JP7213114B2 - 工具ホルダおよび工作機械 - Google Patents
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Description
この発明に従った工作機械は、工具ホルダと、工具ホルダが装着されるタレット型刃物台とを備える。工具ホルダは、工具をクランプするクランプ状態と、工具をアンクランプするアンクランプ状態との間で動作するクランプ機構部を有し、工具を保持する工具保持部と、刃物台の外周面に着脱可能に接続される接続部と、刃物台から回転が伝達されることによって、工具保持部に保持された工具を所定軸を中心に回転させる回転機構部とを有する。所定軸は、刃物台の旋回中心軸の半径方向に延びる。工作機械は、刃物台の旋回中心軸の軸方向に沿って往復移動可能なピストンを有する第1油圧シリンダをさらに備える。工具ホルダは、刃物台の旋回中心軸の軸方向において前記第1油圧シリンダと対向して設けられ、ピストンに押されることによって油圧を発生する第2油圧シリンダと、第2油圧シリンダと連通し、第2油圧シリンダから油圧が供給されることによって、クランプ機構部をクランプ状態からアンクランプ状態に動作させる第3油圧シリンダとをさらに有する。
この発明の別の局面に従った工具ホルダは、タレット型刃物台に装着される工具ホルダである。工具ホルダは、工具をクランプするクランプ状態と、工具をアンクランプするアンクランプ状態との間で動作するクランプ機構部を有し、工具を保持する工具保持部と、刃物台の外周面に着脱可能に接続される接続部と、刃物台から回転が伝達されることによって、工具保持部に保持された工具を所定軸を中心に回転させる回転機構部とを備える。所定軸は、刃物台の旋回中心軸の半径方向に延びる。工具ホルダは、刃物台の旋回中心軸の軸方向に沿って往復移動可能なピストンを有し、ピストンが、刃物台に設けられた第1油圧シリンダのピストンにより押されることによって油圧を発生する第2油圧シリンダと、第2油圧シリンダと連通し、第2油圧シリンダから油圧が供給されることによって、クランプ機構部をクランプ状態からアンクランプ状態に動作させる第3油圧シリンダとをさらに備える。
この発明のさらに別の局面に従った工具ホルダは、旋回可能なタレット型刃物台に装着される工具ホルダである。工具ホルダは、工具をクランプするクランプ状態と、工具をアンクランプするアンクランプ状態との間で動作するクランプ機構部を有し、工具を保持する工具保持部と、刃物台の外周面に着脱可能に接続される接続部と、刃物台から回転が伝達されることによって、工具保持部に保持された工具を所定軸を中心に回転させる回転機構部とを備える。
また好ましくは、工作機械は、工具ホルダとして、所定軸が、刃物台の旋回中心軸の半径方向に延びる第1工具ホルダを備える。
このように構成された工作機械によれば、刃物台の旋回中心軸の軸方向において、刃物台から突出する工具保持部の長さを小さく抑えることができる。これにより、第2工具ホルダに保持される工具の刃先が、刃物台の旋回中心軸の軸方向においてより刃物台側に配置されるため、工作機械において加工可能なワークサイズを大きくすることができる。
Claims (10)
- タレット型刃物台に装着される工具ホルダであって、
工具をクランプするクランプ状態と、工具をアンクランプするアンクランプ状態との間で動作するクランプ機構部を有し、工具を保持する工具保持部と、
前記刃物台の外周面に着脱可能に接続される接続部と、
前記刃物台から回転が伝達されることによって、前記工具保持部に保持された工具を所定軸を中心に回転させる回転機構部とを備え、
前記接続部は、前記刃物台の旋回中心軸の軸方向に沿って前記刃物台の端面側に延びており、
前記工具保持部が、前記接続部により支持されているとともに、前記接続部から前記刃物台の旋回中心軸の半径方向に沿って内側に延びる、工具ホルダ。 - 前記クランプ機構部は、前記所定軸の軸方向に見て、工具と重なる位置に設けられる、請求項1に記載の工具ホルダ。
- 請求項1または2に記載の工具ホルダと、
前記工具ホルダが装着される前記刃物台とを備える、工作機械。 - 前記工具ホルダとして、
前記所定軸が、前記刃物台の旋回中心軸の半径方向に延びる第1工具ホルダを備える、請求項3に記載の工作機械。 - 前記工具保持部は、前記刃物台から、前記刃物台の旋回中心軸の軸方向にずれた位置に設けられる、請求項4に記載の工作機械。
- 前記刃物台の旋回中心軸の軸方向に沿って往復移動可能なピストンを有する第1油圧シリンダをさらに備え、
前記第1工具ホルダは、
前記刃物台の旋回中心軸の軸方向において前記第1油圧シリンダと対向して設けられ、前記ピストンに押されることによって油圧を発生する第2油圧シリンダと、
前記第2油圧シリンダと連通し、前記第2油圧シリンダから油圧が供給されることによって、前記クランプ機構部を前記クランプ状態から前記アンクランプ状態に動作させる第3油圧シリンダとを有する、請求項4または5に記載の工作機械。 - 前記工具保持部は、前記第2油圧シリンダよりも、前記刃物台の旋回中心軸の半径方向内側に設けられる、請求項6に記載の工作機械。
- 前記刃物台は、前記刃物台の旋回中心軸の半径方向に延びる軸を中心に回転するモータを有する、請求項3から7のいずれか1項に記載の工作機械。
- 工作機械であって、
前記工作機械は、
工具ホルダと、
前記工具ホルダが装着されるタレット型刃物台とを備え、
前記工具ホルダは、
工具をクランプするクランプ状態と、工具をアンクランプするアンクランプ状態との間で動作するクランプ機構部を有し、工具を保持する工具保持部と、
前記刃物台の外周面に着脱可能に接続される接続部と、
前記刃物台から回転が伝達されることによって、前記工具保持部に保持された工具を所定軸を中心に回転させる回転機構部とを有し、
前記所定軸は、前記刃物台の旋回中心軸の半径方向に延び、
前記工作機械は、
前記刃物台の旋回中心軸の軸方向に沿って往復移動可能なピストンを有する第1油圧シリンダをさらに備え、
前記工具ホルダは、
前記刃物台の旋回中心軸の軸方向において前記第1油圧シリンダと対向して設けられ、前記ピストンに押されることによって油圧を発生する第2油圧シリンダと、
前記第2油圧シリンダと連通し、前記第2油圧シリンダから油圧が供給されることによって、前記クランプ機構部を前記クランプ状態から前記アンクランプ状態に動作させる第3油圧シリンダとをさらに有する、工作機械。 - タレット型刃物台に装着される工具ホルダであって、
工具をクランプするクランプ状態と、工具をアンクランプするアンクランプ状態との間で動作するクランプ機構部を有し、工具を保持する工具保持部と、
前記刃物台の外周面に着脱可能に接続される接続部と、
前記刃物台から回転が伝達されることによって、前記工具保持部に保持された工具を所定軸を中心に回転させる回転機構部とを備え、
前記所定軸は、前記刃物台の旋回中心軸の半径方向に延び、さらに、
前記刃物台の旋回中心軸の軸方向に沿って往復移動可能なピストンを有し、前記ピストンが、前記刃物台に設けられた第1油圧シリンダのピストンにより押されることによって油圧を発生する第2油圧シリンダと、
前記第2油圧シリンダと連通し、前記第2油圧シリンダから油圧が供給されることによって、前記クランプ機構部を前記クランプ状態から前記アンクランプ状態に動作させる第3油圧シリンダとをさらに備える、工具ホルダ。
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