JP2018092734A - 端子付き電線、端子、ワイヤハーネス - Google Patents

端子付き電線、端子、ワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】 止水性を確保しつつ、前端の長さを短くすることが可能な端子付き電線等を提供する。【解決手段】 圧着部5は、被覆導線11が圧着される部位であり、筒状(管状)に形成される。圧着部5は、被覆導線11の先端側に被覆部15から露出する導線13を圧着する導線圧着部7と、被覆導線11の被覆部15の一部を圧着する被覆圧着部9とからなる。圧着部5は、被覆導線11が挿入される後端部を除き、他の部位が封止される。このようにすることで、被覆圧着部9側の端部以外が封止された管状端子とすることができる。被覆圧着部9の後端部の内面側に、筒状の止水部材19が設けられる。すなわち、止水部材19は、被覆圧着部9に端部が接合された略筒状の部材である。【選択図】図3

Description

本発明は自動車等に用いられる端子付き電線等に関するものである。
従来、自動車、OA機器、家電製品等の分野では、電力線や信号線として、電気導電性に優れた銅系材料からなる電線が使用されている。特に、自動車分野においては、車両の高性能化、高機能化が急速に進められており、車載される各種電気機器や制御機器が増加している。したがって、これに伴い、使用される端子付き電線も増加する傾向にある。
一方、環境問題が注目される中、自動車の軽量化が要求されている。したがって、ワイヤハーネスの使用量増加に伴う重量増加が問題となる。このため、従来使用されている銅線に代えて、軽量なアルミニウム電線が注目されている。
ここで、例えばアルミニウムと銅のような異種金属の接触部分に水分が付着すると、腐食電位の違いから、いわゆる電食が発生する恐れがある。特に、アルミニウムと銅との電位差は大きいから、電気的に卑であるアルミニウム側の腐食が進行する。このため、導線と圧着端子との接続状態が不安定となり、接触抵抗の増加や線径の減少による電気抵抗の増大、さらには断線が生じて電装部品の誤動作、機能停止に至る恐れがある。
このような異種金属が接触するワイヤハーネスにおいて、例えば、一端閉塞型の筒状圧着部を有する端子を用い、この筒状圧着部内に電線の端部を挿入した後、該筒状圧着部をかしめ加工により圧着して、芯線端部を雨水や海水等の付着から保護する方法が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2014−22289号公報
しかし、一端を封止した圧着部において、被覆圧着部における止水性を確保するためには、所定以上の長さの被覆圧着部が必要となるため、端子自体の長さが長くなる。このため、コネクタのハウジングからはみ出すおそれがある。または、端子収容部を延長した特殊なハウジングを使用する必要がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、止水性を確保しつつ、前端の長さを短くすることが可能な端子付き電線等を提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、被覆導線と端子とが接続された端子付き電線であって、前記端子は、前記被覆導線が接続される接続部と、端子本体とを有し、前記接続部は、前記被覆導線が挿入される部位を除き、他の部位が封止されており、前記被覆導線の被覆部の端部近傍を外周から覆い、前記接続部の後端と、前記被覆導線との間の止水を行うための止水部材が設けられることを特徴とする端子付き電線である。
前記接続部は、前記被覆部を圧着する被覆圧着部と、前記被覆部から露出する導線を圧着する導線圧着部とを有し、前記被覆圧着部において、前記止水部材の先端部が、前記被覆部と前記被覆圧着部との間に挟まれてもよい。
また、前記接続部は、前記被覆導線の前記被覆部から露出する導線のみと接続され、前記止水部材は、前記接続部の後端部と、前記被覆部の先端部との間に設けられてもよい。
この場合、前記止水部材の先端は、前記接続部の後端と前記導線との間に挟まれてもよい。また、前記止水部材は、前記接続部の後端部と、前記被覆部の先端部との間を外周から覆ってもよい。
前記接続部の内部に、前記シール部材の先端部が配置され、前記接続部の内部に前記止水部材が位置する部位において、前記接続部に孔が設けられてもよい。
前記接続部の内部に、前記シール部材の先端部が配置され、前記止水部材の先端部において、少なくとも、前記接続部の内部に位置する部位の前記止水部材の材質が、前記止水部材の他の部位の材質と異なってもよい。
