JP2020151808A - 工具ホルダおよび工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】旋回可能なタレット型刃物台に装着される工具ホルダであって、刃物台の体格を小さくすることが可能な工具ホルダと、そのような工具ホルダを備える工作機械、とを提供する。【解決手段】工具ホルダ61は、旋回可能なタレット型刃物台51に装着される。工具ホルダ61は、工具をクランプするクランプ状態と、工具をアンクランプするアンクランプ状態との間で動作するクランプ機構部125を有し、工具を保持する工具保持部121と、刃物台51の外周面53に着脱可能に接続される接続部131と、刃物台51から回転が伝達されることによって、工具保持部121に保持された工具を回転中心軸211を中心に回転させる回転機構部141とを備える。【選択図】図21

Description

この発明は、工具ホルダおよび工作機械に関する。
たとえば、特開昭56−27754号公報(特許文献1)には、刃物台と、刃物台に割り出し可能に取り付けられたタレットとを備える工具交換装置付き数値制御旋盤が開示されている。
特開昭56−27754号公報
上述の特許文献1に開示されるように、旋回可能なタレット型刃物台を備えた工作機械が知られている。このような刃物台には、刃物台から回転が伝達されることによって、保持した工具を回転させる機構が備わった工具ホルダが装着される場合がある。この場合に、刃物台に対して工具ホルダが装着される位置によっては、刃物台の体格が大きくなるおそれがある。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、旋回可能なタレット型刃物台に装着される工具ホルダであって、刃物台の体格を小さくすることが可能な工具ホルダと、そのような工具ホルダを備える工作機械とを提供することである。
この発明に従った工具ホルダは、旋回可能なタレット型刃物台に装着される工具ホルダである。工具ホルダは、工具をクランプするクランプ状態と、工具をアンクランプするアンクランプ状態との間で動作するクランプ機構部を有し、工具を保持する工具保持部と、刃物台の外周面に着脱可能に接続される接続部と、刃物台から回転が伝達されることによって、工具保持部に保持された工具を所定軸を中心に回転させる回転機構部とを備える。
このように構成された工具ホルダによれば、接続部が刃物台の外周面に接続されることによって、工具ホルダが刃物台に装着される。このような構成を、接続部が刃物台のその旋回中心軸方向の端面に接続される構成と比較した場合に、刃物台において、工具ホルダの回転機構部に向けて回転を出力するための機構を、刃物台の旋回中心軸の半径方向においてより内側に設けることが可能となる。これにより、工具ホルダが装着される刃物台の体格を小さくすることができる。
また好ましくは、クランプ機構部は、所定軸の軸方向に見て、工具と重なる位置に設けられる。
このように構成された工具ホルダによれば、クランプ機構部に起因して、所定軸の半径方向における工具保持部の外形が大きくなることを抑制できる。
この発明に従った工作機械は、上述のいずれかに記載の工具ホルダと、工具ホルダが装着される刃物台とを備える。
このように構成された工作機械によれば、刃物台の体格を小さく抑えることができる。
また好ましくは、工作機械は、工具ホルダとして、所定軸が、刃物台の旋回中心軸の半径方向に延びる第1工具ホルダを備える。
このように構成された工作機械によれば、工具を刃物台の旋回中心軸の半径方向に延びる所定軸を中心に回転させて、ワークを加工することができる。
また好ましくは、工具保持部は、刃物台から、刃物台の旋回中心軸の軸方向にずれた位置に設けられる。
このように構成された工作機械によれば、刃物台の旋回中心軸の半径方向において、刃物台から突出する工具保持部の長さを小さく抑えることができる。これにより、第1工具ホルダに保持される工具の刃先が、刃物台の旋回中心軸の半径方向においてより内側に配置されるため、工作機械において加工可能なワークサイズを大きくすることができる。
また好ましくは、工作機械は、刃物台の旋回中心軸の軸方向に沿って往復移動可能なピストンを有する第1油圧シリンダをさらに備える。第1工具ホルダは、刃物台の旋回中心軸の軸方向において第1油圧シリンダと対向して設けられ、ピストンに押されることによって油圧を発生する第2油圧シリンダと、第2油圧シリンダと連通し、第2油圧シリンダから油圧が供給されることによって、クランプ機構部をクランプ状態からアンクランプ状態に動作させる第3油圧シリンダとを有する。
このように構成された工作機械によれば、第1油圧シリンダにおけるピストン動作を起点に、第2油圧シリンダおよび第3油圧シリンダを順に動作させることによって、クランプ機構部をクランプ状態からアンクランプ状態に動作させることができる。これにより、クランプ機構部が設けられる工具保持部を、第1油圧シリンダからより離れた位置に設けることが可能となるため、工具ホルダの形状の自由度を高めることができる。
また好ましくは、工具保持部は、第2油圧シリンダよりも、刃物台の旋回中心軸の半径方向内側に設けられる。
このように構成された工作機械によれば、工具保持部を、刃物台の旋回中心軸の半径方向においてより内側に配置することができる。これにより、第1工具ホルダに保持される工具の刃先が、刃物台の旋回中心軸の半径方向においてより内側に配置されるため、工作機械において加工可能なワークサイズを大きくすることができる。
また好ましくは、工作機械は、工具ホルダとして、所定軸が、刃物台の旋回中心軸の軸方向に延びる第2工具ホルダを備える。
このように構成された工作機械によれば、工具を刃物台の旋回中心軸の軸方向に延びる所定軸を中心に回転させて、ワークを加工することができる。
また好ましくは、工具保持部は、刃物台の外周面上に設けられる。
このように構成された工作機械によれば、刃物台の旋回中心軸の軸方向において、刃物台から突出する工具保持部の長さを小さく抑えることができる。これにより、第2工具ホルダに保持される工具の刃先が、刃物台の旋回中心軸の軸方向においてより刃物台側に配置されるため、工作機械において加工可能なワークサイズを大きくすることができる。
