JP3837373B2 - ホイール加工用チャック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋削加工用のチャック、特にアルミホイール等の旋削加工に使用するホイール加工用チャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホイールの旋削加工に関する発明として、特開平8ー141808号のもの、或いは特開平8ー257812号のものが提案されている。
特開平8ー141808号のものは、工作機のワーククランプ装置であり、その構成は主軸に固定した支持盤の前面に複数個の調節駒を放射方向に摺動可能に設け、前端に回転軸心方向に屈曲する爪を有するクランプアームを調節駒の放射方向外端に前方向に向けて突出配置すると共に、調節駒の後方で支持盤に前後方向にのみ移動可能な作動体を設け、この作動体にクランプアームの後端を半径方向に揺動可能に連結したものである。
【0003】
そして、調節駒の放射方向外端部の前面に基準爪を突出固定し、クランプアームの爪と対抗させ、クランプアームが半径方向内方に揺動した時に、爪が基準爪方向に移動してホイールの耳部を支持盤に固定している。
【0004】
又、特開平8ー257812号のものは、ホイール加工用フィンガチャックのワーク把持部移動装置であり、その構成は主軸の軸線方向に進退可能に設けられたドローバーに連結されてチャック本体内で進退するヨークの放射方向の腕の先端に、レバーが放射方向に揺動可能に枢着され、このレバーの先端にチャック本体の端面に固定されたクランプ座との間でワークの外周縁を挾持するフィンガ爪が固定され、クランプ座がフィンガ爪と共に放射方向に移動可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の装置では、ホイールの外周縁の旋削加工において、ホイールの固定はホイールの外周縁を爪と基準爪により掴み、又はクランプ座とフィンガ爪により掴んでいるため、掴まれている側を加工する場合は、ホイールを一旦外して、今度は反対側の外周縁を固定し掴み替えしなければならず、二工程の段取りを必要とし、再度の芯出しも必要とされ、作業能率が悪かったのである。
【0006】
上記点より本発明は、ホイールの旋削加工に際して、ホイールを掴み替える必要がなく、再度の芯出しも不要で、一工程でホイールの外周縁の旋削加工を可能とし、作業能率の向上を図ることを目的としたホイール加工用チャックを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1の本発明ホイール加工用チャックは、主軸の軸線方向に進退可能な内側ドローチューブに連結されてチャック本体内を進退するシフターが、チャック本体に設けた方向変更機構に係合し、この方向変更機構に係合されワークの中心孔に挿通される突出レバーを前面に有し、シフターの進退により放射方向に移動する移動体がチャック本体に設けられ、前記内側ドローチューブの外側に、チャック本体の後方で主軸の軸線方向に進退するドローバーアダプターが被装され、このドローバーアダプターに前方に向けクランプシャフトが突出配置されたヨークプレートが固定されると共に、クランプシャフトに前記ドローバーアダプターの進退と共に主軸の軸線方向に進退するクランププレートが設けられ、前記突出レバーの先方部に、突出レバーが放射方向の外方側に移動し、ワークの芯出し後、クランププレートがワークを押し戻した時に、ワークの中心孔の縁部に係止する爪が設けられ、この爪と前記クランププレートの前面に設けたパーツレスト間でワークを挾持することを特徴とするものである。
【0008】
このような構成とすることにより、爪を有する突出レバーがチャック本体の中心に寄り付き、クランププレートがチャック本体側に寄り付いた状態をワーククランプの原点とし、この状態でワークの中心孔を爪にくぐらせ、突出レバーに差し入れる。
そして、突出レバーを有する移動体が方向変更機構を介して放射方向の外方側に移動するよう内側ドローチューブを主軸の軸線方向に移動すれば、突出レバーが外方に拡開してワークの中心孔の内側に当接し、ワークは内張りで把握され芯出しされる。
【0009】
次に、クランププレートが前進するようにドローバーアダプターを主軸の軸線方向に前方移動すれば、クランププレートによりワークは押し戻され、ワークは突出レバーに沿って前方へ摺動し、中心孔の前部側の縁部が爪に当たり係止され、爪とクランププレートの前面に設けたパーツレスト間で挾持される。
したがって、ワークの外周縁は端面がパーツレストの前面に当たっているだけで掴まれていないので、この状態での外周縁の旋削加工が可能となり、掴み替える必要がなく、一工程で作業を終えることができる。
【0010】
