JP2015060729A - 端子付電線 - Google Patents

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貴章 伊藤
Takaaki Ito
貴章 伊藤
能章 山野
Yoshiaki Yamano
能章 山野
一成 佐倉
Kazunari Sakura
一成 佐倉
三谷 健一
Kenichi Mitani
健一 三谷
須藤 博
Hiroshi Sudo
博 須藤
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Abstract

【課題】製造コストの増大を抑制して、太い絶縁電線を含む端子付電線にも適応可能な端子付電線の止水構造を提供すること。
【解決手段】端子付電線1は、絶縁電線9と、底板部20及び底板部20から起立して裸線部91を三方から囲む仕切板部30を有し、金属の部材である介在部材10と、被溶接部81を有する端子金具8と、合成樹脂70が裸線部91における介在部材10から露出した部分を覆う状態で固化して形成された止水部材7と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、絶縁電線と絶縁電線に取り付けられた端子金具とを含む端子付電線の止水構造に関する。
自動車などの車両において、端子付電線は、電気の伝導を行う絶縁電線と、絶縁電線の端部に接続された端子金具とを備える。端子金具は、一般的には、銅を主成分とする金属の部材である。
車両に搭載される端子付電線においては、端子金具の一部である被接合部に絶縁電線の絶縁被覆の部分から露出した芯線が、超音波溶接などの溶接又は圧着により接続される。
特に、端子付電線が、芯線が太く、径が大きい絶縁電線を含む場合には、溶接により端子金具が絶縁電線に接続されることが多い。
車両に搭載される端子付電線において、絶縁電線の芯線がアルミニウム線である場合、絶縁電線の芯線と端子金具の被接合部との接合部に液体が侵入するなどして異種金属接触腐食が生じやすい。異種金属接触腐食を防止するため、例えば、絶縁電線の芯線における端子金具から露出した部分に流動状の合成樹脂を滴下し、絶縁電線の芯線と端子金具との接合部を合成樹脂で止水するといった対策が行われている。
一方、特許文献1に示される装置を用いて製造される端子付電線は、絶縁電線の芯線と端子金具との接合部が、インサート成形により得られた樹脂からなるモールド部で覆われている。この場合も、異種金属接触腐食の防止に有効である。
特開2001−177938号公報
平板状の端子金具を含む端子付電線において、絶縁電線の芯線における端子金具から露出した部分に止水用の合成樹脂が滴下されると、流動状の合成樹脂が止水を必要とする箇所にとどまらずに広がっていく。そのため、平板状の端子金具を含む端子付電線の場合、芯線における端子金具から露出した部分を、流動状の合成樹脂を用いて止水することは困難であった。
特に、径が大きい絶縁電線(芯線が太い絶縁電線)を含む端子付電線においては、絶縁電線における絶縁被覆から延び出る芯線の端子金具からの高さが高くなる。この場合、芯線における端子金具から露出した部分に滴下された流動状の合成樹脂は、止水を必要とする箇所からこぼれやすい。そのため、太い絶縁電線を含む端子付電線の場合、芯線における端子金具から露出した部分を、流動状の合成樹脂を用いて止水することはさらに困難であった。
一方、特許文献1に示される端子付電線は、モールド部をインサート成形するための大がかりな製造装置を必要とする。従って、この製造装置を用いて製造される端子付電線にかかる製造コストが増大するという問題点がある。
特に、特許文献1に示される端子付電線が太い絶縁電線を含む場合には、モールド部が大型化するため、モールド部を成形するための大量の樹脂を必要とする。従って、太い絶縁電線を含む端子付電線の場合には、端子付電線にかかる製造コストはさらに増大する。
本発明は、製造コストの増大を抑制して、太い絶縁電線を含む端子付電線にも適応可能な端子付電線の止水構造を提供することを目的とする。
第1態様に係る端子付電線は、絶縁電線と介在部材と端子金具と止水部材とを備える。上記介在部材は、金属の部材であり、上記絶縁電線の芯線における絶縁被覆から延び出た裸線部が溶接された底板部及び該底板部から起立して上記裸線部を三方から囲む仕切板部を有する。上記端子金具は、上記介在部材の上記底板部が溶接された被溶接部を有する。上記止水部材は、流動状の合成樹脂が上記絶縁電線の上記裸線部における上記介在部材から露出した部分を覆う状態で固化して形成される。
