JP7238734B2 - 全固体電池の製造方法および全固体電池 - Google Patents
全固体電池の製造方法および全固体電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7238734B2 JP7238734B2 JP2019205409A JP2019205409A JP7238734B2 JP 7238734 B2 JP7238734 B2 JP 7238734B2 JP 2019205409 A JP2019205409 A JP 2019205409A JP 2019205409 A JP2019205409 A JP 2019205409A JP 7238734 B2 JP7238734 B2 JP 7238734B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- active material
- transfer
- solid
- current collector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/052—Li-accumulators
- H01M10/0525—Rocking-chair batteries, i.e. batteries with lithium insertion or intercalation in both electrodes; Lithium-ion batteries
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/056—Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes
- H01M10/0561—Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes the electrolyte being constituted of inorganic materials only
- H01M10/0562—Solid materials
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/058—Construction or manufacture
- H01M10/0585—Construction or manufacture of accumulators having only flat construction elements, i.e. flat positive electrodes, flat negative electrodes and flat separators
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/04—Processes of manufacture in general
- H01M4/0402—Methods of deposition of the material
- H01M4/0404—Methods of deposition of the material by coating on electrode collectors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/62—Selection of inactive substances as ingredients for active masses, e.g. binders, fillers
- H01M4/621—Binders
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M6/00—Primary cells; Manufacture thereof
- H01M6/14—Cells with non-aqueous electrolyte
- H01M6/18—Cells with non-aqueous electrolyte with solid electrolyte
- H01M6/188—Processes of manufacture
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/052—Li-accumulators
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M2220/00—Batteries for particular applications
- H01M2220/20—Batteries in motive systems, e.g. vehicle, ship, plane
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M2300/00—Electrolytes
- H01M2300/0017—Non-aqueous electrolytes
- H01M2300/0065—Solid electrolytes
- H01M2300/0068—Solid electrolytes inorganic
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
本開示における全固体電池の製造方法は、第1集電体、第1活物質層、固体電解質層、第2活物質層および第2集電体がこの順に積層された全固体電池の製造方法であって、上記第1活物質層、上記固体電解質層、および上記第2活物質層の少なくとも1層を形成する工程が、転写箔および転写層を有する転写部材を用いて、上記転写層を上記第1集電体上に転写する転写工程を含む。本開示においては、上記転写層は、バインダーを含有し、厚さ方向において、上記転写箔と反対側の表面部のバインダー濃度が、上記転写箔側の表面部のバインダー濃度よりも高いことを特徴の一つとする。
