JP7211086B2 - テンプレート作成プログラム及び印刷装置 - Google Patents

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本発明は、印字オブジェクトを割り付けたテンプレートを作成するためのテンプレート作成プログラム、及び、そのテンプレートを用いて印刷を行う印刷装置に関する。
例えばパソコン等の操作端末からの操作により、所望の印刷物を作成するシステムが、既に知られている(特許文献1参照)。このシステムでは、ユーザが操作端末(コンピュータ装置)を操作して作成したい印刷物(粘着材付ラベル)の印字内容を特定すると、対応する印字データが操作端末から印刷装置(テープ印字装置)へと送信される。そして、印刷装置に備えられた印字手段(サーマルヘッド)によって当該印字データに対応した印字が被印字媒体(ラミネートフィルム)に対し実行され、印刷物(粘着材付ラベル)が作成される。
上記のように操作端末を印刷装置に接続して印刷物を作成するとき、印刷物に印字するテキストや図像等の印字オブジェクトをすべてマニュアルで設定するのは、非常に煩雑である。そこで、この従来技術では、通常、複数の印字オブジェクトが所定の態様で割り付けられた、いわゆるテンプレートが複数種類用意されている。ユーザは、自らが意図する印字態様に適したテンプレートを選択し、当該テンプレートにおける印字オブジェクトに対し、所望のテキスト等を割り当てることにより、容易に所望の印刷物を作成することができる。
特開2006-99261号公報
上記のようなテンプレートは、通常、上記操作端末において、ユーザによる適宜の操作によって作成される。したがって、その作成作業は決して簡単ではなく、例えば、慣れていないユーザがテンプレートを作成する場合や、印字内容が複雑なテンプレートを作成する場合には、労力負担が大きく、不便であった。
本発明の目的は、テンプレートを容易に作成可能とし、ユーザにとっての利便性を向上できる、テンプレート作成プログラム及び印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、印字オブジェクトが所定の態様で割り付けられて構成されるテンプレートを用いて印刷物を作成する印刷装置に接続可能に構成された操作端末の演算手段に対し、所望の部位にマスキング部材を貼付した読み取り対象物の、読み取り画像データを取得する画像取得手順と、前記画像取得手順で取得した前記読み取り画像データ中に含まれる、前記マスキング部材の外観の第1画像データ、及び、前記読み取り対象物のうち前記マスキング部材が貼られていない部分の外観の第2画像データ、をそれぞれ識別する画像識別手順と、前記画像識別手順での識別に応じて、前記第1画像データに対応する部位を内容可変の前記印字オブジェクトの配置領域とするとともに、当該印字オブジェクトの配置領域以外の部位を前記第2画像データを変倍した画像の固定画像領域とした、前記テンプレートを生成するテンプレート生成手順と、前記テンプレート生成手順で生成した前記テンプレートに備えられた前記印字オブジェクトに対し所望の文字又は図像を割り当てることで、前記印刷物を前記印刷装置が作成するための印刷データを生成する印刷データ生成手順と、を実行させる。
本願発明においては、印刷装置での印刷時に使用されるテンプレートを、入手済みの所望の対象物(読み取り対象物)を利用して作成することができる。
すなわち、ユーザは、既に入手している上記対象物のうち所望の箇所にマスキング部材を貼付する。そしてその状態で、読み取り装置に読み取りを行わせることで、対応する読み取り画像データが生成される。そして、テンプレート作成プログラムが操作端末の演算手段で実行されると、まず、上記生成された読み取り画像データが取得される(画像取得手順)。そして、その取得結果に基づき、その読み取り画像データ中の、マスキング部材の外観の画像データ(第1画像データ)と、前記マスキング部材が貼られていない読み取り対象物部分の外観の画像データ(第2画像データ)と、がそれぞれ識別される(画像識別手順)。
その後、上記第1画像データ及び第2画像データの識別結果に基づき、テンプレートが生成される(テンプレート生成手順)。すなわち、生成されるテンプレートにおいて、上記マスキング部材に対応する上記第1画像データについては、その第1画像データに対応する部位に印字オブジェクトが配置される(印字オブジェクト配置領域)。この印字オブジェクトの内容は可変となっており、ユーザの所望の文字や図像を挿入配置することができる。一方、生成されるテンプレートにおいて、上記マスキング部材以外の部分に対応する上記第2画像データについては、その第2画像データを(同一内容のまま)変倍しただけの画像が配置される(固定画像領域)。そして、上記のようにして生成されたテンプレートの上記印字オブジェクトに対し、前述した所望の文字や図像が割り当てられて配置されることで、印刷装置への印刷データが生成される(印刷データ生成手順)。
印刷装置がこの生成された印刷データに基づき印刷を行うことで、入手済みの読み取り対象物の外観に相当する画像を背景にしつつ、読み取り対象物の上記マスキング部材に相当する位置に、所望の文字や図像を配置した印刷物を手軽に作成することができる。
以上のように、本願発明によれば、入手済みの所望の対象物(読み取り対象物)にマスキング部材を貼付して読み取りを行うことで、上記マスキング部材に相当する位置に所望の文字や図像を配置可能なテンプレートを容易に作成することができる。この結果、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
本発明によれば、テンプレートが容易に作成可能となり、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る、複合機の外観を表す斜視図及び機能構成を表す機能ブロック図である。 操作端末の外観を表す正面図及び機能構成を表す機能ブロック図である。 ラベル作成装置の外観を表す正面図及び機能構成を表す機能ブロック図である。 ラベル作成装置の制御回路が実行する、ラベル作成に係わる制御手順を表すフローチャートである。 既存の印字ラベルの読み取り画像データからテンプレートを生成する手法の概略を表す説明図である。 テンプレートを用いて生成された印刷データのラベル作成装置への送信、及び、送信された印刷データから生成される印字ラベル、を表す説明図である。 テンプレートのレイヤー構造を表す説明図である。 操作端末の制御回路のCPUによって実行される制御手順を表すフローチャートである。 ステップS240の詳細を表すフローチャートである。 互いに異なる色の付箋を用いる変形例における、データベース内容を表すテーブル、及び、既存の印字ラベルの読み取り画像データからテンプレートを生成する手法の概略を表す説明図である。 ステップS240の詳細を表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、複合機により読み取った画像データ(後述)を用いて操作端末がテンプレートT(後述)を生成し、そのテンプレートを用いてラベル作成装置により印字ラベルが作成される場合の実施形態である。
