JP7132963B2 - 燃料系部品の保護構造 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料配管に接続される燃料系部品の保護構造に関する。
従来、一般に、車両に搭載されるエンジンには、燃料等を供給したり燃料等の供給量を調整する燃料系部品が搭載される。燃料系部品を搭載している車両には、車両の衝突時における衝撃から燃料系部品を保護するための保護構造を備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、パージ制御弁と燃料系部品との間に吸気管を配置することで、車両の衝突時にパージ制御弁が燃料系部品を損傷することを防止している。
特開2018-159314号公報
上述した従来の燃料系部品の保護構造では、吸気管をパージ制御弁と燃料系部品との間に配置可能な場合であれば、車両の衝突時において燃料系部品を保護することができる。しかしながら、吸気管を常に特定の部品間に配置せねばならないとすると、レイアウト上の自由度が制約される。また、吸気管を特定の部品間に配置できない場合もありうる。このため、配管の配置や配管の有無を問わず、燃料系部品を保護することが課題であった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、レイアウトの自由度を確保しつつも、衝突時における衝撃から燃料系部品を保護することができる燃料系部品の保護構造を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、エンジンルーム内に設けられ燃料に関係する成分が内部を通過する第一燃料系部品11と、第一燃料系部品11の近傍に配置される第二燃料系部品(実施形態における(以下、本項において同じ)燃料系配管15)と、エンジンルーム内において第一燃料系部品11を固定する固定部品(ブラケット20、30)と、エンジンルーム内に配置される所定部品(エアクリーナA)と、を有し、固定部品は、衝突時に第一燃料系部品11及び第二燃料系部品を保護するために第一燃料系部品11及び第二燃料系部品と所定部品との間に第一壁部21、31が形成され、第一燃料系部品11と所定部品との間に第二壁部22、32が形成され、前記第一燃料系部品に固定される第三燃料系部品(燃料系配管12)を有し、前記第二壁部は、前記第三燃料系部品と前記所定部品との間に配置され、前記第二壁部の少なくとも一部は、前記第三燃料系部品と前記所定部品とが対向する方向と交差する方向に延びる延設部が形成されることを特徴とする燃料系部品の保護構造である。
固定部品の第一壁部及び第二壁部が第一燃料系部品と所定部品との間に設けられることで、エンジンルーム内に衝撃が加わった場合であっても、所定部品が第一燃料系部品と直接衝突することを防止する。また、固定部品の第一壁部が第二燃料系部品と所定部品との間に設けられることで、エンジンルーム内に衝撃が加わった場合であっても、所定部品が第二燃料系部品と直接衝突することを防止する。加えて、第一壁部及び第二壁部を有する固定部品は、エンジンルーム内に第一燃料系部品を固定する機能を有するので、別途、第一燃料系部品を固定するための部材を設ける必要はない。このため、部材点数を増やすことがない。また、固定部材の第一壁部及び第二壁部によって保護する保護構造は、他の配管等のレイアウトに関わらず第一燃料系部品を保護することができる。よって、レイアウトの自由度を確保しつつも、衝突時における衝撃から燃料系部品を保護することができる燃料系部品の保護構造を提供することができる。また、第二壁部の少なくとも一部を第三燃料系部品と所定部品とが対向する方向と交差する方向に延びるように形成すると、第二壁部が第三燃料系部品を覆う部分が広くなる。これにより、保護範囲が広くなり、効果的に第三燃料系部品を保護することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の燃料系部品の保護構造であって、第一壁部21、31及び第二壁部22、32は、第一燃料系部品11の少なくとも一部を覆うことを特徴とする。
固定部材の第一壁部及び第二壁部が第一燃料系部品の少なくとも一部を覆うように構成されるため、第一壁部及び第二壁部に覆われた第一燃料系部品の一部は、所定部品から直接衝撃を受けるおそれが低減する。これにより、効果的に第一燃料系部品を保護することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の燃料系部品の保護構造であって、第一壁部21、31は、第一燃料系部品11が配置される位置とは反対側に向かって突出する突出部21a、31aが形成されることを特徴とする。
第一壁部が、第一燃料系部品が配置される位置とは反対側に向かって突出部が形成されることで、エンジンルーム内に衝撃が加わった場合に、突出部が、所定部品の第一燃料系部品に対する直接の衝突を防ぐ。これにより、効果的に第一燃料系部品を保護することができる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の燃料系部品の保護構造であって、突出部21a、31aが突出する方向の長さは、前記突出する方向と一致する方向である第二燃料系部品における所定方向の長さよりも長いことを特徴とする。
