JP7137115B2 - クレーンの過巻検出用重錘 - Google Patents
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Description
前記重錘本体40は、前記主巻ワイヤロープ15が前記ジブから垂下した状態のまま、当該重錘本体40の一対の端面45の間(より詳しくは突条44の側面同士の間)のロープ通過許容空間75を通じて当該主巻ワイヤロープ15を外部空間72から内部空間71すなわち当該重錘本体40の内周面41により囲まれる空間に受け入れることが可能である。この受入れにより、前記垂下状態にある前記主巻ワイヤロープ15の周囲に容易に配置されることが可能である。
前記主巻ワイヤロープ15からの前記過巻検出用重錘W1の取り外しも、前記配置作業と逆の作業によって容易に行われることが可能である。具体的には、図7及び図8に示される締結具60のボルト62が図14及び図15に示されるように被締結部46,56から抜き取られ、その後、図12及び図13に示すように前記着脱部材50が嵌合方向に沿って上向きに前記重錘本体40から抜き取られることにより、ロープ通過許容空間75が開放される。従って、この状態で、前記主巻ワイヤロープ15が垂下状態のまま前記内部空間内から前記ロープ通過許容空間75を通じて前記外部空間72へ抜け出るように当該主巻ワイヤロープ15から前記重錘本体40を取り外すことが可能である。ここで、前記締結具60が取り外されても前記天面54aと前記突条上端面44aとの当接により前記重錘本体40からの前記着脱部材50の脱落が阻止されるので、作業者は、当該着脱部材50を保持する作業を行わなくても前記締結具60の取り外し作業を容易にかつ安全に行うことが可能である。
3 ブーム(ジブ)
15 主巻ワイヤロープ(吊り荷ロープ)
20 過巻検出装置
40 重錘本体
40a 重錘本体の上面(支持面)
41 内周面
42 外周面
44 突条
44a 突条の上端面(支持面)
45 端面
46 被締結部
46a ボルト挿通孔(本体側ボルト挿通孔)
48,48B 凹溝
48C 凹部
48a,48b,48c 底面(支持面)
49A 突条
49a 突条の上端面(支持面)
49B 凹溝
49b 凹溝の底面(支持面)
49C 凹部
49c 凹部の底面(支持面)
50 着脱部材
54 凹溝
54a 天面(被支持面)
55 対向側面
56 被締結部
56a ボルト挿通孔(着脱側ボルト挿通孔)
58,58B 突条
58a,58b 突条の下端面(被支持面)
58C,50A 凸部
58c,50a 凸部の下端面(被支持面)
59A 凹溝
59a 天面(被支持面)
59B 突条
59b 突条の下端面(被支持面)
60 締結具
62 ボルト
64 ナット
65 ロープ通過許容空間
71 内部空間
72 外部空間
75 ロープ通過許容空間
Claims (10)
- クレーンのジブから垂下する吊り荷ロープの過巻を検出するための重錘であって、
前記吊り荷ロープの周囲に配置されるとともに当該ジブから吊り下げられる重錘本体と、
当該重錘本体に着脱可能に装着される着脱部材と、
前記重錘本体に前記着脱部材を締結する締結具と、を備え、
前記重錘本体は、前記吊り荷ロープを180°以上の範囲に亘って部分的に囲む内周面と、前記重錘本体の周方向にロープ通過許容空間を挟んでその両側に位置する一対の端面と、を有し、前記ロープ通過許容空間は前記吊り荷ロープが垂下した状態のまま前記重錘本体の外部の空間である外部空間と前記内周面により囲まれた内部空間との間で当該ロープ通過許容空間を通じて出入りすることを可能にするように当該外部空間と当該内部空間とを前記重錘本体の径方向に連通し、
前記着脱部材は、前記ロープ通過許容空間を塞ぐように前記重錘本体に装着されることが可能な形状であって、前記一対の端面にそれぞれ対向することが可能な一対の対向側面を含む形状を有し、
