JP7136135B2 - 重錘及び建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造 - Google Patents

重錘及び建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造 Download PDF

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Description

本発明は、重錘及び建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造に関する。
例えばクレーンのジブから垂下される吊り荷ロープの過巻を検出するために重錘が用いられている。この重錘は、ジブに配置されたリミットスイッチに取り付けられたワイヤロープ等によって吊り下げられている。この重錘は、筒状であり、吊り荷ロープが通過する挿通穴を有する。この重錘は、吊り荷ロープを巻き上げると、この吊り荷ロープに吊り下げられているフックが下方から接触し、このフックと共に上方に持ち上げられる。その結果、リミットスイッチに加わる力が減少し、吊り荷ロープの過巻を検出することができる(特開2013-18616号公報参照)。
特開2013-18616号公報
特許文献1に記載の重錘は、上記挿通穴の中心軸が鉛直方向に向くように、吊り荷ロープが掛け回されるシーブの近傍から鉛直下方に吊り下げられている。この状態で、この重錘の挿通穴には、上記シーブから鉛直下方に垂下されている吊り荷ロープが通されている。この重錘は、上記挿通穴の上部開口を部分的に閉塞する上部ワイヤガイドプレートを有している。これにより、この重錘は、上端の開口径を小さくして、吊り荷ロープの振れ幅を小さくしている。
また、特許文献1に記載の重錘は、上記挿通穴の内周面に、120°の間隔で吊り荷ロープをガイドするローラガイドを設けてもよいとされている。この構成によると、上記重錘は、上端の開口に加えて、挿通穴内での吊り荷ロープの振れ幅を小さくすることができる。
一方、今日では、ジブ及びこのジブに連結されるブームの起立等が容易となるように、ジブの先端部に車輪を設ける場合がある。この構成によると、ジブ及びブームを地面上に倒伏した状態で、接地した車輪を回転させながらブームを所定角度まで起立させることができる。
この車輪を用いた構成では、車輪との干渉を防ぐため、リミットスイッチは車輪から離れた位置に配置される。これにより、重錘を吊り下げるためのワイヤロープも、車輪から離れた位置から垂下されることになる。そのため、この車輪を用いた構成では、吊り荷ロープの垂下位置とワイヤロープの垂下位置との間隔が大きくなりやすい。その結果、従来の筒状の重錘の挿通穴に吊り荷ロープを通す構成によると、平面視における重錘と吊り荷ロープとの垂下位置の違いに起因して挿通穴のエッジが吊り荷ロープと干渉し、重錘が損傷するおそれがある。
上記不都合に鑑みて、本発明は、吊り荷ロープとの干渉に起因する損傷を抑制することができる重錘及び吊り荷ロープとの干渉に起因する重錘の損傷を抑制することができる建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様に係る重錘は、建設機械の起伏部材から垂下される吊り荷ロープの過巻を検出する重錘であって、上記吊り荷ロープが垂下される位置よりも前方又は後方で紐状部によって吊り下げられ、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側と左右両側とを取り囲む本体と、上記本体に着脱可能に取り付けられる着脱部材とを備え、上記本体が、互いに対向するように上記吊り荷ロープの左右に配置される一対の側板と、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側で上記一対の側板に回転自在に懸架されるガイドローラとを有し、上記着脱部材が、上記吊り荷ロープを挟んで上記ガイドローラと対向するよう上記一対の側板同士を連結する。
