JP7172746B2 - パワーユニット搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パワーユニット搭載構造に関する。
特許文献1には、左右のサイドメンバに締結された部品搭載フレーム部材によって、インバータの前側部分が支持された構造が開示されている。
特許文献2には、インバータの前部がフロントクロスメンバに取付けられ、インバータの後部がサスペンションタワーバーに取付けられたインバータ取付構造が開示されている。
特開2011-020623号公報 特開2010-000861号公報
ところで、特許文献1、2のように、サイドメンバを繋ぐ部材にパワーユニットを支持させた構成では、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、サイドメンバの変形(軸圧縮)が該部材によって規制されるので、衝突荷重を吸収し難くなる。
さらに、特許文献2の構成において、サイドメンバを変形させ易くするためにサイドメンバを繋ぐ部材を除いた場合には、パワーユニットにおける車室から遠い側の部位が支持されなくなる。換言すると、パワーユニットにおける車室から遠い側の部位の周囲に部材が無いので、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、パワーユニットに衝突荷重が入力され易くなり、パワーユニットが変形され易くなる可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、サイドメンバにおいて衝突荷重が吸収され難くなることを抑制し且つパワーユニットの変形を抑制することができるパワーユニット搭載構造を得ることが目的である。
本発明の第1態様のパワーユニット搭載構造は、車室に対する車両前方側又は車両後方側において車幅方向に間隔をあけて配置された一対のサイドメンバに対して、車両上下方向の上側に搭載されるパワーユニットと、少なくとも一部が前記一対のサイドメンバよりも車幅方向の外側且つ車両上下方向の上側に配置された一対の上側車体構成部材と、前記一対のサイドメンバよりも車両上下方向の上側において前記一対の上側車体構成部材に架け渡され、前記パワーユニットの車両前後方向における前記車室に対する遠い側の底部を支持するブレースと、を有する。
第1態様のパワーユニット搭載構造では、パワーユニットを支持するブレースが、サイドメンバよりも上側に配置されており、一対のサイドメンバを繋いでいない。これにより、一対のサイドメンバの車両前後方向の変形が、ブレースによって規制されることがないので、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、サイドメンバにおいて衝突荷重が吸収され難くなることを抑制することができる。
さらに、第1態様のパワーユニット搭載構造では、パワーユニットにおける車室から遠い側(衝突荷重の入力側)の部位の周辺にブレースが存在するので、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、衝突荷重の一部がブレースを介して他の部位に伝達される。これにより、パワーユニットに入力される衝突荷重が小さくなるので、パワーユニットの変形を抑制することができる。
つまり、第1態様のパワーユニット搭載構造では、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、サイドメンバにおいて衝突荷重が吸収され難くなることを抑制し且つパワーユニットの変形を抑制することができる。
本発明の第2態様のパワーユニット搭載構造には、車両上下方向から見た場合に、車両前後方向における前記ブレースよりも前記車室に近い側において車幅方向に延在された補助部材と、車両前後方向に延在され、軸方向の一端部が前記ブレースに取付けられ且つ他端部が前記補助部材に支持された架設部材と、が設けられ、前記パワーユニットは、前記ブレース及び前記補助部材に支持されている。
第2態様のパワーユニット搭載構造では、パワーユニットがブレース及び補助部材に支持されることで、パワーユニットの底部の支持範囲が車両前後方向に拡大されるので、パワーユニットの中心軸が車両上下方向に対して傾くのを抑制することができる。
本発明の第3態様のパワーユニット搭載構造の前記補助部材は、前記パワーユニットが収容される収容室と前記車室とを区画するパネルの車両上下方向の下部に設けられたクロスメンバであり、前記クロスメンバには、前記クロスメンバから車両上方に向けて直立するブラケットが設けられ、前記架設部材の軸方向の他端部は、前記ブラケットに取付けられている。
第3態様のパワーユニット搭載構造では、クロスメンバから直立するブラケットを変えることで、架設部材の一端部の高さが変わる。換言すると、クロスメンバを交換せずに架設部材の一端部の高さを調整することが可能となるので、架設部材の傾き調整を行い易くなる。
本発明の第4態様のパワーユニット搭載構造の前記補助部材は、被取付部が設けられ、前記パワーユニットが収容される収容室と前記車室とを区画するパネルであり、前記架設部材の軸方向の他端部は、前記被取付部に取付けられている。
第4態様のパワーユニット搭載構造では、ブレースに車両前後方向の衝突荷重が入力された場合に、架設部材が、ブレースとパネルとの間で衝突荷重に抵抗する。これにより、ブレースの変形が抑制され、さらに、ブレースが架け渡された上側車体構成部材の変形が抑制されるので、車両前後方向の衝突荷重に対する車両の剛性の低下を抑制することができる。
本発明の第5態様のパワーユニット搭載構造の前記上側車体構成部材は、車幅方向に間隔をあけて配置され車両上下方向に延びる一対のサスペンションタワーを有し、前記ブレースは、前記一対のサスペンションタワーに架け渡されている。
第5態様のパワーユニット搭載構造では、一方のサスペンションタワーに対して車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、入力された衝突荷重の一部がブレースを介して他方のサスペンションタワーへ伝達される。これにより、ブレースを有していない構成に比べて、サスペンションタワーの変形が抑制されるので、車両前後方向の衝突荷重に対するサスペンションタワーの剛性を高めることができる。
