JP6912974B2 - 部品取付け構造及びプロテクタ付きワイヤハーネス - Google Patents

部品取付け構造及びプロテクタ付きワイヤハーネス Download PDF

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本発明は、附属部品を部品取付け面に取付けるための部品取付け構造、及び、そのような部品取付け構造が適用されたプロテクタ付きワイヤハーネスに関するものである。
従来、附属部品を部品取付け面に取付けるための部品取付け構造が広く利用されている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載の部品取付け構造は、ワイヤハーネスを保護するプロテクタの外面に附属部品としてコネクタを取付けるための構造である。また、特許文献2に記載の部品取付け構造は、所定の側壁の外面にリレーボックスカセット等の電装品を取付けるための構造である。これらの特許文献1、2に記載の部品取付け構造は、何れも、附属部品が所定の取付け方向から簡単に取り付けられる構造となっている。
特開2013−143832号公報 特開平11−274744号公報
ここで、上記のような部品取付け構造では、部品取付け面がプロテクタや側壁の外面といった、例えば組立て作業等の際に作業者の手の衝突等といった外力を受け易い場所となっている。そして、このような外力が、附属部品の取付け方向とは逆方向に掛かった場合等には附属部品が部品取付け面から脱落してしまう恐れがある。
従って、本発明は、上記のような問題に着目し、附属部品の脱落を抑えることができる部品取付け構造、そのような部品取付け構造が適用されたプロテクタ付きワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の部品取付け構造は、所定の部品取付け面に設けられ、所定の取付け方向から取り付けられる付属部品を保持する部位であって、前記付属部品に設けられた被係止部に係止する係止爪を有した部品保持部と、前記取付け方向について、前記部品保持部に取り付けられた前記付属部品の後方側に位置するように、前記部品取付け面において前記部品保持部の前記係止爪から離れた位置に設けられ、前記付属部品が前記取付け方向とは逆方向に移動しようとしたときに当該附属部品に前記後方側から当接して移動を規制する移動規制部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、部品保持部に取り付けられた付属部品の後方側に位置するように設けられた移動規制部が、付属部品が取付け方向とは逆方向に移動しようとしたときに後方側から当接して移動を規制する。この規制により、附属部品の取付け方向とは逆方向に外力が掛かった場合等においても、附属部品の脱落を抑えることができる。
本発明の第1実施形態にかかるプロテクタ付きワイヤハーネスを示す図である。 図1に示されている部品取付け構造を矢印V11方向から見た斜視図である。 オプション用コネクタが取り付けられた部品取付け構造を示す側面図である。 図3に示されているように部品保持部にオプション用コネクタが取り付けられた状態におけるV12−V12線に沿った断面を示す図である。 図4におけるV13−V13線に沿った断面で、部品保持部によるオプション用コネクタの保持構造と、移動規制部による移動の規制構造を示す図である。 オプション用コネクタの部品保持部への取付け時における、移動規制部の当接部の動きを、図5と同様の断面で表す図である。 第1実施形態の部品取付け構造と比較するための比較例を図2と略同等な斜視図で示す図である。 本発明の第2実施形態にかかるプロテクタ付きワイヤハーネスを示す図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。まず、第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかるプロテクタ付きワイヤハーネスを示す図である。
図1に示されているプロテクタ付きワイヤハーネス1は、車両搭載部品の一つであり、プロテクタ1aと、ワイヤハーネス11と、附属部品としてのオプション用コネクタ13と、を備えている。そして、プロテクタ1aが、プロテクタ本体12と、部品取付け構造14と、を備えている。このプロテクタ付きワイヤハーネス1が、工場においてワイヤハーネス11にプロテクタ本体12が取り付けられ、部品取付け構造14を介してオプション用コネクタ13がプロテクタ本体12に取り付けられた状態で車両への搭載現場へと搬出される。搬出時には、オプション用コネクタ13における、相手側コネクタC11との嵌合部131には保護キャップが被せられている。
