JP2019131335A - ウエイト及び巻過防止装置 - Google Patents
ウエイト及び巻過防止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019131335A JP2019131335A JP2018014078A JP2018014078A JP2019131335A JP 2019131335 A JP2019131335 A JP 2019131335A JP 2018014078 A JP2018014078 A JP 2018014078A JP 2018014078 A JP2018014078 A JP 2018014078A JP 2019131335 A JP2019131335 A JP 2019131335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- hook
- prevention device
- wire
- partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
【課題】メインフック及びサブフックの両方に使用できる巻過防止装置用のウエイトを提供する。【解決手段】巻過防止装置40用のウエイト50は、重錘部51と、重錘部51に形成されてワイヤロープ16が挿通される長孔52と、長孔52を複数の領域に仕切る仕切軸53、53と、を備えている。そして、この仕切軸53は、回転軸54と、回転軸54の回りに回転するローラ55と、を有している。【選択図】図3
Description
本発明は、巻過防止装置に使用されるウエイトに関するものである。
一般に、移動式クレーンには、フックが過度に巻上げられることを防止するために、巻過防止装置を備えている。この巻過防止装置は、スイッチと、スイッチから吊り鎖を介して吊下げられたウエイトとから構成されている。
ところで、移動式クレーンでは、ブームの先端からメインフックとサブフックの2つのフックを吊下げて、作業内容に応じてフックを選択的に使用することが多い。このような移動式クレーンでは、2つのフックに対応して2つのウエイトを搭載している。
例えば、特許文献1には、ブームの先端から吊下げられた2つの吊荷フック(11、21)が巻過位置まで上動したときに吊荷フックで押上げられる2つの巻過ウエイト(41、51)を備えたクレーンのフック巻過防止装置が開示されている。
さらに、従来、フックの付け替えが必要なクレーン(例えば1モータ1ドラム仕様等)では、フックの付け替えに伴って巻過防止装置を付け替える必要があった。
そこで、本発明は、フックを付け替える際に巻過防止装置を付け替える必要のない巻過防止装置用のウエイトを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の巻過防止装置用のウエイトは、重錘部と、前記重錘部に形成されてワイヤロープが挿通される長孔と、前記長孔を複数の領域に仕切る仕切軸と、を備えている。
このように、本発明の巻過防止装置用のウエイトは、重錘部と、重錘部に形成されてワイヤロープが挿通される長孔と、長孔を複数の領域に仕切る仕切軸と、を備えている。このような構成によれば、
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素は例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(構成)
はじめに、図1を用いて、移動式クレーンとしてのラフテレーンクレーン1の全体構成について説明する。以下の実施例では、移動式クレーンとしてラフテレーンクレーン1を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、カーゴクレーン、トラッククレーン、オールテレーンクレーンなどの他の移動式クレーンにも広く本発明を適用できる
はじめに、図1を用いて、移動式クレーンとしてのラフテレーンクレーン1の全体構成について説明する。以下の実施例では、移動式クレーンとしてラフテレーンクレーン1を例にして説明するが、これに限定されるものではなく、カーゴクレーン、トラッククレーン、オールテレーンクレーンなどの他の移動式クレーンにも広く本発明を適用できる
(クレーンの全体構成)
本実施例のラフテレーンクレーン1は、図1に示すように、走行機能を有する車両の本体部分となる車体部10と、車体部10の四隅に設けられたアウトリガ11,・・・と、車体部10に水平旋回可能に取り付けられた旋回台12と、旋回台12に立設されたブラケット13に取り付けられたブーム14と、を備えている。