本発明によれば、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、サイドメンバにおいて衝突荷重が吸収され難くなることを抑制し且つパワーユニットの変形を抑制することができるパワーユニット搭載構造を得ることができる。
第1実施形態に係るパワーユニット搭載構造が適用された車両前部の主要部を示す斜視図である。 図1に示されたパワーユニット搭載構造及びその周辺部を示す正面図である。 図2に示されたパワーユニット搭載構造の縦断面図(図2の3-3線断面図)である。 第2実施形態に係るパワーユニット搭載構造及びその周辺部を示す正面図である。 第3実施形態に係るパワーユニット搭載構造及びその周辺部を示す平面図である。 図5に示されたパワーユニット搭載構造の縦断面図(図5の6-6線断面図)である。 第1変形例に係るパワーユニット搭載構造の縦断面図である。 第2変形例に係るパワーユニット搭載構造及びその周辺部を示す平面図である。
[第1実施形態]
図1には、第1実施形態に係るパワーユニット搭載構造30が適用された車両10の前部の内部構造が示されている。なお、図1では、後述するパワーユニット31(図2参照)の図示を省略している。車両10は、車体12と、パワーユニット搭載構造30とを含んで構成されている。
なお、各図において、矢印FRは車両前後方向前側を示しており、矢印RRは車両前後方向後側を示しており、矢印UPは車両上下方向上側を示しており、矢印OUTは車幅方向内側を示している。車両前後方向、車両上下方向、車幅方向は、互いに直交する方向である。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の車幅方向の左右を示すものとする。
〔全体構成〕
車体12は、サスペンションメンバ14と、ダッシュパネル16と、フロントサイドメンバ18と、エプロンアッパメンバ22とを含んで構成されている。また、車体12には、車両10の図示されない前輪を駆動させるモータ28(図2参照)が搭載されている。
サスペンションメンバ14は、車両平面視で略梯子状に形成されている。具体的には、サスペンションメンバ14は、車幅方向に間隔をあけて車両前後方向に延在された左右一対のサイドレール15Aと、左右一対のサイドレール15Aを車幅方向につなぐクロスメンバ15Bを含む図示されない複数のクロスメンバと、を有する。
ダッシュパネル16は、サスペンションメンバ14よりも車両上下方向の上側(以後、車両上方側と称する)において、車両前後方向を板厚方向として車両上下方向及び車幅方向に延在されている。また、ダッシュパネル16は、後述するパワーユニット31(図2参照)が収容される収容室19と、乗員の乗車スペースとなる車室17とを区画している。換言すると、収容室19は、ダッシュパネル16に対する車両前方側に配置されている。車室17は、ダッシュパネル16に対する車両後方側に配置されている。
フロントサイドメンバ18は、サイドメンバの一例であり、車室17に対する車両前側において、車幅方向に間隔をあけて左右一対配置されている。また、フロントサイドメンバ18は、ダッシュパネル16から車両前方に向けて、車両前後方向に沿って延在されている。さらに、フロントサイドメンバ18は、押出成形やプレス加工などによって形成された閉断面構造の骨格部材とされている。一対のフロントサイドメンバ18の前端側には、クラッシュボックス21を介してフロントバンパリインフォースメント23が設けられている。
エプロンアッパメンバ22は、車幅方向に間隔をあけて左右一対設けられている。一対のエプロンアッパメンバ22は、フロントサイドメンバ18に対する車幅方向外側且つ車両上方側において、車両前後方向に延在されている。エプロンアッパメンバ22の前端部は、図示されないエプロンブレースの一部に連結されている。このエプロンブレースは、フロントサイドメンバ18の前端部に連結されている。エプロンアッパメンバ22の一部には、インナエクステンション24の一端部が連結されている。インナエクステンション24の他端部は、ラジエータサポート26に連結されている。
〔要部構成〕
次に、パワーユニット搭載構造30について説明する。
パワーユニット搭載構造30は、一例として、パワーユニット31と、左右一対のサスペンションタワー32と、ブレース34と、ダッシュクロスメンバ36と、ブラケット38と、架設マウント42とを有する。また、パワーユニット搭載構造30は、収容室19内に設けられている。
<パワーユニット>
パワーユニット31は、高電圧部品の一例であり、車両10の各部に電力を分配(供給)する。また、パワーユニット31は、一対のフロントサイドメンバ18に対して、車両上下方向の上側に搭載される。パワーユニット31の本体は、中空の箱状に形成されている。この本体の内部には、図示されない回路等を含む電力分配部が設けられている。
<サスペンションタワー>
サスペンションタワー32は、上側車体構成部材の一例である。また、サスペンションタワー32は、車両上下方向から見た場合に、左右のエプロンアッパメンバ22よりも車幅方向内側で且つフロントサイドメンバ18よりも車幅方向の外側に設けられ、車両上下方向に延びている。換言すると、サスペンションタワー32は、車幅方向に間隔をあけて配置され車両上下方向に延びている。そして、サスペンションタワー32は、図示されないホイールハウス内に収容された前輪を支持するサスペンションの上端部を保持している。
図2には、パワーユニット搭載構造30及びその周辺部を車両前方側から正面視した状態が示されている。なお、一部の部材の形状については、簡略化して示している。車両10の車幅方向の中央に対する左側及び右側のそれぞれにおいて、サスペンションタワー32の車両上下方向の中央部及び上部は、フロントサイドメンバ18よりも上側に配置されている。さらに、それぞれのサスペンションタワー32は、一例として、本体部44とアーム部46とが溶接により一体化された部材として構成されている。
本体部44は、図示されないサスペンションの上端部を保持する部位であり、エプロンアッパメンバ22(図1参照)から車幅方向の内側へ向けて膨出されている。アーム部46は、本体部44の側面のうち車両前後方向の前側の部分から車幅方向の内側へ向けて延びている。ここで、左右一対のアーム部46は、車両10の車幅方向の中央に対して対称に配置されている。また、左右一対のアーム部46は、車幅方向に間隔をあけて配置されている。この間隔の長さは、後述するブレース34の車幅方向の長さよりも短い。
