JP2002163704A - 紙幣取扱装置 - Google Patents
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Abstract
出す際に、紙幣を破損したり、搬送路接続手段の構成要
素であるガイドを破損することを防止することが可能な
紙幣取扱装置を提供すること。 【解決手段】 引き出すユニット(例えば、上部紙幣機
構1a)に第1の突起片602を設け、搬送路接続手段
540の開閉可能な一対の開閉ガイド603a,603
bのそれぞれに第2の突起片6071,6072を設
け、ユニットを引き出す場合および挿入する場合に、第
1の突起片602により第2の突起片6071の位置を
規制することによって一対の開閉ガイドの開閉を制御す
る。一対の開閉ガイドはギア606で連結する。また第
1の突起片602を設ける位置を変えるとともに、第2
の突起片6072を使用することにより、引き出し方向
を装置に対し逆方向にした場合であっても開閉が適切に
行われるように構成できる。
Description
取扱装置に関し、特に、分割した搬送手段の一方を含む
ユニットを引出す際に、残留紙幣を破損したり、搬送路
接続手段の構成要素であるガイドを破損することを防止
することが可能な紙幣取扱装置に関する。
扱装置においては、装置内部に保管する取引用となる紙
幣は、防犯上の理由から金庫などの強化構造を有する筐
体内に保管する必要があった。最も一般的な手段は、前
記紙幣の収納部、および取引客に対して紙幣の預入れま
たは払出し処理を行う紙幣処理部を含めた紙幣取扱機構
の全てを金庫内に据え付け、取引客は該金庫に設けた開
口部を通して紙幣の預入れおよび受取りを行うというも
のである。
理部と紙幣の収納部に分割し、紙幣の収納部を前記保護
筐体内に備え付ける手段も存在する。例えば、特開20
00−172946号公報記載の例では、紙幣入出金機
を上下に分割し、下部ユニットを金庫筐体に実装するこ
とにより、紙幣収納庫のセキュリティを高めている。
扱機構を保護筐体の内外に分割して備え付け、また分割
した搬送手段を相互に接続する搬送路接続手段を設けた
紙幣取扱装置において、前記搬送路接続手段付近に、紙
幣が残留した場合、これを除去するために前記分割した
紙幣搬送手段の一方を含むユニットを引出す際に、当該
紙幣を破損したりもしくは前記搬送路接続手段の構成要
素である紙幣ガイドを破損する恐れが有った。
を含むユニットを引出す際に、紙幣が破損したり、搬送
路接続手段の構成要素であるガイドが破損することを防
止することが可能な紙幣取扱装置を提供することであ
る。
成するために、紙幣搬送手段を保護筐体(金庫筐体)内
および保護筐体外に分割し、分割した一方の紙幣搬送手
段と他方の紙幣搬送手段との間に搬送路接続手段(54
0)を設け、一方の紙幣搬送手段を含むユニットを紙幣
の搬送方向と垂直な方向に引出す紙幣取扱装置におい
て、搬送路接続手段(540)は、開閉可能なガイドを
有し、引き出すユニット(上部紙幣機構1aまたは下部
紙幣機構1b)に第1の突起片(602)を設け、バネ
力などで開くように付勢されているガイド(開閉ガイド
603a,603b)の第1の突起片(602)に当接
する位置に第2の突起片(6071,6072)を設
け、ユニットを引き出す場合および挿入する場合に、第
1の突起片(602)により第2の突起片(607)の
位置を規制することによってガイド(603a,603
b)の開閉を制御する。
をバネなどで開くように付勢するようにし、ガイドの位
置を規制することによって該ガイド(開閉ガイド603
a,603b)の開閉を制御する。ガイド(開閉ガイド
603a,603b)はギア(606)で連結すること
により同時に開閉を制御することもできる。
は後方のいずれかによって、第1の突起片(602)を
設ける位置と、搬送路接続手段における一対のガイド
