JP2018085228A - コネクタ - Google Patents

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功 脇本
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Abstract

【課題】被覆電線の端末に圧着された端子を位置精度良くコネクタハウジング内にインサート成形できることを目的とする。
【解決手段】コネクタ10は、被覆電線Wの端末に圧着されるバレル部21と、相手端子と接続される接続部31とが設けられた端子20と、前記被覆電線Wの端末と前記端子20のバレル部21とに密着して埋設するコネクタハウジング50と、を備えたコネクタ10であって、前記端子20の前記バレル部21と前記接続部31との間には、前記コネクタハウジング50を成形する際に位置決めピン93、97を挿通可能な貫通孔43が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、端子をインサート部品としてコネクタハウジングをインサート成形したコネクタが知られている。このようなコネクタを製造する方法としては、種々のものが提案されている。その一つの従来例として、特開2016−76414号公報(下記特許文献1)に開示されたものがある。このコネクタでは、被覆電線と被覆電線の端末に圧着された端子とを、コネクタハウジングを成形する金型の所定の位置に配置して、モールド樹脂を金型内に注入することで、コネクタハウジングを成形する。この際に、コネクタハウジング内の端子及び被覆電線の位置を決めるために、端子の被覆電線に圧着されていない方の端部と、被覆電線との2か所を金型内で保持した状態で、モールド樹脂を金型内に注入する。
特開2016−76414号公報
しかしながら、特開2016−76414号公報(上記特許文献1)に記載のコネクタでは、金型で被覆電線を保持していても、被覆電線は柔軟性があるために、注入された樹脂の圧力によって被覆電線が位置ずれをし、それにつられて被覆電線に圧着された端子の端部も位置ずれを起こす。そのため、端子や被覆電線の位置精度が下がってしまう。
本明細書で開示されるコネクタは、被覆電線の端末に圧着されるバレル部と、相手端子と接続される接続部とが設けられた端子と、前記被覆電線の端末と前記端子のバレル部とに密着して埋設するコネクタハウジングと、を備えたコネクタであって、前記端子の前記バレル部と前記接続部との間には、前記コネクタハウジングを成形する際に位置決めピンを挿通可能な貫通孔が設けられている。
被覆電線の端末と端子のバレル部を埋設するようにしてコネクタハウジングを成形する際に、バレル部と接続部の間に設けられた貫通孔に位置決めピンを挿通して端子を位置決めすることができる。そのため、接続部と貫通孔の2か所で端子を固定することができ、どちらも容易には変形しないことから、樹脂の圧力によって位置ずれすることを抑制できる。
本明細書に開示されるコネクタの実施の態様として、以下の構成としても良い。
前記端子の前記貫通孔が設けられた部分の周縁部も前記コネクタハウジングに埋設されており、前記コネクタハウジングにも前記貫通孔と連通するハウジング貫通孔が設けられている構成としても良い。
端子の貫通孔の周縁部がコネクタハウジングに埋設されていても、位置決めピンを端子の貫通孔に挿通させた状態で成形し、コネクタハウジングにも位置決めピンによって形成されたハウジング貫通孔が形成される。端子の貫通孔の周縁部をコネクタハウジングで埋設しつつ、成形時に端子を固定することができる。
また、前記端子の前記バレル部と前記接続部とは、屈曲部で曲げられた状態で互いに交差する方向に延びており、前記貫通孔は前記屈曲部と前記バレル部との間に設けられている構成としても良い。
屈曲部よりもバレル部側で端子を位置決めピンで位置決めすることで、接続部とは異なる方向に延びる端子のバレル部側においても、端子を位置決めすることができる。
本明細書に開示されたコネクタによれば、被覆電線の端末に圧着された端子を位置精度良くコネクタハウジング内にインサート成形できる。
実施形態におけるブラケットを装着した状態でのコネクタの斜視図 コネクタの斜視図 同平面図 図3におけるIV−IV断面における断面図 図4の断面位置での貫通孔の周縁部での成形時の概略断面図
<実施形態>
実施形態について図1から図5を参照して説明する。
本実施形態のコネクタ10は、自動車の機器のケースの開口部に対して嵌合するようになっている。コネクタ10は、複数本(本実施形態では3本)の被覆電線Wの各端末に圧着された端子20と、コネクタハウジング50とを備えている。コネクタ10には、機器のケースに固定するためのブラケット70が取り付けられている。以下の説明において、前後方向については、図4の右側(機器への取付方向)を前方とし、左側を後方とする。また、上下方向については、図4の上下方向を基準とする。
端子20は、導電性の金属板をプレス加工することで形成されており、図1及び図4に示すように、被覆電線Wが圧着されるバレル部21と、バレル部21の前方に設けられた本体部30とを有している。バレル部21には、被覆電線Wの芯線がカシメつけられて圧着される。本体部30は、等幅の平板状の部材であって、相手端子と接続される接続部31と、第1屈曲部33(「屈曲部」の一例)と、コネクタハウジング50に埋設された埋設部40とを備えている。接続部31には、長円形のボルト孔31Aが形成され、相手端子とボルト締めにて接続できるようになっている。また、接続部31の先端部(前端部)は、角が丸められている。
第1屈曲部33は、図2及び図4に示すように、バレル部21及び埋設部40と接続部31との延びる方向が交差するように曲げられることで形成されている。具体的には、バレル部21及び埋設部40がコネクタハウジング50内で前後方向に延びており、本体部30がコネクタハウジング50から前方に突出した位置で、斜め上方に屈曲されて延びることで、接続部31となっている。
埋設部40は、図4及び図5に示すように、第1埋設部41と、第2屈曲部45と、第2埋設部47とを備えている。第1埋設部41は、バレル部21と同じ上下方向の高さ位置で、前後方向に延びている。第1埋設部41には、後記する上側位置決めピン93及び下側位置決めピン97を挿通可能な貫通孔43が設けられている。第2埋設部47は、コネクタハウジング50の前端部の上下方向の中央位置から本体部30が突出するように、第1埋設部41よりも板厚2枚程度下方の位置で、前後方向に延びている。第2屈曲部45は、第1埋設部41を下方に折り曲げた後前方に折り曲げることで、クランク状になっている。
コネクタハウジング50は、図1及び図3に示すように、露出した端子20を保護し端子20間の沿面距離を確保するための壁部51と、端子20の埋設部40を埋設するハウジング本体部53と、ブラケット70が装着されるブラケット装着部55と、ブラケット70の前端部が当接する当接壁57とを備えている。
壁部51は、当接壁57から前方に延びており、端子20の外側に設けられた外壁部51Aと、端子20の間に設けられた隔壁部51Bとを有している。外壁部51Aの前端位置は、端子20の前端位置よりも若干後方に位置している。一方で、隔壁部51Bの前端位置は、端子20の前端位置よりも若干前方に位置しており、端子20間の絶縁を確実にしている。
ハウジング本体部53には、埋設部40がインサートされており、埋設部40が露出しないように埋設部40全体を密着して覆っている。ハウジング本体部53には、貫通孔43に連通するハウジング貫通孔59が設けられている。ハウジング貫通孔59は、ハウジング本体部53を上下方向に貫通している。
ブラケット装着部55は、被覆電線W毎に設けられており、バレル部21と被覆電線Wの端部が埋設されている。ブラケット装着部55の外形形状は、ブラケット70の内形形状に沿うようになっている。そして、ブラケット装着部55とハウジング本体部53の間には、当接壁57が設けられている。当接壁57の上下方向の寸法は、後記するブラケット70のゴムリング装着部71の上下方向の寸法よりも若干大きくなっており、壁部51の後端部の上下方向の寸法と同じになっている。
ブラケット70は、導電性の金属製であって、図1に示すように、ブラケット装着部55に嵌められて当接壁57に当接して係止されている。ブラケット70は、ゴムリングGを装着するゴムリング装着部71と、機器のケースに固定するための取付部73と、被覆電線Wをシールドするシールド部材が取り付けられるカシメ部75とを備えている。ゴムリング装着部71に装着されたゴムリングGは、機器のケースの開口部とゴムリング装着部71との間をシールする。取付部73には、機器のケースに固定するボルトを挿通するボルト挿通孔73Aが設けられている。カシメ部75は、長円形の筒状となっており、被覆電線Wを挿通する。
次に、コネクタ10の組み立て手順の一例について説明する。
まず、端子20を形成する。バレル部21を円筒形に形成し、本体部30を第1屈曲部33及び第2屈曲部45で曲げ成形する。そして、バレル部21に被覆電線Wの端末に露出された芯線をカシメつけて、被覆電線Wと端子20を電気的に接続して固定する。
そして、図5に示すように、端子20及び被覆電線Wの端末を金型90内にセットする。端子20は、接続部31と第1埋設部41で金型90によって固定される。より具体的には、接続部31のボルト孔31Aと接続部31の両側面を金型90が保持する。そして、上型91から下方に突出した上側位置決めピン93(「位置決めピン」の一例)と下型95から上方に突出した下側位置決めピン97(「位置決めピン」の一例)とが、第1埋設部41の貫通孔43内に挿通されて、上側位置決めピン93と下側位置決めピン97とが貫通孔59内で突き当てられている。なお、端子20を上側位置決めピン93と下側位置決めピン97で挟み込むのではなく、貫通孔43内で上側位置決めピン93と下側位置決めピン97を突き当てることで、第2埋設部41のメッキなどに剥がれや亀裂が発生することを抑制することができる。
そして、上型91と下型95との間に、樹脂を射出して、コネクタハウジング50を成形する。この際に、上側位置決めピン93と下側位置決めピン97の外形寸法は、貫通孔43の内形寸法と同じになっており、貫通孔43の内面に上側位置決めピン93と下側位置決めピン97が当接して位置ずれしない状態となる。なお、貫通孔43内で上側位置決めピン93と下側位置決めピン97が突き当てられることで、貫通孔43内に樹脂が流入しにくくなる。また、端子20が第1屈曲部33と第2屈曲部45で屈曲しており、接続部31とバレル部21の延びる方向が交差していても、第2屈曲部45よりもバレル部21側で位置決めすることで、接続部31とは異なる方向に延びるバレル部21側で端子20を位置決めすることができる。このようにして、端子20の埋設部40と被覆電線Wの端末をインサート成形してコネクタハウジング50が密着して覆うことで、コネクタ10が完成する。そして、コネクタ10にブラケット70が固定されて、機器のケースに取り付けられる。
以上のように、本実施形態では、被覆電線Wの端末と端子20のバレル部21を埋設するようにしてコネクタハウジング50を成形する際に、バレル部21と接続部31の間に設けられた貫通孔43に位置決めピン93、97を挿通して端子20を位置決めすることができる。そのため、接続部31と貫通孔43の2か所で端子20を固定することができ、どちらも容易には変形しないことから、樹脂の圧力によって位置ずれすることを抑制できる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、貫通孔43に連通するようにハウジング貫通孔59が設けられていたが、貫通孔43の周縁部がコネクタハウジング50から露出していても良い。
(2)上記実施形態では、第1屈曲部33で端子20が曲げられていたが、曲げられておらず、端子が同一方向に延びるようになっていても良い。
(3)上記実施形態では、接続部31は、ボルト孔31Aと接続部31の側面で金型90に保持されていたが、どちらかで保持されていても良い。
10…コネクタ
20…端子
21…バレル部
30…本体部
31…接続部
31A…ボルト孔
33…第1屈曲部(屈曲部)
40…埋設部
41…第1埋設部
43…貫通孔
45…第2屈曲部
47…第2埋設部
50…コネクタハウジング
53…ハウジング本体部
59…ハウジング貫通孔
70…ブラケット
90…金型
91…上型
93…上側位置決めピン(位置決めピン)
95…下型
97…下側位置決めピン(位置決めピン)
W…被覆電線

