとすることを検出したとする。中央制御手段70に
は、たとえば予め中央の通路41側を優先するように設
定されており、これに従ってステップb2において各信
号機72,77を青色の信号灯が点灯するように制御
し、ステップb3において通路41を走行するAGV2
9bに交差部57への進入許可を通知するとともに、ス
テップb4において通路47を走行するAGV29aに
交差部57への進入禁止を通知して交差部57の手前で
停止するようにAGV29aを制御する。
して縦方向に延びる通路47を走行するAGV29aと
横行方向に延びる中央の通路41を走行するAGV29
bが同時に交差部57へ進入しようとしたときの交差部
車両案内手段73の制御状態を説明する。ステップb1
において中央制御手段70が通路41および通路47の
両方からAGV29a,29bが交差部57へ進入しよ
うとすることを検出したとする。中央制御手段70に
は、たとえば予め中央の通路41側を優先するように設
定されており、これに従ってステップb2において各信
号機72,77を青色の信号灯が点灯するように制御
し、ステップb3において通路41を走行するAGV2
9bに交差部57への進入許可を通知するとともに、ス
テップb4において通路47を走行するAGV29aに
交差部57への進入禁止を通知して交差部57の手前で
停止するようにAGV29aを制御する。
【0040】その後、ステップb5においてAGV29
bが交差部57を通過したことを検出した後、ステップ
b6に進み信号機72,77を赤色の信号灯78が点灯
するように切換えて通路41を走行する有人シャーシ2
8の交差部57への進入を禁止し、ステップb7におい
てAGV29aに交差部57への進入許可を通知し、ス
テップb8でAGV29aの交差部57の通過完了を検
出するとステップb9で信号機72,77を青色の信号
灯79に切換える。
bが交差部57を通過したことを検出した後、ステップ
b6に進み信号機72,77を赤色の信号灯78が点灯
するように切換えて通路41を走行する有人シャーシ2
8の交差部57への進入を禁止し、ステップb7におい
てAGV29aに交差部57への進入許可を通知し、ス
テップb8でAGV29aの交差部57の通過完了を検
出するとステップb9で信号機72,77を青色の信号
灯79に切換える。
【0041】上述した制御においては通路41側のAG
V29bの交差部進入を優先したが、これと逆に通路4
7側を走行するAGV29aの交差部進入を優先するよ
うに制御してもよい。
V29bの交差部進入を優先したが、これと逆に通路4
7側を走行するAGV29aの交差部進入を優先するよ
うに制御してもよい。
【0042】また本発明の他の実施形態として通路47
側にも仮想線で示すように信号機80を取付け、AGV
29が信号機80の信号灯の色を認識して交差部57へ
の車両の進入許可および進入禁止を把握するように構成
してもよい。
側にも仮想線で示すように信号機80を取付け、AGV
29が信号機80の信号灯の色を認識して交差部57へ
の車両の進入許可および進入禁止を把握するように構成
してもよい。
【0043】また本発明のさらに他の実施の形態として
交差部車両案内手段73にタイマを設け、信号機72,
77の赤色信号灯の点灯と青色信号灯79の点灯を予め
定める切換周期で切換え制御するように構成してもよ
い。
交差部車両案内手段73にタイマを設け、信号機72,
77の赤色信号灯の点灯と青色信号灯79の点灯を予め
定める切換周期で切換え制御するように構成してもよ
い。
【0044】また本発明のさらに他の実施の形態とし
て、交差部57の手前の各通路41,47にそれぞれ車
両の有無を検出する検出器を設け、この検出器によって
信号機の手前で何台車両が停車しているかを測定し、こ
の測定結果に基づいて交差部車両案内手段73は信号機
の切換周期を自動的に変更するように構成する。この場
合、通路47側に信号機80が設けられており、通路4
1側の信号機72,77と通路47側の信号機80とが
予め定める切換周期によって赤色の信号灯78と青色の
信号灯79とが切換えられており、通路41側に車両が
渋滞し始めた場合、通路41側の信号機72,77の青
色信号灯79の点灯時間を長くし、これに応じて通路4
7側の信号機80の赤色点灯時間78が長くなるように
各信号機72,77,80の切換周期を変更する。これ
によって、通路41側の渋滞が解消され、コンテナ搬送
をスムーズに行うことができる。
て、交差部57の手前の各通路41,47にそれぞれ車
両の有無を検出する検出器を設け、この検出器によって
信号機の手前で何台車両が停車しているかを測定し、こ
の測定結果に基づいて交差部車両案内手段73は信号機
の切換周期を自動的に変更するように構成する。この場
合、通路47側に信号機80が設けられており、通路4
1側の信号機72,77と通路47側の信号機80とが
予め定める切換周期によって赤色の信号灯78と青色の
信号灯79とが切換えられており、通路41側に車両が
渋滞し始めた場合、通路41側の信号機72,77の青
色信号灯79の点灯時間を長くし、これに応じて通路4
7側の信号機80の赤色点灯時間78が長くなるように
各信号機72,77,80の切換周期を変更する。これ