さらに、左右一対のアーム部46において、車幅方向に対向するそれぞれの内側端部には、ブレース取付部48が形成されている。左右一対のブレース取付部48は、一例として、車両上下方向から見た場合に、一対のフロントサイドメンバ18の前端部よりも後側で且つ一対のフロントサイドメンバ18よりも車幅方向の内側となる位置に配置されている。加えて、左右一対のブレース取付部48は、車両前後方向から見た場合に、一対のフロントサイドメンバ18よりも上側に配置されている。
<ブレース>
図1に示されるブレース34は、車幅方向を軸方向として延在された1本の部材である。また、ブレース34は、一対のフロントサイドメンバ18よりも車両上方側において、一対のサスペンションタワー32(アーム部46)に架け渡されている。具体的には、ブレース34の軸方向の両端部は、ブレース取付部48に接合されている。なお、本実施形態において、「2つの部材の接合」とは、2つの部材について、接着する方法、締結部材を用いて締結する方法、溶接(スポット溶接含む)する方法のいずれかの方法を用いて、2つの部材を繋ぐことを意味する。
図3に示されるように、ブレース34を車幅方向から見た場合の断面形状は、一例として、車両前後方向に沿った上面34Aと、車両上下方向に沿った後側面34Bとを含む四角筒状となっている。つまり、ブレース34は、中空の部材とされている。上面34Aには、パワーユニット31の車両前後方向の中央よりも前側となる前部が載置されている。換言すると、ブレース34は、パワーユニット31の車両前後方向における車室17に対する遠い側(衝突荷重の入力側)の底部31Aを支持している。
第1実施形態において、パワーユニット31の車両前後方向における車室17に対する近い側の底部31Bとは、パワーユニット31の車両前後方向の中央よりも後側となる後部における底部分を意味する。まとめると、パワーユニット31の車両前後方向における車室17に対する近い側の底部31Bが、パワーユニット31の前部の底部分となり、車室17に対する遠い側の底部31Aが、パワーユニット31の後部の底部分となる。
上面34Aには、図示されない締結用の貫通孔が複数形成されている。そして、パワーユニット31の前部における車幅方向の複数箇所では、該前部が、図示されない複数のボルトを用いてブレース34に締結(固定)されている。また、ブレース34の後側面34Bには、車幅方向に間隔をあけて2箇所の被取付部35(図1参照)が設定されている。被取付部35は、ブレース34における、後述する架設マウント42の前端部が接合される部位である。
<ダッシュクロスメンバ>
ダッシュクロスメンバ36は、補助部材及びクロスメンバの一例であり、ダッシュパネル16の車両上下方向の中央よりも下側となる下部に設けられている(接合されている)。ダッシュクロスメンバ36を車幅方向から見た場合の断面形状は、一例として、車両前後方向に沿った上面36Aを有する略五角形筒状となっている。つまり、ダッシュクロスメンバ36は、閉断面を有する中空の部材とされている。
図1に示されるように、ダッシュクロスメンバ36は、車幅方向一方側(右側)のフロントサイドメンバ18の後端部から、他方側(左側)のフロントサイドメンバ18の後端部まで、車幅方向に延在されている。換言すると、ダッシュクロスメンバ36は、車両上下方向から見た場合に、車両前後方向におけるブレース34よりも車室17に近い側において、車幅方向に延在されている。
また、ダッシュクロスメンバ36の車幅方向の両端部は、一対のフロントサイドメンバ18の後端部における車幅方向の内側面に連結されている。これにより、ダッシュクロスメンバ36は、一対のフロントサイドメンバ18の車幅方向内側への傾倒を抑制している。
<ブラケット>
ブラケット38は、一例として、ダッシュクロスメンバ36の上面36Aに車幅方向に間隔をあけて2つ設けられている。車幅方向において、ブラケット38の間隔の長さは、被取付部35の間隔の長さよりも短い。2つのブラケット38は、ダッシュクロスメンバ36から車両上方に向けて直立されている。また、2つのブラケット38は、車両10の車幅方向の中央に対して、左右対称に配置されている。具体的には、ブラケット38は、中空の直方体状に形成されている。
ブラケット38の車両前後方向の幅は、一例として、上面36Aの車両前後方向の幅とほぼ同じとされている。また、ブラケット38を車両前後方向から見た場合の前面38Aの外形は、一例として、車両上下方向に長く車幅方向に短い矩形状とされている。前面38Aには、後述する架設マウント42の後部が接合される図示されない被接合部が形成されている。
<架設マウント>
架設マウント42は、架設部材の一例であり、車幅方向に間隔をあけて2つ設けられている。2つの架設マウント42は、車両10の車幅方向の中央に対して、左右対称に配置されている。架設マウント42は、一方向に長い略四角筒状の部材とされている。架設マウント42を車両上下方向から見た場合の上面の外形は、平行四辺形状とされている。架設マウント42の車両上下方向の高さは、一例として、ブレース34の車両上下方向の高さとほぼ同じとされている。
具体的には、架設マウント42は、車両前後方向から見た場合に、軸方向の一端部(車両前後方向の前端部42A)が、他端部(後端部42B)に対して車幅方向の外側に配置されるように、車両前後方向と交差する斜め方向を軸方向として延在されている。また、架設マウント42は、車幅方向から見た場合に、車両前後方向に延在されている。
前端部42Aは、ブレース34の被取付部35に取付けられている(接合されている)。後端部42Bは、ブラケット38の前面38Aにおける上部に取付けられている(接合されている)。換言すると、後端部42Bは、ブラケット38を介して、ダッシュクロスメンバ36に間接的に支持されている。
車両上下方向から見た場合に、2つの架設マウント42は、ダッシュクロスメンバ36側を上底側とし、ブレース34側を下底側とする台形の斜辺を形成するように配置されている。なお、架設マウント42の上面42Cの車両上下方向の高さは、一例として、上面34Aの高さとほぼ同じ高さに揃えられている。つまり、架設マウント42上にもパワーユニット31(図2参照)が載置可能となっている。
このように、パワーユニット31(図2参照)は、一対のフロントサイドメンバ18に対して、車両上方側に搭載されている。また、パワーユニット31は、ブレース34及びダッシュクロスメンバ36に支持されている。なお、図3に示されるように、車幅方向から見た場合に、パワーユニット31の前端は、モータ28の前端よりも車両前後方向の後側に配置されている。