<複合機の構成>
上記複合機200の外観構成を図1(a)に、機能構成を図1(b)に示す。図1(a)において、複合機200は、装置本体200Aの上面に設けられた原稿台ガラス面を覆う原稿台カバー544と、装置本体200Aの前端上部に設けられた操作パネル540と、を備えている。操作パネル540は、ユーザによる入力操作を受け付ける各種のボタンやキー等から構成される手動入力部541と、メッセージや設定内容や動作状況を表示する、例えば入力機能を兼ねたタッチパネルとして構成される表示部542と、を有している。
また、図1(b)に示すように、複合機200は、CPU531と、ROM532と、RAM533と、NVRAM(Non Volatile RAM)534と、用紙に画像を印刷する画像形成部510と、画像読取部511と、上記操作パネル540と、操作端末10との間で行われる無線通信の制御を行う通信制御部537と、がバスを介して相互に接続されている。
上記画像読取部511は、読み取り対象物(本実施形態では、例えば既存の印字ラベル。詳細は後述)を公知の手法で光学的に読み取り(スキャン)、対応する画像データ(以下適宜、「読み取り画像データ」と称する)を生成する。なお、このときの読取機構は、例えばCCDであってもCISであってもよい。またスキャンの態様は、カラースキャンであってもモノクロスキャンであってもよい。
上記構成の複合機200は、上記通信制御部537を介した無線通信により、携帯端末10に対し、各種データや情報を送受信可能に接続されている。そして、ユーザが、原稿台カバー544を開けて露出した上記原稿台ガラス面(図示せず)に読み取り対象物を載置しセットした後、手動入力部541を適宜に操作することで、画像読取部511により上記読み取り対象物のスキャンが実行される。スキャン後の上記読み取り画像データは、上記通信制御部537による無線通信を介し、操作端末10へと送信される。
なお、複合機200に代えて読取機能のみを有する専用の読取機(スキャナ)を用いて上記読み取り対象物のスキャンを行い、対応する読み取り画像データを操作端末10へ送信するようにしても良い。あるいは、デジタルカメラ等で撮影して生成した画像データ(この場合の読み取り画像データの一例に相当)を操作端末10が取得する構成でも良い。
<操作端末の構成>
上記操作端末10の外観構成を図2(a)に、機能構成を図2(b)に示す。図2(a)に示すように、操作端末10は、装置本体12を有する。装置本体12は、例えば液晶ディスプレイを備え各種情報や各種メッセージを表示し、またユーザが各種操作を行えるタッチパネル112と、ユーザが操作可能な操作ボタン110とを備えている。
また、操作端末10は、図2(b)に示すように、情報通信の制御を行う通信制御部108と、制御回路102と、例えばEEPROM等の不揮発性メモリから構成され各種情報を記憶するメモリ106と、上記操作ボタン110と、カメラ111と、上記タッチパネル112と、を有する。
上記制御回路102は、図示しないCPU(演算手段の一例に相当)、RAM、及びROMを備え、CPUの演算機能により、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに予め記憶された各種プログラムを実行する。この各種プログラムには、本実施形態のテンプレート作成プログラムを含む各種処理プログラムが含まれている。
上記構成の操作端末100において、制御回路102は、通信制御部108を介した無線通信により、上記複合機200、上記ラベル作成装置20、及び外部サーバ30に対し、各種データや情報を送受可能に接続されている。制御回路102の上記CPUは、上記テンプレート作成プログラムに基づき、前述のようにして無線通信を介し取得された上記画像データを用いてテンプレートTを作成し、ラベル作成装置20へ送信する(詳細は後述)。
<ラベル作成装置の構成>
ラベル作成装置20の外観構成を図3(a)に、機能構成を図3(b)に示す。図3(a)に示すように、ラベル作成装置(印刷装置の一例に相当)は、装置本体22を有している。装置本体22は、例えば液晶ディスプレイからなり各種情報や各種メッセージを表示する表示部212と、ユーザが各種操作を可能な操作部210と、装置本体22内に配設されたカッタ207(図3(b)参照)を駆動するためのカットレバー213とを備えている。操作部210には、文字、記号、及び数字等を入力するための入力キーを初めとする種々の機能キー210a等が含まれている。
また、ラベル作成装置20は、図3(b)に示すように、上記操作端末10との情報通信の制御を行う通信制御部208と、制御回路202(制御手段の一例に相当)と、例えばEEPROM等の不揮発性メモリから構成され各種情報を記憶するメモリ206と、上記操作部210と、上記表示部212と、上記カットレバー213と、カートリッジホルダ216と、搬送装置209(搬送手段の一例に相当)と、印字ヘッド205(印字手段の一例に相当)と、カッタ207とを有する。
制御回路202は、図示しないCPU、RAM、及びROMを備えている。この制御回路202は、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに予め記憶された各種プログラムを実行し、ラベル作成装置20全体の制御を行う
カートリッジホルダ216は、テープ203(被印字媒体に相当)を供給可能なカートリッジ201を着脱可能に構成されている。カートリッジ201は、テープ203を図示しないリール部材の周りに巻回したテープロール204(本来は渦巻き状であるが簡略化して同心円で図示している)を備えている。