前記一対の対向側面はその法線方向に凹凸する着脱側凹凸部を有し、前記一対の端面は、前記着脱部材が特定の嵌合方向に沿って前記重錘本体に対して相対的にスライド移動するのを許容するように前記着脱側凹凸部と前記嵌合方向に嵌合する本体側凹凸部を有し、
前記着脱部材は下向きに開放された被支持面を有し、前記重錘本体は上向きに開放されて前記着脱側凹凸部と前記本体側凹凸部との嵌合時に前記被支持面と上下方向に当接することにより前記重錘本体からの前記着脱部材の落下を阻止する支持面を有し、
前記重錘本体及び前記着脱部材は、前記着脱側凹凸部と前記本体側凹凸部とが完全に嵌合された状態で前記被支持面及び前記支持面から離れた位置で前記締結具を受け入れて当該締結具により互いに締結される被締結部をそれぞれ有する、過巻検出用重錘。 - 請求項1記載の過巻検出用重錘であって、前記被支持面は前記着脱側凹凸部に含まれ、前記支持面は前記本体側凹凸部に含まれている、過巻検出用重錘。
- 請求項1または2記載の過巻検出用重錘であって、前記嵌合方向は上下方向であり、前記着脱側凹凸部及び前記本体側凹凸部は前記着脱部材が前記重錘本体に対してその上側の位置から下降するのに伴って互いに嵌合する形状を有し、前記被支持面及び前記支持面は当該嵌合が完了した状態で互いに上下方向に突き当たる位置にある、過巻検出用重錘。
- 請求項3記載の過巻検出用重錘であって、前記着脱側凹凸部及び前記本体側凹凸部は、上下方向に延びる領域内で互いの水平方向の相対変位を規制するように嵌合する形状を有する、過巻検出用重錘。
- 請求項4記載の過巻検出用重錘であって、前記本体側凹凸部が上下方向に延びる領域内で連続的または間欠的に存在する凸部を含み、前記着脱側凹凸部が下向きに開放されて前記凸部の下からの挿入を受け入れるように上下方向に延びるとともに上端が閉塞された凹部を含み、前記着脱側凹凸部のうち前記凹部の上端を閉塞する天面が前記被支持面を構成し、前記凸部の上端面が前記支持面を構成する、過巻検出用重錘。
- 請求項5記載の過巻検出用重錘であって、前記被締結部は前記本体側凹凸部の前記凸部よりも下側に位置する、過巻検出用重錘。
- 請求項4記載の過巻検出用重錘であって、前記着脱側凹凸部が上下方向に延びる領域内で連続的または間欠的に存在する凸部を含み、前記本体側凹凸部が上向きに開放されて前記凸部の上からの挿入を受け入れるように上下方向に延びるとともに下端が閉塞された凹部を含み、前記凸部の下端面が前記被支持面を構成し、前記本体側凹凸部のうち前記凹部の下端を閉塞する底面が前記支持面を構成する、過巻検出用重錘。
- 請求項7記載の過巻検出用重錘であって、前記被締結部は前記着脱側凹凸部の前記凸部よりも上側に位置する、過巻検出用重錘。
- 請求項2記載の過巻検出用重錘であって、前記嵌合方向は、前記重錘本体の径方向と平行な方向であり、前記着脱側凹凸部及び前記本体側凹凸部は前記着脱部材が前記重錘本体に対してその径方向外側の位置から内側に向かう移動に伴って互いに嵌合する形状を有する、過巻検出用重錘。
- 請求項1~9のいずれかに記載の過巻検出用重錘であって、前記締結具はボルトを含み、前記着脱部材の被締結部は当該着脱部材を前記重錘本体の径方向に対して直交する水平方向である特定水平方向に貫通して前記ボルトの挿通を許容する着脱側ボルト挿通孔を有し、前記重錘本体の被締結部は、前記着脱側凹凸部と前記本体側凹凸部との嵌合が完了した状態で前記着脱部材の被締結部に対して前記特定水平方向に隣接するとともに前記着脱側ボルト挿通孔と合致して前記ボルトの挿通を許容する本体側ボルト挿通孔を有する、過巻検出用重錘。
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