上記課題を解決するためになされた本発明の他の一態様に係る建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造は、起伏部材と、上記起伏部材から垂下される吊り荷ロープと、上記吊り荷ロープが垂下される位置よりも前方又は後方で上記起伏部材に固定されるリミットスイッチと、上記リミットスイッチに接続される紐状部と、上記紐状部によって吊り下げられ、上記吊り荷ロープの過巻を検出する重錘とを備え、上記重錘が、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側と左右両側とを取り囲む本体と、上記本体に着脱可能に取り付けられる着脱部材とを有し、上記本体が、互いに対向するように上記吊り荷ロープの左右に配置される一対の側板と、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側で上記一対の側板に回転自在に懸架されるガイドローラとを有し、上記着脱部材が、上記吊り荷ロープを挟んで上記ガイドローラと対向するよう上記一対の側板同士を連結する。
本発明の一態様に係る重錘は、吊り荷ロープとの干渉に起因する損傷を抑制することができる。本発明の他の一態様に係る建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造は、吊り荷ロープとの干渉に起因する重錘の損傷を抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る建設機械を示す模式的側面図である。 図2は、図1の建設機械の補助シーブユニット、並びにこの補助シーブユニットから吊り下げられるフック及び重錘を示す模式的部分拡大図である。 図3は、図1の建設機械の補助シーブユニットから吊り下げられるフック及び重錘を示す模式的部分拡大正面図である。 図4は、図1の重錘の建設機械に取り付けられた状態を示す模式的斜視図である。 図5は、図4の重錘の模式的平面図である。 図6は、図4の重錘のVI-VI線部分断面図である。 図7は、図4の重錘の着脱部材を取り外した状態を示す模式的斜視図である。 図8は、図4の重錘とは異なる実施形態に係る重錘を示す模式的平面図である。 図9は、図8の重錘の模式的正面図である。
[本発明の実施形態の説明]
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様に係る重錘は、建設機械の起伏部材から垂下される吊り荷ロープの過巻を検出する重錘であって、上記吊り荷ロープが垂下される位置よりも前方又は後方で紐状部によって吊り下げられ、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側と左右両側とを取り囲む本体と、上記本体に着脱可能に取り付けられる着脱部材とを備え、上記本体が、互いに対向するように上記吊り荷ロープの左右に配置される一対の側板と、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側で上記一対の側板に回転自在に懸架されるガイドローラとを有し、上記着脱部材が、上記吊り荷ロープを挟んで上記ガイドローラと対向するよう上記一対の側板同士を連結する。
当該重錘は、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側と左右両側とを取り囲む本体が、互いに対向するように上記吊り荷ロープの左右に配置される一対の側板と、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側で上記一対の側板に回転自在に懸架されるガイドローラとを有するので、上記吊り荷ロープとの干渉に起因する損傷を抑制することができる。具体的には、当該重錘は、上記吊り荷ロープとの接触状態において上記ガイドローラに上記紐状部が垂下される側に戻る力が作用するので、上記ガイドローラを上記吊り荷ロープに接触させ続けることができる。その結果、当該重錘は、上記吊り荷ロープを、上記ガイドローラと接触した状態で、このガイドローラの回転を利用して上下に移動させることができる。従って、当該重錘は、上記吊り荷ロープとの擦れに起因する損傷を抑制することができる。
上記ガイドローラの外周面の軸方向の中心部が縮径しているとよい。このように、上記ガイドローラの外周面の軸方向の中心部が縮径していることによって、上記ガイドローラに作用する力を利用して、上記吊り荷ロープを上記外周面の縮径している部分に保持することができる。これにより、上記ガイドローラを上記吊り荷ロープの横振れに追従して移動させることができ、上記吊り荷ロープとの擦れに起因する損傷を容易に抑制することができる。
上記一対の側板が厚さ方向に貫通する同軸のピン穴を有し、上記着脱部材が、一対の上記ピン穴に挿入されるピンを有するとよい。このように、上記一対の側板が厚さ方向に貫通する同軸のピン穴を有し、上記着脱部材が、一対の上記ピン穴に挿入されるピンを有することによって、上記着脱部材の上記本体に対する着脱が容易となり、当該重錘の建設機械への設置が容易となる。
