JP2014191951A - 端子付電線 - Google Patents

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大地 芦田
Yoshiaki Yamano
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Naoya Nishimura
直也 西村
Takaaki Ito
貴章 伊藤
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Abstract

【課題】合成樹脂の止水部が形成される端子付電線において、簡易に圧着端子の被覆圧着部の内側に隙間が形成されることを防止すること。
【解決手段】端子付電線1の圧着端子10において、被覆圧着部20の内側面に一対の先端縁部221の一方から他方へ至る一連の溝200が形成されている。止水樹脂部7は、流動状の合成樹脂が固化した部材からなる。止水樹脂部7は、絶縁電線9の端部における圧着端子10から露出している部分を覆う。弾性部材からなる止水弾性部材8は、絶縁電線9の外周面に沿う筒状に形成され、溝200を跨ぐ範囲において絶縁電線9と被覆圧着部20との間に挟み込まれている。
【選択図】図2

Description

本発明は、絶縁電線と絶縁電線の端部に取り付けられた圧着端子と絶縁電線における絶縁被覆から延び出た芯線を覆う止水樹脂部とを含む端子付電線に関する。
車両に搭載されるワイヤハーネスにおいて、コネクタのキャビティに挿入される金属製の圧着端子が電線の端部に取り付けられる。特許文献1に示されるように、圧着端子は、被覆圧着部、芯線圧着部及び接点部を有する。
被覆圧着部は、電線の端部における絶縁被覆に圧着される部分である。芯線圧着部は、電線の端部における絶縁被覆から延び出た芯線に圧着される部分である。接点部は、相手側の端子と直接接触し、相手側の端子に接続される部分である。以下、端部に圧着端子が取り付けられた電線のことを端子付電線と称する。
なお、被覆圧着部、芯線圧着部及び接点部は、それぞれインシュレーションバレル、ワイヤバレル及びコンタクトと称される。
絶縁電線の芯線がアルミニウム線である場合などにおいて、絶縁電線の芯線と圧着端子との間の異種金属接触腐食が生じやすい。異種金属接触腐食の防止のため、合成樹脂の被覆によって絶縁電線の芯線における圧着端子から露出した部分を覆うことが有効である。
例えば、特許文献1に示される端子付電線は、絶縁電線における絶縁被覆から延び出た芯線を芯線圧着部の外側から覆う合成樹脂の止水部を有する。この合成樹脂の止水部は、絶縁電線の芯線と圧着端子の芯線圧着部とが接触する部分への液体の浸入を防ぐために設けられている。合成樹脂の止水部は、流動状の合成樹脂が固化した部材からなる。以下、そのような合成樹脂の止水部のことを止水樹脂部と称する。
また、特許文献2に示される圧着端子においては、防食剤(流動状の合成樹脂)の導入溝が被覆圧着部の内側面に形成されている。これにより、絶縁電線と被覆圧着部との間に防食材を確実に充填させることが可能となる。
特開2010−108798号公報 特開2011−192530号公報
特許文献1に示される端子付電線において、絶縁電線における絶縁被覆の外周面と圧着端子における被覆圧着部の内側面とが密接している場合、絶縁電線の絶縁被覆と圧着端子の被覆圧着部との間から芯線の先端部へ液体が浸入することは防がれる。
しかしながら、特許文献1に示される端子付電線において、絶縁電線に対して曲げ方向又はねじり方向の外力が加わった場合に、絶縁被覆の変形によって被覆圧着部の内側に隙間が生じやすい。特に、経時変化によって絶縁被覆の弾性が劣化すると、被覆圧着部の内側の隙間がさらに生じやすくなる。
被覆圧着部の内側の隙間は、芯線の端部への液体の浸入路となる。そのため、止水樹脂部が形成されているにもかかわらず、芯線と圧着端子とが接触する部分の腐食が生じてしまう。
一方、特許文献2に示される圧着端子が採用されれば、被覆圧着部の内側に隙間が生じることは防がれる。但し、流動状の合成樹脂を圧着端子のごく浅い溝全体に行き渡らせるために、合成樹脂の粘性の管理及び合成樹脂の注入方法の管理などの精細な品質管理が必要となる。しかしながら、被覆圧着部の内側に隙間が生じることをより簡易に確実に防げることが望ましい。