本開示においては、第1活物質層、上記固体電解質層、および上記第2活物質層の少なくとも1層を形成する工程が、転写工程を含む。転写工程は、転写箔および転写層を有する転写部材を用いて、上記転写層を上記第1集電体上に転写する工程である。
転写層は、第1活物質層、固体電解質層および第2活物質層の少なくとも1層を形成することができる層であればよい。転写層は、例えば、第1活物質層、固体電解質層、または第2活物質層の単層であってもよい。また、転写層は、例えば、第1活物質層、固体電解質層、および第2活物質層の少なくとも2層以上を有する積層体であってもよい。転写層が積層体である場合、転写層としては、転写箔を基準として、固体電解質層および第1活物質層がこの順で積層された積層体、第2活物質層、固体電解質層および第1活物質層がこの順に積層された積層体、第2活物質層および固体電解質層がこの順で積層された積層体を挙げることができる。
本開示における転写部材は、転写箔と、転写層とを有する。転写層は、バインダーを含有し、厚さ方向において、転写箔と反対側の表面部のバインダー濃度が、転写箔側の表面部のバインダー濃度よりも高い。
転写工程においては、例えば、転写層を第1集電体上に直接転写してもよく、また例えば、転写層を第1集電体上に形成された他の層(被転写層)に接触させて転写してもよい。被転写層としては、全固体電池における第1活物質層、固体電解質層、および第2活物質層を形成することができれば特に限定されず、転写層の種類に応じて適宜選択することができる。
本開示における全固体電池の製造方法は、上述した転写工程を有していれば特に限定されず、必要な工程を適宜選択して追加することができる。このような工程としては、例えば、転写部材を形成する工程、被転写層を形成する工程等を挙げることができる。
図1(d)に示すように、本開示により得られる全固体電池10は、第1集電体4、第1活物質層1、固体電解質層3、第2活物質層2、および第2集電体5をこの順に有する。また、図1(d)においては、全固体電池10は、第1活物質層1、固体電解質層3、および第2活物質層2が濃度勾配層6である。濃度勾配層6は、バインダーを含有し、厚さ方向において、一方の表面部s2のバインダー濃度が、他方の表面部s1のバインダー濃度よりも高い層である。図1においては、濃度勾配層のバインダー濃度が低い表面部をs1で示し、バインダー濃度が高い表面部をs2で示している。図1においては、第1活物質層の表面部s2と固体電解質層の表面部s2と対向し、固体電解質層の表面部s1と第2活物質層の表面部s2とが対向するように、各層が配置されている例を示している。
濃度勾配層は、バインダーを含有し、一方のバインダー濃度が他方の表面部のバインダー濃度よりも高い層である。濃度勾配層の種類は、上述した「1.転写工程 (1)転写層の種類」の項で説明した内容と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
本開示における全固体電池は、第1集電体、第1活物質層、固体電解質層、第2活物質層、および第2集電体をこの順に有する。
第1集電体は、負極集電体であってもよく、正極集電体であってもよい。第1集電体が負極集電体である場合、負極集電体の材料としては、例えば、SUS、Cu、Ni、Feが挙げられる。一方、第1集電体が正極集電体である場合、正極集電体の材料としては、例えば、SUS、アルミニウム、ニッケル、鉄、チタン、カーボンが挙げられる。第1集電体の形状としては、例えば、箔状、メッシュ状が挙げられる。第1集電体の厚さは特に限定されない。
第1活物質層は、第1集電体上に形成される活物質層である。第1活物質層は単層であってもよく、2層以上の活物質構成層を有する積層体であってもよい。第1活物質層が積層体である場合、活物質構成層の数は、例えば、2層以上、4層以下であってもよい。
固体電解質層は、正極および負極の間に形成される層である。固体電解質層は、固体電解質を少なくとも含有し、必要に応じてバインダーを含有していてもよい。固体電解質およびバインダーについては、上記「(ii)第1活物質層」に記載した内容と同様であるので、ここでの記載は省略する。固体電解質層の厚さは、例えば、0.1μm以上、1000μm以下である。固体電解質層は濃度勾配層であってもよく、濃度勾配層でなくてもよいが、前者がより好ましい。
第2活物質層は、負極活物質層であってもよく、正極活物質層であってもよい。第2活物質層については、上述した「(ii)第1活物質層」の項で説明した内容と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
第2集電体は、第2活物質層の集電を行う部材である。第2集電体は負極集電体であってもよく、正極集電体であってもよい。第2集電体の材料および形状については上述した「(i)第1集電体」の項で説明した内容と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
本開示における全固体電池は、第1活物質層、固体電解質層および第2活物質層の少なくとも1層が濃度勾配層を含む。そのため、全固体電池は、第1集電体および第2集電体に挟まれた、第1活物質層、固体電解質層および第2活物質層の積層体の厚さ方向において、少なくとも1つ以上のバインダー量のピークを有する。ピークの数は、例えば、1以上であり、2以上であってもよい。また、ピークの数の上限は、特に限定されず、例えば、3であってもよい。
