JP2000015506A - 主軸工具のクランプ装置 - Google Patents

主軸工具のクランプ装置

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JP2000015506A
JP2000015506A JP10183007A JP18300798A JP2000015506A JP 2000015506 A JP2000015506 A JP 2000015506A JP 10183007 A JP10183007 A JP 10183007A JP 18300798 A JP18300798 A JP 18300798A JP 2000015506 A JP2000015506 A JP 2000015506A
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spindle
force
piston
clamping device
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Yutaka Hosokawa
川 裕 細
Hirohiko Honda
田 博 彦 本
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンクランプ状態で工具が仮保持される状態
を設け、マシニングセンタにおける自動工具交換動作の
高速化を達成する。 【解決手段】 主軸10先端部にテーパ穴12に挿入さ
れる工具ホルダ1のプルスタッド13を着脱可能に把持
するコレット14と、コレット14に連結されるドロー
バー15と、ドローバー15を引き込みクランプ力を発
生する皿ばね18とを有し主軸の軸穴内に組み込まれた
クランプ機構と、ドローバー15を皿ばね18から作用
するクランプ力から開放することで工具をアンクランプ
するシリンダ部20と、工具交換時に主軸本体が移動す
る間、アンクランプ状態にある工具を主軸から抜けない
程度の力で仮保持する工具仮保持機構部22とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸工具のクラン
プ装置に係り、特に、マシニングセンタでの自動工具交
換時間の短縮化し、生産能率の向上を図る主軸工具のク
ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタでは、生産性の向上が
常に要請される。なかでも全サイクルの2割程度の時間
を占めるといわれている工具交換を短時間に行うことは
加工能率の向上に直結することから、自動工具交換装置
による工具交換に要する時間の短縮化を図ることは重要
な技術課題である。
【0003】自動工具交換装置による交換動作は、細分
すると次のような動作からなっている。 (1)交換アームが主軸に装着されている使用済みの工
具を把持する動作。 (2)使用済みの工具を交換可能な状態とするために、
主軸把持装置から工具を開放する動作(主軸アンクラン
プ)。 (3)交換アームが使用済みの工具のシャンク部を主軸
のテーパ穴から抜き去る動作。 (4)交換アームが使用済みの工具に替えて次に使用す
る工具を主軸軸線上に置き換える動作。 (5)交換アームが次に使用する工具のシャンク部を主
軸に挿入する動作。 (6)主軸把持装置が次に使用する工具を把持する動作
(主軸クランプ)。 (7)主軸に装着された次に使用する工具を交換アーム
が開放する動作。
【0004】上記のような自動工具交換の各動作のう
ち、(1)、(3)、(4)、(5)、(7)の動作
は、自動工具交換装置が具備する機能である。(2)、
(6)のアンクランプ、クランプ動作は、主軸側に設け
られたツールクランプ装置が行う動作である。
【0005】従来、主軸に設けられるツールクランプ機
構は、ドローバー、皿ばね、油圧シリンダ、ピストン、
電磁弁および配管部品とこれらを制御するシーケンサな
どから構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記(6)の自動工具
交換動作で主軸に工具をクランプするために必要な力は
皿ばねが発生するが、切削力に十分に耐えるためにこの
力は通常30000Nもの大きな力に設定されている。
上記(3)の自動工具交換動作では、油圧ピストンを作
動させ、ドローバーを瞬時に動かさなければならない。
このとき、油圧は、数メガパスカルの圧力のため、ドロ
ーバーを皿ばねの大きな力に抗して作動させる油圧シリ
ンダには断面積の大きな大型のものを設置しなければな
らない。