本実施例のラフテレーンクレーン1は、図1に示すように、走行機能を有する車両の本体部分となる車体部10と、車体部10の四隅に設けられたアウトリガ11,・・・と、車体部10に水平旋回可能に取り付けられた旋回台12と、旋回台12に立設されたブラケット13に取り付けられたブーム14と、を備えている。
アウトリガ11は、スライドシリンダを伸縮することで車体部10から幅方向にスライド張出/スライド格納可能であるとともに、ジャッキシリンダを伸縮することで車体部10から上下方向にジャッキ張出/ジャッキ格納可能である。
旋回台12は、旋回モータの動力を伝達されるピニオンギヤを有しており、ピニオンギヤが車体部10に設けた円形状のギヤに噛み合うことで旋回軸を中心に回動する。旋回台12は、前方右側に配置された運転室18と、後方中央に配置されたブラケット13と、後方下部に配置されたカウンタウエイト19と、を有している。
ブーム14は、複数段のブーム構成要素である、基端ブーム141、1乃至複数の中間ブーム142、先端ブーム143などによって入れ子式に構成されており、内部に配置された伸縮シリンダ(不図示)によって伸縮できるようになっている。
最も外側の基端ブーム141は、付け根部がブラケット13に水平に設置された支持軸に回動自在に取り付けられており、支持軸を回転中心として上下に起伏できるようになっている。さらに、ブラケット13と基端ブーム141の間には、起伏シリンダ15が架け渡されており、起伏シリンダ15を伸縮することでブーム14全体を起伏できるようになっている。
さらに、先端ブーム143の最先端にはブームヘッド20が取り付けられている。そして、ブームヘッド20から、ワイヤロープ16(以下、ワイヤ16と称する)を介してサブフック17Sが吊下げられている。一方、メインフック17Mは、車体部10の前端に設置されたフック格納容器90に格納されている。
ここにおいて、図1及び図2では、フックとしてサブフック17Sを使用する場合について説明したが、フックとしてメインフック17Mを使用する場合もある(図6及び図7参照)。すなわち、本実施例のラフテレーンクレーン1は、1つのウインチと1本のワイヤ16に対して、メインフック17Mとサブフック17Sを選択的に使い分けることができるようになっている。なお、メインフック17Mを使用する場合には、サブフック17Sは、車体部10上に設置された格納位置(不図示)に格納される。
(ブームヘッド及びフックの構成)
ブームヘッド20は、対向して配置される左側板20L及び右側板20Rと、左側板20Lと右側板20Rの間に回転自在に支持される1枚の上側シーブ21及び2枚の下側シーブ22、23と、によって主に構成される。なお、下側シーブの数は2つに限定されるものではなく、3つ以上であってもよい。
ブームヘッド20は、対向して配置される左側板20L及び右側板20Rと、左側板20Lと右側板20Rの間に回転自在に支持される1枚の上側シーブ21及び2枚の下側シーブ22、23と、によって主に構成される。なお、下側シーブの数は2つに限定されるものではなく、3つ以上であってもよい。
サブフック17Sは、図2に示すように、ブームヘッド20から1本掛けされたワイヤ16を介して吊り下げられる。
メインフック17Mは、図6及び図7に示すように、ブームヘッド20から2本掛け又は4本掛けされたワイヤ16を介して吊り下げられる。メインフック17Mは、側板間に3つのシーブ61〜63を備えている。そして、ウインチから繰り出されたワイヤ16は、ブームヘッド20側の下側シーブ22、23とメインフック17M側のシーブ61〜63の間に掛け回される。
より具体的に言うと、2本掛けの場合には、ワイヤ16は、順に、第2の下側シーブ23と、メインフック側の中央の第2のシーブ62と、に巻き掛けられて、ブームヘッド20側で終端する。このようにして、ブームヘッド20とメインフック17Mの間に架け回された2本のワイヤ16によって荷重を支持する(吊る)ことになる(図6(a)参照)。
同様に、4本掛けの場合には、ワイヤ16は、順に、第1の下側シーブ22と、メインフック側の右側の第1のシーブ61と、第2の下側シーブ23と、メインフック側の左側の第3のシーブ63と、に巻き掛けられて、ブームヘッド20側で終端する。このようにして、ブームヘッド20とメインフック17Mの間に架け回された4本のワイヤ16によって荷重を支持する(吊る)ことになる(図7(a)参照)。
(巻過防止装置の構成)