第2態様に係る端子付電線は、第1態様に係る端子付電線の一態様である。第2態様に係る端子付電線において、上記介在部材は、上記絶縁電線の上記裸線部の先端部分に対して上記底板部側の反対側から対向して形成された天板部をさらに有する。
第3態様に係る端子付電線は、第1態様又は第2態様のいずれかに係る端子付電線の一態様である。第3態様に係る端子付電線において、上記介在部材の上記底板部及び上記仕切板部は、上記絶縁電線における上記裸線部から上記絶縁被覆の端部までに亘る領域に対向して形成されている。そして、上記介在部材は、上記絶縁被覆の端部の外周面に沿って湾曲した湾曲部をさらに有する。
第4態様に係る端子付電線は、第3態様に係る端子付電線の一態様である。第4態様に係る端子付電線において、上記介在部材は、上記絶縁電線における上記絶縁被覆の端部に圧着された被覆圧着部をさらに有する。そして、上記湾曲部は上記被覆圧着部の一部である。
第5態様に係る端子付電線は、第2態様に係る端子付電線の一態様である。第5態様に係る端子付電線において、上記介在部材の上記天板部には孔が形成されている。そして、上記天板部の上記孔は上記止水部材で塞がれている。
第6態様に係る端子付電線は、第1態様から第5態様のいずれかに係る端子付電線の一態様である。第6態様に係る端子付電線において、上記絶縁電線の上記芯線はアルミニウムを含む金属材料の線材である。そして、上記端子金具及び上記防食用部材は、銅を主成分とする金属材料の部材である。
上記の各態様においては、絶縁電線と端子金具との間に介在部材が介在する状態で端子金具が絶縁電線に取り付けられる。介在部材は、絶縁電線の芯線における絶縁被覆から延び出た裸線部が溶接された底板部及び該底板部から起立して裸線部を三方から囲む仕切板部を有する。そして、流動状の合成樹脂が固化して形成された止水部材が、絶縁電線の裸線部における介在部材から露出した部分を覆う。なお、絶縁電線の裸線部における介在部材から露出した部分とは、介在部材の底板部と仕切板部とに囲まれた絶縁電線の芯線の部分であり、止水を必要とする部分である。
上記の各態様においては、流動状の合成樹脂が、介在部材の底板部及び仕切板部にせき止められる。そのため、介在部材の底板部及び仕切板部に囲まれた絶縁電線の裸線部は、流動状の合成樹脂により覆われる。この場合、流動状の合成樹脂が固化して形成される止水部材により、介在部材の底板部と仕切板部とに囲まれた絶縁電線の裸線部が密封される。
即ち、上記の各態様においては、端子付電線の止水構造を流動状の合成樹脂を用いて作ることができる。そして、この止水構造は、絶縁電線の太さに応じた介在部材を用いることにより太い絶縁電線を含む端子付電線にも適応可能である。
また、上記の各態様においては、大規模な成形装置は不要であり、端子付電線の製造コストの増大を抑制することができる。
ところで、端子金具が超音波溶接によって絶縁電線に取り付けられる場合、絶縁電線の裸線部の先端部分が跳ね上がる、跳ね上がりと呼ばれる現象が起きることがある。跳ね上がりは、特に芯線の素線の数が多い、太い絶縁電線の場合に起こりやすい。裸線部の先端部分が大きく跳ね上がった場合、介在部材の仕切板部の高さを高くし、芯線の跳ね上がった部分に合成樹脂を多く供給するなどの対策が必要となる。
上記の第2態様において、介在部材は、絶縁電線の裸線部の先端部分に対して底板部側の反対側から対向して形成された天板部をさらに有する。天板部は、絶縁電線の芯線の先端部を底板部の反対側から覆い、仕切板部及び底板部と共に絶縁電線の裸線部の先端部分を収容する空間を形成する。この場合、介在部材の天板部により裸線部の先端部分の跳ね上がりが抑えられ、上記のような対策を講じることなく端子付電線の止水を行うことができる。
また、上記の第3態様においては、介在部材の底板部及び仕切板部は、絶縁電線における裸線部から絶縁被覆の端部までに亘る領域に対向して形成されている。そして、介在部材は、絶縁被覆の端部の外周面に沿って湾曲した湾曲部を有する。この場合、絶縁電線の絶縁被覆と介在部材の底板部及び仕切板部との間の隙間を小さくすることができる。これにより、介在部材に囲まれた絶縁電線の裸線部に供給される合成樹脂が、絶縁電線の絶縁被覆と介在部材との隙間から流れ出ることがより確実に防がれる。