上記課題を解決するためになされた本発明の他の一態様に係る建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造は、起伏部材と、上記起伏部材から垂下される吊り荷ロープと、上記吊り荷ロープが垂下される位置よりも前方又は後方で上記起伏部材に固定されるリミットスイッチと、上記リミットスイッチに接続される紐状部と、上記紐状部によって吊り下げられ、上記吊り荷ロープの過巻を検出する重錘とを備え、上記重錘が、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側と左右両側とを取り囲む本体と、上記本体に着脱可能に取り付けられる着脱部材とを有し、上記本体が、互いに対向するように上記吊り荷ロープの左右に配置される一対の側板と、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側で上記一対の側板に回転自在に懸架されるガイドローラとを有し、上記着脱部材が、上記吊り荷ロープを挟んで上記ガイドローラと対向するよう上記一対の側板同士を連結する。
当該建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造は、上記吊り荷ロープとの干渉に起因する上記重錘の損傷を抑制することができる。
なお、本発明において、「起伏部材」とは、ブーム及びジブに加え、ブーム又はジブの先端側に連結される補助シーブユニット等の他のユニットを含む。また、この起伏部材は、ブーム、ジブ、他のユニットの全てを備えている必要はない。本発明において、「前」、「後」、「左右」とは、吊り荷ロープが垂下される起伏部材(例えば後述の補助シーブユニット)の先端側を前側、基端側を後側とした場合の「前」、「後」及び「左右」を意味する。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
<建設機械>
図1及び図2に示すように、建設機械1は、下部走行体2と、下部走行体2上に水平回転可能に搭載される上部旋回体3と、上部旋回体3に起伏可能に取り付けられる起伏部材20とを備える。本実施形態において、建設機械1はクレーンである。起伏部材20は、上部旋回体3に起伏可能に取り付けられるブーム4と、ブーム4の先端部に起伏可能に連結されるジブ5と、ジブ5の先端部に接続される補助シーブユニット16とを有する。また、建設機械1は、起伏部材20から垂下される吊り荷ロープ6と、吊り荷ロープ6が垂下される位置よりも後方で起伏部材20に固定されるリミットスイッチ7と、リミットスイッチ7に接続される紐状部8と、紐状部8によって吊り下げられ、吊り荷ロープ6の過巻を検出する重錘9とを備える。起伏部材20、吊り荷ロープ6、リミットスイッチ7、紐状部8及び重錘9は、本発明の一実施形態である吊り荷ロープの過巻検出構造を構成する。また、重錘9は、それ自体本発明の一実施形態である。建設機械1は、吊り荷ロープ6に吊り下げられるフック10をさらに備える。なお、図1及び図2では、吊り荷ロープ6は補巻ロープである。この場合、建設機械1は、吊り荷ロープ6の他、起伏部材20(例えばジブ5)から垂下される主巻ロープ(不図示)をさらに備えていてもよい。
下部走行体2は、クローラ、ホイール等の走行装置を有する。上部旋回体3は、操縦者用キャビン11、ブーム4を起伏させるブーム起伏ウインチ12、ジブ5を起伏させるジブ起伏ウインチ13、吊り荷ロープ6を巻き上げる巻上げウインチ14等を有する。ブーム4は、例えば上部旋回体3に取り付けられる下部ブームと、1又は複数の中間ブームと、タワーキャップとを長手方向の基端側から先端側にこの順で有する。
ジブ5は、例えば複数のパーシャルジブを長手方向に接続して形成される。ジブ5の基端側のパーシャルジブは、ブーム4の先端部分に連結される。
補助シーブユニット16は、ジブ5に連結されるブラケット16aと、ブラケット16aの先端部(ジブ5に連結される側と反対側の端部)に取り付けられ、吊り荷ロープ6が掛け回される補助シーブ16bとを有する。また、補助シーブユニット16は、補助シーブ16bの左右両側に配置される一対の車輪16cを有していてもよい。ブラケット16aは、例えば上下に配置され、ジブ5に連結される一対のアーム16dと、これらのアーム16dに接続される支持板16eとを有する。ブラケット16aは、ジブ5に対し、上下方向に揺動可能に固定されていてもよい。補助シーブ16bは、支持板16eの先端部に回転自在に取り付けられている。補助シーブユニット16は、1つの補助シーブ16bのみを有する。一対の車輪16cは、補助シーブ16bを挟んで対向するよう、補助シーブ16bの回転軸と同軸に補助シーブ16bの左右に配置されている。一対の車輪16cの径は、ブーム4を起立させる際等に補助シーブ16bが接地しないよう、補助シーブ16bの径よりも大きい。