によって、通路41側の渋滞が解消され、コンテナ搬送
をスムーズに行うことができる。
【0045】このような交差部56における構成は、同
様に交差する交差部58においても適用することが可能
である。
様に交差する交差部58においても適用することが可能
である。
【0046】図7は、交差部56付近を示す平面図であ
る。交差部56では横方向に延びる通路41と縦方向に
延びる通路46とが交差し、通路46には有人搬送車両
用走行経路30のみが設けられる。したがって、交差部
41側には信号機81,82が設けられるとともに、通
路46にも信号機83が設けられる。このような信号機
81〜83の制御は図5で関連して述べたようにAGV
29の交差部56への進入を優先して許可するように制
御される。これによって、AGV29の走行が阻止され
るといったことが防がれる。AGV29は中央制御手段
70によって複数の各AGV29の全体を制御している
ので、一部のAGV29が交差部で停止すると他のAG
V29にも影響が及ぶが、上述したように優先してAG
V29の通過を許可するように交差部車両案内手段73
を制御することによって、AGV29によってスムーズ
にコンテナの搬送を行うことができる。
る。交差部56では横方向に延びる通路41と縦方向に
延びる通路46とが交差し、通路46には有人搬送車両
用走行経路30のみが設けられる。したがって、交差部
41側には信号機81,82が設けられるとともに、通
路46にも信号機83が設けられる。このような信号機
81〜83の制御は図5で関連して述べたようにAGV
29の交差部56への進入を優先して許可するように制
御される。これによって、AGV29の走行が阻止され
るといったことが防がれる。AGV29は中央制御手段
70によって複数の各AGV29の全体を制御している
ので、一部のAGV29が交差部で停止すると他のAG
V29にも影響が及ぶが、上述したように優先してAG
V29の通過を許可するように交差部車両案内手段73
を制御することによって、AGV29によってスムーズ
にコンテナの搬送を行うことができる。
【0047】また交差部56においては、通路41から
通路46または通路46から通路41で有人シャーシ2
8は右折する場合があり、このような右折をスムーズに
行うことができるように、たとえば信号機81,83を
図8に示されるように右折可能の矢符85を表示可能な
信号機95に代えることも可能である。たとえば信号機
82において赤色の信号灯78を点灯して交差部56へ
有人シャーシ28が進入することを禁止した状態で信号
機95において赤色の信号灯とともに右折可能の矢符8
5を青色で点灯させて右折可能を表示させることによっ
て、通路46を走行する有人シャーシ28はスムーズに
通路41に右折することができる。また他の実施形態と
して、直進可を示す矢符の信号灯を設けて有人シャーシ
に直進可であることを明瞭に表示するように構成しても
よい。
通路46または通路46から通路41で有人シャーシ2
8は右折する場合があり、このような右折をスムーズに
行うことができるように、たとえば信号機81,83を
図8に示されるように右折可能の矢符85を表示可能な
信号機95に代えることも可能である。たとえば信号機
82において赤色の信号灯78を点灯して交差部56へ
有人シャーシ28が進入することを禁止した状態で信号
機95において赤色の信号灯とともに右折可能の矢符8
5を青色で点灯させて右折可能を表示させることによっ
て、通路46を走行する有人シャーシ28はスムーズに
通路41に右折することができる。また他の実施形態と
して、直進可を示す矢符の信号灯を設けて有人シャーシ
に直進可であることを明瞭に表示するように構成しても
よい。
【0048】交差部58は、交差部56と同様に有人搬
送車両用走行経路30と無人搬送車両用走行経路31と
が交差するので、交差部56の構成を同様に適用するこ
とが可能である。
送車両用走行経路30と無人搬送車両用走行経路31と
が交差するので、交差部56の構成を同様に適用するこ
とが可能である。
【0049】図9は、交差部62付近を示す平面図であ
る。交差部62においても無人搬送車両用走行経路31
と有人搬送車両用走行経路30とがT字状に交差するの
で、交差部62の手前に信号機86が設けられる。この
信号機86も図5に関連して詳述したようにAGV29
の走行を優先するように制御される。これによってAG
V29の走行が阻止されることが防がれ、AGV29に
よってスムーズにコンテナ搬送を行うことができる。T
字状に交差する交差部59,60,61においても無人
搬送車両用走行経路31と有人搬送車両用走行経路30
とが同様に交差するので、交差部62における同様の構
成が適用される。
る。交差部62においても無人搬送車両用走行経路31
と有人搬送車両用走行経路30とがT字状に交差するの
で、交差部62の手前に信号機86が設けられる。この
信号機86も図5に関連して詳述したようにAGV29
の走行を優先するように制御される。これによってAG
V29の走行が阻止されることが防がれ、AGV29に
よってスムーズにコンテナ搬送を行うことができる。T
字状に交差する交差部59,60,61においても無人