そして、本実施例では、図2に示すように、メインフック17M又はサブフック17Sが、ブームヘッド20に衝突することを防止するための巻過防止装置40がブームヘッド20とフック(メインフック又はサブフック)との間に設置されている。巻過防止装置40は、ウエイト50へのフックの接触(衝突)を検知するスイッチ41と、スイッチ41から吊り鎖42を介して吊り下げられたウエイト50と、によって構成されている。そして、本実施例の巻過防止装置40は、フックイン機構30をさらに備えている。
そして、本実施例では、図2に示すように、メインフック17M又はサブフック17Sが、ブームヘッド20に衝突することを防止するための巻過防止装置40がブームヘッド20とフック(メインフック又はサブフック)との間に設置されている。巻過防止装置40は、ウエイト50へのフックの接触(衝突)を検知するスイッチ41と、スイッチ41から吊り鎖42を介して吊り下げられたウエイト50と、によって構成されている。そして、本実施例の巻過防止装置40は、フックイン機構30をさらに備えている。
スイッチ41は、いわゆる検出用スイッチであり、フックがウエイト50から離れている状態でON(非検出)となり、ウインチの巻き上げによってフックがウエイト50を押し上げると(すなわち、吊り鎖42が弛むと)、OFF(検出)となる。そして、スイッチ41からOFF(検出)信号がコントローラ(不図示)に伝送されると、コントローラはウインチの巻き上げを停止させたり、巻過状態を報知したりするようになっている。
このようにして巻過状態になった後に、さらに巻過防止装置40の機能を無効化させる無効化スイッチ(不図示)を押しながら、ワイヤ16を所定量だけ巻き上げると、フックと一体になったウエイト50の平坦な上面が搖動部材32の底面と接触して、フックの上面と搖動部材32の底面の間にウエイト50が挟持されるようになる。
ウエイト50は、図3〜図5に示すように、金属などの比重の大きい素材で円錐台状に形成される重錘部51と、重錘部51に形成されてワイヤ16が挿通される長孔52と、長孔52を複数の領域に仕切る仕切軸53、53と、吊り鎖42を介してスイッチ41に繋がれる左右の吊り部56、56と、を備えている。
重錘部51は、平坦な円形の上面と平坦な円形の下面とを有する円錐台状に形成されるものであり、円錐の直径を通る平面によって、2分割できるように構成されている。すなわち、重錘部51は、第1重錘部51Aと第2重錘部51Bとから構成されており、使用時には両者をボルト・ナット等によって一体に連結するようになっている。
長孔52は、円錐台状に形成された重錘部51の上面から下面へ貫通する孔であり、2つの対向する半円の間に直線部が入る「長円形状」の断面に形成されている。より詳細に言うと、長孔52は、図5の断面図に示すように、重錘部51の下面に近づくにつれて、徐々に断面積が広くなるように広がっている。なお、長孔52の形状は、上述した「長円形状」に限定されるものではなく、例えば楕円形状などの他の形状であってもよい。
そして、本実施例の長孔52は、2本の仕切軸53、53によって3つの領域に区分されている。すなわち、長円形状の長孔52は、図4における左側の仕切軸53の左側の第1領域52Aと、左側の仕切軸53と右側の仕切軸53の間の第2領域52Bと、右側の仕切軸53の右側の第3領域52Cと、の3つに領域に区分される。なお、ここでは、長孔52が、2本の仕切軸53、53によって3つの領域に区分される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、長孔52は1本の仕切軸によって2つに区分されてもよいし、3本以上の仕切軸によって4つ以上の領域に区分されてもよい。
仕切軸53は、重錘部51に取り付けられる回転軸54と、回転軸54に嵌合されて回転軸54の回りに回転するローラ55と、を備えている。仕切軸53は、複数の領域に区分された長孔52を開放できるように、すなわち1つの大きい領域に戻すことができるように、容易に分解可能に構成されている。具体的に言うと、回転軸54は、それ自体がボルト状に形成されており、重錘部51に対して取り付け/取り外し可能に構成されている。
フックイン機構30は、ブームヘッド20の下端部近傍に設置される回転軸31と、接触面である平坦な底面を有し、回転軸31を回転中心として搖動する搖動部材32と、を備えている。この回転軸31は、下側シーブ22、23の回転軸よりもブーム14の伸長方向寄りにずれて設置されている。したがって、ウエイト50の平坦な上面が搖動部材32の接触面である底面と接触した状態からワイヤ16をさらに巻上げると、搖動部材32が回転軸31を回転中心としてブーム14の腹面に向かって上方に搖動するようになっている(フックイン動作)。
