JP7147458B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排紙トレイに排紙されたシートと当接可能なシート当接板を備えた画像形成装置に関する。
従来、排紙トレイに排紙されたシートと当接可能であり当接したシートを規制するシート当接板を備えた画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
シート当接板は、排紙トレイに回動軸心を中心として回動可能に支持されており、回動軸心を中心として回動することにより、排紙トレイに収容される収容位置と、排紙トレイから突出する突出位置との間で変位可能に構成されている。
シート当接板は、バネにより回動方向における突出位置側に向けて付勢されており、突出位置にあるときに荷重がかかるとバネの付勢力に抗して収容位置側に変位し、破損することがないように構成されている。
特許文献1に記載のシート当接板においては、シート当接板の回動軸心を中心とする回動軸部に、シート当接板を突出位置側へ付勢するねじりコイルバネを配置している。
特開2017-178577号公報
上記のように、シート当接板を付勢するバネを回動軸部付近に配置した場合、シート当接板を突出位置に保持するためにはバネの付勢力を大きくする必要がある。バネの付勢力を大きくすると、シート当接板のバネと接触する箇所に過大な力がかかって、シート当接板に変形が生じるおそれがある。
そこで、本発明においては、変形を抑制することができるシート当接板を備えた画像形成装置を提供するものである。
上記課題を解決する画像形成装置は、以下の特徴を有する。
即ち、画像形成装置(1)は、画像形成されたシート(S)が排紙される排紙トレイ(2A、102A)と、前記排紙トレイ(2A、102A)に第1回動軸心(C1)を中心に回動可能に支持され収容位置と排紙されたシート(S)と当接可能な突出位置との間で変位するシート当接板(5、105)であって、前記シート(S)の排紙方向における上流側の第1端部(51、151)と下流側の第2端部(52、152)とを有し、前記第1端部(51、151)に前記第1回動軸心(C1)が配されるシート当接板(5、105)と、伸長方向一端側の第3端部(61、161)と他端側の第4端部(62、162)とを有し、前記第3端部(61、161)が前記シート当接板(5、105)の前記第2端部(52、152)において第2回動軸心(C2)を中心として回動可能に支持されるアーム(6、106)と、前記排紙トレイ(2A、102A)に前記シート(S)の排紙方向に沿ってスライド可能に配置され、前記アーム(6、106)における前記第4端部(62、162)を第3回動軸心(C3)を中心として回動可能に支持するスライダ(7、107)と、前記スライダ(7、107)を、前記シート(S)の排紙方向において前記第1回動軸心(C1)から離れる方向に付勢するバネ(8、181)とを備える。
本発明によれば、シート当接板を突出位置に保持する際の力点となる第2回動軸心を、シート当接板の回動中心となる第1回動軸心から離れた位置に設定することができる。従って、シート当接板を突出位置に保持するために必要な力を小さくでき、シート当接板に過大な力がかかることがなく、シート当接板に変形が生じることを抑制可能となる。
第1実施形態に係る画像形成装置を示す斜視図である。 第1実施形態に係る画像形成装置を示す平面図である。 第1実施形態に係るシート当接板の支持構造を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係るシート当接板の支持構造を示す図5(a)におけるB-B正面断面図である。 第1実施形態に係るシート当接板の支持構造を示す図2におけるA-A側面断面図であって、(a)はシート当接板が突出位置にある状態を示す側面断面図であり、(b)はシート当接板が収容位置にある状態を示す側面断面図である。 第1実施形態においてシート当接板が突出位置から収容位置へ変位するときのシート当接板の支持構造の動作を示す図2におけるA-A側面断面図である。 第1実施形態においてシート当接板が収容位置から突出位置へ変位するときのシート当接板の支持構造の動作を示す図2におけるA-A側面断面図である。 第2実施形態に係る画像形成装置を示す斜視図である。 第2実施形態に係る画像形成装置を示す平面図である。 第2実施形態に係るシート当接板の支持構造を示す分解斜視図である。 第2実施形態に係るシート当接板の支持構造を示す正面図である。 第2実施形態に係るシート当接板の支持構造を示す図9におけるC-C側面断面図であって、(a)はシート当接板が突出位置にある状態を示す側面断面図であり、(b)はシート当接板が収容位置にある状態を示す側面断面図である。 第2実施形態においてシート当接板が突出位置から収容位置へ変位するときのシート当接板の支持構造の動作を示す図9におけるC-C側面断面図である。 第2実施形態においてシート当接板が収容位置から突出位置へ変位するときのシート当接板の支持構造の動作を示す図9におけるC-C側面断面図である。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
[画像形成装置の概略構成]
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態である。
以下の説明においては、図1に示すように画像形成装置1が使用可能に設置された状態を基準として、前後、左右、上下の各方向を定める。
図1、図2に示すように、画像形成装置1は、筐体2と、シートSを収容するシートカセット3と、シートSに画像を形成する画像形成部4とを備えている。筐体2は、略直方体形状に形成される箱体であり、シートカセット3及び画像形成部4を収容している。
筐体2の上面には、画像形成部5により画像形成されたシートSが排紙される排紙トレイ2Aが備えられている。画像形成がされたシートSは、排紙機構(不図示)によって筐体2の後端部から前方へ向かって排紙トレイ2Aに排紙される。つまり、シートSの排紙方向は前後方向となっている。
排紙トレイ2Aは、筐体2の上面における後部から前方へ向かって上昇する傾斜面部21と、傾斜面部21の前方に配置される平面部22とを有している。
排紙トレイ2Aの平面部22には、排紙トレイ2Aに排紙されたシートSと当接可能なシート当接板5が設けられている。
排紙トレイ2Aに排紙されるシートSは、まず後部の傾斜面部21に排紙され、その後シートSの前端部が平面部22に設けられるシート当接板5に達して当接する。排紙トレイ2Aに排紙されたシートSがシート当接板5に当接することでシートSの動きが規制され、排紙されたシートSが排紙トレイ2Aから落下することが抑制されるとともに整列される。
筐体2の下部にはシートカセット3が配置されており、シートカセット3は前後方向へスライド可能に筐体2に収容されている。シートカセット3の上方には画像形成部4が配置されている。画像形成部4の画像形成方式は特に限定されるものではなく、例えばレーザプリント方式やインクジェットプリント方式を採用することができる。
[シート当接板の支持構造の第1実施形態]
次に、第1実施形態に係るシート当接板5の支持構造について説明する。
図3~図5に示すように、シート当接板5は、後側に配置される第1端部51と、前側に配置される第2端部52とを有している。後側は、シートSの排紙方向における上流側の一例であり、前側は、シートSの排紙方向における下流側の一例である。
