JP7203180B1 - 水酸化ジルコニウム粉末、及び、水酸化ジルコニウム粉末の製造方法 - Google Patents
水酸化ジルコニウム粉末、及び、水酸化ジルコニウム粉末の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7203180B1 JP7203180B1 JP2021178603A JP2021178603A JP7203180B1 JP 7203180 B1 JP7203180 B1 JP 7203180B1 JP 2021178603 A JP2021178603 A JP 2021178603A JP 2021178603 A JP2021178603 A JP 2021178603A JP 7203180 B1 JP7203180 B1 JP 7203180B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- zirconium hydroxide
- hydroxide powder
- mass
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J20/00—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
- B01J20/02—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J20/00—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
- B01J20/30—Processes for preparing, regenerating, or reactivating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G25/00—Compounds of zirconium
Abstract
Description
BJH法に基づく細孔分布において、1nm以上5nm以下の細孔径領域にピークトップを有し、
前記1nm以上5nm以下の細孔径領域における細孔容積が0.15cm3/g以上であることを特徴とする。
このように、前記構成によれば、1nm以上5nm以下の細孔径領域にピークトップを有し、且つ、前記1nm以上5nm以下の細孔径領域における細孔容積が0.15cm3/g以上であるため、大気中の水分を多量に吸収することができる。
また、特許文献2の水酸化ジルコニウムは、明示の記載はないが、1nm以上5nm以下の細孔径領域にピークトップを有し得る一方、その細孔容積は0.15cm3/g未満であり、十分な細孔容積を有さない。
また、特許文献3の結晶質ジルコニア材料は、容積の60%以上を占める細孔の細孔直径が2~50nmであることが開示されているものの、1nm以上5nm以下の細孔径領域に集中して細孔が存在しているわけではない。すなわち、1nm以上5nm以下の細孔径領域にピークトップを有さない。
また、特許文献4の酸化ジルコニウム水和物粒子の平均細孔径は、1.5nm以上1.75nm以下であるが、特許文献4に記載の酸化ジルコニウム水和物粒子は粒子内に含まれる水和水の量が相対的に多く、1nm以上5nm以下の細孔に存在する水和水が多くなるために、1nm以上5nm以下の細孔径領域における細孔容積は小さくなる。すなわち、特許文献4の酸化ジルコニウム水和物粒子は十分な細孔容積を有さない。
また、特許文献1~4の化合物は、吸湿性を示さない。さらに、特許文献1~4には、吸湿性に関する記載がない。
湿式法により作製される水酸化ジルコニウムのウェットケーキを、固形分濃度が60質量%以上87質量%以下になるまで乾燥する第一乾燥工程を含み、
前記第一乾燥工程における乾燥条件は、固形分濃度の増加速度が5質量%/h以上120質量%/h以下の範囲内となる乾燥条件であることを特徴とする。
この点について、本発明者らは、以下のように推察している。
水酸化ジルコニウム粉末は、一次粒子が凝集した二次粒子で構成されている。
前記第一乾燥工程は、ウェットケーキの固形分濃度が60質量%以上87質量%以下になるまでの初期の乾燥である。
前記第一乾燥工程における乾燥条件として、激しい条件、すなわち、固形分濃度の増加速度が120質量%/hを超える乾燥条件を採用すると、ウェットケーキの状態の水酸化ジルコニウムの二次粒子中にある水が急激に蒸発することになる。そのため、表面張力により凝集しようとする力が一気に高まり、水の存在していた箇所を埋めるように凝集し、微細な細孔は消滅することになる。
一方、前記第一乾燥工程における乾燥条件として比較的穏やかな条件、すなわち、固形分濃度の増加速度が120質量%/h以下の範囲内となる乾燥条件を採用すると、ウェットケーキの状態の水酸化ジルコニウムの二次粒子中にある水が蒸発する際、凝集力は小さくなるため、水の存在していた箇所が潰されることなく、孔としてそのまま残ることになる。そのため、1nm以上5nm以下の細孔が多数形成されることになる。