(作用)
次に、図2及び図3、図6、並びに図7を用いて、本実施例の巻過防止装置用のウエイト50の作用について説明する。ここでは、1本掛け、2本掛け、4本掛けの各場合について説明する。
次に、図2及び図3、図6、並びに図7を用いて、本実施例の巻過防止装置用のウエイト50の作用について説明する。ここでは、1本掛け、2本掛け、4本掛けの各場合について説明する。
1本掛けの場合は、図2及び図3に示すように、1本のワイヤ16を介してサブフック17Sが吊下げられている。そして、図3に示すように、ワイヤ16は、長孔52の3つに区分された領域のうちから、中央の第2領域52Bに挿通される。したがって、ワイヤ16がウエイト50の略中心を通過するようになるため、フックイン動作させる際にサブフック17Sと一体になったウエイト50の上面によって搖動部材32の底面を均等に押圧することができる。この際、ローラ55が回転することで、ワイヤ16とウエイト50の間の摩擦を低減することができる。
2本掛けの場合は、図6(a)に示すように、2本のワイヤ16を介してメインフック17Mが吊下げられている。そして、図6(b)に示すように、ワイヤ16は、長孔52の3つに区分された領域のうちから、中央の第2領域52Bに挿通される。したがって、ワイヤ16がウエイト50の略中心を通過するようになるため、フックイン動作させる際にメインフック17Mと一体になったウエイト50の上面によって搖動部材32の底面を均等に押圧することができる。この際、ローラ55が回転することで、ワイヤ16とウエイト50の間の摩擦を低減することができる。
4本掛けの場合は、図7(a)に示すように、4本のワイヤ16を介してメインフック17Mが吊下げられている。そして、図7(b)に示すように、ワイヤ16は、長孔52の3つに区分された領域のうち、左の第1領域52Aと右の第3領域52Cとに挿通される。したがって、ワイヤ16がウエイト50の左右を均等に通過するようになるため、フックイン動作させる際にメインフック17Mと一体になったウエイト50の上面によって搖動部材32の底面を均等に押圧することができる。この際、ローラ55が回転することで、ワイヤ16とウエイト50の間の摩擦を低減することができる。
さらに、仕切軸53、53によって区分された領域を各ワイヤ16が通過するため、ワイヤ16どうしが絡み合ったり干渉したりすることを防止できる。この際、仕切軸53、53が2つ以上あって区分された領域が隣接しないようになっていれば、ローラ55が回転しつつワイヤ16と接触してウエイト50が傾いてしまうことを防止できる。
上述したように、本実施例のウエイト50は、1本掛け、2本掛け、4本掛けに共通して使用することができる。そうすると、ワイヤ16を掛け替える際には、索端(端部の連結部材)が取り付けられたワイヤ16を長孔52に挿通し直す必要がある。そこで、重錘部51及び仕切軸53、53を分解可能に構成することで、区分された長孔52(52A、52B、52C)を開放できるようになっている。すなわち、重錘部51及び仕切軸53、53が分解されることによって、索端を取り外すことなく、索端が取り付けられたワイヤ16を長孔52に挿通した状態とすることができる。
(効果)
次に、本実施例の巻過防止装置用のウエイト50の奏する効果を列挙して説明する。
次に、本実施例の巻過防止装置用のウエイト50の奏する効果を列挙して説明する。
(1)上述してきたように、本実施例の巻過防止装置用のウエイト50は、重錘部51と、重錘部51に形成されてワイヤ16が挿通される長孔52と、長孔52を複数の領域に仕切る仕切軸53、53と、を備えている。このため、フックを付け替える際に巻過防止装置を付け替える必要のない巻過防止装置用のウエイト50となる。さらに、例えば2本掛から4本掛への掛け替えの際にも、ウエイト50を外さなくても掛け替えできる。加えて、メインフック17Mを使用する場合には、複数種類のワイヤ16の掛け数に対しても、仕切軸53、53によって仕切られた複数の領域を利用すれば、ワイヤ16どうしが干渉したり絡まったりすることを防止できる。
そして、本実施例で説明したように、ウエイト50が、フック(メインフック17M)側のシーブ(61〜63)と同数に仕切られた長孔52を有していれば、シーブ(61〜63)に対する様々なワイヤ16の掛け方にも柔軟に対応することができる。