【0007】このため、自動工具交換動作の高速化を図
ろうとすれば、自動工具交換装置の高速化とともに、ツ
ールクランプ装置の動作のスピードアップをも図ればよ
り効果が期待できる。
【0008】しかしながら、ツールクランプ装置の油圧
シリンダを作動速度を高めるには、油圧シリンダに供給
する圧油の流量を増やさなければならないが、工作物の
形状に応じて縦横無尽にトラバースする主軸本体には、
各種装置類が密集しているため、油圧機器の大きさや重
量には、自ずと制限を受ける。
【0009】一方、自動工具交換動作の全過程の時間が
2秒程度であるとすると、上記(2)、(6)の工具の
アンクランプ、クランプに要する時間は、全過程の1秒
程度はかかるとされている。
【0010】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、主軸での工具の従来のアンクラ
ンプ、クランプの中間の状態として、アンクランプ状態
で工具が仮保持される状態を設け、マシニングセンタに
おける自動工具交換動作の高速化を達成できるようにし
た主軸工具のクランプ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、工作機械の主軸に装着される工具のク
ランプおよびアンクランプを行う主軸工具のクランプ装
置において、主軸先端部にテーパ穴に挿入される工具ホ
ルダのプルスタッドを着脱可能に把持するコレットと、
前記コレットに連結されるドローバーと、前記ドローバ
ーを引き込みクランプ力を発生する皿ばねとを有し主軸
の軸穴内に組み込まれたクランプ機構と、前記ドローバ
ーを皿ばねから作用するクランプ力から開放することで
工具をアンクランプするシリンダ部と、工具交換時に主
軸本体が移動する間、アンクランプ状態にある工具を主
軸から抜けない程度の力で仮保持する工具仮保持機構部
と、を具備することを特徴とするものである。
【0012】クランプ・アンクランプの速度をスピード
アップするために、皿ばねの巨大な推力に対抗してシリ
ンダ部のピストンを動かして瞬時にドローバーをクラン
プ力から開放するのは、現実的には不可能である。
【0013】本発明によるクランプ装置では、工作物の
加工が終了し主軸本体が自動工具交換位置へ移動する間
の時間を利用して、シリンダ部が作動してドローバーを
皿ばねのクランプ力から開放する。このアンクランプ
は、自動工具交換装置のチェンジアームが主軸端の工具
ホルダを把持するまでに行えばよい。
【0014】このアンクランプ状態では、移動の間工具
が自重等により主軸から脱落しないように工具仮保持機
構の作用により工具が主軸端に仮保持される。
【0015】また、工具交換位置で工具を交換するに際
しては、仮保持の力に抗して工具を引き抜けばよいの
で、チェンジアームは瞬時に工具を主軸から引き抜くこ
とができる。
【0016】チェンジアームが主軸に新しい工具を挿入
した後は、この新工具についても同様にして仮保持され
る。したがって、工具交換後、主軸が加工開始点に到着
し主軸が回転する前までに皿ばねによって工具をクラン
プすればよい。このように、クランプ、アンクランプを
主軸の移動時間と重複して行えることができる。
【0017】また、本発明では、前記シリンダ部は、ド
ローバーに皿ばねのクランプ力が作用するようにするク
ランプ動作と、主軸のテーパ穴に工具ホルダのテーパシ
ャンクがクサビ力により密着した状態のままドローバー
をクランプ力から開放する半アンクランプ動作と、密着
した工具ホルダをクサビ力から開放するアンクランプ動
作を行うことを特徴とする。
【0018】好ましい実施の形態によれば、前記シリン
ダは、前進したときに皿ばねを押し込み、ドローバーを
皿ばねの力から開放し半アンクランプ動作をする第1の
ピストンと、前記第1ピストンの内側に設けられる第2
のピストンと、前記第2ピストンの内側に設けられ前記
第2ピストンの前進によりドローバーに衝撃荷重を与え
工具ホルダをクサビ力から開放しアンクランプ動作をす
る第3のビストンとから構成することができる。
【0019】また、前記工具仮保持機構は、ドローバー
の後端部に連結されるセンタ軸と、コイルばねの弾性力
を利用し、所定の保持力で前記センタ軸の位置を保持
し、前記保持力以上の力で工具が引っ張られた場合に前
記センタ軸を拘束から開放する仮保持手段と、を備える
ものである。
【0020】好ましい実施の形態によれば、前記仮保持
手段は、センタ軸の外周面を周回する溝と、前記溝に係
合離脱可能な複数の鋼球と、仮保持の保持力を発生する
コイルばねと、前記コイルばねの弾性力により付勢さ
