JP7166835B2 - 紙幣取扱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣取扱装置に関する。
紙幣を投入する入金口と、出金紙幣の搬送先と入金取引で発生したリジェクト紙幣の搬送先を兼ねる出金口を有する紙幣取扱装置が知られている。このような紙幣取扱装置では、入金口にはシャッタを実装せずに、紙幣の積み増しが可能に構成されている。そして、出金口にモータ等のアクチュエータにより、出金口の紙幣集積空間である開口空間を遮断もしくは解放するように開閉するシャッタを搭載しているものがある。
例えば、特許文献1に記載の紙幣取扱装置では、入金時は紙幣の連続投入が可能である。さらに、出金口のシャッタを開けておくことで、操作者は入金取引でのリジェクト紙幣を出金口から入金口へ即時に再投入できる。
出金口のシャッタの紙幣集積空間側には、中央部分の手を挿入するスペース以外の所に、保持点を支点として可動する可動プレートが実装されている。
上記可動プレートは、自重により閉じている時には、集積される紙幣の上端を停止させ、紙幣取り出し時には、操作者が取り出す紙幣に押しのけられて開放する。入金時にシャッタが開いていても、可動プレートによって集積時に姿勢不良となった入金リジェクト紙幣の出金口からの飛び出しを防止する。
特開2016-99677号公報
しかしながら、特許文献1では、操作者の手前側に開閉するシャッタに対して、可動プレートを保持する保持点が開いたシャッタの反対側にある。このために、可動プレートが動作不良等で閉じない状態になってしまった場合に、シャッタが閉まる時に、シャッタが可動プレートを挟み込む可能性がある。この結果、シャッタが完全に閉まりきらないという障害が発生する恐れがある。
本発明の目的は、紙幣取扱装置において、シャッタが完全に閉まりきらないという障害が発生するのを防止することにある。
本発明の一態様の紙幣取扱装置は、紙幣を投入するための入金口と、前記紙幣を取り出すための出金口と、前記出金口の開口空間を遮断もしくは解放するように開閉するシャッタと、前記シャッタが閉じた閉状態で前記シャッタの下側に位置し、前記シャッタが開いた開状態で保持点を支点として開閉する可動プレートとを有し、前記保持点は、前記シャッタが開いた前記開状態でシャッタ側に位置することを特徴とする。
本発明の一態様の紙幣取扱装置は、紙幣を投入するための入金口と、前記紙幣を取り出すための出金口と、前記出金口の開口空間を遮断もしくは解放するように開閉するシャッタと、前記シャッタが閉じた閉状態で前記シャッタの下側に位置し、前記シャッタが開いた開状態で第1の保持点を支点として開閉する第1の可動プレートと、前記第1の可動プレートの下側に設けられ、前記第1の保持点と異なる第2の保持点を支点として開閉する第2の可動プレートとを有し、前記第1の可動プレートの前記第1の保持点は、前記シャッタが開いた前記開状態でシャッタ側に位置し、前記第2の可動プレートの前記第2の保持点は、前記シャッタ側とは反対側に位置することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、紙幣取扱装置において、シャッタが完全に閉まりきらないという障害が発生するのを防止することができる。
紙幣取扱装置の概略外観を示す斜視図である。 紙幣取扱装置を平面視して窓口係員Mと顧客Kに対する位置関係を概略的に示す説明図である。 紙幣取扱装置の制御ブロック図である。 紙幣取扱装置の内部構成と紙幣搬送経路を概略的に示す断面図である。 実施例1のシャッタ及び可動プレートの構成を示す斜視図である。 実施例1のシャッタ及び可動プレートの構成を示す側面図である。 紙幣搬送経路の構成のうち入金搬送に関与する経路構成を概略的に説明する説明図である。 入金取引の制御フロー図である。 出金搬送に関与する経路構成を概略的に説明する説明図である。 出金取引の制御フロー図である。 実施例2のシャッタ及び可動プレートの構成を示す側面図である。 実施例2のシャッタ及び可動プレートの構成を示す側面図である。 実施例3の可動プレートの構成を示す側面図である。
図1を参照して、紙幣取扱装置100の構成について説明する。
図1に示すように、紙幣取扱装置100は、その外観上、上下に区別され、下部領域を金庫110とし、その金庫110が有する筐体部112より上の上部領域を入出金機構部116とする。筐体部112は、金属製鋼板から形成され、図1における紙面手前側に、開閉並びに施錠可能な金属製の金庫扉113を備え、この金庫扉113と共に金庫110を構成する。紙幣取扱装置100は、金庫扉113で閉じられた筐体部112に後述の紙幣識別部170や紙幣収納部200などを収容しセキュリティを確保している。操作者は入金口120から紙幣を入金したり、出金口140から紙幣を取り出すことができる。