請求項3における突出部の長さが第二燃料系部品の所定方向の長さよりも長いこととすると、突出部が第二燃料系部品と所定部品との間において所定方向に広くなる。これにより、保護範囲が広くなり、効果的に第二燃料系部品を保護することができる。
請求項に係る発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の燃料系部品の保護構造であて、固定部品は、内燃機関(エンジンE)に固定されていることを特徴とする。

このように、固定部品をエンジンに固定する場合において、第一燃料系部品及び第二燃料系部品を効果的に保護することができる。
本発明によれば、レイアウトの自由度を確保しつつも、衝突時における衝撃から燃料系部品を保護することができる燃料系部品の保護構造を提供することができる。
本発明に係る燃料系部品の保護構造を適用したエンジンの概略構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るブラケットの構造を示す斜視図である。 第1実施形態に係るブラケットの構造を示す側面図である。 第2実施形態に係るブラケットの構造を示す斜視図である。 第2実施形態に係るブラケットの構造を示す側面図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照しながら、本発明である燃料系部品の保護構造について第1実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明において、前後方向とは、内燃機関(以下「エンジン」という)Eを有する車両の前後方向である。また、幅方向とは、前記前後方向に対して水平に直交する方向を示し、上下方向とは、前記前後方向に対して鉛直に直交する方向を示す。
図1は、本発明に係る燃料系部品の保護構造を適用したエンジンの概略構成を示す斜視図である。図1に示すエンジンEは、例えば車両(図示せず)用のガソリンエンジンである。エンジンEは、車両のエンジンルーム(不図示)の内部に配置される。
エンジンルーム内において、エンジンEの周辺には、複数の燃料系部品が設けられる。例えば、エンジンルーム内には、燃料に関係する成分が内部を通過するパージ制御弁等の第一燃料系部品11が設けられる。燃料に関係する成分とは、燃料そのものやそれに関係するガス又は液体が内部を通過するものである。
また、エンジンルーム内においては、エンジンEの周辺に、燃料系配管12、燃料系配管13、燃料系配管15等の燃料系部品群が配置される。燃料系配管12は、その端部が第一燃料系部品11に固定される。燃料系配管13は、その端部が第一燃料系部品11に固定される。燃料系配管12及び燃料系配管13は、第一燃料系部品11と同じく、燃料に関係する成分が内部を通過する。燃料系配管15は、燃料ポンプに接続される配管であり、第一燃料系部品11の近傍に配置される。本実施形態では、第一燃料系部品11の上方且つ後方に配置される。
本実施形態において、燃料系配管12は、第一燃料系部品11の接続部11a(図2、図3参照)に対して固定される。燃料系配管13は、不図示の接続部に対して固定される。なお、本実施形態において、第一燃料系部品11と燃料系配管12、13との固定には、金属製の固定具Fが用いられる。しかし、材質や固定方法は、これにかぎるものではない。
燃料系部品群よりも車両の前方には、保護板14が配置される。保護板14は、燃料系部品群の少なくとも一部を覆い、車両の衝突時等において、車両の前方から燃料系部品群へ加わる衝撃を抑制する。本実施形態の保護板14は、エンジンルーム内に配置される燃料系配管12、13、15の左右方向に延びる部分を保護する第一保護部14aと、第一燃料系部品11の前方且つ上方を覆う第二保護部14bとを有する。第一保護部14aと第二保護部14bとは、連結部14cにより連結される。なお、本実施形態において、第一保護部14aは、第二保護部14bよりも後方に配置される。
また、エンジンルーム内には、保護板14の第二保護部14bよりも前方側で且つ連結部14cよりも右側において、エンジンルーム内の所定部品であるエアクリーナAが配置される。図1においては、エアクリーナAの配置される場所のみを示しており、エアクリーナAの概観の図示を省略している。
また、エンジンルーム内には、ブラケット20が配置される。ブラケット20は、第一燃料系部品11をエンジンルーム内に固定する。本実施形態では、ブラケット20は、エアクリーナAの後方且つ下側において、第一燃料系部品11をエンジンEに固定している。次に、ブラケット20の詳細構造を説明する。
図2及び図3を参照して、第1実施形態のブラケット20の構造を説明する。図2は、第1実施形態に係るブラケット20の構造を示す斜視図である。図3は、第1実施形態に係るブラケット20の構造を示す側面図である。図2では、燃料系配管12の図示を省略しつつ、燃料系配管12の配置される場所を示している。図3では、エアクリーナAの図示を省略しつつ、エアクリーナAの配置される場所を示している。