〔作用及び効果〕
次に、第1実施形態のパワーユニット搭載構造30の作用について説明する。
図1から図3までに示されるパワーユニット搭載構造30では、パワーユニット31を支持するブレース34が、一対のフロントサイドメンバより18も上側に配置されており、一対のフロントサイドメンバ18を繋いでいない。これにより、一対のフロントサイドメンバ18の車両前後方向の変形がブレース34によって規制されることがないので、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、フロントサイドメンバ18において衝突荷重が吸収され難くなることを抑制することができる。
さらに、パワーユニット搭載構造30では、パワーユニット31における車室17から遠い側の前部の周辺にブレース34が存在するので、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、衝突荷重の一部がブレース34を介して他の部位(車体12)に伝達される。これにより、パワーユニット31に入力される衝突荷重が小さくなるので、パワーユニット31の変形を抑制することができる。つまり、パワーユニット搭載構造30では、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、フロントサイドメンバ18において衝突荷重が吸収され難くなることを抑制し且つパワーユニット31の変形を抑制することができる。
また、パワーユニット搭載構造30では、パワーユニット31がブレース34及びダッシュクロスメンバ36に支持されることで、パワーユニット31の底部31A、31Bの支持範囲が車両前後方向に拡大される。これにより、パワーユニット31の中心軸(重心を通り且つ高さ方向に延びる仮想軸K(図2参照))が、車両上下方向に対して傾くのを抑制することができる。
さらに、パワーユニット搭載構造30では、ブラケット38を変えることで、架設マウント42の一端部(後端部)の高さが変わる。換言すると、ブラケット38よりも大きいダッシュクロスメンバ36を交換せずに、架設マウント42の一端部の高さを調整することが可能となるので、架設マウント42の傾き調整を行い易くなる。
加えて、パワーユニット搭載構造30では、一方のサスペンションタワー32に対して車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、入力された衝突荷重の一部がブレース34を介して他方のサスペンションタワー32へ伝達される。これにより、ブレース34を有していない構成に比べて、サスペンションタワー32の変形が抑制されるので、車両前後方向の衝突荷重に対するサスペンションタワー32の剛性を高めることができる。
なお、パワーユニット搭載構造30では、車幅方向から見た場合に、パワーユニット31の前端がモータ28の前端よりも車両前後方向の後側に配置されている。これにより、パワーユニット31の前端がモータ28の前端よりも前側に配置された構成に比べて、前面衝突の場合に、変形された車体12の前部が、パワーユニット31よりも先にモータ28に接触し易くなるので、パワーユニット31を保護することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係るパワーユニット搭載構造50について説明する。
図4に示されるパワーユニット搭載構造50は、第1実施形態の車両10(図1参照)において、パワーユニット搭載構造30(図1参照)に代えて設けられている。なお、第1実施形態の車両10及びパワーユニット搭載構造30と基本的に同一の構成については、同一の符号を付与してその説明を省略する。車両の符号については、車両10のままとする。
パワーユニット搭載構造50は、一例として、パワーユニット31と、エプロンアッパメンバ52と、ブレース54と、ダッシュクロスメンバ36及びブラケット38(図1参照)と、架設マウント42とを有する。また、パワーユニット搭載構造50は、収容室19内に設けられている。車幅方向から見た場合に、パワーユニット31の前端は、モータ28の前端よりも車両前後方向の後側に配置されている。車両上下方向から見た場合に、エプロンアッパメンバとフロントサイドメンバ18との間には、サスペンションタワー53が設けられている。
<エプロンアッパメンバ>
エプロンアッパメンバ52は、上側車体構成部材の一例である。また、エプロンアッパメンバ52は、車幅方向に間隔をあけて左右一対設けられている。一対のエプロンアッパメンバ52は、フロントサイドメンバ18に対する車幅方向外側且つ車両上方側において、車両前後方向に延在されている。エプロンアッパメンバ52の全体は、フロントサイドメンバ18よりも車両上方側に配置されている。エプロンアッパメンバ52の前端部は、図示されないエプロンブレースの一部に連結されている。このエプロンブレースは、フロントサイドメンバ18の前端部に連結されている。
<ブレース>
ブレース54は、車幅方向を軸方向として延在された1つの部材である。また、ブレース54は、一対のフロントサイドメンバ18よりも車両上方側において、一対のエプロンアッパメンバ52に架け渡されている。具体的には、ブレース54の軸方向の両端部は、左右のエプロンアッパメンバ52における軸方向(延在方向)の一部で且つ車幅方向に対向する内側面に接合されている。
ブレース54を車幅方向から見た場合の断面形状は、一例として、上面54Aと、図示されない後側面とを含む四角筒状となっている。つまり、ブレース54は、中空の部材とされている。上面54Aには、パワーユニット31の車両前後方向の前部が載置されている。換言すると、ブレース54は、パワーユニット31の車両前後方向における車室17(図1参照)に対する遠い側(衝突荷重の入力側)の底部31Aを支持している。
上面54Aには、図示されない締結用の貫通孔が複数形成されている。そして、パワーユニット31の前部における車幅方向の複数箇所では、該前部が図示されない複数のボルトを用いてブレース54に締結(固定)されている。また、ブレース54の図示されない後側面には、左右一対の架設マウント42の前端部42Aが、車幅方向に間隔をあけて接合されている。
〔作用及び効果〕
次に、第2実施形態のパワーユニット搭載構造50の作用について説明する。
