JP2019165653A - クッキー生地用油脂組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、乳化剤を使用せず広温度域において可塑性を有し、それをメロン皮に配合した場合、メロン皮の外観が良好でサクサクした食感を付与することのできるクッキー生地用油脂組成物を提供することにある。【解決手段】上記課題を解決するために、エステル交換油(A)を15〜35質量%、エステル交換油(B)を10〜30質量%、エステル交換油(C)を2〜22質量%および液状油脂(D)を30〜50質量%含有するクッキー生地用油脂組成物を提供する。【選択図】なし

Description

本発明は、特有の物性を有するクッキー生地用油脂組成物に関する。より詳しくは、パンや菓子等の焼成品の生地に練り込んで使用される練り込みクッキー生地用油脂組成物とそれを用いた生地に関する。
マーガリンやショートニング等の可塑性が必要とされる油脂食品は、例えば高融点油脂と液状の低融点油脂を、もしくは高融点油脂と中融点油脂と低融点油脂を組み合わせて、広い温度範囲における可塑性、良好な口溶け感、高温における油脂の染みだし抑制効果を得ている。油脂組成物に用いられるこの種の高融点油脂としては、従来、動植物油脂に水素添加して高融点とした硬化油が用いられている。しかしながら高融点油脂が部分水素添加した油脂の場合、心臓疾患など健康への悪影響が懸念されるトランス脂肪酸を生成するという問題があった。一方、極度硬化油はトランス脂肪酸を生成しないが、高融点油脂として極度硬化油を用いると、可塑性を呈する温度範囲が狭いという問題があった。そこでトランス酸を低減化するため、エステル交換油脂とトランス酸を含まないパーム系油脂、極度硬化油、菜種油や大豆油のような液状油等を組み合わせる技術が提案されている。
特許文献1には、ラウリン酸を10〜30質量%含有するエステル交換油脂と、液状油、極度硬化油、硬化油を組み合わせた油脂が提案されている。また、特許文献2には、炭素数12の飽和脂肪酸を15〜40質量%、炭素数16〜18の飽和脂肪酸を30〜80質量%含む非選択的エステル交換油脂(高融点油脂)15〜80質量%と、PPOとPOPの合計割合が13〜55質量%でかつPPO/POP>1である油脂(中融点油脂)85〜20質量%とを混合してなる可塑性油脂組成物が提案されている。さらに、特許文献3には広温度域で可塑性を有す油脂組成物について示されており、ラウリン酸系油脂とパーム系油脂とのエステル交換油脂を含む油脂組成物が提案されている。しかしながら特許文献1に記載の技術は極度硬化油の含有量が多く、低温域での可塑性が損なわれる課題があり、特許文献2、特許文献3に記載の技術は経時的に硬さが変化しやすく可塑性が損なわれる課題があった。
クッキー生地とは比較的水分が低くカリッとした食感を有する生地であり、シュガーバッター法、フラワーバッター法、オールインミックス法等、公知の方法で得ることが可能である。菓子パンの中には、パン生地自体の食感とクッキー生地との食感の対比を楽しむものが多い。代表例として、メロンパンが挙げられる。これはパン生地をメロン皮と呼ばれるクッキー生地で包み、焼き上げることによって製造される菓子パンの一種である。メロンパンはパン生地の柔らかな食感と、メロン皮のサクサクとした食感を同時に楽しめることが人気の要因である。メロンパンのメロン皮については、サクサクとした食感維持のために種々の改良が図られてきた。
特許文献4には、生地原料に増粘剤を配合する方法、特許文献5にはポリグリセリン脂肪酸エステルを含有する油脂組成物を生地に練り込む方法が提案されている。しかしながら、乳化剤をはじめとする最終商品に表示される食品添加物について、一部の製パンメーカーやコンビニエンスストアでは、それらを使用しないパン類が求められている。パン類の製造において乳化剤をはじめとする食品添加物を使用しないと、食感が悪い、老化が早いなどの問題点があり、満足なパン類が得られず、メロン皮においても十分な食感を付与することができなかった。
従来のクッキー生地用油脂組成物では、メロン皮の外観が良好でサクサクとした食感に改良すべく、種々の油脂と乳化剤の検討がされてきたが、未だ不十分である。また昨今の乳化剤不使用の市場ニーズの高まりもあり、乳化剤を使用せずに可塑性を有し、メロン皮の外観が良好でサクサクとした食感を付与することのできるクッキー生地用油脂組成物が求められている。
