JP4615948B2 - 用紙排出トレイ - Google Patents

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この発明は、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ等に用いられる用紙排出トレイに関する。
用紙排出トレイは、例えばプリンタから排出される用紙を受けるために設けられていて、用紙排出トレイの上面に複数枚の用紙を積層させて載せることができるようにされている。また、用紙排出トレイの上面には、ここに排出される用紙の端を揃えるための突起が形成されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特許文献1の用紙排出トレイでは、その上面に小サイズの用紙が積層される。積層された小サイズの用紙の幅方向の両側に、小サイズの用紙を揃えるための一対の突起が配置される。一対の突起は、互いに対向して配置され、その間に積層される用紙の端を沿わせることができる側面を有する。また、大サイズの用紙は、上述の小サイズの用紙を揃えるための突起の上に積層される。
また、特許文献2の用紙排出トレイでは、排出された用紙は、突起の上に載せられて、突起の上を滑って、用紙排出トレイの側壁と当接するようにされる。
特開平10−245146号公報 特開平6−56328号公報
しかし、特許文献1では、大サイズの用紙が積層されるときには、小サイズの用紙を揃えるための突起が邪魔になるので、この突起の突出高さに相当するスペースが利用されず、その結果、大サイズの用紙の最大積層可能量であるストック量が、小サイズの用紙に比べて少なくなっていた。
また、特許文献2では、突起は、その上に載せられた用紙の移動を規制しないので、用紙毎に側壁に当接したときの姿勢が異なる結果、積層された用紙の後辺が揃わない。
そこで、この発明の目的は、積層された複数の用紙の後辺を揃えることができ、スペースを有効利用できて用紙のサイズにかかわらずストック量を等しく確保できる用紙排出トレイを提供することである。
本発明は、用紙の排出方向に向かって斜め上方に傾斜した用紙受け面、および用紙受け面の後端に立設され、用紙の排出方向と直交する方向である用紙の幅方向に延び、用紙受け面の上に排出された用紙の後辺を受け止めて該後辺を揃えるための後壁を有する用紙排出トレイにおいて、上記用紙受け面の後部に、サイズの異なる用紙の幅に対応した間隔を開けて対をなす突起が複数組備えられ、上記各突起は、後壁に沿って上方に突出しており、少なくとも相対的に小サイズの用紙用の突起対は、上記用紙受け面に対して出没可能であり、上記出没可能な突起は、上端部が後壁に揺動自在に支持された可動部材の前半部に形成され、この可動部材が揺動するのに伴い、用紙受け面および後壁に跨がって形成された孔内を、上記出没可能な突起が移動するようにされ、用紙が載せられていない場合には、上記出没可能な突起は、用紙受け面および後壁から突出した突出状態とされ、上記出没可能な突起に対応するサイズよりも大きなサイズの用紙が載せられたときには、載せられた用紙の重量が、上記出没可能な突起の前縁部にかかることにより、可動部材は後方へ移動し、上記出没可能な突起は用紙受け面から突出しない非突出状態とされ、この非突出状態の可動部材の重心は、突出状態と比較して後方にずれており、上記載せられていた用紙が取り去られたときには、可動部材が揺動して、上記出没可能な突起が、自律的に突出状態に戻ることを特徴とする。
本発明によれば、大サイズの用紙が用紙受け面に積層されるときには、小サイズの用紙用の突起対は用紙受け面に出現しないようにされて、突起対が大サイズの用紙にとって邪魔にならないようにできる。その結果、大サイズの用紙の排出時にスペースに無駄が生じることが防止される。従って、用紙のサイズにかかわらず、ストック量を等しく確保できる。また、各サイズの用紙用の突起対が用紙受け面に出現することにより、当該突起対に対応するサイズの用紙の姿勢を規制しつつ後壁に案内できる。また、案内された用紙の後辺が後壁に受け止められて積層され、複数の用紙の後辺は互いに揃えられる。
また、本発明において、上記各突起は、後壁に沿って上方に突出している。これにより、突起は、用紙において後辺に近い部分を位置規制できるので、用紙の後辺をきれいに揃えることができる。
また、本発明において、上記各突起対は、互いに対向する内側対向面を有し、内側対向面は、用紙の排出方向に平行で且つ受け面から上方へ向かって外広がりの傾斜面となっている場合がある。この場合、用紙を内側対向面の間に導入し易く、また、導入された用紙を排出方向に平行に規制できる。その結果、用紙の後辺を揃えるのに好ましい。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態では、用紙排出トレイが、プリンタに設けられている場合に則して説明するが、本発明はこれに限らない。例えば、用紙排出トレイは、用紙を搬送する用紙搬送装置に設けることができ、この用紙搬送装置としては、プリンタの他に、複写機、ファクシミリ等であってもよい。
図1は、本発明の一実施形態の用紙排出トレイおよびプリンタの一部の斜視図であり、用紙が載せられた状態が図示されている。
プリンタ1は、画像を形成して用紙Pを搬送する装置本体2と、装置本体2に設けられた用紙排出トレイ3とを有している。
装置本体2では、用紙Pのサイズについて複数種のサイズから何れか一つのサイズが任意に選択され、この選択されたサイズの用紙Pが搬送される。装置本体2の側壁4には、排出口5が形成されている。
各サイズの用紙Pは、排出口5から所定の排出方向E1に沿って、具体的には側壁4の法線方向である側方に向けて排出される。また、排出方向E1と直交する方向であり且つ排出される用紙Pに沿う方向である幅方向Fについて、用紙Pの中央部が、排出口5の中央にある所定位置を通るようにされている。複数枚の用紙Pが排出される場合には、用紙Pは一枚ずつ順に排出され、用紙排出トレイ3の上に積層される。
本実施形態では、用紙排出トレイ3に載せられる用紙Pのサイズが、最大サイズであるLサイズ、これよりも小さいMサイズ、Mサイズよりも小さいSサイズの3種類である場合に則して説明する。ここで、用紙Pのサイズは、幅方向Fについての用紙Pの寸法(幅寸法ともいう。)に相当する。
なお、図1は、用紙排出トレイにSサイズの用紙が載せられている状態を示している。また、図2は、Mサイズの用紙Pが載せられた用紙排出トレイ3の斜視図である。図3は、Lサイズの用紙Pが載せられた用紙排出トレイ3の斜視図である。また、用紙Pの排出方向E1であって排出口5において用紙Pが移動する向きを前方とし、前方とは逆の向きを後方E2とする。また、鉛直方向を上下方向Gともいう。
用紙排出トレイ3は、装置本体2の排出口5に臨みその下方に配置されている。用紙排出トレイ3上には、幅方向Fについて基準位置が設定されていて、この基準位置に用紙Pの中央部が位置するように、装置本体2で選択されたサイズの複数の用紙Pを積層状態で揃えて整理できるようにされている。
用紙排出トレイ3は、用紙受け面6と、後壁7と、一対の側壁8(一方のみ図示。)とを有している。側壁8は、幅方向Fに対向する用紙受け面6の一対の対向端縁から所定長さで立ち上がっている。
用紙受け面6は、少なくとも用紙Pと当接する部分において、具体的には、排出方向E1および幅方向Fについての大部分において、用紙Pの排出方向E1に向かって斜め上方に傾斜している。用紙受け面6は、その上に載せられた用紙Pを滑らせて後壁7に当接させることができるように、用紙Pと当接する部分が滑らかに形成されている。
後壁7は、用紙受け面6の後端6aから立ち上がって形成され、上下方向Gに沿って所定長さで延びるとともに、幅方向Fに沿って所定長さで延びている。後壁7は、用紙受け面6の上に排出された用紙Pの後辺Paを受け止めて、これらの後辺Paを揃えるために設けられている。
用紙排出トレイ3は、複数組の突起対、すなわち、一対の第1の突起9A,9Bと、一対の第2の突起10A,10Bと、一対の第3の突起11A,11Bとを有している。
各突起9A,9B,10A,10B,11A,11Bは、用紙受け面6の後部6bに配置され、後壁7と用紙受け面6に跨がって設けられていて、用紙受け面6から後壁7に沿って上方に突出し、用紙受け面6に沿って排出方向E1に延びている。
各組の突起対は、その間に載せられる対応するサイズの用紙Pを揃えるために設けられている。すなわち、図1に示すように一対の第1の突起9A,9BはSサイズの用紙Pのために、図2に示すように一対の第2の突起10A,10BはMサイズの用紙Pのために、図3に示すように一対の第3の突起11A,11BはLサイズの用紙Pのために設けられている。
本実施形態では、相対的に小サイズの用紙Pに対応する突起対は、用紙受け面6に対して出没可能とされる。出没可能な突起対は、当該突起対に対応する用紙Pのサイズよりも大きなサイズの用紙Pが載せられる場合に、邪魔にならないように用紙受け面6に現れなくされる。
具体的には、Sサイズ用の一対の第1の突起9A,9Bは、用紙受け面6に対して出没可能とされていて、図2に示すMサイズの用紙Pが載せられるとき、および図3に示すLサイズの用紙Pが載せられるときに、用紙受け面6に現れなくされ、それ以外のときには、用紙受け面6に現れるようにされている。
Mサイズ用の一対の第2の突起10A,10Bは、用紙受け面6に対して出没可能とされていて、図3に示すLサイズの用紙Pが載せられるときにのみ、用紙受け面6に現れなくされ、それ以外のときには、用紙受け面6に現れるようにされている。
一方、最大サイズであるLサイズの用紙に対応する一対の第3の突起11A,11Bは、出没させる必要はないので、用紙受け面6に突出して固定されている。
図4は、図1に示す用紙排出トレイ3の後部6bの平面図である。図5は、図1に示す用紙排出トレイ3の断面図であり、図4のV-V 断面を示す。なお、図5には、基準位置に位置するSサイズの用紙Pとこの用紙Pの幅寸法L1とが図示されるとともに、基準位置に位置するMサイズおよびLサイズの用紙Pの幅寸法L2,L3も図示されている。
一対の第1の突起9A,9Bは、基準位置を挟む等距離の両側位置に、その間に幅方向Fに沿って間隔M1を開けて配置される。この間隔M1は、Sサイズの用紙の幅寸法L1に対応した値、例えば、幅寸法L1よりも大きく且つ近い値にされている。
一対の第2の突起10A,10Bは、基準位置を挟む等距離の両側位置に、その間に幅方向Fに沿って間隔M2を開けて配置される。この間隔M2は、Mサイズの用紙の幅寸法L2に対応した値、例えば、幅寸法L2よりも大きく且つ近い値にされている。
一対の第3の突起11A,11Bは、基準位置を挟む等距離の両側位置に、その間に幅方向Fに沿って間隔M3を開けて配置される。この間隔M3は、Lサイズの用紙の幅寸法L3に対応した値、例えば、幅寸法L3よりも大きく且つ近い値にされている。
各組ごとに一対の突起は、等しい大きさとされ、上述の基準位置を通り排出方向E1および上下方向Gを含む平面Qを挟んで対称な形状をなしている。
各突起9A,9B,10A,10B,11A,11Bは、内側対向面12をそれぞれ有している。一対の第1の突起9A,9Bの内側対向面12が互いに対向し、一対の第2の突起10A,10Bの内側対向面12が互いに対向し、一対の第3の突起11A,11Bの内側対向面12が互いに対向する。
各内側対向面12は、用紙Pの排出方向E1に平行とされている。また、各突起対において互いに対向する一対の内側対向面12は、用紙受け面6から上方へ向かうに従って用紙受け面6からの同じ高さの部分同士の間隔が広くされた傾斜面であり、上方に向かって外広がりの傾斜面からなる。
各組の突起対において、内側対向面12は、用紙Pを案内し、幅方向Fの位置と姿勢とを規制する。規制された用紙Pは、用紙受け面6に沿って滑り、用紙Pの後辺Paが後壁7に受け止められて積層される。複数の用紙Pの後辺Paは、互いに平行に沿わされて、揃えられる。
また、第3の突起11A,11Bは、第2の突起10A,10Bよりも、後壁7から前方に長く延びている。また、第2の突起10A,10Bは、第1の突起9A,9Bよりも、後壁7から前方に長く延びている。
また、第3の突起対11A,11Bは、第2の突起10A,10Bよりも、用紙受け面6から上方に長く突出している。また、第2の突起10A,10Bは、第1の突起9A,9Bよりも、用紙受け面6から上方に長く突出している。
大きなサイズの用紙Pに対応する突起であるほど、排出方向E1および上下方向Gに長くして、用紙Pを安定して案内できるようにしている。また、小さなサイズの用紙Pに対応する突起であるほどに、小さくして、後述するように相対的に小さくて軽い用紙Pでも没することができるようにされている。
一対の第1の突起9A,9B、および一対の第2の突起10A,10Bが出没可能な構造は、同様に構成されている。以下では、第1の突起9Aに則して、用紙Pが載せられていない場合と、Mサイズの用紙Pが載せられる場合とについて説明する。
図6は、第1の突起9Aの近傍部分の模式図であり、図6Aに用紙Pが載せられていない状態を、図6BにMサイズの用紙Pが載せられた状態を示している。
本実施形態では、第1の突起9Aは、用紙受け面6に対して相対移動可能な可動部材13に形成され、可動部材13の前半部からなる。可動部材13の上端部が、後壁7に支持された支軸14の中心軸線の周りに揺動自在に支持されている。支軸14の下方に第1の突起9Aが位置している。また、用紙受け面6および後壁7に跨がる孔15が形成されている。孔15の上端に、支軸14が配置されていて、可動部材13が揺動するのに伴い、孔15内を第1の突起9Aが移動するようにされている。
図6Aを参照して、用紙Pが載せられていない場合には、可動部材13の重心が、支軸14の回動中心軸線の真下の位置またはこの位置に近接した位置にあり、第1の突起9Aは、用紙受け面6および後壁7から突出した突出状態で、用紙受け面6に出現する。
図6Bを参照して、対応するサイズよりも大きなサイズとしてのMサイズの用紙Pが載せられたときに、この用紙Pにより押される被押圧部16が、突起9Aの前縁部に設けられている。
載せられた用紙Pの重量が被押圧部16にかかると、可動部材13は後方E2へ押されて移動し、第1の突起9Aは用紙受け面6から突出しない非突出状態とされる。
非突出状態では、可動部材13の重心は、突出状態での位置よりも、後方E2にずれた位置にある。これにより、例えば図6Bにおいて反時計回りの向きの支軸14の周りのモーメントが生じて、非突出状態の可動部材13に作用する。載せられていた用紙Pが取り去られたときに、可動部材13が自律的に突出状態に戻るように、上記モーメント、ひいては可動部材13の重さや形状が設定される。
また、出没可能な複数の突起9A,9B,10A,10Cはそれぞれ、互いに独立して変位できるようにされている。この場合には、突起の移動抵抗を小さく抑制できる。なお、対をなす突起は、一体的に出没するように互いに連結されていてもよく、この場合には、用紙Pを確実に揃えることができる。
図1と図3を参照して、Sサイズの用紙Pが載せられている場合や、用紙が載せられない場合には、全組の突起対は用紙受け面6から突出する。また、Sサイズの用紙Pは、第1の突起9A,9Bの間に載せられて、揃えられる。
図7は、Mサイズの用紙Pが載せられた用紙排出トレイ3の断面図である。図2と図7を参照する。Mサイズの用紙Pが載せられているときには、第1の突起9A,9Bのみが非突出状態とされる。第2の突起10A,10Bおよび第3の突起11A,11Bは、後壁7および用紙受け面6から突出している。一対の第2の突起10A,10Bの間にある用紙受け面6の部分および後壁7の部分は平坦にされ、ここに、Mサイズの用紙Pが載せられて、揃えられる。
図8は、Lサイズの用紙Pが載せられた用紙排出トレイ3の断面図である。図3および図8を参照する。Lサイズの用紙Pが載せられている場合には、第1の突起9A,9Bおよび第2の突起10A,10Bが非突出状態とされる。一方で一対の第3の突起11A,11Bは、用紙受け面6に突出している。一対の第3の突起11A,11Bの間にある用紙受け面6の部分および後壁7の部分は平坦にされ、ここにLサイズの用紙Pが載せられて、揃えられる。
このように本発明の実施形態では、相対的に小サイズ用の出没可能な対をなす突起9A,9B,10A,10Bは、相対的に大サイズの用紙Pにとって邪魔にならないようにできる。その結果、大サイズの用紙Pの排出時に用紙排出トレイ6上のスペースに無駄が生じることが防止される。従って、用紙Pのサイズにかかわらず、ストック量を等しく確保でき、ひいては、用紙排出トレイ3の小型化を達成することも可能となる。
また、各サイズの用紙に対応する突起対が用紙受け面6に出現し、且つ,当該突起対よりも内側の突起対が没することにより、出現した突起対の間において、当該突起対に対応するサイズの用紙Pの姿勢を規制しつつ後壁8に案内できる。また、案内された用紙Pの後辺Paが後壁8に受け止められて、積層される。従って、複数の用紙Pの後辺Paは互いに揃えられる。
また、各突起9A,9B,10A,10B,11A,11Bは、後壁7に沿って上方に突出していて、用紙Pにおいて後辺Paに近い部分を位置規制できるので、用紙Pの後辺Paをきれいに揃えることができる。
また、各突起9A,9B,10A,10B,11A,11Bの内側対向面12は、用紙受け面6から上方へ向かって外広がりの傾斜面とされているので、排出される用紙Pを内側対向面12同士の間に導入し易く、導入された用紙Pの辺を、排出方向E1に平行に規制できる。その結果、用紙Pの後辺Paを揃えるのに好ましい。