(吊り荷ロープ)
吊り荷ロープ6は、補助シーブユニット16から垂下されている。吊り荷ロープ6は、補助シーブ16bから鉛直下方に垂下されている。すなわち、吊り荷ロープ6は、補助シーブユニット16に設けられる単一の補助シーブ16bに掛け回されて鉛直下方に垂下されている。
(フック)
フック10は、巻上げウインチ14から繰り出された吊り荷ロープ6に1本掛けで吊持されている。
(リミットスイッチ)
リミットスイッチ7は、補助シーブユニット16に取り付けられている。リミットスイッチ7は、一対の車輪16cとの干渉を防止できるよう、クレーン作業状態において一対の車輪16cと前後方向で重ならない位置に取り付けられている。つまり、リミットスイッチ7は、一対の車輪16cよりも後方にこの一対の車輪16cと間隔を空けて取り付けられている。上述のように、一対の車輪16cの径は補助シーブ16bの径よりも大きいので、当該建設機械1では、吊り荷ロープ6の垂下位置とリミットスイッチ7との距離は、一対の車輪16cを有しない場合よりも大きくなる。リミットスイッチ7は、例えばアーム16dの側面又は支持板16eの側面に取り付けられている。
(紐状部)
紐状部8は、補助シーブユニット16の左右両側から垂下されている。つまり、図3に示すように、当該建設機械1は、補助シーブユニット16の左右両側から垂下される一対の紐状部8a、8bを有する。一方の紐状部8aの上端は、リミットスイッチ7に接続されている。他方の紐状部8bの上端は、左右方向においてリミットスイッチ7に対向する位置で、補助シーブユニット16に接続されている。図4に示すように、紐状部8a、8bは、下端部に後述の取付部26a、26bと接続するためのリング状の係合部17a、17bを有している。紐状部8としては、例えばワイヤロープ、チェーン、リンク等が挙げられる。
(重錘)
重錘9は、起伏部材20(より詳しくは、補助シーブユニット16の補助シーブ16b)から垂下される吊り荷ロープ6の過巻を検出可能に構成される。重錘9は、吊り荷ロープ6が巻き上げられると吊り荷ロープ6に接続されているフック10が下方から接触するように配置されている。重錘9は、フック10に下方から接触されると、フック10の上昇に合わせて上方に押し上げられる。その結果、リミットスイッチ7が動作して吊り荷ロープ6の過巻を検出することができる。リミットスイッチ7による過巻の検出機構は特に限定されるものではなく、例えばリミットスイッチ7に加わる力が減少することで吊り荷ロープ6の過巻を検出するものであってもよく、紐状部8の緩みによりスイッチが押されることで吊り荷ロープ6の過巻を検出するものであってもよい。
図2及び図4に示すように、重錘9は、起伏部材20における吊り荷ロープ6が垂下される位置よりも後方で紐状部8によって吊り下げられ、吊り荷ロープ6の前方及び左右両側を取り囲む本体21と、本体21に着脱可能に取り付けられる着脱部材22とを備える。当該建設機械1では、リミットスイッチ7が一対の車輪16cよりも後方でこの一対の車輪16cと間隔を空けて取り付けられているため、吊り荷ロープ6と紐状部8とのなす角度αが大きくなる。
〔本体〕
本体21は、互いに対向するように吊り荷ロープ6の左右に配置される一対の側板23a、23bと、吊り荷ロープ6よりも前方で一対の側板23a、23bに回転自在に懸架されるガイドローラ24とを有する。また、本体21は、ガイドローラ24よりも前方で一対の側板23a、23bの前端縁同士を接続する前板25と、一対の側板23a、23bの外面の対向位置に設けられ、紐状部8a、8bと接続される一対の取付部26a、26bとを有する。取付部26a、26bは、側板23a、23bの外面から突出する突起部と、この突起部に接続されるシャックル等からなる係止部とを有する。取付部26a、26bは、上記係止部が紐状部8a、8bの係合部17a、17bと連結されることで紐状部8a、8bの下端部に接続される。
