JP7165572B2 - シート剥離装置およびシート剥離方法 - Google Patents
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Description
また、折曲姿勢形成手段が気体吹付手段を備えれば、ローラ部材の外周面で吸引した被着体の破片や、当該ローラ部材の外周面に付着した塵埃等の異物を当該ローラ部材から除去することができる。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
繰出手段11は、剥離用テープPTを支持する支持ローラ11Aと、駆動機器としての回動モータ11Bの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ11Cとで剥離用テープPTを挟み込む駆動ローラ11Dと、剥離用テープPTを案内するガイドローラ11Eと、駆動機器としてのリニアモータ11Fのスライダ11Gに支持されたスライドプレート11Hと、駆動機器としての直動モータ11Jの出力軸11Kに回転可能に支持された押圧部材としての押えローラ11Lと、駆動機器としてのリニアモータ11Mのスライダ11Nに支持され、一対の把持爪11Pを有する保持手段であって駆動機器としてのチャックシリンダ11Qとを備えている。
押圧手段12は、駆動機器としての直動モータ12Aと、その出力軸12Bに支持されたコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段12Cと、加熱手段12Cに支持された押圧部材としての押圧ヘッド12Dとを備えている。
切断手段13は、駆動機器としての直動モータ13Aと、その出力軸13Bに支持された切断刃13Cと、切断刃13Cを受ける受け板13Dとを備えている。
ローラ部材33は、内部に複数(本実施形態では4個)の空間33Bが形成され、その外周面33Aには各空間33Bに連通する図示しない貫通孔が設けられており、各空間33Bには、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段と、ローラ部材33の外周面33Aの内側から当該外周面33Aの外側に向けて気体を吹き付ける気体吹付手段であって加圧ポンプやタービン等の図示しない加圧手段とが、それぞれ独立して連通可能に接続されている。
塵埃除去手段35は、リニアモータ31のスライダ31Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段に配管35Aを介して接続された吸引ノズル35Bを備えている。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート剥離装置EAに対し、当該シート剥離装置EAの使用者(以下、単に「使用者」という)が剥離用テープPTを同図に示すようにセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、折曲姿勢形成手段30が図示しない減圧手段を駆動し、吸引ノズル35Bでの吸引を開始する。次いで、使用者またはベルトコンベアや多関節ロボット等の図示しない搬送手段が、図1(A)に示すように、一方の面に接着シートASが貼付された被着体WKを保持面22A上に載置すると、移動手段20が図示しない減圧手段を駆動し、保持面22Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。
貼付手段10は、感圧接着性の剥離用テープPTが採用されてもよく、この場合、加熱手段12Cはあってもよいし、なくてもよい。
押圧手段12は、放電加熱器、マイクロ波照射装置、温風吹付装置等の加熱手段を採用してもよいし、加熱手段に代えてまたは併用して、押圧ヘッド12Dを振動させる超音波振動装置やバイブレータ等の振動手段を備えてもよい。
塵埃除去手段35は、吸引ノズル35Bに代えてまたは併用して、粘着ローラ、ブラシ、ブレード材等を採用してもよいし、なくてもよい。
フレーム部材は、環状のものであってもよいし、環状でない(外周が繋がっていない)ものや、円形、楕円形、三角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
前記実施形態において、ローラが採用されている場合、各ローラを回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、ローラ部材33以外の各ローラの表面をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、各ローラを弾性変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用したり、大気やガス等のエアの吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧手段や押圧部材の押圧部をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、弾性変形しない部材で構成してもよいし、剥離手段や剥離部材が採用されている場合は、板状部材、丸棒、ローラ等で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持する構成のものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断刃が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等の切断部材を採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断部材を移動させて切断したりしてもよい。
10…貼付手段
20…移動手段
30…折曲姿勢形成手段
33…ローラ部材
33A…外周面
AS…接着シート
AP…既剥離部分
AN…未剥離部分
PT…剥離用テープ
WK…被着体
Claims (3)
- 被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付する貼付手段と、
前記剥離用テープと前記被着体とを相対移動させて前記被着体から前記接着シートを剥離する移動手段と、
前記接着シートの既剥離部分を当該接着シートの未剥離部分に対向するように折り曲げて所定の折曲姿勢を形成する折曲姿勢形成手段とを備え、
前記折曲姿勢形成手段は、前記被着体よりも硬い外周面で前記接着シートを吸引可能なローラ部材を備え、前記ローラ部材の外周面で前記接着シートの既剥離部分を吸引しつつ当該既剥離部分を折り曲げて前記折曲姿勢を形成することを特徴とするシート剥離装置。 - 前記折曲姿勢形成手段は、前記ローラ部材の前記外周面の内側から当該外周面の外側に向けて気体を吹き付ける気体吹付手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
- 被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付する貼付工程と、
前記剥離用テープと前記被着体とを相対移動させて前記被着体から前記接着シートを剥離する移動工程と、
前記接着シートの既剥離部分を当該接着シートの未剥離部分に対向するように折り曲げて所定の折曲姿勢を形成する折曲姿勢形成工程とを実施し、
前記折曲姿勢形成工程では、前記被着体よりも硬い外周面で前記接着シートを吸引可能なローラ部材を用い、前記ローラ部材の外周面で前記接着シートの既剥離部分を吸引しつつ当該既剥離部分を折り曲げて前記折曲姿勢を形成することを特徴とするシート剥離方法。
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