搬送装置209は、印字ヘッド205に対向して設けられている。この搬送装置209は、制御回路202により制御されて、カートリッジホルダ216に装着したカートリッジ201から供給される、すなわち当該カートリッジ201のテープロール204から繰り出される、テープ203を搬送する。印字ヘッド205は、制御回路202により制御されて、テープロール204から繰り出され搬送装置209により搬送される上記テープ203に対し所望の印字を行う。カッタ207は、ユーザによりカットレバー213が操作されることで、印字ヘッド205による印字が終了したテープ203を所定の長さに切断して印字ラベルL(後述の図6(b)等参照)とする。
上記のラベル作成装置20において、制御回路202は、通信制御部208を介した無線通信により、上記操作端末10に対し、各種データや情報を送受可能に接続されている。制御回路202は、前述のようにして無線通信を介し操作端末100から取得された上記テンプレートTを用いて上記テープ203に対し印字を行い、対応する印字ラベルL(印刷物の一例に相当)を作成する(詳細は後述)。
<ラベル作成装置での制御内容>
上記ラベル作成装置20の制御回路202により実行される印字ラベルの作成時の制御手順について、図4を用いて説明する。
図4において、このフローに示す処理は、操作端末10がラベル作成装置20に対し適宜のラベル作成指示を出力することにより開始される。
まずステップS10で、制御回路202は、搬送装置209に制御信号を出力し、カートリッジホルダ216に装着されたカートリッジ201のテープロール204からのテープ203の繰り出し、すなわちテープ203の搬送を開始させる。
そして、ステップS20に処理を移し、制御回路202は、テープ203が所定量だけ搬送されたかどうかを公知の手法で判定する。なお、この所定量とは、例えば、テープ203の図示しない印字領域の先端が、印字ヘッド205とほぼ対向する位置に到達するだけの搬送距離(いわゆる前余白用の搬送量)である。上記所定量搬送されるまでステップS20の判定が満たされず(S20:NO)、ループ待機し、所定量搬送されたらステップS20の判定が満たされて(S20:YES)、ステップS30に処理を移す。
ステップS30では、制御回路202は、印字ヘッド205に制御信号を出力し、搬送装置209により搬送されるテープ203の印字領域に対し所望の印字を開始する。なお、このフローの実行時より前に、上記操作端末10により作成され取得されたテンプレートTが上記メモリ206に予め格納されている。このステップS330では、制御回路202は、メモリ206に格納されているテンプレートTを読み出し、そのテンプレートTの印字オブジェクトに文字又は図像を挿入(詳細は後述)して印刷データを生成し、その印刷データに基づく印字を開始する。
その後、ステップS40で、制御回路202は、上記ステップS30で開始した印字ヘッド205によるテープ203の上記印字領域への印刷データの印字がすべて完了しているかどうかを公知の手法で判定する。印字がすべて完了するまでステップS40の判定が満たされず(S40:NO)、ループ待機し、印字がすべて完了したらステップS40の判定が満たされて(S40:YES)、ステップS50に処理を移す。
ステップS50では、制御回路202は、テープ203がさらに所定量(例えば印字領域のすべてがカッタ207を所定の長さ分越えるだけの搬送距離。いわゆる後余白用の搬送量)だけ搬送されたかどうかを判定する。所定量搬送されるまでステップS50の判定が満たされず(S50:NO)、ループ待機し、所定量搬送されたらステップS50の判定が満たされて(S50:YES)、ステップS60に処理を移す。
ステップS60では、制御回路202は、搬送装置209に制御信号を出力し、ステップS20で開始させたテープロール204からのテープ203の繰り出し、すなわちテープ203の搬送を停止させる。
そして、ステップS70では、制御回路202は、表示部212に表示信号を出力し、カットレバー213を操作することによりテープ203を切断可能な状態である旨の表示を行わせる。その後、このフローに示す処理を終了する。上記表示に応じてユーザがカットレバー213を操作すると、カッタ207が作動してテープ203が切断される。このカッタ207による切断によって、テープ203から印字ヘッド205による印字が行われた部分が切り離されて、印字ラベルLが生成される。
<実施形態の特徴>
本実施形態の特徴は、ユーザが上記複合機200において読み取り対象物(この例では既存の印字ラベル。後述)をスキャンさせることで、その画像データに基づきテンプレートTを簡単に作成できることにある。以下、そのテンプレートの作成手法の詳細を、図5~図9を用いて順を追って説明する。
<テンプレートの作成>
すなわち、まず、図5(a)に示すように、ユーザが、読み取り対象物として、入手済みの既存の印字ラベルL0を用意する(なお、読み取り対象物として、例えばユーザが手書きしたラベル原稿等を使用してもよい)。この例では、印字ラベルL0は矩形状の形状を備えており、幅W0(図5(a)中の上下方向の寸法)が例えば36mmとなっている。また、印字ラベルL0は、中央上部に「火気厳禁」の文字が記載されるとともにその左右両側に「炎」のマークが描かれ、さらに、その下方に、「薬品名」「アスピリン」、「管理者」「堀田太郎」、「使用者」「呼続次郎」の文字がこの順に上から配置された表が描かれている。
この例では、ユーザが、上記既存の印字ラベルL0をベースに、管理者名の「堀田太郎」、使用者名の「呼続次郎」の文字を変更した、新たな印字ラベルLを作成したい場合を一例として説明する。この場合、ユーザは、図5(b)に示すように、印字ラベルL0中の上記「堀田太郎」及び「呼続次郎」の文字上(所望の部位の一例に相当)に、長方形状の付箋h1a,h1b(マスキング部材の一例に相当)を貼る。そして、ユーザがその貼った状態の印字ラベルL0を複合機200にセットし上記スキャンを行うことで、生成された読み取り画像データH0(各図中では「スキャンデータ」と略示)が無線通信により操作端末10へ送信される。
操作端末10では、複合機200から送信された上記印字ラベルL0の読み取り画像データH0が受信され、取得される。その後、操作端末10において、公知の画像解析等の手法により、図5(c)に示すように、上記読み取り画像データH0中に含まれる、上記付箋h1a,h1bの外観を表す付箋画像H1a,H1bを含む第1画像データH1が検出され識別されるとともに、付箋h1a,h1bが貼られていない部分の外観を表す第2画像データH2(言い替えれば付箋h1a,h1b以外のラベル画像データ)が識別される。