また、前記第一乾燥工程における乾燥条件として、固形分濃度の増加速度が5質量%/h以上の範囲内となる乾燥条件を採用することにより、1nm以上5nm以下の細孔径領域にピークトップを有する水酸化ジルコニウム粉末を容易に得ることが可能となる。
この点について、本発明者らは、以下のように推察している。
前記第一乾燥工程における固形分濃度の増加速度が5質量%/h未満であると、二次粒子中にある水が蒸発し微細な細孔が形成される過程において、水素結合による一次粒子同士の凝集が進行しやすくなり、結果として微細な細孔が消滅する。
一方、前記第一乾燥工程における固形分濃度の増加速度が5質量%/h以上であると、水素結合のネットワークが形成されるよりも早く水の蒸発が進行するため一次粒子同士の凝集が抑制され、結果として1nm以上5nm以下の微細な細孔が多数形成されることになる。
本実施形態に係る水酸化ジルコニウム粉末は、BJH法に基づく細孔分布において、1nm以上5nm以下の細孔径領域にピークトップを有する。1nm以上5nm以下の細孔径領域にピークトップを有するため、大気中の水分の吸収が促進される。本発明者らは、現象について、1nm以上5nm以下の微細な細孔が、毛細管現象により大気中の水分を吸収していると推察している。
前記比(Vp1-5/Vp1-50)が0.5以上であり、且つ、前記1nm以上5nm以下の細孔径領域における細孔容積が0.15cm3/g以上であると、大気中の水分をより多量に吸収することができる。
前記かさ密度は、実施例に記載の方法により得られた値をいう。
前記比表面積は、実施例に記載の方法により得られた値をいう。
なお、前記水酸化ジルコニウム粉末は、吸水時に発熱がない。本明細書において、吸水時に発熱がないとは、室温(25℃)において、100gの水に10gの水酸化ジルコニウム粉末を添加した際の温度上昇が1℃以下であることをいう。
1.水酸化ジルコニウム粉末の重量を計量する。
2.計量後の水酸化ジルコニウム粉末を温度45℃、湿度80%の雰囲気に2時間曝露する。
3.下記式(1)により吸水率を求める。
式(1):
[吸水率(%)]=[[(曝露後の水酸化ジルコニウム粉末の重量)-(曝露前の水酸化ジルコニウム粉末の重量)]/(曝露前の水酸化ジルコニウム粉末の重量)]×100
水酸化ジルコニウム粉末が結晶質であるか非晶質であるかは、粉末X線回折測定により判別する。水酸化ジルコニウム粉末が結晶質である場合、2θ=28°~31°の範囲に明瞭な回折ピークが確認されるが、非晶質である場合は当該範囲のピークがブロードであり、半値幅より算出される結晶子径が3nm以下である。
以下、水酸化ジルコニウム粉末の製造方法の一例について説明する。ただし、本発明の水酸化ジルコニウム粉末の製造方法は、以下の例示に限定されない。
湿式法により作製される水酸化ジルコニウムのウェットケーキを、固形分濃度が60質量%以上87質量%以下になるまで乾燥する第一乾燥工程を含み、
前記第一乾燥工程における乾燥条件は、固形分濃度の増加速度が5質量%/h以上120質量%/h以下の範囲内となる乾燥条件である。
本実施形態に係る水酸化ジルコニウム粉末の製造方法においては、まず、湿式法により作製される水酸化ジルコニウムのウェットケーキを、固形分濃度が60質量%以上87質量%以下になるまで乾燥する(第一乾燥工程)。
前記固形分濃度の増加速度は、下記式(2)により求まる値をいう。
式(2):
[固形分濃度の増加速度(質量%/h)]=[[第一乾燥後の水酸化ジルコニウム粉末の固形分濃度(質量%)]-[乾燥前の水酸化ジルコニウム粉末の固形分濃度(質量%)]]/[乾燥時間(h)]
1nm以上5nm以下の細孔は、固形分濃度が低い状態の乾燥条件を適切に調整することにより形成することができる。すなわち、1nm以上5nm以下の細孔は、固形分濃度が60質量%以上87質量%以下となるまでの間の乾燥条件を適切に調整することにより好適に形成される。
前記第一乾燥工程は、前記ウェットケーキの固形分濃度が60質量%以上となるまでの乾燥であることが好ましく、65質量%以上となるまでの乾燥であることがより好ましい。前記第一乾燥工程は、前記ウェットケーキの固形分濃度が87質量%以下となるまでの乾燥であることが好ましく、85質量%以下となるまでの乾燥であることがより好ましい。
前記可溶性ジルコニウム塩としては、水に可溶性のものであれば特に限定されず、公知の製法で得られるもの又は市販品を用いることもできる。例えば、オキシ硝酸ジルコニウム等の硝酸塩、塩化ジルコニウム、オキシ塩化ジルコニウム等の塩化物、酢酸ジルコニウム等の酢酸塩等を用いることができる。中でも、オキシ塩化ジルコニウムが好ましい。
前記第一乾燥工程の後、前記ウェットケーキの固形分濃度が87質量%超92質量%以下になるまで乾燥する(第二乾燥工程)ことが好ましい。前記第二乾燥工程を行うことにより、水酸化ジルコニウム粉末の最終的な水分量を、固形分濃度87質量%超92質量%以下に調整することができる。固形分濃度87質量%超92質量%以下に調整することにより、水酸化ジルコニウム粉末に含まれる結晶水の量を減らすことができ、湿分が少なく、吸湿性がより高い水酸化ジルコニウム粉末とすることができる。