シート当接板5は、排紙トレイ2Aの平面部22に第1回動軸心C1を中心として回動可能に支持されている。第1回動軸心C1は、シートSの排紙方向と直交する左右方向に沿って延出しており、シート当接板5の第1端部51に配置されている。シート当接板5の第1端部51における左右側面には、それぞれ左右方向外側に突出する回動軸部51aが形成されている。回動軸部51aは、第1回動軸心C1を中心とする軸部である。
排紙トレイ2Aの平面部22には、前後方向に沿って延出し、平面部22から上方へ向かって突出する一対のリブ23が形成されている。一対のリブ23は、左右方向に所定の寸法だけ離間して配置されている。各リブ23の後端部における左右方向の内側面には、それぞれ回動軸部51aが回動可能に嵌合する嵌合穴23aが形成されている。
回動軸部51aが嵌合穴23aに嵌合することで、シート当接板5が排紙トレイ2Aに第1回動軸心C1を中心として回動可能に支持されている。
シート当接板5は、左方のリブ23と右方のリブ23との間に配置されている。つまり、リブ23は、シート当接板5の第1回動軸心C1に沿う方向の一端側および他端側において、第1回動軸心C1に沿う方向と直交する方向である前後方向に延出して形成されている。
シート当接板5は、第1回動軸心C1を中心として回動することにより、リブ23の上端よりも下方に位置して排紙トレイ2Aに収容された状態となる収容位置(図5(b)に示す位置)と、リブ23よりも上方に突出した突出位置(図5(a)に示す位置)との間で変位可能に構成されている。シート当接板5は、突出位置にあるときに排紙トレイ2Aに排紙されたシートSと当接可能となっている。シート当接板5が収容位置にあるときには、シート当接板5は平面部22と平行な姿勢となっている。
シート当接板5の左右方向における両端部には、排紙トレイ2A側へ向けて延出する補強リブ53が形成されている。補強リブ53は、下端側に頂角を有する三角形状に形成されている。補強リブ53は、補強リブ53の内側面に支持穴53aを有している。支持穴53aは、補強リブ53の内側面における頂角が形成されている部分の近傍に配置されている。また、支持穴53aは、前後方向においてシート当接板5の第2端部52側に配置されている。
排紙トレイ2Aの平面部22における左方のリブ23と右方のリブ23との間には平面部22よりも下方に凹陥する凹部24が形成されている。凹部24は、左右端部に側壁24aを有し、後端部に後壁24bを有している。凹部24の後壁24bは、リブ23に形成される嵌合穴23aよりも前方に位置している。
凹部24における左右の側壁24aには、シートSの排紙方向に沿って延出するガイド溝25が形成されている。凹部24の後壁24bには、前方へ向かって突出する支持突起部26が形成されている。
排紙トレイ2Aにおける凹部24の前端には、平面部22よりも上方へ突出する規制突起部27が配置されている。規制突起部27は、シート当接板5が収容位置にあって平面部22と平行な姿勢となっているときにシート当接板5の下面と当接する。
画像形成装置1は、アーム6、スライダ7、およびバネ8を有している。
アーム6は板状部材にて形成されており、左右方向からみたときの伸長方向における一端側の第3端部61と、他端側の第4端部62とを有している。アーム6の他端側における左右中央部は切り欠かれており、第4端部62はアーム6の他端側における左右両端部に形成されている。
アーム6の第3端部61における左右側面には、左右方向外側へ突出する支持軸部61aが形成されている。支持軸部61aは、左右方向に延出する第2回動軸心C2を中心とする軸部である。支持軸部61aは、シート当接板5の支持穴53aと回動可能に嵌合している。支持軸部61aと支持穴53aとが嵌合することにより、アーム6の第3端部61がシート当接板5の第2端部52に第2回動軸心C2を中心として回動可能に支持されている。
第4端部62の左右方向における内側面には、左右方向内側に突出する摺動軸部62aが形成されている。摺動軸部62aは、左右方向に延出する第3回動軸心C3を中心とする軸部である。
アーム6は、第1回動軸心C1に沿う方向である左右方向において、シート当接板5の補強リブ53よりも中央部側に配置されている。つまり、シート当接板5の補強リブ53は、アーム6の左右外側に配置されている。
シート当接板5が突出位置に変位しているときには、シート当接板5はリブ23よりも上方に突出した状態となり、シート当接板5とリブ23との間に隙間が生じるが、この隙間が補強リブ53により覆われてアーム6は外部に露出することがない。
このように、アーム6を補強リブ53により覆って外部に露出しないようにすることで、画像形成装置1の見栄えを向上することが可能となっている。
スライダ7は、略直方体形状に形成されており、排紙トレイ2Aの凹部24にシートSの排紙方向である前後方向に沿ってスライド可能に配置されている。
スライダ7における左右の側面7aは、それぞれ側面7aから左右方向外側へ突出し前後方向に延出するガイドレール71を有している。ガイドレール71は、凹部24のガイド溝25に摺動可能に嵌合しており、ガイド溝25およびガイドレール71によってスライダ7を前後方向へ案内することが可能となっている。
このように、画像形成装置1においては、スライダ7を前後方向に沿って案内するガイド溝25、およびガイド溝25に摺動可能に嵌合するガイドレール71を備えることで、スライダ7を前後方向へ円滑にスライドさせることが可能となっている。
なお、本実施形態においては、ガイド溝25が排紙トレイ2Aの凹部24に設けられるとともに、ガイドレール71がスライダ7に設けられているが、ガイド溝25をスライダ7に設けるとともに、ガイドレール71を排紙トレイ2Aの凹部24に設けることも可能である。
スライダ7の前部には、後部よりも左右幅が小さく形成されたアーム支持部7bが配置されている。アーム支持部7bの左右側面には、長手方向の一端部72aが他端部72bよりも下方に配置された長孔部72が形成されている。本実施形態においては、長孔部72の長手方向は、上下方向と平行な方向となっている。
長孔部72にはアーム6の摺動軸部62aが挿入されており、摺動軸部62aは長孔部72の一端部72aと他端部72bとの間で摺動可能に構成されている。摺動軸部62aは、長孔部に挿入される軸部の一例である。
長孔部72に摺動軸部62aが挿入されることで、アーム6の第4端部62がスライダ7に第3回動軸心C3を中心として回動可能に支持されている。
また、本実施形態においては、長孔部72がスライダ7に設けられるとともに、摺動軸部62aがアーム6に設けられているが、長孔部72をアーム6に設けるとともに、摺動軸部62aをスライダ7に設けることも可能である。
スライダ7は、スライダ7の後面から前方へ向かって凹陥する挿入穴7cを有している。
バネ8は、圧縮コイルバネにて構成されており、スライダ7と凹部24の後壁24bとの間に介装されている。バネ8の後端部には後壁24bに形成される支持突起部26が嵌合しており、バネ8の後端部が後壁24bに支持されている。バネ8の前端部はスライダ7の挿入穴7cに挿入されており、バネ8の前端部がスライダ7に支持されている。
バネ8は、スライダ7を前方へ付勢している。つまり、スライダ7は、バネ8によって前後方向において第1回動軸心C1から離れる方向に付勢されている。
図5(a)に示すように、スライダ7がバネ8により付勢されて前方へ移動すると、アーム6の第4端部62が前方へ移動するとともに第3端部61が上昇してアーム6が起立姿勢となり、シート当接板5が第1回動軸心C1を中心に上方へ回動して突出位置に変位する。シート当接板5が突出位置に変位してアーム6が起立姿勢となっている状態においては、第3端部61が第4端部62よりも上方に位置している。