パワーユニット搭載構造50では、パワーユニット31を支持するブレース54が、フロントサイドメンバより18も上側に配置されており、一対のフロントサイドメンバ18を繋いでいない。これにより、一対のフロントサイドメンバ18の車両前後方向の変形がブレース54によって規制されることがないので、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、フロントサイドメンバ18において衝突荷重が吸収され難くなることを抑制することができる。
さらに、パワーユニット搭載構造50では、パワーユニット31における車室17(図1参照)から遠い側の部位の周辺にブレース54が存在するので、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、衝突荷重の一部がブレース54を介して他の部位に伝達される。これにより、パワーユニット31に入力される衝突荷重が小さくなるので、パワーユニット31の変形を抑制することができる。つまり、パワーユニット搭載構造50では、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、フロントサイドメンバ18において衝突荷重が吸収され難くなることを抑制し且つパワーユニット31の変形を抑制することができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係るパワーユニット搭載構造60について説明する。
図5及び図6に示されるパワーユニット搭載構造60は、第1実施形態の車両10(図1参照)において、パワーユニット搭載構造30(図1参照)に代えて設けられている。なお、第1実施形態の車両10及びパワーユニット搭載構造30と基本的に同一の構成については、同一の符号を付与してその説明を省略する。車両の符号については、車両10のままとする。パワーユニット31及びモータ28については、簡略化して図示する。
図5に示されるパワーユニット搭載構造60は、一例として、パワーユニット31と、左右一対のサスペンションタワー32と、ブレース34と、ダッシュパネル62と、被取付部材64と、架設マウント66とを有する。また、パワーユニット搭載構造60は、収容室19内に設けられている。図6に示されるように、車幅方向から見た場合に、パワーユニット31の前端は、モータ28の前端よりも車両前後方向の後側に配置されている。
<ダッシュパネル>
図5に示されるダッシュパネル62は、補助部材及びパネルの一例である。また、ダッシュパネル62は、サスペンションメンバ14(図1参照)よりも車両上方側において、車両前後方向を厚さ方向として車両上下方向及び車幅方向に延在されている。さらに、ダッシュパネル62は、パワーユニット31が収容される収容室19と車室17とを区画している。換言すると、収容室19は、ダッシュパネル62に対する車両前方側に配置されている。
ダッシュパネル62における車両前後方向の前側の面を前面62Aと称する。加えて、ダッシュパネル62には、ダッシュパネル62を車両前後方向に貫通する図示されない貫通孔が形成されている。この貫通孔の車両後方側の周縁部には、図示されないウェルドナットが接合されている。ダッシュパネル62の下部には、ダッシュクロスメンバ36が設けられている。
<被取付部材>
図6に示される被取付部材64は、被取付部の一例である。また、被取付部材64は、前面62Aに車幅方向に間隔をあけて2つ設けられている。また、2つの被取付部材64は、車両10の車幅方向の中央に対して、左右対称に配置されている。具体的には、被取付部材64は、車両前後方向を軸方向として架設マウント66が接合される角筒状の接合部64Aと、接合部64Aの外周面から外側へ張出されたフランジ64Bとを有する。
フランジ64Bは、車両前後方向を厚さ方向とする板状に形成されている。また、フランジ64Bには、車両前後方向に貫通する図示されない貫通孔が形成されている。そして、フランジ64Bは、ダッシュパネル62の既述の貫通孔とフランジ64Bの貫通孔とが連通された状態で、ボルトが、該貫通孔に挿入され且つ図示されないウェルドナットに締結されることで、ダッシュパネル62に設けられて(固定されて)いる。
<架設マウント>
図5に示される架設マウント66は、架設部材の一例であり、車幅方向に間隔をあけて2つ設けられている。2つの架設マウント66は、車両10の車幅方向の中央に対して、左右対称に配置されている。架設マウント66は、一方向に長い四角筒状の部材とされている。架設マウント66を車両上下方向から見た場合の外形は、平行四辺形状とされている。架設マウント66の車両上下方向の高さは、一例として、ブレース34の車両上下方向の高さとほぼ同じとされている。
具体的には、架設マウント66は、車両前後方向から見た場合に、軸方向の一端部(車両前後方向の前端部66A)が、他端部(後端部66B)に対して車幅方向の外側に配置されるように、車両前後方向と交差する斜め方向を軸方向として延在されている。
2つの前端部66Aは、ブレース34の被取付部35に取付けられている。具体的には、2つの前端部66Aは、被取付部35に接合されている。一方、2つの後端部66Bは、被取付部材64の接合部64Aに取付けられている(接合されている)。換言すると、2つの後端部66Bは、被取付部材64を介して、間接的にダッシュパネル62に支持されている。
車両上下方向から見た場合に、2つの架設マウント66は、ダッシュパネル62側を上底側とし、ブレース34側を下底側とする台形の斜辺を形成するように配置されている。なお、架設マウント66の上面66Cの車両上下方向の高さは、一例として、上面34Aの高さとほぼ同じ高さに揃えられている。つまり、架設マウント66上にもパワーユニット31が搭載(載置)されるようになっている。
このように、パワーユニット31は、一対のフロントサイドメンバ18に対して、車両上方側に搭載されている。また、パワーユニット31は、ブレース34及びダッシュパネル62(架設マウント66を含む)に支持されている。
〔作用及び効果〕
次に、第3実施形態のパワーユニット搭載構造60の作用について説明する。
