JP7145696B2 - 端子付き電線およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等に用いられる端子付き電線およびその製造方法に関するものである。
従来、自動車、OA機器、家電製品等の分野では、電力線や信号線として、電気導電性に優れた銅系材料からなる電線が使用されている。特に、自動車分野においては、車両の高性能化、高機能化が急速に進められており、車載される各種電気機器や制御機器が増加している。したがって、これに伴い、使用される端子付き電線も増加する傾向にある。
一方、環境問題が注目される中、自動車の軽量化が要求されている。したがって、ワイヤハーネスの使用量増加に伴う重量増加が問題となる。このため、従来使用されている銅線に代えて、軽量なアルミニウム電線が注目されている。
ここで、このような電線同士を接続する際や機器類等の接続部においては、接続用端子が用いられる。しかし、アルミニウム電線を用いた端子付き電線であっても、接続部の信頼性等のため、端子部には、電気特性に優れる銅が使用される場合がある。このような場合には、アルミニウム電線と銅製の端子とが接合されて使用される。
しかし、異種金属を接触させると、標準電極電位の違いから、いわゆる電食が発生する恐れがある。特に、アルミニウムと銅との標準電極電位差は大きいため、接触部への水の飛散や結露等の影響により、電気的に卑であるアルミニウム側の腐食が進行する。このため、接続部における電線と端子との接続状態が不安定となり、接触抵抗の増加や線径の減少による電気抵抗の増大、更には断線が生じて電装部品の誤動作、機能停止に至る恐れがある。
このため、電線と端子との接続部を防食材で被覆する方法が提案されている。例えば、端子金具と電線とが接続されており、端子金具と電線との接続部から、電線の絶縁被覆の端部までの範囲に、インサート成形されたモールド部を設けた端子付き電線が提案されている。(特許文献1)。
特開2015-156353号公報
しかし、特許文献1の方法は、金型内に端子付き電線をセットして、所定の圧力で金型内に樹脂を射出し、硬化させるものである。したがって、金型内において、端子付き電線の外面には、樹脂の射出圧力が付与される。このため、金型と端子付き電線との隙間からの樹脂の漏れを抑制するためには、端子付き電線の形状が安定している部位である、端子の接点部近傍の外面や、被覆導線の被覆部外面に金型を接触させる必要がある。
このように、金型と端子付き電線とを接触させるため、モールド樹脂は、接点部近傍から被覆導線の被覆部までの範囲の全周を覆うこととなる。したがって、導線と端子との接続部以外の部位も、モールド樹脂で覆われるため、端子部のサイズが大きくなる。特に、接点部近傍において、端子の外面の全周にわたってモールド樹脂が形成されるため、接続対象に対する接点部の浮き上がりの対策が必要となる。
また、被覆部の外面に樹脂の射出圧力が付与されるため、被覆部に樹脂が食い込み、被覆部が変形するおそれがある。このため、例えば高温での耐久負荷後に被覆部の破損等の恐れがある。
また、金型から樹脂が漏れ、モールド樹脂の形状がばらつき、端子付き電線の形状が安定しない恐れがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、小型で、安定した形態の端子付き電線およびその製造方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、被覆導線と端子とが接続される端子付き電線であって、前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、前記端子は、端子接点部と、前記導線が接続される導線接続部とを具備し、少なくとも前記導線接続部の先端に突出する前記導線が防食材で覆われ、前記導線接続部の後端面が前記防食材で覆われると共に、前記被覆導線の前記被覆部の除去端面が周状に前記防食材で覆われて、前記被覆部の先端から露出する前記導線が前記防食材で覆われ、前記端子接点部から少なくとも前記導線接続部の前端面までの端子下面には前記防食材が設けられず、前記端子が露出し、前記導線接続部の後端面近傍から、前記被覆導線の前記被覆部までの間において、前記防食材の外面の少なくとも一部を覆うように保護部材が形成されていることを特徴とする端子付き電線である。
第2の発明は、被覆導線と端子とが接続される端子付き電線であって、前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、前記端子は、端子接点部と、前記導線が接続される導線接続部とを具備し、少なくとも前記導線接続部の後端面が防食材で覆われると共に、前記被覆導線の前記被覆部の除去端面が周状に前記防食材で覆われて、前記被覆部の先端から露出する前記導線が前記防食材で覆われ、前記端子接点部から少なくとも前記導線接続部の前端面までの端子下面には前記防食材が設けられず、前記端子が露出し、前記防食材を覆うように防食材充填用の成形型が配置され、前記成形型は、光透過性を有し、前記成形型が、少なくとも前記導線接続部から前記被覆導線の前記被覆部までを覆う保護部材として機能することを特徴とする端子付き電線である