ブラケット20は、第一燃料系部品11をエンジンルーム内の所定の箇所に固定する。本実施形態では、ブラケット20のエンジンルーム内に対する固定はボルトB1を用いて行う。また、第一燃料系部品11をブラケット20に固定する場合は、ボルトB2を用いて行う。ただし、第一燃料系部品11のブラケット20に対する固定方法や、ブラケット20のエンジンルーム内への固定方法は、必ずしもボルトを用いる方法である必要はなく、他の固定方法でもよい。
ブラケット20は、エンジンルーム内において、第一燃料系部品11を固定する。また、ブラケット20は、車両に衝撃が加わった場合、エンジンルーム内に配置される他の部品の移動等による衝撃から複数の燃料系部品を保護する保護構造を有する。保護構造として、具体的には、第一壁部21と、第二壁部22とを有する。
第一壁部21は、第一燃料系部品11及び燃料系配管15とエアクリーナAとの間に形成され、第一燃料系部品11の少なくとも一部を覆うように形成される。本実施形態においては、第一壁部21は、第一燃料系部品11の上部及び左側(図2における奥側)の部分を覆っている。ここで、第一燃料系部品11を覆う一部とは、エアクリーナA等、エンジンルーム内に配置される部品と対向する部分であることが好ましい。なお、第一壁部21のエアクリーナAと対向する部分には、燃料系部品群を保護する前述の保護板14の第二保護部14bが固定されている(図3参照)。
第一壁部21は、第一燃料系部品11が配置される位置とは反対側に向かって突出する突出部21aを有する。本実施形態においては、第一壁部21から見て、第一燃料系部品11は下側に位置する。このため、第一壁部21の突出部21aは、下側の反対側である上側に向かって突出するように形成される。突出部21aの長さは、燃料系配管15の所定方向の長さよりも長いことを特徴とする。ここでの所定方向とは、燃料系配管15とエアクリーナAとが対向する方向(前後方向)と直交する方向(上下方向)をいう。本実施形態においては、燃料系配管15の上下方向の長さよりも、突出部21aの上下方向の長さが長い。なお、本実施形態では、第一壁部21が上側に三角形状に突出している例を説明したが、これに限るものではなく、突出している部分の頂点の形状が半円状であっても、方形状であってもよい。
第二壁部22は、第一燃料系部品11とエアクリーナAとの間に形成され、第一燃料系部品11の少なくとも一部を覆うように形成される。本実施形態においては、第二壁部22は、第一燃料系部品11の前方の一部を覆っている。ここで、第一燃料系部品11を覆う一部とは、エアクリーナA等、エンジンルーム内に配置される部品と対向する部分であることが好ましい。なお、第二壁部22は、上方に行くにしたがって左右方向の幅が広くなっている。
以上のように、本実施形態によれば、ブラケット20の第一壁部21及び第二壁部22が、第一燃料系部品11とエアクリーナAとの間に設けられることで、エンジンルーム内に衝撃が加わった場合であっても、エアクリーナAが第一燃料系部品11と直接衝突することを防止する。また、ブラケット20の第一壁部21が燃料系配管15とエアクリーナAとの間に設けられることで、エンジンルーム内に衝撃が加わった場合であっても、エアクリーナAが燃料系配管15と直接衝突することを防止する。加えて、第一壁部21及び第二壁部22を有するブラケット20は、エンジンルーム内に第一燃料系部品11を固定する機能を有するので、別途、第一燃料系部品11を固定するための部材を設ける必要はない。このため、部材点数を増やすことがない。また、ブラケット20の第一壁部21及び第二壁部22によって保護する保護構造は、他の配管等のレイアウトに関わらず第一燃料系部品11を保護することができる。よって、レイアウトの自由度を確保しつつも、衝突時における衝撃から燃料系部品を保護することができる。
また、ブラケット20の第一壁部21及び第二壁部22が第一燃料系部品11の少なくとも一部を覆うように構成される。このため、第一壁部21及び第二壁部22に覆われた第一燃料系部品11の一部は、エアクリーナAから直接衝撃を受けるおそれが低減する。これにより、効果的に第一燃料系部品11を保護することができる。
また、第一壁部21が、第一燃料系部品11が配置される位置とは反対側に向かって突出する突出部21aが形成される。エンジンルーム内に衝撃が加わった場合に、突出部21aが、エアクリーナAの第一燃料系部品11に対する直接の衝突を防ぐ。これにより、効果的に第一燃料系部品11を保護することができる。
また、突出部21aの長さは、燃料系配管15の上下方向の長さよりも長い。このため、突出部21aが燃料系配管15とエアクリーナAとの間において上下方向に広くなる。これにより、保護範囲が広くなり、効果的に燃料系配管15を保護することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態を説明する。前述と同様の構成については、同符号を付す等して説明を省略する。図4は、第2実施形態に係るブラケット30の構造を示す斜視図である。図5は、第2実施形態に係るブラケット30の構造を示す側面図である。