その後、操作端末10は、図5(d)に示すように、上記第1画像データH1に対応する部位(付箋画像H1a,H1bの位置)を、内容可変の印字オブジェクトQ1(この例では2つの印字オブジェクトQ1a,Q1b)の配置領域とし、かつ上記第2画像データH2に対応する部位を、印字ラベル画像L0を変倍した(=等倍ではない)画像の固定画像領域Q2とした、テンプレートTを生成する。
このとき、テンプレートTは、上記固定画像領域Q2が変倍されることで、幅Wが例えば24mmに変更(すなわちこの例では3/4倍へ縮小)されている。また、印字オブジェクトQ1は、(上記変倍を加味した状態で)付箋h1,h2と略同一の輪郭を有する、2つの印字オブジェクトQ1a,Q1bにより構成されており、固定画像領域Q2は、上記印字ラベルL0の画像のうち上記印字オブジェクトQ1以外の部分に対し上記変倍を行った画像の領域である。なお、央軌印字オブジェクトQ1a,Q1bは、上記とは異なり(上記変倍を加味した状態で)付箋h1a,h1bの輪郭よりも少し大きくし、付箋まわりに位置する上記表の枠線まで含むようにしてもよい。このようにして生成されたテンプレートTは、ユーザによる適宜の操作により、操作端末10にて記憶される(ラベル作成装置20へと送信して記憶しても良い)。なお、図5(d)中における上記印字オブジェクトQ1a,Q1bの配置領域を示す四角枠状の点線は、説明のために便宜上付しただけである(印字オブジェクトQ1a,Q1bの背景色は周囲領域Rと同一の色彩である。後述)。
その後、ユーザが、操作端末10を適宜に操作し、図5(e)に示すように、テンプレートTの上記印字オブジェクトQ1a,Q1bそれぞれに、(上記印字ラベルL0の「堀田太郎」「呼続次郎」に代わる)所望の文字を挿入する。例えば、図5(e)の左端に示す1番目の例では、上記テンプレートTの印字オブジェクトQ1a,Q1bに、それぞれ「鳴海三郎」「富士松四郎」の文字が挿入されている。その右側の2番目の例では、上記印字オブジェクトQ1a,Q1bに、それぞれ「横須賀五郎」「舞子六男」の文字が挿入されている。上記のようにしてテンプレートTの上記印字オブジェクトQ1a,Q1b内に所望の文字が配置されると、これに対応した印刷データが生成されて印字ラベル作成装置20へと送信される。このように、テンプレートTの印字オブジェクトQ1a,Q1bに所望の文字を適宜に挿入することにより、同等の表記態様の印字ラベルLを作成するための印刷データを順次生成可能である(以降の例については省略)。
上記のようにしてテンプレートTを用いて生成された印刷データは、図6(a)に示すように、上記無線通信を介して操作端末10から印字ラベル作成装置20に送信され、ラベル作成装置20において当該印刷データに基づく印字が行われ、対応する印字ラベルLが作成される。これにより、図6(b)に示すように、上記既存の印字ラベルL0の内容のうち、上記管理者名を「鳴海三郎」とし上記使用者名を「富士松四郎」に変更した印字ラベルL1、上記管理者名を「横須賀五郎」とし使用者名を「舞子六男」に変更した印字ラベルL2、・・等が生成される。なお、以上の例では一例として印字ラベルLの幅Wを例えば24mmとしたが、上記既存の印字ラベルL0の幅W0と同様の36mmとしてもよい。この場合は前述した変倍は行われない(等倍での処理となる)。
<テンプレートのレイヤー構造>
なお、上記図5(a)~(d)の手順で生成される図5(d)のテンプレートTは、図7に示すように、2層のレイヤー構造を備えている。すなわち、図7(a)に示すように、テンプレートTは、下層レイヤーの上に上層レイヤーを重ねた、2層のレイヤー構造で構成されている。
下層レイヤーは上記読み取り画像データH0であり、上記付箋h1a,h1bを貼った状態の印字ラベルL0の全外観に対応した(付箋画像H1a,H1bを含む)ビットマップファイル形式の画像である。
上層レイヤーは、印字オブジェクトQ1a,Q1bである。なお、このとき、これら印字オブジェクトQ1a,Q1b内の背景色(地色)は、上記読み取り画像データH0中(言い替えれば第2画像データH2中)における第1画像データH1(付箋画像H1a,H1b)の周囲領域Rの色彩と同一色に一致するよう、設定(変更)されている。
<制御内容>
上記の手法を実行するために、操作端末10の制御回路102(詳細には上記CPU)が実行する制御内容を図8及び図9を用いて説明する。
図8において、まず、ステップS210で、制御回路102のCPUは、前述のようにして複合機200から送信された印字ラベルL0の上記読み取り画像データH0を、上記通信制御部108を介して受信し取得する(上記図5(b)参照))。なお、このステップS210が各請求項記載の画像取得手順に相当する。ステップS210が終了すると、ステップS220に処理を移す。
ステップS220では、制御回路102のCPUは、公知の画像解析等の手法により、上記ステップS210で取得した読み取り画像データH0中に含まれる、(上記付箋画像H1a,H1bを含む)上記第1画像データH1と上記第2画像データH2とを、それぞれ識別する(上記図5(c)参照)。このステップS220が各請求項記載の画像識別手順に相当する。ステップS220が終了すると、ステップS230に処理を移す。
ステップS230では、制御回路102のCPUは、読み取り画像データH0中の第1画像データH1(上記付箋画像H1a,H1b)の周囲領域R(図7参照)の色彩を識別する。このステップS230が各請求項記載の色彩識別手順に相当する。ステップS230が終了すると、ステップS240に処理を移す。
ステップS240では、制御回路102のCPUは、上記ステップS220の識別結果と、上記ステップS230の第1画像データH1及び第2画像データH2の識別結果とに基づき、テンプレートTを生成する処理を行う。このステップS240が各請求項記載のテンプレート生成手順に相当する。
ステップS240のテンプレート生成処理の詳細を図9に示す。図9において、まずステップS241で、制御回路102のCPUは、上記ステップS220での識別結果に基づき、読み取り画像データH0中の上記第1画像データH1(上記付箋画像H1a,H1b)に対応する部位を、上記印字オブジェクトQ1a,Q1bの配置領域に決定する(図5(c)及び図5(d)参照)。なおこのときに、後述のステップS242における画像の変倍も考慮して上記決定を行う。ステップS241が終了すると、ステップS242に処理を移す。