(2)また、仕切軸53は、回転軸54と、回転軸54の回りに回転するローラ55と、を有することによって、ワイヤ16が長孔52を通過するときの摩擦でウエイト50が傾くことを防止できる。さらに、ワイヤ16の摩擦によってウエイト50が持ち上げられて、巻過防止装置が誤作動してしまうことを防止できる。
(3)さらに、重錘部51及び仕切軸53は分解可能に構成されており、重錘部51及び仕切軸53が分解されることによって、長孔52が仕切られて形成された複数の領域の各々が開放されるようになっていることが好ましい。このように、あらかじめ分解できるように構成することで、容易にウエイト50を分解して、索端が取り付けられたワイヤ16を挿通することができるため、ワイヤ16の掛け替え作業を簡易・迅速に実施できる。
(4)また、本実施例の巻過防止装置40は、接触面を有する搖動部材32を備えたフックイン機構30と、上述したいずれかのウエイト50であって、重錘部51の上面が平坦に形成されているウエイト50と、を備え、ワイヤ16が巻き上げられることで、重錘部51の上面と搖動部材32の接触面とが接触しつつ搖動するようになっている。このような構成によれば、ウエイト50をメインフック17M及びサブフック17Sの両方に共通して使用することができ、フックイン機構30を正常に動作させてメインフック17M又はサブフック17Sを引き上げて格納することができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、重錘部51の形状を円錐台状として説明したが、これに限定されるものではなく、他の立体形状であってもよい。さらに、長孔52の形状は、長円形状に限定されるものではなく、他の形状であってもよい。
また、実施例では、ブームヘッド20にフックイン機構30が搭載された場合について説明したが、これに限定されるものではなく、フックイン機構30が搭載されないブームヘッド20にも、本実施例のウエイト50を適用することができる。
例えば、実施例では、特に説明しなかったが、2本掛け及び4本掛けでは、走行時にフックイン機構30を使用しなくてもよい。この場合は、メインフック17Mは、格納容器90に収容されることになる。
また、実施例では、ウエイト50は、2分割できるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、長孔52に索端を通すことができれば、ウエイト50を分割する必要はなく、一体に構成されていてもよい。
さらに、実施例では、回転軸54自体の外周面にネジ溝を螺刻してボルト・ナット構造とする場合について説明したが、これに限定されるものではなく、先端に孔が設けられたピン(ネジ溝なし)にβピン(スナップピン、Rピン)を挿通して固定する方式であってもよい。
1:ラフテレーンクレーン;
17M:メインフック; 17S:サブフック;
20:ブームヘッド;
30:フックイン機構; 31:回転軸; 32:搖動部材;
40:巻過防止装置; 41:スイッチ; 42:吊り鎖;
50:ウエイト; 51:重錘部;
52:長孔; 52A:第1領域; 52B:第2領域; 52C:第3領域;
53:仕切軸; 54:回転軸; 55:ローラ;
17M:メインフック; 17S:サブフック;
20:ブームヘッド;
30:フックイン機構; 31:回転軸; 32:搖動部材;
40:巻過防止装置; 41:スイッチ; 42:吊り鎖;
50:ウエイト; 51:重錘部;
52:長孔; 52A:第1領域; 52B:第2領域; 52C:第3領域;
53:仕切軸; 54:回転軸; 55:ローラ;
Claims (4)
- 重錘部と、
前記重錘部に形成されてワイヤロープが挿通される長孔と、
前記長孔を複数の領域に仕切る仕切軸と、を備える、巻過防止装置用のウエイト。 - 前記仕切軸は、回転軸と、前記回転軸の回りに回転するローラと、を有する、請求項1に記載されたウエイト。
- 前記重錘部及び前記仕切軸は分解可能に構成されており、
前記重錘部及び前記仕切軸が分解されることによって、前記長孔が仕切られて形成された複数の領域の各々が開放されるようになっている、請求項1又は請求項2に記載されたウエイト。 - 接触面を有する搖動部材を備えたフックイン機構と、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載されたウエイトであって、前記重錘部の上面が平坦に形成されているウエイトと、を備え、