次に、図2を参照して、紙幣取扱装置100の他の設置形態について説明する。図2は紙幣取扱装置100を平面視して窓口係員Mと顧客Kに対する位置関係を概略的に示す説明図である。
入出金機構部116は、窓口係員により操作される操作パネル118を備える。上面に、図1における紙面手前側から紙面奥側、即ち装置前面側から後面側に掛けて、出金口140、入金口120の順に隣接して備える。
紙幣取扱装置100は、顧客応対テーブルDにて装置後面側が覆われ、入出金機構部116の入金口120と出金口140とを顧客Kに視認可能な構成としている。窓口係員Mは、顧客応対テーブルDを挟んで顧客Kと対面し、操作パネル118の所定操作の他、顧客Kから預かった紙幣Bの入金口120への投入や出金口140に出金された紙幣の顧客Kへの受渡を行う。
次に、図3を参照して、紙幣取扱装置100の制御ブロックの電気的構成について説明する。
図3に示すように、紙幣取扱装置100は、電気的な機能ブロックとして、入金口120と、出金口140と、紙幣収納カセット201~205と、紙幣識別部170と、操作パネル118と、搬送機構部180と、制御部300とを備える。搬送機構部180は、後述するように、カセットごとのゲート201bを初めとするゲート群と、紙幣搬送経路に複数設置した検知センサ188の検知センサ群と、紙幣搬送を担う複数の駆動モータ189の駆動モータ群とを備える。
制御部300は、主制御部301と、メモリ302と、操作端末Pと通信することができる上位通信部303とを有する。主制御部301は、主に制御用のマイクロプロセッサからなる。主制御部301は、入金口120や出金口140に含まれる紙幣送出及び搬送に関与する駆動機器等の他、搬送機構部180のゲート群及び駆動モータ群を、紙幣の入出金搬送に伴い駆動制御する。検知センサ群に含まれる検知センサ188は、後述の紙幣入金経路180INや紙幣出金経路180OUTにて紙幣搬送状態を検知するほか、入金口120や出金口140における紙幣有無、紙幣収納カセット201~205における紙幣収納枚数等を検知し、その検知信号を制御部300に出力する。
次に、図4を参照して、紙幣取扱装置100の内部構成について説明する。
図4に示すように、入出金機構部116には、紙幣Bの入金を受け付ける入金口120と紙幣Bを出金する出金口140とを隣接配置して備える。金庫110の筐体部112には、紙幣識別部170と搬送機構部180と紙幣収納部200とを収容して備える。紙幣識別部170の識別結果は、制御部300(図3参照)に出力され、紙幣搬送先のカセットの決定、リジェクト搬送等に用いられる。
搬送部に相当する搬送機構部180は、入金口120および出金口140から紙幣収納部200に掛けて、紙幣入金経路180INと紙幣出金経路180OUTとを形成する。この両経路の詳細については後述するが、紙幣入金経路180INは、入金口120から紙幣識別部170に到る上流側入金経路181を備える。紙幣出金経路180OUTは、紙幣識別部170から出金口140に到る下流側出金経路186を備える。これら経路を有する搬送機構部180は、上記の入出金経路にて入金口120と出金口140とを紙幣識別部170と紙幣収納部200とに接続して紙幣を搬送する。紙幣収納部200は、紙幣収納カセット201~205を備え、それぞれのカセットに後述するように紙幣Bを収納する。
次に、図5、図6を参照して、実施例1の入出金口の構成について説明する。ここで、図5はシャッタ150が開いた状態の斜視図であり、図6は操作者が紙幣を取り出すときの側面図である。
図5に示すように、出金口140はシャッタ150を備え、シャッタ150は、閉状態の時は、矢印150aの方向、即ち入金口120側にスライドして、出金口140の上方側全体を覆って紙幣Bの取り出し及び投入、手の挿入といった操作を制限する。開状態の時は、矢印150bの方向、即ち下方向にスライドして出金口140への操作を可能とする。シャッタ150の紙幣集積側空間側には、可動プレート141a、141bを実装している。
可動プレート141a、141bはシャッタ150が開状態になった時に、シャッタ側になるように支点142a、142bにより保持されている(記号a、bは紙幣取扱装置100の正面から見て右側をa、左側をbとしており、図は省略するが、構成及び動作としては同じものである。なお、支点は、本図では左右で分断されているが、貫通されていていても構わない)。また、支点142a、142bには、可動プレート141a、141bが閉じる方向に付勢する図示しないばね部材が取り付けられている。可動プレート141a、141bは通常は、そのばね力によって閉じた状態になっている。