この場合、前記止水部材の先端部において、少なくとも、前記接続部と前記被覆部とにまたがる部位の前記止水部材の材質が、前記止水部材の他の部位の材質と異なってもよい。
前記止水部材の外周側の材質と、前記止水部材の内周側の材質とが異なり、外周側の材質が、内周側の材質よりも硬くてもよい。
前記止水部材の外周側の材質と、前記止水部材の内周側の材質とが異なり、内周側の材質の軟化点が、外周側の材質の軟化点よりも低くてもよい。
前記止水部材の内周面に、周方向に溝が形成され、前記溝が、前記止水部材の長手方向に複数形成されることが望ましい。
第1の発明によれば、端子における被覆導線との接続部への水の浸入を止水部材によって行うため、端子の接続部を短くすることができる。したがって、端子の長さを短くすることができる。
また、被覆圧着部の後端と被覆部との間に止水部材を挟み込み、止水部材によって止水性を得ることで、被覆導線の被覆部に通常使用される樹脂に対して、より密着性の高い樹脂を選択して使用することができる。このため、より高い止水性を得ることができる。
また、接続部を導線接続部のみで構成し、接続部の後端と導線との間に止水部材を挟み込み、止水部材によって止水性を得ることで、従来設けられていた被覆圧着部の長さだけ端子を短くすることができる。
また、接続部を導線接続部のみで構成し、接続部を外方から止水部材で被覆して止水性を得ることで、従来設けられていた被覆圧着部の長さだけ端子を短くすることができる。
また、接続部の内部に止水部材の先端部が位置する部位において、接続部に孔が設けられれば、孔に止水部材の一部を食い込ませることができるため、止水部材の位置ずれや抜けを防止することができる。
また、止水部材の先端部のみを他の部位とは異なる材質で構成することで、特に密着性の必要な部位には、密着性の高い樹脂を選択し、後方は、例えば強度などが強い樹脂を選択することができる。
また、導線接続部と被覆部とにまたがる部位のみ他の部位とは異なる材質で構成することで、特に密着性の必要な部位には、密着性の高い樹脂を選択し、後方は、例えば強度などが強い樹脂を選択することができる。
また、止水部材の外周側の材質と、止水部材の内周側の材質とを変えて、止水部材の外周側の材質が、内周側の材質よりも硬ければ、止水部材の外周側で膨張を抑制し、止水部材の内周側で被覆部等との密着性を効率良く得ることができる。
また、止水部材の外周側の材質と、止水部材の内周側の材質とを変えて、内周側の材質が、外周側の材質よりも軟化点が低ければ、止水部材を配置した後に加熱することで、止水部材の内面側と圧着部近傍を融着することができる。
また、止水部材の内周面に、周方向に複数の溝を形成することで、被覆導線に曲げが生じ、例えば止水部材の後方側の内面と被覆部とにずれが生じた場合でも、溝によって、その前方側のエリアが後方側のエリアと分離される。このため、溝よりも前方側のエリアにおける密着性を維持することができる。
第2の発明は、被覆導線が接続される接続部と、端子本体とを有し、前記接続部は、前記被覆導線が挿入される部位を除き、他の部位が封止されており、前記接続部の後端部の内面側に、筒状の止水部材の先端部が接合されることを特徴とする端子である。
第2の発明によれば、被覆導線を圧着した際に、止水部材によって確実に止水性を確保することができる。
第3の発明は、第1の発明にかかる端子付き電線が複数本束ねられたことを特徴とするワイヤハーネスである。
本発明では、複数本の端子付き電線を束ねて用いることもできる。
本発明によれば、止水性を確保しつつ、前端の長さを短くすることが可能な端子付き電線等を提供することができる。
端子1と被覆導線11の分解斜視図。 端子付き電線10の斜視図。 端子付き電線10の断面図。 (a)は、図3のA部拡大図、(b)は、他の実施形態を示す図。 (a)、(b)は、さらに他の実施形態を示す図。 (a)、(b)は、さらに他の実施形態を示す図。 (a)、(b)は、さらに他の実施形態を示す図。 (a)、(b)は、さらに他の実施形態を示す図。 止水部材19の他の実施形態を示す図。 他の実施形態を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、被覆導線11および端子1を示す分解斜視図である。端子1は、端子本体3と、被覆導線11と接続される圧着部5と、止水部材19とからなる。端子本体3と圧着部5は、例えば銅または銅合金製である。
端子本体3は、所定の形状の板状素材を、断面が矩形の筒体に形成したものである。端子本体3は、内部に、板状素材を矩形の筒体内に折り込んで形成される弾性接触片を有する。端子本体3は、前端部から雄端子などが挿入されて接続される。なお、以下の説明では、端子本体3が、雄型端子等の挿入タブ(図示省略)の挿入を許容する雌型端子である例を示すが、本発明において、この端子本体3の細部の形状は特に限定されない。例えば、雌型の端子本体3に代えて例えば雄型端子の挿入タブを設けてもよいし、丸型端子のようなボルト締結部を設けても良い。
圧着部5は、被覆導線11が圧着される部位であり、筒状(管状)に形成される。圧着部5は、被覆導線11の先端側に被覆部15から露出する導線13を圧着する導線圧着部7と、被覆導線11の被覆部15の一部を圧着する被覆圧着部9とからなる。導線圧着部7と被覆圧着部9とは、一体で形成される。なお、導線圧着部7の内径は、被覆圧着部9の内径よりも小さい。
なお、導線圧着部7の内面の一部には、周方向にセレーション(図示省略)が設けられる。このようにセレーションを形成することで、導線を圧着した際に、導線の表面の酸化膜を破壊しやすく、また、導線との接触面積を増加させることができる。
圧着部5は、断面が円形の筒体となるように板状素材が丸められ、板状素材の縁部同士を突き合わせて突合せ部を接合して一体化することにより形成される。圧着部5の長手方向に形成される封止部17aは、例えばレーザ溶接などによって溶接されて一体化される。筒状に形成された圧着部5の後端部から、被覆導線11が挿入される。
導線圧着部7の先端側(端子本体3側)は潰されて封止部17bが形成される。封止部17bは、レーザ溶接等で溶接される。例えば、導線圧着部7が潰されて板状素材同士が重ね合わされた部分において長手方向に形成された封止部17aと交差する方向に封止部17bが形成される。すなわち、圧着部5は、被覆導線11が挿入される後端部を除き、他の部位が封止される。このようにすることで、被覆圧着部9側の端部以外が封止された管状端子とすることができる。
ここで、導線13と導線圧着部7が圧着によって接続されるのではなく、超音波溶接など、他の方法で接合してもよい。すなわち、導線13と端子1の導体部とが導通すればよい。この場合、端子1には、圧着部5に代えて、被覆導線11が接続される接続部が設けられ、導線圧着部7は、被覆導線11の被覆部15から露出する導線13と接続される導線接続部となる。
すなわち、この場合、端子1は、被覆導線11が接続される接続部と、端子本体3を具備し、当該接続部は、被覆部15を圧着する被覆圧着部9と、被覆部15から露出する導線13と接続される導線接続部とを有する。なお、接続部は、被覆導線11が挿入される部位を除き、他の部位が封止される点は、同様である。なお、以下の説明では、導線13と端子とが圧着によって接続される例について説明する。
被覆圧着部9の後端部の内面側に、筒状の止水部材19の先端部が接合される。すなわち、止水部材19は、いわゆるブーツであり、被覆圧着部9と同様に略筒状の部材である。止水部材19は、高温および低温に耐えることができるとともに、屈曲に耐えられるものであり、例えば、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム等が適用可能である。なお、止水部材19と被覆圧着部9とは、例えば接着剤や両面テープなどによる接着や、融着などが適用可能である。また、端子1の金属部分に対して、止水部材19を射出成形によって一体化してもよい。止水部材19の詳細については後述する。
被覆導線11は、導線13が絶縁性の被覆部15によって被覆されて構成される。導線13は、例えばアルミニウムまたはアルミニウム合金製である。被覆導線11を端子1の圧着部5に挿入する際には、被覆導線11の先端の一部の被覆部15が剥離され、導線13を露出させておく。なお、被覆部15としては、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン等、この技術の分野において通常用いられるものを選択することができる。
次に、被覆導線11と端子1とが接続された端子付き電線10の製造方法について説明する。図2は、端子付き電線10の斜視図、図3は端子付き電線10の断面図である。まず、圧着部5に被覆導線11を挿入し、導線13を導線圧着部7の内部に配置し、被覆部15を被覆圧着部9および止水部材19内部に配置する。この状態で、図示を省略した金型によって、導線圧着部7と導線13を圧着するとともに、被覆圧着部9と被覆部15を圧着する。以上により、端子付き電線10が製造される。
なお、止水部材19の内径は、被覆導線11の被覆部15の外径よりも小さい。したがって、止水部材19に被覆導線11を挿入すると、止水部材19は拡径されて、被覆部15の外面と密着する。したがって、被覆部15と止水部材19との間の止水性を確保することができる。なお、被覆部15と止水部材19とは、接着剤や両面テープによって接着してもよい。
被覆圧着部9の圧着時には、止水部材19と被覆部15とが圧縮される。この際、止水部材19は、被覆導線11の被覆部15の端部近傍を外周から覆う。また、被覆圧着部9において、止水部材19の先端部は、被覆部15と被覆圧着部9との間に挟まれる。このため、被覆導線11と端子1との接続部の後端と、被覆圧着部9から露出する被覆導線11との間の止水を行うことができる。
なお、前述した例では、止水部材19をあらかじめ被覆圧着部9の後端に接合した端子1を用いたが、止水部材19は別体でも良い。例えば、止水部材19を被覆導線11の端部を挿入して、止水部材19と被覆導線11とをあらかじめ一体化する。この状態で、止水部材19の先端が被覆圧着部9に配置されるように、被覆導線11を圧着部5に挿入して、圧着を行ってもよい。この場合、止水部材19は、被覆圧着部9および被覆部15に対して圧着によって接合される。
図4(a)は、図3のA部拡大図である。止水部材19の内周面には、周方向に連続する溝21が形成される。溝21は、止水部材19の長手方向に複数形成される。このようにすることで、止水部材19の内面を長手方向に複数にエリアに分割することができる。例えば、被覆導線11が曲がる際、止水部材19が被覆導線11に追従して変形する。この際、特に、止水部材19の後端側と被覆導線11との密着面がずれやすい。
これに対し、止水部材19の内面に溝21を形成することで、止水部材19の後端近傍において、密着面にずれが生じた場合でも、溝21によって、この影響が先端側のエリアに伝わりにくく、このエリアにおいて止水部材19と被覆部15との密着性を維持することができる。また、溝21によって、止水部材19が変形しやすくなる。このため、被覆導線11の曲げに対して、より追従しやすくなる。
なお、止水部材19は、全体を単一の材質で形成してもよいが、部位によって材質を変えてもよい。図4(b)は、止水部材19の先端部に、他の部位に対して材質が異なる材質変更部19aを形成した例を示す図である。すなわち、少なくとも、被覆圧着部9と被覆部15との間に位置する部位の止水部材19の材質が、止水部材19の他の部位の材質と異なる。
この場合、材質変更部19aは、他の部位に対して、被覆圧着部9との接着性がより優れた材質とするか、または、より強度が高い材質とすることが望ましい。例えば、被覆部15との密着性に優れるシリコンゴムは、粘着層と接着しにくい。このため、止水部材19の材質変更部19a以外をシリコンゴムとして、材質変更部19aとしては、エポキシ、不飽和ポリエステル、ポリアリレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルイミドなどを適用可能である。
また、図5(a)に示すように、止水部材19の外周側に、材質変更部19aを形成してもよい。この場合、止水部材19の外周側の材質と、止水部材19の内周側の材質とが異なり、材質変更部19aの材質が、内周側の他の材質よりも硬いことが望ましい。
材質変更部19aの材質としては、例えばポリフェニレンサルファイド、ポリアミドイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリテトラフルオロエチレン等が適用でき、その他の材質としては、例えばシリコンゴム、ブチルゴム、耐熱パテ等を適用することができる。このように、止水部材19の内側(材質変更部19a以外)をゴムとすることで、両者の密着性を高めることができる。また、材質変更部19aを円筒状に硬い樹脂材料とすることで、止水部材19が膨らみすぎず、内部のゴムの反発力を高めると共に被覆導線11を挿入し易くすることができる。
なお、この場合には、材質変更部19aは、止水部材19の全長にわたって形成されるのではなく、被覆圧着部9によって圧着される部位から所定距離離して形成される。例えば、被覆圧着部9による外径変化の影響が小さくなる部位よりも後ろ側に材質変更部19aを形成する。このようにすることで、材質変更部19aの破損を防止することができる。
また、図5(b)に示すように、止水部材19の内周側の全長にわたって、材質変更部19aを形成してもよい。この場合、止水部材19の外周側の材質と、止水部材19の内周側の材質とが異なり、内周面の材質変更部19aの材質が、外周側の材質よりも軟化点が低いことが望ましい。
材質変更部19aの材質としては、例えばホットメルト樹脂として、その他の部位の材質を、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ナイロン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトンなどを適用することができる。このように、内面の材質変更部19aを接着性材料とし、外側を保護層とすることで、止水部材19−被覆部15間を加熱によって融着することができる。
以上、本実施の形態によれば、止水部材19を用い、被覆部15と止水部材19とを密着させることで、被覆部15の外周からの水の浸入を防止することができる。このため、従来のように、被覆圧着部9を所定以上の長さで形成する必要がない。したがって、端子1の長さを短くすることができる。このため、特殊なハウジングを使用しなくても、コネクタのハウジングから端子1がはみ出すことがない。
また、被覆圧着部9と被覆部15との間に止水部材19を挟み込み、止水部材19によって止水性を得ることで、この部位における止水性を確保することができる。例えば、止水部材19の材質として、被覆導線11の被覆部15に通常使用される樹脂よりも耐熱性または圧縮永久歪特性に優れる材料を用いることで、シール寿命を向上させることができる。
また、止水部材19の先端部に材質変更部19aを設けることで、特に密着性の必要な先端部には密着性の高い樹脂を選択し、後方は、例えば強度が強い樹脂を選択することができる。
また、止水部材19の外周側に材質変更部19aを設け、止水部材19の外周側の材質を、内周側の材質よりも硬くすることができる。このため、外周側で止水部材19の膨張を抑制し、内周側で被覆部15との密着性を高めることができる。また、止水部材19の外周側の硬度が高いため、被覆導線11を挿入しやすくなる。
また、止水部材19の内周側に材質変更部19aを設け、止水部材19の内周側の材質の軟化点を、外周側の材質の軟化点よりも低くすることができる。このため、止水部材19を配置した後に加熱することで、止水部材19の内面側と被覆部15を融着することができる。
また、止水部材19の内周面に、周方向に複数の溝21を形成することで、止水部材19の変形が容易となる。また、被覆導線11に曲げなどが生じ、例えば止水部材19の後方側の内面と被覆部15とがずれた場合でも、溝21によって、その前方側のエリアが後方側のエリアと分離され、前方側のエリアにおける密着性を維持することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図6(a)は、第2の実施形態にかかる被覆導線11と圧着部5近傍の拡大図である。なお、以下の説明において、第1の実施形態と同様の機能を奏する構成については、図1〜図5と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第2の実施形態においては、圧着部5が、導線圧着部7のみからなり、被覆圧着部9は設けられない。なお、本実施形態においても、圧着以外の方法で導線13と端子とを接続してもよい。すなわち、端子1における被覆導線11との接続部では、被覆導線11の被覆部15から露出する導線13のみと接続される。以下の説明は、圧着による例を示す。
止水部材19は、この端子1における被覆導線11との接続部の後端部と、被覆部15の先端部とを外周から覆うように配置される。すなわち、止水部材19は、導線圧着部7の後端から、被覆導線11の被覆部15にまたがるように配置される。
なお、端子1と止水部材19との接合は、接着剤や両面テープによる接着であってもよく、融着であってもよい。また、止水部材19と端子1とを射出成形で一体化してもよい。また、止水部材19と被覆部15との接合も同様に、接着剤や両面テープによる接着であってもよく、融着であってもよい。このように、止水部材19と端子1と被覆導線11とを確実に接合することで、止水部材19によって、端子後端からの水の浸入を抑制することができる。
また、止水部材19の内径を、圧着後の導線圧着部7の外径よりも小さくすることで、止水部材19を配置した際に、止水部材19の内面と導線圧着部7の外面とを密着させて、止水部材19と端子1とを接合してもよい。同様に、導線圧着部7よりも外径の大きい被覆部15の外面に、止水部材19の内面を密着させて、止水部材19と被覆導線11とを接合してもよい。
なお、端子付き電線10を形成するためには、例えば、止水部材19をあらかじめ端子1の後端に接合し、止水部材19の後端から被覆導線11を挿入して導線13を圧着等によって端子1と接続し、被覆導線11と止水部材19とを接合すればよい。
また、止水部材19をあらかじめ被覆導線11の被覆部15の外周に接合しておき、導線13を端子1に挿入して接続し、止水部材19と端子1とを接合してもよい。また、止水部材19を被覆導線11の外周に被せた状態で、導線13を端子1に挿入して接続し、止水部材19と端子1とを接合した後、止水部材19と被覆導線11とを完全に接合してもよい。
なお、前述したように、止水部材19の内面には、溝21が形成される。この場合、溝21は、被覆部15の外周面と密着する範囲にのみ形成される。
また、止水部材19は、全体を単一の材質で形成してもよいが、第1の実施形態と同様に、部位によって材質を変えてもよい。図6(b)は、止水部材19の先端部に、他の部位に対して材質が異なる材質変更部19aを形成した例を示す図である。すなわち、止水部材19の先端部において、少なくとも、導線13との接続部と被覆部15とにまたがる部位の止水部材19の材質が、止水部材19の他の部位の材質と異なる。
この場合、材質変更部19aは、他の部位に対して、被覆圧着部9との接着性がより優れた材質とするか、または、より強度が高い材質とすることが望ましい。例えば、被覆部15との密着性に優れるシリコンゴムは、粘着層と接着しにくい。このため、止水部材19の材質変更部19a以外をシリコンゴムとして、材質変更部19aとしては、エポキシ、不飽和ポリエステル、ポリアリレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルイミドなどを適用可能である。
また、図7(a)に示すように、止水部材19の外周側に、材質変更部19aを形成してもよい。例えば、被覆部15の外周に位置する部位のみ、材質を変更してもよい。この場合、止水部材19の外周側の材質と、止水部材19の内周側の材質とが異なり、材質変更部19aの材質が、内周側の他の材質よりも硬いことが望ましい。
材質変更部19aの材質としては、例えばポリフェニレンサルファイド、ポリアミドイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリテトラフルオロエチレン等が適用でき、その他の材質としては、例えばシリコンゴム、ブチルゴム、耐熱パテ等を適用することができる。このように、止水部材19の内側(材質変更部19a以外)をゴムとすることで、両者の密着性を高めることができる。また、材質変更部19aを円筒状に硬い樹脂材料とすることで、止水部材19が膨らみすぎず、内部のゴムの反発力を高めると共に被覆導線11を挿入し易くすることができる。
また、図7(b)に示すように、止水部材19の内周側に、材質変更部19aを形成してもよい。この場合、止水部材19の外周側の材質と、止水部材19の内周側の材質とが異なり、内周面の材質変更部19aの材質の軟化点が、外周側の材質の軟化点よりも低いことが望ましい。
材質変更部19aの材質としては、例えばホットメルト樹脂として、その他の部位の材質を、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ナイロン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトンなどを適用することができる。このように、内面の材質変更部19aを接着性材料とし、外側を保護層とすることで、端子1−止水部材19間と止水部材19−被覆部15間を加熱により融着することができる。
以上、第2の実施の形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、止水部材19を用い、被覆部15と止水部材19とを接合することで、被覆部15の外周からの水の浸入を防止することができる。同様に、止水部材19と端子1とを接合することで、止水部材19と端子との間からの水の浸入を防止することができる。このため、従来のように、被覆圧着部9を形成する必要がない。したがって、端子1の長さを短くすることができる。このため、特殊なハウジングを使用しなくても、コネクタのハウジングから端子1がはみ出すことがない。
また、止水部材19の、導線圧着部7と被覆部15とにまたがる部位のみ他の部位とは異なる材質で構成することで、特に密着性の必要な部位には、密着性の高い樹脂を選択し、後方は、例えば強度などが強い樹脂を選択することができる。
また、第1の実施形態と同様に、止水部材19の外周側の材質変更部19aを設けることで、外周側で止水部材19の膨張を抑制し、内周側で被覆部15との密着性を高めることができる。
また、止水部材19の内周側の材質変更部19aを設け、止水部材19を配置した後に加熱することで、止水部材19の内面側と導線圧着部7および被覆部15の外面側を融着することができる。
次に、第3の実施形態について説明する。図8(a)は、第3の実施形態にかかる止水部材19および保持部材23を示す斜視図である。第3の実施形態においては、第2の実施形態と同様に、被覆部15は端子の接続部において圧着されないが、第1の実施形態と同様に、止水部材19の先端が、導線圧着部7(接続部)の後端と導線13との間に挟まれる。このように、止水部材19は、導線圧着部7の後端部と、被覆部15の先端部との間に設けられれば、止水部材19の先端が、導線圧着部7の外面側に配置されてもよく、導線圧着部7の内面側に配置されてもよい。
なお、この場合でも、図4(b)と同様に、止水部材19の先端部において、少なくとも、導線圧着部7の内部に位置する部位の止水部材19の材質を、止水部材19の他の部位の材質と異なるようにしてもよい。または、図7(a)と同様に、被覆部15の外周に位置する部位における止水部材19の外面側の材質を、止水部材19の他の部位の材質と異なるようにしてもよい。また、図7(b)に示すように、止水部材19の内面側の材質を、止水部材19の外面側の材質と異なるようにしてもよい。
また、図8(b)に示すように、導線圧着部7の一部に、貫通孔である孔22を設けてもよい。孔22は、導線圧着部7の内面側に止水部材19が配置される部位に形成される。したがって、孔22において、内部の止水部材19が露出する。
導線圧着部7において導線13を圧着すると、止水部材19の先端部も圧縮される。したがって、止水部材19の一部を孔22に食い込ませることができる。このため、止水部材19が孔22に引っかかるため、止水部材19の位置ずれや抜けを防止することができる。
なお、第1の実施形態に対して孔22を適用してもよい。すなわち、端子1における接続部の後端部(例えば導線圧着部7または被覆圧着部9の後端部)近傍において、内部に止水部材19の先端が配置される部位に、孔22を設けることで、止水部材19の位置ずれや抜けを防止することが可能である。
以上、第3の実施の形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、端子の接続部において導線13のみが接続される場合において、止水部材19は、接続部と被覆部15とを外方から覆ってもよく、止水部材19の先端を導線13と接続部との間に配置してもよい。いずれの場合も、止水部材19によって、端子内への水の浸入を防止することができる。
また、端子後端部近傍に孔22を設けることで、内部の止水部材19の位置ずれや抜けを防止することができる。
次に、第4の実施形態について説明する。図9は、第4の実施形態にかかる止水部材19および保持部材23を示す斜視図である。本実施形態では、半割の保持部材23の内面に、半割の止水部材19が設けられる。保持部材23は、例えば硬質樹脂製である。
保持部材23は、半割形状の一方の辺がヒンジ部となり、他方の辺の対向部にそれぞれ係止部25a、25bが形成される。したがって、保持部材23の互いの係止部25a、25bを接続することで、保持部材23が略筒状となる。この際、保持部材23を略筒状に閉じた状態では、止水部材19の互いの対向面が密着し、略筒状となる。
図10は、止水部材19を被覆導線11と端子1(導線圧着部7)との間に被せた状態を示す図である。保持部材23を閉じることで、止水部材19を、導線圧着部7と被覆導線11とにまたがるように外周側から配置することができる。また、止水部材19の外周は、保持部材23で保持されるため、止水部材19の変形が抑制される。