また、上記の第4態様においては、介在部材が、絶縁電線の絶縁被覆の端部に圧着された被覆圧着部をさらに有する。この場合、絶縁電線に取り付けられた介在部材は、絶縁電線から外れない。そのため、介在部材が取り付けられた絶縁電線と端子金具との接続作業を、作業者が容易に行うことができる。
また、上記の第5態様においては、介在部材の天板部に、孔が形成されている。この場合、天板部に形成された孔から合成樹脂が供給されることにより、芯線の跳ね上がりを抑えつつ、裸線部の先端部分の合成樹脂による被覆作業を簡易に行うことができる。また、止水用の合成樹脂が透明であれば、合成樹脂が絶縁電線の裸線部の先端部を覆っているかをこの孔から目視で確認することもできる。
また、上記の第6態様においては、絶縁電線の芯線はアルミニウムを含む金属材料の線材である。また、端子金具及び介在部材は、銅を主成分とする金属材料の部材である。このような構成は、液体が絶縁電線の芯線の部分へ浸入した場合に、異種金属接触腐食が特に生じやすい構成である。そのため、絶縁電線の芯線の部分への液体の浸入を防止できる本発明の効果がより顕著となる。
第1実施形態に係る端子付電線1の主要部の斜視図である。 端子付電線1の主要部の側面図である。 端子付電線1の主要部の平面図である。 端子付電線1の断面図である。 介在部材の概略斜視図である。 端子付電線1の製造のための溶接工程において介在部材が取り付けられた絶縁電線、端子金具及び溶接機の側面図である。 端子付電線1の製造のための止水工程において絶縁電線の芯線における介在部材から露出した部分に合成樹脂が滴下される様子を表す側面図である。 第2実施形態に係る端子付電線1Aの主要部の平面図である。 端子付電線1Aの主要部の側面図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具現化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
<第1実施形態>
まず、図1〜7を参照しつつ、第1実施形態にかかる端子付電線1について説明する。端子付電線1は、絶縁電線9、介在部材10、端子金具8及び止水部材7を備えている。端子付電線1は、自動車などの車両に搭載されるワイヤーハーネスの一部である。
図1〜3は、それぞれ端子付電線1における絶縁電線9、介在部材10、端子金具8及び止水部材7の斜視図、側面図及び平面図である。図4は、図2に示されるII−II平面における介在部材10の被覆圧着部50、端子金具8及び絶縁電線9の断面図である。図5は、介在部材10の斜視図である。
<絶縁電線>
図1〜4に示されるように、端子金具8が取り付けられる対象となる絶縁電線9は、長尺な導体である芯線910と、その芯線910の周囲を覆う絶縁体である絶縁被覆920と、を有する電線である。通常、芯線910は、細い導体からなる複数の素線が撚り合わされた撚り線である。しかしながら、芯線910が単線であることも考えられる。
本実施形態は、絶縁電線9が太い電線である場合の事例である。
端子金具8が取り付けられる絶縁電線9の端部は、予め一定の長さの分の芯線910の周囲から絶縁被覆920が剥がれた状態、即ち、一定の長さ分の芯線910が絶縁被覆920から伸び出た状態に加工されている。
以下、絶縁電線9の端部において、絶縁被覆920の端から伸び出た芯線910を裸線部91と称する。また、絶縁電線9の絶縁被覆920における端部の一定の範囲(数ミリメートルから十数ミリメートル程度の長さの範囲)の部分を被覆端部92と称する。また、被覆端部92から裸線部91の先端部へ向かう方向を延伸方向と称する。延伸方向は、絶縁電線9の長手方向でもある。
端子付電線1において、絶縁電線9の芯線910は、例えば、アルミニウムを主成分とする金属の線材である。一方、絶縁電線9の絶縁被覆920は、例えば、ポリエチレン、塩化ビニル又はポリアミド系ナイロンなどを主成分とする合成樹脂の部材である。なお、芯線910が、銅を主成分とする金属の線材であることも考えられる。
<介在部材>
図1〜3及び図5に示されるように介在部材10は、底板部20及び仕切板部30を有する。介在部材10は、金属の部材である。本実施形態において、介在部材10における底板部20及び仕切板部30は、絶縁電線9における裸線部91から被覆端部92までに亘る領域に対向して形成されている。なお、本実施形態では、介在部材10は、さらに天板部40及び被覆圧着部50を有する。
本実施形態において、介在部材10は、銅を主成分とする部材である。
本実施形態における介在部材10は、金属の板材の折り曲げ加工によって得られた部材である。なお、介在部材10を構成する金属の板材は、板状の金属の母材に対する打ち抜き加工によって得られる。
また、介在部材10を、金属の板材の絞り加工によって得ることもできる。他にも、一方の面に溝が形成された板状の底板部材の溝に、底板部材とは別体の仕切板部材を嵌め入れる、組み立て式により介在部材10を得ることもできる。
<介在部材:底板部>
図2に示されるように、端子付電線1における介在部材10の底板部20は、絶縁電線9の裸線部91が溶接された平板状の部分である。
そして、絶縁電線9の裸線部91が溶接された底板部20は、後述する端子金具8の被溶接部81に溶接されている。これにより、絶縁電線9、介在部材10及び端子金具8は一体となる。従って、絶縁電線9と端子金具8とは、介在部材10の底板部20を介して導通する。
<介在部材:仕切板部>
介在部材10における仕切板部30は、底板部20から起立し、絶縁電線9の裸線部91を三方から囲むように形成された部分である。本実施形態において、仕切板部30は、図1〜3及び図5に示されるように、一対の側壁部31と前方壁部32とを備えている。
一対の側壁部31は、底板部20から絶縁電線9の両側へ起立して形成された部分である。前方壁部32は、絶縁電線9の裸線部91の先端部に対し延伸方向側(以下、裸線部91の前方)の位置において底板部20から起立して形成された部分である。本実施形態において、絶縁電線9の裸線部91は、裸線部91の両側方及び裸線部91の前方の三方から一対の側壁部31及び前方壁部32によって囲まれている。
<介在部材:天板部>
介在部材10における天板部40は、絶縁電線9の裸線部91の先端部に対して底板部20側の反対側から対向して形成された部分である。本実施形態においては、天板部40は、前方壁部32に連なって形成されている。
<介在部材:被覆圧着部>
介在部材10における被覆圧着部50は、絶縁電線9における被覆端部92の外周面に沿って湾曲して形成された部分である。被覆圧着部50は、介在部材10の湾曲部の一例である。
本実施形態における被覆圧着部50は、図1〜3及び図5に示されるように底板部51及び一対の被覆かしめ部52を有する。
図5に示されるように、底板部51は、底板部20に連なって形成された部分である。底板部51は、絶縁電線9を高さ方向における一方の側から支える。
図5に示されるように、一対の被覆かしめ部52は、絶縁電線9の被覆端部92に圧着される前の状態において、底板部51から被覆端部92の両側へ起立して形成された部分である。そして、絶縁電線9の被覆端部92に圧着される前の状態における一対の被覆かしめ部52が、絶縁電線9の被覆端部92の外周面に沿って曲げられることにより、絶縁電線9の被覆端部92に一対の被覆かしめ部52がかしめられる。
本実施形態においては、被覆圧着部50は、一対の被覆かしめ部52各々の先端の縁部は突き合わさる状態で圧着される突き合わせタイプである。なお、被覆かしめ部52が、一対の被覆かしめ部52の一部が重なった状態で圧着される重ね合わせタイプであることも考えられる。
被覆圧着部50における一対の被覆かしめ部52が、絶縁電線9の被覆端部92にかしめられることにより、介在部材10が絶縁電線9に対して固定される。
また、被覆圧着部50が絶縁電線9の被覆端部92に対して圧着されることにより、被覆圧着部50が絶縁電線9の被覆端部92の外周面に沿って湾曲する。このとき、被覆圧着部50と絶縁電線9の被覆端部92との間の隙間が小さくなる。
即ち、本実施形態において、介在部材10は絶縁電線9に対して圧着により取り付けられている。そして、絶縁電線9の被覆端部92の箇所においては、介在部材10の被覆圧着部50が絶縁電線9の被覆端部92の外周面に沿って湾曲し、介在部材10と絶縁電線9との間の隙間は小さい。
<端子金具>
図1〜3に示されるように、端子金具8は、延伸方向に一列に並んだ被溶接部81、第一連結部82及び接点部83を備える。本実施形態は、端子金具8が平板状である場合の事例である。
端子金具8は、例えば、メッキが形成された板状の金属の母材に対する打ち抜き加工によって得られる。従って、端子金具8を構成する金属の板材は、基材と、その基材の表面に形成されたメッキとにより構成されている。
例えば、端子金具8の基材は、銅又は銅の合金など、銅を主成分とする金属材料からなる部材である。この場合、メッキを含む端子金具8全体は、銅を主成分とする金属材料からなる。一方、メッキは、錫(Sn)もしくは錫に銀(Ag)、銅(Cu)、ビスマス(Bi)などが添加された錫合金など、錫を主成分とする金属材料からなる部材である。
被溶接部81は、介在部材10の底板部20が、超音波溶接などにより溶接される部分である。本実施形態において、被溶接部81は、平板状の部分である。
第一連結部82は、被溶接部81と接点部83とを繋ぐ平板状の部分である。
接点部83は、平板状の部分である。本実施形態においては、端子金具8の接続相手への固定用のネジが通される接続孔84が、接点部83に形成されている。
<止水部材>
図1〜4に示されるように、端子付電線1は、裸線部91の腐食を防ぐための止水部材7を備えている。止水部材7は、流動状の合成樹脂70が絶縁電線9の裸線部91における介在部材10から露出した部分を覆う状態で固化して形成された部材である。なお、本実施形態において、絶縁電線9の裸線部91における介在部材10から露出した部分とは、介在部材10の底板部20と一対の側壁部31及び前方壁部32とに囲まれた絶縁電線9の芯線910の部分であり、止水を必要とする部分である。
例えば、止水部材7は、絶縁電線9の被覆端部92から介在部材10の被覆圧着部50を通り介在部材10の天板部40の一部までに亘る範囲に形成されている。そして、止水部材7は、その範囲に存在する絶縁電線9における介在部材10から露出した部分を覆って密封している。
止水部材7の形成する合成樹脂70は、例えば、シリコン系、アクリル系、ウレタン系、ポリアミド系又はエポキシ系の合成樹脂である。また、図1〜4に示される例では、止水部材7は、透明又は半透明の材料で構成されている。しかしながら、止水部材7は、透明ではない樹脂で構成されることも考えられる。止水部材7が、有色の半透明の材料で構成されていれば、止水部材7の厚みの確認が容易となる。
止水部材7は、流動状の合成樹脂70が高さ方向における上方から絶縁電線9の端部に供給されることによって形成される。絶縁電線9の端部に供給された合成樹脂70は、所定の固化工程を経て固化し、止水部材7を形成する。
<端子付電線の製造のための溶接工程及び被覆工程>
次に、図6,7を参照しつつ、端子付電線1を製造するための溶接工程及び被覆工程について説明する。図6は、介在部材10が取り付けられた絶縁電線9に端子金具8を溶接する溶接工程を表した図であり、端子金具8、絶縁電線9、介在部材10及び超音波溶接機100の側面図である。図7は、端子金具8、絶縁電線9及び介在部材10が一体となった状態において、絶縁電線9の裸線部91における介在部材10から露出した部分に流動状の合成樹脂70を供給する被覆工程を表した図であり、端子金具8、絶縁電線9、介在部材10及びディスペンサ200の側面図である。
<溶接工程:超音波溶接機>
まず、図6に示される溶接工程において使用される超音波溶接機100について説明する。本実施形態において、超音波溶接機100は、介在部材10と裸線部91との溶接、及び介在部材10と端子金具8との溶接を同時に行う装置である。即ち、超音波溶接機100は、端子金具8と裸線部91との間に介在部材10が介在した状態で、端子金具8と裸線部91とを接続するのに用いられる装置である。
超音波溶接機100は、例えば、図6に示されるようなホーン101及び支持台102を備える。ホーン101及び支持台102は、不図示の支持機構により、それらの一方が相互に対向する状態で接近すること及び離隔することが可能に支持されている。
ホーン101は、裸線部91から離れた位置と裸線部91に接触する位置との間で往復変位可能に支持されている。
支持台102は、端子金具8、絶縁電線9及び介在部材10を高さ方向における下方から支持する台である。
<溶接工程>
まず、溶接工程が開始される前の工程において、絶縁電線9における裸線部91が、介在部材10における底板部20及び仕切板部30に囲まれた空間内に収容される。本実施形態においては、介在部材10が有する被覆圧着部50が絶縁電線9に対して圧着される圧着工程が、溶接工程が行われるよりも前に行われる。
圧着工程により介在部材10が取り付けられた絶縁電線9が、端子金具8が支持された支持台102を有する超音波溶接機100にセットされる。端子金具8は、溶接工程の開始時もしくはその前に支持台102に支持されている。
このとき、端子金具8の被溶接部81に介在部材10の底板部20が接するように介在部材10が取り付けられた絶縁電線9が超音波溶接機100にセットされる。即ち、ホーン101側を裸線部91における介在部材10から露出した部分が向くように介在部材10が取り付けられた絶縁電線9が超音波溶接機100にセットされる。
そして、超音波溶接機100のホーン101が、裸線部91における介在部材10から露出した部分に押し当てられる。これにより、絶縁電線9における裸線部91が介在部材10における底板部20に溶接される。同時に、介在部材10における底板部20が端子金具8における被溶接部81に溶接される。即ち、絶縁電線9における裸線部91が、介在部材10を介して端子金具8における被溶接部81に溶接される。
芯線910の材料等によっては、溶接時に裸線部91の先端部が跳ね上がる場合がある。このとき、図6,7に示されるように、介在部材10が天板部40を備えていると、裸線部91の跳ね上がった先端部は介在部材10の天板部40により押さえつけられる。この場合、次の被覆工程の作業性が向上する。
<被覆工程>
被覆工程は、溶接工程の後に行われる。被覆工程は、端子金具8、絶縁電線9及び介在部材10が一体となった状態で、絶縁電線9の裸線部91における介在部材10から露出した部分に流動状の合成樹脂70を供給する工程である。
図7は、流動状の合成樹脂70が、絶縁電線9の裸線部91における介在部材10から露出した部分に供給される工程を示す図である。合成樹脂70は、絶縁電線9の裸線部91における介在部材10から露出した部分に高さ方向における上方からディスペンサ200によって供給される。本実施形態において、流動状の合成樹脂70は、絶縁電線9の被覆端部92から介在部材10の被覆圧着部50を通り介在部材10の天板部40の一部までに亘る範囲に供給される。
絶縁電線9の裸線部91における介在部材10から露出した部分に供給された流動状の合成樹脂70は、介在部材10における底板部20と一対の側壁部31及び前方壁部32とに囲まれた空間内に溜まっていく。このとき、一対の側壁部31及び前方壁部32により、合成樹脂70が介在部材10の外へ流れ出ないように、流動状の合成樹脂70はせき止められる。
なお、本実施形態においては、流動状の合成樹脂70を確実にせき止めるため、一対の側壁部31と前方壁部32とが接する部分に隙間ができないように介在部材10が折り曲げ加工によって作られることが望ましい。しかしながら、仮に、一対の側壁部31と前方壁部32とが接する部分に僅かな隙間が生じていたとしても、このような小さい隙間から合成樹脂70が大量に流出することはない。さらに言えば、そのような小さい隙間は、合成樹脂70によって塞がれる。
また、絶縁電線9の被覆端部92から介在部材10の被覆圧着部50に亘る範囲に供給される合成樹脂70は、被覆圧着部50と被覆端部92との間に行きわたる。この場合、介在部材10における一対の側壁部31及び前方壁部32に囲まれた空間内に溜まった合成樹脂70が、被覆端部92側(端子金具8の接点部83側の反対側)の外へ流れ出ない。
供給された合成樹脂70は、所定の固化工程を経て固化する。例えば、止水部材7が熱可塑性樹脂からなる場合、固化工程は冷却工程である。また、止水部材7が湿気固化樹脂からなる場合、固化工程は、湿気を含む空気に湿気固化樹脂を所定時間晒す工程である。また、止水部材7が紫外線硬化樹脂からなる場合、固化工程は紫外光を照射する工程である。
<効果>
端子付電線1においては、絶縁電線9と端子金具8との間に介在部材10が介在する状態で端子金具8が絶縁電線9に取り付けられる。介在部材10は、絶縁電線9の芯線910における絶縁被覆920から延び出た裸線部91が溶接された底板部20及び底板部20から起立して裸線部91を三方から囲む仕切板部30を有する。本実施形態においては、そして、流動状の合成樹脂70が固化して形成された止水部材7が、絶縁電線9の裸線部91における介在部材10から露出した部分を覆う。なお、絶縁電線9の裸線部91における介在部材10から露出した部分とは、介在部材10の底板部20と仕切板部30とに囲まれた絶縁電線9の芯線910の部分であり、止水を必要とする部分である。
流動状の合成樹脂70は、介在部材10の底板部20及び仕切板部30にせき止められる。そのため、介在部材10の底板部20及び仕切板部30に囲まれた絶縁電線9の裸線部91は、流動状の合成樹脂70により覆われる。この場合、流動状の合成樹脂70が固化して形成される止水部材7により、介在部材10の底板部20と仕切板部30とに囲まれた絶縁電線9の裸線部91が密封される。
即ち、端子付電線1の止水構造は流動状の合成樹脂70を用いて作られる。そして、この止水構造は、絶縁電線9の太さに応じた介在部材10を用いることにより太い絶縁電線9を含む端子付電線1にも適応可能である。
また、端子付電線1の製造において、大規模な成形装置は不要であり、端子付電線1の製造コストの増大を抑制することができる。
また、端子金具8が超音波溶接によって絶縁電線9に取り付けられる場合、絶縁電線9の裸線部91の先端部が跳ね上がる、跳ね上がりと呼ばれる現象が起きることがある。跳ね上がりは、特に、絶縁電線9のような芯線910の素線の数が多い、太い絶縁電線の場合に起こりやすい。絶縁電線9における裸線部91の先端部が大きく跳ね上がった場合、介在部材10の仕切板部30の高さを高くし、芯線910の跳ね上がった部分に合成樹脂70を多く供給するなどの対策が必要となる。
端子付電線1における介在部材10は、絶縁電線9の裸線部91の先端部に対して底板部20側の反対側から対向して形成された天板部40をさらに有する。天板部40は、絶縁電線9の芯線910の先端部を底板部20の反対側から覆い、仕切板部30及び底板部20と共に絶縁電線9の裸線部91の先端部を収容する空間を形成する。この場合、介在部材10の天板部40によって裸線部91の先端部の跳ね上がりが抑えられることにより、上記のような対策を講じることなく端子付電線1の止水を行うことができる。
また、端子付電線1においては、介在部材10が、絶縁電線9における裸線部91から絶縁被覆920の被覆端部92までに亘る領域に対向して形成されている。そして、介在部材10が、被覆端部92の外周面に沿って湾曲した被覆圧着部50を有する。この場合、絶縁電線9の絶縁被覆920と介在部材10の底板部20及び仕切板部30との間の隙間を小さくすることができる。これにより、介在部材10に囲まれた絶縁電線9の裸線部91に供給される合成樹脂70が、絶縁電線9の絶縁被覆920と介在部材10との隙間から流れ出ることが確実に防がれる。
また、絶縁電線9の絶縁被覆920の端部に圧着された被覆圧着部50により、絶縁電線9から介在部材10が外れないように介在部材10を絶縁電線9に対して固定することができる。この場合、介在部材10が取り付けられた絶縁電線9と端子金具8との溶接作業を、作業者が容易に行うことができる。
端子付電線1において、絶縁電線9の芯線910はアルミニウムを含む金属材料の線材である。また、端子金具8及び介在部材10は、銅を主成分とする金属材料の部材である。このような構成は、液体が絶縁電線9の芯線910の部分へ浸入した場合に、異種金属接触腐食が特に生じやすい構成である。そのため、絶縁電線9の芯線910の部分への液体の浸入を防止できる本発明の効果がより顕著となる。
<第2実施形態>
次に、図8,9を参照しつつ、第2実施形態に係る端子付電線1Aを説明する。端子付電線1Aは、端子付電線1と比較して、介在部材10の天板部40に孔が形成されている点のみが異なっている。
図8,9は、それぞれ端子付電線1Aにおける絶縁電線9、介在部材10A、端子金具8及び止水部材7の平面図及び側面図である。図8,9において、図1〜5に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付与されている。以下、端子付電線1Aにおける端子付電線1と異なる点についてのみ説明する。
図8,9に示されるように、第2実施形態に係る介在部材10Aの天板部40には、孔部41が形成されている。
図8に示されるように、本実施形態においては、孔部41は円形状の孔である。しかしながら、孔部41が、多角形状又は環状の孔であってもよい。
また、本実施形態においては、孔部41は天板部40の二箇所に形成されている。しかしながら、孔部41が、天板部40の一箇所又は三以上の複数箇所に形成されていてもよい。
