JP7269752B2 - ワイヤロープテンション治具及びこれを用いたワイヤロープの巻替え方法 - Google Patents
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Description
対回転可能に接続されるトルク吸収部を設け、前記トルク吸収部は、入れ子状にして径方向に重合配置させてなる内側環状部材及び外側環状部材を前記ワイヤロープの軸心回りに相対回転可能に組み付けて構成され、前記内側環状部材は、2枚の内側円環状板を互いの板面同士を軸方向に離間させるとともに周方向で2分割された分割体を前記一対のブラケットの外周部にそれぞれ設けるとともに、両分割体の外周端同士間に隙間を有して連続する円弧状摺接面をなすように形成され、前記円弧状摺接面は、前記内側円環状板の外周縁部を軸方向外側に向けて小径となる段差に設けられ、前記外側環状部材は、互いの板面同士を軸方向であって前記内側円環状板同士の間隔に対応して離間させて設けられる2枚の外側円環状板を備え、前記外側円環状板は、内周部が前記段差に係合可能、かつ、前記連続する円弧状摺接面に摺接可能な円環状摺接面を有するとともに、前記円環状摺接面の軸方向外側縁部から径方向に環状の鍔部を突出させて前記円弧状摺接面及び円環状摺接面を覆うように形成され、前記一対の耳片を径方向両側外周部にそれぞれ設けていることを特徴としている。
Claims (5)
- 建設機械のウインチドラムに巻き取られるワイヤロープにテンションを付与するテンション付与部と、該テンション付与部の反力を受ける反力受け部とを備えたワイヤロープテンション治具において、前記テンション付与部は、中央にワイヤロープ挿通孔が設けられた筒型構造をなして、前記ワイヤロープの長さ方向の一部を挟持可能な内側面を有する複数のスライドプレートと、半割り可能に形成され、前記スライドプレートの外側面が当接可能な内側面を有する一対のブラケットと、両ブラケットを組み合わせた状態に保持しながら前記スライドプレートに前記ワイヤロープへの挟持力を付与するための連結ボルトとを備え、前記反力受け部は、前記テンション付与部を挟む両側にそれぞれ配置されるとともに、一対の反力確保用ロープがそれぞれ取り付けられる一対の耳片からなり、前記テンション付与部と前記反力受け部との間に、前記連結ボルトを締め付けて前記ワイヤロープへの挟持力を付与した状態で、前記テンション付与部と前記反力受け部とが前記ワイヤロープの軸心回りに相対回転可能に接続されるトルク吸収部を設け、
前記トルク吸収部は、入れ子状にして径方向に重合配置させてなる内側環状部材及び外側環状部材を前記ワイヤロープの軸心回りに相対回転可能に組み付けて構成され、
前記内側環状部材は、2枚の内側円環状板を互いの板面同士を軸方向に離間させるとともに周方向で2分割された分割体を前記一対のブラケットの外周部にそれぞれ設けるとともに、両分割体の外周端同士間に隙間を有して連続する円弧状摺接面をなすように形成され、
前記円弧状摺接面は、前記内側円環状板の外周縁部を軸方向外側に向けて小径となる段差に設けられ、
前記外側環状部材は、互いの板面同士を軸方向であって前記内側円環状板同士の間隔に対応して離間させて設けられる2枚の外側円環状板を備え、
前記外側円環状板は、内周部が前記段差に係合可能、かつ、前記連続する円弧状摺接面に摺接可能な円環状摺接面を有するとともに、前記円環状摺接面の軸方向外側縁部から径方向に環状の鍔部を突出させて前記円弧状摺接面及び円環状摺接面を覆うように形成され、
前記一対の耳片を径方向両側外周部にそれぞれ設けていることを特徴とするワイヤロープテンション治具。 - 請求項1記載のワイヤロープテンション治具を用いたワイヤロープの巻替え方法であって、前記一対の反力確保用ロープの一端を前記一対の耳片にそれぞれ取り付けるとともに、他端を建設現場に配置された固定物の一箇所に纏めて取り付ける段階を含むことを特徴とするワイヤロープの巻替え方法。
- 前記建設機械は、ベースマシンの前部に起伏可能かつ着脱可能に設けられたブームと、該ブームに回転可能かつ昇降可能に吊持されたケリーバと、前記ベースマシンの前部に設けられたフロントフレームに支持されて前記ケリーバを回転駆動するケリードライブとを備えたアースドリルであり、前記ワイヤロープは、前記ケリーバを吊持するための主巻ロープであり、前記固定物は、前記アースドリル以外の他の建設機械のフロント部材であることを特徴とする請求項2記載のワイヤロープの巻替え方法。
- 前記建設機械は、ベースマシンの前部に起伏可能かつ着脱可能に設けられたブームと、該ブームに回転可能かつ昇降可能に吊持されたケリーバと、前記ベースマシンの前部に設けられたフロントフレームに支持されて前記ケリーバを回転駆動するケリードライブとを備えたアースドリルであり、前記ワイヤロープは、前記ケリーバを吊持するための主巻ロープであり、前記固定物は、前記ベースマシンの前部に装着された前記ブームであることを特徴とする請求項2記載のワイヤロープの巻替え方法。
- 前記建設機械は、ベースマシンの前部に起伏可能かつ着脱可能に設けられたブームと、該ブームに回転可能かつ昇降可能に吊持されたケリーバと、前記ベースマシンの前部に設けられたフロントフレームに支持されて前記ケリーバを回転駆動するケリードライブとを備えたアースドリルであり、前記ワイヤロープは、前記ケリーバを吊持するための主巻ロープであり、前記固定物は、地面に寝かせて配置された前記ケリーバであることを特徴とする請求項2記載のワイヤロープの巻替え方法。
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2019
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