JP7233182B2 - 端子付き電線およびその製造方法 - Google Patents
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Description
また前記導線圧着部の先端部近傍に前記第2の流出防止部同士を繋ぐように設けられた第3の流出防止部を更に有し、前記流出防止部は前記導線圧着部の先端側を囲むように形成されていてもよい。
前記バレル間部の両側壁上および前記被覆圧着部の先端部近傍の幅方向に形成された、略コの字状の樹脂製の他の流出防止部が設けられ、前記他の流出防止部は、前記被覆部から露出する前記導線の高さよりも高く、前記流出防止部と前記他の流出防止部の間において、前記導線が露出する部位が前記防食材で覆われていてもよい。
第2の発明では、前記導線の先端部より前記端子本体側で、前記トランジション部の側壁間の全幅に渡って形成され、前記導線の先端部の高さよりも高い樹脂製の他の流出防止部を有し、前記防食材が、前記他の流出防止部の後方と前記第4の流出防止部の後方のそれぞれに設けられていてもよい。
また、前記流出防止部が、前記バレル間部の両側壁上および前記被覆圧着部の先端部近傍の上方の幅方向において形成された、略コの字状の第5の流出防止部を更に有し、前記第4の流出防止部と前記第5の流出防止部とで前記バレル間部が囲まれていてもよい。
3………端子本体
4………トランジション部
5………圧着部
7………導線圧着部
8………バレル間部
9………被覆圧着部
10、10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g、10h、10i、10j………端子付き電線
11………被覆導線
13………導線
15………被覆部
17………防食材
19、19a、19b、19c、19d、19e、19f………流出防止部
Claims (14)
- 被覆導線と端子とが接続される端子付き電線であって、
前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、
前記端子は、端子本体と圧着部とがトランジション部を介して連結されており、
前記圧着部は、前記導線が圧着される導線圧着部と、前記被覆部が圧着される被覆圧着部と、前記導線圧着部と前記被覆圧着部との間のバレル間部と、を具備し、
前記トランジション部には、前記導線の先端部の高さよりも高い樹脂製の流出防止部が設けられ、
前記流出防止部は、前記導線の先端部より前記端子本体側で、前記トランジション部の側壁間の全幅に渡って形成された第1の流出防止部を有し、
前記流出防止部は、前記トランジション部の側壁上に、前記側壁の厚み以下の厚みで、前記第1の流出防止部から前記導線圧着部側へ向けて形成された第2の流出防止部を更に有し、
少なくとも、前記バレル間部から前記流出防止部までの前記導線が露出する部位が防食材で覆われることを特徴とする端子付き電線。 - 前記導線圧着部の先端部近傍に前記第2の流出防止部同士を繋ぐように設けられた第3の流出防止部を更に有し、前記流出防止部は前記導線圧着部の先端側を囲むように形成されることを特徴とする請求項1に記載の端子付き電線。
- 前記バレル間部の両側壁上および前記被覆圧着部の先端部近傍の幅方向に形成された、略コの字状の樹脂製の他の流出防止部が設けられ、前記他の流出防止部は、前記被覆部から露出する前記導線の高さよりも高く、前記流出防止部と前記他の流出防止部の間において、前記導線が露出する部位が前記防食材で覆われていることを特徴とする請求項1に記載の端子付き電線。
- 被覆導線と端子とが接続される端子付き電線であって、
前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、
前記端子は、端子本体と圧着部とがトランジション部を介して連結されており、
前記圧着部は、前記導線が圧着される導線圧着部と、前記被覆部が圧着される被覆圧着部と、前記導線圧着部と前記被覆圧着部との間のバレル間部と、を具備し、
前記導線圧着部の上方または、前記導線圧着部と前記バレル間部との境界部近傍における前記バレル間部に、前記被覆部から露出する前記導線の高さよりも高い樹脂製の流出防止部が設けられ、
前記流出防止部は、前記導線圧着部の上方に前記導線圧着部の全幅で形成されるか、または前記導線圧着部の後方の前記バレル間部の全幅で形成される第4の流出防止部を有し、
少なくとも、前記第4の流出防止部の後方において、前記バレル間部から前記第4の流出防止部までの前記導線が露出する部位が防食材で覆われることを特徴とする端子付き電線。 - 前記導線の先端部より前記端子本体側で、前記トランジション部の側壁間の全幅に渡って形成され、前記導線の先端部の高さよりも高い樹脂製の他の流出防止部を有し、
前記防食材が、前記他の流出防止部の後方と前記第4の流出防止部の後方のそれぞれに設けられていることを特徴とする請求項4に記載の端子付き電線。 - 前記流出防止部が、前記バレル間部の両側壁上および前記被覆圧着部の先端部近傍の上方の幅方向において形成された、略コの字状の第5の流出防止部を更に有し、前記第4の流出防止部と前記第5の流出防止部とで前記バレル間部が囲まれていることを特徴とする請求項4に記載の端子付き電線。
- 被覆導線と端子とが接続される端子付き電線であって、
前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、
前記端子は、端子本体と圧着部とがトランジション部を介して連結されており、
前記圧着部は、前記導線が圧着される導線圧着部と、前記被覆部が圧着される被覆圧着部と、前記導線圧着部と前記被覆圧着部との間のバレル間部と、を具備し、
前記トランジション部には、前記導線の先端部の高さよりも高い樹脂製の流出防止部が設けられ、
少なくとも、前記バレル間部から前記流出防止部までの前記導線が露出する部位が防食材で覆われ、
前記導線圧着部の上方であって、バレル同士の突合せ部の両側に流出防止部が設けられ、少なくとも、前記バレル同士の突合せ部の両側の流出防止部の間が防食材で覆われていることを特徴とする端子付き電線。 - 被覆導線と端子とが接続される端子付き電線であって、
前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、
前記端子は、端子本体と圧着部とがトランジション部を介して連結されており、
前記圧着部は、前記導線が圧着される導線圧着部と、前記被覆部が圧着される被覆圧着部と、前記導線圧着部と前記被覆圧着部との間のバレル間部と、を具備し、
前記導線圧着部の上方または後方には、前記被覆部から露出する前記導線の高さよりも高い樹脂製の流出防止部が設けられ、
少なくとも、前記バレル間部から前記流出防止部までの前記導線が露出する部位が防食材で覆われ、
前記導線圧着部の上方であって、バレル同士の突合せ部の両側に流出防止部が設けられ、少なくとも、前記バレル同士の突合せ部の両側の流出防止部の間が防食材で覆われていることを特徴とする端子付き電線。 - 被覆導線と端子とが接続される端子付き電線であって、
前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、
前記端子は、端子本体と圧着部とがトランジション部を介して連結されており、
前記圧着部は、前記導線が圧着される導線圧着部と、前記被覆部が圧着される被覆圧着部と、前記導線圧着部と前記被覆圧着部との間のバレル間部と、を具備し、
前記トランジション部には、前記導線の先端部の高さよりも高い樹脂製の流出防止部が設けられ、
少なくとも、前記バレル間部から前記流出防止部までの前記導線が露出する部位が防食材で覆われ、
前記被覆圧着部の後方に、前記被覆圧着部から所定の隙間をあけて前記被覆部の上方に他の流出防止部が設けられ、前記被覆圧着部と前記他の流出防止部の間が前記被覆圧着部の後端部の全周にわたって防食材で覆われていることを特徴とする端子付き電線。 - 被覆導線と端子とが接続される端子付き電線であって、
前記被覆導線は、被覆部と、前記被覆部の先端から露出する導線とを具備し、
前記端子は、端子本体と圧着部とがトランジション部を介して連結されており、
前記圧着部は、前記導線が圧着される導線圧着部と、前記被覆部が圧着される被覆圧着部と、前記導線圧着部と前記被覆圧着部との間のバレル間部と、を具備し、
前記導線圧着部の上方または後方には、前記被覆部から露出する前記導線の高さよりも高い樹脂製の流出防止部が設けられ、
少なくとも、前記バレル間部から前記流出防止部までの前記導線が露出する部位が防食材で覆われ、
前記被覆圧着部の後方に、前記被覆圧着部から所定の隙間をあけて前記被覆部の上方に他の流出防止部が設けられ、前記被覆圧着部と前記他の流出防止部の間が前記被覆圧着部の後端部の全周にわたって防食材で覆われていることを特徴とする端子付き電線。 - 前記流出防止部は、樹脂が硬化した複数の液滴が幅方向にわずかに重なるように配置されて一段目が形成され、一段目の上部に、樹脂が硬化した複数の液滴が幅方向にわずかに重なるように配置されることで二段目以降が積層されて形成されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の端子付き電線。
- 全ての流出防止部を構成する樹脂と前記防食材が光硬化樹脂であることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の端子付き電線。
- 請求項1から請求項12のいずれかに記載の端子付き電線の製造方法であって、
前記トランジション部、前記導線圧着部の上方または後方に、複数の樹脂の液滴の塗布と硬化を繰り返して、前記流出防止部を形成し、
前記流出防止部は、前記トランジション部において、前記導線の先端部の高さよりも高く形成されるか、または、前記導線圧着部の上方または前記バレル間部において、前記被覆部から露出する前記導線の高さよりも高く形成され、
前記流出防止部の後方に、防食材を塗布した後、光照射することで防食材を硬化させ、前記バレル間部から前記流出防止部までの前記導線が露出する部位を防食材で覆うことを特徴とする端子付き電線の製造方法。 - 前記流出防止部は、ジェットディスペンサによって、樹脂の液滴を打ち出し、打ち出しと連動させて光を照射させて硬化させ、その横に、同様にして互いにわずかに重なるように樹脂の液滴の打ち出しと硬化を繰り返し行い、前記トランジション部の側壁間の全幅、前記導線圧着部の全幅又は前記バレル間部の全幅に一段目を形成し、一段目の上部に、樹脂の液滴の打ち出しと硬化を繰り返して二段目以降を積層することで形成することを特徴とする請求項13記載の端子付き電線の製造方法。
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