JP7179505B2 - 可塑性油脂組成物 - Google Patents
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Description
油脂A:トリアシルグリセロールを構成する脂肪酸の総炭素数が38以上44以下のトリアシルグリセロール含有量が30質量%以上60質量%以下であり、かつ構成脂肪酸中のパルミチン酸含有量が10質量%以上35質量%以下であるエステル交換油。
油脂B:P2O含有量が18質量%以上28質量%以下であり、かつP2LとPL2の合計含有量が3質量%以上18質量%以下であるエステル交換油(ただし、P2Oは1分子中にパルミチン酸が2個、オレイン酸が1個エステル結合しているトリアシルグリセロール、P2Lは1分子中にパルミチン酸が2個、リノール酸が1個エステル結合しているトリアシルグリセロール、PL2は1分子中にパルミチン酸が1個、リノール酸が2個エステル結合しているトリアシルグリセロールを意味する)。
油脂C:上昇融点が10℃以下の食用油脂。
配合油脂および焼成品用油脂組成物の調製に際し、以下のものを使用した。
(油脂)
菜種油(上昇融点0℃以下、構成脂肪酸中のオレイン酸とリノール酸の合計含有量81.1質量%、株式会社J-オイルミルズ社製)
大豆油(上昇融点0℃以下、構成脂肪酸中のオレイン酸とリノール酸の合計含有量77.5質量%、株式会社J-オイルミルズ社製)
パーム油(株式会社J-オイルミルズ社製)
パームステアリン(ヨウ素価32、株式会社J-オイルミルズ社製)
パーム核油(株式会社J-オイルミルズ社製)
(乳化剤)
レシチン(製品名:J レシチンFA、株式会社J-オイルミルズ社製)
モノグリセリン脂肪酸エステル(製品名:エキセルO-95R、花王株式会社製)
(その他)
脱脂粉乳(森永乳業株式会社製)
香料(市販のバターフレーバー)
原料油脂、エステル交換油および配合油脂の下記の項目について下記の方法で測定した。
パーム油を30質量部及びパーム核油を70質量部混合した混合油に対して、ナトリウムメトキシドを触媒として0.3質量部添加し、80℃、真空度2.7kPaの条件で60分間攪拌しながらランダムエステル交換反応をおこなった。ランダムエステル交換反応後、水洗して触媒を除去し、水素添加をおこなった。水素添加後、活性白土を用いて脱色し、更に脱臭をおこなってエステル交換油1を得た。エステル交換油1中の、CNが38以上44以下のトリアシルグリセロール含有量は53.2質量%、パルミチン酸含有量は19.9質量%、ステアリン酸含有量は32.2質量%、ヨウ素価は1であった。
パーム油を50質量部及びパーム核油を50質量部混合した混合油を用いたこと以外は、エステル交換油1と同じ方法で、エステル交換油2を製造した。エステル交換油2中の、CNが38以上44以下のトリアシルグリセロール含有量は36.6質量%、パルミチン酸含有量は27.2質量%、ステアリン酸含有量は38.1質量%、ヨウ素価は1であった。
パームステアリンを75質量部、パーム油を10質量部及び大豆油を15質量部混合した混合油に対して、ナトリウムメトキシドを触媒として0.3質量部添加し、80℃、真空度2.7kPaの条件で60分間攪拌しながらランダムエステル交換反応をおこなった。ランダムエステル交換反応後、水洗して触媒を除去し、更に脱臭をおこなってエステル交換油3を得た。エステル交換油3中の、P2O含有量は22.1質量%、P2LとPL2との合計含有量は13.6質量%、PO2含有量は11.4質量%、ヨウ素価は50であった。
パームステアリンを75質量部、パーム油を10質量部及び菜種油を15質量部混合した混合油を用いたこと以外は、エステル交換油3と同じ方法で、エステル交換油4を製造した。エステル交換油4中の、P2O含有量は26.8質量%、P2LとPL2との合計含有量は7.2質量%、PO2含有量は16.3質量%、ヨウ素価は48であった。
表1および表2の配合にしたがって配合油脂を調製した。
表3の配合にしたがって焼成品用油脂組成物を調製した。
表3のマーガリンの油相の配合にしたがい、調製例1-1~1-2、調製例1-4~1-5、調製例2-1~2-6の配合油脂をそれぞれ70℃に加温して配合油脂以外の油相成分を溶解し、油相を準備した。表3の水相の配合にしたがい、水道水に脱脂粉乳を溶解後、60℃30分の条件で加熱殺菌し、水相を準備した。次に、前記油相に前記水相を添加し、プロペラ撹拌機で撹拌して混合乳化した乳化液をパーフェクターによって急冷捏和し、可塑性油脂組成物のマーガリンを得た。得られたマーガリンは5℃の恒温槽に保管した。
表3のショートニングの配合にしたがい、調製例1-3の配合油脂を70℃に加温して配合油脂以外の油相成分を溶解し、油相を準備した。油相をパーフェクターによって急冷捏和し、可塑性油脂組成物のショートニングを得た。得られたショートニングの水分は0.1質量%であった。得られたショートニングは5℃の恒温槽に保管した。
表3の液状油脂組成物の配合にしたがい、調製例1-6の配合油脂を70℃に加温して配合油脂以外の油相成分を溶解し、液状油脂組成物を得た。得られた液状油脂組成物の水分は0.1質量%であった。得られた液状油脂組成物は5℃の恒温槽に保管した。
焼成品用油脂組成物を用いて、表4の配合のパウンドケーキを下記の作業手順で作製し、下記評価基準で評価した。
マーガリン又はショートニングに上白糖を追加しミキシングした際にマーガリン又はショートニングの塊がなくなる状態から目視により練り込みやすさを評価した。
◎ とても練り込みやすい
○ 練り込みやすい
△ やや練り込みやすい
× 練り込みにくい
焼成したパウンドケーキを20℃まで放冷後、紙の上に5分間乗せ、パウンドケーキを取り除いた時に、紙への油の付着度合いから油染みを評価した。
◎ 油染みがとても少ない
○ 油染みが少ない