本発明の目的は、合成樹脂の止水部が形成される端子付電線において、簡易に圧着端子の被覆圧着部の内側に隙間が形成されることを防止し、ひいては絶縁電線の芯線と圧着端子とが接触する部分の腐食を防止することである。
第1態様に係る端子付電線は、絶縁電線と圧着端子と止水樹脂部と止水弾性部材とを備える。上記圧着端子は、上記絶縁電線における絶縁被覆の部分及びその絶縁被覆から延び出た芯線の各々に圧着された芯線圧着部及び被覆圧着部を有する。上記圧着端子において、上記被覆圧着部の内側面にその被覆圧着部の一対の先端縁部の一方から他方へ至る一連の溝が形成されている。上記止水樹脂部は、流動状の合成樹脂が固化した部材からなる。上記止水樹脂部は、上記絶縁電線における少なくとも上記被覆圧着部の上記芯線圧着部側の縁部に接する部分から先端側において上記圧着端子から露出している部分を覆う。上記止水弾性部材は、上記絶縁電線の上記絶縁被覆の部分の外周面に沿う筒状に形成された弾性部材からなる。上記止水弾性部材は、上記被覆圧着部の上記溝を跨ぐ範囲において上記絶縁電線の上記絶縁被覆の部分と上記被覆圧着部との間に挟み込まれている。
第2態様に係る端子付電線は、第1態様に係る端子付電線の一態様である。第2態様に係る端子付電線において、上記止水樹脂部は、上記被覆圧着部における突き合わせ状態で上記絶縁電線にかしめられた一対の先端縁部における上記溝の位置までの領域を覆って形成されている。
第3態様に係る端子付電線は、第1態様又は第2態様に係る端子付電線の一態様である。第3態様に係る端子付電線において、上記止水弾性部材は、上記被覆圧着部における突き合わせ状態で上記絶縁電線にかしめられた一対の先端縁部の一方から他方に亘って上記絶縁電線の外周面に沿って筒状に巻かれた帯状の部材である。
第4態様に係る端子付電線は、第2態様又は第3態様に係る端子付電線の一態様である。第4態様に係る端子付電線において、上記被覆圧着部における突き合わせ状態で上記絶縁電線にかしめられた一対の先端縁部の少なくとも一方の上記溝の位置に欠け部が形成されている。
第5態様に係る端子付電線は、第1態様から第4態様のいずれかに係る端子付電線の一態様である。第5態様に係る端子付電線において、上記絶縁電線の上記芯線はアルミニウムを主成分とする金属材料からなる。さらに、上記圧着端子は銅を主成分とする金属材料からなる。
以上に示された各態様において、止水樹脂部は、圧着端子の被覆圧着部よりも芯線圧着部側において、絶縁電線における圧着端子から露出している部分を覆う。従って、止水樹脂部は、液体が圧着端子の外側から芯線の端部へ浸入することを防ぐ。
一方、止水弾性部材は、絶縁電線の全周方向において、絶縁電線における絶縁被覆の外周面と圧着端子における被覆圧着部の内側面との間を密閉する。また、被覆圧着部の内側面に一連の溝が形成されている。この溝は、被覆圧着部が絶縁電線に圧着された状態において絶縁電線の外周に沿う環状の溝となる。そのため、溝の段差の部分が止水弾性部材に深く食い込む。その結果、止水弾性部材による密閉性能がより高くなる。この止水弾性部材及び被覆圧着部の溝の作用により、絶縁電線に加わる外力及び絶縁被覆の劣化に起因して絶縁被覆と圧着端子の被覆圧着部との間に芯線の端部へ通じる隙間が形成されることが防止される。
また、止水弾性部材を絶縁電線と圧着端子の被覆圧着部との間に挟み込ませることは容易である。そして、止水弾性部材が絶縁電線と圧着端子の被覆圧着部との間に位置する状態で圧着端子が止水弾性部材の外側から絶縁電線に圧着されるだけで、絶縁電線と圧着端子の被覆圧着部との間が止水弾性部材によって確実に密閉される。この場合において、合成樹脂の粘性の管理及び合成樹脂の注入方法の管理などの精細な品質管理は不要である。
以上に示したことから、上記の各態様によれば、簡易に圧着端子の被覆圧着部の内側に隙間が形成されることが防止される。その結果、絶縁電線の芯線と圧着端子とが異種金属で構成されている場合でも、異種金属接触腐食を防止することが可能である。
なお、絶縁電線の芯線と圧着端子とが同種の金属で構成されている場合でも、上記の各態様は、絶縁電線の芯線と圧着端子とが接触する部分の腐食の防止に有効である。
また、第2態様においては、止水樹脂部が被覆圧着部の溝の位置に至る範囲に形成されており、突き合わせ状態でかしめられた被覆圧着部の一対の先端縁部の間を埋める。そのため、液体が被覆圧着部の一対の先端縁部の間から芯線の端部へ浸入することも防止される。