図4及び図5に示すように、本実施形態のブラケット30は、第一壁部31と、第二壁部32と、第一燃料系部品11及び燃料系配管12の下方に配置される第三壁部33とを有する。第一燃料系部品11のブラケット30に対する固定方法は、第1実施形態における第一燃料系部品11のブラケット20に対する固定方法と同様である。また、第一壁部31及び突出部31aの構造や機能は、第1実施形態の第一壁部21及び突出部21aとほぼ同様であるので、説明を省略する。また、第二壁部32の構造や機能で、第1実施形態の第二壁部22と同様のものについては説明を省略する。
第二壁部32の少なくとも一部は、燃料系配管12とエアクリーナAとが対向する方向と交差する方向に延びるように形成される。本実施形態では、左右方向に、第二壁部32が延びるように形成される(図4参照)。なお、図4に示すように、第二壁部32は、よりエアクリーナAとの距離が近くなる上方に行くにしたがって左右方向の幅が広くなっている。
また、第二壁部32には、延設部32aが形成される。延設部32aは、燃料系配管12とエアクリーナAとが対向する前後方向と交差する方向である左右方向に延びる。本実施形態においては、延設部32aは、第一壁部31の右端よりも右側(図4及び図5における手前側)に延びている。
第三壁部33は、前方側において第二壁部32に対して固定され、第一燃料系部品11と燃料系配管12の下方を覆う。これにより、ブラケット30は、燃料系配管12の前方及び下方をも囲むように構成される。よって、第一燃料系部品11及び燃料系配管12がさらに保護される。
以上のように、本実施形態によれば、第二壁部32に延設部32aがあることにより、第二壁部32が燃料系配管12を覆う部分が、燃料系配管12とエアクリーナAとが対向する前後方向と交差する方向である左右方向に広くなる。これにより保護範囲が広くなり、効果的に燃料系配管12を保護することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、前述の実施形態においては、所定部品を、エアクリーナAを例示して説明したが、これに限るものではない。所定部品は、エンジンルーム内に配置され、車両の衝突時に燃料系部品に対して衝撃を与えうる部品であれば、その他の部品であってもよい。
また、上述の実施形態においては、第一燃料系部品11として、パージ制御弁を例示して説明したが、これに限るものではない。第一燃料系部品11は、他の燃料系部品を固定しうる燃料系部品であれば、他の部品であってもよい。
また、上述の実施形態においては、第二燃料系部品として、燃料系配管15を例示して説明したが、これに限るものではない。第二燃料系部品は、第一燃料系部品11の近傍に配置される燃料系部品であれば、他の部品であってもよい。
また、上述の実施形態においては、第三燃料系部品として、燃料系配管12を例示して説明したが、これに限るものではない。第三燃料系部品は、第一燃料系部品11に対して固定しうる燃料系部品であれば、他の部品であってもよい。
11 第一燃料系部品
12 燃料系配管(第三燃料系部品)
13 燃料系配管
15 燃料系配管(第二燃料系部品)
20、30 ブラケット(固定部品)
21、31 第一壁部
21a、31a 突出部
22、32 第二壁部
A エアクリーナ(所定部品)
E エンジン(内燃機関)

Claims (5)

  1. エンジンルーム内に設けられ燃料に関係する成分が内部を通過する第一燃料系部品と、
    前記第一燃料系部品の近傍に配置される第二燃料系部品と、
    前記エンジンルーム内において前記第一燃料系部品を固定する固定部品と、
    前記エンジンルーム内に配置される所定部品と、を有し、
    前記固定部品は、衝突時に前記第一燃料系部品及び前記第二燃料系部品を保護するために前記第一燃料系部品及び前記第二燃料系部品と前記所定部品との間に第一壁部が形成され、前記第一燃料系部品と前記所定部品との間に第二壁部が形成され
    前記第一燃料系部品に固定される第三燃料系部品を有し、
    前記第二壁部は、前記第三燃料系部品と前記所定部品との間に配置され、
    前記第二壁部の少なくとも一部は、前記第三燃料系部品と前記所定部品とが対向する方向と交差する方向に延びる延設部が形成されることを特徴とする燃料系部品の保護構造。
  2. 前記第一壁部及び第二壁部は、前記第一燃料系部品の少なくとも一部を覆うことを特徴とする請求項1に記載の燃料系部品の保護構造。
  3. 前記第一壁部は、前記第一燃料系部品が配置される位置とは反対側に向かって突出する突出部が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料系部品の保護構造。
  4. 前記突出部が突出する方向の長さは、前記突出する方向と一致する方向である前記第二燃料系部品における所定方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項3に記載の燃料系部品の保護構造。
  5. 前記固定部品は、内燃機関に固定されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の燃料系部品の保護構造。
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