(開閉ガイド603a,603b)のそれぞれに設けら
れている第2の突起片(6071,6072)のうちの
使用する第2の突起片を変える。これにより、前記一対
のガイド(開閉ガイド603a,603b)の開閉操作
が適切に行われる。
送路接続手段(540)付近に残留している紙幣や開閉
ガイドの破損を防止することが可能となる。
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明を適用した
現金自動取引装置の一実施例の外観を示す斜視図であ
る。
1’で囲われており、その左部内部には、上部正面板1
01aに設けられたカードスロット102aと連通し利
用者のカードを処理し、取引明細票を印字して放出する
カード・明細票処理機構102と、取引の内容を表示お
よび入力する顧客操作部105とを備えている。また、
現金自動取引装置101の右部内部には、紙幣を処理す
る紙幣入出金機構1を備えており、上部の傾いた正面板
101bに紙幣スロット20aが設けられている。
部は、装置筐体101’とは別の数十mmの厚い鉄板で
構成する金庫筐体106で囲まれている。装置筐体10
1’も堅固な筐体構造であるが、金庫筐体106はさら
に堅固な構造で、セキュリティを高める。この現金自動
取引装置101は、カード、紙幣、明細票を媒体とし、
利用者の紙幣預入れ、支払、振込などの処理を行うこと
ができる。
例の制御関係を示す制御ブロック図である。前述のよう
に、現金自動取引装置101に納められたカード・明細
票処理機構102、紙幣入出金機構1および顧客操作部
105は、バス107aを介して本体制御部107と接
続されており、本体制御部107の制御の下に必要な動
作を行う。
フェース部107b、係員操作部107c、外部記憶装
置107dともバス107aを介して接続されており、
必要なデータのやりとりを行うが、本発明の特徴には直
接関係がないので詳細な説明は省略する。なお、図2に
示した108は、上記各機構、構成部分に電力を供給す
る電源部である。
本発明に関わる紙幣入出金機構1の一実施例の構成を示
す側面図である。紙幣入出金機構1は、利用者が紙幣の
投入・取り出しを行う入出金口20と、紙幣の判別を行
う紙幣判別部30と、入金した紙幣を取引成立までの間
一旦収納する一時保管庫40と、入金時取引が成立した
紙幣を収納する1ヶの入金庫60と、出金用の紙幣を収
納する1ヶの出金庫70と、入出金兼用の2ヶのリサイ
クル庫80と、リサイクル庫80に補充する紙幣や、リ
サイクル庫から回収した紙幣を収納する装填・回収庫8
1と、紙幣判別部30を通り、入出金口20、一時保管
庫40、入金庫60、出金庫70、リサイクル庫80、
装填・回収庫81に対し、紙幣を搬送する紙幣搬送路5
0と、図示せぬ制御部とから構成される。
金口と出金口を兼用した構成であるが、必ずしも一体と
する必要はなく、利用者により投入された紙幣を装置内
に繰り出す入金口と利用者に放出する紙幣を収納する出
金口とを別々に設けてもよい。
御関係を説明するための制御ブロック図である。同図に
示すように、紙幣入出金機構1の制御部10は、現金自
動取引装置101の本体制御部107とバス107aを
介して接続され、本体制御部107からの指令および紙
幣入出金機構1の状態検出に応じて紙幣入出金機構1の
制御を行い、また、紙幣入出金機構1の状態を、必要に
応じてバス107aを介して本体制御部107に送る。
紙幣入出金機構1の中では、各ユニット(入出金口2
0、紙幣判別部30、一時保管庫40、紙幣搬送路5
0、入金庫60、出金庫70、リサイクル庫80、装填
・回収庫81)の駆動モータや電磁ソレノイドやセンサ
(図示せず)と接続され、取引に応じて、センサで状態
を監視しながら、アクチュエータを駆動制御する。
に、入出金口20、紙幣判別部30、一時保管庫40