本開示における全固体電池は、第1集電体、第1活物質層、固体電解質層、第2活物質層および第2集電体がこの順に積層された全固体電池であって、上記第1活物質層、上記固体電解質層、および上記第2活物質層の少なくとも1層または2層以上の積層体が、少なくとも1層の濃度勾配層を含み、上記濃度勾配層は、バインダーを含有し、厚さ方向において、一方の表面部のバインダー濃度が、他方の表面部のバインダー濃度よりも高い。
<正極構造体の作製>
以下の手順により、正極集電体および正極合材層(正極活物質層)を有する正極構造体を得た。
以下の手順により、負極集電体および負極合材層(負極活物質層)を有する負極構造体を得た。
以下の手順により、転写箔上に固体電解質層を作製した(転写部材を作製した)。
上述の硫化物固体電解質96.5重量部、PVDFバインダー溶液を固形分で3.0重量部、メチルイソブチルケトンに溶解させたエチルセルロース(EC、ナカライテスク製)を固形分で0.5重量部となるように秤量し、混合した。さらに、上記混合物に対し、溶剤であるメチルイソブチルケトンを固形分が45重量%となるように加えて超音波ホモジナイザー(SMT社製UH-50)を用いて混練することにより、固体電解質層用スラリーを得た。アルミニウム箔にアプリケータを用いて固体電解質層用スラリーを塗工し、塗工後、80℃の温風乾燥で30分間に亘り乾燥を行った。その後、120℃で2時間、ホットプレート上で加熱乾燥を行い、固体電解質層を形成した。
不活性ガス中で、アルミニウム箔をはがした固体電解質層を挟んで正極合材層および負極合材層が対向するように重ねた後、4.3tonでプレスすることにより、評価用電池を得た。なお、アルミニウム箔側とは反対側の固体電解質層が、負極合材層側に配置されるように重ねた。
各スラリーの塗膜の表面を、100℃の温風乾燥で30分間にわたり乾燥を行い、その後、120℃で2時間、ホットプレート上で加熱乾燥を行った点以外は、実施例1と同様にして、正極構造体、負極構造体、固体電解質層、および評価用電池を得た。
各スラリーの塗膜の表面を、150℃の温風乾燥で30分間に亘り乾燥を行い、その後、120℃で2時間、ホットプレート上で加熱乾燥を行った点以外は、実施例1と同様にして、正極構造体、負極構造体、固体電解質層、および評価用電池を得た。
各スラリーの塗膜の表面を、170℃の温風乾燥で30分間に亘り乾燥を行い、その後、120℃で2時間、ホットプレート上で加熱乾燥を行った点以外は、実施例1と同様にして、正極構造体、負極構造体、固体電解質層、および評価用電池を得た。
各スラリーの塗膜の表面を、200℃の温風乾燥で30分間に亘り乾燥を行い、その後、120℃で2時間、ホットプレート上で加熱乾燥を行った点以外は、実施例1と同様にして、正極構造体、負極構造体、固体電解質層、および評価用電池を得た。
正極用スラリーの固形分濃度を45重量%、負極用スラリーの固形分濃度を50重量%、固体電解質層用スラリーの固形分濃度を40重量%とした点、各スラリーの塗膜を、赤外線乾燥機にて塗膜の表面温度が100℃となるように設定し、1時間に亘って乾燥を行った点以外は、実施例1と同様にして、正極構造体、負極構造体、固体電解質層、および評価用電池を得た。
公知の転写法による評価用電池の製造方法の一例として、特開2018-190537号公報に記載の参考例1の評価用電池の製造条件と同様の製造条件で、正極構造体、負極構造体、および固体電解質層、評価用電池を作製した。なお、上記公報においては、酪酸ブチルを用いたスラリーを集電体または転写箔に塗工した後、塗工層を自然乾燥させ、その後に100℃のホットプレート上で30分間乾燥させることで、正極活物質層、固体電解質層、および負極活物質層を形成した旨が記載されている。
<樹脂製バインダー濃度の評価>
実施例、比較例、および参考例で得られた正極構造体、転写部材、および負極構造体に対し、FE-EPMA観察を実施し、正極合材層、固体電解質層および負極合材層のバインダー濃度を求めた。正極合材層の結果を表1に示す。
負極構造体および転写部材を裁断し、負極構造体の負極合材層と転写部材の固体電解質層とを対向させて積層した後、線圧4ton/mの圧力でロールプレスを行った。プレス後に負極合材層全体に固体電解質層が転写されているかどうかを目視で確認し、全体に転写されている場合をOKとした。20サンプルに対して、この試験を行い、全数のうち、OKとなったサンプルの数の割合(成功率)を転写率として求めた。転写率が90%以上を合格とした。結果を表2に示す。
端部脱落、および表面脱落の有無を評価した。端部脱落の評価として、得られた評価用電池に対し、打ち抜き加工を行った。打ち抜き後、端部の脱落の有無を確認し、脱落が生じていない場合をOKとし、脱落が生じた場合をNGとした。20サンプルに対し、上記評価を行い、全数のうち、OKとなったサンプルの数の割合を端部接着率(%)として求めた。結果を表2に示す。なお、層間密着性が低いと、端部脱落が生じやすい傾向にある。
評価用電池に対し、交流インピーダンス法によるLiイオン伝導度(常温)の測定を行った。測定にはソーラトロン1260を用い、測定条件は印加電圧10mV、測定周波数域0.01MHz~1MHzとした。なお、試験セルの作製は以下の通りとした。充電前の評価用電池に対し、25℃±1℃の環境下で0.1Cの電流値でセル当たりの端子電圧が設定電圧になるまで定電流充電を行い、その後、設定電圧に保持する定電圧充電を行う定電流定電圧充電によって、1時間、充電を行った。初充電ののち、0.2Cで4.2Vまで10時間、定電流定電圧放電を行った。その後、25±1℃の環境下で0.2Cの電流値にて4.0Vまで定電流充電した。これにより伝導度測定で使用するリチウムイオン二次電池を作製した。判定として、以下の基準で判定した。