そして、可動プレート141a、141bは、支点142a、142bを支点として矢印143a,143b方向にそれぞれ独立で開閉する。もしくは、可動プレート141a,141bが一体になっている場合は一体で開閉する。また、可動プレート141a、141bは閉じているときは集積されてくる紙幣を受け止める。操作者が紙幣Bを引き抜くときは、図6のように、可動プレート141a、141bは開いた状態になる。
図5、図6に示すように、実施例1の紙幣取扱装置は、紙幣Bを投入するための入金口120と、紙幣をB取り出すための出金口140と、出金口140の開口空間を遮断(制限)もしくは解放するように開閉するシャッタ150と、シャッタ150が閉じた閉状態でシャッタ150の下側に位置しシャッタ150が開いた開状態で保持点を支点142a、142bとして開閉する可動プレート141a、141bとを有する。保持点である支点142a、142bは、シャッタ150が開いた開状態でシャッタ側に位置する。
また、出金口140には、入金取引中に発生したリジェクト紙幣が搬送される。可動プレート141a、141bは、一端が保持点である支点142a、142bにより保持され他端は保持されず、前記保持点を支点として操作者側に開閉する。
そして、シャッタ150は、閉状態においては、入金口側にスライドして出金口140の開口空間を遮断する。一方、シャッタ150は、開状態においては、入金口側とは反対側にスライドして出金口140の開口空間を解放する。可動プレート141a、141bは、出金口140に搬送されてくる紙幣Bを閉状態で受け止め、140出金口に搬送された紙幣Bを取り出す際に開状態になる。
実施例1によれば、シャッタ150と可動プレート141a、141bを有し、シャッタ150が開いたままでも集積される紙幣Bの整列性を安定させることができる。つまり、紙幣Bの抜き取れ性を改善することができる。
さらに、実施例1によれば、可動プレート141a、141bがシャッタ150に挟み込まれてシャッタ150が動作不良になることを防止できる。つまり、シャッタ150が開閉するときに可動プレート141a、141bと衝突してシャッタ150の閉障害が発生することを防止できる。
このように、実施例1の紙幣取扱装置によれば、可動プレート141a、141bが閉まっていなくても、シャッタ150が可動プレート141a、141bを閉じながら閉めることができる。このため、シャッタ150の動作不良を防止でき信頼性の高い紙幣取扱装置を提供できる。
次に、図7を参照して、入金搬送処理について説明する。
図7に示すように、紙幣入金経路180INは、入金口120から延びて筐体部112を経由し、紙幣識別部170に到る。その後、紙幣入金経路180INは、紙幣識別部170の経路下流の方向転換ローラー180rで折り返し、紙幣識別部170より下方側に位置する紙幣収納部200の各カセットの並びに沿って紙幣収納カセット205まで延びる。こうした経路軌跡を有する紙幣入金経路180INは、入金口120から紙幣識別部170に到るまでを上流側入金経路181とし、当該経路より下流の経路を下流側入金経路182とする。
搬送機構部180は、下流側入金経路182を、紙幣識別部170を通過して方向転換ローラー180rまで延びる第1主搬送経路183と、方向転換ローラー180rで折り返して水平方向に延びて紙幣収納部200の紙幣収納カセット205に到る第2主搬送経路184とで形成する。入金口120に投入された紙幣Bは、1枚ずつ分離されて搬送路へと繰り出される。搬送機構部180は、搬送路へ繰り出された紙幣Bを紙幣入金経路180INの経路に沿って入金搬送し、紙幣識別部170の識別結果に応じて紙幣収納カセット201~205のいずれかに入金搬送する。
紙幣識別部170でリジェクト券と判断された紙幣は、ゲート205bを経由して下流側出金経路186を通り出金口140に搬送する。この時、入金時シャッタ150は開いた状態になっているので、操作者は、出金口140に集積されたリジェクト紙幣を、可動プレート141a、141bの間に手を入れて、可動プレート141a、141bを下方向に付勢するばね力以上の力で紙幣Bを引き抜く。その後、必要に応じて、入金口120に再度紙幣Bをセットすることで再入金をする。
次に、図8を参照して、入金取引のシャッタ動作について説明する。
紙幣取扱装置100が待機状態(S1201)になると、入金ボタンの押下を監視する(S1202)。入金ボタンの押下を契機に、シャッタ150を開け(S1203)、入金部120に置かれた紙幣の分離及び搬送を開始(S1204)する。紙幣の搬送中は、シャッタ150は開状態を保持する。