と、紙幣搬送路50から構成される上部紙幣機構1a
と、入金庫60、出金庫70、リサイクル庫80、装填
・回収庫81および、各収納庫の前面に配する搬送路9
0から構成される下部紙幣機構1bから構成される。
程度の厚い鉄板で構成される金庫筐体(保護筐体)10
6の中に実装されており、上部紙幣機構1aの搬送路
(上部搬送路)と下部紙幣機構1bの搬送路(下部搬送
路)は、連結搬送路(搬送路接続手段)540によって
接続されており、連結搬送路540を介して上部紙幣機
構1aと下部紙幣機構1bとの間での紙幣の搬送を行
う。
は、下部紙幣機構1bを囲う金庫筐体(保護筐体)10
6の上面鉄板の上部紙幣機構1aの搬送路501iと下
部紙幣機構1bの搬送路901aの連結する位置に設け
られる。上面鉄板に開けられたスリットは、紙幣が通過
するための長さと該スリットに搬送されてきた紙幣を挟
持して繰り出すよう取り付けられたに搬送ローラの幅の
大きさを有する。
構1aの搬送路(上部搬送路)と下部紙幣機構1bの搬
送路(下部搬送路)とで別々に設けてもよいが、単一の
駆動源を用い、駆動力を搬送路501i−540−90
1a間に設けられたギヤで伝達するようにしてもよい。
を双方向に通過し、矢印501a〜501hおよび90
1a〜901eに示す搬送路を経由して、入出金口2
0、一時保管庫40、入金庫60、出金庫70、リサイ
クル庫80、装填・回収庫81を相互に接続している。
各矢印のうち片方向矢印は、紙幣がその矢印方向にのみ
搬送する一方向紙幣搬送路であることを、両方向の矢印
は、紙幣が取引動作毎に双方向のいずれかに切り替えて
搬送する双方向搬送路であることを示している。
切替えゲート502,503および5ヶ所の902があ
って、各取引動作毎にそれぞれ記号a,bで示す位置に
制御され、紙幣搬送方向を切り替えるようにしている。
以上の構成の紙幣入出金機構1により、利用者による入
出金動作、係員による装填・回収動作を行う。
動作時、入出金口20に投入された紙幣は、一枚ずつに
分離され、紙幣判別部30で、紙幣の金種、真偽が判定
される。紙幣判別部30により判別された紙幣は、切替
えゲート503を切り替えて、一時保管庫40に一旦収
納される。
かった紙幣や、傾きを生じている紙幣や、紙幣同志の間
隔が異常(例えば、重なっている紙幣)は、リジェクト
されるべき紙幣(以下リジェクト紙幣)と判定される。
リジェクト紙幣は、一時保管庫40には取り込まれず、
切替えゲート503を切り替え、入出金口20に戻され
て収納される。入出金口20に戻されたリジェクト紙幣
は、利用者に返却される。
収納された紙幣は、収納時の順番と逆の順番で、一時保
管のときとは逆方向に送出され、紙幣判別部30を通過
する。そして、この判別部30を通過した紙幣は、切替
えゲート502を502a方向に切り替え、入金庫6
0、リサイクル庫80、リジェクト庫90のいずれかの
切替えゲート903が図示903b方向に切り替えられ
ることにより、指定の収納庫に収納される。これによ
り、入金動作は終了する。
処理は、まず、出金庫70、リサイクル庫80の各金種
毎の金庫から所定の枚数づつ紙幣が繰り出され、紙幣判
別部30に供給される。紙幣判別部30では、金種を判
別する。そして、切替えゲート503が紙幣を入出金口
側に収納されるように切替えられ、紙幣判別部30を通
過した紙幣は、入出金口20に収納され、その後スロッ
ト20a上面のシャッタを開いて利用者が紙幣を取るこ
とができるようにする。利用者が入出金口20の収納部
内にある紙幣を受取ることにより、出金処理は終了す
る。
り、逆にリサイクル庫80内の紙幣を回収する動作につ
いて説明する。装填と回収は、装填・回収庫81、一時
保管庫40、リサイクル庫80との間で、紙幣を搬送す
ることで実現できる。
括して紙幣をセットし、装置内で自動的にリサイクル庫
80に収納する動作である。また、回収動作は、リサイ