ステップS242では、制御回路102のCPUは、上記ステップS241での識別結果に基づき、上記印字オブジェクトQ1a,Q1bの配置領域以外の部位を、読み取り画像データH0中の上記第2画像データH2を変倍した画像の固定画像領域Q2に決定する(図5(c)及び図5(d)参照)。これにより、制御回路102のCPUは、ステップS241で決定した印字オブジェクトQ1a,Q1bと上記固定画像領域Q2とを備えた、テンプレートTを生成する(図5(d)参照)。ステップS242が終了すると、図8のステップS250に処理を移す。
図8に戻り、ステップS250では、制御回路102のCPUは、ユーザによる操作端末10の適宜の操作を介した、テンプレートTの印字オブジェクトQ1a,Q1b内の文字の入力を受け付ける。ステップS250が終了すると、ステップS260に処理を移す。
ステップS260では、制御回路102のCPUは、上記ステップS250で受け付けた文字の受け付け結果に基づき、上記ステップS240で生成したテンプレートT中の印字オブジェクトQ1a,Q1bそれぞれに上記受け付けた文字を挿入し(割り当て)、さらにその文字が挿入されたテンプレートTに対応した、上記ラベル作成装置20が印字ラベルLを作成するための印刷データを生成する。このとき、制御回路102のCPUは、上記ステップS230で識別した上記周囲領域Rの色彩に基づき、上記印刷データの印字オブジェクトQ1a,Q1bの背景色を、上記周囲領域Rの色と同一色に一致させて設定する。このステップS260が各請求項記載の印刷データ生成手順に相当する。ステップS260が終了すると、制御回路102のCPUは、ステップS270に処理を移す。
ステップS270では、制御回路102のCPUは、通信制御部108に制御信号を出力し、上記ステップS260で生成した印刷データを通信制御部108を介して上記無線通信によりラベル作成装置20に送信する。そして、このフローを終了する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態では、ユーザが、既に入手している既存の印字ラベルL0の所望の箇所に付箋h1a,h1bを貼付する。そしてその状態で、読み取り機能を有する複合機200に印字ラベルL0をセットし読み取りを行わせることで、対応する読み取り画像データが生成される。そして、操作端末10では、生成された読み取り画像データH0に基づき、第1画像データH1(付箋画像H1a,H1b)に対応する部位を上記印字オブジェクトQ1a,Q1bの配置領域とし、それ以外の部位を、読み取り画像データH0中の上記第2画像データH2を変倍した画像の固定画像領域Q2とした、テンプレートTを生成する。そして、このテンプレートTの上記印字オブジェクトQ1a,Q1bに対し、前述した所望の文字や図像が割り当てられた印刷データがラベル作成装置に送信されて対応する印字ラベルLが作成される。この結果、入手済みの印字ラベルL0の外観に相当する画像を背景にしつつ、印字ラベルL0の上記付箋h1a,h1bに相当する位置に、所望の文字や図像を配置した印字ラベルLを手軽に作成することができる。これにより、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、テンプレートTの生成の際、読み取り画像データH0中の上記印字オブジェクトQ1の配置領域以外の部位を、第2画像データH2を予め定められた印字ラベルLのサイズ(例えば24mm,36mmなど)となるように変倍した画像の固定画像領域Q2とする。これにより、印字ラベルLを作成するのに使用する、所望のテープ203の幅Wに対応したテンプレートTを確実に作成することができる。
また、本実施形態では特に、上記テンプレートTは、付箋h1a,h1bを貼った状態の印字ラベルL0の全外観に対応した、上記読み取り画像データH0を下層レイヤーとし、印字オブジェクトQ1a,Q1bを上層レイヤーとする、2層のレイヤー構造を備えている。
これにより、既存の印字ラベルL0の外観相当の画像を背景にしつつ付箋h1a,h1bに相当する位置に所望の文字や図像を配置可能なテンプレートTを、容易に実現することができる。
また、本実施形態では特に、上記識別した第2画像データH2中の、第1画像データH1の周囲領域Rにおける色彩(付箋h1a,h1bまわりの印字ラベル画像の色)を識別し、テンプレートTにおける印字オブジェクトQ1の背景色を、その識別した色彩と一致させる。これには以下のような意義がある。
すなわち、上記のように、印字ラベルL0の外観を表す上記読み取り画像データH0からなる下層の上に、印字オブジェクトQ1a,Q1bを上層として重畳させる手法の場合、上記印字オブジェクトQ1a,Q1bの背景を透明とすると、その背面側に位置する印字ラベルL0の色が透けて見えてしまう。そのため、上記印字オブジェクトQ1a,Q1bの背景色として透明でない何らかの色彩を付す必要がある。しかしながら、その際、その印字オブジェクトQ1a,Q1bの背景色が、上記周囲領域R(言い換えれば印字ラベルL0のうち付箋h1a,h1bの周囲部位)の色と異なっていると、印刷された印字ラベルLにおいて、上記印字ラベルL0の外観に対応する画像中に、付箋h1a,h1bの外形が浮き出るような形となり美観上好ましくない。
そこで、本実施形態においては、上記ステップS230にて上記周囲領域Rの色彩が識別され、ステップS260で生成される印刷データにおいて、印字オブジェクトQ1a,Q1bの背景色が、上記識別された周囲領域Rの色に一致化される。これにより、上記の弊害を回避し、印字ラベルLの美観を向上することができる。
なお、上記本実施形態では、複数の印字オブジェクトQ1a,Q1bをテキストオブジェクトとした場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、複数の印字オブジェクトとして、例えばバーコードオブジェクト、画像オブジェクト等、互いに異なる属性のオブジェクトとすることもできる。
この場合、互いに異なる特徴を備えた(例えば互いに異なる色や形状や大きさを備えた)複数の付箋を用いることで、それら複数の付箋に対し、互いに異なる属性のオブジェクト(バーコードオブジェクト、テキストオブジェクト、画像オブジェクト等)を適宜に対応付けた、テンプレートTを生成することも可能となる。
<変形例>
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例について順次説明する。上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