第4の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、保持部材23と止水部材19とが半割形状であるため、取り付けが容易である。例えば、筒状にした際の止水部材19の内径が、被覆導線11の外径に対して十分に小さい場合であっても、止水部材19を確実に被覆部15の外周に密着させることができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、前述した実施形態は、互いに組み合わせることができる。また、本発明にかかる端子付き電線10を複数本束ねてワイヤハーネスとして使用することもできる。
1………端子
3………端子本体
5………圧着部
7………導線圧着部
9………被覆圧着部
10………端子付き電線
11………被覆導線
13………導線
15………被覆部
17a、17b………封止部
19………止水部材
19a………材質変更部
21………溝
22………孔
23………保持部材
25a、25b………係止部

Claims (13)

  1. 被覆導線と端子とが接続された端子付き電線であって、
    前記端子は、前記被覆導線が接続される接続部と、端子本体とを有し、
    前記接続部は、前記被覆導線が挿入される部位を除き、他の部位が封止されており、
    前記被覆導線の被覆部の端部近傍を外周から覆い、前記接続部の後端と、前記被覆導線との間の止水を行うための止水部材が設けられることを特徴とする端子付き電線。
  2. 前記接続部は、前記被覆部を圧着する被覆圧着部と、前記被覆部から露出する導線を圧着する導線圧着部とを有し、
    前記被覆圧着部において、前記止水部材の先端部が、前記被覆部と前記被覆圧着部との間に挟まれることを特徴とする請求項1記載の端子付き電線。
  3. 前記接続部は、前記被覆導線の前記被覆部から露出する導線のみと接続され、
    前記止水部材は、前記接続部の後端部と、前記被覆部の先端部との間に設けられることを特徴とする請求項1記載の端子付き電線。
  4. 前記止水部材の先端は、前記接続部の後端と前記導線との間に挟まれることを特徴とする請求項3記載の端子付き電線。
  5. 前記止水部材は、前記接続部の後端部と、前記被覆部の先端部との間を外周から覆うことを特徴とする請求項3記載の端子付き電線。
  6. 前記接続部の内部に、前記止水部材の先端部が配置され、前記接続部の内部に前記止水部材が位置する部位において、前記接続部に孔が設けられることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の端子付き電線。
  7. 前記接続部の内部に、前記止水部材の先端部が配置され、前記止水部材の先端部において、少なくとも、前記接続部の内部に位置する部位の前記止水部材の材質が、前記止水部材の他の部位の材質と異なることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の端子付き電線。
  8. 前記止水部材の先端部において、少なくとも、前記接続部と前記被覆部とにまたがる部位の前記止水部材の材質が、前記止水部材の他の部位の材質と異なることを特徴とする請求項5記載の端子付き電線。
  9. 前記止水部材の外周側の材質と、前記止水部材の内周側の材質とが異なり、外周側の材質が、内周側の材質よりも硬いことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の端子付き電線。
  10. 前記止水部材の外周側の材質と、前記止水部材の外周側の材質とが異なり、内周側の材質の軟化点が、外周側の材質の軟化点よりも低いことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の端子付き電線。
  11. 前記止水部材の内周面に、周方向に溝が形成され、前記溝が、前記止水部材の長手方向に複数形成されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の端子付き電線。
  12. 被覆導線が接続される接続部と、端子本体とを有し、
    前記接続部は、前記被覆導線の被覆部を圧着する被覆圧着部と、前記被覆部から露出する導線と接続される導線接続部とを有し、前記被覆導線が挿入される部位を除き、他の部位が封止されており、
    前記被覆圧着部の後端部の内面側に、筒状の止水部材の先端部が接合されることを特徴とする端子。
  13. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の端子付き電線が複数本束ねられたことを特徴とするワイヤハーネス。
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