この場合、シート当接板5の第2端部52がアーム6によって支持されることにより、シート当接板5が突出位置に保持されるが、シート当接板5を突出位置に保持する際の力点となる第2回動軸心C2を、シート当接板5の回動中心となる第1回動軸心C1から離れた位置に設定することが可能となっている。
従って、シート当接板5を突出位置に保持するために必要な力を小さくすることができ、アーム6の第4端部62を前方へ付勢してアーム6を起立姿勢とするためのバネ8の付勢力を小さく設定することができる。
これにより、アーム6を通じてシート当接板5に過大な力がかかることがなく、シート当接板5に変形が生じることを抑制可能となっている。
また、シート当接板5が突出位置にあるときのアーム6の姿勢は、水平方向よりも垂直方向に近い起立姿勢となっている。従って、例えばシート当接板5の上面に排紙トレイ2Aに排紙されたシートSが載置され、シート当接板5を支持するアーム6にシートSの重量に起因する下向きの力が作用した際に、スライダ7にかかるスライド方向の力を小さくすることができる。これにより、バネ8の付勢力を小さく設定しても、シート当接板5を突出位置に保持することが可能となる。
シート当接板5が突出位置にあるときのアーム6の姿勢は、第2回動軸心C2と第3回動軸心C3とを結ぶ直線の水平方向に対する角度が45°を超え、かつ90°未満となる姿勢であることが好ましい。本実施形態においては、シート当接板5が突出位置にあるときのアーム6の姿勢は、第2回動軸心C2と第3回動軸心C3とを結ぶ直線の水平方向に対する角度が60°となる姿勢である。
また、シート当接板5が突出位置にあるときには、第3回動軸心C3は第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ第2直線L2よりも鉛直下側に配置されている。従って、バネ8の付勢力によりアーム6の第4端部62が前方へ付勢されると、アーム6の第4端部62が長孔部72の一端部72aに位置するとともに、アーム6は第3端部61が上昇する側に回動しようとして、シート当接板5が上方へ回動する方向の力がアーム6からシート当接板5へ作用する。
これにより、画像形成装置1においては、バネ8の付勢力によりシート当接板5を突出位置に保持することが可能となっている。
シート当接板5はバネ8の付勢力により上方に付勢されて突出位置に保持されているため、シート当接板5に所定の大きさの下向きの力がかかるとバネ8の付勢力に抗して収容位置側へ変位することが可能となっている。
従って、排紙トレイ2Aに排紙されたシートSを前方へ引き出して取り出す際に、突出位置にあるシート当接板5をバネ8の付勢力に抗して収容位置側へ変位させることで、シートSの取り出しを行い易くすることができる。
また、シートSを取り出した後は、収容位置側へ変位したシート当接板5は、バネ8の付勢力によって突出位置に戻ることが可能となっている。
一方、図5(b)に示すように、突出位置にある状態のシート当接板5を下方へ回動させて収容位置に変位させた状態では、アーム6は前記起立姿勢よりも水平方向に近い傾倒姿勢となっている。また、アーム6が傾倒姿勢となることにより、スライダ7がアーム6によってバネ8の付勢力に抗して後方へ移動された状態となっている。シート当接板5が収容位置に変位してアーム6が傾倒姿勢となっている状態においては、第3端部61が第4端部62よりも下方に位置している。
また、シート当接板5が収容位置にあるときには、第3回動軸心C3は第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ第1直線L1よりも鉛直上側に配置されている。従って、バネ8の付勢力によりアーム6の第4端部62が前方へ付勢されると、アーム6の第4端部62が長孔部72の他端部72bに位置するとともに、アーム6は第3端部61が下降する側に回動しようとして、シート当接板5が下方へ回動する方向の力がアーム6からシート当接板5へ作用する。
これにより、画像形成装置1においては、シート当接板5を収容位置に保持するための爪やフックなどを別途設けることなく、バネ8の付勢力によりシート当接板5を収容位置に保持することが可能となっている。
[第1実施形態に係るシート当接板の支持構造の動作]
次に、シート当接板5が突出位置と収容位置との間で変位するときの、第1実施形態に係るシート当接板の支持構造の動作について説明する。まず、シート当接板5が突出位置から収容位置へ変位するときの動作について説明する。
図5(a)に示すように、シート当接板5が突出位置にあるときには、スライダ7がバネ8の付勢力により前方へ移動し、アーム6が起立姿勢となってアーム6の第4端部62における第3回動軸心C3が第2直線L2の下側に位置した状態となっている。また、アーム6の第4端部62における摺動軸部62aは、長孔部72の一端部72aに位置している。
この状態からシート当接板5に下向きの力が加えられて、シート当接板5が第1回動軸心C1を中心として下方へ回動すると、アーム6の第3端部61が下方に移動して、アーム6の第4端部62によりスライダ7がバネ8の付勢力に抗して後方へ押圧される。
図6(a)に示すように、シート当接板5が、第2端部52の高さ位置がリブ23の上端の高さ位置に達するまで下方へ回動すると、アーム6は第3端部61と第4端部62の高さ位置が略同じとなる水平姿勢に近い姿勢となる。
この状態においては、第3回動軸心C3は第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結んだ直線よりも下方に位置しており、シート当接板5にはバネ8の付勢力により上方へ回動する方向の力が作用している。従って、シート当接板5に加えられている下向きの力が無くなると、シート当接板5はバネ8の付勢力により上方へ回動して突出位置に戻ることが可能である。
シート当接板5が図6(a)に示す位置からさらに下方へ回動すると、シート当接板5の第2端部52がリブ23の上端よりも下方へ変位し、図6(b)に示すように、シート当接板5の第2端部52が排紙トレイ2Aの規制突起部27に当接して収容位置にて停止する。この状態では、アーム6は第4端部62が第3端部61よりも上方に位置する姿勢となっている。
アーム6の第4端部62が第3端部61よりも上方に位置する姿勢において第4端部62がバネ8の付勢力により前方へ押圧されると、第4端部62は上方へ回動して、摺動軸部62aが長孔部72の一端部72aから他端部72bへ移動し、シート当接板5およびアーム6は図5(b)に示す状態となる。
図5(b)に示すように、シート当接板5が収容位置にあって、アーム6の摺動軸部62aが長孔部72の他端部72bに位置している状態では、摺動軸部62aの第3回動軸心C3は第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ第2直線L2よりも鉛直上側に位置している。
従って、シート当接板5には、バネ8の付勢力による下向きへ回動する方向の力が作用しており、シート当接板5に加えられている下向きの力が無くなっても、収容位置にある状態を保持することが可能となっている。