また好ましくは、工作機械は、刃物台の旋回中心軸の軸方向に沿って往復移動可能なピストンを有する第1油圧シリンダをさらに備える。クランプ機構部は、刃物台の旋回中心軸の軸方向において第1油圧シリンダと対向して設けられ、ピストンに押されることによって、クランプ状態からアンクランプ状態に動作する。
このように構成された工作機械によれば、第1油圧シリンダにおけるピストン動作によって、クランプ機構部をクランプ状態からアンクランプ状態に動作させることができる。
また好ましくは、刃物台は、刃物台の旋回中心軸の半径方向に延びる軸を中心に回転するモータを有する。
このように構成された工作機械によれば、工具ホルダの接続部は、刃物台の外周面に接続されるため、モータから出力される回転を接続部を通じて工具ホルダ側に伝達する機構を簡易に構成することができる。
以上に説明したように、この発明に従えば、旋回可能なタレット型刃物台に装着される工具ホルダであって、刃物台の体格を小さくすることが可能な工具ホルダと、そのような工具ホルダを備える工作機械とを提供することができる。
この発明の実施の形態における工作機械を示す斜視図である。 この発明の実施の形態における工作機械を示す別の斜視図である。 図1中の矢印IIIに示す方向に見た工作機械を示す側面図である。 工具マガジンおよび刃物台の間における工具交換を模式的に示す斜視図である。 工具マガジンおよび刃物台(第2工具ホルダ)の間における工具交換の第1ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第2工具ホルダ)の間における工具交換の第2ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第2工具ホルダ)の間における工具交換の第3ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第2工具ホルダ)の間における工具交換の第4ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第2工具ホルダ)の間における工具交換の第5ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第2工具ホルダ)の間における工具交換の第6ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第2工具ホルダ)の間における工具交換の第7ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第2工具ホルダ)の間における工具交換の第8ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第1工具ホルダ)の間における工具交換の第1ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第1工具ホルダ)の間における工具交換の第2ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第1工具ホルダ)の間における工具交換の第3ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第1工具ホルダ)の間における工具交換の第4ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第1工具ホルダ)の間における工具交換の第5ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第1工具ホルダ)の間における工具交換の第6ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第1工具ホルダ)の間における工具交換の第7ステップを模式的に示す図である。 工具マガジンおよび刃物台(第1工具ホルダ)の間における工具交換の第8ステップを模式的に示す図である。 第2工具ホルダがATC割り出し位置に位置決めされた時の刃物台および第2工具ホルダを示す断面図である。 第2工具ホルダが加工割り出し位置に位置決めされた時の刃物台および第2工具ホルダを示す断面図である。 工具ホルダの配置と、刃物台の大きさとの関係を示す図である。 ワークと、第2工具ホルダに保持された工具との位置関係を示す図である。 第1工具ホルダがATC割り出し位置に位置決めされた時の刃物台および第1工具ホルダを示す断面図である。 ワークと、第1工具ホルダに保持された工具との位置関係を示す図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
図1および図2は、この発明の実施の形態における工作機械を示す斜視図である。図3は、図1中の矢印IIIに示す方向に見た工作機械を示す側面図である。図1から図3中では、工作機械の外観をなすカバー体が透視されることにより、工作機械の内部構造が示されている。
図1から図3を参照して、本実施の形態における工作機械10は、回転するワークに工具を接触させることによって、ワーク加工を行なう旋盤である。工作機械10には、停止するワークに回転する工具を接触させることによって、ワーク加工を行なうミーリング機能が備わっている。
工作機械10は、コンピュータによる数値制御によって、ワーク加工のための各種動作が自動化されたNC(Numerically Control)工作機械である。
まず、工作機械10の全体構造について説明する。工作機械10は、ベッド11と、主軸台21と、刃物台51と、複数の工具ホルダ61(61T,61S)と、工具交換ユニット41と、工具マガジン31とを有する。
ベッド11は、主軸台21、刃物台51、複数の工具ホルダ61、工具交換ユニット41および工具マガジン31等を支持するためのベース部材であり、工場などの据え付け面に設置される。ベッド11は、鋳鉄などの金属から形成されている。
主軸台21は、ベッド11に取り付けられている。主軸台21は、主軸(不図示)を有する。主軸は、水平方向に延びるZ軸に平行な中心軸101を中心に回転駆動する。主軸の先端には、ワークを把持可能なチャックが設けられている。チャックに把持されたワークは、主軸の回転駆動に伴って、中心軸101を中心に回転する。