特開2007−129949号公報 特開2007−174988号公報 特開2015−43732号公報 特開2015−84693号公報 特開2012−239397号公報
そこで、本発明の課題は、乳化剤を使用せず広温度域において可塑性を有し、染み出しが少なく経時的な硬さの変化が少ない物性が特徴で、それをメロン皮に配合した場合、メロン皮の外観が良好でサクサクした食感を付与することのできるクッキー生地用油脂組成物を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定のエステル交換油3種と液状油脂を特定の配合量で配合することにより、油脂は広温度域において可塑性を有し、それをメロン皮に配合した場合、メロン皮の外観が良好でサクサクした食感を付与することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の〔1〕および〔2〕である。
〔1〕下記のエステル交換油(A)〜(C)および液状油脂(D)を含有し、エステル交換油(A)の含有量が15〜35質量%、エステル交換油(B)の含有量が10〜30質量%、エステル交換油(C)の含有量が2〜22質量%および液状油脂(D)の含有量が30〜50質量%であるクッキー生地用油脂組成物。
エステル交換油(A):融点が36〜40℃であり、25℃における固体脂含量が17〜27%、かつ、35℃における固体脂含量が2〜12%であるエステル交換油
エステル交換油(B):融点が43〜47℃であり、25℃における固体脂含量が57〜67%、かつ、35℃における固体脂含量が30〜40%であるエステル交換油
エステル交換油(C):融点が38〜42℃であり、25℃における固体脂含量が49〜59%、かつ、35℃における固体脂含量が6〜16%であるエステル交換油
〔2〕前記の〔1〕に記載のクッキー生地用油脂組成物を含有するクッキー生地。
本発明のクッキー生地用油脂組成物によれば、広温度域において可塑性を有し、それをメロン皮に配合した場合、メロン皮の外観が良好でサクサクした食感を付与することができる。
本発明のクッキー生地用油脂組成物は、下記のエステル交換油(A)〜(C)および液状油脂(D)を含有することを特徴とする。以下に、これらの油脂について詳述する。
[エステル交換油(A)]
エステル交換油(A)は、融点が36〜40℃であり、25℃における固体脂含量が17〜27%、かつ、35℃における固体脂含量が2〜12%であるエステル交換油である。
エステル交換油(A)の融点は、36〜40℃であり、好ましくは37〜39℃である。融点の測定は、基準油脂分析試験法「2.2.4.2 融点(上昇融点)」に準じて測定する。なお、本発明における融点は、この方法に従い測定する。
エステル交換油(A)の25℃における固体脂含量は、17〜27%であり、下限値としては、好ましくは17.5%以上であり、より好ましくは18%以上である。上限値としては、好ましくは22%以下であり、より好ましくは20%以下である。また、35℃における固体脂含量は、2〜12%であり、下限値としては、好ましくは4%以上であり、より好ましくは6%以上である。上限値としては、好ましくは10%以下であり、より好ましくは8%以下である。25℃から35℃における固体脂含量の変化量「固体脂含量(25℃)−固体脂含量(35℃)」は、好ましくは2〜22%であり、より好ましくは7〜17%である。
固体脂含量の測定は、基準油脂分析試験法「2.2.9 固体脂含量(NMR法)」に準じて測定する。測定装置は、「SFC−2000R」(アステック株式会社製)を使用する。なお、本発明における固体脂含量は、この方法に従い測定する。
エステル交換油(A)の脂肪酸組成は、特に制限されないが、例えば、ラウリン酸(C12:0)を好ましくは0〜10質量%、より好ましくは0.5〜5質量%含有し、パルミチン酸(C16:0)を好ましくは30〜40質量%、より好ましくは32〜38質量%含有し、オレイン酸(C18:1)を好ましくは32〜42質量%、より好ましくは34〜40質量%含有する。