れ、前記鋼球を溝に係合させた状態に拘束する部材とか
ら構成することができる。
【0021】また、前記シリンダ部は、手動による工具
脱着が可能となるように、前記センタ軸を押し出し、鋼
球を溝から離脱させる第4のピストンを備えている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明による主軸工具のク
ランプ装置の一実施形態について、添付の図面を参照し
ながら説明する。
【0023】図1は、本実施による主軸工具のクランプ
装置のシリンダ部、仮保持機構を縦断面図である。図2
は、主軸本体の先端部の断面図である。
【0024】1.工具クランプ機構 図2において、10は、マシニングセンタの主軸頭に組
み込まれている主軸を示す。この主軸10は、軸受11
a、11b、11cによって回転自在に支持されてい
る。また、主軸10の先端には、工具ホルダ1のテーパ
シャンク1aを挿入するためのテーパ穴12が形成され
ている。そして、主軸10の内部に形成される軸穴9に
は、テーパ穴12挿入されたテーパシャンク1aのプル
スタッド13を把持するコレット14が同軸的に挿設け
られている。このコレット14は、ドローパー15の先
端部にねじ結合されている。
【0025】図1に示されるように、ドローバー15の
後端部には、皿ばね受16がねじ結合されている。クラ
ンプ力を発生する皿ばね18は、その強大な弾性力で、
ドローバー15を主軸後方に引き込み、コレット14に
よりプルスタッド13が把持されている工具ホルダ1を
主軸10の端面にクランプすることができる。
【0026】主軸10の後方には、本実施の形態による
主軸工具のクランプ装置のシリンダ部20と仮保持機構
22が連設されている。
【0027】2.工具仮保持機構 次に、図1を参照しながら仮保持機構について説明す
る。センタ軸30は、段部31を介して縮径して末端ま
でが小径部32となっている。この小径部32には、図
3に示されるように、キー33が形成されており、小径
部32には、コイルばね34を受けるばね受35が前記
キー33を介して軸方向に移動可能なように結合されて
いる。
【0028】また、センタ軸30の小径部32には、キ
ー33から所定の長さだけ末端に寄った位置に外周面を
周回するように溝36が形成されている。この溝36に
は、鋼球37が係合することができるようになってい
る。図4(a)に示されるように、前記溝36には、主
軸10が回転したときに偏って、精度に悪影響を与えな
いように、その全周にわたって等間隔で鋼球37同士が
互いに隙間なく接し合うようにして、9個の鋼球37が
装填されている。また、前記溝36は、両側が一定の角
度(例えば、45度)で傾斜するテーパ36a、36b
になっている。
【0029】前記ばね受35によって一端が保持されて
いるコイルばね34の先端は、小径部32に軸方向に移
動可能に遊嵌しているカラー38を押圧することができ
るようになっている。ばね受35には、円筒状のジョイ
ント40が連結されており、このジョイント40の大径
部40aの内周面とセンタ軸30の小径部32の間にコ
イルばね34、カラー38を組み込むスペースが形成さ
れている。また、ジョイント40には、カラー38と協
働して鋼球37を溝36に係合した状態で拘束できるよ
うに縮径した段部40bが形成されている。したがっ
て、通常は、コイルばね34はその弾性力によってカラ
ー38を溝36に係合している鋼球37に押し付けるた
め、剛球37はカラー38と段部36bの間に挟持され
て溝36から外れないように両者によって拘束される。
このコイルばね34は、工具交換時に主軸(主軸頭)が
移動する間、アンクランプ状態による工具が主軸から脱
落しないように仮保持するのに必要最低限の力を発生す
ればよく、そのばね力は数百Nのばねで十分である。
【0030】センタ軸30の小径部32の末端には、ジ
ョイント40の内部に設けられたコイルばね41が当接
し、このコイルばね41は、その弾性力でセンタ軸30
を主軸の先端部に向けて付勢することができる。このコ
イルばね41には、そのばね力がコイルばね34に較べ
て小さく、手動によってセンタ軸30を押し込める程度
の弱いばね力のばねが用いられる。
【0031】このような工具仮保持機構が組み込まれた
ジョイント40は、軸受42a、42bを介して回転自
在に支持されており、センタ軸30の回転がジョイント
40に伝わり、センタ軸30と共に回転することができ
る。
【0032】軸受42aのインナレースは、ジョイント
40と結合しているベアリング押さえ43によって保持