前記第二乾燥工程における乾燥温度としては、好ましくは200℃以下であり、より好ましくは150℃以下である。前記乾燥温度を200℃以下とすることにより、得られる水酸化ジルコニウム粉末を非晶質としやすい。前記乾燥温度が高すぎると、得られる水酸化ジルコニウム粉末が結晶質となりやすい。前記第二乾燥工程における乾燥温度としては、生産性の観点から、好ましくは100℃以上であり、より好ましくは110℃以上である。
前記乾燥方式としては、例えば、棚式乾燥機を使用する方式、気流式乾燥機を使用する方式等が挙げられる。
<式(X)>
([酸化ハフニウムの質量]/([酸化ジルコニウムの質量]+[酸化ハフニウムの質量]))×100(%)
また、以下の実施例で示される測定値の最大値、最小値は、各成分の含有量(組成)に関係なく、本発明の好ましい最小値、最大値であると考慮されるべきである。
(実施例1)
塩基性硫酸ジルコニウム(酸化ジルコニウムとして1kg含有)を純水10kg中に分散し、塩基性硫酸ジルコニウムスラリーとした。該スラリーに、25質量%水酸化ナトリウム水溶液をスラリーのpHが13.5となるまで添加して沈殿物を得た後、生成した沈殿物を固液分離し、水洗して水酸化ジルコニウムのウェットケーキを回収した。該ウェットケーキ中の固形分濃度は31.9質量%であった。
次に、得られたウェットケーキを棚乾燥機を用いて350℃で0.5時間乾燥し、固形分濃度68.5質量%の水酸化ジルコニウムの粉末を得た。この乾燥は、本発明における第一乾燥工程に相当する。この第一乾燥工程における固形分濃度の増加速度は73.2質量%/hであった。
次に、棚乾燥機を用いて120℃で恒量となるまで乾燥し、本実施例に係る水酸化ジルコニウム粉末を得た。この乾燥は、本発明における第二乾燥工程に相当する。得られた水酸化ジルコニウム粉末の固形分濃度は、89.1質量%であった。
また、得られた水酸化ジルコニウム粉末の化学式は、ZrO2・0.45H2Oであり、非晶質であった。
得られた水酸化ジルコニウム粉末の化学式は、熱重量測定において室温から200℃までの重量減率により特定した。また、得られた水酸化ジルコニウム粉末が非晶質であることは、粉末X線回折測定により確認した。
実施例1と同様の方法で水酸化ジルコニウムのウェットケーキを得た。
次に、得られたウェットケーキを棚乾燥機を用いて200℃で2時間乾燥し、固形分濃度72.5質量%の水酸化ジルコニウム粉末を得た。この乾燥は、本発明における第一乾燥工程に相当する。この第一乾燥工程における固形分濃度の増加速度は20.3質量%/hであった。
次に、棚乾燥機を用いて120℃で恒量となるまで乾燥し、本実施例に係る水酸化ジルコニウム粉末を得た。この乾燥は、本発明における第二乾燥工程に相当する。得られた水酸化ジルコニウム粉末の固形分濃度は、89.5質量%であった。
また、得られた水酸化ジルコニウム粉末の化学式は、ZrO2・0.44H2Oであり、非晶質であった。
実施例1と同様の方法で水酸化ジルコニウムのウェットケーキを得た。
次に、得られたウェットケーキを気流式乾燥機を用いて300℃で0.3時間乾燥し、固形分濃度72.8質量%の水酸化ジルコニウム粉末を得た。この乾燥工程における固形分濃度の増加速度は136.3質量%/hであった。
次に、棚乾燥機を用いて120℃で恒量となるまで乾燥し、本比較例に係る水酸化ジルコニウム粉末を得た。得られた水酸化ジルコニウム粉末の固形分濃度は、89.0質量%であった。
また、得られた水酸化ジルコニウム粉末の化学式は、ZrO2・0.42H2Oであり、非晶質であった。
実施例1と同様の方法で水酸化ジルコニウムのウェットケーキを得た。
次に、得られたウェットケーキを気流式乾燥機を用いて350℃で0.18時間乾燥し、固形分濃度86.6質量%の水酸化ジルコニウム粉末を得た。この乾燥工程における固形分濃度の増加速度は298.4質量%/hであった。
次に、棚乾燥機を用いて120℃で恒量となるまで乾燥し、本比較例に係る水酸化ジルコニウム粉末を得た。得られた水酸化ジルコニウム粉末の固形分濃度は、89.8質量%であった。
また、得られた水酸化ジルコニウム粉末の化学式は、ZrO2・0.41H2Oであり、非晶質であった。
実施例、比較例の水酸化ジルコニウム粉末の重量を計量した。計量後の水酸化ジルコニウム粉末を1000℃で1時間焼成した後、下記式(3)により固形分濃度を求めた。
式(3):
[固形分濃度(%)]=[(焼成後の水酸化ジルコニウム粉末の重量)/(焼成前の水酸化ジルコニウム粉末の重量)]×100
実施例、比較例の水酸化ジルコニウム粉末について、測定装置「BELSORP mini II(Microtrac BEL製)」を用い、BJH法にて細孔分布を得た。図1に実施例、比較例の水酸化ジルコニウム粉末の細孔分布を示す。