エステル交換油(A)の製造方法は、複数の原料油脂を混合して混合油を調製し、この混合油を触媒や酵素等を用いてエステル交換することにより得られる。
エステル交換油(A)の製造に使用される原料油脂としては、特に制限されないが、例えば、パルミチン酸を20〜55質量%、好ましくは30〜50質量%およびオレイン酸を30〜60質量%、好ましくは35〜50質量%含有する油脂(以下、「原料油脂a1」)と、ラウリン酸を35〜62質量%含有する油脂(以下、「原料油脂a2」)と、ステアリン酸を70〜100質量%含有する油脂(以下、「原料油脂a3」)を混合した混合油等が挙げられる。
上記原料油脂a1としては、例えば、パーム油、パームオレイン、パームステアリン、牛脂、豚脂等が例示される。
上記原料油脂a2としては、例えば、ヤシ油、パーム核油等の極度硬化油が例示される。
上記原料油脂a3としては、例えば、サフラワー油、ひまわり油、大豆油、コーン油、落花生油、綿実油、ゴマ油、コメ油、菜種油、ハイエルシン菜種油、オリーブ油、パーム油等の極度硬化油が例示される。
エステル交換に供する混合油における原料油脂a1の含有量は、好ましくは75〜95質量%であり、より好ましくは80〜90質量%であり、特に好ましくは82〜88質量%であり、原料油脂a2の含有量は、好ましくは1〜21質量%であり、より好ましくは6〜16質量%であり、特に好ましくは8〜14質量%であり、原料油脂a3の含有量は、好ましくは1〜20質量%であり、より好ましくは1〜10質量%であり、特に好ましくは1〜7質量%である。
エステル交換の方法は、特に制限されないが、例えば、混合油に触媒としてナトリウムメトキシド等のアルカリ触媒、またはリパーゼ等の酵素を用いて反応させる方法が挙げられる。エステル交換は、位置特異的なエステル交換であっても、ランダムエステル交換であってもよいが、ランダムエステル交換が好ましい。
本発明のクッキー生地用油脂組成物におけるエステル交換油(A)の含有量は、15〜35質量%であり、下限値としては、好ましくは20質量%以上であり、より好ましくは23質量%以上である。上限値としては、好ましくは30質量%以下であり、より好ましくは27質量%以下である。エステル交換油(A)が15質量%未満の場合には、広温度域において可塑性を有すクッキー生地用油脂組成物が得られず、一方、35質量%を超える場合には、メロン皮が硬くなりすぎてパンの焼成工程で生地から剥がれやすくなりメロンパンの外観が悪くなる。
[エステル交換油(B)]
エステル交換油(B)は、融点が43〜47℃であり、25℃における固体脂含量が57〜67%、かつ、35℃における固体脂含量が30〜40%である。
エステル交換油(B)の融点は、43〜47℃であり、好ましくは44〜46℃である。
エステル交換油(B)の25℃における固体脂含量は、57〜67%であり、下限値としては、好ましくは59%以上であり、より好ましくは61%以上である。上限値としては、好ましくは65%以下であり、より好ましくは63%以下である。また、35℃における固体脂含量は、30〜40%であり、下限値としては、好ましくは32%以上であり、より好ましくは35%以上である。上限値としては、好ましくは38%以下であり、より好ましくは36%以下である。
25℃から35℃における固体脂含量の変化量「固体脂含量(25℃)−固体脂含量(35℃)」は、好ましくは17〜37%であり、より好ましくは22〜32%である。
エステル交換油(B)の脂肪酸組成は、特に制限されないが、例えば、ラウリン酸(C12:0)を好ましくは7〜17質量%、より好ましくは9〜15質量%含有し、パルミチン酸(C16:0)を好ましくは29〜39質量%、より好ましくは31〜37質量%含有し、ステアリン酸(C18:0)を好ましくは19〜35質量%、より好ましくは21〜29質量%含有し、オレイン酸(C18:1)を好ましくは10〜23質量%、より好ましくは13〜21質量%含有する。