ワイヤハーネス11は、幹線部分111から、不図示のオプション部品との電気的な接続を行うための分岐線部分112が分岐した構造を有している。プロテクタ本体12は、樹脂で概ね四角筒状に形成され、分岐前の幹線部分111を覆って保護している。オプション用コネクタ13は、分岐線部分112の端部に設けられたコネクタである。オプション部品を採用するとなった場合には、オプション用コネクタ13から保護キャップが外され、このオプション部品へと繋がる他のワイヤハーネスW11の端部の相手側コネクタC11と接合される。部品取付け構造14は、オプション用コネクタ13をプロテクタ本体12の外面121に取付けるための構造であり、部品保持部141と、移動規制部142と、を備えている。
図2は、図1に示されている部品取付け構造を矢印V11方向から見た斜視図であり、図3は、オプション用コネクタが取り付けられた部品取付け構造を示す側面図である。
部品取付け構造14における部品保持部141は、部品取付け面であるプロテクタ本体12の外面121に設けられ、プロテクタ本体12の長手方向に沿った取付け方向D11から取り付けられるオプション用コネクタ13を保持する。移動規制部142は、オプション用コネクタ13の取付け方向D11について、部品保持部141に取り付けられたオプション用コネクタ13の後方側に位置するように、プロテクタ本体12の外面121に設けられている。
図1に示されているプロテクタ付きワイヤハーネス1は、例えば車両への搭載現場への搬出時や車両への搭載時に、作業者の手が当たったり、あるいは周辺構造物にぶつかったりすることがある。このようなときに、部品保持部141に取り付けられたオプション用コネクタ13に、取付け方向D11とは逆方向D12に衝撃Sh11が加わったとしてもオプション用コネクタ13の脱落を抑える構造として移動規制部142が設けられている。移動規制部142は、オプション用コネクタ13が上記の逆方向D12に移動しようとしたときにオプション用コネクタ13に取付け方向D11の後方側から当接して移動を規制する。本実施形態では、オプション用コネクタ13における取付け方向D11の後方側で、プロテクタ本体12の外面121側となる図中下側の角部132に移動規制部142が当接するように構成されている。
図4は、図3に示されているように部品保持部にオプション用コネクタが取り付けられた状態におけるV12−V12線に沿った断面を示す図である。また、図5は、図4におけるV13−V13線に沿った断面で、部品保持部によるオプション用コネクタの保持構造と、移動規制部による移動の規制構造を示す図である。
オプション用コネクタ13におけるプロテクタ本体12の外面121側には、取付け方向D11の後方側の図中下側の角部132から、取付け方向D11にコネクタ側係止バー133が延出している。コネクタ側係止バー133は、片持ち梁の自由端に係止爪133aが設けられた部位である。他方、部品保持部141では、コネクタ側係止バー133と係止するためのプロテクタ側係止バー141aが、取付け方向D11の前方側の側壁141bから逆方向D12に延出している。このプロテクタ側係止バー141aも、片持ち梁の自由端に係止爪141a−1が設けられた部位である。オプション用コネクタ13が部品保持部141へと取付け方向D11に取り付けられる際には、コネクタ側係止バー133とプロテクタ側係止バー141aとの双方(ただし、主にはコネクタ側係止バー133)が撓む。そして、各々の係止爪133a,141a−1が互いに乗越えあい、図5に示されているように互いに係止する。これにより、部品保持部141は、オプション用コネクタ13を保持する。
一方、部品取付け構造14における移動規制部142は、部品保持部141に向かって取付け方向D11に延出し、当該取付け方向D11の前方側の端部が自由端となった片持ち梁142aと、その自由端に設けられた当接部142bと、を備えている。片持ち梁142aは、矩形状の底板部142a−1と、取付け方向D11の前方側に向かって各々の高さが漸増する3枚の三角リブ142a−2と、を備えている。3枚の三角リブ142a−2は、取付け方向D11と交差するとともにプロテクタ本体12の外面121に沿った幅方向D13に略等間隔で底板部142a−1の上面に配列されている。当接部142bは、この片持ち梁142aの自由端に設けられ、図5に示されているように、取付け方向D11に沿った断面が略L字状となった部位である。当接部142bは、その凹部内面を、部品保持部141に取り付けられたオプション用コネクタ13の、取付け方向D11の後方下側の角部132へと向けている。