前記防食材は、-40℃における引張破断伸びが50%以上であることが望ましい。
前記防食材は、前記被覆部及び前記端子に対するせん断接着強度が3MPa以上であることが望ましい。
前記防食材は、光硬化樹脂であることが望ましい。
第1の発明によれば、少なくとも導線接続部の後端面が防食材で覆われると共に、被覆導線の被覆部の除去端面が周状に防食材で覆われるため、導線が外部に露出せず、高い防食性を確保することができる。また、端子接点部から導線接続部の前端面までの端子下面には防食材が設けられないため、端子接点部を接続対象に接続する際に、防食材と接続対象とが干渉することを抑制することができる。
また、防食材の外面であって、導線接続部の後端部付近から被覆導線の被覆部までを覆うように保護部材が形成されることで、被覆導線の曲げ時や熱収縮の際に、防食材の割れや剥がれを抑制することができる。
第2の発明によれば、少なくとも導線接続部の後端面が防食材で覆われると共に、被覆導線の被覆部の除去端面が周状に防食材で覆われるため、導線が外部に露出せず、高い防食性を確保することができる。また、端子接点部から導線接続部の前端面までの端子下面には防食材が設けられないため、端子接点部を接続対象に接続する際に、防食材と接続対象とが干渉することを抑制することができる。また、防食材を塗布するための光透過性の成形型が用いられることで、防食材を容易に所定の位置に塗布することができるとともに、成形型をそのまま残すことで、成形型を保護部材として用いることができる。
また、防食材の-40℃における引張破断伸びが50%以上あれば、熱伸縮がかかる環境下でも防食材の割れや破損を抑制することができる。
また、防食材の被覆部または端子に対するせん断接着強度が3MPa以上であれば、防食材のはがれ等を抑制することができる。
また、防食材が光硬化樹脂であれば、短時間で硬化させることができるとともに、加熱処理も不要である。
の発明は、被覆導線と端子とが接続される端子付き電線の製造方法であって、前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、前記端子は、端子接点部と、前記導線が接続される導線接続部とを具備し、少なくとも、前記導線接続部の先端近傍から前記被覆導線の前記被覆部までを覆うように、光透過性を有し、離型性材料で作られた防食材充填用の成形型をセットし、前記成形型は、少なくとも前記導線接続部の先端部より前方において、前記端子の下面側には防食材が設けられないように配置され、前記成形型の内側に防食材を充填し、光照射により防食材を硬化させ、前記成形型を離型し、前記成形型の離型後、前記導線接続部の後端面近傍から、前記被覆導線の前記被覆部までの間において、前記防食材の外面の少なくとも一部を覆うように保護部材を形成することを特徴とする端子付き電線の製造方法である。
の発明によれば、高い防食性能を確保することが可能な端子付き電線を容易に製造することができる。
の発明は、被覆導線と端子とが接続される端子付き電線の製造方法であって、前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、前記端子は、端子接点部と、前記導線が接続される導線接続部とを具備し、少なくとも、前記導線接続部の先端近傍から前記被覆導線の前記被覆部までを覆うように、光透過性を有する成形型をセットし、前記成形型は、前記端子の下方にはみ出さないように配置され、前記成形型の内側に防食材を充填し、光照射により防食材を硬化させ、前記成形型を、少なくとも前記導線接続部から前記被覆導線の前記被覆部までを覆う保護部材として機能させることを特徴とする端子付き電線の製造方法であ
の発明によれば、防食材の形態が安定し、高い防食性能を確保することが可能な端子付き電線を容易に製造することができる。
本発明によれば、小型で、安定した形態の端子付き電線およびその製造方法を提供することができる。