クル庫80が満杯になった時などに、自動的にリサイク
ル庫80から所定枚数を装填・回収庫81に回収収納す
る動作である。回収は、装填動作と逆のルートで移動す
る動作となる。以上が、紙幣入出金機構1の基本的な動
作である。この紙幣入出金機構1は、図1に示すよう
に、現金自動取引装置101の右側内部に実装される。
係員の操作性に関わる構成について説明する。本実施例
に係る現金自動取引装置101は、装置前面から保守操
作を行う構成(前面操作型)にすることも、後面から保
守操作を行う構成(後面操作型)にすることも可能であ
る。
操作型)は、図5(a)に示すように、装置前面から、
図示せぬロック機構を解除し、傾いた正面板101bを
図のように上に持ち上げて開状態にした後、紙幣入出金
機構1の上部紙幣機構1aをスライドレール機構151
に沿って前方に引き出し、必要な保守操作を行う。
前扉101cを開状態にし、金庫筐体106の前面扉1
06aを、図示せぬロックを解除して、開状態にした
後、紙幣入出金機構1の下部紙幣機構1bをスライドレ
ール機構152に沿って前方に引出し、必要な保守操作
を行う。
係員が後面から保守操作を行う場合(後面操作型)は、
図5(b)に示すように、装置後面から、図示せぬロッ
ク機構を解除し、装置の後扉101dを開状態にする。
次に、図5(c)に示すように、紙幣入出金機構1の上
部紙幣機構1aをスライドレール機構151に沿って後
方に引き出し、必要な保守操作を行う。
を、図示せぬロックを解除して、開状態にし、下部紙幣
機構1bをスライドレール機構152に沿って後方に引
き出し、必要な保守操作を行う。以上のように、本実施
例における紙幣入出金機構1は、装置前面から操作する
形態(前面操作型)にすることも、後面からでも保守操
作する形態(後面操作型)にすることもできる。
接続手段)540の具体的な実施形態を示す図であり、
引出されている上部紙幣機構1aを基準位置に戻す場合
の動作を示している。同図(a)〜(c)は、保守操作
などのために引出された上部紙幣機構1aを後方から矢
印601方向にスライドさせて基準位置610に戻す時
の状態を説明するための図である。
(搬送路接続手段)540と上部紙幣機構1aの連結部
の構造を説明しておく。同図に示すように、上部紙幣機
構1aの連結部分には、上部紙幣機構1aにおける搬送
路の左右に設けられる搬送ガイド605の端部がくし型
形状に形成されるとともに、第1の突起片602がネジ
などで取り付けられている。第1の突起片602の取り
付け位置は、上部紙幣機構1aを装置後方に引出すか装
置前方に引出すかによって変えられる。前者の場合は図
8の実線で示した位置に、後者の場合は同図破線で示し
た位置に変えられる。
0には、前記左右のくし型形状の搬送ガイド605のそ
れぞれに噛み合うようなくし型形状の開閉ガイドA60
3a,開閉ガイドB603bが設けられる。開閉ガイド
A603aと開閉ガイドB603bは、軸を中心に回動
可能となっており、通常時はバネなどの力で開状態にな
る方向に付勢されている。
前記第1の突起片602に当接する位置に第2の突起片
6071が設けられている。第2の突起片6071は、
上部紙幣機構1aを一方向(例えば装置後方)から挿入
する場合に前記第1の突起片602に押され、開閉ガイ
ド603aを軸の回りを反時計方向に回動させる。ま
た、他方の開閉ガイドA603bには、上部紙幣機構1
aを他方向(例えば装置前方)から挿入する場合のため
に、先に述べたように破線の位置に変えられた第1の突
起片602に当接する位置に同図破線で示す第2の突起
片6072が設けられている。第2の突起片6072
は、上部紙幣機構1aを逆の方向(例えば装置前方)か
ら挿入した場合に前記第1の突起片602に押され、開
閉ガイド603aを軸の回りを時計方向に回動させる。