本実施形態では、移動規制部142の当接部142bが、当接部142bの凹部内面と、オプション用コネクタ13の角部132と、の間に間隙d11が開くように設けられている。また、上記の幅方向D13について、移動規制部142bの幅寸法d12は、部品保持部141におけるオプション用コネクタ13の保持部位であるプロテクタ側係止バー141aの幅寸法d13よりも大きくなっている。
オプション用コネクタ13の部品保持部141への取付け時には、移動規制部142の当接部142bは次のような動きをする。
図6は、オプション用コネクタの部品保持部への取付け時における、移動規制部の当接部の動きを、図5と同様の断面で表す図である。
この図6に示されているように、オプション用コネクタ13の部品保持部141への取付け時には、移動規制部142において、当接部142bがオプション用コネクタ13の通過を許容するように片持ち梁142aが撓む。また、このときには、オプション用コネクタ13においてもコネクタ側係止バー133が撓む。その後、コネクタ側係止バー133がプロテクタ側係止バー141aと係止するまでオプション用コネクタ13が取付け方向D11に進む。すると、片持ち梁142aが復位して当接部142bが、図5に示されているオプション用コネクタ13に対する当接位置にセットされる。
以上に説明した第1実施形態の部品取付け構造14、プロテクタ1a、及びプロテクタ付きワイヤハーネス1によれば、移動規制部142が次のようにオプション用コネクタ13の移動を規制する。即ち、本実施形態では、オプション用コネクタ13に何等かの衝撃が加わって取付け方向D11とは逆方向D12に移動しようとすると、移動規制部142が後方側からオプション用コネクタ13に当接して移動を規制する。この規制により、オプション用コネクタ13に取付け方向D11とは逆方向D12に外力が掛かった場合等においても、オプション用コネクタ13の脱落を抑えることができる。
図7は、第1実施形態の部品取付け構造と比較するための比較例を図2と略同等な斜視図で示す図である。尚、この図7では、図2に示されている構成要素と同等な構成要素については、図2と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素についての重複説明を省略する。
この比較例の部品取付け構造50は、上述した移動規制部142に代えて、一対の保護壁51を備えている。これら一対の保護壁51は、上記の幅方向D13について、相互間に部品保持部141を挟むようにプロテクタ本体12の外側面に設けられている。そして、一対の保護壁51は、部品保持部141に取り付けられたオプション用コネクタ13を、作業者の手や周辺の構造物等の衝突それ自体から保護する役割を果たす。このような保護によっても、オプション用コネクタ13の脱落を抑えることができる。
一方で、比較例の部品取付け構造50では、オプション用コネクタ13を十分に保護できる程度に、プロテクタ本体12の外面121からの高さを高くして一対の保護壁51を設ける必用がある。このため、比較例の部品取付け構造50を採用したプロテクタ全体の外形寸法が大きくなり、その分、樹脂成型に用いる金型も大きく、製造コストが嵩みがちとなる。また、比較例の部品取付け構造50を採用したプロテクタ付きワイヤハーネスを搭載する車両には、上記のような大きな保護壁51を収めるのに十分な広さの搭載スペースが必要となる。この点は、このようなプロテクタ付きワイヤハーネスの搭載箇所の限定に繋がる。更には、プロテクタ付きワイヤハーネスを梱包して輸送する際の梱包形態が、上記のように突出した保護壁51のために限定される他、保護壁51を設けたことで、オプション用コネクタ13の取付け作業等がやり難くなるといった面もある。
このような比較例の部品取付け構造50と比較して、上述した第1実施形態の部品取付け構造14は、プロテクタ本体12の外面121からの高さが低く、このため、プロテクタ1の全体の外形寸法も小さくなる。その結果、金型も小さくて済み、製造コストも抑えられる。また、プロテクタ1の外形寸法が小さいことから、プロテクタ付きワイヤハーネス1の搭載スペースも抑えられ、これにより搭載箇所の限定も抑えられる。更には、上記のように梱包形態を限定させる保護壁51が存在しないため、梱包形態の自由度が高く、梱包や輸送にかかる費用も抑えられる。