搬送車両用走行経路31と有人搬送車両用走行経路30
とが同様に交差するので、交差部62における同様の構
成が適用される。
【0050】以上のように各交差部55〜62には信号
機を設けるように構成したが、本発明のさらに他の実施
形態として信号機に代えて図10に示されるように遮断
機90を設けるように構成してもよい。遮断機90は、
地面に立設される支持棒93と、指示棒93に対して上
下に揺動するアーム92と、アーム92に取付けられる
遮断検知板91とから構成される。遮断検知板91は合
成樹脂パネルなど、障害物センサによって、検知可能な
軽量なパネルで実現される。図10(a)は開放時の遮
断機90を示し、図10(b)は遮断時の遮断機90を
示す。
機を設けるように構成したが、本発明のさらに他の実施
形態として信号機に代えて図10に示されるように遮断
機90を設けるように構成してもよい。遮断機90は、
地面に立設される支持棒93と、指示棒93に対して上
下に揺動するアーム92と、アーム92に取付けられる
遮断検知板91とから構成される。遮断検知板91は合
成樹脂パネルなど、障害物センサによって、検知可能な
軽量なパネルで実現される。図10(a)は開放時の遮
断機90を示し、図10(b)は遮断時の遮断機90を
示す。
【0051】遮断機90は遮断時においては遮断検知盤
91がAGV28または有人シャーシ29の正面を塞
ぎ、開放状態にあってはアーム92が遮断検知盤91と
ともに上方に揺動してAGV28および有人シャーシ2
9が走行可能となる。
91がAGV28または有人シャーシ29の正面を塞
ぎ、開放状態にあってはアーム92が遮断検知盤91と
ともに上方に揺動してAGV28および有人シャーシ2
9が走行可能となる。
【0052】AGV29は超音波センサなどの障害物セ
ンサを備えており、この障害物センサによって正面に障
害物があることを検知すると、AGV29は停止するよ
うに構成されている。したがって、遮断機90が遮断状
態にあるとき、走行してきたAGV29は障害物センサ
によって遮断機検知盤91を検知して遮断機90の手前
で停止することになる。したがって、このような遮断機
90を信号機に代えることによって、信号機の表示する
符号などを視認するセンサを別途にAGV29に取付け
る必要がなく、AGV29に備えられる障害物センサを
利用することによってAGV29に対して交差部への進
入許可および進入禁止を容易に指示することができる。
また有人シャーシ28においても搭乗するオペレータに
よって容易に遮断機90が開放状態にあるか、遮断状態
にあるかを視認することができる。
ンサを備えており、この障害物センサによって正面に障
害物があることを検知すると、AGV29は停止するよ
うに構成されている。したがって、遮断機90が遮断状
態にあるとき、走行してきたAGV29は障害物センサ
によって遮断機検知盤91を検知して遮断機90の手前
で停止することになる。したがって、このような遮断機
90を信号機に代えることによって、信号機の表示する
符号などを視認するセンサを別途にAGV29に取付け
る必要がなく、AGV29に備えられる障害物センサを
利用することによってAGV29に対して交差部への進
入許可および進入禁止を容易に指示することができる。
また有人シャーシ28においても搭乗するオペレータに
よって容易に遮断機90が開放状態にあるか、遮断状態
にあるかを視認することができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、交差部
車両進入制御手段が設けられるので、無人搬送車両用走
行経路と有人搬送車両用走行経路とが張り巡らされるコ
ンテナヤードにおいて、無人搬送車両と有人搬送車両と
が同時に交差部に進入して衝突するといったことが確実
に防がれる。これによって、コンテナターミナルの外部
との間でコンテナの搬送を行う有人搬送車両が直接コン
テナヤードでコンテナを搬送することができ、高い安全
性を有してコンテナの作業効率を向上することが可能と
なる。また、無人搬送車両と有人搬送車両とが混在でき
ることにより、有人搬送車両のみによってコンテナを搬
送する既存のコンテナターミナルシステムを段階的に自
動化することが可能となる。また、信号灯を用いること
によって進入許可および進入禁止を明瞭に表示すること
が可能である。
車両進入制御手段が設けられるので、無人搬送車両用走
行経路と有人搬送車両用走行経路とが張り巡らされるコ
ンテナヤードにおいて、無人搬送車両と有人搬送車両と
が同時に交差部に進入して衝突するといったことが確実
に防がれる。これによって、コンテナターミナルの外部
との間でコンテナの搬送を行う有人搬送車両が直接コン
テナヤードでコンテナを搬送することができ、高い安全
性を有してコンテナの作業効率を向上することが可能と
なる。また、無人搬送車両と有人搬送車両とが混在でき
ることにより、有人搬送車両のみによってコンテナを搬
送する既存のコンテナターミナルシステムを段階的に自
動化することが可能となる。また、信号灯を用いること
によって進入許可および進入禁止を明瞭に表示すること
が可能である。
【0054】
【0055】請求項2記載の本発明によれば、遮断機を