ドA603aと開閉ガイドB603bはバネなどの力に
より通常は開状態になるように付勢されている。また、
必ずしも必須ではないが、開閉ガイドA603aと開閉
ガイドB603bはギア(図6の606参照)で連結さ
れていて連動して開閉するように構成されている。
紙幣機構1aを基準位置に戻す場合の動作を説明する。
図7(a)〜(c)は、図6(a)〜(c)における第
1の突起片602、第2の突起片6071、開閉ガイド
A603a、開閉ガイドB603bの動作状態のをわか
りやすくするために拡大して示した図である。
き出されている上部紙幣機構1aを後方から押し込むと
きの状態を示している(後面操作型)。この場合、上部
紙幣機構1aに設けられた第1の突起片602が開閉ガ
イドA603aの第2の突起片6071を押し込むこと
により、開閉ガイドA603aは矢印604a方向に回
動される(図6(b)/図7(b)参照)。先に述べた
ように、開閉ガイドA603aは、ギア606を通じて
開閉ガイドB603bに連動しているため、矢印604
b方向に回動される(図6(b)/図7(b)参照)。
より、開閉ガイドA603aは閉じられ、上部紙幣機構
1a内の右側の搬送ガイド605に連結される。上記動
作によって、開閉ガイドA603aにギア606で連動
されている開閉ガイドB603bも同時に上部紙幣機構
1aの左側の搬送ガイド605に連結される。図6
(c)および図7(c)は、開閉ガイドA603aおよ
び開閉ガイドB603bが、左右の搬送ガイド605に
連結された状態を示している。
に引き出されている上部紙幣機構1aを前方から押し込
むときの状態を示している(前面操作型)。図6(d)
〜(f)の動作状態は、押し込む方向が反対であること
以外は、図6(a)〜(c)の動作状態に対応している
ので説明は省略する。なお、この場合は、第1の突起片
602の取り付け位置を前記図6(a)〜(c)の場合
の取り付け位置から変える必要がある。また、この場合
は、開閉ガイドB603bに取り付けられている第2の
突起片6072が使用されることは図に示すとおりであ
る。
位置610までに押し込む動作を説明したが、連結搬送
路(搬送路接続手段)540の下側面にも同様にバネ力
などで開くように付勢されている一対の開閉可能な開閉
ガイドが設けられており、下部紙幣機構1bを基準位置
610まで押し込む動作も同様に行われる。
収納されている上部紙幣機構1aまたは下部紙幣機構1
bを、装置外部に引き出す場合は、「図6(c)または
図7(c)」→「図6(b)または図7(b)」→「図
6(a)または図7(a)」、あるいは図6(f)→図
6(e)→図6(d)の逆順の状態をたどって引き出さ
れる。
機構1aまたは下部紙幣機構1bを装置外部(装置前方
または装置後方)に引き出す場合、開閉ガイドA603
aおよび開閉ガイドB603bはバネ力などにより開く
ように付勢されているので、引き出す動作に伴って徐々
に開くため、紙幣がジャムなどで連結搬送路(搬送路接
続手段)540付近に紙幣が残留している場合であって
も、その紙幣を破いたり、開閉ガイドA603aや開閉
ガイドB603bを破損したりすることがなくなる。
3aおよび開閉ガイドB603bの両方が設けられ、ユ
ニットを引出す時にこれらのガイドが両方とも開状態に
なる例を示したが、本発明は、上記構成に限らず、単一
のガイドを用いたものでも有効である。
を接続する搬送路接続手段付近において、紙幣のジャム
などの障害発生し、保守のために前記分割した搬送手段
を装置の外へ引き出す場合において、当該媒体が破損し
たり、もしくは前記搬送路接続手段の構成要素であるガ
イドが破損するのを防止できる。
の外観を示す斜視図である。
制御ブロック図である。
成を示す側面図である。
るための制御ブロック図である。
説明するための図である。
具体的な実施形態を示す図である。
2の突起片、開閉ガイドA、開閉ガイドBの動作状態の
