JP2019077541A - クレーン及びクレーン分解方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に本発明の第一実施形態に係るクレーンを示す。当該クレーンは、下部走行体1と、下部走行体1上に水平方向に旋回可能に搭載される上部旋回体2と、上部旋回体2の前部に起伏(前側に倒伏、後側に起立するよう揺動)可能に取り付けられるブーム3と、ブーム3を起伏させる起伏機構4とを備える。なお、図では、例えばエンジン、油圧ポンプ、カウンタウエイト等の構成は省略している。
下部走行体1は、走行装置として一対のクローラー(履帯)5を有する。
上部旋回体2は、ブーム3の取り付け部に隣接するよう操縦者用キャビン6が設けられる。起伏機構4は、ブーム3の後方に配設される。
ブーム3は、上部旋回体2に前後に揺動可能に取り付けられる基端部7と、吊り荷を吊り上げる吊りロープRhを案内するシーブを有する先端部8とを含む。なお、吊りロープRhを巻き取る巻上げウインチ9は、上部旋回体2に配設される。
起伏機構4は、上部旋回体2に着脱可能に取り付けられるガントリ12と、ガントリ12の先端に設けられる第1スプレッダ13と、第1スプレッダ13と対をなす第2スプレッダ14と、ガントリ12に配設され、第1スプレッダ13及び第2スプレッダ14に掛け渡される起伏ロープRdを巻き取る起伏ウインチ15とを有する。
ガントリ12は、当該クレーンの使用時には、上部旋回体2から後側上方に延びるよう配置される。このガントリ12は、ハイAフレームとも呼ばれ、ブーム3の起伏の基準点とされる。具体的には、ガントリ12の先端(上部旋回体2と反対側の端部)に、第1スプレッダ13及び第2スプレッダ14並びに第2スプレッダ14に連結されるガイライン16を介してブーム3の先端部が接続される。
スプレッダ保持部17は、第2スプレッダ14をガイライン16から切り離し、第2スプレッダ14をガントリ12上に配置した状態で、起伏ウインチ15で起伏ロープRdを巻取り、ガントリ12に沿って第2スプレッダ14を第1スプレッダ13に向かって移動させることで第2スプレッダ14が係合するよう配設される。
起伏ウインチ15を保持するブラケット18は、第2スプレッダ14を案内するガイド21を有することが好ましい。このように、ブラケット18がガイド21を有することによって、第2スプレッダ14をガントリ12に沿って移動させてスプレッダ保持部17に係合させることが容易となる。
第1スプレッダ13及び第2スプレッダ14は、複数のシーブを有し、起伏ロープRdが複数回往復するよう掛け渡され、相互の間隔が起伏ロープRdの長さに応じて変化する。これにより、ガイライン16を介してブーム3の先端部とガントリ12の先端部との距離を調節することで、ブーム3の起伏角度を定める。
図1のクレーンは、本発明に係るクレーン分解方法の実施形態によって分解することができる。当該クレーン分解方法は、図3に示すように、第2スプレッダ14を補助クレーン(フックFのみ図示)で吊り上げると共に雑役ロープRoで第2スプレッダ14をブーム3側に引っ張りながら起伏ウインチ15で起伏ロープRdを巻き取ることでスプレッダ保持部17に第2スプレッダ14を係合させる工程を含む。
当該クレーンは、図2に示すように、ガントリ12、第1スプレッダ13、第2スプレッダ14及び起伏ウインチ15を一体に上部旋回体2から分離することができる。このため、当該クレーンは、分解及び組立てが容易である。
図4に本発明の第二実施形態に係るクレーンを示す。当該クレーンは、下部走行体1と、下部走行体上に水平方向に旋回可能に搭載される上部旋回体2と、上部旋回体2の前部に起伏(前側に倒伏、後側に起立するよう揺動)可能に取り付けられるブーム3aと、ブーム3aを起伏させる起伏機構4aとを備える。
ブーム3aは、上部旋回体2に前後に揺動可能に取り付けられる基端部7と、吊り荷を吊り上げる吊りロープRhを案内するシーブを有する先端部8と、先端部8の先端に延設され、補助ロープRsを案内するシーブを有する延設部22とを含む。
起伏機構4aは、上部旋回体2に着脱可能且つ揺動可能に取り付けられるマスト23と、マスト23の先端に設けられる第1スプレッダ13aと、第1スプレッダ13aと対をなし、上部旋回体2に着脱可能に取り付けられる第2スプレッダ14aと、マスト23に配設され、第1スプレッダ13a及び第2スプレッダ14aに掛け渡される起伏ロープRdを巻き取る起伏ウインチ15とを有する。
マスト23は、その先端(上部旋回体2と反対側の端部)に、一端がブーム3aの先端部に接続されるガイライン16の他端が直接接続される。
スプレッダ保持部17aは、第2スプレッダ14aを上部旋回体2から切り離した状態で、起伏ウインチ15で起伏ロープRdを巻取り、マスト23に沿って第2スプレッダ14aを第1スプレッダ13に向かって移動させることで第2スプレッダ14aが係合するよう配設される。