実施例、比較例の水酸化ジルコニウム粉末について、JIS K 5101に準じ、容積30mlに充填される水酸化ジルコニウム粉末の重量から、水酸化ジルコニウム粉末のかさ密度を求めた。結果を表1に示す。
実施例、比較例の水酸化ジルコニウム粉末の比表面積を、比表面積計(「マックソーブ」マウンテック製)を用いてBET法にて測定した。結果を表1に示す。
実施例、比較例の水酸化ジルコニウム粉末の重量を計量した。次に、恒温恒湿機を用い、計量後の水酸化ジルコニウム粉末を温度45℃、湿度80%の雰囲気に2時間曝露した。その後、下記式(1)により吸水率を求めた。結果を表1に示す。
式(1):
[吸水率(%)]=[[(曝露後の水酸化ジルコニウム粉末の重量)-(曝露前の水酸化ジルコニウム粉末の重量)]/(曝露前の水酸化ジルコニウム粉末の重量)]×100
Claims (6)
- BJH法に基づく細孔分布において、1nm以上5nm以下の細孔径領域にピークトップを有し、
前記1nm以上5nm以下の細孔径領域における細孔容積が0.15cm3/g以上であり、
平均細孔径が3nm以上6nm以下であることを特徴とする水酸化ジルコニウム粉末(ただし、三酸化タングステンを含む場合を除く)。 - 前記1nm以上5nm以下の細孔径領域における細孔容積が0.2cm3/g以上であることを特徴とする請求項1に記載の水酸化ジルコニウム粉末。
- かさ密度が、0.10g/cm3以上0.25g/cm3以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の水酸化ジルコニウム粉末。
- 比表面積が、350m2/g以上であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1に記載の水酸化ジルコニウム粉末。
- 請求項1~4のいずれか1に記載の水酸化ジルコニウム粉末の製造方法であって、
湿式法により作製される水酸化ジルコニウムのウェットケーキを、固形分濃度が60質量%以上87質量%以下になるまで乾燥する第一乾燥工程を含み、
前記第一乾燥工程における乾燥条件は、固形分濃度の増加速度が5質量%/h以上120質量%/h以下の範囲内となる乾燥条件であることを特徴とする水酸化ジルコニウム粉末の製造方法。 - 前記第一乾燥工程の後、前記ウェットケーキの固形分濃度が87質量%超92質量%以下になるまで乾燥する第二乾燥工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の水酸化ジルコニウム粉末の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021178603A JP7203180B1 (ja) | 2021-11-01 | 2021-11-01 | 水酸化ジルコニウム粉末、及び、水酸化ジルコニウム粉末の製造方法 |
PCT/JP2022/039663 WO2023074665A1 (ja) | 2021-11-01 | 2022-10-25 | 水酸化ジルコニウム粉末、及び、水酸化ジルコニウム粉末の製造方法 |
KR1020247008310A KR20240045293A (ko) | 2021-11-01 | 2022-10-25 | 수산화 지르코늄 분말 및 수산화 지르코늄 분말의 제조 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021178603A JP7203180B1 (ja) | 2021-11-01 | 2021-11-01 | 水酸化ジルコニウム粉末、及び、水酸化ジルコニウム粉末の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7203180B1 true JP7203180B1 (ja) | 2023-01-12 |
JP2023067405A JP2023067405A (ja) | 2023-05-16 |
Family
ID=84887113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021178603A Active JP7203180B1 (ja) | 2021-11-01 | 2021-11-01 | 水酸化ジルコニウム粉末、及び、水酸化ジルコニウム粉末の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7203180B1 (ja) |
KR (1) | KR20240045293A (ja) |
WO (1) | WO2023074665A1 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008081392A (ja) | 2006-08-22 | 2008-04-10 | Daiichi Kigensokagaku Kogyo Co Ltd | 多孔質ジルコニア系粉末及びその製造方法 |