されている。また、軸受42bを保持するベアリング押
さえ44は、ベアリングケース45の端面にボルトによ
って固定されている。
【0033】なお、ジョイント40の後方末端部には、
センタスルー用切削液を供給するために図示しない回転
継手が接続されるようになっている。
【0034】3.シリンダ部 次に、工具をクランプあるいはアンクランプし、また、
半アンクランプ状態にするためのアクチュエータとして
のシリンダ部20について図1を参照しながら説明す
る。
【0035】50がシリンダ部20のシリンダチューブ
である。このシリンダチューブ50の後端部には、ベア
リングケース45がボルトを介して嵌合締結されてい
る。
【0036】シリンダ部20は、多重多段構造のピスト
ンを有する油圧シリンダで、ピストンは、第1ピストン
52、第2ビストン54、第3ピストン56、第4ビス
トン58の4つのピストンから構成されている。なお、
以下の各ピストンの説明において、工具が装着される主
軸の先端部に向かって移動するのを前進とし、主軸の後
端部に向かって移動するのを後退として説明する。
【0037】一番外側の第1ピストン52は、シリンダ
チューブ50にその内周面を軸線方向に摺動自在なよう
に組み込まれている。R3 は第1ピストン50を前進さ
せる側の油室で、R11は第1ピストン50を後退させる
側の油室である。この油室R3 とR11では、第1ピスト
ン52の受圧面積は、油室R3 の方が油室R11よりもか
なり大きく設定されている。この第1ピストン52の前
端部の内側には、プッシャ60がボルトを介して結合さ
れている。このプッシャ60は、第1ピストン52の前
進によって、その筒状の先端部61の端面で皿ばね受1
6に当接してこれを押すことができるようになってい
る。
【0038】第2ピストン54は、第1ピストン52の
内周面を摺動するように第1ピストン52の内側に組み
込まれている。第2ピストン54は、半アンクランプの
状態から工具が仮保持されるアンクランプの状態に移行
させるためのものである。第2ピストン54は、その内
側の第3ピストン56に摺動可能に外嵌するようにもな
っており、第2ピストン54の内周部に形成されている
段部54aは第3ビストン56の外周部に形成されてい
る肩部56aに係合することができる。R2は、第2ピ
ストン54を前進させる側の油室である。
【0039】第3ピストン56は前進したときに、セン
タ軸30の前端部側に形成されたあご部30aに当接し
てセンタ軸30を介してドローバー15に衝撃荷重を与
えることができる。この第3ピストン56は、その後端
部でボルトを介して第4ピストン58と連結されてい
る。したがって、第3ピストン56は、第4ピストン5
8とともに前進するようになっている。なお、R12は、
第3ピストン56を後退させる側の油室である。この油
室R12は、通路62を介して油室R11と連通している。
【0040】第4ピストン58は、手動で工具を着脱す
るときに作動させるピストンで、センタ軸30を押し出
す働きをする。この第4ピストン58はベアリングケー
ス45の内周面を摺動するように組み込まれている。R
4 が第4ピストン58を前進させる側の油室である。
【0041】なお、図1において、64は、工具のクラ
ンプ、アンクランプの状態検知用の検知棒である。この
検知棒64は、その先端部が第1ピストン52に螺合す
るように挿入されており、ベアリングケース45から外
側に出た後端部には、ドッグ65が取り付けられてい
る。このドッグ65のオン・オフの検知は、シリンダチ
ューブ50に取り付けられたプレート66を介して近接
スイッチ67によって行うようになっている。
【0042】4.油圧回路 次に、図1および図5を参照しながら、以上のように構
成されるシリンダ部に送る作動油の流れを制御する油圧
回路について説明する。
【0043】圧油が導入されるポートには、クランプポ
ートP1 、アンクランプポートP2、半アンクランプポ
ートP3 、手動脱着ポートP4 と、それぞれ作動状態に
対応した4つのポートがあり、直列に接続した3つの2
位置4ポート電磁弁の切換によって、圧油の流れの方向
を制御するようになっている。油圧ポンプなどの油圧源
70の圧力ポートからから延びる配管には、減圧弁71
が設けられており、この減圧弁71で適正圧力に調整さ
れた圧油は、配管72を介してクランプポートP1 に供
給される。
【0044】配管72の途中で分岐した配管73は、第
1電磁弁74のPポートに接続されている。この第1電
磁弁74のaポート、bポートはそれぞれ第2電磁弁7
5のPポート、Tポートに接続されている。配管76