エステル交換油(B)は複数の原料油脂を混合してエステル交換し、複数の原料油脂と混合することにより得られる油脂を示す。製造方法は、複数の原料油脂を混合してエステル交換し、複数の原料油脂と混合することにより得られる。エステル交換油(B)の製造に使用される原料油脂としては、特に制限されないが、例えば、ラウリン酸を40〜60質量%およびミリスチン酸を5〜25質量%含有する油脂(以下、「原料油脂b1」)と、パルミチン酸を30〜50質量%およびステアリン酸を40〜60質量%含有する油脂等(以下、「原料油脂b2」)の混合油をエステル交換し、パルミチン酸を30〜50質量%およびオレイン酸を35〜55質量%含有する油脂等(以下、「原料油脂b3」)を混合して得られる。
上記原料油脂b1としては、例えば、ヤシ油、パーム核油およびそれらの硬化油等が例示される。
上記原料油脂b2としては、例えば、サフラワー油、ひまわり油、大豆油、コーン油、落花生油、綿実油、ゴマ油、コメ油、菜種油、ハイエルシン菜種油、オリーブ油、パーム油等の極度硬化油が例示される。
上記原料油脂b3としては、例えば、パーム油、パームオレイン油、パームステアリン油等が例示される。
エステル交換に供する混合油における原料油脂b1の含有量は、好ましくは20〜40質量%であり、より好ましくは25〜35質量%であり、特に好ましくは27〜33質量%であり、原料油脂b2の含有量は、好ましくは20〜40質量%であり、より好ましくは25〜35質量%であり、特に好ましくは27〜33質量%であり、原料油脂b3の含有量は、好ましくは30〜50質量%であり、より好ましくは35〜45質量%であり、特に好ましくは37〜43質量%である。
エステル交換の方法は、特に制限されず、例えば、混合油に触媒としてナトリウムメトキシド等のアルカリ触媒、またはリパーゼ等の酵素を用いて反応させる方法が挙げられる。エステル交換は、位置特異的なエステル交換であっても、ランダムエステル交換であってもよいが、ランダムエステル交換が好ましい。
本発明のクッキー生地用油脂組成物におけるエステル交換油(B)の含有量は、10〜30質量%であり、下限値としては、好ましくは14質量%以上であり、より好ましくは22質量%以上である。上限値としては、好ましくは26質量%以下であり、より好ましくは27質量%以下である。エステル交換油(B)が10質量%未満の場合には、広温度域において可塑性を有すクッキー生地用油脂組成物が得られず、一方、30質量%を超える場合には、経時的な硬さの変化が大きい油脂組成物が得られやすくなる。さらにメロン皮が硬くなりすぎてパンの焼成工程で生地から剥がれやすくなりメロンパンの外観が悪くなる。
[エステル交換油(C)]
エステル交換油(C)は、融点が38〜42℃であり、25℃における固体脂含量が49〜59%、かつ、35℃における固体脂含量が6〜16%である。
エステル交換油(C)の融点は、38〜42℃であり、好ましくは39〜41℃である。
エステル交換油(C)の25℃における固体脂含量は、49〜59%であり、下限値としては、好ましくは51%以上であり、より好ましくは53%以上である。上限値としては、好ましくは57%以下であり、より好ましくは55%以下である。また、35℃における固体脂含量は、6〜16%であり下限値としては、好ましくは8%以上であり、より好ましくは10%以上である。上限値としては、好ましくは14%以下であり、より好ましくは12%以下である。
25℃から35℃における固体脂含量の変化量「固体脂含量(25℃)−固体脂含量(35℃)」は、好ましくは33〜53%であり、より好ましくは38〜48%である。
エステル交換油(C)の脂肪酸組成は、特に制限されないが、例えば、ラウリン酸(C12:0)を好ましくは25〜36質量%、より好ましくは27〜34質量%含有し、ステアリン酸(C18:0)を好ましくは14〜24質量%、より好ましくは16〜22質量%含有する。
エステル交換油(C)の製造方法は、複数の原料油脂を混合してエステル交換し、この混合油を触媒や酵素等を用いてエステル交換することにより得られる。エステル交換油(C)の製造に使用される原料油脂としては、特に制限されないが、例えば、ラウリン酸を35〜62質量%含有する油脂(以下、「原料油脂c1」)と、ステアリン酸を70〜100質量%含有する油脂(以下、「原料油脂c2」)を混合した混合油等が挙げられる。
上記原料油脂c1としては、例えば、ヤシ油、パーム核油等の極度硬化油が例示される。
上記原料油脂c2としては、例えば、サフラワー油、ひまわり油、大豆油、コーン油、落花生油、綿実油、ゴマ油、コメ油、菜種油、ハイエルシン菜種油、オリーブ油、パーム油等の極度硬化油が例示される。
エステル交換に供する混合油における原料油脂c1の含有量は、好ましくは65〜85質量%であり、より好ましくは70〜80質量%であり、特に好ましくは72〜78質量%であり、原料油脂c2の含有量は、好ましくは15〜35質量%であり、より好ましくは20〜30質量%であり、特に好ましくは22〜28質量%である。
エステル交換の方法は、特に制限されず、例えば、混合油に触媒としてナトリウムメトキシド等のアルカリ触媒、またはリパーゼ等の酵素を用いて反応させる方法が挙げられる。エステル交換は、位置特異的なエステル交換であっても、ランダムエステル交換であってもよいが、ランダムエステル交換が好ましい。
本発明のクッキー生地用油脂組成物におけるエステル交換油(C)の含有量は、2〜22質量%であり、下限値としては、好ましくは5質量%以上であり、より好ましくは9質量%以上である。上限値としては、好ましくは18%以下であり、より好ましくは14質量%以下である。エステル交換油(C)が2質量%未満の場合には、メロン皮のつながりが悪くなりパンの発酵工程でだれやすくなり、一方、22質量%を超える場合には、メロン皮が硬くなりすぎてパンの焼成工程で生地から剥がれやすくなりメロンパンの外観が悪くなる。
[液状油脂(D)]
液状油脂(D)は、融点が0℃以下の油脂である。例えば、菜種油、大豆油、コーン油、ヒマワリ油、紅花油、ゴマ油、綿実油、米油、落花生油、亜麻仁油等、および、これらの油脂を複数種類配合した混合油などが挙げられる。また、融点が0℃以下であれば、分別油やエステル交換油でもよい。
本発明のクッキー生地用油脂組成物における液状油脂(D)の含有量は、30〜50質量%であり、下限値としては、好ましくは34質量%以上であり、より好ましくは38質量%以上である。上限値としては、好ましくは46質量%以下であり、より好ましくは42質量%以下である。液状油脂(D)が30質量%未満の場合には、メロン皮が硬くなりすぎてパンの焼成工程で生地から剥がれやすくなり、一方、50質量%を超える場合には、メロン皮のつながりが悪くなりパンの発酵工程でだれやすくなる。また食感もサクサクせずにしっとりしたメロン皮になる。
[その他の油脂]
本発明のクッキー生地用油脂組成物は、上記エステル交換油(A)、(B)、(C)および液状油脂(D)以外のその他の油脂を添加してもよい。その他の油脂としては、例えば、パーム油、パーム核油ヤシ油、豚脂、牛脂等やこれらの分別油、また菜種硬化油等の硬化油、さらに上記エステル交換油(A)、(B)、(C)以外のエステル交換油のうち融点が0℃を超えるもの等が例示される。
本発明のクッキー生地用油脂組成物におけるその他の油脂の含有量は、特に制限されないが、好ましくは50質量%以下であり、より好ましくは30質量%以下であり、更に好ましくは10質量%以下であり、特に好ましくは5質量%以下である。
[クッキー生地用油脂組成物の特性]
本発明のクッキー生地用油脂組成物は、エステル交換油(A)とエステル交換油(B)の作用により、10℃から35℃の温度域で固体脂含量が大きく低下しにくいという作用を有する。そのため、本発明のクッキー生地用油脂組成物によれば、広温度域において可塑性を有すクッキー生地用油脂組成物を提供することができる。また、本発明のクッキー生地用油脂組成物は上述のような性質を有すことから、メロン皮に配合した場合、メロン皮の生地のつながりがよくなる。そのため、パンの発酵・焼成工程でメロン皮がだれたり、剥がれたりせず、焼成品は良好な外観となる。そして、メロン皮の生地のつながりがよいため、焼成後は適度に硬い食感、いわゆるサクサクした食感を付与することができる。さらにエステル交換油(C)の脂肪酸組成の特性により、メロン皮をつながりはさらによくなるため焼成後は適度に硬い食感、いわゆるサクサクした食感を付与することができる。
本発明のクッキー生地用油脂組成物は、上述のエステル交換油(A)、(B)、(C)と液状油脂(D)を所定の配合量で配合し、均一に混合し製造する。その際、クッキー生地用油脂組成物の形態としてはショートニングが挙げられる。ショートニングタイプの製造方法としては、前記の油を融点以上の温度で加熱し、上述油脂を均一に混合攪拌し窒素充填を行いながら試作機により急冷練り上げすることでクッキー生地用油脂組成物を得る。好ましくは15℃以下まで冷却することによりクッキー生地用油脂組成物を得る。
本発明のクッキー生地用油脂組成物は、さらに水を添加し乳化してなる組成物が挙げられる。すなわちマーガリンタイプ、エマルションタイプである。水の添加量としては、食用油脂100質量部に対して、1〜25質量部であることが好ましい。製造方法としては、前記の食用油脂を融点以上の温度で加熱し、水を加え、攪拌する。均一に混合しながら試作機により急冷練り上げすることでクッキー生地用油脂組成物を得る。
上述した製造において高温状態にある均一混合物を冷却する際には、均一混合物を入れた容器を外部から冷却してもよいが、一般的なショートニング、マーガリンの製造に用いられるパーフェクター、ボテーター、コンビネーター等を用いて急冷する方が性能上好ましい。
本発明の広温度域において可塑性を有す効果を鑑みれば、製パン用穀粉生地を焼成して得られるパン類には、フィリングなどの詰め物をしたパン類も含まれ、食パン、特殊パン、調理パン、菓子パンなどが挙げられる。具体的には食パンとして白パン、黒パン、フランスパン、バラエティブレッド、ロール(テーブルロール、バンズ、バターロール)が挙げられる。特殊パンとしてはマフィンなど、調理パンとしてはホットドック、ハンバーガーなど、菓子パンとしてはジャムパン、あんパン、クリームパン、レーズンパン、メロンパン、菓子としてはクッキー、そして最も適すところは、メロンパンのメロン皮と呼ばれるクッキー生地などが挙げられる。
[クッキー生地用油脂組成物の用途]
<クッキー生地>
本発明のクッキー生地は、メロンパンを覆うクッキー生地であり、上記クッキー生地用油脂組成物を含有することを特徴とする。本発明のクッキー生地は、穀粉100質量部に対して、前記のクッキー生地用油脂組成物を1〜50質量部、好ましくは5〜45質量部を含有する。クッキー生地用油脂組成物の添加量が5質量部未満であると、十分な油脂の効果が得られず、45質量部を越えると、パンの発酵・焼成工程でクッキー生地がだれてしまう。
クッキー生地の製造方法は、特に制限されず、公知の方法により製造することができる。例えば、本発明のクッキー生地用油脂組成物と全卵、砂糖を均質に混合し、穀粉を加えることでクッキー生地を作り上げる。そして、このクッキー生地をパン生地に被せ焼成することにより、メロンパンが得られる。
生地は穀粉を主成分とし、穀粉としては、例えば、小麦粉(強力粉、中力粉、薄力粉等)、大麦粉、米粉、とうもろこし粉、ライ麦粉、そば粉、大豆粉等が挙げられる。
生地には、穀粉以外の他、通常、ベイカリー製品に使用される原料を配合してもよい。穀粉以外の原料としては、例えば、水、糖、糖アルコール、卵、卵加工品、澱粉、食塩、乳化剤、乳化起泡剤、チーズ、生クリーム、合成クリーム、ヨーグルト、全脂粉乳、脱脂粉乳、ホエー、カゼイン、牛乳、濃縮乳、合成乳、可塑性油脂、イースト、イーストフード、カカオマス、ココアパウダー、チョコレート、コーヒー、紅茶、抹茶、野菜類、果物類、果実、果汁、ジャム、フルーツソース、肉類、魚介類、豆類、きな粉、豆腐、豆乳、大豆蛋白、膨張剤、甘味料、調味料、香辛料、着色料、フレーバー等が挙げられる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。実施例中の配合量と配合割合は質量基準である。
(エステル交換油の作製)
表1に示す原料油脂の組成に従って、混合油を調製し、以下の方法でエステル交換を行った。得られたエステル交換油の試料名を、それぞれ「A」、「A’」、「B」、「B’」、「C」、「E」、「F」とした。「B」、「B’」はパーム核油極度硬化油とパーム油極度硬化油をエステル交換後、パーム油を混合して調整した。
エステル交換方法:反応容器に原料油脂の混合油を仕込み、90〜95℃、真空下で攪拌し、油脂中の水分が100ppm以下になるまで脱水した。その後、油脂を85〜90℃まで冷却し、アルカリ触媒(ナトリウムメチラート)を0.1〜0.2質量部加え、30〜60分間反応させた。触媒除去のため、反応液に70℃の温水を加え、攪拌して洗浄した後、静置して油層と水層を分離した。分離した水層のpHが8以下になるまで温水洗浄を繰り返した後、窒素気流中、攪拌しつつ加熱し、100〜120℃で水分が蒸発しなくなるまで脱水した。次いで、活性白土を3質量部加え、15分間脱色した後、濾過した。