をわかりやすくするために拡大して示した図である。
の連結部の構造を説明するための図である。
紙幣機構、10:制御部、20:入出金口、20a:紙
幣スロット、30:紙幣判別部、40:一時保管庫、5
0:紙幣搬送路、60:入金庫、70:出金庫、80:
リサイクル庫、81:装填・回収庫、90:開閉搬送
路、101:現金自動取引装置、101’:装置筐体、
101a:上面正面板、101b:正面板、101c:
装置前扉、101d:装置後扉、102:カード・明細
票処理機構、102a:カードスロット、105:顧客
操作部、106:金庫筐体、106a:前面扉、106
b:後面扉、107:本体制御部、107a:バス、1
07b:インタフェース部、107c:係員操作部、1
07d:外部記憶装置、108:電源、151,15
2:スライドレール機構、501a〜501h,901
a〜901e:紙幣搬送路、502,503,902a
〜902e:切替えゲート、540:搬送路接続手段
(連結搬送路)、601,604a,604b:矢印、
602:第1の突起片、603a:開閉ガイドA、60
3b:開閉ガイドB、605:搬送ガイド、606:ギ
ア、6071,6072:第2の突起片、610:基準
位置。
Claims (4)
- 【請求項1】 紙幣を搬送して保護筐体内に収納、また
は該保護筐体内に収納された紙幣を保護筐体外へ搬出、
あるいは前記保護筐体内への収納および保護筐体外への
搬出の両方を行うための紙幣搬送手段を前記保護筐体内
および保護筐体外に分割するとともに、分割した一方の
紙幣搬送手段と他方の紙幣搬送手段との間に搬送路接続
手段を設け、少なくとも前記分割した一方の紙幣搬送手
段を含むユニットを紙幣の搬送方向と垂直な方向に引出
すことが可能な紙幣取扱装置であって、 前記搬送路接続手段は、開閉可能なガイドを有し、 前記引き出すユニットに第1の突起片を設けるととも
に、前記第1の突起片に当接する位置に第2の突起片を
設け、前記引き出すユニットを引き出す場合および挿入
する場合に、前記第1の突起片により前記第2の突起片
の位置を規制して前記ガイドの開閉を制御することを特
徴とする紙幣取扱装置。 - 【請求項2】 前記ガイドは、バネ力などにより開く方
向に付勢され、前記第1の突起片により前記ガイドの位
置を規制することによって該ガイドの開閉が制御される
ことを特徴とする請求項1記載の紙幣取扱装置。 - 【請求項3】 前記分割した紙幣搬送手段のうち保護筐
体内の紙幣搬送手段を含むユニットまたは前記分割した
紙幣搬送手段のうち保護筐体外の紙幣搬送手段を含むユ
ニットのいずれか一方を装置外へ引き出す場合の引き出
し方向が装置に対し前方または後方のいずれかによっ
て、前記引き出すユニットにおける第1の突起片を設け
る位置を変えるとともに、前記搬送路接続手段における
一対のガイドのそれぞれに設けられた第2の突起片のう
ちの使用する第2の突起片を変えることを特徴とする請
求項2に記載の紙幣取扱装置。 - 【請求項4】 前記保護筐体外の紙幣搬送手段を含むユ
ニットは、利用者により投入された紙幣を繰り出す入金
口と、利用者に放出する紙幣を収納する出金口と、ある
いは前記入金口と出金口が一体になった入出金口と、紙
幣を判別する紙幣判別部と、紙幣を一時保管する一時保
管庫と、紙幣を搬送する上部紙幣搬送手段とを含むユニ
ットであり、 前記保護筐体内の紙幣搬送手段を含むユニットは、入金
された紙幣を収納するおよび/または出金のための紙幣
を収納する一つ以上の紙幣収納庫と、紙幣を搬送する下
部紙幣搬送手段とを含むユニットであることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1項に記載の紙幣取扱装置。
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