は、第2電磁弁75のbポートとアンクランプポートP
2 とを接続するようになっており、第1電磁弁74のソ
レノイドが励磁されたときに圧油がアンクランプポート
P2 に導入される。
【0045】他方、配管77は、第2電磁弁75のaポ
ートと第3電磁弁78のPポートとを接続する。この配
管77の途中から分岐する配管79は、半アンクランプ
ポートP3 に接続されている。したがって、第1電磁弁
74および第2電磁弁75のソレノイドが共に励磁され
た場合には、圧油が半アンクランプポートP3 だけに導
入されるようになっている。また、第1電磁弁74だけ
が励磁されたときには、アンクランプポートP2と半ア
ンクランプポートP3 の両方に圧油が導入されるように
なっている。
【0046】第3電磁弁78のbポートは配管80を介
して手動脱着ポートP4 と接続されており、第1電磁弁
74、第2電磁弁75、第3電磁弁78のすべてのソレ
ノイドが励磁された場合に、圧油が配管80から手動脱
着ポートP4に導入されるようになっている。
【0047】これらの電磁弁74、75、78は、工作
機械の動作をシーケンス制御するシーケンサにより切換
制御されるものであり、これらの電磁弁の切換と、主軸
における工具のクランプ、アンクランプ等の動作との対
応をまとめて表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】次に、本実施形態による主軸工具クランプ
装置の動作について図6乃至図9を参照しながら説明す
る。
【0050】5.工具のクランプ 図6は、主軸10の先端に装着されている工具がクラン
プされている状態を示している。このとき圧油は、クラ
ンプポートP1 にのみ導入され、他のポートP2 、P3
の油はタンクポートに戻されている。したがって、第1
ピストン52、第2ピストン54、第3ピストン56、
第4ピストン58は後退した位置にある。
【0051】皿ばね18で発生する強大なクランプ力に
よってドローバー15は引き込まれ、プルスタッド13
がコレット14で把持されている工具ホルダ1は、主軸
10先端のテーパ穴12にテーパシャンク1aが嵌合し
た状態で強固にクランプされる。このクランプ状態のま
ま、主軸10には図示しないモータにより回転力が与え
られ、工具ホルダ1に取り付けられている図示しない刃
具により工作物の切削加工が行われる。この加工の間
は、クランプポートP1 から油室R11に導入された圧油
は、第1ピストン52を後退位置に保持し続けるので、
プッシャ60は皿ばね受18を押し込まないようになっ
ている。
【0052】6.自動工具交換のシーケンス NC装置から工具交換指令が与えられると、主軸本体
(主軸頭)は、工作物との干渉を避けた待避位置へ移動
する。そして、主軸10はその回転を停止したのち、自
動工具交換装置のチェンジアームとの間で工具を交換す
るための自動工具交換位置に移動してから工具交換が行
われる。
【0053】a.工具の半アンクランプ 主軸本体(主軸頭)が自動工具交換位置に移動している
間に、第1電磁弁74、第2電磁弁75のソレノイドが
共に励磁される。図7に示すように、圧油は、半アンク
ランプポートP3 を介して油室R3 に導入される。この
ときには、油室R11にも圧油が導入されているが、油室
R3 の断面積の方が油室R11の断面積よりもかなり大き
いので、油室R3 の圧油の力が打ち勝って、第1ピスト
ン58を前進させる。
【0054】この第1ピストン58の前進によって、プ
ッシャ60はその先端部61で皿ばね受16を皿ばね1
8の弾性力に抗して前方へ押し込むことができる。この
皿ばね受16の押込により、ドローバー15は、皿ばね
18から受けていたクランプ力から開放される。ドロー
バー15に皿ばね18からのクランプ力が作用しなくな
った結果、工具ホルダ1のプルスタッド13は、ドロー
バ15からのコレット14を介して作用するクランプ力
から開放される。
【0055】しかしながら、それまで工具ホルダ1は、
数トンにもおよぶ大きなクランプ力によって強引されて
いたため、工具ホルダ1のテーバシャンク1aはクサビ
作用で主軸10のテーパ穴12の内周面に食い込んでい
る。したがって、工具ホルダ1は、プルスタッド13を
押し出さない限り、主軸10のテーパ穴12から抜ける
ことがなく、いわば半アンクランプ状態におかれる。
【0056】b.工具のアンクランプ そこで、工具をアンクランプするために、それまで励磁
されていた第2電磁弁75のソレノイドを励磁をオンに
すると、圧油は、半アンクランプポートP3 とアンクラ