また、アーム6の第4端部62における摺動軸部62aは、スライダ7の長孔部72に支持されており、長孔部72の一端部72aと他端部72bとの間で摺動可能になっている。そして、摺動軸部62aが第2直線L2の鉛直下側に位置している状態と、第2直線L2の鉛直上側に位置している状態との切り替えが、シート当接板5が収容位置に変位した状態で摺動軸部62aが長孔部72の一端部72aと他端部72bとの間で摺動することにより行われるように構成している。これにより、摺動軸部62aが第2直線L2の鉛直下側に位置している状態と、第2直線L2の鉛直上側に位置している状態との切り替えを生じ易くすることが可能となっている。
また、シート当接板5が収容位置にある状態では、シート当接板5はリブ23の上端よりも下方に位置しており、シート当接板5が収容位置にあるときに排紙トレイ2AにシートSが排紙されると、排紙されるシートSはリブ23に接触して、リブ23により支持されることとなる。
このように、シート当接板5が収容位置に変位した状態であっても、排紙トレイ2Aに排紙されたシートSの前部をリブ23により支持することが可能となっている。
また、画像形成装置1においては、図6(b)に示すようにシート当接板5の第2端部52がリブ23の上端よりも下方へ変位した後に、第3回動軸心C3が第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ第3直線L3よりも鉛直下側にある位置から、第3直線L3よりも鉛直上側にある位置に変位する。
従って、シート当接板5が突出位置から収容位置に変位する過程において、図6(a)に示すように、シート当接板5の第2端部52がリブ23の上端の高さ位置に達するまで下方へ回動した時点では、シート当接板5には、バネ8の付勢力による上向きへ回動する方向の力が作用した状態となっている。
ここで、排紙トレイ2Aに排紙されたシートSを前方へ引き出して取り出す際に、突出位置にあるシート当接板5にシートSが接触して、シートSの重みによりシート当接板5がリブ23の上端の高さ位置まで押し下げられることがある。しかし、シート当接板5がリブ23の上端の高さ位置まで押し下げられた状態では、第3回動軸心C3は、まだ第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ直線よりも鉛直上側に変位しないため、シートSを取り出した後にシート当接板5がバネ8の付勢力により突出位置に復帰することが可能となっている。
このように、排紙トレイ2Aに排紙されたシートSを取り出す際にシート当接板5が下方に押し下げられとしても、シート当接板5は上方へ回動させる操作を行わなくても自動的に突出位置に戻ることが可能である。
次に、シート当接板5が収容位置から突出位置へ変位するときの、第1実施形態に係るシート当接板の支持構造の動作について説明する。
図5(b)に示すように、収容位置にあるシート当接板5に上向きの力を加えると、シート当接板5が第1回動軸心C1を中心として上方へ回動するとともに、アーム6の第3端部61が上側に移動する。図7に示すように、アーム6の第3端部61が上側に移動して第4端部62よりも上方に位置するようになると、第4端部62がバネ8の付勢力によって前方へ押圧されることにより下方へ回動し、摺動軸部62aが長孔部72の他端部72bから一端部72aへ移動する。
図7に示す状態では、摺動軸部62aの第3回動軸心C3は第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ直線よりも鉛直下側に位置している。
従って、シート当接板5には、バネ8の付勢力による上向きへ回動する方向の力が作用することとなり、シート当接板5は当該上向きへ回動する方向の力によって図5(a)に示す突出位置まで上方へ回動される。
これにより、収容位置にあるシート当接板5を突出位置まで変位させるときには、アーム6の第3端部61が第4端部62よりも上方に位置する姿勢となるまでシート当接板5を上方へ回動するだけでよく、シート当接板5を収容位置から突出位置まで変位させるための操作を簡単にすることができる。
[シート当接板の支持構造の第2実施形態]
次に、シート当接板の支持構造の第2実施形態について説明する。
図8~図12に示すように、第2実施形態に係るシート当接板105は、排紙トレイ102Aに設けられている。排紙トレイ102Aは、画像形成装置1における筐体2の上面に備えられている。
排紙トレイ102Aは、筐体2の上面における後部から前方へ向かって上昇する傾斜面部121と、傾斜面部121の前方に配置される平面部122とを有している。
シート当接板105は平面部122に設けられており、排紙トレイ102Aに排紙されたシートSと当接可能に構成されている。
排紙トレイ102Aに排紙されるシートSは、まず後部の傾斜面部121に排紙され、その後シートSの前端部が平面部122に設けられるシート当接板105に達して当接する。排紙トレイ102Aに排紙されたシートSがシート当接板105に当接することでシートSの動きが規制され、排紙されたシートSが排紙トレイ102Aから落下することが抑制されるとともに整列される。
シート当接板105は、後側に配置される第1端部151と、前側に配置される第2端部152とを有している。後側は、シートSの排紙方向における上流側の一例であり、前側は、シートSの排紙方向における下流側の一例である。
シート当接板105は、排紙トレイ102Aの平面部122に第1回動軸心C1を中心として回動可能に支持されている。第1回動軸心C1はシート当接板105の第1端部151に配置されている。シート当接板105の第1端部151における左右側面には、それぞれ左右方向外側に突出する回動軸部151aが形成されている。回動軸部151aは、第1回動軸心C1を中心とする軸部である。
排紙トレイ102Aの平面部122には、前後方向に沿って延出し、平面部122から上方へ向かって突出する一対のリブ123が形成されている。一対のリブ123は、左右方向に所定の寸法だけ離間して配置されている。各リブ123の後端部における左右方向の内側面には、それぞれ回動軸部151aが回動可能に嵌合する嵌合穴123aが形成されている。回動軸部151aが嵌合穴123aに嵌合することで、シート当接板105が排紙トレイ102Aに第1回動軸心C1を中心として回動可能に支持されている。
シート当接板105は、左方のリブ123と右方のリブ123との間に配置されている。つまり、リブ123は、シート当接板105の第1回動軸心C1に沿う方向の一端側および他端側において、第1回動軸心C1に沿う方向と直交する方向である前後方向に延出して形成されている。
シート当接板105は、第1回動軸心C1を中心として回動することにより、シート当接板105の上面がリブ123の上端と同じ高さに位置して排紙トレイ102Aに収容された状態となる収容位置(図12(b)に示す位置)と、リブ123よりも上方に突出した突出位置(図12(a)に示す位置)との間で変位可能に構成されている。シート当接板105は、突出位置にあるときに排紙トレイ102Aに排紙されたシートSと当接可能となっている。シート当接板105が収容位置にあるときには、シート当接板105は平面部122と平行な姿勢となっている。
シート当接板105の左右方向における両端部には、排紙トレイ102A側へ向けて延出する補強リブ153が形成されている。補強リブ153は、下端側に頂角を有する三角形状に形成されている。補強リブ153は、補強リブ153の内側面に支持穴153aを有している。支持穴153aは、補強リブ153の内側面における頂角が形成されている部分の近傍に配置されている。また、支持穴153aは、前後方向においてシート当接板105の第2端部152側に配置されている。
排紙トレイ102Aの平面部122における左方のリブ123と右方のリブ123との間には平面部122よりも下方に凹陥する凹部124が形成されている。凹部124は、左右端部に側壁124aを有し、後端部に後壁124bを有している。凹部124の後壁124bは、リブ123に形成される嵌合穴123aよりも前方に位置している。
凹部124における左右の側壁124aには、シートSの排紙方向に沿って延出するガイド溝125が形成されている。凹部124の後壁124bには、前方へ向かって突出する支持突起部126が形成されている。
凹部124は、凹部124の前端部における底面から上方へ突出し、上下方向に形成される雌ネジ部を有するピン部材128を有している。ピン部材128は、左右の2箇所に設けられている。
本実施形態における画像形成装置1は、アーム106、スライダ107、第1バネ181、第2バネ182、ベース部材191、および戻し部材193を有している。
アーム106は板状部材にて形成されており、左右方向からみたときの伸長方向における一端側の第3端部161と、他端側の第4端部162とを有している。アーム106の他端側における左右中央部は切り欠かれており、第4端部162はアーム6の他端側における左右両端部に形成されている。
アーム106の第3端部161における左右側面には、左右方向外側へ突出する支持軸部161aが形成されている。支持軸部161aは、左右方向に延出する第2回動軸心C2を中心とする軸部である。支持軸部161aは、シート当接板105の支持穴153aと回動可能に嵌合している。支持軸部161aと支持穴153aとが嵌合することにより、アーム106の第3端部161がシート当接板105の第2端部152に第2回動軸心C2を中心として回動可能に支持されている。
各第4端部162の左右方向における内側面には、左右方向内側に突出する摺動軸部162aが形成されている。摺動軸部162aは、左右方向に延出する第3回動軸心C3を中心とする軸部である。
アーム106は、アーム6の場合と同様に、シート当接板105の補強リブ153よりも左右方向における中央部側に配置されている。
これにより、アーム106が補強リブ153により覆われて外部に露出することがないため、画像形成装置1の見栄えを向上することが可能となっている。
スライダ107は、略直方体形状に形成されており、排紙トレイ102Aの凹部124にシートSの排紙方向である前後方向に沿ってスライド可能に配置されている。スライダ107における左右の側面107aは、それぞれ側面107aから左右方向外側へ突出し前後方向に延出するガイドレール171を有している。ガイドレール171は、凹部124のガイド溝125に摺動可能に嵌合しており、ガイド溝125およびガイドレール171によってスライダ107を前後方向へ案内することが可能となっている。これにより、スライダ107を前後方向へ円滑にスライドさせることが可能となっている。
なお、ガイド溝125をスライダ107に設けるとともに、ガイドレール171を排紙トレイ12Aの凹部124に設けることも可能である。
スライダ107の前部には、後部よりも左右幅が小さく形成されたアーム支持部107bが配置されている。アーム支持部107bの左右側面には、長手方向の一端部172aが他端部172bよりも下方に配置された長孔部172が形成されている。本実施形態においては、長孔部172の長手方向は、上下方向と平行な方向となっている。
長孔部172にはアーム106の摺動軸部162aが挿入されており、摺動軸部162aは長孔部172の一端部172aと他端部172bとの間で摺動可能に構成されている。摺動軸部162aは、長孔部に挿入される軸部の一例である。
長孔部172に摺動軸部162aが挿入されることで、アーム106の第4端部162がスライダ107に第3回動軸心C3を中心として回動可能に支持されている。
なお、長孔部172をアーム106に設けるとともに、摺動軸部162aをスライダ107に設けることも可能である。
スライダ107は、アーム支持部107bの下部から前方に突出する接触部173を有している。接触部173は、シート当接板105が突出位置側から収容位置側へ変位するときに、アーム106に下方から接触するように構成されている。アーム106が接触部173に接触した状態でアーム106の第3端部161が下方に変位すると、アーム106の第4端部162が第3回動軸心C3を中心として相対的に上方へ回動するように構成されている。
スライダ107は、スライダ107の後面から前方へ向かって凹陥する挿入穴107cを有している。第1バネ181は、圧縮コイルバネにて構成されており、スライダ107と凹部124の後壁124bとの間に介装されている。第1バネ181の後端部には後壁124bに形成される支持突起部126が嵌合しており、第1バネ181の後端部が後壁124bに支持されている。第1バネ181の前端部はスライダ107の挿入穴107cに挿入されており、第1バネ181の前端部がスライダ107に支持されている。第1バネ181は、スライダ107を前後方向において第1回動軸心C1から離れる方向に付勢している。
ベース部材191は、排紙トレイ102Aの凹部124における前端部に配置されている。ベース部材191には上下方向に貫通する貫通孔191aが形成されており、貫通孔191aにはピン部材128が挿通されている。貫通孔191aに挿通されたピン部材128の雌ネジにビス192を上方から螺合することにより、ベース部材191が凹部124に固定されている。
ベース部材191の左右方向中央部には、上下方向に貫通する摺動孔191bが形成されている。戻し部材193は上端が閉じた円筒形状に形成されており、摺動孔191bに上下方向へ摺動可能に嵌装されている。摺動孔191bは、上部が下部よりも小径に形成されており、前記上部と前記下部との間には段差部191cが形成されている。
戻し部材193の下端部には外周面から径方向外側に突出するフランジ部193aが形成されており、戻し部材193が摺動孔191b内を上方に摺動した際にフランジ部193aと段差部191cとが係合して、戻し部材193がそれ以上上方へ摺動することを規制するように構成されている。この場合、戻し部材193の上方への摺動が規制される上下位置は、シート当接板105が収容位置に変位したときに、シート当接板105の下面が戻し部材193の上端面と接触する位置となっている。
戻し部材193と凹部124の底面との間には、第2バネ182が介装されている。第2バネ182は戻し部材193を上方へ向けて付勢しており、戻し部材193は第2バネ182の付勢力によりフランジ部193aと段差部191cとが係合する位置まで変位する。
図12(a)に示すように、スライダ107が第1バネ181により付勢されて前方へ移動すると、アーム106の第4端部162が前方へ移動するとともに第3端部161が上昇してアーム106が起立姿勢となり、シート当接板105が第1回動軸心C1を中心に上方へ回動して突出位置に変位する。シート当接板105が突出位置に変位してアーム106が起立姿勢となっている状態においては、第3端部161が第4端部162よりも上方に位置している。
この場合、シート当接板105を突出位置に保持する際の力点となる第2回動軸心C2を、シート当接板105の回動中心となる第1回動軸心C1から離れた位置に設定することが可能である。従って、シート当接板105を突出位置に保持するために必要な力を小さくすることができ、第1バネ181の付勢力を小さく設定して、シート当接板105に変形が生じることを抑制可能となっている。
