JP2020092216A - シート剥離装置およびシート剥離方法 - Google Patents

シート剥離装置およびシート剥離方法 Download PDF

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【課題】単位時間あたりの処理能力が低下することなく、接着シートの折曲姿勢を良好に維持して当該接着シートを被着体から剥離することができるシート剥離装置およびシート剥離方法を提供すること。【解決手段】シート剥離装置EAは、被着体WKに貼付された接着シートASに剥離用テープPTを貼付する貼付手段10と、剥離用テープPTと被着体WKとを相対移動させて被着体WKから接着シートASを剥離する移動手段20と、接着シートASの既剥離部分APを当該接着シートASの未剥離部分ANに対向するように折り曲げて所定の折曲姿勢を形成する折曲姿勢形成手段30とを備え、折曲姿勢形成手段30は、被着体WKよりも硬い外周面33Aで接着シートASを吸引可能なローラ部材33を備え、ローラ部材33の外周面33Aで接着シートASの既剥離部分APを吸引しつつ当該既剥離部分APを折り曲げて折曲姿勢を形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、シート剥離装置およびシート剥離方法に関する。
従来、被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付し、当該接着シートを折り曲げて折曲姿勢を形成しつつ、剥離用テープと被着体とを相対移動させて被着体から接着シートを剥離するシート剥離装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−103219号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたシート剥離装置10(シート剥離装置)は、剥離中の接着シートS(接着シート)を折り曲げる第1のローラ31(ローラ部材)の外周面がウエハW(被着体)よりも柔らかい場合、被着体から剥離される接着シートに付着した当該被着体の破片がローラ部材の外周面に刺さることがある。この場合、外周面に刺さった被着体の破片を除去するために余計な時間が費やされ、単位時間あたりの処理能力が低下するという不都合がある。ここで、ローラ部材の外周面を被着体よりも硬くすると、当該外周面に被着体の破片が刺さることは解消されるものの、接着シートの折曲部を押える当該外周面の弾性が減少するので、接着シートの折曲姿勢を良好に維持して当該接着シートを被着体から剥離することができなくなるという不都合を招来する。
本発明の目的は、単位時間あたりの処理能力が低下することなく、接着シートの折曲姿勢を良好に維持して当該接着シートを被着体から剥離することができるシート剥離装置およびシート剥離方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、被着体よりも硬い外周面を有するローラ部材で接着シートの既剥離部分を吸引しつつ当該既剥離部分を折り曲げて折曲姿勢を形成するので、被着体の破片がローラ部材に刺さったり、接着シートの折曲姿勢を良好に維持できなくなったりすることがなくなり、単位時間あたりの処理能力が低下することなく、接着シートの折曲姿勢を良好に維持して当該接着シートを被着体から剥離することができる。
また、折曲姿勢形成手段が気体吹付手段を備えれば、ローラ部材の外周面で吸引した被着体の破片や、当該ローラ部材の外周面に付着した塵埃等の異物を当該ローラ部材から除去することができる。
(A)〜(C)は、本発明のシート剥離装置の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
図1において、シート剥離装置EAは、被着体WKに貼付された接着シートASに剥離用テープPTを貼付する貼付手段10と、剥離用テープPTと被着体WKとを相対移動させて被着体WKから接着シートASを剥離する移動手段20と、接着シートASの既剥離部分APを当該接着シートASの未剥離部分ANに対向するように折り曲げて所定の折曲姿勢を形成する折曲姿勢形成手段30とを備えている。
貼付手段10は、感熱接着性の剥離用テープPTを繰り出す繰出手段11と、接着シートASに剥離用テープPTを押圧して貼付する押圧手段12と、剥離用テープPTを所定長さに切断する切断手段13と、駆動機器としての直動モータ14の出力軸14Aに支持され、当該貼付手段10を構成する前述の各手段を直接的または間接的に支持するフレーム15とを備えている。
繰出手段11は、剥離用テープPTを支持する支持ローラ11Aと、駆動機器としての回動モータ11Bの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ11Cとで剥離用テープPTを挟み込む駆動ローラ11Dと、剥離用テープPTを案内するガイドローラ11Eと、駆動機器としてのリニアモータ11Fのスライダ11Gに支持されたスライドプレート11Hと、駆動機器としての直動モータ11Jの出力軸11Kに回転可能に支持された押圧部材としての押えローラ11Lと、駆動機器としてのリニアモータ11Mのスライダ11Nに支持され、一対の把持爪11Pを有する保持手段であって駆動機器としてのチャックシリンダ11Qとを備えている。
押圧手段12は、駆動機器としての直動モータ12Aと、その出力軸12Bに支持されたコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段12Cと、加熱手段12Cに支持された押圧部材としての押圧ヘッド12Dとを備えている。
切断手段13は、駆動機器としての直動モータ13Aと、その出力軸13Bに支持された切断刃13Cと、切断刃13Cを受ける受け板13Dとを備えている。
移動手段20は、駆動機器としてのリニアモータ21と、そのスライダ21Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な保持面22Aを有するテーブル22とを備えている。