図5及び図6に示されるパワーユニット搭載構造60では、パワーユニット31を支持するブレース34が、フロントサイドメンバより18も上側に配置されており、一対のフロントサイドメンバ18を繋いでいない。これにより、一対のフロントサイドメンバ18の車両前後方向の変形がブレース34によって規制されることがないので、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、フロントサイドメンバ18において衝突荷重が吸収され難くなることを抑制することができる。
さらに、パワーユニット搭載構造60では、パワーユニット31における車室17から遠い側の部位の周辺にブレース34が存在するので、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、衝突荷重の一部がブレース34を介して他の部位に伝達される。これにより、パワーユニット31に入力される衝突荷重が小さくなるので、パワーユニット31の変形を抑制することができる。つまり、パワーユニット搭載構造60では、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、フロントサイドメンバ18において衝突荷重が吸収され難くなることを抑制し且つパワーユニット31の変形を抑制することができる。
また、パワーユニット搭載構造60では、パワーユニット31がブレース34及びダッシュパネル62に支持されることで、パワーユニット31の底部31A、31B(図6参照)の支持範囲が車両前後方向に拡大される。これにより、パワーユニット31の中心軸(仮想軸K(図2参照))が車両上下方向に対して傾くのを抑制することができる。
さらに、パワーユニット搭載構造60では、ブレース34に車両前後方向の衝突荷重が入力された場合に、架設マウント66が、ブレース34とダッシュパネル62との間で衝突荷重に抵抗する。これにより、ブレース34の変形が抑制され、さらに、ブレース34が架け渡されたサスペンションタワー32の変形が抑制されるので、車両前後方向の衝突荷重に対する車両10の剛性の低下を抑制することができる。
加えて、パワーユニット搭載構造60では、一方のサスペンションタワー32に対して車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、入力された衝突荷重の一部がブレース34を介して他方のサスペンションタワー32へ伝達される。これにより、ブレース34を有していない構成に比べて、サスペンションタワー32の変形が抑制されるので、車両前後方向の衝突荷重に対するサスペンションタワー32の剛性を高めることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。以下、第1変形例、第2変形例及び他の変形例について説明する。第1、第2、第3実施形態と基本的に同一の構成については、同一の符号を付与してその説明を省略する。
<第1変形例>
図7には、第1変形例のパワーユニット搭載構造70が示されている。パワーユニット搭載構造70は、パワーユニット搭載構造30(図1参照)のブラケット38及び架設マウント42(図1参照)に代えて、架設マウント72が設けられている。架設マウント72以外の構成は、パワーユニット搭載構造30と同じとされている。
架設マウント72は、架設部材の一例であり、車幅方向に間隔をあけて2つ設けられている。2つの架設マウント72は、車両10の車幅方向の中央に対して、左右対称に配置されている。架設マウント72は、一方向に長い四角筒状の部材とされている。架設マウント72の車両上下方向の高さは、一例として、ブレース34の車両上下方向の高さとほぼ同じとされている。
具体的には、架設マウント72は、車両前後方向から見た場合に、軸方向の一端部(車両前後方向の前端部72A)が、他端部(後端部72B)に対して車幅方向の外側に配置されるように、車両前後方向と交差する斜め方向を軸方向として延在されている。また、架設マウント72は、車幅方向から見た場合に、前端部72Aから中央部までが車両前後方向に延在されており、後端部72Bがダッシュクロスメンバ36に向けて車両下方側へ屈曲されている。
2つの前端部72Aは、ブレース34の被取付部35に取付けられている(接合されている)。一方、2つの後端部72Bは、ダッシュクロスメンバ36の上面36Aに取付けられている(接合されている)。換言すると、2つの後端部72Bは、直接的にダッシュクロスメンバ36に支持されている。
車両上下方向から見た場合に、2つの架設マウント72は、ダッシュクロスメンバ36側を上底側とし、ブレース34側を下底側とする台形の斜辺を形成するように配置されている。なお、架設マウント72の上面72Cの車両上下方向の高さは、一例として、上面34Aの高さとほぼ同じ高さに揃えられている。つまり、架設マウント72上にもパワーユニット31が搭載(載置)されるようになっている。このように、ブラケット38(図1参照)を用いない構成としてもよい。
<第2変形例>
図8には、第2変形例としてのパワーユニット搭載構造90が適用された車両80の車両後部の主要部が示されている。車両80は、車体82と、パワーユニット搭載構造90とを含んで構成されている。
車体82は、サスペンションメンバ14(図1参照)と、仕切パネル84と、リアサイドメンバ86と、リアアッパメンバ88とを含んで構成されている。また、車体82には、車両80の各部に電力を供給するパワーユニット31が搭載されている。
仕切パネル84は、一例として、図示されないルームフロアパネルの車両前後方向の後端部に相当する部位で、車両上方に向けて直立された部位として構成されている。なお、仕切パネル84は、図示されないトランクフロアパネルの前端部として構成されていてもよい。また、仕切パネル84は、サスペンションメンバ14(図1参照)よりも車両上方側において、車両前後方向を板厚方向として車両上下方向及び車幅方向に延在されている。さらに、仕切パネル84は、パワーユニット31が収容される収容室81と、車室93とを区画している。換言すると、収容室81は、仕切パネル84に対する車両後方側に配置されている。車室93は、仕切パネル84に対する車両前方側に配置されている。
リアサイドメンバ86は、サイドメンバの一例であり、車室93に対する車両後側において、車幅方向に間隔をあけて左右一対配置されている。また、リアサイドメンバ86は、仕切パネル84から車両後方に向けて、車両前後方向に沿って延在されている。さらに、リアサイドメンバ86は、押出成形やプレス加工などによって形成された閉断面構造の骨格部材とされている。