用いることによって無人搬送車両に備えられる障害物セ
ンサを利用して交差部への進入許可および進入禁止を確
実に制御することが可能である。
用いることによって無人搬送車両に備えられる障害物セ
ンサを利用して交差部への進入許可および進入禁止を確
実に制御することが可能である。
【0056】請求項3記載の本発明によれば、予め定め
る切換周期で交差部車両進入制御手段の進入許可および
進入禁止を切換えることによって、複雑な構成を設ける
ことなく効率よく有人搬送車両と無人搬送車両の走行を
制御することができる。
る切換周期で交差部車両進入制御手段の進入許可および
進入禁止を切換えることによって、複雑な構成を設ける
ことなく効率よく有人搬送車両と無人搬送車両の走行を
制御することができる。
【0057】請求項4記載の本発明によれば、渋滞状況
に応じて切換周期が自動的に変更されるので、交差部の
渋滞を自動的に緩和することができる。
に応じて切換周期が自動的に変更されるので、交差部の
渋滞を自動的に緩和することができる。
【0058】請求項5記載の本発明によれば、無人搬送
車両の交差部への進入を優先して許可するので、一部の
無人搬送車両が停止することによって、無人搬送車両の
走行に影響を及ぼすといったことが防がれ、スムーズに
無人搬送車両によってコンテナを搬送することができ
る。
車両の交差部への進入を優先して許可するので、一部の
無人搬送車両が停止することによって、無人搬送車両の
走行に影響を及ぼすといったことが防がれ、スムーズに
無人搬送車両によってコンテナを搬送することができ
る。
【図1】本発明の実施の一形態であるコンテナターミナ
ルシステムを用いたコンテナターミナル20を示す平面
図である。
ルシステムを用いたコンテナターミナル20を示す平面
図である。
【図2】コンテナターミナル20の側面図である。
【図3】AGV29の制御状態を示す模式図である。
【図4】交差部57付近を示す平面図である。
【図5】AGV29aと有人シャーシ28とが同時に交
差部57に進入しようとしたときの信号機72,77の
制御状態を示すフローチャートである。
差部57に進入しようとしたときの信号機72,77の
制御状態を示すフローチャートである。
【図6】AGV29a,29bが同時に交差部57に進
入しようとしたときの交差部車両進入制御手段73の制
御状態を示すフローチャートである。
入しようとしたときの交差部車両進入制御手段73の制
御状態を示すフローチャートである。
【図7】交差部56付近を示す平面図である。
【図8】信号機95を示す正面図である。
【図9】交差部62付近を示す平面図である。
【図10】遮断機90を示す正面図である。
【図11】従来のコンテナターミナル1を示す平面図で
ある。
ある。
20 コンテナターミナル 21 コンテナヤード 22 クレーンヤード 23 船舶 24 コンテナクレーン 27 コンテナ 28 有人シャーシ 29 AGV 30 有人搬送車両用走行経路 31 無人搬送車両用走行経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−156769(JP,A) 特開 昭62−274407(JP,A) 特開 平8−147035(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 63/00 G05D 1/02
Claims (5)
- 【請求項1】 コンテナ荷役を行うコンテナクレーンが
備えられるクレーンヤードと、 コンテナを積上げて保管可能なコンテナヤードと、 コンテナヤードからクレーンヤードにわたって張巡らさ
れた無人搬送車両用走行経路に沿って自動運転で走行し
てコンテナを搬送する無人搬送車両と、 少なくともコンテナヤードに張巡らされる有人搬送車両
用走行経路に沿って走行してコンテナを搬送する有人搬
送車両と、 無人搬送車両用走行経路と有人搬送車両用走行経路との
交差部に設けられ、交差部への有人搬送車両の進入許可
および進入禁止の切換えを信号灯によって行い、無人搬
送車両と有人搬送車両とが同時に交差部に進入すること
を禁止する交差部車両進入案内手段とを含むことを特徴
とするコンテナターミナルシステム。 - 【請求項2】 コンテナ荷役を行うコンテナクレーンが
備えられるクレーンヤードと、 コンテナを積上げて保管可能なコンテナヤードと、 コンテナヤードからクレーンヤードにわたって張巡らさ
れた無人搬送車両用走行経路に沿って自動運転で走行し
てコンテナを搬送する無人搬送車両と、 少なくともコンテナヤードに張巡らされる有人搬送車両
用走行経路に沿って走行してコンテナを搬送する有人搬
送車両と、 無人搬送車両用走行経路と有人搬送車両用走行経路との
交差部に設けられ、交差部への各車両の進入許可および
進入禁止の切換えを遮断機によって行い、無人搬送車両
と有人搬送車両とが同時に交差部に進入することを禁止
する交差部車両進入案内手段とを含むことを特徴とする
コンテナターミナルシステム。 - 【請求項3】 交差部車両案内手段の進入許可および進
入禁止は、予め定める切換周期で切換えられることを特
徴とする請求項1または2記載のコンテナターミナルシ
ステム。 - 【請求項4】 前記切換周期は、渋滞状況に応じて変更
