JP2017188288A - 中継バスバー - Google Patents

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佑次 伊藤
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佑次 伊藤
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Abstract

【課題】中間部の少なくとも一部が絶縁被覆によって覆われている中継バスバーにおいて、中継バスバーの端部が挿入される機器の開口を、部品点数を増やすことなく水密にシールすること。
【解決手段】二つの機器を電気的に接続する中継バスバー1であって、少なくとも一方の端部(第1接続部13)が機器の開口から挿入されて当該機器に接続される導電部材11と、導電部材11の両端部の間の部分である中間部の少なくとも一部を覆う絶縁被覆12と、絶縁被覆12に一体に形成されており、導電部材11の前記一方の端部が機器の開口に挿入された状態で当該開口を水密にシールするゴム製のシール部18と、を備える。
【選択図】図4

Description

本明細書で開示する技術は、中継バスバーに関する。
従来、二つの機器を電気的に接続する中継バスバーにおいて、導電部材の両端部の間の部分である中間部が絶縁被覆によって覆われているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に記載のバスバーは断面円形状の棒状本体を備えており、棒状本体の中間部の表面に絶縁膜が形成されている。
特許第5801336号
ところで、バスバーは少なくとも一方の端部が機器の開口から挿入されて当該機器に接続される場合がある。その場合、開口を水密にシールしないと機器の内部に水が進入してしまう虞がある。しかしながら、上述した特許文献1に記載のバスバーによると、開口をシールするためには別途シール部材が必要になるため、部品点数が増えてしまうという問題がある。
本明細書では、中間部の少なくとも一部が絶縁被覆によって覆われている中継バスバーにおいて、中継バスバーの端部が挿入される機器の開口を、部品点数を増やすことなく水密にシールする技術を開示する。
本明細書で開示する中継バスバーは、二つの機器を電気的に接続する中継バスバーであって、少なくとも一方の端部が前記機器の開口から挿入されて当該機器に接続される導電部材と、前記導電部材の両端部の間の部分である中間部の少なくとも一部を覆う絶縁被覆と、前記絶縁被覆に一体に形成されており、前記導電部材の前記一方の端部が前記開口に挿入された状態で前記開口を水密にシールするゴム製のシール部と、を備える。
上記の中継バスバーによると、機器の開口を水密にシールするゴム製のシール部が絶縁被覆と一体に形成されているので、開口をシールするシール部材を別部品として用意しなくてよい。このため上記の中継バスバーによると、中間部の少なくとも一部が絶縁被覆によって覆われている中継バスバーにおいて、中継バスバーの端部が挿入される機器の開口を、部品点数を増やすことなく水密にシールすることができる。
また、前記シール部は前記絶縁被覆の両端部に形成されていてもよい。
上記の中継バスバーによると、二つの機器の開口をどちらもシールすることができる。
また、前記導電部材は前記絶縁被覆で覆われている部分が1か所以上で折り曲げられており、前記絶縁被覆は柔軟性を有していてもよい。
上記の中継バスバーによると、導電部材が1か所以上で折り曲げられているので、折り曲げられていない場合に比べて曲がり易くなり、端部を機器に接続する際に位置合わせ(所謂アライメント)し易くなる。ところで、アライメントし易くするために導電部材を折り曲げたとしても、絶縁被覆が柔軟性を有しない材料で形成されていると導電部材が曲がり難くなるため、アライメントし難くなってしまう虞がある。上記の中継バスバーによると、絶縁被覆が柔軟性を有しているので、導電部材を絶縁被覆によって覆いつつアライメントし難くなってしまうことを抑制することができる。
また、前記絶縁被覆と前記シール部とがゴムによって一色成形されていてもよい。
上記の中継バスバーによると、絶縁被覆とシール部とを異なる材料によって二色成形する場合に比べて製造工程を簡素にすることができる。
また、前記導電部材は平板状の金属部材であってもよい。
導電部材に絶縁被覆を形成する場合、一般に溶融材料が金型から漏れ出ないように金型によって導電部材を強く挟み込む所謂食い切りが行われる。この場合、導電部材が丸棒状であると、導電部材が平板状である場合に比べて金型と導電部材との密着性が低下し、食い切りを確実に行うことができなくなってしまう虞がある。上記の中継バスバーによると、導電部材が平板状であるので、丸棒状である場合に比べてより確実に食い切りすることができる。
本明細書で開示する技術によれば、中間部の少なくとも一部が絶縁被覆によって覆われている中継バスバーにおいて、中継バスバーの端部が挿入される機器の開口を、部品点数を増やすことなく水密にシールすることができる。