A:3.9Ω・cm以下(非常に良い)、B:4.2Ω・cm以下(良い)、C:4.2Ω・cmより大きい(不良)
2 …第2活物質層
3 …固体電解質層
4 …第1集電体
5 …第2集電体
6 …濃度勾配層
10 …全固体電池
20 …転写部材
21 …転写箔
22 …転写層
Claims (2)
- 第1集電体、第1活物質層、固体電解質層、第2活物質層および第2集電体がこの順に積層された全固体電池の製造方法であって、
前記第1活物質層、前記固体電解質層、および前記第2活物質層の少なくとも1層を形成する工程が、転写箔および転写層を有する転写部材を用いて、前記転写層を前記第1集電体および被転写層を有する部材上に転写する転写工程を含み、
前記転写層は、バインダーを含有し、厚さ方向において、前記転写箔と反対側の表面部のバインダー濃度が、前記転写箔側の表面部のバインダー濃度よりも高く、
前記被転写層は、バインダーを含有し、厚さ方向において、前記第1集電体と反対側の表面部のバインダー濃度が、前記第1集電体側の表面部のバインダー濃度よりも高く、
(1) 前記第1活物質層が単層である場合、前記被転写層は、前記第1活物質層であり、前記転写層は、前記固体電解質層を最表層に含む層であり、
(2) 前記第1活物質層が少なくとも2層以上の活物質構成層を有する積層体である場合、前記被転写層はn層目(nは1以上の整数)の活物質構成層であり、前記転写層はn+1層目の前記活物質構成層を最表層に含む層である、全固体電池の製造方法。 - 前記転写層の厚さ方向において、中央部から前記転写箔側の表面部までの領域を第1領域とし、前記中央部から前記転写箔と反対側の表面部までの領域を第2領域としたとき、前記第1領域のバインダー濃度に対する、前記第2領域のバインダー濃度の割合が、105%以上190%以下である、請求項1に記載の全固体電池の製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019205409A JP7238734B2 (ja) | 2019-11-13 | 2019-11-13 | 全固体電池の製造方法および全固体電池 |
KR1020200146856A KR102475775B1 (ko) | 2019-11-13 | 2020-11-05 | 전고체전지의 제조방법 및 전고체전지 |
CN202011222871.XA CN112803078B (zh) | 2019-11-13 | 2020-11-05 | 全固体电池的制造方法和全固体电池 |
US17/091,687 US11626622B2 (en) | 2019-11-13 | 2020-11-06 | Method for producing all solid state battery and all solid state battery |
US18/118,441 US12095041B2 (en) | 2019-11-13 | 2023-03-07 | Method for producing all solid state battery and all solid state battery |
US18/438,927 US20240186586A1 (en) | 2019-11-13 | 2024-02-12 | Method for producing all solid state battery and all solid state battery |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019205409A JP7238734B2 (ja) | 2019-11-13 | 2019-11-13 | 全固体電池の製造方法および全固体電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021077591A JP2021077591A (ja) | 2021-05-20 |
JP7238734B2 true JP7238734B2 (ja) | 2023-03-14 |
Family
ID=75806186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019205409A Active JP7238734B2 (ja) | 2019-11-13 | 2019-11-13 | 全固体電池の製造方法および全固体電池 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US11626622B2 (ja) |
JP (1) | JP7238734B2 (ja) |
KR (1) | KR102475775B1 (ja) |
CN (1) | CN112803078B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113488691A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-10-08 | 北京科技大学 | 一种改善固态锂电池正极材料与固态电解质界面的方法 |
KR20230147257A (ko) | 2022-04-14 | 2023-10-23 | 현대자동차주식회사 | 전고체 전지용 바인더 용액 및 이를 포함하고 균일한 바인더 분포를 갖는 전고체 전지 |
WO2024119190A1 (en) * | 2022-12-02 | 2024-06-06 | Solid Power Operating, Inc. | Solid state battery with electrolyte made with wet on wet slurry layer materials |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103746089A (zh) | 2013-12-11 | 2014-04-23 | 中南大学 | 一种具有梯度结构的全固态锂电池及其制备方法 |