されることを特徴とする請求項3記載のコンテナターミ
ナルシステム。 - 【請求項5】 交差部車両案内手段は、無人搬送車両の
走行位置に応じて無人搬送車両の交差部への進入を優先
して許可するように切換わることを特徴とする請求項1
または2記載のコンテナターミナルシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10218006A JP2975594B1 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | コンテナターミナルシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10218006A JP2975594B1 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | コンテナターミナルシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2975594B1 true JP2975594B1 (ja) | 1999-11-10 |
JP2000044063A JP2000044063A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16713160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10218006A Expired - Fee Related JP2975594B1 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | コンテナターミナルシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2975594B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019053150A1 (de) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | Konecranes Global Corporation | Verfahren zur steuerung des befahrens einer übergabezone für container von transportfahrzeugen in einer umschlaganlage für container, steuerungssystem hierfür und umschlaganlage mit einem solchen steuerungssystem |
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JP2005225662A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 搬送車監視制御装置、無人搬送車、搬送システム、及び搬送車監視制御方法 |
JP5676338B2 (ja) * | 2011-03-29 | 2015-02-25 | 三井造船株式会社 | コンテナターミナルとその制御方法 |
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JP6599139B2 (ja) * | 2015-06-23 | 2019-10-30 | 三菱ロジスネクスト株式会社 | 荷役車両の運行管理方法および運行管理システム |
DE102016111447A1 (de) * | 2016-06-22 | 2017-12-28 | Terex Mhps Gmbh | System zum Transport von Containern, insbesondere ISO-Containern, mittels Schwerlastfahrzeugen |
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CN110570687B (zh) * | 2018-06-06 | 2021-04-27 | 杭州海康机器人技术有限公司 | Agv的控制方法、装置及存储介质 |
CN109132610B (zh) * | 2018-09-13 | 2020-08-28 | 深圳归朴科技有限公司 | 一种单箱跨距堆场起重机自动化码头装卸系统及方法 |
CN110065826A (zh) * | 2019-04-17 | 2019-07-30 | 上海海事大学 | 一种码头agv与集卡协调运输工艺系统及工作方法 |
CN112731947B (zh) * | 2021-03-31 | 2021-07-13 | 上海海勃物流软件有限公司 | 桥吊与自动导引运输车交互点分配方法、系统及终端 |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP10218006A patent/JP2975594B1/ja not_active Expired - Fee Related
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