リアアッパメンバ88は、車幅方向に間隔をあけて左右一対設けられている。一対のリアアッパメンバ88は、リアサイドメンバ86に対する車幅方向外側且つ車両上方側において、車両前後方向に延在されている。
(要部構成)
パワーユニット搭載構造90は、一例として、パワーユニット31と、左右一対のサスペンションタワー92と、ブレース34と、リアクロスメンバ94と、ブラケット38と、架設マウント42とを有する。また、パワーユニット搭載構造90は、収容室81内に設けられている。
サスペンションタワー92は、上側車体構成部材の一例である。また、サスペンションタワー92は、車両上下方向から見た場合に、左右のリアアッパメンバ88よりも車幅方向内側で且つリアサイドメンバ86よりも車幅方向の外側に設けられ、車両上下方向に延びている。換言すると、サスペンションタワー92は、車幅方向に間隔をあけて配置され車両上下方向に延びている。そして、サスペンションタワー92は、図示されないホイールハウス内に収容された後輪を支持するサスペンションの上端部を保持している。
車両80における車幅方向の中央に対する左側及び右側のそれぞれにおいて、サスペンションタワー92の車両上下方向の中央部及び上部は、リアサイドメンバ86よりも上側に配置されている。さらに、それぞれのサスペンションタワー92は、一例として、本体部96とアーム部98とが溶接により一体化された部材として構成されている。
本体部96は、図示されないサスペンションの上端部を保持する部位であり、リアアッパメンバ88から車幅方向の内側へ向けて膨出されている。アーム部98は、本体部96の側面のうち車両前後方向の後側の部分から車幅方向の内側へ向けて延びている。ここで、左右一対のアーム部98は、車両80の車幅方向の中央に対して対称に配置されている。また、左右一対のアーム部98は、車幅方向に間隔をあけて配置されている。この間隔の長さは、ブレース34の車幅方向の長さよりも短い。
さらに、左右一対のアーム部98において、車幅方向に対向するそれぞれの端部には、ブレース取付部99が形成されている。左右一対のブレース取付部99は、一例として、車両上下方向から見た場合に、一対のリアサイドメンバ86の後端部よりも前側で且つ一対のリアサイドメンバ86よりも車幅方向の内側となる位置に配置されている。加えて、左右一対のブレース取付部99は、車両前後方向から見た場合に、一対のリアサイドメンバ86よりも上側に配置されている。
リアクロスメンバ94は、補助部材及びクロスメンバの一例であり、仕切パネル84の車両上下方向の中央よりも下側となる下部に設けられている(接合されている)。また、リアクロスメンバ94は、閉断面を有する中空の部材とされている。さらに、リアクロスメンバ94は、車幅方向一方側(右側)のリアサイドメンバ86の前端部から、他方側(左側)のリアサイドメンバ86の前端部まで、車幅方向に延在されている。換言すると、リアクロスメンバ94は、車両上下方向から見た場合に、車両前後方向におけるブレース34よりも車室93に近い側において車幅方向に延在されている。
リアクロスメンバ94の車幅方向の両端部は、一対のリアサイドメンバ86の後端部における車幅方向の内側面に連結されている。これにより、リアクロスメンバ94は、一対のリアサイドメンバ86の車幅方向内側への傾倒を抑制している。
ブレース34は、一対のリアサイドメンバ86よりも車両上方側において、一対のサスペンションタワー92(ブレース取付部99)に架け渡されている。ブレース34の上面34Aには、パワーユニット31の車両前後方向の後部が載置されている。換言すると、ブレース34は、パワーユニット31の車両前後方向における車室93に対する遠い側の底部31Aを支持している。
ブラケット38は、リアクロスメンバ94の上面94Aに車幅方向に間隔をあけて2つ設けられている。2つのブラケット38は、リアクロスメンバ94から車両上方に向けて直立されている。また、2つのブラケット38は、車両80の車幅方向の中央に対して、左右対称に配置されている。
架設マウント42は、車幅方向に間隔をあけて2つ設けられている。2つの架設マウント42は、車両80の車幅方向の中央に対して、左右対称に配置されている。2つの前端部42Aは、ブレース34の被取付部35に取付けられている。2つの後端部42Bは、前面38Aにおける上部に取付けられている(接合されている)。換言すると、2つの後端部42Bは、ブラケット38を介して、リアクロスメンバ94に間接的に支持されている。このように、パワーユニット31は、一対のリアサイドメンバ86に対して、車両上方側に搭載されている。また、パワーユニット31は、ブレース34及びリアクロスメンバ94に支持されている。
ここで、パワーユニット搭載構造90では、パワーユニット31を支持するブレース34が、リアサイドメンバ86よりも上側に配置されており、一対のリアサイドメンバ86を繋いでいない。これにより、一対のリアサイドメンバ86の車両前後方向の変形がブレース34によって規制されることがないので、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、リアサイドメンバ86において衝突荷重が吸収され難くなることを抑制することができる。
さらに、パワーユニット搭載構造90では、パワーユニット31における車室93から遠い側の部位の周辺にブレース34が存在するので、車両前後方向に衝突荷重が入力された(後面衝突の)場合に、衝突荷重の一部がブレース34を介して他の部位に伝達される。これにより、パワーユニット31に入力される衝突荷重が小さくなるので、パワーユニット31の変形を抑制することができる。つまり、パワーユニット搭載構造90では、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、リアサイドメンバ86において衝突荷重が吸収され難くなることを抑制し且つパワーユニット31の変形を抑制することができる。
<他の変形例>
パワーユニット搭載構造30、50、70において、ブレース34のみでパワーユニット31を支持させてもよい。
パワーユニット搭載構造60において、エプロンアッパメンバ22にブレース34を車幅方向に沿って架設してもよい。また、パワーユニット搭載構造60において、ブレース34のみでパワーユニット31を支持させてもよい。