JP2014107182A (ja) | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Hitachi Ltd | リチウムイオン二次電池及びその製造方法 |
CN106784628A (zh) | 2016-12-26 | 2017-05-31 | 国联汽车动力电池研究院有限责任公司 | 一种包含转移式固体电解质薄层的电极及其制备工艺、应用 |
JP2018125260A (ja) | 2017-02-03 | 2018-08-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 全固体電池 |
JP2019140024A (ja) | 2018-02-14 | 2019-08-22 | トヨタ自動車株式会社 | 被転写物上に固体電解質積層体を積層する方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0782839B2 (ja) * | 1986-11-08 | 1995-09-06 | 旭化成工業株式会社 | 二次電池負極 |
JP2857964B2 (ja) * | 1992-10-13 | 1999-02-17 | 富士写真フイルム株式会社 | 印刷版の作製方法 |
JP3482443B2 (ja) | 1997-03-27 | 2003-12-22 | 日本電池株式会社 | 非水電解質二次電池用電極及びその製造方法 |
JP2004505292A (ja) * | 2000-07-24 | 2004-02-19 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | レーザー誘起熱転写記録プロセス |
WO2007108426A1 (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 非水電解質電池及びその製造方法 |
JP5211803B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-06-12 | 凸版印刷株式会社 | 熱転写シート |
JP2013171643A (ja) | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Hitachi Ltd | リチウムイオン電池およびその製造方法 |
JP2015103433A (ja) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | トヨタ自動車株式会社 | 捲回型全固体電池 |
JP6081959B2 (ja) * | 2014-05-19 | 2017-02-15 | ダイセルバリューコーティング株式会社 | 樹脂フィルム、積層体及びその製造方法並びに燃料電池の製造方法 |
US20170098857A1 (en) * | 2015-04-15 | 2017-04-06 | Optodot Corporation | Coated stacks for batteries and related manufacturing methods |
JP2017143013A (ja) * | 2016-02-11 | 2017-08-17 | トヨタ自動車株式会社 | 電池の製造方法 |
JP6989265B2 (ja) * | 2017-01-27 | 2022-01-05 | トヨタ自動車株式会社 | 電池の製造方法 |
JP7009772B2 (ja) | 2017-04-28 | 2022-01-26 | トヨタ自動車株式会社 | 積層電池および積層電池の製造方法 |
JP6996244B2 (ja) * | 2017-11-15 | 2022-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | 全固体電池の製造方法、全固体電池およびスラリー |
JP6936959B2 (ja) * | 2017-12-12 | 2021-09-22 | トヨタ自動車株式会社 | 正極合材、正極活物質層、全固体電池および正極活物質層の製造方法 |
JP7528552B2 (ja) * | 2020-06-12 | 2024-08-06 | トヨタ自動車株式会社 | 電池システム |
-
2019
- 2019-11-13 JP JP2019205409A patent/JP7238734B2/ja active Active
-
2020
- 2020-11-05 KR KR1020200146856A patent/KR102475775B1/ko active IP Right Grant
- 2020-11-05 CN CN202011222871.XA patent/CN112803078B/zh active Active
- 2020-11-06 US US17/091,687 patent/US11626622B2/en active Active
-
2023
- 2023-03-07 US US18/118,441 patent/US12095041B2/en active Active
-
2024