また、シート当接板105が突出位置にあるときには、第3回動軸心C3は第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ第2直線L2よりも鉛直下側に配置されている。これにより、第1バネ181の付勢力に起因するシート当接板105が上方へ回動する方向の力がアーム106からシート当接板105へ作用し、シート当接板105を突出位置に保持することが可能となっている。
本実施形態においても、排紙トレイ102Aに排紙されたシートSを前方へ引き出して取り出す際に、突出位置にあるシート当接板105を第1バネ181の付勢力に抗して収容位置側へ変位させることで、シートSの取り出しを行い易くすることができる。
また、シートSを取り出した後は、収容位置側へ変位したシート当接板105は、第1バネ108の付勢力によって突出位置に戻ることが可能である。
一方、図12(b)に示すように、シート当接板105が収容位置に変位した状態では、アーム106は前記起立姿勢よりも水平方向に近い傾倒姿勢となっている。また、アーム106が傾倒姿勢となることにより、スライダ107がアーム106によって第1バネ181の付勢力に抗して後方へ移動された状態となっている。シート当接板105が収容位置に変位してアーム106が傾倒姿勢となっている状態においては、第3端部161が第4端部162よりも下方に位置している。
また、シート当接板105が収容位置にあるときには、第3回動軸心C3は第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ第1直線L1よりも鉛直上側に配置されている。これにより、第1バネ181の付勢力に起因するシート当接板105が下方へ回動する方向の力がアーム106からシート当接板105へ作用し、シート当接板105を収容位置に保持することが可能となっている。
[第2別実施形態に係るシート当接板の支持構造の動作]
次に、シート当接板105が突出位置と収容位置との間で変位するときの、第2実施形態に係るシート当接板の支持構造の動作について説明する。まず、シート当接板105が突出位置から収容位置へ変位するときの動作について説明する。
図12(a)に示すように、シート当接板105が突出位置にあるときには、スライダ107が第1バネ181の付勢力により前方へ移動し、アーム106が起立姿勢となってアーム106の第4端部162における第3回動軸心C3が第2直線L2の下側に位置した状態となっている。また、アーム106の第4端部162における摺動軸部162aは、長孔部172の一端部172aに位置している。
この状態からシート当接板105に下向きの力が加えられて、シート当接板105が第1回動軸心C1を中心として下方へ回動すると、アーム106の第3端部161が下方に移動して、アーム106の第4端部162によりスライダ107が第1バネ181の付勢力に抗して後方へ押圧される。
図13(a)に示すように、シート当接板105が下方へ回動して、シート当接板105の上面とリブ123の上端とが同じ高さ位置となる収容位置に達すると、シート当接板105は平面部122と平行な姿勢となる。また、シート当接板105の下面が戻し部材192の上端面と接触する。さらに、アーム106の下面が全体的にスライダ107の接触部173に接触する。図13(a)に示す状態では、アーム106の第3端部161は第4端部162よりも上方に位置している。
図13(a)に示す状態からシート当接板105がさらに下方へ回動すると、図13(b)に示すように、シート当接板105の上面がリブ123の上端よりも下方に変位する。また、アーム106の第3端部161が下方に変位して、アーム106における第3端部161と第4端部162との間の被接触部163(図13参照)が接触部173に接触して上方へ押圧される。被接触部163が接触部173により押圧されると、第4端部162が第2回動軸心C2を中心として相対的に上方へ回動する。
これにより、長孔部172の一端部172aに位置する第4端部162の摺動軸部162aが、他端部172b側へ摺動する。さらに、戻し部材192がシート当接板105によって第2バネ182の付勢力に抗して下方へ押圧される。
図13(b)に示す状態では、アーム106は第3端部161と第4端部162の高さ位置が略同じとなる水平姿勢に近い姿勢となっている。なお、アーム106に接触する接触部173は、第2実施形態ではスライダ107に形成されているが、排紙トレイ12Aにおける凹部124の底面から上方に突出するように形成することも可能である。
図13(b)に示す状態からシート当接板105がさらに下方へ回動すると、図13(c)に示すように、シート当接板105は収容位置よりも下方に位置となる下降位置に達する。シート当接板105が下降位置に達すると、アーム106は第4端部162が第3端部161よりも上方に位置する姿勢となる。
アーム106の第4端部162が第3端部161よりも上方に位置する姿勢において第4端部162が第1バネ181の付勢力により前方へ押圧されると、第4端部162は上方へ回動して、摺動軸部162aが長孔部172の他端部172bへ摺動して、シート当接板105およびアーム106は図13(d)に示す状態となる。
図13(d)に示すように、シート当接板105がリブ123の上端よりも下方の下降位置にあって、アーム106の摺動軸部162aが長孔部172の他端部172bに位置している状態では、摺動軸部162aの第3回動軸心C3は第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ第3直線L3よりも鉛直上側に位置している。
従って、シート当接板105には、第1バネ181の付勢力による下向きへ回動する方向の力が作用している。一方、シート当接板105には戻し部材192が当接しており、第2バネ182の付勢力による上向きの力が戻し部材192を介して作用している。戻し部材192は、下降位置に変位したシート当接板105を上方に付勢する付勢手段の一例である。
シート当接板105に作用する第2バネ182の付勢力による上向きの力は、第1バネ181の付勢力による下向きへ回動する方向の力よりも大きく設定されており、シート当接板105に加えられている下向きの力がなくなると、シート当接板105は戻し部材192により上方へ押圧されて図12(b)に示す収容位置まで戻る。シート当接板105が収容位置にあるときには、第3回動軸心C3は第1直線L1よりも鉛直上側に配置されており、第1バネ181の付勢力に起因するシート当接板105が下方へ回動する方向の力により、シート当接板105を収容位置に保持することが可能である。なお、シート当接板105が収容位置にあるときには、戻し部材192はそれ以上上方へ摺動することが規制されているため、シート当接板105には戻し部材192からの上向きの力は作用していない。
このように、シート当接板105は収容位置から突出位置側とは反対側の下降位置に変位可能であり、アーム106が接触部173と接触した後に、下降位置に変位したシート当接板105が戻し部材192により収容位置まで変位されるように構成されている。
これにより、アーム106の摺動軸部162aが長孔部172の他端部172bへ摺動した後に、下降位置まで変位したシート当接板105を適正な位置である収容位置に変位させて保持することが可能である。
また、スライダ107に接触部173を設けて、シート当接板105が突出位置から収容位置に変位する過程において、接触部173がアーム106と接触して摺動軸部162aを長孔部172における一端部172aから他端部172b側へ変位させるように構成している。これにより、シート当接板105が突出位置から収容位置に変位する際に、摺動軸部162aの長孔部172における一端部172aから他端部172bへの変位を生じさせ易くなり、シート当接板105を収容位置に保持することが容易となる。