前記ワイヤロープが巻き上げられることで、前記重錘部の上面と前記搖動部材の接触面とが接触しつつ搖動するようになっている、巻過防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018014078A JP2019131335A (ja) | 2018-01-30 | 2018-01-30 | ウエイト及び巻過防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018014078A JP2019131335A (ja) | 2018-01-30 | 2018-01-30 | ウエイト及び巻過防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019131335A true JP2019131335A (ja) | 2019-08-08 |
Family
ID=67544694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018014078A Pending JP2019131335A (ja) | 2018-01-30 | 2018-01-30 | ウエイト及び巻過防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019131335A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021113099A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | コベルコ建機株式会社 | 重錘及び建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造 |
-
2018
- 2018-01-30 JP JP2018014078A patent/JP2019131335A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021113099A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | コベルコ建機株式会社 | 重錘及び建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造 |
JP7136135B2 (ja) | 2020-01-17 | 2022-09-13 | コベルコ建機株式会社 | 重錘及び建設機械の吊り荷ロープの過巻検出構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4225344B2 (ja) | クレーン | |
JP6693246B2 (ja) | クレーン | |
JP7379908B2 (ja) | 過巻検知装置及び建設機械 | |
JP6468447B2 (ja) | 起伏部材の引き起こし方法、およびクレーン | |
JP2020019632A (ja) | クレーン | |
JP2013144588A (ja) | クレーン | |
JP2019131335A (ja) | ウエイト及び巻過防止装置 | |
JP6985644B2 (ja) | フック | |
JP6396256B2 (ja) | ジブクレーン | |
KR102079907B1 (ko) | 차량 탑재형 크레인용 선회 포스트 | |
JP7224189B2 (ja) | クレーンとワイヤリング方法 | |
JP7253918B2 (ja) | クレーンの分解構造および方法 | |
JP2001039678A (ja) | クレーンのガイドシーブ装置 | |
JP5600533B2 (ja) | クレーン用フック装置 | |
JP6197855B2 (ja) | クレーン | |
JP6558229B2 (ja) | フック装置 | |
JP2749157B2 (ja) | 引込みクレーン | |
JP5723239B2 (ja) | クレーン | |
JP2008303004A (ja) | クレーン設置時におけるウインチドラムワイヤ巻取方法 | |
JP7056037B2 (ja) | 作業機械 | |
CN104495637B (zh) | 起重机自拆卸装置、起重机和自拆卸方法 | |
JP2019112168A (ja) | ブームヘッド | |
JP2024094458A (ja) | クレーン及びクレーンの組立方法 | |
JP2021020798A (ja) | リンク保持構造 | |
JP2008247588A (ja) | ダブルデッキクレーン |