折曲姿勢形成手段30は、駆動機器としてのリニアモータ31と、そのスライダ31Aに支持された駆動機器としての回動モータ32と、回動モータ32の図示しない出力軸に支持され、被着体WKよりも硬い外周面33Aで接着シートASを吸引可能なローラ部材33と、図示しない駆動機器で左右方向に移動可能とされ、ローラ部材33とで接着シートASの既剥離部分APを挟み込むピンチローラ34と、ローラ部材33に付着した塵埃を除去する塵埃除去手段35とを備え、ローラ部材33の外周面33Aで接着シートASの既剥離部分APを吸引しつつ当該既剥離部分APを折り曲げて折曲姿勢を形成するようになっている。
ローラ部材33は、内部に複数(本実施形態では4個)の空間33Bが形成され、その外周面33Aには各空間33Bに連通する図示しない貫通孔が設けられており、各空間33Bには、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段と、ローラ部材33の外周面33Aの内側から当該外周面33Aの外側に向けて気体を吹き付ける気体吹付手段であって加圧ポンプやタービン等の図示しない加圧手段とが、それぞれ独立して連通可能に接続されている。
塵埃除去手段35は、リニアモータ31のスライダ31Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段に配管35Aを介して接続された吸引ノズル35Bを備えている。
以上のシート剥離装置EAの動作を説明する。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート剥離装置EAに対し、当該シート剥離装置EAの使用者(以下、単に「使用者」という)が剥離用テープPTを同図に示すようにセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、折曲姿勢形成手段30が図示しない減圧手段を駆動し、吸引ノズル35Bでの吸引を開始する。次いで、使用者またはベルトコンベアや多関節ロボット等の図示しない搬送手段が、図1(A)に示すように、一方の面に接着シートASが貼付された被着体WKを保持面22A上に載置すると、移動手段20が図示しない減圧手段を駆動し、保持面22Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。
その後、貼付手段10がリニアモータ11Fを駆動し、スライドプレート11Hを右方に移動させ、図1(A)中二点鎖線で示すように、一対の把持爪11P間に剥離用テープPTを繰り出す。次に、貼付手段10が直動モータ11Jを駆動し、押えローラ11Lを上方に退避させた後、リニアモータ11Fを駆動し、一対の把持爪11P間に剥離用テープPTを置き去りにしてスライドプレート11Hを初期位置に復帰させる。そして、貼付手段10がチャックシリンダ11Qを駆動し、把持爪11Pで剥離用テープPTを把持した後、リニアモータ11Mを駆動し、チャックシリンダ11Qを右方に移動させ、剥離用テープPTを引き出す。
次いで、貼付手段10が加熱手段12Cおよび直動モータ12Aを駆動し、加熱された押圧ヘッド12Dを下降させ、図1(B)に示すように、当該押圧ヘッド12Dで剥離用テープPTを接着シートASの外縁部に押圧して貼付する。その後、貼付手段10が直動モータ11Jを駆動し、押えローラ11Lを初期位置に復帰させた後、直動モータ13Aを駆動し、図1(B)に示すように、切断刃13Cを下降させて剥離用テープPTを切断する。次に、貼付手段10が直動モータ12A、13Aを駆動し、押圧ヘッド12Dおよび切断刃13Cを初期位置に復帰させた後、折曲姿勢形成手段30が図示しない駆動機器を駆動し、切断された剥離用テープPTをローラ部材33とピンチローラ34とで挟み込む。そして、移動手段20がリニアモータ21を駆動し、接着シートASの右端部をローラ部材33の最下部の直下に位置させると、折曲姿勢形成手段30がリニアモータ31を駆動し、ローラ部材33を剥離用テープPTに押し付け、当該剥離用テープPTを所定の折曲姿勢とした後、図示しない減圧手段を駆動し、ローラ部材33の外周面33Aでの吸引を開始する。次いで、貼付手段10が直動モータ14を駆動し、フレーム15を上方に退避させた後、リニアモータ11Mを駆動し、チャックシリンダ11Qを左方に移動させるとともに、移動手段20および折曲姿勢形成手段30がリニアモータ21および回動モータ32を駆動し、ローラ部材33を回転させながらテーブル22を右方に移動させる。これにより、図1(C)に示すように、剥離用テープPTと被着体WKとが相対移動し、接着シートASの既剥離部分APが当該接着シートASの未剥離部分ANに対して折り曲げられて所定の折曲姿勢が形成され、当該接着シートASが被着体WKから剥離される。
ここで、ローラ部材33内の空間33Bのうちの1つが吸引ノズル35Bに面すると、折曲姿勢形成手段30が、当該空間33Bに連通する図示しない減圧手段の駆動を停止するとともに、図示しない加圧手段を駆動し、ローラ部材33の外周面33Aの内側から当該外周面33Aの外側に向けて気体を吹き付ける。これにより、ローラ部材33の外周面33Aで吸引した被着体WKの破片や、外周面33Aに付着した塵埃等の異物FSが当該外周面33Aから吹き飛ばされ、吹き飛ばされた異物FSが吸引ノズル35Bによって吸引されて除去される。その後、被着体WKから接着シートAS全体が剥離されると、折曲姿勢形成手段30が回動モータ32、図示しない減圧手段および図示しない加圧手段の駆動を停止し、外周面33Aでの吸引および気体吹付を解除するとともに、移動手段20がリニアモータ21および図示しない減圧手段の駆動を停止し、保持面22Aでの被着体WKの吸着保持を解除する。次に、貼付手段10がチャックシリンダ11Qを駆動し、把持爪11Pによる剥離用テープPTの把持を解除して、剥離した接着シートASを回収する箱や袋等の図示しない回収手段や使用者に接着シートASを受け渡す。そして、使用者または図示しない搬送手段が被着体WKを次工程に搬送した後、各手段がそれぞれの駆動機器を駆動し、それぞれの部材を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、被着体WKよりも硬い外周面33Aを有するローラ部材33で接着シートASの既剥離部分APを吸引しつつ当該既剥離部分APを折り曲げて折曲姿勢を形成するので、被着体WKの破片がローラ部材33に刺さったり、接着シートASの折曲姿勢を良好に維持できなくなったりすることがなくなり、単位時間あたりの処理能力が低下することなく、接着シートASの折曲姿勢を良好に維持して当該接着シートASを被着体WKから剥離することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれる。