ガイドローラ24は、重錘9における吊り荷ロープ6との接触面を構成する。詳しく説明すると、重錘9は、起伏部材20における吊り荷ロープ6が垂下される位置よりも後方で紐状部8a、8bによって吊り下げられるので、ガイドローラ24は重力によって吊り荷ロープ6側に戻される。これにより、ガイドローラ24は、定常的に吊り荷ロープ6側に引き戻された状態となり、吊り荷ロープ6と接触し続ける。
ガイドローラ24は、重錘9の上方及び下方に露出している。つまり、重錘9は、ガイドローラ24の上方で吊り荷ロープ6をガイドするガイド部を有しない。また、重錘9は、ガイドローラ2の下方で吊り荷ロープ6をガイドするガイド部を有しない。換言すると、重錘9は、吊り荷ロープ6の前方に、ガイドローラ24以外の吊り荷ロープ6との接触物を有しない。
ガイドローラ24の軸方向長さは、吊り荷ロープ6の径よりも大きい。図4及び図5に示すように、ガイドローラ24の外周面の軸方向の中心部は縮径している。より詳しくは、ガイドローラ24は、その外周面の軸方向の中心部に全周に亘る溝部24aを有する。これにより、当該重錘9は、ガイドローラ24に作用する力を利用して溝部24aに吊り荷ロープ6を保持することができ、ガイドローラ24を吊り荷ロープ6の横振れに追従して移動させることができる。その結果、当該重錘9は、吊り荷ロープ6とガイドローラ24以外の部分との接触を抑制し、ガイドローラ24以外の部分の吊り荷ロープ6との擦れによる損傷を容易に抑制することができる。
図6に示すように、重錘9は、ガイドローラ24を回転可能に支持する軸受27a、27bを有する。軸受27a、27bとしては、転がり軸受、滑り軸受等が挙げられる。軸受27a、27bは、ガイドローラ24の軸方向の両端部を支持している。具体的には、本体21は、一対の側板23a、23bを厚さ方向に貫通し、一対の側板23a、23bに対して固定される支持棒28を有しており、一対の軸受27a、27bがこの支持棒28の外周面に固定されている。ガイドローラ24は、軸方向に貫通孔を有する筒状である。一対の軸受27a、27bは、側板23a、23bの内面に近接する位置で、ガイドローラ24の内周面を回転可能に支持している。当該重錘9は、ガイドローラ24が軸受27a、27bによって回転可能に支持されていることで、吊り荷ロープ6の巻き上げ及び巻き下げに追従してガイドローラ24を回転させやすい。特に、フック10が吊り荷ロープ6に1本掛けで吊持されている当該建設機械1においては、吊り荷ロープ6の巻き上げ及び巻き下げ速度が速くなりやすい。また、この1本掛けの構成によると、吊り荷ロープ6にガイドローラ24を連続的に接触させやすい。そのため、ガイドローラ24が軸受27a、27bによって回転可能に支持されていることで、吊り荷ロープ6の巻き上げ及び巻き下げに追従してガイドローラ24を容易に回転させることができる。その結果、ガイドローラ24の損傷を効果的に抑制することができる。
ガイドローラ24の材質としては、例えば鋼材、樹脂等が挙げられる。ガイドローラ24の材質が鋼材である場合、ガイドローラ24の外周面には、高周波焼き入れ等の表面処理が施されていてもよい。これにより、ガイドローラ24の耐疲労性、耐摩耗性等を高めることができ、ガイドローラ24の耐久性を高め、ガイドローラ24の損傷を抑制することができる。
〔着脱部材〕
着脱部材22は、吊り荷ロープ6を挟んでガイドローラ24と対向するようガイドローラ24よりも後方で一対の側板23a、23b同士を連結する。当該重錘9は、一対の側板23a、23b間でガイドローラ24と着脱部材22とに挟まれた空間が吊り荷ロープ6の保持空間Sを構成する。つまり、当該重錘9は、従来の重錘のように、筒状部材の軸方向に延びる吊り荷ロープ保持用の挿通穴を有しない。
着脱部材22は、本体21に対して着脱可能に構成されており、より詳しくは一対の側板23a、23bに対して着脱可能に構成されている。これにより、当該重錘9は、着脱部材22を一対の側板23a、23bから取り外した状態で吊り荷ロープ6をガイドローラ24と接する位置に容易に配置することができる。また、当該重錘9は、吊り荷ロープ6を配置した後に、着脱部材22を一対の側板23a、23bに取り付けることで、吊り荷ロープ6を保持空間Sに容易に保持することができる。
図7に示すように、当該重錘9は、一対の側板23a、23bが厚さ方向に貫通する同軸のピン穴29a、29bを有する。また、着脱部材22は、一対のピン穴29a、29bに挿抜可能に挿入されるピン22aを有する。この構成によると、当該重錘9は、着脱部材22の本体21に対する着脱が容易となり、当該重錘9の建設機械1への設置が容易となる。つまり、吊り荷ロープ6をフック10と接続した後に、当該重錘9を容易に設置可能となる。