紙幣搬送終了(S1205)後は、出金口140に紙幣が無いかを判定(S1206)し、出金口140に搬送されたリジェクト紙幣が全て取り出されるのを待つ。出金口140に紙幣が無くなったら、シャッタ150を閉じる(S1207)。その後、取引を終了(S1208)する。
ここでは、入金ボタンの押下を監視することにより、紙幣の分離開始及びシャッタ150を開けるタイミングを判断した。しかし、入金ボタンを設けずに、図3の制御部300が入金命令を受けた時点で紙幣の分離を開始するものとし、その前にシャッタ150を開けることも可能である。
次に、図9を参照して、出金搬送処理について説明する。
図3の操作端末Pから上位通信部303を通じて、出金命令を受けた制御部300は駆動モータ群189を制御し、紙幣収納カセット201~205から紙幣Bを出金口140へ、操作端末Pから指定された枚数分の紙幣収納カセット201~205から紙幣Bを移動させる。一例として、出金紙幣リジェクト庫を紙幣収納カセット204に割り当てた場合の搬送経路を説明する。
紙幣収納カセット201、202、203から繰り出された紙幣は、紙幣出金経路180OUTを通って紙幣識別部170で、正常券かリジェクト券かを判断する。正常券と判断された紙幣は、ゲート163を経由して下流側出金経路186を通って出金口140に搬送する。リジェクト券と判断された紙幣は、ゲート204bでカセット204の出金紙幣リジェクト庫に搬送する。その後シャッタ150が開いて、可動プレート141a、141bの中央に手を入れて紙幣をとりだす。
次に、図10を参照して、出金取引のシャッタ動作について説明する。
紙幣取扱装置100が待機状態(S1301)になると、出金ボタンの押下を監視する(S1302)。出金ボタンの押下を契機に、シャッタ150を閉め(S1303)、紙幣収納部200から紙幣の分離及び搬送を開始(S1304)する。紙幣の搬送中は、シャッタ150は閉状態を保持する。紙幣搬送終了(S1305)後は、シャッタ150を開け(S1306)、出金口140から紙幣を取り出せる状態にする。その後、取引を終了(S1307)する。
次に、図11、図12を参照して、実施例2の入出金口の構成について説明する。
ここで、図11はシャッタ150が開いた状態の側面図であり、図12は操作者が紙幣を取り出すときの側面図である。
図11に示すように、第1の可動プレート141a、141bの対向側に、第2の可動プレート145a、145bを実装している。第2の可動プレート145a、145bは支点146a、146bにより保持されており(記号a、bは前述のとおりである。なお、前述と同様に支点146a、146bは貫通されていていても構わない)、矢印147a、147b方向に開閉する。また、支点146a、146bには、第2の可動プレート145a、145bが閉じる方向に付勢する図示しないばね部材が取り付けられていて、可動プレート145a、145bは通常は閉じた状態になっている。また、閉じた状態では、第2の可動プレート145a、145bは第1の可動プレート141a、141bの下側になっている。
そして、第2の可動プレート145a、145bは、支点146a、146bとして矢印147a、147b方向にそれぞれ独立で開閉する。もしくは、第2の可動プレート145a、145bが一体になっている場合は一体で開閉する。第1の可動プレート141a、141bは出金口140を部分的に覆い、残りの部分を第2の可動プレート145a、145bが覆う。これにより、実施例2の第1の可動プレート141a、141bの長さは、実施例1の図6に示す可動プレート141a、141bの長さのより短くなっている。
また、図12に示すように、第1の可動プレート141a、141b及び第2の可動プレート145a、145bが一番開いた状態でも、第2の可動プレート145a、145bは第1の可動プレート141a、141bの下側になるように構成されている。その他の紙幣取扱装置の構成及び動作については実施例1と同じなのでその説明は省略する。
図11、図12に示すように、実施例2の紙幣取扱装置は、紙幣Bを投入するための入金口140と、紙幣Bを取り出すための出金口120と、出金口120の開口空間を遮断もしくは解放するように開閉するシャッタ150と、シャッタ150が閉じた閉状態でシャッタ150の下側に位置し、シャッタ150が開いた開状態で第1の保持点を支点142a、142bとして開閉する第1の可動プレート141a、141bと、第1の可動プレート141a、141bの下側に設けられ、第1の保持点と異なる第2の保持点を支点146a、146bとして開閉する第2の可動プレート145a、145bとを有する。
第1の可動プレート141a、141bの第1の保持点(支点142a、142b)は、シャッタ150が開いた開状態でシャッタ側に位置し、第2の可動プレート145a、145bの第2の保持点(支点146a、146b)は、シャッタ側とは反対側に位置する。