また、第3態様においては、止水弾性部材は筒状に巻かれた帯状の部材である。この場合、元々筒状の弾性部材を内側から押し広げつつ絶縁電線を弾性部材の中空部に通す作業は不要である。そのため、絶縁電線と被覆圧着部との間をより簡易に止水することができる。
また、第4態様において、被覆圧着部の欠け部が、止水樹脂部を成形する際の流動状の合成樹脂の導入口となる。この場合、被覆圧着部の溝の位置において、流動状の合成樹脂が被覆圧着部の一対の先端縁部の間から内側へ流れ込みやすくなる。その結果、一対の先端縁部の間がより確実に止水される。
また、被覆圧着部に欠け部を形成することは容易である。例えば、板状の母材から圧着端子の板材を打ち抜く工程が、被覆圧着部の欠け部を形成する工程を兼ねればよい。
また、第5態様においては、絶縁電線の芯線と圧着端子とが異なる種類の金属材料で構成されている。この構成は、液体が絶縁電線の芯線の部分へ浸入した場合に、異種金属接触腐食が特に生じやすい構成である。そのため、絶縁電線の芯線の部分への液体の浸入を防止できる本発明の効果がより顕著となる。
第1実施形態に係る端子付電線1の斜視図である。 端子付電線1の主要部の側面図である。 端子付電線1の主要部の平面図である。 端子付電線1の主要部の縦断面図である。 端子付電線1の主要部の横断面図である。 端子付電線1の圧着端子の斜視図である。 第2実施形態に係る端子付電線1Aの主要部の縦断面図である。 端子付電線1Aの主要部の横断面図である。 第3実施形態に係る端子付電線1Bの主要部の平面面図である。 端子付電線1Bの圧着端子の斜視図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。以下に示される各実施形態に係る端子付電線は、自動車などの車両に搭載されるワイヤハーネスの一部である。
<第1実施形態>
まず、図1〜6を参照しつつ、端子付電線1の構成について説明する。端子付電線1は、絶縁電線9、圧着端子10、止水樹脂部7及び止水弾性部材8を備えている。なお、図2〜5は、それぞれ端子付電線1における圧着端子10の圧着部の部分の側面図、平面図、縦断面図及び横断面図である。また、図4は、図3に示されるII−II平面における断面図であり、図5は図2に示されるIII−III平面における断面図である。
<絶縁電線>
圧着端子10が取り付けられる対象となる絶縁電線9は、長尺な導体である芯線910と、その芯線910の周囲を覆う絶縁体である絶縁被覆920と、を有する電線である。通常、芯線910は、細い導体からなる複数の素線が撚り合わされた撚り線である。しかしながら、芯線910が単線であることも考えられる。
圧着端子10が取り付けられる絶縁電線9の端部は、予め一定の長さの分の芯線910の周囲から絶縁被覆920が剥がれた状態、即ち、一定の長さ分の芯線910が絶縁被覆から伸び出た状態に加工されている。
以下、絶縁電線9の端部において、絶縁被覆920の端から伸び出た芯線910を裸芯線部91と称する。また、絶縁電線9の絶縁被覆920における端部の一定の範囲(数ミリメートルから十数ミリメートル程度の長さの範囲)の部分を被覆端部92と称する。
端子付電線1において、絶縁電線9の芯線910は、例えば、アルミニウムを主成分とする金属の線材である。一方、絶縁電線9の絶縁被覆920は、例えば、ポリエチレン、塩化ビニル又はポリアミド系ナイロンなどを主成分とする合成樹脂の部材である。なお、芯線910が、銅を主成分とする金属の線材であることも考えられる。
<圧着端子>
図1〜3,6に示されるように、圧着端子10は、直線方向に沿って一列に並んで形成された、被覆圧着部20、第一連結部30、芯線圧着部40、第二連結部50及び接点部60を備えている。図6は、絶縁電線9に圧着される前の圧着端子10を示している。
以下、圧着端子10における被覆圧着部20から芯線圧着部40及び接点部60へ向かう直線方向を延伸方向と称する。延伸方向は、圧着端子10が取り付けられる絶縁電線9の長手方向でもある。
圧着端子10は、金属の板材の折り曲げ加工によって得られる。また、圧着端子10を構成する金属の板材は、メッキが形成された板状の金属の母材に対する打ち抜き加工によって得られる。従って、圧着端子10を構成する金属の板材は、基材と、その基材の表面に形成されたメッキとにより構成されている。
例えば、圧着端子10の基材は、銅又は銅の合金など、銅を主成分とする金属材料からなる部材である。この場合、メッキを含む圧着端子10全体は、銅を主成分とする金属材料からなる。一方、メッキは、錫(Sn)もしくは錫に銀(Ag)、銅(Cu)、ビスマス(Bi)などが添加された錫合金など、錫を主成分とする金属材料からなる部材である。
<圧着端子:被覆圧着部>
被覆圧着部20は、曲がって形成された板状の部分であり、絶縁電線9に圧着される前の状態において、絶縁電線9の被覆端部92が挿入される溝を形成している。端子付電線1において、被覆圧着部20は、被覆圧着部20が形成する溝の内側に挿入された被覆端部92の周囲に沿って曲げられることにより、被覆端部92に対して圧着されている。
被覆端部92は、圧着端子10の被覆圧着部20の圧力によって強く圧縮されている。これにより、被覆端部92の外周面は、被覆圧着部20の内側面に密接している。
被覆圧着部20は、底板部21と、2つの被覆かしめ部22とを有する。底板部21は、圧着端子10が取り付けられる対象の絶縁電線9における被覆端部92を一の方向(下方)から支える部分である。また、2つの被覆かしめ部22は、底板部21から被覆端部92の両側へ起立して形成された部分である。
以下、延伸方向に直交し、2つの被覆かしめ部22が対向する方向を幅方向と称する。さらに、延伸方向及び幅方向に直交する方向を高さ方向と称する。従って、底板部21は、絶縁電線9における被覆端部92を高さ方向における一方の側から支える。
被覆かしめ部22各々における先端側の一部の範囲を占める部分は、底板部21に対向する向きへ折り曲げられて被覆端部92にかしめられ、被覆圧着部20の上面を形成している。また、各被覆かしめ部22における根元側の一部の範囲を占める部分は、被覆圧着部20の両側面を形成している。
なお、本明細書において、被覆圧着部20の底面、側面及び上面との用語は、便宜上、被覆端部92の四方の面を区別するために用いられており、端子付電線1が敷設された状態における上下左右の方向とは関係しない。
本実施形態に示される被覆圧着部20は、一対の先端縁部221が突き合わさる状態で圧着される突き合わせタイプである。一対の先端縁部221は、2つの被覆かしめ部22各々の先端の縁部である。なお、被覆圧着部20が、2つの被覆かしめ部22の一部が重なった状態で圧着される重ね合わせタイプであることも考えられる。また、被覆圧着部20が、筒状に形成されたクローズドバレルタイプであることも考えられる。
図6に示されるように、被覆圧着部20の内側面には、一対の先端縁部221の一方から他方へ至る一連の溝200が形成されている。圧着端子10が絶縁電線9の端部に圧着された状態において、一連の溝200は、被覆端部92の外周に沿う環状の溝となる。
被覆圧着部20の溝200は、例えば、圧着端子10の元となる平板材に対するプレス加工によって形成される。また、被覆圧着部20の溝200が、圧着端子10の元となる板材に対するレーザ加工によって形成されることも考えられる。
圧着端子10が、表面にメッキが形成された板材で構成されている場合、レーザ加工により形成された被覆圧着部20の溝200は、メッキが剥がれた非メッキの部分となる。
<圧着端子:芯線圧着部>
芯線圧着部40は、絶縁電線9に圧着される前の状態において、曲がって形成された板状の部分であり、絶縁電線9の裸芯線部91が挿入される溝を形成している。そして、芯線圧着部40は、芯線圧着部40が形成する溝の内側に挿入された裸芯線部91に対して圧着される。
芯線圧着部40は、底板部41と、2つの芯線かしめ部42とを有する。底板部41は、圧着端子10が取り付けられる対象の絶縁電線9における裸芯線部91を高さ方向の一方の側から支える部分である。また、2つの芯線かしめ部42は、底板部41から裸芯線部91の両側へ起立して形成された部分である。
各芯線かしめ部42における先端側の一部の範囲を占める部分は、底板部41に対向する向きへ折り曲げられて裸芯線部91にかしめられている。本実施形態に示される芯線圧着部40は、2つの芯線かしめ部42が重ならない突き合わせタイプである。しかしながら、芯線圧着部40は、2つの芯線かしめ部42が重ねられて裸芯線部91にかしめられる重ね合わせタイプであること、或いは、筒状に形成されたクローズドバレルタイプであることも考えられる。
<圧着端子:第一連結部>
第一連結部30は、被覆圧着部20と芯線圧着部40とを繋ぐ部分である。第一連結部30は、曲がって形成された板状の部分であり、被覆端部92及び裸芯線部91の境界部分が挿入される溝を形成している。そして、第一連結部30は、被覆圧着部20の底板部21と芯線圧着部40の底板部41とを繋ぐ底板部31と、底板部31から絶縁電線9の両側へ伸びて起立した2つの側壁部32とを有する。
<圧着端子:接点部>
接点部60は、圧着端子10の接続相手となる不図示の相手側端子と嵌り合うことによって相手側端子と直接接触する部分である。図1に示される接点部60は、相手側端子が嵌め入れられる孔である端子挿入孔61が形成された筒状の部分である。なお、接点部60が、相手側端子の端子挿入孔に嵌め入れられる棒状の導体である場合もある。
<圧着端子:第二連結部>
第二連結部50は、芯線圧着部40と接点部60を繋ぐ部分である。第二連結部50は、曲がって形成された板状の部分であり、溝を形成している。裸芯線部91の先端部分が、芯線圧着部40から第二連結部50が形成する溝へはみ出す場合もあるが、そうでない場合もある。そして、第二連結部50は、芯線圧着部40の底板部41に繋がる底板部51と、底板部51から伸びて起立した2つの側壁部52とを有する。
端子付電線1において、絶縁電線9の芯線910と圧着端子10とは、それぞれ異種の金属で構成されていることが考えられる。
例えば、芯線910が、アルミニウム線、即ち、アルミニウムを主成分とする金属(アルミニウムまたはアルミニウム合金)の線材であることが考えられる。一方、圧着端子10が、銅もしくは黄銅などの銅合金の基材に、錫(Sn)もしくは錫に銀(Ag)、銅(Cu)、ビスマス(Bi)などが添加された錫合金のメッキが施された部材であることが考えられる。この場合、圧着端子10と接触する裸芯線部91は、異種金属接触腐食によって腐食しやすい。
<止水樹脂部>
端子付電線1における絶縁電線9の端部には、裸芯線部91の腐食を防ぐための止水樹脂部7が形成されている。止水樹脂部7は、絶縁電線9の裸芯線部91を圧着端子10の外側から覆う合成樹脂の被覆である。止水樹脂部7は、流動状の合成樹脂が固化した部材からなる。
端子付電線1において、裸芯線部91の腐食防止のために覆われるべき領域は、絶縁電線9における少なくとも被覆圧着部20の芯線圧着部側の縁部に接する圧着境界部901から先端911までの部分である。そのため、止水樹脂部7は、絶縁電線9における少なくとも圧着境界部901から先端側において圧着端子10から露出している部分を覆う。
例えば、止水樹脂部7は、絶縁電線9の被覆端部92に圧着された被覆圧着部20の中間位置から、第二連結部50の延伸方向における中間位置までの範囲に形成されていす。そして、止水樹脂部7は、その範囲に存在する絶縁電線9における圧着端子10から露出した部分を覆って密封している。
止水樹脂部7は、例えば、シリコン系、アクリル系、ウレタン系、ポリアミド系又はエポキシ系の合成樹脂である。また、図1〜3に示される例では、止水樹脂部7は、透明又は半透明の材料で構成されている。しかしながら、止水樹脂部7は、透明ではない樹脂で構成されることも考えられる。止水樹脂部7が、有色の半透明の材料で構成されていれば、止水樹脂部7の厚みの確認が容易となる。
また、図2〜4に示されるように、本実施形態においては、止水樹脂部7は、被覆圧着部20における突き合わせ状態で被覆端部92にかしめられた一対の先端縁部221における溝200の位置までの領域を覆って形成されている。
従って、止水樹脂部7は、被覆圧着部20の芯線圧着部40側の縁部から溝200に至る範囲において、一対の先端縁部221の間の隙間を埋めている。また、後述するように、止水弾性部材8は、溝200を跨ぐ範囲において被覆端部92と被覆圧着部20との間に挟み込まれている。そのため、止水樹脂部7は、図4,5に示されるように一対の先端縁部221の間において止水弾性部材8と接している。
止水樹脂部7は、流動状の合成樹脂が上方から絶縁電線9の端部に供給されることによって形成される。絶縁電線9の端部に流下した合成樹脂は、所定の固化工程を経て固化する。
例えば、止水樹脂部7が熱可塑性樹脂からなる場合、固化工程は冷却工程である。また、止水樹脂部7が湿気固化樹脂からなる場合、固化工程は、湿気を含む空気に湿気固化樹脂を所定時間晒す工程である。また、止水樹脂部7が紫外線硬化樹脂からなる場合、固化工程は紫外光を照射する工程である。
<止水弾性部材>
止水弾性部材8は、液体が絶縁電線9の被覆端部92と被覆圧着部20との間から裸芯線部91へ浸入することを防ぐ止水部材である。止水弾性部材8は、例えば、ゴム、発泡樹脂又はエラストマーなどの弾性材料からなる。
止水弾性部材8は、被覆端部92と被覆圧着部20との間に挟み込まれた状態において被覆端部92の外周面に沿う筒状に形成されている。本実施形態における止水弾性部材8は、元々筒状の弾性部材である。即ち、止水弾性部材8は、被覆端部92と被覆圧着部20との間に挟み込まれる前の状態においても筒状である。
元々筒状の止水弾性部材8の内径は、被覆端部92の外径に比べて同じか若干小さい。そのような止水弾性部材8が採用される場合、器具を用いて止水弾性部材8が内側から押し広げられた状態で、絶縁電線9が止水弾性部材8の中空部に通される。止水弾性部材8から器具が外されると、被覆端部92の外周面と止水部材8の内周面とが密接する。
そして、圧着端子10の被覆圧着部20は、被覆端部92との間に止水弾性部材8を挟み込んだ状態で被覆端部92に圧着される。また、止水弾性部材8の幅は溝200の幅よりも大きく、止水弾性部材8は溝200を跨ぐ位置に配置される。
従って、端子付電線1において、止水弾性部材8は、被覆圧着部20の溝200を跨ぐ範囲において被覆端部92と被覆圧着部20との間に挟み込まれている。これにより、止水弾性部材8は、被覆圧着部20の溝200の位置において、被覆端部92と被覆圧着部20との間を密閉する。
図4に示されるように、被覆圧着部20が圧着された状態において、被覆圧着部20における溝200の段差部201が止水弾性部材8に深く食い込む。その結果、止水弾性部材8による密閉性能がより高くなる。
<効果>
端子付電線1において、止水樹脂部7は、圧着端子10の被覆圧着部20よりも芯線圧着部40側において、絶縁電線9における圧着端子10から露出している部分を覆う。従って、止水樹脂部7は、液体が圧着端子10の外側から裸芯線部91へ浸入することを防ぐ。
一方、止水弾性部材8は、絶縁電線9の全周方向において、絶縁電線9における被覆端部92の外周面と圧着端子10における被覆圧着部20の内側面との間を密閉する。さらに、被覆圧着部20における溝200の段差部201が、概ね絶縁電線9の全周方向において止水弾性部材8に深く食い込む。その結果、止水弾性部材8による密閉性能がより高くなる。
止水弾性部材8及び被覆圧着部20の溝20の作用により、絶縁電線9に加わる外力及び絶縁被覆920の劣化に起因して被覆端部92と被覆圧着部20との間に裸芯線部91へ通じる隙間が形成されることが防止される。
また、止水弾性部材8を被覆端部92と被覆圧着部20との間に挟み込ませることは容易である。そして、止水弾性部材8が被覆端部92と被覆圧着部20との間に位置する状態で被覆圧着部20が止水弾性部材8の外側から被覆端部92に圧着されるだけで、被覆端部92と被覆圧着部20との間が止水弾性部材8によって確実に密閉される。この場合において、合成樹脂の粘性の管理及び合成樹脂の注入方法の管理などの精細な品質管理は不要である。
以上に示したことから、端子付電線1が採用されれば、簡易に被覆圧着部20の内側に隙間が形成されることが防止される。その結果、裸芯線部91と圧着端子10とが接触する部分における腐食を防止することが可能である。
また、芯線910と圧着端子10とが異なる種類の金属材料で構成されている場合、液体が裸芯線部91へ浸入すると異種金属接触腐食が特に生じやすい。しかしながら、端子付電線1が採用されれば、そのような場合でも、異種金属接触腐食を防止することが可能である。
なお、芯線910と圧着端子10とが同種の金属で構成されている場合でも、端子付電線1の構造は、裸芯線部91と圧着端子10とが接触する部分の腐食の防止に有効である。
また、端子付電線1においては、止水樹脂部7が被覆圧着部20の溝200の位置に至る範囲に形成されている。これにより、止水樹脂部7は、突き合わせ状態でかしめられた被覆圧着部20の一対の先端縁部221の間を埋める。そのため、液体が被覆圧着部20の一対の先端縁部221の間から裸芯線部91へ浸入することも防止される。
<第2実施形態>
次に、図7,8を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係る端子付電線1Aについて説明する。端子付電線1Aは、端子付電線1と比較して、被覆端部92の周囲に形成される止水弾性部材の構造のみが異なっている。図7,8において、図1〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、端子付電線1Aにおける端子付電線1と異なる点についてのみ説明する。
なお、図7は端子付電線1Aの主要部の縦断面図である。また、図8は端子付電線1Aの主要部の横断面図である。図7,8は、端子付電線1を表す図4,5に対応する図である。
端子付電線1Aは、端子付電線1の止水弾性部材8に相当する止水弾性部材8Aを備えている。止水弾性部材8Aは、被覆圧着部20の溝200を跨ぐ範囲において被覆端部92と被覆圧着部20との間に挟み込まれている。また、止水弾性部材8Aは、被覆端部92と被覆圧着部20との間に挟み込まれた状態において被覆端部92の外周面に沿う筒状に形成されている。
本実施形態における止水弾性部材8Aは、元々は筒状ではなく帯状の弾性部材である。即ち、止水弾性部材8Aは、被覆圧着部20における突き合わせ状態で被覆端部92にかしめられた一対の先端縁部221の一方から他方に亘って被覆端部92の外周面に沿って筒状に巻かれた帯状の部材である。
止水弾性部材8Aが被覆端部92と被覆圧着部20との間に挟み込まれた状態において、止水弾性部材8Aの周方向の両端面81が密接していることが望ましい。しかしながら、図8に示されるように、止水弾性部材8Aが被覆端部92と被覆圧着部20との間に挟み込まれた状態において、止水弾性部材8Aの両端面81がわずかに離れていることも考えられる。
端子付電線1Aにおいても、止水樹脂部7が被覆圧着部20の溝200の位置に至る範囲に形成されている。この場合、図7,8に示されるように、止水樹脂部7は、突き合わせ状態でかしめられた被覆圧着部20の一対の先端縁部221の間と、止水弾性部材8Aの両端面81の間とを埋める。そのため、液体が被覆圧着部20の一対の先端縁部221の間から裸芯線部91へ浸入することが防止される。
端子付電線1Aが採用される場合も、端子付電線1が採用される場合と同様の効果が得られる。
さらに、端子付電線1Aが採用される場合、元々筒状の弾性部材を内側から押し広げつつ絶縁電線9を弾性部材の中空部に通す作業は不要である。そのため、被覆端部92と被覆圧着部20との間をより簡易に止水することができる。
<第3実施形態>
次に、図9,10を参照しつつ、本発明の第3実施形態に係る端子付電線1Bについて説明する。端子付電線1Bは、端子付電線1Aと比較して、圧着端子における被覆圧着部に欠け部が形成されている点において異なっている。図9,10において、図1〜8に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、端子付電線1Bにおける端子付電線1Aと異なる点についてのみ説明する。
なお、図9は端子付電線1Bの主要部の平面図である。また、図10は端子付電線1Bが備える圧着端子10Aの斜視図である。図10は、絶縁電線9に圧着される前の圧着端子10Aを示している。
端子付電線1Bは、端子付電線1Aと同様に、絶縁電線9、圧着端子10A、止水樹脂部7及び止水弾性部材8Aを備えている。
端子付電線1Bにおいて、圧着端子10Aにおける被覆圧着部20の一対の先端縁部221の少なくとも一方に欠け部223が形成されている。欠け部223は、先端縁部221における溝200の位置に形成されている。図9,10に示される例では、欠け部223は、一対の先端縁部221の両方に形成されている。
欠け部223は、被覆圧着部20における突き合わせ状態で被覆端部92にかしめられた一対の先端縁部221の間において、溝200に連通する孔222を形成している。
そして、止水樹脂部7は、被覆圧着部20の一対の先端縁部221における溝200の位置までの領域を覆って形成されている。そのため、止水弾性部材8は被覆圧着部20の欠け部223を塞いでいる。
図9,10に示されるように、止水樹脂部7は、突き合わせ状態でかしめられた被覆圧着部20の一対の先端縁部221の間と、止水弾性部材8Aの両端面81の間とを埋める。そのため、液体が被覆圧着部20の一対の先端縁部221の間から裸芯線部91へ浸入することが防止される。
端子付電線1Bが採用される場合も、端子付電線1Aが採用される場合と同様の効果が得られる。