△ 油染みがやや少ない
× 油染みが多い
焼成したパウンドケーキの表面に、白い斑点があるかを目視で評価した。
◎ 白い斑点が見られない
○ 白い斑点がほとんど見られない
△ 白い斑点があまり見られない
× 白い斑点が見られる
焼成したパウンドケーキを切った際、断面に大きな気泡があるかを目視で評価した。
◎ 大きな気泡が見られない
○ 大きな気泡がほとんど見られない
△ 大きな気泡があまり見られない
× 大きな気泡が見られる
焼成して冷めてからポリ袋に入れ、20℃で1日間おいたパウンドケーキを、専門パネラー6人で食して、合議の上、下記の評価基準により口どけを評価した。ここで口どけがよいとは、口内で長く残ることがなく、短時間でくずれ、飲み込みやすい状態を意味する。
◎ とても口どけがよい
○ 口どけがよい
△ やや口どけがよい
× 口どけが悪い
焼成して冷めてからポリ袋に入れ、20℃で1日間おいたパウンドケーキを、専門パネラー6人で食して、合議の上、下記の評価基準によりパサつきを評価した。ここでパサつくとは、しっとりしておらず、口内の水分を奪う感じを意味する。
◎ パサつかない
○ ほとんどパサつかない
△ あまりパサつかない
× パサつく
表1および表2に示す調製例2-3、調製例1-5及び調製例2-5の配合油脂により調製したマーガリンを用いて、表7の配合のパンを下記の作業手順で作製し、下記評価基準で評価した。
マーガリンを入れてから、マーガリンの塊がなくなる時間を目視により評価した。
◎ 1分以上1分30秒未満
○ 1分30秒以上2分未満
△ 2分以上2分30秒未満
× 2分30秒経っても塊がなくならない
焼成したパンを20℃で20分放置した後、紙の上に5分間乗せ、パンを取り除いた時に、紙への油の付着度合いから油染みを評価した。
◎ 油染みがとても少ない
○ 油染みが少ない
△ 油染みがやや少ない
× 油染みが多い
焼成したパンがどの程度ふくらんだか、高さを測定し評価した。
◎ 18cm以上
○ 17.5cm以上18cm未満
△ 17cm以上17.5cm未満
× 17cm未満
油染み評価後のパンをポリ袋に入れて、20℃で1日間おいたパンを、専門パネラー6人で食して、合議の上、下記の評価基準により口どけを評価した。
◎ とても口どけがよい
○ 口どけがよい
△ やや口どけがよい
× 口どけが悪い
油染み評価後のパンをポリ袋に入れて、20℃で1日間おいたパンを、専門パネラー6人で食して、合議の上、下記の評価基準によりパサつきを評価した。
◎ パサつかない
○ ほとんどパサつかない
△ あまりパサつかない
× パサつく
Claims (12)
- 以下の油脂A、油脂B及び油脂Cを含有する焼成品用生地への練り込み用である可塑性油脂組成物であって、前記可塑性油脂組成物の油脂中に前記油脂Cを62質量%以上85質量%以下含むことを特徴とする前記可塑性油脂組成物。
油脂A:トリアシルグリセロールを構成する脂肪酸の総炭素数が38以上44以下のトリアシルグリセロール含有量が30質量%以上60質量%以下であり、かつ構成脂肪酸中のパルミチン酸含有量が10質量%以上35質量%以下であるエステル交換油。
油脂B:P2O含有量が18質量%以上28質量%以下であり、かつP2LとPL2の合計含有量が3質量%以上18質量%以下であるエステル交換油(ただし、P2Oは1分子中にパルミチン酸が2個、オレイン酸が1個エステル結合しているトリアシルグリセロール、P2Lは1分子中にパルミチン酸が2個、リノール酸が1個エステル結合しているトリアシルグリセロール、PL2は1分子中にパルミチン酸が1個、リノール酸が2個エステル結合しているトリアシルグリセロールを意味する)。
油脂C:上昇融点が10℃以下の食用油脂。 - 前記油脂Aを構成する脂肪酸中のステアリン酸含有量が25質量%以上50質量%以下である請求項1に記載の可塑性油脂組成物。
- 前記油脂Aのヨウ素価が0以上2以下である請求項1または2に記載の可塑性油脂組成物。
- 前記油脂BのPO2含有量が5質量%以上20質量%以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の可塑性油脂組成物(ただし、PO2は1分子中にパルミチン酸が1個、オレイン酸が2個エステル結合しているトリアシルグリセロールを意味する)。
- 前記油脂Bのヨウ素価が35以上60以下である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の可塑性油脂組成物。
- 油脂中の前記油脂Aと前記油脂Bとの合計量が15質量%以上38質量%以下である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の可塑性油脂組成物。
- 前記油脂Bに対する前記油脂Aの質量比率が0.1以上10以下である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の可塑性油脂組成物。
- 油中水型である請求項1乃至7のいずれか1項に記載の可塑性油脂組成物。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の可塑性油脂組成物を含有する焼成品用生地。
- 請求項9に記載の生地を焼成して得られる焼成品。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の可塑性油脂組成物を0℃超10℃以下で用いることを特徴とする、焼成品用生地の製造方法。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の可塑性油脂組成物を用いて焼成品用生地を作製することを特徴とする、焼成品の油染みを低減させる方法。
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