また、接触部173と接触するアーム106の被接触部163は、アーム106の第4端部162よりも第3端部161に近い位置に配置されている。被接触部163が接触部173に当接して上方へ押圧されると、アーム106の第4端部162が第3端部161の第2回動軸心C2を中心として上方へ回動する。
この場合、被接触部163を第3端部161に近い位置に配置することで、アーム106に接触部173が接触した場合の長孔部172内における摺動軸部162aの変位度合いを大きくすることができる。
これにより、長孔部172内における摺動軸部162aの一端部172aと他端部172bとの間での変位動作の確実性をより向上させることが可能となっている。
次に、シート当接板105が収容位置から突出位置へ変位するときの、第2実施形態に係るシート当接板の支持構造の動作について説明する。
図12(b)に示すように、収容位置にあるシート当接板105に上向きの力を加えると、シート当接板105が第1回動軸心C1を中心として上方へ回動するとともに、アーム106の第3端部161が上側に移動する。
図14に示すように、アーム106の第3端部161が上側に移動して第4端部162よりも上方に位置するようになると、第4端部162が第1バネ108の付勢力によって前方へ押圧されることにより下方へ回動し、摺動軸部162aが長孔部172の他端部172bから一端部172aへ移動する。
図14に示す状態では、摺動軸部162aの第3回動軸心C3は第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ直線よりも鉛直下側に位置している。
従って、シート当接板105には、第1バネ108の付勢力による上向きへ回動する方向の力が作用することとなり、シート当接板105は当該上向きへ回動する方向の力によって図12(a)に示す突出位置まで上方へ回動される。
これにより、収容位置にあるシート当接板105を突出位置まで変位させるときには、アーム106の第3端部161が第4端部162よりも上方に位置する姿勢となるまでシート当接板105を上方へ回動するだけでよく、シート当接板105を収容位置から突出位置まで変位させるための操作を簡単にすることが可能となっている。
[本実施形態における効果]
本実施形態においては、画像形成装置1は、上述のように構成されている。
つまり、画像形成装置1は、排紙トレイ2A、102Aと、シート当接板5、105と、アーム6、106と、スライダ7、107と、バネ8または第1バネ181とを備える。排紙トレイ2A、102Aには、画像形成されたシートSが排紙される。シート当接板5、105は、排紙トレイ2Aに第1回動軸心C1を中心に回動可能に支持され収容位置と排紙されたシートSと当接可能な突出位置との間で変位する。シート当接板5、105は、シートSの排紙方向における上流側の第1端部51、151と下流側の第2端部52、152とを有し、第1端部51、151に第1回動軸心C1が配される。
アーム6、106は、伸長方向一端側の第3端部61、161と他端側の第4端部62、162とを有し、第3端部61、161がシート当接板5、105の第2端部52、152において第2回動軸心C2を中心として回動可能に支持される。スライダ7、107は、排紙トレイ2A、102AにシートSの排紙方向に沿ってスライド可能に配置され、アーム6、106における第4端部62、162を第3回動軸心C3を中心として回動可能に支持する。バネ8および第1バネ181は、スライダ7、107を、シートSの排紙方向において第1回動軸心C1から離れる方向に付勢する。
このような構成により、シート当接板5、105を突出位置に保持する際の力点となる第2回動軸心C2を、シート当接板5、105の回動中心となる第1回動軸心C1から離れた位置に設定することが可能である。従って、シート当接板5、105を突出位置に保持するために必要な力を小さくでき、バネ8および第1バネ181の付勢力を小さく設定することができる。これにより、アーム6、106を通じてシート当接板5、105に過大な力がかかることがなく、シート当接板5、105に変形が生じることを抑制可能となる。
また、スライダ7、107および排紙トレイ2A、102Aの一方は、スライダ7、107をシートSの排紙方向に沿って案内するガイド溝25、125を有し、スライダ7、107および排紙トレイ2A、102Aの他方は、ガイド溝25、125に摺動可能に嵌合するガイドレール71、171を有する。
これにより、スライダ7、107をシートSの排紙方向に沿った方向へ円滑にスライドさせることが可能である。
また、シート当接板5、105が前記収容位置にあるときに、第3回動軸心C3が、第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ第1直線L1よりも鉛直上側に配置される。
これにより、シート当接板5、105を収容位置に保持するための爪やフックなどを別途設けることなく、バネ8または第1バネ181の付勢力によりシート当接板5、105を収容位置に保持することが可能である。
また、シート当接板5、105が前記突出位置にあるときに、第3回動軸心C3が、第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ第2直線L2よりも鉛直下側に配置される。
これにより、バネ8または第1バネ181の付勢力によりシート当接板5、105を突出位置に保持することが可能である。
また、スライダ7、107およびアーム6、106の一方は、長手方向の一端部72a、172aが他端部72b、172bよりも下方に配置される長孔部72、172を有し、スライダ7、107およびアーム6、106の他方は、長孔部72、172に挿入され長孔部72、172内を一端部72a、172aと他端部72b、172bとの間で摺動可能な摺動軸部62a、162aを有し、第3回動軸心C3は、摺動軸部62a、162aの中心である。
これにより、摺動軸部62a、162aが一端部72a、172aと他端部72b、172bとの間で摺動することにより、摺動軸部62a、162aが第2直線L2の鉛直下側に位置している状態と、第2直線L2の鉛直上側に位置している状態との切り替えを生じ易くすることが可能である。
また、スライダ107または排紙トレイ102Aは、シート当接板105が前記突出位置から前記収容位置に変位するときに、アーム106と接触して摺動軸部162aを長孔部172における一端部172aと他端部172bとの間で変位させる接触部173を有する。
これにより、シート当接板105が突出位置から収容位置に変位する際に、摺動軸部162aの長孔部172における一端部172aから他端部172bへの変位を生じさせ易くなり、シート当接板105を収容位置に保持することが容易となる。
また、アーム106は、第4端部162よりも第3端部161に近い位置に接触部173が接触する被接触部163を有する。
これにより、アーム106に接触部173が接触した場合の長孔部172内における摺動軸部162aの変位度合いを大きくすることができ、長孔部172内における摺動軸部162aの一端部172aと他端部172bとの間での変位動作の確実性をより向上させることが可能である。