さらに、圧着端子10Aが採用される場合、被覆圧着部20の溝200の位置において、流動状の合成樹脂が被覆圧着部20の一対の先端縁部221の間から内側へ流れ込みやすくなる。そのため、止水樹脂部7は、被覆圧着部20の一対の先端縁部221の間と止水弾性部材8Aの両端面81の間とを確実に埋める。従って、一対の先端縁部221の間がより確実に止水される。
また、被覆圧着部20に欠け部223を形成することは容易である。例えば、板状の母材から圧着端子10Aの板材を打ち抜く工程が、被覆圧着部20の欠け部223を形成する工程を兼ねればよい。
<その他>
ところで、止水弾性部材8は被覆端部92の外周面に対して全周に亘って密接している。一方、止水弾性部材8Aも被覆端部92に対して概ね全周に亘って密接している。さらに、圧着端子10,10Aの被覆かしめ部22は、止水弾性部材8,8Aの外周面に対して概ね全周に亘って密接している。また、被覆かしめ部22における芯線圧着部40寄りの部分と被覆端部92との密接状態は、絶縁電線9に対して加わる曲げ方向又はねじり方向の外力の影響を受けにくい。
従って、端子付電線1,1A,1Bにおいて、止水樹脂部7が被覆圧着部20の溝200の位置に至らない範囲に形成されることも考えられる。この場合でも、優れた止水性が確保される。
なお、本発明に係る端子付電線は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された各実施形態を自由に組み合わせること、或いは各実施形態を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1,1A,1B 端子付電線
7 止水樹脂部
8,8A 止水弾性部材
9 絶縁電線
10,10A 圧着端子
20 被覆圧着部
21 底板部
22 被覆かしめ部
30 第一連結部
31 第一連結部の底板部
32 第一連結部の側壁部
40 芯線圧着部
41 芯線圧着部の底板部
42 芯線かしめ部
50 第二連結部
51 第二連結部の底板部
52 第二連結部の側壁部
60 接点部
61 端子挿入孔
81 止水弾性部材の端面
91 裸芯線部
92 被覆端部
200 溝
201 溝の段差部
221 被覆圧着部の先端縁部
222 孔
223 欠け部
901 絶縁電線の圧着境界部
911 絶縁電線の先端
910 芯線
920 絶縁被覆

Claims (5)

  1. 絶縁電線と、
    前記絶縁電線における絶縁被覆の部分及び前記絶縁被覆から延び出た芯線の各々に圧着された芯線圧着部及び被覆圧着部を有し、前記被覆圧着部の内側面に該被覆圧着部の一対の先端縁部の一方から他方へ至る一連の溝が形成された圧着端子と、
    流動状の合成樹脂が固化した部材からなり、前記絶縁電線における少なくとも前記被覆圧着部の前記芯線圧着部側の縁部に接する部分から先端側において前記圧着端子から露出している部分を覆う止水樹脂部と、
    前記絶縁電線の前記絶縁被覆の部分の外周面に沿う筒状に形成された弾性部材からなり、前記被覆圧着部の前記溝を跨ぐ範囲において前記絶縁電線の前記絶縁被覆の部分と前記被覆圧着部との間に挟み込まれた止水弾性部材と、を備える端子付電線。
  2. 請求項1に記載の端子付電線であって、
    前記止水樹脂部は、前記被覆圧着部における突き合わせ状態で前記絶縁電線にかしめられた一対の先端縁部における前記溝の位置までの領域を覆って形成されている、端子付電線。
  3. 請求項2に記載の端子付電線であって、
    前記止水弾性部材は、前記被覆圧着部における突き合わせ状態で前記絶縁電線にかしめられた一対の先端縁部の一方から他方に亘って前記絶縁電線の外周面に沿って筒状に巻かれた帯状の部材である、端子付電線。
  4. 請求項2又は請求項3のいずれかに記載の端子付電線であって、
    前記被覆圧着部における突き合わせ状態で前記絶縁電線にかしめられた一対の先端縁部の少なくとも一方の前記溝の位置に欠け部が形成されている、端子付電線。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の端子付電線であって、
    前記絶縁電線の前記芯線はアルミニウムを主成分とする金属材料からなり、
    前記圧着端子は銅を主成分とする金属材料からなる、端子付電線。
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