孔部41は、流動状の合成樹脂70の供給用の孔である。端子付電線1Aにおいて、天板部40に形成された孔部41は、止水部材7により塞がれている。
端子付電線1Aの被覆工程において、孔部41に流動状の合成樹脂70が滴下される。この場合、合成樹脂70が孔部41を通って裸線部91の先端部に供給される。
端子付電線1Aにおいては、裸線部91の先端部の跳ね上がりを抑えつつ、絶縁電線9の裸線部91の先端部の合成樹脂70による被覆作業を簡易に行うことができる。また、合成樹脂70が透明であれば、合成樹脂70が絶縁電線9の裸線部91の先端部を覆っているかをこの孔部41から目視で確認することもできる。
<応用例>
介在部材10,10Aが、銅以外の金属を主成分とする部材である場合も考えられる。この場合における介在部材10,10Aは、端子金具8との間で腐食が生じない金属の部材である。例えば、介在部材10,10Aは、端子金具8を構成する金属と絶縁電線9の芯線910を構成する金属との間のイオン化傾向の差よりも、端子金具8を構成する金属と介在部材10,10Aを構成する金属との間のイオン化傾向の差が小さくなるような金属の部材である。
なお、本発明に係る端子付電線は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された各実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは各実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1,1A 端子付電線
7 止水部材
8 端子金具
9 絶縁電線
10,10A 介在部材
20 底板部
30 仕切板部
31 側壁部
32 前方壁部
40 天板部
41 孔部
50 被覆圧着部
51 底板部
52 被覆かしめ部
70 合成樹脂
81 被溶接部
82 第一連結部
83 接点部
84 接続孔
91 裸線部
92 被覆端部
100 超音波溶接機
101 ホーン
102 支持台
200 ディスペンサ
910 芯線
920 絶縁被覆

Claims (6)

  1. 絶縁電線と、
    金属の部材であり、前記絶縁電線の芯線における絶縁被覆から延び出た裸線部が溶接された底板部及び該底板部から起立して前記裸線部を三方から囲む仕切板部を有する介在部材と、
    前記介在部材の前記底板部が溶接された被溶接部を有する端子金具と、
    流動状の合成樹脂が前記絶縁電線の前記裸線部における前記介在部材から露出した部分を覆う状態で固化して形成された止水部材と、を備える端子付電線。
  2. 請求項1に記載の端子付電線であって、
    前記介在部材は、前記絶縁電線の前記裸線部の先端部分に対して前記底板部側の反対側から対向して形成された天板部をさらに有する、端子付電線。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の端子付電線であって、
    前記介在部材の前記底板部及び前記仕切板部は、前記絶縁電線における前記裸線部から前記絶縁被覆の端部までに亘る領域に対向して形成され、
    前記介在部材は、前記絶縁被覆の端部の外周面に沿って湾曲した湾曲部をさらに有する、端子付電線。
  4. 請求項3に記載の端子付電線であって、
    前記介在部材は、前記絶縁電線における前記絶縁被覆の端部に圧着された被覆圧着部をさらに有し、前記湾曲部は前記被覆圧着部の一部である、端子付電線。
  5. 請求項2に記載の端子付電線であって、
    前記介在部材の前記天板部には孔が形成されており、前記天板部の前記孔は前記止水部材で塞がれている、端子付電線。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の端子付電線であって、
    前記絶縁電線の前記芯線はアルミニウムを含む金属材料の線材であり、
    前記端子金具及び前記防食用部材は、銅を主成分とする金属材料の部材である、端子付電線。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021005555A (ja) * 2017-11-15 2021-01-14 日本電信電話株式会社 複合配線、信号取得部材、及びそれらの製造方法

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