- 2024-02-12 US US18/438,927 patent/US20240186586A1/en active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014107182A (ja) | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Hitachi Ltd | リチウムイオン二次電池及びその製造方法 |
CN103746089A (zh) | 2013-12-11 | 2014-04-23 | 中南大学 | 一种具有梯度结构的全固态锂电池及其制备方法 |
CN106784628A (zh) | 2016-12-26 | 2017-05-31 | 国联汽车动力电池研究院有限责任公司 | 一种包含转移式固体电解质薄层的电极及其制备工艺、应用 |
JP2018125260A (ja) | 2017-02-03 | 2018-08-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 全固体電池 |
JP2019140024A (ja) | 2018-02-14 | 2019-08-22 | トヨタ自動車株式会社 | 被転写物上に固体電解質積層体を積層する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20210143482A1 (en) | 2021-05-13 |
US11626622B2 (en) | 2023-04-11 |
KR20210058684A (ko) | 2021-05-24 |
US20240186586A1 (en) | 2024-06-06 |
US20230198025A1 (en) | 2023-06-22 |
KR102475775B1 (ko) | 2022-12-08 |
US12095041B2 (en) | 2024-09-17 |
CN112803078B (zh) | 2024-07-02 |
JP2021077591A (ja) | 2021-05-20 |
CN112803078A (zh) | 2021-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2713231C1 (ru) | Полностью твердотельная батарея и способ изготовления полностью твердотельной батареи | |
JP5765349B2 (ja) | 全固体電池およびその製造方法 | |
JP5930035B2 (ja) | 全固体電池及びその製造方法 | |
US10658704B2 (en) | Method of manufacturing electrode laminate and method of manufacturing all-solid-state battery | |
US8951600B2 (en) | Method for producing electrode for solid battery | |
JP7238734B2 (ja) | 全固体電池の製造方法および全固体電池 | |
CN108807828B (zh) | 层叠电池 | |
JP6296030B2 (ja) | 電極積層体及び全固体電池の製造方法 | |
JP2015005398A (ja) | 全固体リチウムイオン電池用正極 | |
CN108808112B (zh) | 层叠电池 | |
CN108808097B (zh) | 层叠电池 | |
JP2015153647A (ja) | 固体電池の製造方法 | |
US20240186585A1 (en) | All solid state battery and method for producing all solid state battery | |
WO2020241691A1 (ja) | 全固体電池及びその製造方法 | |
CN111725475B (zh) | 全固体电池的制造方法和全固体电池 | |
JP6954250B2 (ja) | 複合活物質粒子の製造方法 | |
JP7248043B2 (ja) | 全固体電池 | |
JP7314768B2 (ja) | 全固体電池の製造方法及び全固体電池 | |
JP7119940B2 (ja) | 全固体電池用負極活物質複合体 | |
JP2022119324A (ja) | 負極活物質層 | |
CN112930611A (zh) | 电池以及电池的制造方法 | |
JP7428156B2 (ja) | 全固体電池 | |
CN113036084B (zh) | 全固体电池和全固体电池的制造方法 | |
JP7207273B2 (ja) | 負極の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201001 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211020 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220711 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220823 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230131 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230213 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7238734 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |