JP2009012868A - 排紙積載装置 - Google Patents

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Yoshitomo Ota
良朋 太田
Masahiro Shirai
雅浩 白井
Shigeru Ikezaki
繁 池崎
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Abstract

【課題】排紙されたサイズの小さなシートを排紙された順番に正確に積載することができる排紙積載装置を提供する。
【解決手段】排紙積載装置100は、排紙されたシートを積載するシート積載部材12と、シート積載部材12に対して接近離間する位置に移動可能にシート積載部材12に基端部が支持される補助部材13と、を備える。補助部材13は、排紙されたシートをシート積載部材12との間で挟持可能な角度を有して先端部がシート積載部材12から離間した位置に位置決めされるように該シート積載部材12に支持される。
【選択図】図6

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置やスキャナ等の画像読取装置など、シートを搬送する装置から排紙されたシートを積載する排紙積載装置に関する。
従来のこの種の排紙積載装置としては、例えば、図12に示すものがある(特許文献1)。
図12に示す排紙積載装置29は、画像形成部で画像形成されたシートが排紙される排紙口30a近傍に配置されて該排紙口30aから排紙されたシートが積載される固定トレイ30と、固定トレイ30のシートの排紙方向の先端部に取り付けられて伸縮自在にスライド移動する延長トレイ31と、延長トレイ31の先端部に起倒回動自在に取り付けられたエンドフェンス35と、を有する。
そして、排紙口30aから最大サイズのシートが排紙される場合には、延長トレイ31を伸長位置へスライド移動させておくことにより、排紙された最大サイズのシートが固定トレイ30の先端部からはみ出したときでも、該シートのはみ出した部分を延長トレイ31により支持することができる。これにより、排紙口30aから排紙された最大サイズのシートが固定トレイ30から脱落することが防止される。
また、排紙口30aから固定トレイ30に排紙されるシートの速度が速い場合でも、そのシートが延長トレイ31の先端部に起立状態で配置されたエンドフェンス35に当接することにより、排紙されたシートが固定トレイ30から脱落するのが防止される。
特開2003−40513号公報
しかし、上記特許文献1では、サイズの小さいシート、例えば、名刺、はがき、小切手等を排紙する場合、シートが勢い良く排紙されることがあり、後から排紙されたシートが、先行して排紙されたシートを飛び越えてしまい、排紙された順番にシートが積載されなくなる場合がある。
また、後から排紙されたシートが、先行して排紙されたシートの後端を固定トレイ30上で押してしまう場合にも、排紙された順番にシートが積載されなくなる場合がある。
そこで、本発明は、排紙されたサイズの小さなシートを排紙された順番に正確に積載することができる排紙積載装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、排紙されたシートを積載するシート積載部を有するシート積載部材と、該シート積載部材に対して接近離間する位置に移動可能に前記シート積載部材に基端部が支持される補助部材とを備える排紙積載装置であって、前記補助部材は、排紙されたシートを前記シート積載部材との間で挟持可能な角度を有して先端部が前記シート積載部から離間した位置に位置決めされるように該シート積載部材に支持される、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記補助部材は、前記シート積載部材に対して接近する位置に移動したときに、前記シート積載部に収納される、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2において、前記補助部材は、シートの積載量に応じて、先端部が前記シート積載部材から離間する方向に移動可能である、ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記補助部材は、先端部が前記シート積載部材よりもシート排紙方向の下流側に張り出す位置に位置決め可能である、ことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項において、前記補助部材は、前記シート積載部材のシート排紙方向の終端部近傍に回動可能に支持される、ことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項において、前記補助部材は、前記シート積載部材のシート排紙方向の終端部近傍に設けられた支持部に係合して支持される係合部を有し、該係合部が前記支持部によって支持された状態で略平行移動可能である、ことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、排紙されたシートを積載するシート積載部を有するシート積載部材と、該シート積載部材に対して接近離間する位置に移動可能に前記シート積載部材に基端部が支持され、該シート積載部材に対して接近する位置に移動したときに、前記シート積載部に収納される補助部材とを備える排紙積載装置であって、前記補助部材は、収納位置に配置された状態で、排紙されたシートを前記シート積載部材との間に挟持できるように先端部が所定の角度傾斜して形成される、ことを特徴とする。
本発明によれば、シート積載部材と補助部材との間に排紙積載されるシートを適切に挟持し続けることができるので、排紙されたサイズの小さなシートを排紙された順番に正確に積載することができ、良好な整列性を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1〜図7を参照して、本発明の第1の実施形態である排紙積載装置について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態である排紙積載装置を備える画像読取装置を説明するための概略断面図である。
図1に示すように、この画像読取装置1は、上部ユニット2および下部ユニット3を備えており、上部ユニット2と下部ユニット3との間にはシートの搬送路Hが図の右上側から左下側に向けて傾斜配置されている。
搬送路Hの上流端には、シートの給紙口14が形成されており、該給紙口14近傍には、給紙トレイ11が搬送路Hに対して略平行にスライド可能に、かつ下部ユニット3に対して出し入れ可能に設けられている。下部ユニット3から引き出された給紙トレイ11には、原稿等のシートが先端部を給紙口14に挿入された状態でセットされる。
そして、給紙トレイ11にセットされたシートは、給送ローラ4および分離ローラ5のローラ対によって一枚ずつ分離されつつ搬送路Hに取り込まれる。搬送路Hに取り込まれたシートは、搬送ローラ対6により挟持搬送されて、画像読取部71,72で表面或いは表裏両面の画像が読取られ、その後、搬送路Hの下流端に配置された排紙ローラ対10によって本実施形態の排紙積載装置100に排紙される。
排紙積載装置100は、排紙ローラ対10に対して接近離間する方向に下部ユニット3に回動可能に支持された排紙トレイ(シート積載部材)12と、排紙トレイ12の先端部に該排紙トレイ12のシート積載面に対して接近離間する方向に回動可能に支持された補助トレイ(補助部材)13と、を有する。
図2は、補助トレイ13が排紙トレイ12のシート積載面に対して接近する方向に回動した状態を示す斜視図である。図2の状態においては、補助トレイ13は、排紙トレイ13のシート積載面に形成された収納部15に収納される。
図3は、補助トレイ13の先端部が排紙トレイ12のシート積載面から離間する方向に所定の角度αだけ回動した位置(第1ポジション)に保持されている状態を示す斜視図である。なお、排紙トレイ12に形成された収納部15は、切欠き部としてもよい。
図4は、補助トレイ13の先端部が排紙トレイ12のシート積載面から離間する方向に最大角度β回動した位置(第2ポジション)に保持されている状態を示す斜視図である。
図4の状態においては、補助トレイ13は排紙トレイ12の延長トレイとして機能する。最大角度βは、一般に使用頻度の高いA4サイズのシートが排紙トレイ12に排紙された場合に、シートが排紙トレイ12からはみ出すことなく正確に排紙可能な角度に設定されている。
ここで、角度αは、排紙ローラ対10から排紙されたシートを補助トレイ13と排紙トレイ12との間で挟持する角度に設定されている。図3での角度αは大きめに設定した場合の一例であり、小さめに設定した場合は、補助トレイ13の先端部が排紙トレイ12のシート積載面から数mm持ち上がった状態でもシートを排紙トレイ12との間で挟持することは可能である。
補助トレイ13は、その基端部が排紙トレイ12の先端部にヒンジ部32を介して回動可能に支持されている。ヒンジ部32は、図5に示すように、補助トレイ13の先端側の幅方向両側部に突設されており、その外周部には突起20が形成されている。
また、排紙トレイ12の収納部15の幅方向の側部に立設されたリブ12aの排紙トレイ12の先端位置には、ヒンジ部32が嵌め込まれる円孔32aが形成され、該円孔32aの内周部には、突起20が嵌合可能な嵌合溝191,192,193が円周方向の所定の位置に形成されている。
そして、突起20が嵌合溝191,192,193に嵌合されることにより、補助トレイ13が回動方向の複数の位置で保持されるようになっている。
即ち、嵌合溝191には、補助トレイ13が収納部15に収納される位置で突起20が嵌合され、嵌合溝192には、補助トレイ13が第1ポジション(図3参照:角度α)で保持される位置で突起20が嵌合され、嵌合溝193には、補助トレイ13が第2ポジション(図4参照:最大角度β)で保持される位置で突起20が嵌合される。
また、円孔32aの内周部における嵌合溝192と嵌合溝193との間には、円弧溝27が形成されている。嵌合溝192に近い側の円弧溝27の端部に突起20が当接する第3ポジションに補助トレイ13を位置決めして保持することも可能である。
また、補助トレイ13と排紙トレイ12との間に排紙されるシートの枚数が増えるにつれて補助トレイ13がシートに押されて突起20が第3ポジションから円弧溝27に沿って嵌合溝193側に移動可能となっている。
なお、円弧溝27と嵌合溝192および/又は嵌合溝193とを一体化させてもよい。例えば、円弧溝27と嵌合溝192および嵌合溝193とを一体化させた場合には、円弧溝27の周方向の一端部と他端部とに突起20が当接するときに、補助トレイ13が第1ポジションと第2ポジションとに位置することになる。
このとき、補助トレイ13と排紙トレイ12との間に排紙されるシートの枚数が増えるにつれて補助トレイ13がシートに押されて突起20が第1ポジションから円弧溝27に沿って第2ポジションへ向かう方向に移動可能となる。
また、円弧溝27を設けずに複数の嵌合溝だけを設けるようにしてもよい。嵌合溝192と嵌合溝193との間に嵌合溝を設けた場合は、第1ポジションと第2ポジションとの間に、他の安定した補助トレイ13の保持位置(第3のポジション等)を設けることができる。
図6は、補助トレイ13を第1ポジションに保持した状態、即ち、嵌合溝192に突起20が嵌合している状態を示す図である。
図6において、サイズの小さなシートD、例えば、名刺、はがき、小切手等が排紙される場合、補助トレイ13を第1ポジションにセットし、一枚目のシートが排紙されると、排紙されたシートDは排紙トレイ12と補助トレイ13との間に挟持される。二枚目以降の排紙シートDも順に排紙トレイ12と補助トレイ13との間に挟持されながら積載される。
また、突起20が円弧溝27の嵌合溝192側の端部に当接して補助トレイ13が第3ポジションに保持された状態では、補助トレイ13は、前述したように、補助トレイ13と排紙トレイ12との間に排紙されるシートDの枚数が増えるにつれてシートDに押されて突起20が第3ポジションから円弧溝27に沿って嵌合溝193側に移動するようになっている。
なお、補助トレイ13を手で回動させて第1ポジションと第2ポジションとの間の適切な角度に位置決め可能としてもよい。すなわち、予想されるシートの積載量に応じて、補助トレイ13も図6のA方向に手で回動させて排紙されるシートの積載動作を妨げない適切な角度に設定できるようにしてもよい。このような位置決めは、ヒンジ部に摩擦抵抗を付与して補助トレイ13の回動範囲の任意の位置で該補助トレイ13を保持できるように構成とすることが好適である。
図7は、補助トレイ13を第2ポジションに保持した状態、即ち、嵌合溝193に突起20が嵌合している状態を示す図である。
A4やA3等の比較的大きなサイズのシートが排紙される場合、補助トレイ13を図7のように第2ポジションに保持することにより、補助トレイ13が排紙トレイ12の延長トレイとして機能して排紙トレイ全体の面積が拡大されるので、排紙されたシートがはみ出すことなく該排紙トレイ12および補助トレイ13に積載される。また、補助トレイ13の排紙方向下流側が高くなるような角度となっているため、後から排紙されたシートが先行して排紙されたシートを押し出すことを防止される。
以上説明したように、本実施形態では、補助トレイ13を第1ポジションまたは第3ポジションに保持した状態においては、排紙トレイ12と補助トレイ13との間に排紙積載されるシートDを適切に挟持し続けることができるので、排紙されたサイズの小さなシートを排紙された順番に正確に積載することができ、良好な整列性を得ることができる。
また、補助トレイ13を延長トレイと兼用しているので、新たなストッパ部材を追加することなく、コストを低く押さえることができる。
なお、本実施形態では、嵌合溝や円弧溝を補助トレイ13の幅方向の両側のヒンジ部に設けているが、これに限定されず、補助トレイ13の幅方向の一側のヒンジ部のみに設けてもよい。
また、補助トレイ13を所定の回動位置に保持する構造についても、上記実施形態に限定されず、例えば、図2および図4を参照して、排紙トレイ12に設けたリブ12a等に補助トレイ13を掛止可能な突起部12b等を設けて補助トレイ13を所定の角度に位置決めしてもよい。この場合、突起部12bが補助トレイ13を収納部15に固定する役割を兼ね備えていてもよい。
また、排紙トレイ12のシート積載面と略同等の高さに補助トレイ13が収納されている状態においても、補助トレイ13の先端部をシート積載面に接しないように上方に傾斜させること等により、名刺等の小さなサイズのシートが補助トレイ13と排紙トレイ12のシート積載面との間に挟持されるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、図8〜図11を参照して、本発明の第2の実施形態である排紙積載装置について説明する。
図8は、補助トレイ43の排紙方向上流側の端部が排紙トレイ42のシート積載面から離間し、補助トレイ43が排紙トレイ42に対して所定の角度αだけ傾斜した位置(第1ポジション)に保持されている状態を示す図である。図9は、補助トレイ43の排紙方向下流側の端部が排紙トレイ42のシート積載面から張り出し、補助トレイ43と排紙トレイ42とのなす角度が最大角度βとなる位置(第2ポジション)に補助トレイ43が保持されている状態を示す図である。
本実施形態の排紙積載装置200は、下部ユニット3に支持された排紙トレイ42と、排紙トレイ42の先端部に支持され、該排紙トレイ42のシート積載面に沿う方向(矢印C方向)に略平行にスライド可能に支持された補助トレイ43と、を有する。
図10は補助トレイ43が第1ポジションで保持されているときのスライド構造を説明するための断面図、図11は補助トレイ43が第2ポジションで保持されているときのスライド構造を説明するための断面図である。
図10および図11に示すように、排紙トレイ42の先端部の幅方向両側にはそれぞれ突起部(支持部)26が設けられている。排紙トレイ42の突起部26を補助トレイ43の幅方向の両側部に設けたスライド溝(係合部)21に係合させて補助トレイ43を図8の矢印Cのように略平行移動させると、スライド溝21内で突起部26は相対的に移動する。突起部26がスライド溝21の末端部近傍にあるとき、図10或いは図11のように補助トレイ43を傾斜させ、矢印C1或いはC2の方向へスライドさせることで、補助トレイ43を図示の嵌合位置に到達させることができる。
なお、かかる嵌合位置以外では、補助トレイ43は排紙トレイ42のシート積載面に重なる収納位置に回動可能である。補助トレイ43が収納される排紙トレイ42の部分は、上記第1の実施形態と同様に切り欠かれていても良い。
次に、補助トレイ43を第1ポジションおよび第2ポジションで保持可能にする第1嵌合部24および第2嵌合部25について説明する。
図10に示すように、補助トレイ43を第1ポジションに保持する場合は、突起部26がスライド溝21に突出して設けられた第1突起23aを通過するまで補助トレイ43を矢印C1の方向へスライドさせ、第1嵌合部24に突起部26を嵌合させる。
第1嵌合部24に入り込んだ突起部26は、突起部26に設けた回転止め26aが第1突起23aに当接することにより補助トレイ43の水平方向への回動を抑えることができ、補助トレイ43を図10に示した第1ポジションに保持することができる。
なお、補助トレイ43を垂直方向へ回動させることは可能であり、第1ポジションよりも傾斜の急な任意の位置に第1嵌合部24と突起部26との間の摩擦等を利用して位置決め可能としてもよい。
このようにすれば、積載されるシートの枚数に応じた適切な角度に補助トレイ43を位置決めして、補助トレイ43と排紙トレイ42との間に排紙されたシートを最適な状態で挟持できる。
また、補助トレイ43と排紙トレイ42との間に積載されるシートの枚数が増えるにつれて補助トレイ43がシートに押されて第1ポジションからより傾斜の急な位置に自動的に移動可能な構成としてもよい。
図11に示すように、補助トレイ43を第2ポジションに保持する場合も同様に、突起部26がスライド溝21に突出して設けられた第2突起23bを通過するまで補助トレイ43を矢印C2の方向へスライドさせ、第2嵌合部25に突起部26を嵌合させる。
第2嵌合部25に入り込んだ突起部26は、突起部26に設けた回転止め26bに第2突起23bに当接することにより補助トレイ43の水平方向への回転を抑えることができ、補助トレイ43を図11に示した第2ポジションで保持することができる。
なお、補助トレイ43を垂直になる方向へ回転させることは可能であり、第1ポジションよりも傾斜の急な任意の位置に第2嵌合部25と突起部26との間の摩擦等を利用して位置決め可能としてもよい。このようにすれば、積載されるシートの種類に応じた適切な角度に補助トレイを位置決めすることができる。
上述した回転止め26a,26b、第1突起23aおよび第2突起23bは補助トレイ43の幅方向の両側で補助トレイ43を保持する両方の保持機構にそれぞれ設けることが最も好適であるが、一方の保持機構だけに設けても十分である。また、一方の保持機構に回転止め26aと第1突起23aを設け、他の保持機構に回転止め26bと第2突起23bを設けてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、補助トレイ43を第1ポジションに保持した状態においては、排紙トレイ42と補助トレイ43との間に排紙積載されるシートを適切に挟持し続けることができるので、排紙されたサイズの小さなシートを排紙された順番に正確に積載することができ、良好な整列性を得ることができる。
また、補助トレイ43を延長トレイと兼用しているので、新たなストッパ部材を追加することなく、コストを低く押さえることができる。
なお、本発明は上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記各実施形態では、補助トレイを延長トレイと兼用する場合を例示したが、これに限定されず、補助トレイと延長トレイとを別部材で形成してもよい。
また、上記各実施形態では、スキャナ等の画像読取装置に搭載される排紙積載装置に本発明を適用した場合を例示したが、これに限定されず、複写機やプリンタ等の画像形成装置等に搭載される排紙積載装置に本発明を適用してもよい。
本発明の第1の実施形態である排紙積載装置を備える画像読取装置を説明するための概略断面図である。 補助トレイが排紙トレイのシート積載面に対して接近する方向に回動した状態を示す斜視図である。 補助トレイの先端部が排紙トレイのシート積載面から離間する方向に所定の角度αだけ回動した位置(第1ポジション)に保持されている状態を示す斜視図である。 補助トレイの先端部が排紙トレイのシート積載面から離間する方向に最大角度β回動した位置(第2ポジション)に保持されている状態を示す斜視図である。 ヒンジ部の支持構造を説明するための分解斜視図である。 補助トレイを第1ポジションに保持した状態を示す図である。 補助トレイを第2ポジションに保持した状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態である排紙積載装置を説明するための図であり、補助トレイが排紙トレイに対して角度αだけ傾斜した位置(第1ポジション)に保持されている状態を示す図である。 補助トレイと排紙トレイとのなす角度が最大角度βとなる位置(第2ポジション)に補助トレイが保持されている状態を示す図である。 補助トレイが第1ポジションで保持されているときのスライド構造を説明するための断面図である。 補助トレイが第2ポジションで保持されているときのスライド構造を説明するための断面図である。 従来の排紙積載装置を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 画像読取装置
2 上部ユニット
3 下部ユニット
4 給送ローラ
5 分離ローラ
6 搬送ローラ対
10 排紙ローラ対
11 給紙トレイ
12 排紙トレイ
12a リブ
12b 突起部
13 補助トレイ
14 給紙口
15 収納部
20 突起
21 スライド溝
23a 第1突起
23b 第2突起
24 第1嵌合部
25 第2嵌合部
26 突起部
26a 回転止め(第1ポジション)
26b 回転止め(第2ポジション)
27 円弧溝
32 ヒンジ部
71 画像読取部
72 画像読取部
100 排紙積載装置
191 嵌合溝(収納位置)
192 嵌合溝(第1ポジション)
193 嵌合溝(第2ポジション)
200 排紙積載装置

Claims (7)

  1. 排紙されたシートを積載するシート積載部を有するシート積載部材と、
    該シート積載部材に対して接近離間する位置に移動可能に前記シート積載部材に基端部が支持される補助部材と、を備える排紙積載装置であって、
    前記補助部材は、排紙されたシートを前記シート積載部材との間で挟持可能な角度を有して先端部が前記シート積載部から離間した位置に位置決めされるように該シート積載部材に支持される、
    ことを特徴とする排紙積載装置。
  2. 前記補助部材は、前記シート積載部材に対して接近する位置に移動したときに、前記シート積載部に収納される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の排紙積載装置。
  3. 前記補助部材は、シートの積載量に応じて、先端部が前記シート積載部材から離間する方向に移動可能である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の排紙積載装置。
  4. 前記補助部材は、先端部が前記シート積載部材よりもシート排紙方向の下流側に張り出す位置に位置決め可能である、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の排紙積載装置。
  5. 前記補助部材は、前記シート積載部材のシート排紙方向の終端部近傍に回動可能に支持される、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の排紙積載装置。
  6. 前記補助部材は、前記シート積載部材のシート排紙方向の終端部近傍に設けられた支持部に係合して支持される係合部を有し、
    該係合部が前記支持部によって支持された状態で略平行移動可能である、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の排紙積載装置。
  7. 排紙されたシートを積載するシート積載部を有するシート積載部材と、
    該シート積載部材に対して接近離間する位置に移動可能に前記シート積載部材に基端部が支持され、該シート積載部材に対して接近する位置に移動したときに、前記シート積載部に収納される補助部材とを備える排紙積載装置であって、
    前記補助部材は、収納位置に配置された状態で、排紙されたシートを前記シート積載部材との間に挟持できるように先端部が所定の角度傾斜して形成される、
    ことを特徴とする排紙積載装置。
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