第1スプレッダ13a及び第2スプレッダ14aは、複数のシーブを有し、起伏ロープRdが複数回往復するよう掛け渡され、相互の間隔が起伏ロープRdの長さに応じて変化する。これにより、マスト23の角度を調節することで、マスト23にガイライン16で接続されたブーム3aの起伏角度を定める。
図4のクレーンは、本発明に係るクレーン分解方法の実施形態によって分解することができる。当該クレーン分解方法は、図5に示すように、第2スプレッダ14aを上部旋回体2から分離し、補助クレーンでマスト23を直立させた状態で、起伏ウインチ15で起伏ロープRdを巻き取ることでスプレッダ保持部17aに第2スプレッダ14aを係合させる工程を含む。
当該クレーンは、マスト23、第1スプレッダ13a、第2スプレッダ14a、巻上げウインチ9、起伏ウインチ15及び補助ウインチ24を一体に上部旋回体2から分離することができるので、分解及び組立てが容易である。
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。したがって、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
2 上部旋回体
3,3a ブーム
4,4a 起伏機構
5 クローラー
6 操縦者用キャビン
7 基端部
8 先端部
9 巻上げウインチ
10 雑役ウインチ
11 折返しシーブ
12 ガントリ
13,13a 第1スプレッダ
14,14a 第2スプレッダ
15 起伏ウインチ
16 ガイライン
17,17a スプレッダ保持部
18 ブラケット
19 案内部
20 係止部
21 ガイド
22 延設部
23 マスト
24 補助ウインチ
F フック
Rd 起伏ロープ
Rh 吊りロープ
Ro 雑役ロープ
Rs 補助ロープ
Claims (7)
- 下部走行体と、
上記下部走行体上に搭載される上部旋回体と、
上記上部旋回体に起伏可能に取り付けられるブームと、
上記ブームを起伏させる起伏機構と
を備え、
上記起伏機構が、
上記上部旋回体に着脱可能に取り付けられるガントリ又はマストと、
上記ガントリ又はマストの先端に設けられる第1スプレッダと、
上記第1スプレッダと対をなす第2スプレッダと、
上記ガントリ又はマストに配設され、上記第1スプレッダ及び上記第2スプレッダに掛け渡される起伏ロープを巻き取る起伏ウインチと
を有し、
上記ガントリ又はマストが、上記起伏ロープの巻取りにより上記第2スプレッダが係合するスプレッダ保持部を有するクレーン。 - 上記ガントリ又はマストが上記起伏ウインチを保持するブラケットを有し、
上記ブラケットが上記第2スプレッダを案内するガイドを有する請求項1に記載のクレーン。 - 上記ガントリ又はマストに配設され、上記ブームに掛け渡される吊りロープを巻き取る巻上げウインチを有する請求項1又は請求項2に記載のクレーン。
- 上記ブームが、
雑役ロープを巻き取る雑役ウインチと、
上記雑役ロープを上記ガントリ又はマスト側に折り返す折返しシーブと
を有する請求項1、請求項2又は請求項3に記載のクレーン。 - 下部走行体と、
上記下部走行体上に搭載される上部旋回体と、
上記上部旋回体に起伏可能に取り付けられるブームと、
上記ブームを起伏させる起伏機構と
を備え、
上記起伏機構が、
上記上部旋回体に着脱可能に取り付けられるガントリと、
上記ガントリの先端に設けられる第1スプレッダと、
上記第1スプレッダと対をなす第2スプレッダと、
上記ガントリに取り付けられ、上記第1スプレッダ及び上記第2スプレッダに掛け渡される起伏ロープを巻き取る起伏ウインチと
を有し、
上記ガントリが、上記起伏ロープの巻取りにより上記第2スプレッダが係合するスプレッダ保持部を有するクレーンの分解方法であって、
上記第2スプレッダを補助クレーンで吊り上げると共にロープで上記ブーム側に引っ張りながら、上記起伏ウインチで上記起伏ロープを巻き取ることで上記スプレッダ保持部を上記第2スプレッダに係合させるクレーン分解方法。 - 上記ガントリ又はマストが上記起伏ウインチを保持するブラケットを有し、
上記ブラケットが上記第2スプレッダを案内するガイドを有する請求項5に記載のクレーン分解方法。 - 上記ブームが、
雑役ロープを巻き取る雑役ウインチと、
上記雑役ロープを上記ガントリ又はマスト側に折り返す折返しシーブと
を有する請求項5又は請求項6に記載のクレーン分解方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021130562A (ja) * | 2020-02-21 | 2021-09-09 | コベルコ建機株式会社 | クレーンの上部スプレッダ格納方法、および、クレーンの上部スプレッダ格納装置 |
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- 2017-10-25 JP JP2017206264A patent/JP6969281B2/ja active Active
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