次に、請求項2の本発明ホイール加工用チャックは、請求項1のホイール加工用チャックにおいて、クランプシャフトにワークの外周縁と離接することにより進退する着座ピストンが設けられると共に、着座ピストンにエアー通路が設けられ、このエアー通路にエアー供給部からのエアーを送給するエアー通路が、ドローバーアダプター、ヨークプレート、クランプシャフトにそれぞれ連通して設けられ、ワークの挾持前は着座ピストンに供給されたエアーは外部へ排出され、ワークの芯出し後、クランププレートがワークを押し戻し、着座ピストンが後退して爪とパーツレスト間にワークが挾持された時に、エアーの外部への排出が遮断され、エアー圧の変化でワークの着座を確認するワークが着座確認手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0011】
このような構成とすることにより、ワークが爪とパーツレスト間に挾持され、着座ピストンが後退し、ワーク把握が終了すると、エアーの外部への排出が遮断されるので、エアー圧の上昇を知ることによりワークの着座を確認し、旋削加工を実施することができるので、旋削加工の開始時を正確に判断できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2は本発明ホイール加工用チャックの一実施の形態を示す断面図であり、図1はホイールの挾持前の状態を示し、図2はホイールの挾持された状態を示す。図3は本発明ホイール加工用チャックの正面図、図4は同上の部分断面図である。
【0013】
図中1は主軸であり、前端に前面が開口し、外周が円形で箱形のライザーアダプター2が固定されている。
このライザーアダプター2の前面に中央部にチャック本体3を固定したライザーアダプター2より大径のフェィスプレート4が固定され、主軸1、ライザーアダプター2、チャック本体3、フェィスプレート4は一体となっている。
又、ライザーアダプター2の側面に等ピッチで3箇所前後方向に開口部2Aがも設けられている。
【0014】
5はライザーアダプター2の後面中央部に一方の端部側が通入され、他方の端部側が主軸1の後方に装着されたダブルシリンダー(図示せず)の一方のシリンダーに連結する内側ドローチューブであり、この内側ドローチューブ5はシリンダーにより主軸1の軸線方向に進退可能となっている。
【0015】
この内側ドローチューブ5のライザーアダプター2に通入している端部にシフター6と一体のドローナット7と螺合するドローボルト8の先端部が螺入し、内側ドローチューブ5とシフター6は一体となっている。
そして、シフター6はその略中央より前方部がチャック本体3の中央部の内側に嵌挿され、内側ドローチューブ5の進退によりチャック本体3内を主軸1の軸線方向に進退する。
【0016】
9はチャック本体3に設けた方向変更機構である略L字状のベルクランクレバーであり、このベルクランクレバー9はチャック本体3に設けたピン10を支点に揺動し、一方のレバー9Aの端部はシフター6の外周に設けた凹部6Aに係合している。
又、他方のレバー9Bの端部はチャック本体3の前面に放射方向に移動可能に設けた移動体であるマスタージョー11の後面に設けた凹部11Aに係合している。
【0017】
これにより、シフター6が主軸1の軸線方向に進退するとベルクランクレバー9が揺動し、これと係合するマスタージョー11は放射方向に移動する。
マスタージョー11はチャック本体3の前面に等ピッチで3個放射方向に配置されている。
又、これに係合するベルクランクレバー9も3個等ピッチで3個放射方向に配置されると共に、ベルクランクレバー9のレバー9Aの端部が係合するシフター6の凹部6Aもベルクランクレバー9に対応してシフター6の外周に3箇所設けられている。
【0018】
12は各マスタージョー11の前面に基部12Aが固定され、先方部が前方へ真直ぐに延長した突出レバーであり、突出レバー12の基部12Aとマスタージョー11の前方部間の内方側にチャック本体3の前面中央部に固定した円板13の一部が介入され、この円板13に沿ってマスタージョー11は移動する。
【0019】
又、突出レバー12の突出部分は、断面が略円形の棒体が周方向に3分割された形状の割り棒体12Bに形成され、この割り棒体12Bの分割面を除いた外側面の先方部にワーク14であるホイールの中心孔14Aの縁部に係止する鉤状の爪12Cが周方向に突設されている。
【0020】
15は内側ドローチューブ5の外側に被装された外側ドローチューブであり、この外側ドローチューブ15は一方の端部側が主軸1の後方に装着されたダブルシリンダー(図示せず)の他方のシリンダーに連結し、内側ドローチューブ5の外側を主軸1の軸線方向に進退可能となっている。
【0021】
又、外側ドローチューブ15の他方の端部側は内側ドローチューブ5の外側に被装されると共に、前方部がライザーアダプター2内に装入されたドローバーアダプター16の後端部に一体に連結し、これによりドローバーアダプター16は主軸1の軸線方向に進退する。
【0022】
17はドローバーアダプター16の前方部に基部を固定したヨークプレートであり、このヨークプレート17はドローバーアダプター16に等ピッチで3個放射方向に配置され、先方部がライザーアダプター2の側面の開口部2Aから外部へ突出している。そして、このヨークプレート17の先方部に、前方に向けクランプシャフト18が設けられている。
【0023】
このクランプシャフト18はフェィスプレート4の前後方向に貫設されたスリーブ19に挿通され、クランプシャフト18の後部はヨークプレート17に固定され、クランプシャフト18の前部はリング状のクランププレート20の板面に嵌挿され一体に固定されている。
クランプシャフト18の前端面とクランププレート20の前面は略面一に形成されている。
【0024】
そして、クランプシャフト18の前端面に嵌合孔21が設けられ、この嵌合孔21に着座ピストン22の軸部22Aがスプリング23を介して進退自在に嵌合されている(図4)。
スプリング23は常時着座ピストン22の前方側へ付勢している。この着座ピストン22は軸部22Aに軸部22Aの軸線方向と直交して前後方向に長い長孔22Bが穿設され、この長孔22Bに両端部が嵌合孔21の壁面側に固定された軸24が貫通し、着座ピストン22が嵌合孔21より抜けるのを防止している。
【0025】
25はクランププレート20の前面で、着座ピストン22のクランププレート20の円周方向の両側に設けたパーツレストであり、このパーツレスト25はワーク14の外周縁14Bに圧接し、爪12Cとの間でワーク14を挾持するもので、ワーク14の挾持前は着座ピストン22の頭部22Cの前端面の方がパーツレスト25の前端面よりも僅かに前方に位置している。
【0026】
又、着座ピストン22の軸部22Aに軸部22Aと直交してエアー通路26が設けられると共に、クランプシャフト18の先方部の外側部に、一端はクランプシャフト18の嵌合孔21に通じ、他端が外部に通じる排気路27が設けられ、この排気路27とエアー通路26は、着座ピストン22が前方に位置している着座前は連通しているが、着座ピストン22がワーク14の外周縁14Bに圧接し、スプリング23に抗して着座ピストン22が後退した時は位置がずれ、排気路27は遮断される。
【0027】
又、着座ピストン22の後端面の中央部に、エアー通路26と連通し嵌合孔21に通じるエアー通路28が設けられ、このエアー通路28は一端が嵌合孔21に通じるクランプシャフト18に設けたエアー通路29と連絡する。
又、クランプシャフト18のエアー通路29はヨークプレート17に設けたエアー通路30と連通し、このヨークプレート17のエアー通路30はドローバーアダプター16に設けたエアー通路31と連通する。
【0028】
又、ドローバーアダプター16のエアー通路31は、主軸1の後方に設けたエアー供給部32とエアー供給用パイプ33で連結されている。エアー圧の変化はセンサー(図示せず)等にて感知する。
ワークの挾持前は、エアー供給部32から供給されるエアーはドローバーアダプター16、ヨークプレート17、クランプシャフト18の各エアー通路31、30、29、28、26を通り、クランプシャフト18の排気路27から外部へ排出されている。
【0029】
次に、このような構成を有する本発明ホイール加工用チャックの使用方法を図面に基づき説明する。
図1はワークの挾持前を示し、爪12Cを有する突出レバー12がチャック本体3の中心に寄り付き、又クランププレート20がフェィスプレート4側に寄り付いている。この状態でワーク14の中心孔14Aを、爪12Cをくぐらせ着座ピストン22の頭部22Cの前面に当接するまで差し入れる。
【0030】
次に、図2に示すように、内側ドローチューブ5を主軸1の後方に装着されたダブルシリンダーの一方のシリンダーで前進させれば、ドローボルト8、ドローナット7で内側ドローチューブ5と一体に連結するシフター6は前進する。
このシフター6とチャック本体3に放射方向に移動可能に設けられたマスタージョー11はベルクランクレバー9を介して連絡しており、シフター6の前進によりベルクランクレバー9はマスタージョー11を放射方向の外方側に移動する方向に回動し(図2矢印イ)、マスタージョー11を移動させる。
【0031】
このマスタージョー11の移動により、マスタージョー11に取り付けられている突出レバー12が放射方向の外方側に拡開してワーク14の中心孔14Aの内側に当接し、ワーク14を内張りで把握し芯出しする。
【0032】
次に、外側ドローチューブ15をダブルシリンダーの他方のシリンダーで前進すれば、外側ドローチューブ15と一体に連結するドローバーアダプター16が前進し、このドローバーアダプター16の基部を固定したヨークプレート17、及びこのヨークプレート17に後部が固定されたクランプシャフト18、並びにクランプシャフト18の前部に固定されたクランププレート20はドローバーアダプター16と共に前部する。
【0033】
クランププレート20の前部により、クランププレート20に設けられた着座ピストン22はワーク14の外周縁14Bに当接した状態で前進し、ワーク14を押し戻すため、ワーク14は突出レバー12の割り棒体12Bに沿って前方へ摺動し、ワーク14の中心孔14Aの前部側の縁部が爪12Cに当たると共に、これにより着座ピストン22はワーク14の外周縁14Bで圧接され、スプリング23に抗して後退し、ワーク14の外周縁14Bは着座ピストン22の前面とパーツレスト25の前面に圧接し、ワーク14は爪12Cとパーツレスト25間で挾持され、ワークの把握が終了する。
【0034】
そして、着座ピストン22の後退により、着座ピストン22のエアー通路26はクランプシャフト18の排気路27との連通が断たれ、エアー供給部32からドローバーアダプター16、ヨークプレート17、クランプシャフト18の各エアー通路31、30、29、28、26を経て、排気路27から排出されていたエアーは外部への排出が遮断される。
【0035】
このエアー遮断によりエアー圧は上昇するから、この変化をセンサー(図示せず)等により感知し、主軸1を回転すれば、主軸1、ライザーアダプター2、チャック本体3、フェィスプレート4、スリーブ19が主軸1と同一回転すると共に、ワーク14は爪12Cとパーツレスト25間に挾持された状態で同一回転し旋削加工を開始する。
【0036】
ワーク14の取り外しは、外側ドローチューブ15を後退させた後、内側ドローチューブ5を後退させることにより、前述と逆の作動で実施させる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、ワークは爪とパーツレスト間に挾持され、ワークの外周縁は端面がパーツレストの前面に圧接されているだけで掴まれていないので、外周縁の旋削加工時に邪魔になるものがなく、この状態での外周縁の旋削加工が可能である。
したがって、従来のようにホイールを一旦外して、反対側の外周縁を掴み替える必要がなく、それに伴う再度の芯出しの必要もなくなり、精度的にも安定し、作業能率が格段に向上する。
【0038】
又、ワークが爪とパーツレスト間に挾持され、着座ピストンが後退し、ワーク把握が終了すると、エアーの外部への排出が遮断されるので、エアー圧の上昇を感知することにより、ワークの着座を確認した後、旋削加工を開始できるので、旋削開始時を誤ることなく確実な旋削加工が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ホイール加工用チャックのワーク把握前の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明ホイール加工用チャックのワーク把握時の一実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明ホイール加工用チャックの一実施の形態を示す正面図である。
【図4】本発明ホイール加工用チャックの一実施の形態を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 主軸
3 チャック本体
5 内側ドローチューブ
6 シフター
9 ベルクランクレバー
11 マスタージョー
12 突出レバー
12C 爪
14 ワーク
14A ワークの中心孔
14B ワークの外周縁
15 外側ドローチューブ
16 ドローバーアダプター
17 ヨークプレート
18 クランプシャフト
20 クランププレート
22 着座ピストン
25 パーツレスト
26、28、29、30、31 エアー通路
27 排気路
32 エアー供給部

Claims (2)

  1. 主軸の軸線方向に進退可能な内側ドローチューブに連結されてチャック本体内を進退するシフターが、チャック本体に設けた方向変更機構に係合し、この方向変更機構に係合されワークの中心孔に挿通される突出レバーを前面に有し、シフターの進退により放射方向に移動する移動体がチャック本体に設けられ、前記内側ドローチューブの外側に、チャック本体の後方で主軸の軸線方向に進退するドローバーアダプターが被装され、このドローバーアダプターに前方に向けクランプシャフトが突出配置されたヨークプレートが固定されると共に、クランプシャフトに前記ドローバーアダプターの進退と共に主軸の軸線方向に進退するクランププレートが設けられ、前記突出レバーの先方部に、突出レバーが放射方向の外方側に移動し、ワークの芯出し後、クランププレートがワークを押し戻した時に、ワークの中心孔の縁部に係止する爪が設けられ、この爪と前記クランププレートの前面に設けたパーツレスト間でワークを挾持することを特徴とするホイール加工用チャック。
  2. クランプシャフトにワークの外周縁と離接することにより進退する着座ピストンが設けられると共に、着座ピストンにエアー通路が設けられ、このエアー通路にエアー供給部からのエアーを送給するエアー通路が、ドローバーアダプター、ヨークプレート、クランプシャフトにそれぞれ連通して設けられ、ワークの挾持前は着座ピストンに供給されたエアーは外部へ排出され、ワークの芯出し後、クランププレートがワークを押し戻し、着座ピストンが後退して爪とパーツレスト間にワークが挾持された時に、エアーの外部への排出が遮断され、エアー圧の変化でワークの着座を確認するワークが着座確認手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のホイール加工用チャック。
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