刃物台51は、加工エリア内に設けられている。刃物台51は、刃物台51に装着される複数の工具ホルダ61によって、複数の工具を保持可能なように構成されている。刃物台51は、Z軸に平行な中心軸(旋回中心軸)102を中心に旋回可能なタレット型刃物台である。
刃物台51は、タレット52(図3を参照のこと)と、刃物台ベース56とを有する。刃物台ベース56は、後述する横送り台に取り付けられている。
タレット52は、刃物台ベース56から、Z軸方向において主軸台21に近接する方向に突出するように設けられている。タレット52は、旋回中心軸102の軸方向が厚み方向となる円盤形状を有する。タレット52は、旋回中心軸102を中心に旋回可能である。
刃物台51(タレット52)は、外周面53を有する(図3を参照のこと)。外周面53は、旋回中心軸102の半径方向外側を向いて、旋回中心軸102の周方向に延在している。外周面53は、ワークの回転中心である中心軸101に対して平行に配置されている。旋回中心軸102の軸方向に見て、外周面53は、タレット52に装着可能な工具ホルダ61の総数に対応する数の多角形状を有する。
複数の工具ホルダ61は、タレット52に装着されている。複数の工具ホルダ61は、ボルト等を用いて、タレット52に接続されている。複数の工具ホルダ61は、旋回中心軸102の周方向に並んで設けられている。各工具ホルダ61は、工具を保持可能なように構成されている。
図3に示されるように、タレット52が旋回中心軸102を中心に旋回することによって、工具ホルダ61に保持された工具が旋回中心軸102の周方向に移動する。ワークの加工に用いられる工具を保持する工具ホルダ61は、加工割り出し位置Jに位置決めされる。工具交換する工具を保持する工具ホルダ61は、ATC割り出し位置Kに位置決めされる。
工具ホルダ61は、工具をクランプしたり、アンクランプしたりするためのクランプ機構部と、工具を回転させるための回転機構部とを有する。なお、クランプ機構部および回転機構部の構造については、後で詳細に説明する。
複数の工具ホルダ61は、第1工具ホルダ61Tと、第2工具ホルダ61Sとを有する。図1に示されるように、第1工具ホルダ61Tに保持される工具200は、刃物台51の旋回中心軸102の半径方向に延びる中心軸(回転中心軸)212を中心に回転する。第2工具ホルダ61Sに保持された工具200は、刃物台51の旋回中心軸102の軸方向に延びる中心軸(回転中心軸)211を中心に回転する。
なお、図1中に示される第1工具ホルダ61Tおよび第2工具ホルダ61Sの各々の数は、一例であり、特に限定されるものではない。
刃物台51は、サドル16および横送り台(不図示)を介して、ベッド11に取り付けられている。サドル16は、各種の送り機構や案内機構、サーボモータなどによって、Z軸方向に移動可能である。横送り台は、各種の送り機構や案内機構、サーボモータなどによって、Z軸に直交し、鉛直方向に対して傾斜するX軸方向に移動可能である。サドル16および横送り台が、それぞれ、Z軸方向およびX軸方向に移動することによって、工具ホルダ61に保持された工具によるワークの加工位置をZ軸−X軸平面内で移動させることができる。
図4は、工具マガジンおよび刃物台の間における工具交換を模式的に示す斜視図である。
図1から図4を参照して、工具マガジン31は、加工エリア外に設けられている。工具マガジン31は、マガジン取り付け台33を介して、後述する工具交換ユニット取り付け台14に取り付けられている。工具マガジン31は、X軸方向において刃物台51から離れた位置に設けられている。工具マガジン31は、刃物台51から斜め上方向に離れた位置に設けられている。
工具マガジン31は、加工目的に応じて工具を順次、加工エリアに供給するため、複数の工具を格納する装置である。工具マガジン31には、刃物台51における工具ホルダ61(61T,61S)に装着されるドリル、エンドミルまたはフライス等の工具が格納されている。
工具マガジン31は、支持プレート32と、複数の工具ポット34とを有する。複数の工具ポット34の各々には、工具が着脱可能に保持されている。支持プレート32は、複数の工具ポット34を、環状の搬送経路(本実施の形態では、円形経路)に沿って一定間隔で支持している。支持プレート32は、X軸に平行な中心軸103を中心に旋回可能である。支持プレート32が中心軸103を中心に旋回することにより、工具ポット34が中心軸103の周方向に移動する。
工具交換ユニット41は、工具交換ユニット取り付け台14を介して、ベッド11に取り付けられている。工具交換ユニット41は、自動工具交換装置(ATC:Automatic Tool Changer)である。工具交換ユニット41は、加工エリア内と、加工エリア外との間で、工具を搬送可能である。工具交換ユニット41は、刃物台51における工具ホルダ61と、工具マガジン31との間で工具を交換する。
工具交換ユニット41は、第1搬送ベース42と、第2搬送ベース43と、ATC用アクチュエータ45と、ダブルアーム44とを有する。
第1搬送ベース42は、工具交換ユニット取り付け台14に取り付けられている。第1搬送ベース42は、各種の送り機構や案内機構、エアシリンダなどによって、X軸方向(図4中の矢印112に示す方向)に移動可能である。第2搬送ベース43は、第1搬送ベース42に取り付けられている。第2搬送ベース43は、各種の送り機構や案内機構、エアシリンダなどによって、Z軸方向(図4中の矢印111に示す方向)に移動可能である。
ATC用アクチュエータ45は、第2搬送ベース43に取り付けられている。ダブルアーム44は、ATC用アクチュエータ45に接続されている。ダブルアーム44は、第1把持部44Pと、第2把持部44Qとを有する。第1把持部44Pおよび第2把持部44Qは、工具を把持可能な爪形状を有する。第1把持部44Pおよび第2把持部44Qは、第1把持部44Pにより把持される工具の回転中心軸と、第2把持部44Qにより把持される工具の回転中心軸とが直交関係となるように構成されている。
より具体的には、図4に示されるダブルアーム44において、第1把持部44Pは、ATC用アクチュエータ45からX軸方向(矢印112に示す方向)に延出している。第1把持部44Pにより把持される工具の回転中心軸の方向は、Z軸方向(矢印111に示す方向)である。第2把持部44Qは、ATC用アクチュエータ45からZ軸方向(矢印111に示す方向)に延出している。第2把持部44Qにより把持される工具の回転中心軸の方向は、X軸方向(矢印112に示す方向)である。
ATC用アクチュエータ45は、X軸方向と45°の角度をなし、Z軸方向と45°の角度をなす中心軸105を中心にして、ダブルアーム44を180°旋回させる。ATC用アクチュエータ45は、たとえば、空圧駆動されるロータリーアクチュエータである。ダブルアーム44の旋回に伴って、第1把持部44Pの位置と第2把持部44Qの位置とが入れ替わる。
より具体的には、図4に示されるダブルアーム44が180°旋回すると、第1把持部44Pは、ATC用アクチュエータ45からZ軸方向(矢印111に示す方向)に延出する。第1把持部44Pにより把持される工具の回転中心軸の方向は、X軸方向(矢印112に示す方向)となる。第2把持部44Qは、ATC用アクチュエータ45からX軸方向(矢印112に示す方向)に延出する。第2把持部44Qにより把持される工具の回転中心軸の方向は、Z軸方向(矢印111に示す方向)となる。
続いて、工具交換ユニット41によって、工具マガジン31と、工具ホルダ61(第2工具ホルダ61S,第1工具ホルダ61T)との間で工具交換を行なう方法について説明する。
図5から図12は、工具マガジンおよび刃物台(第2工具ホルダ)の間における工具交換のステップを模式的に示す図である。
図5を参照して、工具マガジン31において、支持プレート32を中心軸103を中心に旋回させることにより、交換の対象となる工具200Bを保持する工具ポット34を所定の工具交換位置まで移動させる。刃物台51において、タレット52を旋回中心軸102を中心に旋回させることにより、交換の対象となる工具200Aを保持する第2工具ホルダ61Sを、ATC割り出し位置K(図3を参照のこと)まで移動させる。
図6を参照して、次に、ダブルアーム44をZ軸方向において工具マガジン31に近づく方向に移動させることにより、第2把持部44Qによって工具200Bを把持する。ダブルアーム44をX軸方向において工具マガジン31から遠ざかる方向に移動させることにより、第2把持部44Qにより把持した工具200Bを工具ポット34から引き抜く。
図7を参照して、ダブルアーム44を、Z軸方向およびX軸方向に移動させることによって、第1把持部44Pを、X軸方向において工具200Aと対向する位置に位置決めする。
図8を参照して、刃物台51をX軸方向においてダブルアーム44に近づく方向に移動させることにより、第1把持部44Pによって工具200Aを把持する。第2工具ホルダ61Sにおいて、工具200Aをアンクランプする。
図9を参照して、ダブルアーム44を、Z軸方向において刃物台51から遠ざかる方向に移動させることによって、第1把持部44Pにより把持した工具200Aを第2工具ホルダ61Sから引き抜く。
図10を参照して、ATC用アクチュエータ45によりダブルアーム44を180°旋回させることによって、第1把持部44Pの位置と、第2把持部44Qの位置とを入れ替える。ダブルアーム44をZ軸方向において刃物台51に近づく方向に移動させることによって、第2把持部44Qに把持された工具200Bを第2工具ホルダ61Sに挿入する。第2工具ホルダ61Sにおいて、工具200Bをクランプする。
図11を参照して、刃物台51をX軸方向においてダブルアーム44から遠ざかる方向に移動させる。
図12を参照して、ダブルアーム44を、Z軸方向およびX軸方向に移動させることによって、第1把持部44Pに把持された工具200Aを工具マガジン31に戻す。以上のステップにより、工具マガジン31と、刃物台51の第2工具ホルダ61Sとの間における工具交換が完了する。
図13から図20は、工具マガジンおよび刃物台(第1工具ホルダ)の間における工具交換のステップを模式的に示す図である。
図13を参照して、工具マガジン31において、支持プレート32を中心軸103を中心に旋回させることにより、交換の対象となる工具200Bを保持する工具ポット34を所定の工具交換位置まで移動させる。刃物台51において、タレット52を旋回中心軸102を中心に旋回させることにより、交換の対象となる工具200Aを保持する第1工具ホルダ61Tを、ATC割り出し位置K(図3を参照のこと)まで移動させる。
図14を参照して、次に、ダブルアーム44をZ軸方向において工具マガジン31に近づく方向に移動させることにより、第2把持部44Qによって工具200Bを把持する。ダブルアーム44をX軸方向において工具マガジン31から遠ざかる方向に移動させることにより、第2把持部44Qにより把持した工具200Bを工具ポット34から引き抜く。
図15を参照して、ダブルアーム44を、Z軸方向およびX軸方向に移動させるとともに、ATC用アクチュエータ45によりダブルアーム44を180°旋回させることによって、第1把持部44Pを、Z軸方向において工具200Aと対向する位置に位置決めする。
図16を参照して、ダブルアーム44をZ軸方向において刃物台51に近づく方向に移動させることにより、第1把持部44Pによって工具200Aを把持する。第1工具ホルダ61Tにおいて、工具200Aをアンクランプする。
図17を参照して、刃物台51をX軸方向においてダブルアーム44から遠ざかる方向に移動させることにより、第1把持部44Pにより把持した工具200Aを第1工具ホルダ61Tから引き抜く。
図18を参照して、ATC用アクチュエータ45によりダブルアーム44を180°旋回させることによって、第1把持部44Pの位置と、第2把持部44Qの位置とを入れ替える。刃物台51をX軸方向においてダブルアーム44に近づく方向に移動させることによって、第2把持部44Qに把持された工具200Bを第1工具ホルダ61Tに挿入する。第1工具ホルダ61Tにおいて、工具200Bをクランプする。
図19を参照して、ダブルアーム44をZ軸方向において刃物台51から遠ざかる方向に移動させる。
図20を参照して、ダブルアーム44を、Z軸方向およびX軸方向に移動させるとともに、ATC用アクチュエータ45によりダブルアーム44を180°旋回させることによって、第1把持部44Pに把持された工具200Aを工具マガジン31に戻す。以上のステップにより、工具マガジン31と、刃物台51の第1工具ホルダ61Tの間における工具交換が完了する。
このように、工作機械10においては、工具交換ユニット41が、第1把持部44Pにより把持される工具の回転中心軸と、第2把持部44Qにより把持される工具の回転中心軸とが直交関係となるように構成された第1把持部44Pおよび第2把持部44Qを有するダブルアーム44と、ダブルアーム44を、第1把持部44Pおよび第2把持部44Qの位置が入れ替わるように180°旋回させるATC用アクチュエータ45とを備えるため、工具マガジン31と、第1工具ホルダ61Tおよび第2工具ホルダ61Sの双方との間で自動工具交換が可能となる。
続いて、刃物台51と、刃物台51に装着される工具ホルダ61(61T,61S)との構造について詳細に説明する。
図21は、第2工具ホルダがATC割り出し位置に位置決めされた時の刃物台および第2工具ホルダを示す断面図である。
図21を参照して、第2工具ホルダ61Sは、工具保持部121と、接続部131とを有する。
工具保持部121は、工具を保持可能に構成されている。工具保持部121に保持された工具200は、旋回中心軸102の軸方向に延びる回転中心軸211を中心に回転可能である。接続部131は、刃物台51の外周面53に着脱可能に接続される。
接続部131は、金属製のブロック体132からなる。接続部131は、ボルトによって、刃物台51の外周面53に締結されている。接続部131は、刃物台51(タレット52)に対して、旋回中心軸102の半径方向外側に設けられている。
接続部131が刃物台51の外周面53に接続されることによって、工具保持部121は、刃物台51(タレット52)に固定されている。工具保持部121は、刃物台51の外周面53上に設けられている。工具保持部121は、接続部131を介して、刃物台51の外周面53上に設けられている。
工具保持部121は、ハウジング122と、主軸124と、複数の軸受け123とを有する。ハウジング122は、筒形状を有する。ハウジング122は、回転中心軸211に沿って筒状に延びている。旋回中心軸102の半径方向内側を向くハウジング122の底部には、ブロック体132が接続されている。ブロック体132は、旋回中心軸102の半径方向において、刃物台51(タレット52)およびハウジング122の間に位置している。
主軸124は、ハウジング122の内部に設けられている。主軸124は、回転中心軸211を中心とする円筒形状を有する。主軸124は、複数の軸受け123によって、ハウジング122内で回転可能に支持されている。
主軸124は、回転中心軸211の軸方向における端部において、工具200のシャンク部200tが挿入される開口形状をなしている。主軸124は、拘束面124dを有する。拘束面124dは、回転中心軸211の軸方向に延びる円筒形の内周面からなる。拘束面124dは、回転中心軸211の軸方向に沿って直径が変化するテーパ形状を有する。
工具200は、後述するクランプ機構部125によりクランプされると、回転中心軸211の軸方向において主軸124の内側に引き込まれる。このとき、工具200のシャンク部200tが拘束面124dと面接触することによって、工具200が工具保持部121に保持される。
工具保持部121は、クランプ機構部125を有する。クランプ機構部125は、主軸124の内側に設けられている。クランプ機構部125は、工具200をクランプするクランプ状態と、工具200をアンクランプするアンクランプ状態との間で動作する。
クランプ機構部125は、複数のボール128と、ドローバー126と、皿バネ127とを有する。ボール128は、ドローバー126の先端部に設けられている。ボール128は、工具200のシャンク部200tと係合可能に設けられている。ドローバー126は、回転中心軸211の軸方向に沿って前後移動可能である。皿バネ127は、ドローバー126の外周上に嵌装されている。
工作機械10は、第1油圧シリンダ91をさらに有する。第1油圧シリンダ91は、刃物台ベース56に設けられている。図21に示されるように、第2工具ホルダ61SがATC割り出し位置Kに位置決めされている時、クランプ機構部125は、旋回中心軸102の軸方向において、第1油圧シリンダ91と対向して設けられている。
第1油圧シリンダ91は、ピストン92と、シリンダ93とを有する。ピストン92は、旋回中心軸102の軸方向に平行な中心軸231に沿って軸状に延びている。第2工具ホルダ61SがATC割り出し位置Kに位置決めされている時、中心軸231の延長上に、第2工具ホルダ61Sの回転中心軸211が配置される。
ピストン92は、シリンダ93に嵌合されている。ピストン92は、旋回中心軸102の軸方向に往復移動が可能である。ピストン92は、中心軸231に沿って往復移動が可能である。第1油圧シリンダ91に油圧供給されることによって、ピストン92は、中心軸231の軸方向に沿って前進移動する。
ドローバー126は、皿バネ127のバネ力を受けることによって、回転中心軸211の軸方向における後進方向に引き込まれる。このとき、ボール128が工具200のシャンク部200tと係合することによって、工具200が、ドローバー126とともに回転中心軸211の軸方向における後進方向に引き込まれる。これにより、工具200をクランプするクランプ状態が得られる。
一方、ピストン92は、中心軸231の軸方向に沿って前進方向に移動すると、ドローバー126を押す。ドローバー126は、ピストン92により押されることによって、皿バネ127のバネ力に抗しながら、回転中心軸211の軸方向における前進方向にスライドする。このとき、ボール128が回転中心軸211の半径方向内側に退避することにより、ボール128と工具200のシャンク部200tとの係合が解除される。これにより、工具200をアンクプランプするアンクランプ状態が得られる。
クランプ機構部125は、回転中心軸211の軸方向に見て、工具200と重なる位置に設けられている。このような構成によれば、クランプ機構部125に起因して、回転中心軸211の半径方向における工具保持部121の外形が大きくなることを抑制できる。
なお、上記のクランプ機構部125の構造は、一例であり、本発明において特に限定されるものではない。
図22は、第2工具ホルダが加工割り出し位置に位置決めされた時の刃物台および第2工具ホルダを示す断面図である。
図21および図22を参照して、第2工具ホルダ61Sは、回転機構部141をさらに有する。回転機構部141は、刃物台51から回転が伝達されることによって、工具保持部121に保持された工具200を回転中心軸211を中心に回転させる。
回転機構部141は、クラッチ軸142と、複数の軸受け144と、第1動力伝達機構部145と、第2動力伝達機構部146とを有する。
クラッチ軸142は、後述するモータ161からの動力(回転)が入力されたり、回転の入力が遮断されたりする。
クラッチ軸142は、旋回中心軸102の半径方向に延びる中心軸221に沿って軸状に延びている。クラッチ軸142は、旋回中心軸102の半径方向内側における端部において、ブロック体132から延出し、刃物台51(タレット52)の内部に進入している。クラッチ軸142は、複数の軸受け144によって、中心軸221を中心に回転可能なように支持されている。
第1動力伝達機構部145および第2動力伝達機構部146は、クラッチ軸142から主軸124に向けて動力(回転)を伝達可能なように構成されている。
第1動力伝達機構部145は、旋回中心軸102の半径方向外側におけるクラッチ軸142の端部に接続されている。第1動力伝達機構部145は、クラッチ軸142と一体となって、中心軸221を中心に回転する。第1動力伝達機構部145には、中心軸221を中心とする円錐形の歯車(かさ歯車)が設けられている。
第2動力伝達機構部146は、主軸124の外周上に嵌め合わされている。第2動力伝達機構部146は、主軸124と一体となって、回転中心軸211を中心に回転する。第2動力伝達機構部146には、回転中心軸211を中心とする円錐形の歯車(かさ歯車)が設けられている。第2動力伝達機構部146における歯車は、第1動力伝達機構部145における歯車と噛み合っている。
刃物台51は、工具保持部121により保持された工具200を回転させるためのモータ161をさらに有する。
モータ161は、タレット52に内蔵されている。モータ161は、ロータ162と、ステータ164とを有する。ロータ162は、ロータ軸163を有する。ロータ軸163は、旋回中心軸102の半径方向に延びる中心軸222に沿って軸状に延びている。ロータ軸163は、モータ161の駆動に伴って、中心軸222を中心に回転する。
図22に示されるように、第2工具ホルダ61Sが加工割り出し位置Jに位置決めされている時、クラッチ軸142の先端部143がロータ軸163に連結される。これにより、モータ161の駆動に伴って、クラッチ軸142が、ロータ軸163と一体となって、中心軸221を中心に回転する。クラッチ軸142の回転が、第1動力伝達機構部145および第2動力伝達機構部146を介して主軸124に伝達されることによって、工具保持部121に保持された工具200が回転中心軸211を中心に回転する。これにより、回転工具を用いたワーク加工が可能となる。
図21に示されるように、第2工具ホルダ61Sが加工割り出し位置J以外の位置(図21中では、ATC割り出し位置K)に位置決めされている時、クラッチ軸142の先端部143が、ロータ軸163の軸線上から退避する。これにより、クラッチ軸142とロータ軸163との連結が解除される。
図23は、工具ホルダの配置と、刃物台の大きさとの関係を示す図である。図23を参照して、比較例として、第2工具ホルダ61Sが刃物台51の端面54に接続された場合の刃物台51(タレット52)が、2点鎖線により示されている。この場合、刃物台51において、第2工具ホルダ61Sの回転機構部141に向けて動力を出力するための機構を、旋回中心軸102の軸方向に見て第2工具ホルダ61Sの背後に設ける必要が生じる。このため、刃物台51(タレット52)の直径Dbが、大きい値となる。
図21および図23を参照して、これに対して、本実施の形態では、第2工具ホルダ61Sが、刃物台51(タレット52)の外周面53に接続されている。この場合、刃物台51において、第2工具ホルダ61Sの回転機構部141に向けて動力を出力するための機構を、第2工具ホルダ61Sに対して旋回中心軸102の半径方向内側の位置に設けることができる。結果、刃物台51(タレット52)の直径Daを上記の比較例よりも小さい値として、刃物台51の体格を小さくすることが可能となる。
図24は、ワークと、第2工具ホルダに保持された工具との位置関係を示す図である。図21および図24を参照して、本実施の形態では、工具保持部121が、刃物台51の外周面53上に設けられている。
このような構成によれば、旋回中心軸102の軸方向において、刃物台51から突出する第2工具ホルダ61Sの工具保持部121の長さを小さく抑えることができる。これにより、第2工具ホルダ61Sに保持される工具200の刃先が、旋回中心軸102の軸方向においてより刃物台51側に配置されるため、工具200の刃先からワークWの端面までの距離L1をより長く設定することができる。結果、工作機械10において加工可能なワークサイズを大きくすることができる。
図25は、第1工具ホルダがATC割り出し位置に位置決めされた時の刃物台および第1工具ホルダを示す断面図である。以下では、第2工具ホルダ61Sと異なる構造を中心に、第1工具ホルダ61Tの構造について説明する。
図25を参照して、第1工具ホルダ61Tは、工具保持部121と、接続部131とを有する。
工具保持部121は、工具を保持可能に構成されている。工具保持部121に保持された工具200は、旋回中心軸102の半径方向に延びる回転中心軸212を中心に回転可能である。接続部131は、刃物台51の外周面53に着脱可能に接続される。
接続部131は、フランジ体181からなる。フランジ体181は、ハウジング122と一体に設けられている。接続部131は、ボルトによって、刃物台51の外周面53に締結されている。接続部131は、刃物台51(タレット52)に対して、旋回中心軸102の半径方向外側に設けられている。
接続部131が刃物台51の外周面53に接続されることによって、工具保持部121は、刃物台51(タレット52)に固定されている。工具保持部121は、刃物台51から、旋回中心軸102の軸方向にずれた位置に設けられている。
工具保持部121は、旋回中心軸102の軸方向において、主軸台21および刃物台51の間に設けられている。工具保持部121は、旋回中心軸102の軸方向に見て、タレット52と重なる位置に設けられている。旋回中心軸102の半径方向内側における工具保持部121の端部は、刃物台51の外周面53よりも旋回中心軸102の半径方向内側に位置し、旋回中心軸102の半径方向外側における工具保持部121の端部は、刃物台51の外周面53よりも旋回中心軸102の半径方向外側に位置している。
工具保持部121は、ハウジング122と、主軸124と、複数の軸受け123とを有する。ハウジング122は、筒形状を有する。ハウジング122は、旋回中心軸102の半径方向に沿って筒状に延びている。接続部131は、旋回中心軸102の半径方向外側におけるハウジング122の端部に連なっている。主軸124は、回転中心軸212を中心とする円筒形状を有する。
工作機械10は、第1油圧シリンダ91と、第2油圧シリンダ94と、第3油圧シリンダ97とをさらに有する。第1油圧シリンダ91は、刃物台ベース56に設けられている。第2油圧シリンダ94および第3油圧シリンダ97は、第1工具ホルダ61Tに設けられている。
第1油圧シリンダ91は、ピストン92と、シリンダ93とを有する。ピストン92は、旋回中心軸102の軸方向に平行な中心軸231に沿って軸状に延びている。ピストン92は、中心軸231に沿って往復移動が可能なように、シリンダ93に嵌装されている。第1油圧シリンダ91に油圧供給されることによって、ピストン92は、中心軸231に沿って前進移動する。
第2油圧シリンダ94は、旋回中心軸102の軸方向において第1油圧シリンダ91と対向して設けられている。第2油圧シリンダ94は、第1油圧シリンダ91のピストン92に押されることによって油圧を発生する。
第2油圧シリンダ94は、接続部131よりも、旋回中心軸102の半径方向外側に設けられている。第2油圧シリンダ94は、刃物台51の外周面53上に設けられている。工具保持部121は、第2油圧シリンダ94よりも、旋回中心軸102の半径方向内側に設けられている。
第2油圧シリンダ94は、ピストン96と、シリンダ95とを有する。ピストン96は、旋回中心軸102の軸方向に平行な中心軸232に沿って軸状に延びている。ピストン96は、シリンダ93に嵌合されている。ピストン96は、旋回中心軸102の軸方向に往復移動が可能である。ピストン96は、中心軸232に沿って往復移動が可能である。第1工具ホルダ61TがATC割り出し位置Kに位置決めされている時、中心軸231の延長上に、第2油圧シリンダ94の中心軸232が配置される。ピストン96は、第1油圧シリンダ91のピストン92に押されることによって、中心軸232に沿って前進移動する。
第3油圧シリンダ97は、油路186を通じて、第2油圧シリンダ94と連通している。第3油圧シリンダ97は、第2油圧シリンダ94から油圧が供給されることによって、クランプ機構部125をクランプ状態からアンクランプ状態に動作させる。
第3油圧シリンダ97は、旋回中心軸102の半径方向内側における工具保持部121の端部に設けられている。第3油圧シリンダ97は、第2油圧シリンダ94よりも、旋回中心軸102の半径方向内側に設けられている。第3油圧シリンダ97は、旋回中心軸102の半径方向において、クランプ機構部125と対向して設けられている。第3油圧シリンダ97は、旋回中心軸102の軸方向に見て、タレット52と重なり合う位置に設けられている。
第3油圧シリンダ97は、ピストン98と、シリンダ99とを有する。ピストン98は、旋回中心軸102の半径方向に平行な回転中心軸212に沿って軸状に延びている。ピストン98は、シリンダ99に嵌合されている。ピストン98は、旋回中心軸102の半径方向に往復移動が可能である。ピストン98は、回転中心軸212に沿って往復移動が可能である。
第1油圧シリンダ91のピストン92は、中心軸231の軸方向における前進方向に移動すると、第2油圧シリンダ94のピストン96を押す。ピストン96は、ピストン92により押されることによって、シリンダ95内の油を油路186を通じて第3油圧シリンダ97のシリンダ99内に圧送する。
第3油圧シリンダ97のピストン98は、第2油圧シリンダ94からの油の供給を受けて、中心軸232に沿って前進方向に移動することにより、ドローバー126を押す。ドローバー126は、ピストン92により押されることによって、皿バネ127のバネ力に抗しながら、回転中心軸212の軸方向における前進方向にスライドする。このとき、ボール128が回転中心軸212の半径方向内側に退避することにより、ボール128と工具200のシャンク部200tとの係合が解除される。これにより、工具200をアンクプランプするアンクランプ状態が得られる。
第1工具ホルダ61Tは、回転機構部141をさらに有する。回転機構部141は、刃物台51から回転が伝達されることによって、工具保持部121に保持された工具200を回転中心軸212を中心に回転させる。
回転機構部141は、クラッチ軸142と、複数の軸受け175と、第3動力伝達機構部171と、第4動力伝達機構部172と、複数の軸受け176と、第5動力伝達機構部173とを有する。
クラッチ軸142は、モータ161からの動力(回転)が入力されたり、回転の入力が遮断されたりする。
クラッチ軸142は、旋回中心軸102の半径方向に延びる中心軸240に沿って軸状に延びている。クラッチ軸142は、旋回中心軸102の半径方向内側における端部において、ブロック体132から延出し、刃物台51(タレット52)の内部に進入している。クラッチ軸142は、複数の軸受け175によって、中心軸240を中心に回転可能なように支持されている。
第3動力伝達機構部171、第4動力伝達機構部172および第5動力伝達機構部173は、クラッチ軸142から主軸124に向けて動力(回転)を伝達可能なように構成されている。
第3動力伝達機構部171は、旋回中心軸102の半径方向外側におけるクラッチ軸142の端部に接続されている。第3動力伝達機構部171は、クラッチ軸142と一体となって、中心軸240を中心に回転する。第3動力伝達機構部171には、中心軸240を中心とする歯車が設けられている。
第4動力伝達機構部172は、旋回中心軸102の半径方向に平行な中心軸241を中心に回転する。中心軸241は、旋回中心軸102の軸方向において、中心軸240および回転中心軸212の間に位置している。第4動力伝達機構部172には、中心軸241を中心にとする歯車が設けられている。第4動力伝達機構部172における歯車は、第3動力伝達機構部171における歯車と噛み合っている。
第5動力伝達機構部173は、主軸124の外周上に嵌め合わされている。第5動力伝達機構部173は、主軸124と一体となって、回転中心軸212を中心に回転する。第5動力伝達機構部173には、回転中心軸212を中心とする歯車が設けられている。第5動力伝達機構部173における歯車は、第4動力伝達機構部172における歯車と噛み合っている。
図26は、ワークと、第1工具ホルダに保持された工具との位置関係を示す図である。図25および図26を参照して、本実施の形態では、工具保持部121が、刃物台51から、旋回中心軸102の軸方向にずれた位置に設けられている。
このような構成によれば、旋回中心軸102の半径方向において、刃物台51から突出する第1工具ホルダ61Tの工具保持部121の長さを小さく抑えることができる。これにより、第1工具ホルダ61Tに保持される工具200の刃先が、旋回中心軸102の半径方向においてより内側に配置されるため、工具200の刃先からワークWの外周面までの距離L2をより長く設定することができる。結果、工作機械10において加工可能なワークサイズを大きくすることができる。
また、本実施の形態では、工具保持部121が、第2油圧シリンダ94よりも、旋回中心軸102の半径方向内側に設けられている。
このような構成によれば、工具保持部121に保持される工具200の刃先が、旋回中心軸102の半径方向においてさらに内側に配置されるため、工作機械10において加工可能なワークサイズを大きくすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、旋回可能なタレット型刃物台に装着される工具ホルダに適用される。
10 工作機械、11 ベッド、14 工具交換ユニット取り付け台、16 サドル、21 主軸台、31 工具マガジン、32 支持プレート、33 マガジン取り付け台、34 工具ポット、41 工具交換ユニット、42 第1搬送ベース、43 第2搬送ベース、44 ダブルアーム、44P 第1把持部、44Q 第2把持部、45 ATC用アクチュエータ、51 刃物台、52 タレット、53 外周面、54 端面、56 刃物台ベース、61 工具ホルダ、61S 第2工具ホルダ、61T 第1工具ホルダ、91 第1油圧シリンダ、92,96,98 ピストン、93,95,99 シリンダ、94 第2油圧シリンダ、97 第3油圧シリンダ、101,103,105,221,222,231,232,240,241 中心軸、102 旋回中心軸、121 工具保持部、122 ハウジング、123,144,175,176 軸受け、124 主軸、124d 拘束面、125 クランプ機構部、126 ドローバー、127 皿バネ、128 ボール、131 接続部、132 ブロック体、141 回転機構部、142 クラッチ軸、143 先端部、145 第1動力伝達機構部、146 第2動力伝達機構部、161 モータ、162 ロータ、163 ロータ軸、164 ステータ、171 第3動力伝達機構部、172 第4動力伝達機構部、173 第5動力伝達機構部、181 フランジ体、186 油路、200,200A,200B 工具、200t シャンク部、211,212 回転中心軸。

Claims (11)

  1. 旋回可能なタレット型刃物台に装着される工具ホルダであって、
    工具をクランプするクランプ状態と、工具をアンクランプするアンクランプ状態との間で動作するクランプ機構部を有し、工具を保持する工具保持部と、
    前記刃物台の外周面に着脱可能に接続される接続部と、
    前記刃物台から回転が伝達されることによって、前記工具保持部に保持された工具を所定軸を中心に回転させる回転機構部とを備える、工具ホルダ。
  2. 前記クランプ機構部は、前記所定軸の軸方向に見て、工具と重なる位置に設けられる、請求項1に記載の工具ホルダ。
  3. 請求項1または2に記載の工具ホルダと、
    前記工具ホルダが装着される前記刃物台とを備える、工作機械。
  4. 前記工具ホルダとして、
    前記所定軸が、前記刃物台の旋回中心軸の半径方向に延びる第1工具ホルダを備える、請求項3に記載の工作機械。
  5. 前記工具保持部は、前記刃物台から、前記刃物台の旋回中心軸の軸方向にずれた位置に設けられる、請求項4に記載の工作機械。
  6. 前記刃物台の旋回中心軸の軸方向に沿って往復移動可能なピストンを有する第1油圧シリンダをさらに備え、
    前記第1工具ホルダは、
    前記刃物台の旋回中心軸の軸方向において前記第1油圧シリンダと対向して設けられ、前記ピストンに押されることによって油圧を発生する第2油圧シリンダと、
    前記第2油圧シリンダと連通し、前記第2油圧シリンダから油圧が供給されることによって、前記クランプ機構部を前記クランプ状態から前記アンクランプ状態に動作させる第3油圧シリンダとを有する、請求項4または5に記載の工作機械。
  7. 前記工具保持部は、前記第2油圧シリンダよりも、前記刃物台の旋回中心軸の半径方向内側に設けられる、請求項6に記載の工作機械。
  8. 前記工具ホルダとして、
    前記所定軸が、前記刃物台の旋回中心軸の軸方向に延びる第2工具ホルダを備える、請求項3から7のいずれか1項に記載の工作機械。
  9. 前記工具保持部は、前記刃物台の外周面上に設けられる、請求項8に記載の工作機械。
  10. 前記刃物台の旋回中心軸の軸方向に沿って往復移動可能なピストンを有する第1油圧シリンダをさらに備え、
    前記クランプ機構部は、前記刃物台の旋回中心軸の軸方向において前記第1油圧シリンダと対向して設けられ、前記ピストンに押されることによって、前記クランプ状態から前記アンクランプ状態に動作する、請求項8または9に記載の工作機械。
  11. 前記刃物台は、前記刃物台の旋回中心軸の半径方向に延びる軸を中心に回転するモータを有する、請求項3から10のいずれか1項に記載の工作機械。
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