(1)異なる色の付箋を使用する場合
上記実施形態では、上記テンプレートTの印字オブジェクトQ1a,Q1bに対し、ユーザがそれぞれ所望の文字を挿入し割り当てたが、これに限られない。すなわち、印字ラベルL0に貼り付ける付箋として、互いに異なる色を備えた2つの付箋を用い、それぞれの色に対応して、自動的に文字や図像等を割り当ててもよい。そのような変形例を以下、詳細に説明する。この例では、前述した管理者名及び使用者名を所定のデータベース内のレコードのデータから挿入する、いわゆるデータベース印刷を行う変形例である。
本変形例では、上記データベースは、前述の外部サーバ30に記憶されている。このデータベースの一例を図10(a)に示す。図示のように、このデータベース32は、2つのフィールドに対し文字(又は図像でもよい)をそれぞれ割り当てた複数のレコードを含んでいる。すなわち、レコードナンバー「1」のレコードでは、文字列「山本伊万里」がフィールド1の記憶内容として割り当てられ、文字列「丸岡春江」がフィールド2の記憶内容として割り当てられている。なおレコードナンバー「2」以降の各レコードについても、同様に、フィールド1及びフィールド2に対して適宜の文字が記憶内容として割り当てられている(詳細は図示及び説明を省略)。
本変形例では、上記のデータベース32における記憶内容に対し、前述の互いに異なる色の付箋を用いることで、印字オブジェクトQ1,Q2への挿入態様を異ならせることができる。図10(b)及び図10(c)は、そのような2つの例を示している。これら図10(b)及び図10(c)に示す例では、付箋に色による順番が付与される。この例では、赤色の付箋hrにフィールド1の文字を割り当て、青色の付箋hbにフィールド2の文字を割り当てる、というルール(規則性)が予め設定され、例えば操作端末10内の適宜の箇所に記憶されている。
この前提で、図10(b)の例では、ユーザが、上記既存の印字ラベルL0の管理者名(前述の例では「堀田太郎」)の文字上に赤色の付箋hrを貼り、使用者名(前述の例では「呼続次郎」)の文字上に青色の付箋hbを貼り、複合機200でスキャンする。この結果、その読み取り画像データH0′を取得した操作端末10は、前述と同様の手法により、上記管理者名及び上記使用者名にそれぞれ対応する上記印字オブジェクトQ1a,Q1bに対して、上記ルールに応じてデータベース32の各レコード中のデータ内容を順次割り当てる。すなわち上記レコードナンバー「1」のレコードに関しては、フィールド1の文字列「山本伊万里」が印字オブジェクトQ1aに割り当てられ、フィールド2の文字列「丸岡春江」が印字オブジェクトQ1bに割り当てられる。この結果、対応する印刷データに基づき、ラベル作成装置20は、図10(b)中の右端に示すように、「薬品名」「アスピリン」、「管理者」「山本伊万里」、「使用者」「丸岡春江」の文字がこの順に上から配置された印字ラベルL3を作成することができる。
一方、図10(c)に示す例では、ユーザが、上記とは逆に、印字ラベルL0の管理者名の文字上に青色の付箋hbを貼り、使用者名の文字上に赤色の付箋hrを貼り、複合機200でスキャンする。この場合も、その読み取り画像データH0″を取得した操作端末10は、前述と同様の手法により、上記管理者名及び上記使用者名にそれぞれ対応する上記印字オブジェクトQ1a,Q1bに対して、上記ルールに応じてデータベース32の各レコード中のデータ内容を順次割り当てる。すなわち上記レコードナンバー「1」のレコードに関しては、フィールド2の文字列「丸岡春江」が印字オブジェクトQ1aに割り当てられ、フィールド1の文字列「山本伊万里」が印字オブジェクトQ1bに割り当てられる。この結果、対応する印刷データに基づき、ラベル作成装置20は、図10(b)中の右端に示すように、「薬品名」「アスピリン」、「管理者」「丸岡春江」、「使用者」「山本伊万里」の文字がこの順に上から配置された印字ラベルL4を作成することができる。
なお、上記では、赤色の付箋hr、青色の付箋hbの2つの付箋を用いる場合を例に挙げて説明したが、付箋は赤色、青色、黄色等、互いに色が異なる3種類以上を用いてもよい。この場合も、それら複数の色別に定められた所定の規則性に基づき、上記データベース32のレコードの複数のフィールドの文字を適宜の順番に、赤色の付箋→青色の付箋→黄色の付箋、・・・等のように順に割り当れば足りる。
また、上記規則性の適用において識別される、複数の付箋の互いに異なる特徴として、上記のように互いに色が異なる場合にも限られず、同色の付箋において上下方向の位置が異なることによって前述のフィールドとの対応付けを異ならせても良い。例えば、上記印字ラベルL0のうち適宜の上・中・下の3個所にそれぞれ(互いに同色の)付箋を貼り付け、それらの位置の違いに基づき、データベース32の各レコードについて、例えばフィールド1の文字列等を上段の付箋に対応する印字オブジェクトに割り当て、フィールド2の文字列等を中段の付箋に対応する印字オブジェクトに割り当て、フィールド3の文字列等を下段の付箋に対応する印字オブジェクトに割り当てる、等としてもよい。
<制御内容>
上記手法を実行するために、制御回路102(詳細には上記CPU)が実行する制御内容を図11を用いて説明する。
すなわち、本変形例における上記CPUにおいても、前述の図10に示した各手順を実行する。そして、ステップS240では、前述の図9に代えて、図11に示すテンプレート生成処理を実行する。
図11において、まず、ステップS305では、制御回路102のCPUは、前述のようにして複合機200から送信された印字ラベルL0の上記読み取り画像データH0中に、複数の付箋の画像が含まれるか否かを、公知の画像解析等の手法により判定する。読み取り画像データH0に付箋が1つしかない場合はステップS305の判定が満たされず(S305:NO)、ステップS310に処理を移す。
ステップS310では、制御回路102のCPUは、上記ステップS220で識別した画像の識別結果に基づき、読み取り画像データH0′,H0″中の上記第1画像データ(但しこの場合は1つの付箋画像のみを含む)に対応する部位を1つの印字オブジェクトの配置領域に決定する。その後、後述のステップS320に処理を移す。
一方、ステップS305において付箋が複数あった場合は判定が満たされ(S305:YES)、ステップS306に処理を移す。ステップS306では、制御回路102のCPUは、処理数を表す変数nをn=1とした後、ステップS307に処理を移す。
ステップS307では、制御回路102のCPUは、前述のようにして予め定められた規則性に基づき、読み取り画像データH0′,H0″中に含まれる複数の付箋に対応する複数の第1画像データのうち、n番目の色(図10(b)の例では上から順に1番目が赤で2番目が青、図10(c)の例では上から順に1番目が青で2番目が赤)の付箋の部位(付箋画像の位置)を、データベース32のn番目のフィールドのデータを内容とする印字オブジェクトの配置領域に決定する。ステップS307が終了すると、ステップS308に処理を移す。
ステップS308では、制御回路102のCPUは、第1画像データH1中の全ての付箋について上記ステップS307における処理が終了したか否かを判定する。全ての付箋について上記の処理がまだ終了していない場合はステップS308の判定が満たされず(S308:NO)、ステップS309で上記変数nを1インクリメントした後、上記ステップS307に戻って同様の手順を繰り返す。全ての付箋について上記処理が終了した場合はステップS308の判定が満たされ(S308:YES)、ステップS320に処理を移す。
ステップS320では、制御回路102のCPUは、上記ステップS220で識別した画像の識別結果に基づき、読み取り画像データH0′,H0″中の上記第2画像データに対応する領域(上記印字オブジェクト以外の領域)を、固定画像領域として決定する。ステップS320が終了すると、このルーチンを終了して図8のステップS250に移行する。
以上のように、本変形例においては、印字ラベルL0に対し複数の付箋hr,hbが用いられることにより、上記ステップS240(詳細にはステップS307)で、各付箋hr,hbにそれぞれ対応する複数の印字オブジェクトを備えたテンプレートTが生成される。このとき、印字ラベルL0に貼付される上記付箋複数hr,hbのそれぞれが、互いに異なる特徴(この例では異なる色)を備えている。そして、ステップS260で生成される上記印刷データでは、複数の文字(又は図像等でもよい)が、各付箋hr,hbの上記特徴に対し前述の規則性を適用して順次配置される。これにより、複数の文字(又は図像)を、ユーザが所望する態様で配置した印字レベルL3,L4を確実に作成することができる。
また、本変形例では特に、ステップS210では、互いに異なる色を備えた複数の付箋hr,hbが貼付された読み取り画像データH0′,H0″が取得される。このように、複数色の付箋hr,hbを用意して用いることで、ユーザが所望する態様で複数の文字(又は図像)を配置した印字ラベルL3,L4を容易に作成することができる。
また、本変形例では特に、上記ステップS260において、フィールド1,2に対し文字をそれぞれ割り当てたレコードナンバー「1」「2」・・・の複数のレコードを含むデータベース32に基づき、各レコードにおいてフィールド1,2に割り当てられた文字(又は図像等でも良い)を複数の印字オブジェクトそれぞれに割り付けることで、印字ラベルL3,L4,・・作成用の印刷データが生成される。これにより、データベース32の各フィールド1,2に割り当て済みの文字等をテンプレートTの印字オブジェクトに割り当てつつ各レコードごとに順次印刷を行う、いわゆるデータベース印刷を実行することができる。そしてそのデータベース印刷で用いられるテンプレートTを、入手済みの所望の印字ラベルL0に付箋hr,hbを貼付してスキャンによる読み取りを行う上記の手法で、容易に作成することができる。
なお、上記においては、互いに異なる色を備えた、赤色の付箋hr及び青色の付箋hbを用い、色の違いによって前述の規則性によるデータとの対応付けを異ならせたが、これに限られない。例えば赤色の付箋を複数枚で1グループ、青色の付箋を複数枚で1グループとして用いるとともに、同一色である各グループ内においては、色ではない別の特徴(例えば前述したような貼り付け位置の違い等)によって前述の規則性によるデータとの対応付けを異ならせるようにしてもよい。
(2)スタンドアローンタイプの印刷装置ですべての処理を行う場合
以上においては、操作端末10に備えられた制御回路202のCPUにおいて、上記図8及び図9(又は図11)のステップS210~ステップS260の処理を行って印刷データをラベル作成装置20へ送信し、ラベル作成装置20が当該印刷データに基づきテンプレートTを用いた印刷を行った(図4のステップS30参照)が、これに限られない。すなわち、いわゆるスタンドアローンタイプのラベル作成装置20(但し複合機200に対しては何らかの形で情報送受可能である)を用いる場合に、上記ステップS210~ステップS260の処理と同等の処理を、当該ラベル作成装置20の制御回路202において行うようにしてもよい。
この場合、ラベル作成装置20は、上記制御回路202は、上記操作端末10の制御回路102と同様に、印字ラベルL0の上記読み取り画像データH0を上記複合機200から取得する画像取得処理;上記画像取得処理で取得した読み取り画像データH0中に含まれる(付箋h1a,h1b又は付箋hr,hb)の外観に対応する)上記第1画像データH1及び(印字ラベルL0のうち付箋h1a,h1b又は付箋hr,hbが貼られていない部分の外観に対応する)上記第2画像データH2、をそれぞれ識別する画像識別処理;上記画像識別処理での識別に応じて、第1画像データH1に対応する部位を内容可変の上記印字オブジェクトQ1の配置領域とするとともに、当該印字オブジェクトQ1以外の部位を、第2画像データH2を変倍した画像の固定画像領域Q2とした、テンプレートTを生成するテンプレート生成処理;上記テンプレート生成処理で生成したテンプレートTに備えられた印字オブジェクトQ1に対し所望の文字(又は図像)を割り付けた印刷データに基づき搬送装置209及び印字ヘッド205を制御し、対応する印字ラベルL1~L4を作成する印刷物作成処理;を実行する。
この変形例においても、前述と同様の効果を得ることができる。
(3)その他
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
なお、以上において、図1(b)、図2(b)、図3(b)の各図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図4、図8、図9に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
10 操作端末
20 ラベル作成装置(印刷装置)
32 データベース
102 制御回路(演算手段、制御手段)