以下、図7を参照して、着脱部材22のより具体的な構成を、着脱部材22の着脱手順と併せて説明する。
ピン22aは、先端側に径方向に貫通する係止孔22cを有する胴部22bと、この胴部22bの基端に形成され、胴部22bよりも径の大きい頭部22dとを有する。また、着脱部材22は、胴部22bの先端部に嵌合可能なナット22eと、ナット22eが嵌合した状態で係止孔22cに挿入されるロックピン22fと、一対の側板23a、23bの間で胴部22bに対して回転可能に外嵌される筒状のスペーサ22gとをさらに有する。
ピン22aの胴部22bの具体的形状としては、例えば円柱状が挙げられる。この構成によると、意図せず吊り荷ロープ6がピン22aに接触した場合に、ピン22aの回転を利用して吊り荷ロープ6を上下に移動させやすい。一方で、当該重錘9は、吊り荷ロープ6をガイドローラ24に連続的に接触させることができる。そのため、胴部22bの形状としては、特に限定されるものではなく、板状や、角柱状等であってもよい。
着脱部材22の着脱手順について説明する。着脱部材22を本体21に取り付けるに当たっては、まず、本体21に一対の紐状部8a、8bが取り付けられた状態で、ガイドローラ24が重力で引っ張られて吊り荷ロープ6と接触する位置に配置されていることを確認する。次に、吊り荷ロープ6を一対の側板23a、23b同士の間のガイドローラ24に近接する位置に配置した後、スペーサ22gを一対の側板23a、23b同士の間で一対のピン穴29a、29bと同軸に配置する。次に、同軸に配置された一対のピン穴29a、29b及びスペーサ22gにピン22aの胴部22bを挿入する。続いて、ピン22aの胴部22bの先端部に側板23bの外面側からナット22eを嵌合したうえで、胴部22bの係止孔22cにロックピン22fを係止する。
一方、着脱部材22を本体21から取り外す場合には、取り付け時と反対の手順で、ロックピン22fを係止孔22cから抜き出し、ナット22eを胴部22bの先端部から取り外したうえ、ピン22aを一対のピン穴29a、29b及びスペーサ22gから抜き出せばよい。
<利点>
当該重錘9は、吊り荷ロープ6の前方及び左右両側を取り囲む本体21が、互いに対向するように吊り荷ロープ6の左右に配置される一対の側板23a、23bと、吊り荷ロープ6よりも前方で一対の側板23a、23bに回転自在に懸架されるガイドローラ24とを有するので、吊り荷ロープ6との干渉に起因する損傷を抑制することができる。具体的には、当該重錘9は、ガイドローラ24が重力によって吊り荷ロープ6側に戻されることで、ガイドローラ24を吊り荷ロープ6に接触させ続けることができるので、ガイドローラ24と吊り荷ロープ6とが接触した状態で、このガイドローラ24の回転を利用して吊り荷ロープ6を上下に移動させることができる。従って、当該重錘9は、吊り荷ロープ6との擦れに起因する損傷を抑制することができる。
当該重錘9は、上述のように吊り荷ロープ6と紐状部8とのなす角度αが大きくなるので、ガイドローラ24を吊り荷ロープ6に連続的に接触させやすい。従って、当該重錘9は、吊り荷ロープ6とガイドローラ24以外の部分との干渉に起因する損傷を効果的に抑制することができる。
上述のように、当該建設機械1は、フック10が吊り荷ロープ6に1本掛けで吊持されているので、吊り荷ロープ6の巻き上げ及び巻き下げ速度が速くなり、吊り荷ロープ6とガイドローラ24以外の部分とが干渉すると、干渉した部分が損傷しやすい。一方で、この1本掛けの構成によると、吊り荷ロープ6と紐状部8とのなす角度αを大きくして吊り荷ロープ6にガイドローラ24を連続的に接触させやすい。そのため、当該重錘9は、ガイドローラ24の回転を利用して吊り荷ロープ6を上下に移動させることで、吊り荷ロープ6との擦れに起因する損傷を効果的に抑制することができる。
当該吊り荷ロープの過巻検出構造は、重錘9が、起伏部材20における吊り荷ロープ6が垂下される位置よりも後方で紐状部8a、8bによって吊り下げられるので、吊り荷ロープ6との干渉に起因する重錘9の損傷を抑制することができる。
[第二実施形態]
<重錘>
図8及び図9の重錘39は、図4~図7の重錘9に代えて、図1の建設機械1に用いられる。当該重錘39は、建設機械の起伏部材における吊り荷ロープが垂下される位置よりも後方で紐状部によって吊り下げられ、上記吊り荷ロープの前方及び左右両側を取り囲む本体41と、本体41に着脱可能に取り付けられる着脱部材42とを備える。本体41は、互いに対向するように上記吊り荷ロープの左右に配置される一対の側板43a、43bと、上記吊り荷ロープよりも前方で一対の側板43a、43bに回転自在に懸架されるガイドローラ44とを有する。着脱部材42は、上記吊り荷ロープを挟んでガイドローラ44と対向するようガイドローラ44よりも後方で一対の側板43a、43b同士を連結する。