実施形態に係る機器と中継バスバーとを示す斜視図 機器に中継バスバーを接続した状態の断面図 導電部材の斜視図 中継バスバーの斜視図 中継バスバーを前側から見た正面図
<実施形態>
実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。以降の説明において上下方向、前後方向、及び、左右方向とは、図1に示す上下方向、前後方向、及び、左右方向を基準とする。
図1及び図2を参照して、本実施形態に係る中継バスバー1の概略について説明する。中継バスバー1は互いに離間して配置されている二つの機器を電気的に接続するものであり、一般にエクステンションと呼ばれているものである。なお、図1では二つの機器のうち一方の機器2だけを示している。
図1に示すように、機器2はケース30を有している。ケース30には円形の開口31が形成されており、開口31を囲んで外側に円筒状に延びる筒部32が一体に形成されている。図2に示すように、ケース30にはナット33が収容されている。ナット33はケース30の底壁に設けられている凹部に圧入されている。他方の機器についても同様である。
(1)中継バスバーの構成
図2に示すように、中継バスバー1は導電部材11、導電部材11の両端部の間の中間部を覆う絶縁被覆12、及び、絶縁被覆12に一体に形成されているゴム製のシール部18(18A、18B)を備えている。
図3に示すように、導電部材11は銅合金などの金属板材を打ち抜いた部材を2か所(箇所A及び箇所B)で略直角に折り曲げることによって形成されたものであり、前後方向に延びる第1接続部13、第1接続部13の後端から上に向かって延びる第1中間部14、第1中間部14の上端から後側に向かって延びる第2中間部15、第2中間部15の後端部から右側に向かって延びる第3中間部16、及び、第3中間部16の右側端部から後側に向かって延びる第2接続部17を有している。第1中間部14、第2中間部15及び第3中間部16は前述した中間部に相当する。
第1接続部13は機器2に収容されているナット33(図2参照)に相手側端子と共にボルトによって伴締めされる部分であり、ボルトが挿通されるボルト挿通穴13Aが板厚方向に貫通している。同様に、第2接続部17は他方の機器に収容されているナットに相手側端子と共に伴締めされる部分であり、ボルト挿通穴17Aが板厚方向に貫通している。
図2及び図4に示すように、絶縁被覆12は中間部の全面を被覆していると共に、第1接続部13の第1中間部14側の部分、及び、第2接続部17の第3中間部16側の部分を被覆している。絶縁被覆12は絶縁材料である合成ゴムを中継バスバー1にモールド成形することによって(あるいは焼き付けることによって)形成されたものである。
シール部18は導電部材11の端部(第1接続部13及び第2接続部17)が機器の開口に挿入された状態で開口を水密にシールするためのものであり、絶縁被覆12の両端部に形成されている。シール部18は前述した合成ゴムによって絶縁被覆12とともに一色成形されている。
図4に示すように、シール部18(18A及び18B)は前後方向にある程度の厚みを有する円形に形成されている。図5に示すように、シール部18Aの直径は第1接続部13の左右方向の幅より大きくなっており、第1接続部13はシール部18Aをシール部18Aの中心軸線方向から貫通している。また、シール部18Aの直径はケース30の筒部32の内径よりやや大きく形成されている。シール部18Bについても同様である。
(2)中継バスバーと機器との接続
図2に示すように、中継バスバー1は第1接続部13が筒部32からケース30に挿入される。このときシール部18が筒部32の内側に圧入されることにより、中継バスバー1の端部(すなわち第1接続部13)が開口31に挿入された状態で開口31がシール部18によって水密にシールされる。そして、その状態で相手側端子と第1接続部13とがナット33に伴締めされることにより、第1接続部13と機器2とが電気的に接続される。第2接続部17と他方の機器との接続についても同様である。
(3)実施形態の効果
以上説明した本実施形態に係る中継バスバー1によると、機器2の開口31を水密にシールするシール部18が絶縁被覆12と一体に形成されているので、開口31をシールするシール部18を別部品として用意しなくてよい。このため中継バスバー1によると、中間部の少なくとも一部が絶縁被覆12によって覆われている中継バスバー1において、中継バスバー1の端部が挿入される機器2の開口31を、部品点数を増やすことなく水密にシールすることができる。
更に、中継バスバー1によると、シール部18は絶縁被覆12の両端部に形成されているので、二つの機器の開口をどちらもシールすることができる。
更に、中継バスバー1によると、導電部材11が1か所以上で折り曲げられているので、折り曲げられていない場合に比べて曲がり易くなり、端部を機器に接続する際に位置合わせ(所謂アライメント)し易くなる。ところで、アライメントし易くするために導電部材11を折り曲げたとしても、絶縁被覆12が柔軟性を有しない材料で形成されていると導電部材11が曲がり難くなるため、アライメントし難くなってしまう虞がある。中継バスバー1によると、絶縁被覆12が柔軟性を有しているので、導電部材11を絶縁被覆12によって覆いつつアライメントし難くなってしまうことを抑制することができる。
更に、中継バスバー1によると、絶縁被覆12とシール部18とがゴムによって一色成形されているので、絶縁被覆12とシール部18とを異なる材料によって二色成形する場合に比べて製造工程を簡素にすることができる。
更に、導電部材11は平板状の金属部材である。導電部材11に絶縁被覆12を形成する場合、一般に溶融材料が金型から漏れ出ないように金型によって導電部材11を強く挟み込む食い切りが行われる。この場合、導電部材11が丸棒状であると、導電部材11が平板状である場合に比べて金型と導電部材11との密着性が低下し、食い切りを確実に行うことができなくなってしまう虞がある。中継バスバー1によると、導電部材11が平板状であるので、丸棒状である場合に比べてより確実に食い切りすることができる。
ところで、中継バスバー1では、本実施形態のように両端の接続部を平板状にしたい場合がある。その場合、丸棒状の導電部材の端部をプレスして平板状にすることも可能であるが、プレス工程が必要になるため工程が複雑になるという問題がある。また、丸棒の一方をプレスしてから他方をプレスすると、その間に丸棒が転がってしまうことにより、平板状に形成された両端部が平行になり難い虞がある。導電部材11が元から平板状であるとプレスが不要であるので、両端部(第1接続部13及び第2接続部17)の平行を確保し易いという利点もある。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではシール部が円形である場合を例に説明したが、シール部の形状は機器の開口の形状に応じて適宜に選択可能である。
(2)上記実施形態では導電部材の端部と相手側端子とがボルトによって伴締めされる場合を例に説明したが、導電部材の端部と相手側端子との接続方法はこれに限られるものではない。例えば導電部材の端部は溶接によって相手側端子に接続されてもよい。
(3)上記実施形態では導電部材の両端部がそれぞれ機器の開口に挿入される場合を例に説明したが、一方の端部だけが機器の開口に挿入される構成であってもよい。そして、シール部は機器の開口に挿入される端部側だけに設けられてもよい。
(4)上記実施形態では導電部材が折り曲げられている場合を例に説明したが、導電部材は折り曲げられていないストレートな形状であってもよい。
(5)上記実施形態では絶縁被覆がゴム製であり、柔軟性を有している場合を例に説明したが、例えば導電部材が折り曲げられていないストレートな形状の場合(言い換えるとアライメントのし易さを考慮しなくてよい場合)は絶縁被覆を樹脂などの柔軟性を有しない材料とし、樹脂製の絶縁被覆とゴム製のシール部とを二色成形によって一体に形成してもよい。
(6)上記実施形態では導電部材が板状の部材である場合を例に説明したが、導電部材は板状の部材に限られるものではなく、例えば丸棒状の部材であってもよい。
(7)上記実施形態では中間部の全体が絶縁被覆によって覆われている場合を例に説明したが、絶縁被覆によって覆われなくてもよい部分がある場合は、中間部は必ずしも全体が絶縁被覆によって覆われなくてもよい。
1…中継バスバー、2…機器、11…導電部材、12…絶縁被覆、13…第1接続部(端部の一例)、14…第1中間部(中間部の一例)、15…第2中間部(中間部の一例)、16…第3中間部(中間部の一例)、17…第2接続部(端部の一例)、18(18A、18B)…シール部、31…開口

Claims (5)

  1. 二つの機器を電気的に接続する中継バスバーであって、
    少なくとも一方の端部が前記機器の開口から挿入されて当該機器に接続される導電部材と、
    前記導電部材の両端部の間の部分である中間部の少なくとも一部を覆う絶縁被覆と、
    前記絶縁被覆に一体に形成されており、前記導電部材の前記一方の端部が前記開口に挿入された状態で前記開口を水密にシールするゴム製のシール部と、
    を備える中継バスバー。
  2. 前記シール部は前記絶縁被覆の両端部に形成されている、請求項1に記載の中継バスバー。
  3. 前記導電部材は前記絶縁被覆で覆われている部分が1か所以上で折り曲げられており、
    前記絶縁被覆は柔軟性を有している、請求項1又は請求項2に記載の中継バスバー。
  4. 前記絶縁被覆と前記シール部とがゴムによって一色成形されている、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の中継バスバー。
  5. 前記導電部材は平板状の金属部材である、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の中継バスバー。
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