ンプポートP2 の双方に導入される。このときの状態を
示すのが図8である。
【0057】半アンクランプポートP3から油室R3に
導入された圧油によって第1ピストンはすでに前進して
いるため、アンクランプポートP2 から油室R2 に導入
された圧油によって第2ピストン54が前進する。第2
ピストン54は、第3ピストン56の肩部56aに当た
ってこの第3ピストン56を押し出す。第3ビストン5
6は、その先端がセンタ軸30のあご部30aに突き当
たる。この突き当たったときの衝撃荷重は、センタ軸3
0からドローバー15、コレット14を介してプルスタ
ッド13に伝わり、工具ホルダ1のシャンク部1aをテ
ーパ穴12から僅かに押し出し、工具ホルダ1をクサビ
力から開放する。
【0058】このとき工具ホルダ1はテーパ穴12から
外れないように、以下のような仮保持機構22の作用に
よって仮保持される。
【0059】すなわち、センタ軸30の溝36には鋼球
37が係合しており、この係合状態を保つように、鋼球
37は、コイルばね34の弾性力でカラー38を介して
拘束されている。したがって、センタ軸30は係合して
いる鋼球37によって前方に移動しないように位置を保
持されており、工具ホルダ1は、アンクランプされた状
態でありながら、そのプルスタッド13がコレット14
によって把持された状態のままコイルばね34の数百N
の弾性力で主軸10に対して仮保持されている。
【0060】以上のアンクランプの動作は、主軸本体が
工具交換位置まで移動する間に完了する。
【0061】c.工具の引き抜きおよび新工具の装着 主軸本体が工具交換位置に停止した後、自動工具交換装
置のチェンジアームが、次のようにして工具ホルダ1を
把持したまま主軸10の軸線方向に移動しながら工具を
引き抜く。このときの動作を示す図が図9である。
【0062】この工具の引き抜きでは、シリンダ部20
については図8のアンクランプの状態と同じである。工
具ホルダ1は、工具仮保持機構22のコイルばね34の
弾性力で仮保持されている。チェンジアームは、コイル
ばね34の弾性力に抗して工具ホルダ1を主軸10から
引き抜こうとすると、工具ホルダ1、ドローバー15、
センタ軸30は一体で前進する。センタ軸30の前進に
より、チェンジアームから仮保持力を超える所定の大き
さ以上の力がセンタ軸30に加わると、図9に示すよう
に、それまで溝36に係合していた鋼球37は溝36後
方に乗り上げる。これでセンタ軸30は非拘束の状態に
なる。なお、鋼球37が溝36から外れるのに必要な力
の大きさは、コイルばね34の弾性係数および鋼球37
の大きさや、溝36のテーパ面36a、36bの傾斜角
度によって適正な値に設定することができる。
【0063】そして、さらに工具ホルダ1を引き抜く
と、コレット14の先端は主軸10内面の逃げ穴部7に
入り、コレット14の基端部は主軸10内面の突起部8
に乗り上げるため、コレット14が開くことになる。従
って、工具ホルダ1のプルスタッド13は、コレット1
4の把持から開放されるので、そのままチェンジアーム
は軸線方向に離間していって、チェンジアームの力だけ
で工具ホルダ1を主軸10のテーパ穴12から簡単にか
つ瞬時に抜くことができる。
【0064】次いで、チェンジアームは、新工具の工具
ホルダ1を主軸10のテーパ穴12に挿入する。
【0065】旧工具ホルダがテーパ穴12から抜かれた
直後では、センタ軸30の末端に設けられたコイルばね
41の弾性力によって、ドローバー15は押されている
ため、コレット14は開いたままになっている。
【0066】そこで、チェンジアームは新工具の工具ホ
ルダ1を主軸10の軸線方向に挿入する。工具ホルダ1
のプルスタッド13はドローバー15をコイルばね41
の弾性力に抗して押し込み、コレット14がプルスタッ
ド13を把持するようになる。さらにドローバー15を
押し込むと、センタ軸30も押し込まれるので、鋼球3
7がセンタ軸30の溝36に係合するに至る。
【0067】このようにして工具ホルダ1は簡単にかつ
瞬時に挿入することができる。挿入された工具ホルダ1
は、図8のアンクランプ状態で工具仮保持機構22のコ
イルばね34の弾性力によって主軸10のテーパ穴12
から脱落しないように保持される。
【0068】これ以後、主軸本体は、工具交換位置から
工作物の加工位置まで移動する。その移動の間に、図7
の半アンクランプ、図6のクランプのシーケンス順でシ
リンダ部20の各ピストンが作動し、工作物の加工位置
に到達するまでに新しい工具の主軸へのクランプが完了
する。したがって、加工位置に到着次第、ただちに新工
具での切削加工を開始することができる。
【0069】7.手動による工具の脱着操作 次に、図10を参照しながら、手動による工具の脱着操
作について説明する。主軸10に装着されている工具に
よっては、自動工具交換装置での工具交換が行えない場
合がある。このような特殊工具については、操作員が手
動で交換しなければならない。
【0070】手動で工具を交換するには、図8のアンク
ランプの状態にした上で、工具の仮保持状態を解除する
必要がある。仮保持力を発生するコイルばね34の弾性
力は、数百Nの力であり、前述したようにチェンジアー
ムにとっては、コイルばね34の弾性力に抗して工具ホ
ルダ1を引き抜くことは容易であっても、人力では容易
ではない。
【0071】そこで、図8のアンクランプの状態に加え
て、第3電磁弁78のソレノイドを励磁する。圧油は、
図10に示されるように、ポートP1 からポートP4 の
すべてのポートに導入される。
【0072】これにより、シリンダ部20では、第1ピ
ストン52、第2ピストン54、第3ピストン56、第
4ピストン58のすべてのピストンが前進する。とりわ
け、ポートP4から油室R4 に導入された圧油によって
前進する第4ピストン58は、センタ軸30のあご部3
0aに先端が突き当たっている第3ピストン56を介し
てセンタ軸30をコイルばね34の弾性力に抗して押し
出すことができる。
【0073】センタ軸30の前進により、それまで溝3
6に係合していた鋼球37は溝36の後方に乗り上げ、
また、ドローバー15の前進により、コレット14が開
くので、手動で工具ホルダ1を主軸10から抜くことが
できる。
【0074】次に、第3電磁弁78のソレノイドの励磁
だけをオフにすると、油室R4 の圧油はタンクポート側
に排出される。この結果、第4ピストン58はセンタ軸
30に力を加えなくなる。また、鋼球37は溝36から
外れてセンタ軸30に乗り上げているので、センタ軸3
0はコイルばね34の弾性力から開放されている。
【0075】したがって、新しい工具ホルダ1をテーパ
穴12に挿入し、プルスタッド13でコレット14、ド
ローバー15、センタ軸30をコイルばね41の弾性力
に抗して押し、センタ軸30の溝36に鋼球37が入り
込むまで工具ホルダ1を押し込めばよい。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、主軸が移動する間にアンクランプの状態にし
ておけば、工具が自重等により主軸から脱落しないよう
に工具仮保持機構の作用により工具が主軸端に仮保持さ
れ、また、工具交換位置で工具を交換するに際しては、
仮保持の力に抗して工具を引き抜けばよいので、自動工
具交換装置のチェンジアームは瞬時に工具を主軸から引
き抜くことができる。チェンジアームが主軸に新しい工
具を挿入した後は、この新工具についても同様にして仮
保持される。したがって、工具交換後、主軸が加工開始
点に到着し主軸が回転する前までに皿ばねによって工具
をクランプすればよい。
【0077】このように、クランプ、アンクランプを主
軸の移動時間と重複して行えることができるので、従来
のように工具交換位置でクランプ、アンクランプの動作
を行うのに較べて全体として工具交換時間を短縮し、マ
シニングセンタにおける自動工具交換動作の高速化を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による主軸工具クランプ装
置の要部を示す縦断面図。
【図2】同実施の形態による主軸工具クランプ装置のコ
レット、ドローバー等のクランプ機構を示す縦断面図。
【図3】図1におけるIII −III 線矢視断面図。
【図4】工具仮保持機構の鋼球を示す図。
【図5】同実施の形態による主軸工具クランプ装置に供
給する圧油を制御する油圧回路の回路図。
【図6】同実施の形態による主軸工具クランプ装置のク
ランプ動作を示す縦断面図。
【図7】同実施の形態による主軸工具クランプ装置の半
アンクランプ動作を示す縦断面図。
【図8】同実施の形態による主軸工具クランプ装置のア
ンクランプ動作を示す縦断面図。
【図9】同実施の形態による主軸工具クランプ装置にお
ける工具交換動作を示す縦断面図。
【図10】同実施の形態による主軸工具クランプ装置に
おける手動による工具脱着動作を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 工具ホルダ 1a テーパシャンク 10 主軸 12 テーパ穴 13 プルスタッド 14 コレット 15 ドローバー 16 皿ばね受 18 皿ばね 20 シリンダ部 22 工具仮保持機構部 30 センタ軸 34 コイルばね 36 溝 37 鋼球 52 第1ピストン 54 第2ピストン 56 第3ピストン 58 第4ビストン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械の主軸に装着される工具のクラン
    プおよびアンクランプを行う主軸工具のクランプ装置に
    おいて、 主軸先端部にテーパ穴に挿入される工具ホルダのプルス
    タッドを着脱可能に把持するコレットと、前記コレット
    に連結されるドローバーと、前記ドローバーを引き込み
    クランプ力を発生する皿ばねとを有し主軸の軸穴内に組
    み込まれたクランプ機構と、 前記ドローバーを皿ばねから作用するクランプ力から開
    放することで工具をアンクランプするシリンダ部と、 工具交換時に主軸本体が移動する間、アンクランプ状態
    にある工具を主軸から抜けない程度の力で仮保持する工
    具仮保持機構部と、を具備することを特徴とする主軸工
    具のクランプ装置。
  2. 【請求項2】前記シリンダ部は、ドローバーに皿ばねの
    クランプ力が作用するようにするクランプ動作と、主軸
    のテーパ穴に工具ホルダのテーパシャンクがクサビ力に
    より密着した状態のままドローバーをクランプ力から開
    放する半アンクランプ動作と、密着した工具ホルダをク
    サビ力から開放するアンクランプ動作を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の主軸工具のクランプ装置。
  3. 【請求項3】前記シリンダは、 前進したときに皿ばねを押し込み、ドローバーを皿ばね
    の力から開放し半アンクランプ動作をする第1のピスト
    ンと、 前記第1ピストンの内側に設けられる第2のピストン
    と、 前記第2ピストンの内側に設けられ前記第2ピストンの
    前進によりドローバーに衝撃荷重を与え工具ホルダをク
    サビ力から開放しアンクランプ動作をする第3のビスト
    ンと、 を具備したことを特徴とする請求項2に記載の主軸工具
    のクランプ装置。
  4. 【請求項4】前記工具仮保持機構は、 ドローバーの後端部に連結されるセンタ軸と、 コイルばねの弾性力を利用し、所定の保持力で前記セン
    タ軸の位置を保持し、前記保持力以上の力で工具が引っ
    張られた場合に前記センタ軸を拘束から開放する仮保持
    手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかの項に記載の主軸工具のクランプ装置。
  5. 【請求項5】前記仮保持手段は、 センタ軸の外周面を周回する溝と、 前記溝に係合離脱可能な複数の鋼球と、 仮保持の保持力を発生するコイルばねと、 前記コイルばねの弾性力により付勢され、前記鋼球を溝
    に係合させた状態に拘束する部材と、を有することを特
    徴とする請求項4に記載の主軸工具のクランプ装置。
  6. 【請求項6】前記シリンダ部は、 手動による工具脱着が可能となるように、前記センタ軸
    を押し出し、鋼球を溝から離脱させる第4のピストンを
    備えることを特徴とする請求項4に記載の主軸工具のク
    ランプ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005120770A1 (en) * 2004-06-07 2005-12-22 Yiwon Engineering Inc. Automatic tool exchange type high speed spindle assembly with bearing protection structure
GB2427375B (en) * 2003-05-22 2007-12-19 Westwind Air Bearings Ltd Rotary tool holder assemblies
JP2020151808A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 Dmg森精機株式会社 工具ホルダおよび工作機械

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JP7213114B2 (ja) 2019-03-20 2023-01-26 Dmg森精機株式会社 工具ホルダおよび工作機械

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