本体41は、一対の側板43a、43bの内側で、一対の側板43a、43bの内面に近接してこの内面と平行に前後方向に延びる一対の補助ローラ45a、45bを有する。一対の補助ローラ45a、45bは、回転自在に設けられている。一対の補助ローラ45a、45bは、左右方向に対向する位置に配置されている。一対の補助ローラ45a、45bは、上記吊り荷ロープを左右から支持可能な位置に配置されている。一対の補助ローラ45a、45bは、ガイドローラ44よりも下方に位置している。ガイドローラ44は、外周面に全周に亘る溝部を有しない。より詳しくは、ガイドローラ44の外周面の径は軸方向の両端部に亘って略均一である。本体41は、一対の補助ローラ45a、45bを有し、ガイドローラ44が溝部を有しない以外、図4~7の本体21と概略同一の構成とすることができる。
着脱部材42は、図4~図7の着脱部材22と概略同一の構成とすることができる。
<利点>
当該重錘39は、一対の補助ローラ45a、45bを有するので、これらの補助ローラ45a、45bの間に上記吊り荷ロープを保持することができる。これにより、上記吊り荷ロープと一対の側板43a、43bとの接触を抑制し、一対の側板43a、43bの損傷を抑制することができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
上記実施形態では、重錘が吊り荷ロープが垂下される位置よりも後方で紐状部によって吊り下げられる構成について説明した。一方で、当該重錘は、吊り荷ロープが垂下される位置よりも前方で紐状部によって吊り下げられてもよい。この場合、上記本体は、互いに対向するように上記吊り荷ロープの左右に配置される一対の側板と、上記吊り荷ロープよりも後方で上記一対の側板に回転自在に懸架されるガイドローラとを有する構成とすることができる。すなわち、当該重錘は、吊り荷ロープが垂下される位置よりも前方又は後方で紐状部によって吊り下げられ、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側と左右両側とを取り囲む本体と、上記本体に着脱可能に取り付けられる着脱部材とを備えており、上記本体が、互いに対向するように上記吊り荷ロープの左右に配置される一対の側板と、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側で上記一対の側板に回転自在に懸架されるガイドローラとを有し、上記着脱部材が、上記吊り荷ロープを挟んで上記ガイドローラと対向するよう上記一対の側板同士を連結する構成とすることができる。
上記実施形態では、建設機械がクレーンである場合について説明した。但し、当該建設機械は、上述のクレーンに限定されるものではない。例えば当該建設機械がクレーンでない場合、上述の吊り荷ロープは、杭打ち機等の基礎機械に用いられるロープであってもよい。
上記紐状部及び上記吊り荷ロープは、建設機械の仕様に応じた任意の位置から垂下可能である。例えば上記起伏部材は、上述の補助シーブユニットを有しなくてもよい。この場合、上記吊り荷ロープが上述のジブから垂下され、上記紐状部が上記吊り荷ロープが垂下される位置の近傍でこのジブから垂下されていてもよい。
また、当該建設機械は、上述のジブを有しないクレーン仕様のものであってもよい。この場合、上記吊り荷ロープがブームから垂下され、上記紐状部が上記吊り荷ロープが垂下される位置の近傍でこのブームから垂下されていてもよい。
さらに、上記吊り荷ロープは、例えばジブやブームの先端部から垂下される主巻ロープであってもよい。また、当該建設機械が主巻ロープと補巻ロープとを有する場合、この主巻ロープ及び補巻ロープのそれぞれに対応して上記紐状部及び重錘が設けられてもよい。
例えば、上記実施形態では、重錘が1つのガイドローラのみを有する構成について説明した。一方、当該重錘としては、吊り荷ロープの前方に2以上のガイドローラを設けることも可能である。
当該重錘は、上述の一対の補助ローラを有しない構成において、上記ガイドローラの外周面の軸方向の中心部が縮径していない構成を採用することも可能である。
上記重錘は、ガイドローラを回転可能に支持する軸受を有しなくてもよい。また、軸受を有する場合でも、この軸受の配置、種類等は限定されるものではない。