パワーユニット搭載構造90において、リアアッパメンバ88にブレース34を車幅方向に沿って架設してもよい。この場合には、ブレース34が取付けられる部位をリアアッパメンバ88よりも下側且つリアサイドメンバ86よりも上側に配置すればよい。また、パワーユニット搭載構造90において、ブラケット38を用いずに、架設マウント42の車両前後方向の前端部を屈曲させて、リアクロスメンバ94に取付けてもよい。さらに、パワーユニット搭載構造90において、架設マウント42の前端部を仕切パネル84の図示されない被取付部に取付けて、架設マウント42の前端部を仕切パネル84に支持させてもよい。加えて、パワーユニット搭載構造90において、ブレース34のみでパワーユニット31を支持させてもよい。
ブレース34の数は、1本に限らず、2本以上あってもよい。また、ブレース34の取付部は、左右それぞれ1つずつに限らず、左右それぞれ2つ以上に分岐されていてもよい。さらに、ブレース34の断面形状は、載置面としての上面を有するものであれば、断面が、四角形状のものに限らず、三角形状又は五角形以上の多角形状であってもよい。また、ブレース34は、円柱部材の外周の一部を切断することで載置面としての上面を形成したものであってもよい。
架設マウント42、66、72は、載置面としての上面を有するものであれば、断面が、四角形状のものに限らず、三角形状又は五角形以上の多角形状であってもよい。また、架設マウント42、66、72は、円柱部材の外周の一部を切断することで載置面としての上面を形成したものであってもよい。さらに、架設マウント42、66、72は、1つでもよく、又は3つ以上あってもよい。
ブラケット38において、ブラケット38の上端から車両前後方向に張出されたフランジ部を形成して、このフランジ部にパワーユニット31の一部を載せてもよい。また、ブラケット38の数は、架設マウント42、66の数と同じ数であっても、異なる数であってもよい。そして、ブラケット38の数は、1つ又は3つ以上であってもよい。
ブレース34は、サスペンションタワー32のアーム部46に架け渡されたものに限らず、本体部44に架け渡されたものであってもよい。
架設マウント72は、後端部72Bを屈曲させたものに限らず、略クランク状に湾曲させて、後端部をダッシュクロスメンバ36の前面に接合させたものであってもよい。また、ダッシュクロスメンバ36の車両上下方向の位置が高い場合には、架設マウント72を直線状に形成してダッシュクロスメンバ36に取付けてもよい。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両
17 車室
18 フロントサイドメンバ(サイドメンバの一例)
19 収容室
30 パワーユニット搭載構造
31 パワーユニット
31A 底部
32 サスペンションタワー(上側車体構成部材の一例)
34 ブレース
36 ダッシュクロスメンバ(補助部材及びクロスメンバの一例)
38 ブラケット
42 架設マウント(架設部材の一例)
50 パワーユニット搭載構造
52 エプロンアッパメンバ(上側車体構成部材の一例)
54 ブレース
60 パワーユニット搭載構造
62 ダッシュパネル(補助部材及びパネルの一例)
64 被取付部材(被取付部の一例)
66 架設マウント(架設部材の一例)
70 パワーユニット搭載構造
72 架設マウント(架設部材の一例)
80 車両
81 収容室
86 リアサイドメンバ(サイドメンバの一例)
90 パワーユニット搭載構造
92 サスペンションタワー(上側車体構成部材の一例)
93 車室
94 リアクロスメンバ(補助部材及びクロスメンバの一例)

Claims (3)

  1. 車室に対する車両前方側又は車両後方側において車幅方向に間隔をあけて配置された一対のサイドメンバに対して、車両上下方向の上側に搭載されるパワーユニットと、
    少なくとも一部が前記一対のサイドメンバよりも車幅方向の外側且つ車両上下方向の上側に配置された一対の上側車体構成部材と、
    前記一対のサイドメンバよりも車両上下方向の上側において前記一対の上側車体構成部材に架け渡され、前記パワーユニットの車両前後方向における前記車室に対する遠い側の底部を支持するブレースと、
    車両上下方向から見た場合に、車両前後方向における前記ブレースよりも前記車室に近い側において車幅方向に延在された補助部材と、
    車両前後方向に延在され、軸方向の一端部が前記ブレースに取付けられ且つ他端部が前記補助部材に支持された架設部材と、
    を有し、
    前記パワーユニットは、前記ブレース及び前記補助部材に支持され、
    前記補助部材は、前記パワーユニットが収容される収容室と前記車室とを区画するパネルの車両上下方向の下部に設けられたクロスメンバであり、
    前記クロスメンバには、前記クロスメンバから車両上方に向けて直立するブラケットが設けられ、
    前記架設部材の軸方向の他端部は、前記ブラケットに取付けられているパワーユニット搭載構造。
  2. 車室に対する車両前方側又は車両後方側において車幅方向に間隔をあけて配置された一対のサイドメンバに対して、車両上下方向の上側に搭載されるパワーユニットと、
    少なくとも一部が前記一対のサイドメンバよりも車幅方向の外側且つ車両上下方向の上側に配置された一対の上側車体構成部材と、
    前記一対のサイドメンバよりも車両上下方向の上側において前記一対の上側車体構成部材に架け渡され、前記パワーユニットの車両前後方向における前記車室に対する遠い側の底部を支持するブレースと、
    車両上下方向から見た場合に、車両前後方向における前記ブレースよりも前記車室に近い側において車幅方向に延在された補助部材と、
    車両前後方向に延在され、軸方向の一端部が前記ブレースに取付けられ且つ他端部が前記補助部材に支持された架設部材と、
    を有し、
    前記パワーユニットは、前記ブレース及び前記補助部材に支持され
    前記補助部材は、被取付部が設けられ、前記パワーユニットが収容される収容室と前記車室とを区画するパネルであり、
    前記架設部材の軸方向の他端部は、前記被取付部に取付けられているパワーユニット搭載構造。
  3. 前記上側車体構成部材は、車幅方向に間隔をあけて配置され車両上下方向に延びる一対のサスペンションタワーを有し、
    前記ブレースは、前記一対のサスペンションタワーに架け渡されている請求項1又は請求項2に記載のパワーユニット搭載構造。
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