JP2009525250A (ja) | 2006-02-03 | 2009-07-09 | マグネシウム エレクトロン リミテッド | 水酸化ジルコニウム |
JP2009274897A (ja) | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Hitachi Maxell Ltd | 酸化ジルコニウム水和物粒子及びそれを用いた分散体と分散膜 |
JP2012504093A (ja) | 2008-09-30 | 2012-02-16 | サン−ゴベン・セントル・ドゥ・レシェルシェ・エ・デチュード・ユーロペアン | ジルコニウム水和物の粉末 |
JP2017039633A (ja) | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 二酸化炭素吸着性を有する水酸化ジルコニウムメソ多孔体、その製造方法及び該水酸化ジルコニウムメソ多孔体からなる二酸化炭素吸着剤 |
JP2019536720A (ja) | 2015-10-27 | 2019-12-19 | マグネシウム エレクトロン リミテッド | 酸性ジルコニウム水酸化物 |
WO2020195973A1 (ja) | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 第一稀元素化学工業株式会社 | ジルコニア系多孔質体 |
WO2021020104A1 (ja) | 2019-07-30 | 2021-02-04 | 第一稀元素化学工業株式会社 | ジルコニア系複合酸化物、及び、ジルコニア系複合酸化物の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3985116B2 (ja) | 1999-03-04 | 2007-10-03 | 第一稀元素化学工業株式会社 | 水酸化ジルコニウム及びその製造方法 |
JP4562360B2 (ja) | 2003-07-18 | 2010-10-13 | 旭化成株式会社 | 多孔質結晶性ジルコニア材料、及びその製造方法 |
-
2021
- 2021-11-01 JP JP2021178603A patent/JP7203180B1/ja active Active
-
2022
- 2022-10-25 KR KR1020247008310A patent/KR20240045293A/ko unknown
- 2022-10-25 WO PCT/JP2022/039663 patent/WO2023074665A1/ja unknown
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009525250A (ja) | 2006-02-03 | 2009-07-09 | マグネシウム エレクトロン リミテッド | 水酸化ジルコニウム |
JP2008081392A (ja) | 2006-08-22 | 2008-04-10 | Daiichi Kigensokagaku Kogyo Co Ltd | 多孔質ジルコニア系粉末及びその製造方法 |
JP2009274897A (ja) | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Hitachi Maxell Ltd | 酸化ジルコニウム水和物粒子及びそれを用いた分散体と分散膜 |
JP2012504093A (ja) | 2008-09-30 | 2012-02-16 | サン−ゴベン・セントル・ドゥ・レシェルシェ・エ・デチュード・ユーロペアン | ジルコニウム水和物の粉末 |
JP2017039633A (ja) | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 二酸化炭素吸着性を有する水酸化ジルコニウムメソ多孔体、その製造方法及び該水酸化ジルコニウムメソ多孔体からなる二酸化炭素吸着剤 |
JP2019536720A (ja) | 2015-10-27 | 2019-12-19 | マグネシウム エレクトロン リミテッド | 酸性ジルコニウム水酸化物 |
WO2020195973A1 (ja) | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 第一稀元素化学工業株式会社 | ジルコニア系多孔質体 |
WO2021020104A1 (ja) | 2019-07-30 | 2021-02-04 | 第一稀元素化学工業株式会社 | ジルコニア系複合酸化物、及び、ジルコニア系複合酸化物の製造方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JANG Seongon et al. ,Zr(OH)4/GO Nanocomposite for the Degradation of Nerve Agent Soman (GD) in High-Humidity Environments,Materials,2020年,Vol. 13,pages 1-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20240045293A (ko) | 2024-04-05 |