Figure 2019165653
(エステル交換油の分析評価)
得られたエステル交換油について、上昇融点、5〜35℃における固体脂含量、および、脂肪酸組成を測定した。各項目の測定方法は、以下のとおりである。
上昇融点:基準油脂分析試験法「2.2.4.2 融点(上昇融点)」に準じて測定した。
固体脂含量:基準油脂分析試験法「2.2.9 固体脂含量(NMR法)」に準じて測定した。測定装置は、「SFC−2000R」(アステック株式会社製)を用いた。
脂肪酸組成:基準油脂分析試験法「2.4.2.2−2013 脂肪酸組成」に準じて測定した。ガスクロマトグラフィー装置は、「Agilent 6850」(アジレント・テクノロジー株式会社製)を用い、カラムは、「DB−WAX」(アジレント・テクノロジー株式会社製)を用いた。
測定結果を表2に示す。
Figure 2019165653
(クッキー生地用油脂組成物の作製)
表3、4に示す配合割合に従って、以下に示す方法で油脂を混合して、実施例1〜14および比較例1〜11のクッキー生地用油脂組成物を作製し、各種評価を行った。
クッキー生地用油脂組成物の作製方法:表3、4に示す配合割合でエステル交換油と液状油を混合し、70℃に加熱しながらプロペラ攪拌機で攪拌・溶解しこれをコンビネーターにて急冷捏和しクッキー生地用油脂組成物を得た。液状油脂Dとして菜種油を、液状油脂D’としてコーン油を用いた。
更に、実施例および比較例のクッキー生地用油脂組成物を用いて、以下に示す方法により、メロン皮を作製した。
(メロン皮の作製)
上記実施例1〜14および比較例1〜11のクッキー生地用油脂組成物を用いて、以下に示す方法により、メロン皮を作製した。
メロン皮の作製方法:以下に示す配合に従い、メロン皮を作製した。ミキサーボウルにクッキー生地用油脂組成物と全卵、砂糖を均質に混合し、穀粉を加えることでメロン皮を作り上げる。このメロン皮をパン生地に被せ焼成することにより、メロンパンが得られる。
(メロンパンの作製)
以下の通り、メロンパンを作成した。
[中種生地調整]
強力粉700g、イースト3g、上白糖30g、水420gをミキサーボウルに投入し低速2分中速2分捏ね上げ、捏ね上げ温度24℃の中種生地を28℃で2時間発酵させた。
[本捏生地調整]
発酵させた中種生地をミキサーボウルに投入し、さらに強力粉300g、上白糖200g、脱脂粉乳30g、食塩10g、全卵60g、水140gを投入し低速3分、中速5分捏ね上げ、ここで練り込み用油脂(上記で作製したクッキー生地用油脂組成物)を100g投入し、さらに低速3分、中速4分捏ね上げ、捏ね上げ温度28℃の生地を得た。フロアタイム30分取った後、50gに分割し次いでベンチタイム30分取った後、丸状に成形した。天板に並べた生地にメロン皮を被せ、温度33℃、湿度65%のホイロに50分いれて最終発酵を行った。最終発酵後、上火170℃、下火200℃のオーブンに入れ11分焼成した。焼成後、室温にて放冷し袋に入れた。
(クッキー生地用油脂組成物およびメロン皮の評価)
実施例および比較例のクッキー生地用油脂組成物について、「硬さの経時変化」、「可塑性」、「染み出し」を評価した。クッキー生地用油脂組成物を配合したメロン皮について、「外観」、「食感」を評価した。これらの評価方法を以下に示す。
<硬さの経時変化>
実施例および比較例のクッキー生地用油脂組成物を円柱状の容器に入れ、表面が平らになるようにパレットナイフでカットし、15℃で1日、14日保管した後の硬さをレオメーターを用いて、直径32mmの穴空き円柱型冶具をクッキー生地用油脂組成物表面に接触する位置にセットし、一定速度で25mm進入させたときに測定される値の10倍を応力値とし、硬さの指標とした。14日目と1日目との応力値の変化率((14日目の応力値−1日目の応力値)/(1日目の応力値)×100)により硬さの変化を以下の基準で評価した。
◎:25%未満
○:25%以上35%未満
△:35%以上45%未満
×:45%以上
<可塑性>
(10、20℃での可塑性の評価)