Claims (3)

  1. 被覆電線の端末に圧着されるバレル部と、相手端子と接続される接続部とが設けられた端子と、
    前記被覆電線の端末と前記端子のバレル部とに密着して埋設するコネクタハウジングと、を備えたコネクタであって、
    前記端子の前記バレル部と前記接続部との間には、前記コネクタハウジングを成形する際に位置決めピンを挿通可能な貫通孔が設けられているコネクタ。
  2. 前記端子の前記貫通孔が設けられた部分の周縁部も前記コネクタハウジングに埋設されており、前記コネクタハウジングにも前記貫通孔と連通するハウジング貫通孔が設けられている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記端子の前記バレル部と前記接続部とは、屈曲部で曲げられた状態で互いに交差する方向に延びており、
    前記貫通孔は前記屈曲部と前記バレル部との間に設けられている請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
JP2016227572A 2016-11-24 2016-11-24 コネクタ Pending JP2018085228A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021172045A1 (ja) * 2020-02-26 2021-09-02 住友電装株式会社 コネクタ
EP4075605B1 (en) * 2021-04-14 2023-12-06 Yazaki Corporation Connector
JP7484801B2 (ja) 2021-04-09 2024-05-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子台
JP7487696B2 (ja) 2021-03-26 2024-05-21 住友電装株式会社 コネクタ

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