WO2023074665A1 (ja) | 2023-05-04 |
JP2023067405A (ja) | 2023-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5063252B2 (ja) | 多孔質ジルコニア系粉末及びその製造方法 | |
JP5172824B2 (ja) | 水酸化マグネシウム粉末及びその製造方法 | |
JP4917098B2 (ja) | 炭酸セリウム粉末及び製法、これから製造された酸化セリウム粉末及び製法、これを含むcmpスラリー | |
MX2007003113A (es) | Metodo para producir una bohemita de estructura cristalina fino y uso de la bohemita como ignifugo en materiales sinteticos. | |
CN109476495A (zh) | 氧化铈颗粒及其生产方法 | |
US3911090A (en) | Aluminum hydroxy carbonates nucleated with silicate anion | |
JP6194618B2 (ja) | 四三酸化マンガン及びその製造方法 | |
KR20150117666A (ko) | 높은 비표면적을 갖는 봉상의 수산화 마그네슘 입자와 봉상의 산화 마그네슘 입자 및 이들의 제조방법 | |
US20210354995A1 (en) | Zinc oxide powder for preparing zinc oxide sintered body with high strength and low thermal conductivity | |
JP5125258B2 (ja) | 球状酸化マグネシウム粒子とその製造方法 | |
JP7203180B1 (ja) | 水酸化ジルコニウム粉末、及び、水酸化ジルコニウム粉末の製造方法 | |
JP2009013029A (ja) | 酸化ジルコニウム水和物粒子及びその製造方法 | |
WO2016013567A1 (ja) | α-アルミン酸リチウムの製造方法 | |
JP2008055320A (ja) | 酸素吸収剤 | |
KR20200043060A (ko) | 용매열 합성법을 이용한 금속이온 도핑 세리아의 제조방법 | |
KR101702123B1 (ko) | 졸-겔을 통한 이산화탄소 포집용 흡착제의 제조방법 | |
CN117940376A (en) | Zirconium hydroxide powder and method for producing zirconium hydroxide powder | |
JPH10338525A (ja) | 複合酸化物 | |
JP3239163B2 (ja) | ホーランダイト型結晶構造を有するメソポア多孔体及びその製造法 | |
JP7162716B1 (ja) | 水酸化ジルコニウム粉末 | |
JP4177095B2 (ja) | マグネシウムアルミニウム水酸化物及びその製造方法 | |
JP2013141656A (ja) | 吸湿剤、及びその製造方法 | |
JP2006175435A (ja) | 窒素酸化物NOxを吸収する材を用いる窒素酸化物の除去方法 | |
RU2625388C2 (ru) | Способ получения наполнителей для строительных материалов | |
JP2023107055A (ja) | 球状酸化亜鉛粒子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220622 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20220622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220823 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20221020 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20221116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7203180 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |