JP2018006205A - 端子付電線 - Google Patents

端子付電線 Download PDF

Info

Publication number
JP2018006205A
JP2018006205A JP2016133377A JP2016133377A JP2018006205A JP 2018006205 A JP2018006205 A JP 2018006205A JP 2016133377 A JP2016133377 A JP 2016133377A JP 2016133377 A JP2016133377 A JP 2016133377A JP 2018006205 A JP2018006205 A JP 2018006205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
resin
core wire
electric wire
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016133377A
Other languages
English (en)
Inventor
敏明 葛西
Toshiaki Kasai
敏明 葛西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2016133377A priority Critical patent/JP2018006205A/ja
Publication of JP2018006205A publication Critical patent/JP2018006205A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

【課題】ガルバニック腐食の発生を効果的に抑制することのできる端子付電線を提供する。【解決手段】端子付電線1は、芯線露出部63を含む電線60と、芯線露出部63が電気的に接続された端子10とを備えている。端子10は、ワイヤーバレル部30と、インシュレーションバレル部50と、トランジション部40とを含んでいる。トランジション部40は、1対の上縁部40D,40Eと、トランジション部40の内面11と芯線露出部63との間に形成された空間Sに樹脂70が浸透する際に空気を排気する複数の排気孔81A等とを有している。複数の排気孔81A等は、トランジション部40の断面の周方向に連設されている。複数の排気孔81A等は、上縁部40D,40Eのそれぞれからの距離が等しくなる位置に形成された第1の排気孔83Cを含んでいる。【選択図】図6

Description

本発明は、端子付電線に係り、特に端子と電線の芯線とが異なる金属で形成された端子付電線に関するものである。
従来から、端子と電線の芯線とが互いに異なる材料で形成された端子付電線が知られている。概して、このような端子付電線の芯線はアルミニウム(電気化学的に卑な金属)で形成され、端子は銅(電気化学的に貴な金属)で形成される。このような端子付電線の芯線と端子との接続部分が被水すると、水などの電解液を介して芯線と端子との間に電池回路が形成され、電気化学的に卑な金属(アルミニウム)が電解液中に溶出して腐食される現象(ガルバニック腐食)が生じる。すなわち、芯線と端子との接続部分が被水すると、アルミニウムからなる芯線にガルバニック腐食が生じてしまう。
芯線にこのようなガルバニック腐食が生じることを防止するために、図15から図17に示すような端子付電線200が用いられることがある(例えば、特許文献1参照)。ここで、図15は端子付電線200の平面図、図16は端子付電線200の図15のA−A線断面図、図17は図15のB−B線断面図であり、空間Gに樹脂270を注入した状態を示す図である。
図15に示すように、端子付電線200は、被覆262が剥がされて芯線261が露出された芯線露出部263を含む電線260と、芯線露出部263が電気的に接続された端子210とを備えている。電線260の芯線露出部263は樹脂270によって覆われている。端子210は、芯線露出部263が電気的に接続されたワイヤーバレル部230と、被覆262に固定されたインシュレーションバレル部250と、ワイヤーバレル部230とインシュレーションバレル部250とを連結するトランジション部240とを含んでいる。このトランジション部240における端子210の内面210Aと芯線露出部263との間には空間Gが形成されている。このような端子付電線200によれば、芯線露出部263が樹脂270によって覆われているため、芯線露出部263が被水してしまうことが防止される。その結果、芯線261にガルバニック腐食が生じてしまうことが抑制される。
芯線261にガルバニック腐食が発生してしまうことをより効果的に防止するためには、端子210の内面210Aと芯線露出部263との間の空間Gに樹脂270を注入してトランジション部240の内側に樹脂270を充填することが好ましい。しかしながら、この空間Gに樹脂270を浸透させようとした場合、以下のような問題が生じる。すなわち、図17に示すように、トランジション部240には空間Gに存在する空気の逃げ場が形成されていないため、樹脂270を浸透させる際にこのような空気が空間Gに滞留して気泡を形成し、この気泡によって樹脂270の浸透が妨げられてしまう。すなわち、従来の端子付電線200では、芯線露出部263の下方の空間(気泡が形成されている部分)に樹脂270を浸透させることができないため、空間Gに樹脂270を充填することが困難である。
特開2010−108798号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、ガルバニック腐食の発生を効果的に抑制することのできる端子付電線を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、ガルバニック腐食の発生を効果的に抑制することのできる端子付電線が提供される。この端子付電線は、芯線が露出された芯線露出部を含む電線と、上記芯線露出部が電気的に接続された端子とを備えている。上記端子は、上記芯線露出部の一部を固定するワイヤーバレル部と、上記被覆の一部を固定するインシュレーションバレル部と、上記ワイヤーバレル部と上記インシュレーションバレル部とを連結するトランジション部とを含んでいる。上記トランジション部の内部には、上記芯線露出部の被覆際を含む上記電線の一部が配置されている。上記トランジション部は、互いに離間する1対の上縁部と、上記トランジション部の内面と上記芯線露出部との間に形成された樹脂浸透空間に樹脂が浸透する際に上記樹脂浸透空間に存在する空気を排気するように上記トランジション部の断面の周方向に連設された複数の排気孔とを有している。上記複数の排気孔は、上記1対の上縁部のそれぞれからの距離が等しくなる位置に形成された第1の排気孔を含んでいる。
このように、トランジション部の断面の周方向に複数の排気孔が連設されており、該複数の排気孔は1対の上縁部のそれぞれからの距離が等しくなる位置に形成された第1の排気孔を含んでいるため、樹脂が浸透する際に樹脂浸透空間に存在する空気がこれらの排気孔から効果的に排気される。その結果、芯線露出部と端子の内面との間に形成された空間が樹脂で充填されるため、ガルバニック腐食の発生を効果的に抑制することのできる端子付電線が提供される。
ここで、上記複数の排気孔は、上記断面の周方向における上記第1の排気孔の両側で上記第1の排気孔に隣接して形成された第2の排気孔を含んでもよい。このような構成により、樹脂浸透空間の両側を浸透する樹脂の浸透速度が相違することで気泡の形成位置が1対の上縁部のそれぞれからの距離が等しくなる位置からずれた場合でも、気泡を形成する空気を効果的に排気できる。また、上記複数の排気孔は、上記断面の周方向における上記第1の排気孔までの距離が等しくなるように上記断面の周方向における上記第1の排気孔の両側に形成された1対の排気孔を含んでもよい。このような構成により、樹脂浸透空間の両側を浸透する樹脂の浸透速度の各々が同一となるため、気泡の空気を第1の排気孔から効果的に排気することができる。
ここで、上記複数の排気孔からなる排気手段を上記芯線露出部の上記被覆際の近傍に設けることが好ましい。このような構成により、被覆際の近傍に形成された気泡の空気を排気することができるため、被覆と端子の内面との間に樹脂を確実に充填することができる。その結果、芯線にガルバニック腐食が発生してしまうことを極めて効果的に抑制することが可能となる。また、上記複数の排気孔からなる排気手段を上記端子の長手方向に沿って複数設けてもよい。このような構成により、トランジション部の広範囲で空気を排気することができるため、排気効率を増大させることができる。
本発明によれば、トランジション部の断面の周方向に複数の排気孔が連設されており、該複数の排気孔は1対の上縁部のそれぞれからの距離が等しくなる位置に形成された第1の排気孔を含んでいるため、樹脂が浸透する際に樹脂浸透空間に存在する空気がこれらの排気孔から効果的に排気される。その結果、芯線露出部と端子の内面との間に形成された空間が樹脂で充填されるため、ガルバニック腐食の発生を効果的に抑制することができる。
本発明の第1の実施形態における端子付電線を示す正面図である。 図1に示す端子付電線の背面図である。 図1に示す端子付電線の平面図である。 図3に示す端子付電線のうち、端子のトランジション部の近傍を拡大して示す図である。 図4に示す端子付電線の底面図である。 図4のC−C線断面図である。 図4のD−D線断面図である。 図1に示す端子付電線の製造方法を示す図である。 図1に示す端子付電線の製造方法を示す図である。 図1に示す端子付電線の製造方法を示す図である。 図1に示す端子付電線の製造方法を示す図であり、図4に対応する平面図である。 図1に示す端子付電線の製造方法を示す図であり、図11のE−E線断面図である。 図1に示す端子付電線の製造方法を示す図であり、図12に対応する断面図である。 図1に示す端子付電線の製造方法を示す図であり、図12に対応する断面図である。 図1に示す端子付電線の製造方法を示す図であり、図12に対応する断面図である。 本発明の第2の実施形態における端子付電線の図5に対応する底面図である。 従来の端子付電線を示す模式図である。 図15に示す端子付電線の図15のA−A線断面図である。 図15に示す端子付電線の図15のB−B線断面図である。
以下、本発明に係る端子付電線の実施形態について図1から図14を参照して詳細に説明する。なお、図1から図14において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図14においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。
図1は本発明の第1の実施形態における端子付電線1を示す正面図、図2は端子付電線1を示す背面図、図3は平面図である。図1から図3に示すように、端子付電線1は、X方向に延びており、端子10と、端子10に電気的に接続された電線60とを含んでいる。電線60には、その先端部から一定の距離だけ被覆62が剥離されたことにより芯線61が露出された芯線露出部63が形成されている。芯線露出部63は樹脂70によって覆われている。このような芯線露出部63を構成する芯線61は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金により形成される。
端子10は、電線60の芯線61と異なる材料(例えば、銅又は銅合金)により形成されている。端子10は、相手方端子(図示せず)を内部に受け入れて該相手方端子に電気的に接続される端子接続部20と、加締めることにより芯線露出部63と電気的に接続されたワイヤーバレル部30と、加締めることにより被覆62の一部を固定するインシュレーションバレル部50と、端子接続部20とワイヤーバレル部30とを連結する連結板部10Aと、ワイヤーバレル部30とインシュレーションバレル部50とを連結するトランジション部40とを含んでいる。トランジション部40の内部には、被覆際63Aを含む芯線露出部63の一部と被覆62の一部とが収容されている。図3に示すように、トランジション部40の上縁部40D,40Eは互いに離間しており、これによりトランジション部40の上側が開放された状態となっている。すなわち、トランジション部40の上側には開放域Fが形成されており、樹脂70が設けられていない状態では、トランジション部40内に収容された芯線露出部63の一部及び被覆62の一部がこの開放域Fから露出された状態となる。
図1から図3に示すように、連結板部10Aからインシュレーションバレル部50にかけて、端子10に電気的に接続された芯線露出部63の全体を覆うように樹脂70が形成されている。このような構成により、端子10が被水した場合でも芯線露出部63が防水される。すなわち、端子10と芯線露出部63の間に電池回路が形成されることが防止され、芯線61にガルバニック腐食が発生することが抑制される。なお、この樹脂70として、例えば熱硬化樹脂やUV硬化樹脂を用いることができる。
ここで、図4はトランジション部40の近傍を拡大して示す平面図であり、図5は図4の底面図、図6は図4のC−C線断面図、図7は図4のD−D線断面図である。図7に示すように、芯線露出部63の一部は、ワイヤーバレル部30によって加締められることにより、大きく潰れるように変形してワイヤーバレル部30に電気的に接続された状態となっている。また、被覆62の一部はインシュレーションバレル部50によって加締められており、インシュレーションバレル部50と被覆62とが全周に渡って密着し、互いに固定された状態となっている。
図6に示すように、トランジション部40は、底部40Cと、Y方向において互いに対向する側部40A,40Bとを含んでいる。側部40Aは、底部40Cの+Y方向側の縁部から+Z方向に延びており、側部40Bは、底部40Cの−Y方向側の縁部から+Z方向に延びている。これら側部40A,40B及び底部40Cには、複数の孔81A〜81C,82A〜82C,83A〜83Eがトランジション部40の断面の周方向に沿って形成されている。より具体的には、側部40AにはZ方向に沿って同一の外形を有する孔82A〜82Cが形成されており(図2参照)、側部40BにはZ方向に沿って孔81A〜81Cが形成されており(図1参照)、底部40CにはY方向に沿って孔83A〜83Eが形成されている(図5参照)。
図6に示すように、トランジション部40の断面はY方向の中央部をZ方向に延びる線に対して線対称な外形を有しており、そのY方向における中央部に孔83Cが形成されている。すなわち、トランジション部40の上縁部40D,40Eの各々からの距離が等しくなる位置に孔83Cが形成されている。また、この孔83Cを通りZ方向に延びる線に対して線対称となるように他の孔(孔81A〜81C,82A〜82C,83A,83B,83D,83E)が形成されている。換言すれば、孔83CのY方向における両側に形成された1対の孔83B,83Dにおいて、孔83Cから孔83Bまでの距離と孔83Cから孔83Dまでの距離とは等しく、1対の孔83A,83Eにおいて、孔83Cから孔83Aまでの距離と孔83Cから孔83Eまでの距離とは等しく、1対の孔82C,81Cにおいて、孔83Cから孔82Cまでの距離と孔83Cから孔81Cまでの距離とは等しく、1対の孔82B,81Bにおいて、孔83Cから孔82Bまでの距離と孔83Cから孔81Bまでの距離とは等しく、1対の孔82A,81Aにおいて、孔83Cから孔82Aまでの距離と孔83Cから孔81Aまでの距離とは等しい。このように、トランジション部40には、その断面の周方向に11個の孔81A〜81C,82A〜82C,83A〜83Eが連設されている。
以下、これら11個の孔81A〜81C,82A〜82C,83A〜83Eを一纏めにして「孔81A等」ということがある。図1及び図2に示すように、孔81A等は、芯線露出部63の被覆際63Aから芯線露出部63側(+X方向側)に若干ずれた位置(すなわち、被覆際63Aの近傍)に形成されている。
図1、図2、及び図5に示すように、孔81A等の外形はそれぞれ同一の外形を有する真円であり、端子10の大きさに比べて極めて小さな外径(例えば、およそ0.1mm〜およそ0.2mm程度)に形成されている。なお、孔81A等の外形は必ずしも真円である必要はないが、孔の面積を効率的に小さくする観点から真円であることが好ましい。
図4、図6及び図7に示すように、トランジション部40における端子10の内面11と、芯線露出部63との間には、芯線露出部63の被覆際63Aから+X方向に延びる空間Sが形成されている。図7に示すように、この空間Sは被覆際63Aから孔83C(すなわち、孔81A等)を越えた先まで延びている。このような空間Sには樹脂70が充填されており、この樹脂70によって被覆62とトランジション部40における内面11との間Uの終端部(図7参照)が全周に渡って閉塞された状態となっている。したがって、例えば高温環境下で被覆62が加熱されることにより被覆62が収縮し、端子10の内面11と被覆62との間に隙間が形成された場合でも、このような隙間から侵入した水が樹脂70によって堰き止められる(止水される)結果、芯線露出部63が被水してしまうことが効果的に防止される。すなわち、芯線露出部63と端子10との間に電池回路が形成されることが防止され、芯線61にガルバニック腐食が生じてしまうことが効果的に防止される。
このように、本実施形態の端子付電線1においては、トランジション部40に孔81A〜81C,82A〜82C,83A〜83Eが形成されているため、トランジション部40の内面11と芯線露出部63との間の空間Sに樹脂70を浸透させる際に、空間S内の空気がこれらの孔81A〜81C,82A〜82C,83A〜83Eを通って外部に排気される。したがって、空間S内に確実に樹脂70が充填され、被覆62と内面11との間Uの終端部が確実に樹脂70で閉塞される。
以下、このような端子付電線1の製造方法の一例について、図8から図13Cを参照して詳細に説明する。ここで、図8は端子10が成形される前の銅板材100の平面図、図9は銅板材100に電線60が載置された状態を示す平面図、図10は後述する折り曲げ工程により成形された加締め前端子110及び該加締め前端子110に載置された電線60を示す斜視図である。また、図11は、後述する加締め工程により成形された端子10及び該端子10に電気的に接続された電線60を示す平面図、図12は図11のE−E線断面図である。また、図13A〜図13Cは、図12に対応する断面図であり、後述する樹脂浸透工程において樹脂が浸透する状態を示す図である。
まず、図8に示すように、銅又は銅合金からなる銅板材100を用意する。この銅板材100は、X方向に沿った中心軸Pに対して対称の外形となるように成形される。具体的には、銅板材100は、各々が中心軸Pに対して対称となるようにX方向に沿って成形された第1の部分101、第2の部分102、第3の部分103、及び第4の部分104を含んでいる。
ここで、第1の部分101は、その幅(Y方向の長さ)W1が電線60の被覆62の外径と略同一の長さになるように成形され、第3の部分103は、その幅W3がW1よりも大きくなるように成形され、第2の部分102は、その幅W2がW3よりも大きくなるように成形され、第4の部分104は、その幅W4がW2よりも大きくなるように成形される。このような第1の部分101、第2の部分102、第3の部分103、及び第4の部分104は、それぞれ、図1に示す連結板部10A、ワイヤーバレル部30、トランジション部40、及びインシュレーションバレル部50に対応するものである。
図8に示すように、第3の部分103には、そのX方向における中央部より若干−X方向側にずれた位置においてY方向に延びる基準線L1に沿って、孔81A等が形成されている。より具体的には、第1の部分101の+Y方向側の縁部101Aに沿った基準線L2より+Y方向側の位置に孔82A〜82Cが形成されており、第1の部分101の−Y方向側の縁部101Bに沿った基準線L3より−Y方向側の位置に孔81A〜81Cが形成されており、基準線L2,L3の間に孔83A〜83Eが形成されている。図8に示すように、これらの孔81A等は、X方向に延びる中心軸Pに対して線対称となるように形成されている。
次に、図9に示すように、電線60の中心軸Qと銅板材100の中心軸Pとを一致させた状態で、芯線露出部63が形成された電線60を銅板材100に載置する。この際、孔81A等が形成された基準線L1と、第3の部分103と第4の部分104との境界部Kとの間に芯線露出部63の被覆際63Aを配置する。すなわち、被覆際63Aを基準線L1から若干−X方向側にずれた位置に配置する。また、芯線露出部63の先端(被覆際63Aと反対側の端部)を第1の部分101に位置させる。
次に、図9において矢印で示すように、銅板材100のうち基準線L2よりも+Y方向側に位置する部分を基準線L2に沿って図9の紙面上側に折り曲げる。同様に、基準線L3よりも−Y方向側に位置する部分を基準線L3に沿って図9の紙面上側に折り曲げる(折り曲げ工程)。
これにより、図10に示すように、基底部111と、Y方向において互いに対向する第1の側壁部112及び第2の側壁部113とを含む加締め前端子110が形成される。第1の側壁部112は基底部111の+Y方向側の縁部から直立して+Z方向に延びており、第2の側壁部113は−Y方向側の縁部から直立して+Z方向に延びている。ここで、第1の側壁部112は、上述した基準線L2よりも+Y方向側に位置する部分に対応するものであり、第2の側壁部113は、上述した基準線L3よりも−Y方向側に位置する部分に対応するものである。
このような第1の側壁部112には孔82A〜82Cが位置しており、第2の側壁部113には孔81A〜81Cが位置しており、基底部111には孔83A〜83Eが位置している(図10参照)。より具体的には、孔82A〜82Cは、第1の側壁部112のうち被覆際63Aよりも若干+X方向側にずれた部分でZ方向に直列した状態となっており、孔81A〜81Cは、第2の側壁部113のうち被覆際63Aよりも若干+X方向側にずれた部分でZ方向に直列した状態となっており、孔83A〜83Eは、基底部111のうち被覆際63Aよりも若干+X方向側にずれた部分でY方向に直列した状態となっている。このように、加締め前端子110の孔81A等は、被覆際63Aの近傍において加締め前端子110の周方向に連設された状態となっている。
また、上述したように、孔81A等は銅板材100の中心軸Pに対して対称になるように形成されていることにより、銅板材100が基準線L2,L3に沿って折り曲げられた後は、図8に示す基準線L1の中央部を通って図8の紙面裏側から表側に延びる線に対して線対称に配置された状態となる(図10参照)。
折り曲げ工程の後、加締め前端子110(銅板材100)の中心軸Pと電線60の中心軸Qとを一致させた状態を保持しつつ、図示しない加締め具を用いて加締め前端子110を加締める(加締め工程)。図11に示すように、この加締め工程により、加締め前端子110の第1の側壁部112及び第2の側壁部113がそれぞれ内側に湾曲するように中心軸P,Qに対して対称に変形し、ワイヤーバレル部30と、トランジション部40と、インシュレーションバレル部50とを含む端子10が成形される。そして、側壁部112,113が互いに対称に変形する結果、図12に示すように、Y方向における中央部を通ってZ方向に延びる線L4に対して孔81A等が線対称に配置された状態となる。
また、この加締め工程により、図11に示すように、側壁部112,113の第2の部分102が互いに接触するように変形してワイヤーバレル部30が成形され、このワイヤーバレル部30によって電線60の芯線露出部63が加締められ、電線60がワイヤーバレル部30に電気的に接続される。また、側壁部112,113の第4の部分104が互いに接触するように変形してインシュレーションバレル部50が成形され、このインシュレーションバレル部50によって電線60の被覆62が加締められ、電線60とインシュレーションバレル部50とが互いにしっかりと固定される。
また、図11及び図12に示すように、側壁部112,113の第3の部分103が変形することによりトランジション部40が成形される。ここで、上述したように、第3の部分103の幅W3は第2の部分102の幅W2及び第4の部分104の幅W4よりも小さいため、側壁部112,113は第3の部分103において互いに接触することがない。すなわち、互いに離間する上縁部40D,40Eを有する(上側に開放域Fが形成された)トランジション部40が成形される。
図11に示すように、このトランジション部40における内面11と芯線露出部63との間には、被覆62の外径と芯線露出部63の外径との相違に起因して被覆際63Aから+X方向に延びる空間Sが形成される。上述したように、この加締め工程では、加締め前端子110の中心軸Pと電線60の中心軸Qとが一致した状態が保持されているため、加締め工程により形成された空間Sは、芯線露出部63のY方向における両側で均等に開口した状態となっている。
加締め工程の後、図13A〜図13Cに示すように、樹脂70を空間Sに浸透させることにより空間Sを樹脂70で充填する(樹脂浸透工程)。なお、この樹脂浸透工程については後に詳細に説明する。
樹脂浸透工程の後、図13Cにおける状態からさらに樹脂70を塗布して図6に示す状態とする(樹脂被覆工程)。すなわち、連結板部10Aからインシュレーションバレル部50にわたって樹脂70を塗布することにより、芯線露出部63の全体が樹脂70によって覆われ、芯線露出部63が防水される(図1から図3参照)。
以上、折り曲げ工程、加締め工程、樹脂浸透工程、及び樹脂被覆工程を経て、端子付電線1が完成する。
これより、上述した樹脂浸透工程について図13A〜図13Cを参照して詳細に説明する。上述したように、トランジション部40のうち被覆際63Aの近傍(被覆際63Aから+X方向側に若干ずれた位置)には、トランジション部40の断面の周方向に沿って孔81A等が形成されている(図12参照)。
まず、図13Aに示すように、トランジション部40の開放域F(図11参照)を覆うように樹脂70を塗布する。被覆際63Aの上方と、被覆際63Aの近傍(すなわち、孔81A等が形成された部分)の上方とが樹脂70に覆われた状態となる。樹脂浸透工程は、樹脂70をこの状態から所定の時間静置して樹脂70を空間Sに浸透させるものである。以下、樹脂70が浸透するこのような空間Sを「樹脂浸透空間S」という。
図13Aに示すように、開放域Fに塗布された樹脂70は自重により下方に流れ始め、孔81A等を通過しつつ樹脂浸透空間Sの周方向に沿って浸透していく。ここで、上述したように、樹脂浸透空間Sは芯線露出部63のY方向における両側で均等に開口した状態となっている(図11及び図12参照)。したがって、これらの開口のそれぞれから樹脂浸透空間Sに流入する樹脂70の単位時間当たりの量は実質的に同一であり、その結果、樹脂70の浸透速度は、図12に示す線L4に対して左側に位置する空間SL(以下、「左側空間SL」という。)と、右側の空間SR(以下、「右側空間SR」という。)において実質的に同一となる(図13A参照)。なお、浸透する樹脂70の進路には孔81A等が形成されているが、これら孔81A等の面積は上述したように微小(例えば、外径がおよそ0.1mmからおよそ0.2mm)であるため、樹脂70が外部に流出してしまうことがない。
樹脂70の浸透に伴い、樹脂浸透空間S内に存在する空気は浸透する樹脂70に押されて下方に移動して(流れて)いく。図13Bに示すように、さらに一定の時間が経過して樹脂70の樹脂浸透空間Sへの浸透が進み、トランジション部40の底部40Cまで樹脂70が達すると、樹脂浸透空間S内の空気は樹脂70によってY方向の両側から挟み込まれた状態となり、芯線露出部63の下部64と底部40Cとの間に気泡SBが形成される。すなわち、トランジション部40の上縁部40D,40Eの各々からの断面の周方向における距離が同一となる位置に気泡SBが形成される。
この際、この気泡SBの空気を排気する排気手段がトランジション部40に設けられていない場合(すなわち、空気の逃げ場が形成されていない場合)、気泡SBによって樹脂70の浸透が妨げられてしまう(図17参照)。しかしながら、本実施形態によれば、図13Bに示すように、底部40Cにおける気泡SBの下側に位置する部分(すなわち、上縁部40D,40Eの各々からの断面の周方向における距離が同一となる部分)に孔83Cが形成されているため、気泡SBを形成する空気はこの孔83Cを通って排気される。このように、孔83Cは、樹脂浸透空間S内の空気を排気する排気孔として作用するため、樹脂浸透空間S内の気泡SBの空気が孔83Cから排気され、気泡SBが消滅する。その結果、図13Bの状態から樹脂70の浸透がさらに進み、樹脂浸透空間Sが樹脂70で充填される(図13C)。以下、樹脂浸透空間S内の空気を排気する孔83Cのような孔を排気孔83Cなどということとする。
このように、排気孔83Cが芯線露出部63の被覆際63Aの近傍に形成されているため、気泡SBが被覆62と内面11との間U(図7参照)に近接する位置に形成された場合でも気泡SBの空気が排気される。したがって、被覆際63Aに近接する空間に確実に樹脂70を充填することができる。すなわち、被覆62と内面11との間Uの終端部を確実に樹脂70で閉塞することができる。
また、被覆際63Aの近傍においてトランジション部40の断面の周方向に沿って孔81A〜81C,82A〜82C,83A,83B,83D,83Eが形成されているため、図13Bの状態になるまでに、樹脂浸透空間S内の空気がこれらの孔から一定量排気される。すなわち、図13Bの状態になるまでに、排気孔81A〜81C,82A〜82C,83A,83B,83D,83Eを介して空気が一定量排気され、気泡SBを形成する空気の量が低減される。したがって、気泡SBの空気が排気孔83Cから完全に排気されずに樹脂浸透空間S内に残留してしまうことが防止される。
このように、本実施形態によれば、トランジション部40の断面の周方向に沿って形成された複数の排気孔81A〜81C,82A〜82C,83A〜83Eからなる排気手段がトランジション部40に設けられているため、樹脂浸透空間S内の空気に妨げられることなく、樹脂浸透空間S内に樹脂70が充填される。特に、このような排気手段が被覆際63Aの近傍に設けられていることにより、被覆62と内面11との間Uに近接する気泡SBが消滅するため、被覆62と内面11との間Uの終端部の全周を確実に樹脂70で閉塞することができる。
また、上述したように、排気孔81A等は、図12に示す線L4に対して線対称に形成されているため、左側空間SLに存在する空気と右側空間SRに存在する空気とが常に同じ量だけ排気される。したがって、左側空間SL内の空気の量と右側空間SR内の空気の量とが実質的に常に同一となるため、左側空間SLにおける樹脂70の浸透速度と、右側空間SRにおける樹脂70の浸透速度とが実質的に常に同一となる(図13A参照)。したがって、気泡SBの形成位置が、排気孔83Cが形成された位置からずれてしまうことが防止される。すなわち、気泡SBの形成位置が、上縁部40D,40Eの各々からの断面の周方向における距離が同一となる位置からずれてしまうことが防止される(図13B参照)。よって、気泡SBの空気を排気孔83Cから確実に排気することができる。
また、本実施形態によれば、トランジション部40の底部40Cには、排気孔83C(第1の排気孔)に加えて、排気孔83CのY方向における両側で排気孔83Cに隣接する排気孔83B,83D(第2の排気孔)が形成されている。したがって、仮に左側空間SLを浸透する樹脂70の浸透速度と、右側空間SRを浸透する樹脂70の浸透速度との間に相違が生じ、気泡SBの形成位置が、排気孔83Cが形成された位置からずれた場合でも、排気孔83B又は排気孔83Dにより空気を排気することができる。また、排気孔83B〜83Cに加えて、排気孔83B,83Dのさらに外側にも排気孔83A,82A〜82C及び排気孔83E,81A〜81Cが形成されているため、気泡SBの形成位置がさらにずれた場合でも、これらの排気孔から空気を排気することができる。
なお、上述した実施形態では、トランジション部40の断面の周方向に沿って形成された11個の排気孔81A等によって単一の排気手段を構成し、この単一の排気手段をトランジション部40に設けることとした。しかしながら、上縁部40D,40Eの各々からの断面の周方向における距離が同一となる位置に排気孔が形成されているのであれば、他の排気孔の数及び位置を変更してもよい。
また、このような排気手段の数及びトランジション部40における位置も適宜変更することが可能である。例えば、図14に示すように、2つの排気手段を備えるトランジション部40を含む端子付電線2を構成してもよい。ここで、図14は端子付電線2を示す図5に対応する底面図である。図14に示すように、端子付電線2のトランジション部40には、トランジション部40の断面の周方向に沿って連設された複数の孔からなる2つの排気手段がX方向に沿って並設されている。このように複数の排気手段をX方向に並設することにより、空間S内の空気を排気できる領域が広がるため、排気効率をより高めることが可能となる。
なお、上述の実施形態では、理解を容易にするために、トランジション部40が側部40A,40B及び底部40Cを含んでいるものとして説明したが、トランジション部40の外形上、側部40A,40B及び底部40Cが明確に区別できない場合でも本発明を適用できることは言うまでもない。
以上、これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
また、本明細書において使用した用語「下」、「上」、「底」、「上方」、「下方」、「上側」、「下側」、その他の位置関係を示す用語は、図示した実施形態との関連において使用されているのであり、装置の相対的な位置関係によって変化するものである。
1,2 端子付電線
10 端子
10A 連結板部
11 内面
20 端子接続部
30 ワイヤーバレル部
40 トランジション部
40A,40B 側部
40C 底部
40D,40E 上縁部
50 インシュレーションバレル部
60 電線
61 芯線
62 被覆
63 芯線露出部
63A 被覆際
64 下部
70 樹脂
81A〜81C 排気孔
82A〜82C 排気孔
83A〜83E 排気孔
100 銅板材
101 第1の部分
101A,101B 縁部
102 第2の部分
103 第3の部分
104 第4の部分
110 加締め前端子
111 基底部
112 第1の側壁部
113 第2の側壁部
S 樹脂浸透空間
SB 気泡

Claims (5)

  1. 芯線が露出された芯線露出部を含む電線と、
    前記芯線露出部が電気的に接続された端子と
    を備え、
    前記端子は、
    前記芯線露出部の一部を固定するワイヤーバレル部と、
    前記芯線の被覆の一部を固定するインシュレーションバレル部と、
    前記ワイヤーバレル部と前記インシュレーションバレル部とを連結するトランジション部であって、その内部に前記芯線露出部の被覆際を含む前記電線の一部が配置されたトランジション部と
    を含み、
    前記トランジション部は、
    互いに離間する1対の上縁部と、
    前記トランジション部の内面と前記芯線露出部との間に形成された樹脂浸透空間に樹脂が浸透する際に前記樹脂浸透空間に存在する空気を排気するように前記トランジション部の断面の周方向に連設された複数の排気孔と
    を有し、
    前記複数の排気孔は、前記1対の上縁部のそれぞれからの距離が等しくなる位置に形成された第1の排気孔を含んでいる
    ことを特徴とする端子付電線。
  2. 前記複数の排気孔は、前記断面の周方向における前記第1の排気孔の両側で前記第1の排気孔に隣接して形成された第2の排気孔を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の端子付電線。
  3. 前記複数の排気孔は、前記断面の周方向における前記第1の排気孔までの距離が等しくなるように前記断面の周方向における前記第1の排気孔の両側に形成された1対の排気孔を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の端子付電線。
  4. 前記複数の排気孔からなる排気手段が前記芯線露出部の前記被覆際の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の端子付電線。
  5. 前記複数の排気孔からなる排気手段が前記端子の長手方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の端子付電線。
JP2016133377A 2016-07-05 2016-07-05 端子付電線 Pending JP2018006205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016133377A JP2018006205A (ja) 2016-07-05 2016-07-05 端子付電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016133377A JP2018006205A (ja) 2016-07-05 2016-07-05 端子付電線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018006205A true JP2018006205A (ja) 2018-01-11

Family

ID=60946498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016133377A Pending JP2018006205A (ja) 2016-07-05 2016-07-05 端子付電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018006205A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019175791A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 古河電気工業株式会社 端子付き電線およびその製造方法
JP2020035525A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 古河電気工業株式会社 端子付き電線およびその製造方法
JP2020177752A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 矢崎総業株式会社 端子付き電線製造装置、及び、端子付き電線
JP2020191194A (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 矢崎総業株式会社 端子付き電線、塗布装置、および端子付き電線の製造方法
JP2021182492A (ja) * 2020-05-19 2021-11-25 矢崎総業株式会社 端子付き電線の製造方法及び端子付き電線の製造装置
EP4064460A1 (en) 2021-03-23 2022-09-28 Yazaki Corporation Terminal-equipped electric wire
EP4064458A1 (en) 2021-03-23 2022-09-28 Yazaki Corporation Terminal-equipped electric wire
JP7301618B2 (ja) 2019-06-19 2023-07-03 矢崎エナジーシステム株式会社 ジョイントボックス

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000182688A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Yazaki Corp 端子金具
JP2006092994A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Yazaki Corp 端子
JP2012028021A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 端子付き電線
JP2012059671A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 端子付き電線
JP2012190635A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Furukawa Electric Co Ltd:The ワイヤハーネス、ワイヤハーネスの製造方法
JP2014220097A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子付電線

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000182688A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Yazaki Corp 端子金具
JP2006092994A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Yazaki Corp 端子
JP2012028021A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 端子付き電線
JP2012059671A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 端子付き電線
JP2012190635A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Furukawa Electric Co Ltd:The ワイヤハーネス、ワイヤハーネスの製造方法
JP2014220097A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子付電線

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7327903B2 (ja) 2018-03-29 2023-08-16 古河電気工業株式会社 端子付き電線およびその製造方法
JP2019175791A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 古河電気工業株式会社 端子付き電線およびその製造方法
JP7145696B2 (ja) 2018-08-27 2022-10-03 古河電気工業株式会社 端子付き電線およびその製造方法
JP2020035525A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 古河電気工業株式会社 端子付き電線およびその製造方法
JP2020177752A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 矢崎総業株式会社 端子付き電線製造装置、及び、端子付き電線
JP2020191194A (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 矢崎総業株式会社 端子付き電線、塗布装置、および端子付き電線の製造方法
JP7301618B2 (ja) 2019-06-19 2023-07-03 矢崎エナジーシステム株式会社 ジョイントボックス
JP7091009B2 (ja) 2020-05-19 2022-06-27 矢崎総業株式会社 端子付き電線の製造方法及び端子付き電線の製造装置
JP2021182492A (ja) * 2020-05-19 2021-11-25 矢崎総業株式会社 端子付き電線の製造方法及び端子付き電線の製造装置
EP4064458A1 (en) 2021-03-23 2022-09-28 Yazaki Corporation Terminal-equipped electric wire
EP4064460A1 (en) 2021-03-23 2022-09-28 Yazaki Corporation Terminal-equipped electric wire
US11862916B2 (en) 2021-03-23 2024-01-02 Yazaki Corporation Terminal-equipped electric wire
US11881667B2 (en) 2021-03-23 2024-01-23 Yazaki Corporation Terminal-equipped electric wire

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018006205A (ja) 端子付電線
JP5434847B2 (ja) 端子金具
WO2009023284A3 (en) Interconnection element with plated posts formed on mandrel
KR102244120B1 (ko) 전극 리드와 버스바의 결합 구조가 개선된 배터리 모듈
CN105379020A (zh) 端子、连接结构体以及端子的制造方法
US20140335741A1 (en) Connection terminal and connection terminal manufacturing method
JP2014220097A (ja) 端子付電線
RU2014101487A (ru) Электрический кабель, оснащенный средством удержания от кражи
CA1257915A (fr) Borne de contact electrique thermo-enfichable sur une carte de circuit imprime et connecteur comportant de telles bornes
JP2015041404A (ja) 端子付電線
CN105190999A (zh) 防蚀端子、带防蚀端子的电线、及带防蚀端子的电线的制造方法
JP5348494B2 (ja) 電気接続箱
US10680369B2 (en) Electrical connector contacts plated with an electrophoretic deposition coating and a precious-metal-alloy coating
JP2019057447A (ja) 端子の製造方法
JP2014191951A (ja) 端子付電線
JP2010118256A (ja) スパイラルコンタクタ、及びその製造方法
JP5940102B2 (ja) 端子金具および端子付き電線
JP6248989B2 (ja) 電線の端子取付方法および端子取付構造
JP2013182861A (ja) 端子付き電線及びその製造方法
WO2021039656A1 (ja) ワイヤハーネス
JP2007052991A (ja) 車載用電線及びその防水処理方法
JP2017188288A (ja) 中継バスバー
JP6291234B2 (ja) 浸水検出機能付きケーブルの浸水検出用信号線の製造方法
JP2014191973A (ja) 端子付電線
CN202840005U (zh) 端子接头

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200407

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201208