また、シート当接板105は、前記収容位置から前記突出位置側とは反対側の下降位置に変位可能であり、アーム106が接触部173と接触した後に、前記下降位置に変位したシート当接板105を前記収容位置まで変位させる方向に付勢する戻し部材192を有する。
これにより、アーム106の摺動軸部162aが長孔部172内を摺動した後に、下降位置まで変位したシート当接板105を適正な位置である収容位置に変位させて保持することが可能である。
また、排紙トレイ2A、102Aは、シート当接板5、105の第1回動軸心C1に沿う方向の一端側において第1回動軸心C1に沿う方向と直交する方向に延出し、前記収容位置にあるシート当接板5、105の高さ位置以上の高さ位置に突出するリブ23、123を有する。
これにより、シート当接板5、105が収容位置に変位した状態であっても、排紙トレイ2A、102Aに排紙されたシートSの前部をリブ23、123により支持することが可能である。
また、第3回動軸心C3は、シート当接板5、105がリブ23、123の上端よりも下方へ変位したときに、第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ第3直線L3よりも鉛直下側にある位置から第3直線L3よりも鉛直上側にある位置に変位する。
排紙トレイ2A、102Aに排紙されたシートSを取り出す際に、突出位置にあるシート当接板5、105にシートSが接触して、シート当接板5、105がリブ23、123の上端の高さ位置まで押し下げられることがある。しかし、シート当接板5、105がリブ23、123の上端の高さ位置まで押し下げられた状態では、第3回動軸心C3は、まだ第1回動軸心C1と第2回動軸心C2とを結ぶ直線よりも鉛直上側に変位しないため、シートSを取り出した後にシート当接板5、105がバネ8または第1バネ181の付勢力により突出位置に復帰することが可能である。
また、シート当接板5、105は、第1回動軸心C1に沿う方向の一端部に排紙トレイ2A、102A側へ向けて延出する補強リブ53、153を有し、アーム6、106は、補強リブ53、153よりもシート当接板5、105の第1回動軸心C1に沿う方向の中央部側に配置される。
これにより、アーム6、106が補強リブ53、153により覆われて外部に露出することがないため、画像形成装置1の見栄えを向上することが可能である。
1 画像形成装置
2 筐体
2A、102A 排紙トレイ
5、105 シート当接板
6、106 アーム
7、107 スライダ
8 バネ
23、123 リブ
25、125 ガイド溝
51、151 第1端部
52、152 第2端部
53、153 補強リブ
61 第3端部
62 第4端部
62a、162a 摺動軸部
71、171 ガイドレール
72、172 長孔部
72a、172a 一端部
72b、172b 他端部
163 被接触部
173 接触部
181 第1バネ
182 第2バネ
192 戻し部材
C1 第1回動軸心
C2 第2回動軸心
C3 第3回動軸心
L1 第1直線
L2 第2直線
L3 第3直線
S シート

Claims (11)

  1. 画像形成されたシートが排紙される排紙トレイと、
    前記排紙トレイに第1回動軸心を中心に回動可能に支持され収容位置と排紙されたシートと当接可能な突出位置との間で変位するシート当接板であって、前記シートの排紙方向における上流側の第1端部と下流側の第2端部とを有し、前記第1端部に前記第1回動軸心が配されるシート当接板と、
    伸長方向一端側の第3端部と他端側の第4端部とを有し、前記第3端部が前記シート当接板の前記第2端部において第2回動軸心を中心として回動可能に支持されるアームと、
    前記排紙トレイに前記シートの排紙方向に沿ってスライド可能に配置され、前記アームにおける前記第4端部を第3回動軸心を中心として回動可能に支持するスライダと、
    前記スライダを、前記シートの排紙方向において前記第1回動軸心から離れる方向に付勢するバネとを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記スライダおよび前記排紙トレイの一方は、前記スライダを前記シートの排紙方向に沿って案内するガイド溝を有し、
    前記スライダおよび前記排紙トレイの他方は、前記ガイド溝に摺動可能に嵌合するガイドレールを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シート当接板が前記収容位置にあるときに、前記第3回動軸心が、前記第1回動軸心と前記第2回動軸心とを結ぶ第1直線よりも鉛直上側に配置される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記シート当接板が前記突出位置にあるときに、前記第3回動軸心が、前記第1回動軸心と前記第2回動軸心とを結ぶ第2直線よりも鉛直下側に配置される
    ことを特徴とする請求項1~請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記スライダおよび前記アームの一方は、長手方向の一端部が他端部よりも下方に配置される長孔部を有し、
    前記スライダおよび前記アームの他方は、前記長孔部に挿入され前記長孔部内を前記一端部と前記他端部との間で摺動可能な軸部を有し、
    前記第3回動軸心は、前記軸部の中心である
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記スライダまたは前記排紙トレイは、前記シート当接板が前記突出位置から前記収容位置に変位するときに、前記アームと接触して前記軸部を前記長孔部における前記一端部と前記他端部との間で変位させる接触部を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記アームは、前記第4端部よりも前記第3端部に近い位置に前記接触部が接触する被接触部を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記シート当接板は、前記収容位置から前記突出位置側とは反対側の下降位置に変位可能であり、
    前記アームが前記接触部と接触した後に、前記下降位置に変位した前記シート当接板を前記収容位置まで変位させる方向に付勢する付勢手段を有する
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記排紙トレイは、前記シート当接板の前記第1回動軸心に沿う方向の一端側において前記第1回動軸心に沿う方向と直交する方向に延出し、前記収容位置にある前記シート当接板の高さ位置以上の高さ位置に突出するリブを有する
    ことを特徴とする請求項1~請求項8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第3回動軸心は、前記シート当接板が前記リブの上端よりも下方へ変位したときに、前記第1回動軸心と前記第2回動軸心とを結ぶ第3直線よりも鉛直下側にある位置から前記第3直線よりも鉛直上側にある位置に変位する
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記シート当接板は、前記第1回動軸心に沿う方向の一端部に前記排紙トレイ側へ向けて延出する補強リブを有し、
    前記アームは、前記補強リブよりも前記シート当接板の前記第1回動軸心に沿う方向の中央部側に配置される
    ことを特徴とする請求項1~請求項10の何れか一項に記載の画像形成装置。
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