例えば、貼付手段10は、帯状の剥離用テープPTを切断することなく接着シートASに貼付してもよいし、枚葉の剥離用テープPTを接着シートASに貼付してもよく、この場合、切断手段13はあってもよいし、なくてもよい。
貼付手段10は、感圧接着性の剥離用テープPTが採用されてもよく、この場合、加熱手段12Cはあってもよいし、なくてもよい。
押圧手段12は、放電加熱器、マイクロ波照射装置、温風吹付装置等の加熱手段を採用してもよいし、加熱手段に代えてまたは併用して、押圧ヘッド12Dを振動させる超音波振動装置やバイブレータ等の振動手段を備えてもよい。
移動手段20は、テーブル22の位置を固定しておき、チャックシリンダ11Qおよび折曲姿勢形成手段30を移動させてもよいし、チャックシリンダ11Qの位置を固定しておき、テーブル22および折曲姿勢形成手段30を移動させてもよい。
ローラ部材33は、外周面33Aが回転し、複数の空間33Bが回転しない構成であってもよい。
塵埃除去手段35は、吸引ノズル35Bに代えてまたは併用して、粘着ローラ、ブラシ、ブレード材等を採用してもよいし、なくてもよい。
被着体WKは、シート部材を介してフレーム部材と一体化されていてもよい。
フレーム部材は、環状のものであってもよいし、環状でない(外周が繋がっていない)ものや、円形、楕円形、三角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。
本発明における接着シートAS、剥離用テープPT、シート部材および被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートAS、剥離用テープPTまたはシート部材は、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよい。また、接着シートAS、剥離用テープPTまたはシート部材は、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASやシート部材を機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体WKに貼付することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、貼付手段は、被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
前記実施形態において、ローラが採用されている場合、各ローラを回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、ローラ部材33以外の各ローラの表面をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、各ローラを弾性変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用したり、大気やガス等のエアの吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧手段や押圧部材の押圧部をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、弾性変形しない部材で構成してもよいし、剥離手段や剥離部材が採用されている場合は、板状部材、丸棒、ローラ等で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持する構成のものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断刃が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等の切断部材を採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断部材を移動させて切断したりしてもよい。
EA…シート剥離装置
10…貼付手段
20…移動手段
30…折曲姿勢形成手段
33…ローラ部材
33A…外周面
AS…接着シート
AP…既剥離部分
AN…未剥離部分
PT…剥離用テープ
WK…被着体

Claims (3)

  1. 被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付する貼付手段と、
    前記剥離用テープと前記被着体とを相対移動させて前記被着体から前記接着シートを剥離する移動手段と、
    前記接着シートの既剥離部分を当該接着シートの未剥離部分に対向するように折り曲げて所定の折曲姿勢を形成する折曲姿勢形成手段とを備え、
    前記折曲姿勢形成手段は、前記被着体よりも硬い外周面で前記接着シートを吸引可能なローラ部材を備え、前記ローラ部材の外周面で前記接着シートの既剥離部分を吸引しつつ当該既剥離部分を折り曲げて前記折曲姿勢を形成することを特徴とするシート剥離装置。
  2. 前記折曲姿勢形成手段は、前記ローラ部材の前記外周面の内側から当該外周面の外側に向けて気体を吹き付ける気体吹付手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
  3. 被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付する貼付工程と、
    前記剥離用テープと前記被着体とを相対移動させて前記被着体から前記接着シートを剥離する移動工程と、
    前記接着シートの既剥離部分を当該接着シートの未剥離部分に対向するように折り曲げて所定の折曲姿勢を形成する折曲姿勢形成工程とを実施し、
    前記折曲姿勢形成工程では、前記被着体よりも硬い外周面で前記接着シートを吸引可能なローラ部材を用い、前記ローラ部材の外周面で前記接着シートの既剥離部分を吸引しつつ当該既剥離部分を折り曲げて前記折曲姿勢を形成することを特徴とするシート剥離方法。
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