上記着脱部材の具体的構成は、上記実施形態に記載の構成に限定されるものではない。
当該建設機械は、フックが多本掛けで吊持される構成であってもよい。
上述の実施形態では補助シーブユニットが一対の車輪を有する構成について説明した。しかしながら、上記補助シーブユニットとしては、上記車輪を有しないものを用いることも可能である。
当該重錘は、上述の補助シーブユニットを有しない建設機械であっても、吊り荷ロープと紐状部とのなす角度が大きい構成のものに対して好適に用いることができる。
本発明の一態様に係る重錘は、吊り荷ロープと紐状部とのなす角度の大きいクレーンに好適に用いられる。
1 建設機械
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 ブーム
5 ジブ
6 吊り荷ロープ
7 リミットスイッチ
8、8a、8b 紐状部
9、39 重錘
10 フック
11 操縦者用キャビン
12 ブーム起伏ウインチ
13 ジブ起伏ウインチ
14 巻上げウインチ
16 補助シーブユニット
16a ブラケット
16b 補助シーブ
16c 車輪
16d アーム
16e 支持板
17a、17b 係合部
20 起伏部材
21、41 本体
22、42 着脱部材
22a ピン
22b 胴部
22c 係止孔
22d 頭部
22e ナット
22f ロックピン
22g スペーサ
23a、23b、43a、43b 側板
24、44 ガイドローラ
24a 溝部
25 前板
26a、26b 取付部
27a、27b 軸受
28 支持棒
29a、29b ピン穴
45a,45b 補助ローラ
S 保持空間
α 吊り荷ロープと紐状部とのなす角度

Claims (4)

  1. 建設機械の起伏部材から垂下される吊り荷ロープの過巻を検出する重錘であって、
    上記吊り荷ロープが垂下される位置よりも前方又は後方で紐状部によって吊り下げられ、上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側と左右両側とを取り囲む本体と、
    上記本体に着脱可能に取り付けられる着脱部材と
    を備え、
    上記本体が、
    互いに対向するように上記吊り荷ロープの左右に配置される一対の側板と、
    上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側で上記一対の側板に回転自在に懸架される一つのガイドローラと
    を有し、
    上記着脱部材が、上記吊り荷ロープを挟んで上記一つのガイドローラと対向するよう上記一対の側板同士を連結し、
    装着された上記着脱部材と、上記一対の側板及び上記一つのガイドローラとによって上記吊り荷ロープの保持空間が形成される重錘。
  2. 上記ガイドローラの外周面の軸方向の中心部が縮径している請求項1に記載の重錘。
  3. 上記一対の側板が厚さ方向に貫通する同軸のピン穴を有し、
    上記着脱部材が、一対の上記ピン穴に挿入されるピンを有する請求項1又は請求項2に記載の重錘。
  4. 起伏部材と、
    上記起伏部材から垂下される吊り荷ロープと、
    上記吊り荷ロープが垂下される位置よりも前方又は後方で上記起伏部材に固定されるリミットスイッチと、
    上記リミットスイッチに接続される紐状部と、
    上記紐状部によって吊り下げられ、上記吊り荷ロープの過巻を検出する重錘と
    を備え、
    上記重錘が、
    上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側と左右両側とを取り囲む本体と、
    上記本体に着脱可能に取り付けられる着脱部材と
    を有し、
    上記本体が、
    互いに対向するように上記吊り荷ロープの左右に配置される一対の側板と、
    上記吊り荷ロープの上記紐状部が垂下される側の反対側で上記一対の側板に回転自在に懸架される一つのガイドローラと
    を有し、
    上記着脱部材が、上記吊り荷ロープを挟んで上記一つのガイドローラと対向するよう上記一対の側板同士を連結し、
    装着された上記着脱部材と、上記一対の側板及び上記一つのガイドローラとによって上記吊り荷ロープの保持空間が形成される建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造。
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