なお、本実施形態について、以下のような変形例を考えることができる。以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
上述の複数組の突起対のうちの少なくとも一組の突起対が、後壁7から排出方向E1に所定距離を離れて、用紙受け面6の後部6bに配置されることも考えられる。このような突起対であっても、用紙Pの姿勢を規制した状態で、用紙Pを案内して用紙Pの後辺Paの揃えることができる。また、後部6bに配置される突起は、用紙受け面6のみに入り込むようにしてもよい。
最大サイズの用紙Pを揃えるための突起対として側壁8を利用してもよく、この場合には、用紙受け面6から突出する全ての突起対を出没可能にすることも考えられる。
各突起9A,9B,10A,10Bを出没させるための構成としては、各突起9A,9B,10A,10Bを突出状態に戻すためのばね等の付勢部材を設けてもよい。
用紙排出トレイ3は、4種以上のサイズの用紙Pを積層してもよく、少なくとも2種のサイズの用紙Pを積層可能であればよい。また、用紙排出トレイ3は、複数枚の用紙からなる用紙束を複数積層して載せるものであってもよい。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の一実施形態の用紙排出トレイおよびプリンタの一部の斜視図であり、Sサイズの用紙が載せられた状態が図示されている。 図1の用紙排出トレイにMサイズの用紙が載せられている状態の斜視図である。 図1の用紙排出トレイにLサイズの用紙が載せられている状態の斜視図である。 図1に示す用紙排出トレイの後部の平面図である。 図1に示す用紙排出トレイの断面図であり、図4のV-V 断面を示す。 図4のVI-VI 断面における第1の突起の模式図であり、図6Aに用紙が載せられていない状態を、図6BにMサイズの用紙が載せられた状態を示す。 図1の用紙排出トレイにMサイズの用紙が載せられた状態の断面図である。 図1の用紙排出トレイにLサイズの用紙が載せられた状態の断面図である。
符号の説明
3 用紙排出トレイ
6 用紙受け面
6a 用紙受け面の後端
6b 用紙受け面の後部
7 後壁
9A,9B 第1の突起(突起対)
10A,10B 第2の突起(突起対)
12 内側対向面
13 可動部材
15 孔
16 被押圧部(突起の前縁部)
E1 排出方向
F 幅方向
L1,L2,L3 幅寸法(用紙の幅)
M1,M2,M3 間隔
P 用紙
Pa 用紙の後辺

Claims (2)

  1. 用紙の排出方向に向かって斜め上方に傾斜した用紙受け面、および用紙受け面の後端に立設され、用紙の排出方向と直交する方向である用紙の幅方向に延び、用紙受け面の上に排出された用紙の後辺を受け止めて該後辺を揃えるための後壁を有する用紙排出トレイにおいて、
    上記用紙受け面の後部に、サイズの異なる用紙の幅に対応した間隔を開けて対をなす突起が複数組備えられ、
    上記各突起は、後壁に沿って上方に突出しており、
    少なくとも相対的に小サイズの用紙用の突起対は、上記用紙受け面に対して出没可能であり、
    上記出没可能な突起は、上端部が後壁に揺動自在に支持された可動部材の前半部に形成され、この可動部材が揺動するのに伴い、用紙受け面および後壁に跨がって形成された孔内を、上記出没可能な突起が移動するようにされ、
    用紙が載せられていない場合には、上記出没可能な突起は、用紙受け面および後壁から突出した突出状態とされ、
    上記出没可能な突起に対応するサイズよりも大きなサイズの用紙が載せられたときには、載せられた用紙の重量が、上記出没可能な突起の前縁部にかかることにより、可動部材は後方へ移動し、上記出没可能な突起は用紙受け面から突出しない非突出状態とされ、この非突出状態の可動部材の重心は、突出状態と比較して後方にずれており、
    上記載せられていた用紙が取り去られたときには、可動部材が揺動して、上記出没可能な突起が、自律的に突出状態に戻ることを特徴とする用紙排出トレイ。
  2. 請求項に記載の用紙排出トレイにおいて、
    上記各突起対は、互いに対向する内側対向面を有し、内側対向面は、用紙の排出方向に平行で且つ受け面から上方へ向かって外広がりの傾斜面となっていることを特徴とする用紙排出トレイ。
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