また、第1の可動プレート141a、141bは、開口空間の一部分を覆い、第2の可動プレート145a、145bは、開口空間の他の部分を覆う。そして、第1の可動プレート141a、141b及び第2の可動プレート141a、141bは、閉状態で開口空間の全ての部分を覆う。
また、第2の可動プレート145a、145bは、一端が第2の保持点(支点146a、146b)により保持され他端は保持されず、第2の可動プレート145a、145bの他端は、開状態及び閉状態において第1の可動プレート141a、141bの下側に位置する。
実施例1では、図6に示すように、開口空間を全部覆おうとする可動プレートは、その長さが長くなる。このため、操作者が出金口140から紙幣Bを抜き取ろうとするときに邪魔になって操作性が悪い。そこで、実施例2では、図11、図12に示すように、第1の可動プレート141a、141bにより開口空間を部分的に覆い、第1の可動プレート141a、141bとは異なる第2の可動プレート145a、145bにより開口空間の残りを覆う。
実施例2では、可動プレートの長さを短くできるので、操作者が紙幣Bを取り出すときの操作性が良い。さらには、反対側の可動プレート(第2の可動プレート145a、145b)も可動するので、紙幣Bを抜き取りするときに邪魔するものがなく紙幣Bを容易に抜き取りすることができる。
次に、図13を参照して、実施例3の入出金口の構成について説明する。
図13に示すように、実施例3では、可動プレート141a、141bが透明となっており、光源149が出金口140の付近に実装されている。リジェクト紙幣や出金紙幣が出金口140にある場合に、操作者にその存在をわからせるために、図示しない電源制御部により光源149を発光させる。光源149は点灯もしくは点滅もしくはそれらの両方でもよい。その他の紙幣取扱装置の構成及び動作については実施例1と同じなのでその説明は省略する。
図13に示すように、実施例3の紙幣取扱装置は、可動プレート141a、141bは、透明のプレートで形成されている。そして、光源149が出金口140の所定位置に設けられ、透明の可動プレート141a、141bに光を照射する。
実施例3によれば、可動プレート141a、141bは、透明のプレートで形成されているため、紙幣集積のタイミングで近傍の光源149によって点灯もしくは点滅する。これにより、操作者が紙幣Bの存在に気づき、紙幣抜き取り忘れがなくなる。この結果、その後の係員処理が不要となって、装置ダウンの時間の最小化を図ることができる。
100 紙幣取扱装置
110 金庫
112 筐体部
113 金庫扉
116 入出金機構部
118 操作パネル
120 入金口
140 出金口
141a、141b 第1の可動プレート
145a、145b 第2の可動プレート
149 光源
150 シャッタ
170 紙幣識別部
180 搬送機構部
188 検知センサ
189 駆動モータ
200 紙幣収納部
201~205 紙幣収納カセット
300 制御部
301 主制御部
302 メモリ
303 上位通信部
B 紙幣
M 窓口係員
K 顧客
D 顧客応対テーブル
P 操作端末

Claims (3)

  1. 紙幣を投入するための入金口と、
    前記紙幣を取り出すための出金口と、
    前記出金口の開口空間を遮断もしくは解放するように開閉するシャッタと、
    前記シャッタが閉じた閉状態で前記シャッタの下側に位置し、前記シャッタが開いた開状態で第1の保持点を支点として開閉する第1の可動プレートと、
    前記第1の可動プレートの下側に設けられ、前記第1の保持点と異なる第2の保持点を支点として開閉する第2の可動プレートと、を有し、
    前記第1の可動プレートの前記第1の保持点は、前記シャッタが開いた前記開状態でシャッタ側に位置し、
    前記第2の可動プレートの前記第2の保持点は、前記シャッタ側とは反対側に位置することを特徴とする紙幣取扱装置。
  2. 前記第1の可動プレートは、前記開口空間の一部分を覆い、
    前記第2の可動プレートは、前記開口空間の他の部分を覆い、
    前記第1の可動プレート及び前記第2の可動プレートは、閉状態で前記開口空間の全ての部分を覆うことを特徴とする請求項に記載の紙幣取扱装置。
  3. 前記第2の可動プレートは、一端が前記第2の保持点により保持され他端は保持されず、
    前記第2の可動プレートの前記他端は、開状態及び閉状態において前記第1の可動プレートの下側に位置することを特徴とする請求項に記載の紙幣取扱装置。
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