端子付き電線10を示す斜視図。 (a)は端子付き電線10を示す断面図、(b)は(a)の導線接続部7近傍の拡大図。 (a)は図2(b)のB-B線断面図、(b)は、図2(b)のC-C線断面図、(c)は、図2(b)のD-D線断面図。 (a)は、成形型19を配置した導線接続部7近傍を示す断面図、(b)は、(a)のE-E線断面図であって、防食材17を充填した後の状態を示す図、(c)は(a)のE-E線断面図であって、成形型19を離型した状態を示す図。 (a)は、導線接続部7近傍の他の実施形態を示す図、(b)は(a)のF-F線断面図、(c)は(a)のG-G線断面図。 (a)は、導線接続部7近傍のさらに他の実施形態を示す図、(b)は(a)のH-H線断面図、(c)は(a)のI-I線断面図。 (a)は、導線接続部7近傍のさらに他の実施形態を示す図、(b)は(a)のJ-J線断面図、(c)は(a)のK-K線断面図。 (a)は、成形型19aを示す図、(b)、(c)は、成形型19aを用いた防食材17を塗布する方法を示す断面図。 複数の端子付き電線10を成形型19aと防食材17で一体化した状態を示す図。 (a)は、導線接続部7近傍の他の実施形態を示す図、(b)は(a)のL-L線断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、端子付き電線10を示す斜視図であり、図2(a)は断面図である。なお、図1は、防食材17を透視した図である。端子付き電線10は、端子1と被覆導線11が接続されて構成される。
被覆導線11は、アルミニウムまたはアルミニウム合金製である導線13と、導線13を被覆する被覆部15からなる。すなわち、被覆導線11は、被覆部15と、その先端から露出する導線13とを具備する。導線13は、例えば、複数の素線が撚り合わせられた撚り線である。
端子1は、オープンバレル型であり、銅または銅合金製である。端子1には被覆導線11が接続される。端子1は、端子接点部3と導線接続部7とがトランジション部5を介して連結されて構成される。端子接点部3と導線接続部7との間に位置するトランジション部5は、上方が開口する。
端子接点部3は、所定の形状の板状素材を、断面が矩形の筒体に形成したものである。端子接点部3は、内部に、板状素材を矩形の筒体内に折り込んで形成される弾性接触片を有する。端子接点部3は、前端部から雄型端子などが挿入されて接続される。なお、以下の説明では、端子接点部3が、雄型端子等の挿入タブ(図示省略)の挿入を許容する雌型端子である例を示すが、本発明において、この端子接点部3の細部の形状は特に限定されない。例えば、雌型の端子接点部3に代えて例えば雄型端子の挿入タブを設けてもよい。また、端子接点部3は、雄雌の嵌合タイプではなく、一般的な丸形端子や先開形端子であってもよい。
導線接続部7は、被覆導線11と圧着される部位であり、圧着前においては、端子1の長手方向に垂直な断面形状が略U字状のバレル形状を有する。前述したように、被覆導線11の先端は、被覆部15が剥離され、内部の導線13が露出する。被覆部15が剥離されて露出する導線13は、導線接続部7により圧着され、導線接続部7において、導線13と端子1とが電気的に接続される。
導線接続部7の内面の一部には、幅方向(長手方向に垂直な方向)に、図示を省略したセレーションが設けられてもよい。このようにセレーションを形成することで、導線13を圧着した際に、導線13の表面の酸化膜を破壊しやすく、また、導線13との接触面積を増加させることができる。
図2(b)は、図2(a)の導線接続部7近傍の拡大図である。また、図3(a)は図2(b)のB-B線断面図、図3(b)は、図2(b)のC-C線断面図、図3(c)は、図2(b)のD-D線断面図である。
本発明では、少なくとも導線接続部7の後端面(被覆部15側の端面)が周状に防食材17で覆われると共に、被覆導線11の被覆部15の除去端面(導線接続部7側の端面)が周状に防食材17で覆われる。すなわち、被覆部15の先端面から導線接続部7の後端面までの間の導線13は、全周に渡って防食材17で覆われる。
また、導線接続部7の上方の少なくともバレル同士の突合せ部と、導線接続部7の先端に突出する導線13が防食材17で覆われる。したがって、被覆部15の先端から露出する導線13の全体が防食材17で覆われて、導線13は、防食材17によって外部に露出しない。一方、端子接点部3から少なくとも導線接続部7の前端面まで(図中範囲A)の端子1の下面には防食材17が設けられず、端子1が露出する。図示した例では、端子1の下面が、端子1の全長にわたって防食材17で覆われずに露出する。
なお、防食材17は、例えば、光硬化樹脂であることが望ましく、アクリレート系樹脂や、柔軟性を有するゴム材を適用可能である。この際、防食材17の、-40℃における引張破断伸びは、50%以上であることが望ましい。防食材17の、-40℃における引張破断伸びは、200μm厚みの樹脂材のシート状降下物を作成し、JIS K6251に準じて測定することができる。
また、防食材17は、導線13、被覆部15または端子1に対するせん断接着強度が3MPa以上であることが望ましい。防食材17の接着強度は、JIS K6850 「接着剤の引張せん断接着強さ試験方法」により、錫めっき付銅板とガラス板との重ねあわせ、アルミニウム板とガラス板との重ねあわせ、及び軟質PVC板とガラス板との重ねあわせの各々により測定することができる。
次に、端子付き電線10の製造方法について説明する。まず、被覆導線11と端子1とを圧着により接続する。次に、図4(a)に示すように、少なくとも、被覆導線11の被覆部15から導線接続部7の先端近傍までの導線13が露出する部位を覆うように、防食材充填用の成形型19をセットする。
成形型19は、光が透過する光透過性を有し、柔軟性を有する離型性材料で作られ、例えば、透明シリコーン等から構成される。成形型19は、2分割されていて、互いに組み合わせることで、導線接続部7の後端部近傍を全周に渡って覆うように配置することができる。
なお、成形型19の内面の周方向には、図示を省略した複数の突起が形成され、当該突起が、導線接続部7または被覆部15の外周面と接触することで、導線接続部7に対する位置決めをすることができる。すなわち、成形型19の内面と導線接続部7又は被覆部15の外周面との間に、周方向に所定のクリアランスを形成することができる。
なお、クリアランスは、最終的な防食材17の各部における厚みに対応し、例えば、数μm~500μmで設定される。クリアランスを500μm程度とすれば、耐久性に優れる防食材17を得ることができる。また、クリアランスを100μm程度とすれば、コンパクトであり、防食材17とコネクタキャビティとの干渉を抑制することができる。
次に、成形型19の上部に設けられた充填口21より、成形型19の内部に防食材17を注入充填する。図4(b)は、図4(a)のE-E線断面における、防食材17を充填した状態を示す断面図である。この際、防食材17の粘度は、例えば常温で数百mPa・s~数千mPa・sで、クリアランス等に応じて調整される。
成形型19への防食材17の充填時には、過剰な加圧は不要である。例えば、従来、金型を用いた端子への樹脂被覆層のインサート成形の際には、10MPa程度の射出圧力で金型内へ樹脂が充填されるが、この場合、被覆部に樹脂が食い込み、被覆部が変形するおそれがある。本発明では、あえて成形型の変形や被覆部への防食材の食い込みが生じるような過剰な圧力による加圧はせずに、主に防食材17の表面張力、毛細管力等による浸透で塗布対象部の全面に防食材17を形成する。このため、柔軟性のある成形型19を用いても、内圧による成形型19の膨張や変形、被覆部15の変形が抑制される。なお、クリアランスが数十μm以下である場合には、例えば、防食材17を加熱して、粘度を数mPa・s~数百mPa・s程度として注入すればよい。
なお、成形型19と端子1または被覆部15は、完全に密着せず、両者の間には隙間が形成されてもよい。防食材17は、略常圧で成形型内に充填されるため、粘度とクリアランスを適正に設定することで、防食材17の表面張力、毛細管力により、防食材17が、隙間から流出することがない。すなわち、防食材17の表面張力、毛細管力よりも小さな圧力で防食材17が充填される。このため、圧着後の端子の形状が複雑となる部位に対しても、成形型によって防食材17を効率良く配置することができ、端子1の下面への防食材17の塗布を抑制することもできる。
次に、成形型19の外方から、光照射する。成形型19は、光透過性を有するため、防食材17が光硬化樹脂であれば、光照射により容易に内部の防食材17を硬化させることができる。なお、光照射は、後述する成形型19の離型後に再度行ってもよい。成形型19の離型後に光照射することで、成形型19を透過する際の光エネルギーの減衰がない状態で防食材17をより確実に硬化させることができる。
次に、図4(c)に示すように、成形型19を二つ割りにして離型する。この際、成形型19は離型性に優れているため、容易に離型することができる。なお、離型性が優れているとは、例えば、JIS K6850 「接着剤の引張せん断接着強さ試験方法」により、硬化後の防食材17と成形型19の素材との接着強度が1MPa以下であることが望ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、少なくとも、導線接続部7の後端面が周状に防食材17で覆われると共に、被覆導線11の被覆部15の除去端面が周状に防食材17で覆われるため、被覆部15の端面から導線接続部7の後端面までの間の導線13が全周に渡って防食材17で覆われる。このため、高い防食性を確保することができると共に、端子接点部3から導線接続部7の前端面までの端子下面には防食材17が設けられないため、端子接点部3を接続対象に接続する際に、防食材17と接続対象とが干渉することを抑制することができる。
また、防食材17の-40℃における引張破断伸びが50%以上あるため、熱伸縮がかかる環境下でも防食材17の割れや破損を抑制することができる。
また、防食材17の接着対象部に対するせん断接着強度が3MPa以上であるため、防食材17の端子等からのはがれ等を抑制することができる。
また、成形型19を用いることで、安定した形状の防食材17を容易に形成することができる。特に、成形型19が柔軟性であるため、セット及び離型等の作業が容易である。また、防食材17を略常圧で注入するため、柔軟性のある成形型19の内圧による変形もない。また、成形型19が光透過性を有するため、外部から容易に光を照射して防食材17を硬化させることができる。また、成形型19は、離型性が良好であるため、容易に離型することができる。また、成形型19を用いるため、防食材17の厚みや、形成範囲を精度よく制御することができる。
なお、防食材17を制御良く塗布することができれば、成形型19は必ずしも必須ではない。また、成形型19は、図示した例には限られず、防食材17の塗布範囲に防食材17を充填可能であれば、その形状は限定されない。また、防食材17が光硬化樹脂以外の場合には、熱等の方法を適宜用いて防食材17を硬化させればよい。また、導線接続部7と被覆部15との間に防食材17を仮塗布した後に成形型19をセットし、成形型に防食材17を本充填して硬化させてもよい。
次に、第2の実施形態について説明する。図5(a)は、端子付き電線の他の実施形態を示す部分断面図であり、図5(b)は、図5(a)のF-F線断面図、図5(c)は、図5(a)のG-G線断面図である。なお、以下の説明において、第1の実施形態と同様の機能を奏する構成については、図1~図4と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第2の実施形態では、第1の実施形態に対してさらに保護部材9が形成される点で異なる。保護部材9は、少なくとも導線接続部7の後端部近傍から、被覆導線11の被覆部15までの間において、防食材17の外面の少なくとも一部を覆うように形成される。
保護部材9は、例えば防食材17と同系統の材質を用いることができる。この場合、粘度を調整して、異なる硬度としてもよい。例えば、保護部材9の硬度を、防食材17の硬度よりも高くしてもよい。
また、防食材17と保護部材9の両者を、柔軟性のあるゴム部材としてもよい。このようにすることで、導線接続部7の際での曲げ性が優れる。例えば、丸形端子(バッテリー端子など)のように、コネクタキャビティに挿入せずに使用する場合には、導線接続部7の端部に剛性が不要なため、曲げ性に優れる材料を適用することができる。
また、保護部材9としては、高剛性材(ヤング率が数GPaオーダーの硬く、伸びが低い材料)を適用してもよい。このようにすることで、導線接続部7の端部近傍での剛性を確保することができる。例えば、電線の剛性が低い細物電線では、コネクタキャビティに挿入する際に、電線/端子部に一定の剛性が必要なため、高剛性の材料を適用することが望ましい。
なお、防食材17と保護部材9とが同一の材質であって、明確な境界なく完全に一体化されていても、両者の形成タイミングが異なるため、その境界を、断面研磨後に光学顕微鏡や偏光顕微鏡で識別も可能である。また、防食材17と保護部材9とを区別するために、両者の色を変えてもよい。また、防食材17と保護部材9に対して、蛍光波長スペクトルの異なる光開始剤を添加してもよい。このようにすることで、保護部材9の有無を容易に検出することができる。
なお、保護部材9は、例えば、成形型を用いて形成することができる。図示した例では、保護部材9は、略矩形であるが、形状は特に限定されない。保護部材9は、コネクタキャビティに干渉しないサイズであればよい。
なお、保護部材9は、被覆導線11の下方にまで形成してもよい。図6(a)は、端子付き電線の他の実施形態を示す部分断面図であり、図6(b)は、図6(a)のH-H線断面図、図6(c)は、図6(a)のI-I線断面図である。
前述した例では、被覆導線11の下部と端子1の下面とが略同一の位置に配置され、保護部材9は、端子1および被覆導線11の下端からはみ出さないように形成されたが、本実施形態では、端子1の下端に対して被覆導線11がやや上方にずれて配置され、当該ずれた範囲において、保護部材9が被覆導線11の下方まで回り込む。すなわち、保護部材9は、被覆導線11の被覆部15の先端近傍の全周を覆うように配置される。なお、この場合でも、保護部材9及び防食材17は、端子1の下面側にははみ出さない。
また、図7(a)は、端子付き電線のさらに他の実施形態を示す部分断面図であり、図7(b)は、図7(a)のJ-J線断面図、図7(c)は、図7(a)のK-K線断面図である。
本実施形態では、被覆導線11の下部と端子1の下面とが略同一の位置に配置され、保護部材9は、その全周を覆うように形成される。すなわち、保護部材9は、被覆導線11の被覆部15の先端近傍と導線接続部7の後端部近傍の全周を覆うように配置される。なお、この場合でも、保護部材9及び防食材17は、導線接続部7の先端部よりも前方(トランジション部5側)において、端子1の下面側にははみ出さない。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、保護部材9によって、例えば、防食材17と端子1の間や、防食材17と被覆部15の間の割れや剥がれを補強することができる。
特に、被覆導線11の下部と端子1の下面とが略同一の位置に配置され、保護部材9が、端子1および被覆導線11の下端からはみ出さないように形成されれば、高さの低い端子付き電線を得ることができる。また、被覆導線11の被覆部15の先端面近傍の全周を保護部材9で覆うことで、被覆部15の端部における止水性を向上させることができる。さらに、導線接続部7の後端部近傍の全周を保護部材9で覆うことで、導線接続部7の端部における止水性を向上させることができる。
次に、第3の実施形態について説明する。図8(a)~図8(c)は、第3の実施形態にかかる端子付き電線の他の製造方法を示す軸方向の図である。本実施形態では、防食材充填用の成形型19aが用いられる。
図8(a)に示すように、成形型19aは、光透過性を有し、成形型19とほぼ同様の構成であるが、防食材17に対する離型性は不要である。また、成形型19のように柔軟性は必ずしも必要ではなく、ある程度の剛性を有していてもよい。
まず、図8(b)に示すように、少なくとも、導線接続部7の先端近傍から被覆導線11の被覆部15までを覆うように、光透過性を有する成形型19aをセットする。この際、図示したように、成形型19aは、端子1の下方にはみ出さないように配置される。
次に、図8(c)に示すように、充填口21から成形型19aの内側に防食材17を充填し、光照射により防食材17を硬化させる。前述したように防食材17の充填時には、過剰な加圧は不要である。
本実施形態では、防食材17を硬化させた後に、成形型19aを離型せずに、成形型19aを、少なくとも導線接続部7から被覆導線11の被覆部15までを覆う保護部材として機能させる。すなわち、防食材17を覆うように配置された成形型19aが、少なくとも導線接続部7から被覆導線11の被覆部15までを覆う保護部材として機能し、前述した保護部材9と同様の効果を得ることができる。
第3の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、成形型19aを保護部材として機能させるため、別途保護部材9を形成する工程が不要である。
なお、成形型19aの形状は図示した例には限られず、例えば、図7(a)に示す保護部材9のように、一部が端子1の下面まで覆うように配置されてもよい。また、成形型19aには、防食材17の保護部材としての機能以外の付帯機能を設けてもよい。例えば、端子接点部3の動きを制限する固定機構や、複数の端子付き電線10をそろえて並べる連結機能を設けてもよい。
図9は、複数の端子付き電線10を一体化した状態を示す図である。なお、図9においては、防食材17と成形型19aの透視図とする。図9に示すように、複数の端子付き電線10を並列させた状態で、これらの導線圧着部7を一括して覆う成形型19aを配置し、内部に防食材17を充填することで複数の端子付き電線10を一体化することができる。このようにすることで、成形型19aを、保護部材としての機能に加えて、複数の端子付き電線10の連結部材としても機能させることができる。
なお、防食材17のみで一体化して、防食材17の硬化後、成形型19aを離型してもよい。また、それぞれの端子付き電線10毎に内部が区画された成形型19aで複数の端子付き電線10を覆い、それぞれの端子付き電線10に個別に防食材17を塗布し、成形型19aによって、それぞれ防食材17で覆われた複数の端子付き電線10を一体化するようにしてもよい。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、導線接続部7と導線13との接続方法としては、圧着でなくてもよい。図10(a)は、他の実施形態の導線接続部7aを示す断面図であり、図10(b)は、図10(a)のL-L線断面図である。導線接続部7aは、被覆導線11の先端から露出する導線13が溶接によって接続される。この場合には、端子の後端面が、導線接続部7aの後端面となる。すなわち、この場合でも、少なくとも導線接続部7aの後端面が防食材17で覆われると共に、被覆導線11の被覆部15の除去端面が周状に防食材17で覆われて、被覆部15の先端から露出する導線13が防食材17で覆われる。このように、導線接続部の形態は、いずれの形態に対しても適用可能である。さらに、導線接続部に加えて、被覆圧着部を有する端子であっても、適用することができる。
なお、上述した各構成は、互いに組み合わせることができることは言うまでもない。
1………端子
3………端子接点部
5………トランジション部
7、7a………導線接続部
9………保護部材
10………端子付き電線
11………被覆導線
13………導線
15………被覆部
17………防食材
19、19a………成形型
21………充填口

Claims (7)

  1. 被覆導線と端子とが接続される端子付き電線であって、
    前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、
    前記端子は、端子接点部と、前記導線が接続される導線接続部とを具備し、
    少なくとも前記導線接続部の先端に突出する前記導線が防食材で覆われ、前記導線接続部の後端面が前記防食材で覆われると共に、前記被覆導線の前記被覆部の除去端面が周状に前記防食材で覆われて、前記被覆部の先端から露出する前記導線が前記防食材で覆われ、
    前記端子接点部から少なくとも前記導線接続部の前端面までの端子下面には前記防食材が設けられず、前記端子が露出し、
    前記導線接続部の後端面近傍から、前記被覆導線の前記被覆部までの間において、前記防食材の外面の少なくとも一部を覆うように保護部材が形成されていることを特徴とする端子付き電線。
  2. 被覆導線と端子とが接続される端子付き電線であって、
    前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、
    前記端子は、端子接点部と、前記導線が接続される導線接続部とを具備し、
    少なくとも前記導線接続部の後端面が防食材で覆われると共に、前記被覆導線の前記被覆部の除去端面が周状に前記防食材で覆われて、前記被覆部の先端から露出する前記導線が前記防食材で覆われ、
    前記端子接点部から少なくとも前記導線接続部の前端面までの端子下面には前記防食材が設けられず、前記端子が露出し、
    前記防食材を覆うように防食材充填用の成形型が配置され、
    前記成形型は、光透過性を有し、
    前記成形型が、少なくとも前記導線接続部から前記被覆導線の前記被覆部までを覆う保護部材として機能することを特徴とする端子付き電線。
  3. 前記防食材は、-40℃における引張破断伸びが50%以上であることを特徴とする請求項1または請求項に記載の端子付き電線。
  4. 前記防食材は、前記被覆部及び前記端子に対するせん断接着強度が3MPa以上であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の端子付き電線。
  5. 前記防食材は、光硬化樹脂であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の端子付き電線。
  6. 被覆導線と端子とが接続される端子付き電線の製造方法であって、
    前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、
    前記端子は、端子接点部と、前記導線が接続される導線接続部とを具備し、
    少なくとも、前記導線接続部の先端近傍から前記被覆導線の前記被覆部までを覆うように、光透過性を有し、離型性材料で作られた防食材充填用の成形型をセットし、
    前記成形型は、少なくとも前記導線接続部の先端部より前方において、前記端子の下面側には防食材が設けられないように配置され、
    前記成形型の内側に防食材を充填し、光照射により防食材を硬化させ、前記成形型を離型し、
    前記成形型の離型後、前記導線接続部の後端面近傍から、前記被覆導線の前記被覆部までの間において、前記防食材の外面の少なくとも一部を覆うように保護部材を形成することを特徴とする端子付き電線の製造方法。
  7. 被覆導線と端子とが接続される端子付き電線の製造方法であって、
    前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、
    前記端子は、端子接点部と、前記導線が接続される導線接続部とを具備し、
    少なくとも、前記導線接続部の先端近傍から前記被覆導線の前記被覆部までを覆うように、光透過性を有する成形型をセットし、
    前記成形型は、前記端子の下方にはみ出さないように配置され、
    前記成形型の内側に防食材を充填し、光照射により防食材を硬化させ、前記成形型を、少なくとも前記導線接続部から前記被覆導線の前記被覆部までを覆う保護部材として機能させることを特徴とする端子付き電線の製造方法。
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