JP2018137216A - 電線の接続構造及び接続方法並びに接続構造体の取り付け構造 - Google Patents
電線の接続構造及び接続方法並びに接続構造体の取り付け構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018137216A JP2018137216A JP2018023804A JP2018023804A JP2018137216A JP 2018137216 A JP2018137216 A JP 2018137216A JP 2018023804 A JP2018023804 A JP 2018023804A JP 2018023804 A JP2018023804 A JP 2018023804A JP 2018137216 A JP2018137216 A JP 2018137216A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric wire
- connection
- connection terminal
- longitudinal direction
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
Description
第1の電線3の一端部の端面及び外周面は、半田からなる被覆膜9で被覆されている。被覆膜9を構成する半田としては、第1の電線3の被覆容易性の観点から、Zn−Al系、Sn−Zn系、Cd−Zn系、Zn−Cd系、Sn−Al−Zn系、Sn−Ag−Cu系等の半田が好ましく、中でも、Sn−Al−Zn系、Sn−Ag−Cu系等の半田が好ましい。第1の電線3のコイル1から引き出された部分における反コイル1側端部を除く部分は、塩化ビニール製の第1絶縁チューブ10に被覆されている。
上述のように構成された第1の電線3の一端部を、第2の電線5の一端部に接続する手順は以下の通りである。
次に、第1の電線3と第2の電線5との接続構造体40(以下、単に接続構造体40という)のコイル1への取り付け構造(以下、単に取り付け構造という)について、図面を参照しながら説明する。図9は本態様に係る取り付け構造の分解斜視図、図10は同正面図、図11は同平面図である。また、図12は図11のXII−XII断面図である。なお、図面を見やすくするために、図10において、後述する絶縁チューブ60にクロスハッチングを付している。同様に、図12において、後述する結束バンド70のバンド部71に右斜め上がりのハッチングを付している。
介在するので、両電線3,5の接触による電解腐食が防止される。
3 第1の電線
5 第2の電線
5a 撚り線
7 突き合わせ用スリーブ(接続端子)
7a 突起部
7c 第2凹所
9 被覆膜
11 第2絶縁チューブ(絶縁体)
13 シリコーン樹脂
15 充填材
17 防水チューブ
19 圧着端子
21 防水チューブ
30 コア
40 接続構造体
50 コイル本体
51 露出部
60 絶縁チューブ(保持部材)
61 挿通部
62 接続部
70 結束バンド(固定部材)
101 半田ごて
Claims (11)
- アルミニウム製又はアルミニウム合金製の第1の電線の一端部と、銅製又は銅合金製の第2の電線の一端部とを互いに離間させた状態で接続端子を介して接続する接続構造であって、
前記第1の電線は、単線であり、
前記接続端子は、前記第1の電線及び前記第2の電線の少なくとも一方と異なる金属により形成され、長手方向両端に各々電線挿入口を有するスリーブであり、
前記接続端子の長手方向一端側には、前記第2の電線の一端部が挿入されて圧着されている一方、
前記接続端子の長手方向他端側には、前記第1の電線の一端部が挿入されて圧着されているとともに、前記接続端子の長手方向他端部の内周面と前記第1の電線の外周面との間には、半田からなる充填材が充填されて前記第1の電線の一端部を封止していることを特徴とする電線の接続構造。 - 請求項1に記載の電線の接続構造において、
前記接続端子は、銅又は銅合金により形成され、長手方向中途部に電線止め用の突起部が内側に向けて突設された突き合わせ用スリーブであり、
前記第2の電線の一端部は、前記接続端子の突起部よりも長手方向一端側に挿入されて圧着されている一方、
前記第1の電線の一端部は、前記接続端子の突起部よりも長手方向他端側に挿入されて圧着されていることを特徴とする電線の接続構造。 - 請求項1又は2に記載の電線の接続構造において、
前記第2の電線の両端部を除く部分は、絶縁体に被覆され、
前記接続端子と前記絶縁体の前記接続端子側の端部とは、防水チューブに連続して外周側から覆われていることを特徴とする電線の接続構造。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電線の接続構造において、
前記第2の電線は、銅又は銅合金からなる複数の撚り線を束ねたものであり、
前記第2の電線の反接続端子側の端部は、樹脂により封止されていることを特徴とする電線の接続構造。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電線の接続構造において、
前記第2の電線の両端部を除く部分は、絶縁体に被覆され、
前記第2の電線の反接続端子側の端部は、圧着端子に圧着され、
前記圧着端子と前記絶縁体の反接続端子側の端部とは、熱収縮性を有する防水チューブに連続して外周側から覆われていることを特徴とする電線の接続構造。 - 請求項5に記載の電線の接続構造において、
前記第2の電線は、銅又は銅合金からなる複数の撚り線を束ねたものであり、
前記第2の電線の反接続端子側の端部は、シリコーン樹脂により封止されていることを特徴とする電線の接続構造。 - アルミニウム製又はアルミニウム合金製の第1の電線の一端部と、銅又は銅合金製の第2の電線の一端部とを互いに離間させた状態で接続端子を介して接続する接続方法であって、
前記第1の電線は、単線であり、
前記接続端子は、前記第1の電線及び前記第2の電線の少なくとも一方と異なる金属により形成され、長手方向両端に各々電線挿入口を有し、長手方向中途部に電線止め用の突
起部が内側に向けて突設された突き合わせ用スリーブであり、
前記接続端子の突起部よりも長手方向一端側に前記第2の電線の一端部を挿入して圧着する一方、
前記接続端子の突起部よりも長手方向他端側に前記第1の電線の一端部を挿入し、この状態で接続端子の突起部よりも長手方向他端側を外周側から圧着工具で挟み込むことで、前記接続端子の突起部よりも長手方向他端側に内周側に凹む凹所を形成するとともに、前記第1の電線の一端部を圧着し、
その後、前記接続端子の長手方向他端から半田からなる充填材を加熱供給することで、前記接続端子の長手方向他端部の内周面と前記第1の電線の外周面との間に、前記充填材を流れ込ませて充填することを特徴とする電線の接続方法。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の接続構造をコイルに取り付ける取り付け構造であって、
前記コイルは、コアと、前記第1の電線からなり、該コアの外側に露出する露出部を有するコイル本体と、を備え、
前記第1の電線の両端部が、一対の前記第2の電線の一端部と、それぞれに前記接続構造で接続されることにより一対の接続構造体が形成され、
前記取り付け構造は、
前記各接続構造体が挿通された挿通部と、該挿通部間を接続する接続部と、を含む保持部材と、
前記保持部材を、前記接続部で前記コイル本体の露出部に固定する固定部材とを備えている
ことを特徴とする取り付け構造。 - 請求項8に記載の取り付け構造において、
前記固定部材は、前記保持部材の接続部の外側から前記コイル本体の露出部と前記コアとの間を通して掛け回し、結束された結束バンドである
ことを特徴とする取り付け構造。 - 請求項8に記載の取り付け構造において、
前記保持部材は、筒状体であり、
前記保持部材は、前記接続部が2枚重なって前記固定部材と前記コイル本体の露出部との間に挟み込まれ状態で、前記コイル本体の露出部に固定されている
ことを特徴とする取り付け構造。 - 請求項8に記載の取り付け構造において、
前記保持部材の耐熱温度は、前記コイル本体の発熱温度よりも高く設定されている
ことを特徴とする取り付け構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017024835 | 2017-02-14 | ||
JP2017024835 | 2017-02-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018137216A true JP2018137216A (ja) | 2018-08-30 |
Family
ID=63366133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018023804A Pending JP2018137216A (ja) | 2017-02-14 | 2018-02-14 | 電線の接続構造及び接続方法並びに接続構造体の取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018137216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112615168A (zh) * | 2020-12-07 | 2021-04-06 | 西安航天动力测控技术研究所 | 漆包线与导线紧凑连接器及方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54176820U (ja) * | 1978-06-02 | 1979-12-13 | ||
JP2005251608A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 撚線導体の製造方法、撚線導体及び電線 |
JP2005259583A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 撚線導体、その製造方法及び電線 |
JP2006179369A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | アルミ電線の接続方法及びアルミ電線の接続構造 |
JP2009037952A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | San'eisha Mfg Co Ltd | スリーブを用いた電線の接続方法 |
JP2012238425A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 端子付電線 |
JP2013054854A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 接続スリーブ及び電線接続構造 |
-
2018
- 2018-02-14 JP JP2018023804A patent/JP2018137216A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54176820U (ja) * | 1978-06-02 | 1979-12-13 | ||
JP2005251608A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 撚線導体の製造方法、撚線導体及び電線 |
JP2005259583A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 撚線導体、その製造方法及び電線 |
JP2006179369A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | アルミ電線の接続方法及びアルミ電線の接続構造 |
JP2009037952A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | San'eisha Mfg Co Ltd | スリーブを用いた電線の接続方法 |
JP2012238425A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 端子付電線 |
JP2013054854A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 接続スリーブ及び電線接続構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112615168A (zh) * | 2020-12-07 | 2021-04-06 | 西安航天动力测控技术研究所 | 漆包线与导线紧凑连接器及方法 |
CN112615168B (zh) * | 2020-12-07 | 2022-08-12 | 西安航天动力测控技术研究所 | 漆包线与导线紧凑连接器及方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2013175902A1 (ja) | 端子付き電線およびその製造方法、ならびに治具 | |
JP6673404B2 (ja) | 導電部材 | |
JP2013004346A (ja) | 電線間接続構造及びその製造方法 | |
JP5369637B2 (ja) | 端子金具付き電線及びその製造方法 | |
JP2010020980A (ja) | 端子金具付き電線及びその製造方法 | |
CN104205503A (zh) | 连接端子 | |
JP6028934B2 (ja) | 端子付電線 | |
JP2015015207A (ja) | 端子金具及びワイヤーハーネス | |
KR101806437B1 (ko) | 라미네이티드 션트 및 제조방법 | |
JP2016225051A (ja) | 電線端部の端子接続構造およびその製造方法 | |
JP2018137216A (ja) | 電線の接続構造及び接続方法並びに接続構造体の取り付け構造 | |
JP2012185984A (ja) | 端子金具付き電線 | |
JP2016110901A (ja) | ワイヤーハーネスの接続端子構造 | |
JP5500384B2 (ja) | 端子金具付き電線および端子金具付き電線の製造方法 | |
KR20110136610A (ko) | 압축기용 전자클러치의 필드코일 어셈블리 및 이의 제조방법 | |
JP6585884B2 (ja) | 端子付き電線の製造方法 | |
JP2017027884A (ja) | 端子金具、端子付電線及び端子付電線の製造方法 | |
JP2019129068A (ja) | 端子付き電線の製造方法及び端子付き電線 | |
JP2015026429A (ja) | ワイヤハーネスの製造方法 | |
JP7244262B2 (ja) | アルミ電線の接続方法及びアルミ電線の接続構造 | |
JP6890222B2 (ja) | インダクター部品 | |
JP2017183184A (ja) | 端子部付き電線及びその製造方法 | |
JP2016001542A (ja) | 端子付電線 | |
JP2013152805A (ja) | 端子付き電線およびその製造方法 | |
JP2014207311A (ja) | 電磁コイル装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211102 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211216 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220510 |