10、20℃にそれぞれ調温したクッキー生地用油脂組成物10gをパレットナイフで取り、ステンレス製の板に塗布し可塑性を以下の基準で評価した。
◎:非常に滑らかに伸展
○:滑らかに伸展
△:途切れずに進展
×:伸展するが途中で途切れる
<染み出し>
クッキー生地用油脂組成物を3×3×3cmにカットし、ろ紙に置き、35℃恒温槽にて1日保管した時の油の染み出しを以下の基準で評価した。
◎:全く染み出しがない
○:若干染み出しがある
△:染み出しがある
×:染み出しが多くある
<外観>
焼成後室温に冷却したメロンパンのメロン皮を目視にて以下の基準で評価した。
◎:皮は均一に広がり、均一に皮が割れる
○:皮は均一に広がるが、不均一に皮が割れる
△:皮は不均一に広がり、不均一に皮が割れる
×:皮はだれて落ちる
<食感>
焼成後1日のメロンパンの中央部を3×3cm四方カットした後、メロン皮だけをカットし測定サンプルとした。レオメーターを用いて、三角型治具を一定速度で進入させ、メロン皮表面に接触させ破断時に測定される値を「硬さ」、破断までの距離を「脆さ」とした。「硬さ」の値が高く、且つ「脆さ」の値が低いほどサクサク感が高いことを示し、「硬さ」/「脆さ」により食感を以下の基準で評価した。
◎:10以上
○:7以上10未満
△:4以上7未満
×:4未満
Figure 2019165653
表3を見ると、本発明で規定したクッキー生地用油脂組成物の実施例1〜14では硬さの経時変化が少なく、35℃における油脂の染み出しがないことが分かる。また可塑性に優れていることが分かる。本発明で規定したクッキー生地用油脂組成物を配合したメロン皮の外観は優れており、食感も良好であることが分かる。
Figure 2019165653
表4を見ると、比較例1、4は、エステル交換油Aの含有量が15質量%未満であり、また液状油Dの含有量が50質量%より多いため、35℃における油脂の染み出しや可塑性が劣り、メロン皮の外観や食感も悪いことがわかる。比較例2、5は、エステル交換油Bの含有量が10質量%未満であり、また液状油Dの含有量が50質量より多いため、染み出しや可塑性が劣ることがわかる。比較例3、6はエステル交換油Cの含有量が2質量%未満もしくは22質量%より多いことから、メロン皮の外観もしくは食感が劣ることがわかる。比較例7は、エステル交換油Aの含有量が35質量%より多いため、硬さの経時変化、可塑性および、メロン皮の外観が劣ることがわかる。比較例8は、エステル交換油Bの含有量が30質量%より多いため、硬さの経時変化、可塑性および、メロン皮の外観が劣ることがわかる。比較例9、10は、本発明に含まれないエステル交換油を用いていることから、硬さの経時変化やメロン皮の外観が劣ることがわかる。比較例11は、固体脂を含むものであり、硬さの経時変化、可塑性および、メロン皮の外観が劣ることがわかる。

Claims (2)

  1. 下記のエステル交換油(A)〜(C)および液状油脂(D)を含有し、エステル交換油(A)の含有量が15〜35質量%、エステル交換油(B)の含有量が10〜30質量%、エステル交換油(C)の含有量が2〜22質量%および液状油脂(D)の含有量が30〜50質量%であるクッキー生地用油脂組成物。
    エステル交換油(A):融点が36〜40℃であり、25℃における固体脂含量が17〜27%、かつ、35℃における固体脂含量が2〜12%であるエステル交換油
    エステル交換油(B):融点が43〜47℃であり、25℃における固体脂含量が57〜67%、かつ、35℃における固体脂含量が30〜40%であるエステル交換油
    エステル交換油(C):融点が38〜42℃であり、25℃における固体脂含量が49〜59%、かつ、35℃における固体脂含量が6〜16%であるエステル交換油
    液状油脂(D):融点が0℃以下の油脂
  2. 請求項1に記載のクッキー生地用油脂組成物を含有するクッキー生地。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023145550A1 (ja) * 2022-01-25 2023-08-03 日清製粉プレミックス株式会社 上掛け生地用ミックス

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