203 テープ(被印字媒体)
205 印字ヘッド(印字手段)
209 搬送装置(搬送手段)
h1a,h1b 付箋(マスキング部材)
hr,hb 付箋(マスキング部材)
H0 読取画像データ
H1 第1画像データ
H2 第2画像データ
L 印字ラベル(印刷物)
L1~4 印字ラベル(印刷物)
L0 印字ラベル(読み取り対象物)
Q1 印字オブジェクト
Q1a,Q1b 印字オブジェクト
Q2 固定画像領域
T テンプレート

Claims (6)

  1. 複数の印字オブジェクトが所定の態様で割り付けられて構成されるテンプレートを用いて印刷物を作成する印刷装置に接続可能に構成された操作端末の演算手段に対し、
    所望の部位に、互いに異なる色を有する複数のマスキング部材を貼付した読み取り対象物の、読み取り画像データを取得する画像取得手順と、
    前記画像取得手順で取得した前記読み取り画像データ中に含まれる、前記マスキング部材の外観の第1画像データ、及び、前記読み取り対象物のうち前記マスキング部材が貼られていない部分の外観の第2画像データ、をそれぞれ識別する画像識別手順と、
    前記画像識別手順での識別に応じて、前記第1画像データに対応する部位を内容可変の前記印字オブジェクトの配置領域とするとともに、当該印字オブジェクトの配置領域以外の部位を前記第2画像データを変倍した画像の固定画像領域とした、前記テンプレートを生成するテンプレート生成手順と、
    前記テンプレート生成手順で生成した前記テンプレートに備えられた前記複数の印字オブジェクトに対し所望の文字又は図像を割り当てることで、前記印刷物を前記印刷装置が作成するための印刷データを生成する印刷データ生成手順であって、少なくとも1つのフィールドに対し文字又は図像をそれぞれ割り当てた複数のレコードを含むデータベースに基づき、各レコードにおいて前記フィールドに割り当てられた前記文字又は図像を前記印字オブジェクトに割り付けることで、前記印刷データを生成する印刷データ生成手順と
    を実行させ、
    前記複数のマスキング部材それぞれの色には所定の順番が予め付与されるとともに、各マスキング部材の色の順番に応じて前記データベースの各フィールドが予め対応付けられており、
    前記印刷データ生成手順では、
    前記データベースにおいて、前記複数のマスキング部材それぞれの色の順番に対応する前記フィールドに割り当てられた前記文字又は図像を、前記複数の印字オブジェクトにそれぞれ割り当てて、前記印刷データを生成する、
    テンプレート作成プログラム。
  2. 請求項1記載のテンプレート作成プログラムにおいて、
    前記テンプレート生成手順では、
    前記印字オブジェクトの配置領域以外の部位を、前記第2画像データを予め定められた前記印刷物のサイズとなるように変倍した画像の前記固定画像領域とした、前記テンプレートを生成する
    ことを特徴とするテンプレート作成プログラム。
  3. 請求項1記載のテンプレート作成プログラムにおいて、
    前記複数の印字オブジェクトは、互いに異なる属性のオブジェクトである
    ことを特徴とするテンプレート作成プログラム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のテンプレート作成プログラムにおいて、
    前記テンプレート生成手順で生成される前記テンプレートは、
    前記読み取り画像データを下層とし、前記第1画像データに対応する画像を前記下層の上に重ねられる上層とする、2層のレイヤー構造を備えている
    ことを特徴とするテンプレート作成プログラム。
  5. 請求項4記載のテンプレート作成プログラムにおいて、
    前記演算手段に対し、さらに、
    前記画像識別手順で識別した前記第2画像データ中の、前記第1画像データの周囲領域における色彩を識別する色彩識別手順を実行させ、
    前記印刷データ生成手順では、
    前記印字オブジェクトの背景色を、前記色彩識別手順で識別した前記色彩と一致させた、前記印刷データを生成する
    ことを特徴とするテンプレート作成プログラム。
  6. 被印字媒体を搬送させるための搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を行う印字手段と、制御手段と、を有し、
    複数の印字オブジェクトが所定の態様で配置されたテンプレートを用いて印刷物を作成する印刷装置であって、
    前記制御手段は、
    所望の部位に、互いに異なる色を有する複数のマスキング部材を貼付した読み取り対象物の、読み取り画像データを取得する画像取得処理;
    前記画像取得処理で取得した前記読み取り画像データ中に含まれる、前記マスキング部材の外観の第1画像データ、及び、前記読み取り対象物のうち前記マスキング部材が貼られていない部分の外観の第2画像データ、をそれぞれ識別する画像識別処理;
    前記画像識別処理での識別に応じて、前記第1画像データに対応する部位を内容可変の前記印字オブジェクトの配置領域とするとともに、当該印字オブジェクトの配置領域以外の部位を前記第2画像データを変倍した画像の固定画像領域とした、前記テンプレートを生成するテンプレート生成処理;
    前記テンプレート生成処理で生成した前記テンプレートに備えられた前記複数の印字オブジェクトに対し所望の文字又は図像を割り付けた印刷データであって、少なくとも1つのフィールドに対し文字又は図像をそれぞれ割り当てた複数のレコードを含むデータベースに基づき、各レコードにおいて前記フィールドに割り当てられた前記文字又は図像を前記印字オブジェクトに割り付けることで生成された印刷データに基づき前記搬送手段及び前記印字手段を制御し、対応する前記印刷物を作成する印刷物作成処理;
    を実行し、
    前記複数のマスキング部材それぞれの色には所定の順番が予め付与されるとともに、各マスキング部材の色の順番に応じて前記データベースの各フィールドが予め対応付けられており、
    前記印刷物作成処理では、
    前記データベースにおいて、前記複数のマスキング部材それぞれの色の順番に対応する前記フィールドに割り当てられた前記文字又は図像を、前記複数の印字オブジェクトにそれぞれ割り当てて生成された、前記印刷データが用いられる、
    ことを特徴とする印刷装置。
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