また、本実施形態の部品取付け構造14では、移動規制部142が、部品保持部141に取り付けられたオプション用コネクタ13との間に間隙d11が開くように設けられている。例えば本実施形態とは異なり移動規制部142がオプション用コネクタ13に常時密着している状態とするには、オプション用コネクタ13が移動規制部142を押し下げるように撓ませて密着させるといった形態がとられることが考えられる。このとき、仮に、例えば外気温の上昇等に伴う軟化により移動規制部142に変形が生じるような場合、移動規制部142は上記のように既に撓んだ状態から更に湾曲する可能性がある。このような湾曲が大きくなったまま冷えて湾曲形状が定着してしまうと、オプション用コネクタ13が上記の逆方向D12に動こうとしたときの移動規制部142の当接が弱くなる恐れがある。本実施形態の部品取付け構造14では、移動規制部142とオプション用コネクタ13との間には間隙d11が開いていて、移動規制部142には撓みが生じていない状態となっている。これにより、仮に上記のように移動規制部142に変形が生じたとしても、その変形は、撓みがゼロの状態からスタートすることとなるので、最終的な変形量が抑えられる。その結果、オプション用コネクタ13の脱落を長期に亘って抑えることができる。
また、本実施形態の部品取付け構造14では、オプション用コネクタ13の大きさ等によって寸法制限を受けがちな部品保持部141のプロテクタ側係止バー141aの幅寸法d13よりも、移動規制部142の幅寸法d12が大きくなっている。これにより、オプション用コネクタ13の脱落を一層抑えることができる。
また、本実施形態の部品取付け構造14では、オプション用コネクタ13の取付け時には、片持ち梁142aが一旦撓み、オプション用コネクタ13の通過後に片持ち梁142aが復位して当接部142bが当接位置にセットされる。これにより、オプション用コネクタ13の取付け時には、片持ち梁142aの撓みと復位による当接部142bの当接位置へのセットが、クリック感によって作業者に感得される。このように本実施形態の部品取付け構造14によれば、オプション用コネクタ13の取付け作業について良好な作業性を得ることができる。更に、オプション用コネクタ13の取付け時には片持ち梁142aが自然と撓んで通過が許容される。このため、移動規制部142の設置が、例えば図5に示されている比較例における一対の保護壁51のように、オプション用コネクタ13の取付け作業の作業性を低下させるといったことがない。また、上記のように片持ち梁142aが自然と撓んでオプション用コネクタ13の通過が許容されるため、移動規制部142が設置されたことによる追加作業の発生等もなく、この点においても良好な作業性を得ることができる。
また、本実施形態のプロテクタ付きワイヤハーネス1では、図1に示されているように、オプション用コネクタ13が、ワイヤハーネス11においてプロテクタ本体12で覆われている幹線部分111から分岐した分岐線部分112の端部に設けられている。これにより、オプション用コネクタ13を、オプション部品を採用するとなったときにアクセスの容易なプロテクタ本体12の外面121に、脱落を抑えて取り付けることができる。
次に、第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、上述した第1実施形態とは、部品取付け構造に、オプション用コネクタ13の保護のための追加構造が付加されている点が異なっている。以下、第2実施形態について、第1実施形態との相違点について説明する。
図8は、本発明の第2実施形態にかかるプロテクタ付きワイヤハーネスを示す図である。尚、この図8では、図1に示されている構成要素と同等な構成要素については、図1と同じ符号が付されており、以下ではそれら同等な構成要素についての重複説明を省略する。
図8に示されているプロテクタ付きワイヤハーネス2では、プロテクタ2aにおいてオプション用コネクタ13の取付けに採用されている部品取付け構造24が、上述した部品保持部141及び移動規制部142に加えて一対の保護壁241を備えている。本実施形態における一対の保護壁241は、図7に示されている比較例における一対の保護壁51と同等なもので、部品保持部141に取り付けられたオプション用コネクタ13を、作業者の手や周辺の構造物等の衝突から保護する役割を果たす。
この第2実施形態の部品取付け構造24、プロテクタ2a、及びプロテクタ付きワイヤハーネス2によっても、第1実施形態と同様に、オプション用コネクタ13の脱落を抑えることができることは言うまでもない。
ここで、第2実施形態では、一対の保護壁241を追加したことで、金型の大型化に伴う製造コストの上昇、プロテクタ付きワイヤハーネス2の搭載箇所や梱包形態の限定、オプション用コネクタ13の取付け作業性の低下、といった事態が生じがちである。その反面、オプション用コネクタ13の脱落については、保護壁241による衝撃からの保護と、衝撃を受けた際の移動規制部142による移動の規制と、が相俟って、一層抑えることができる。
尚、以上に説明した第1及び第2実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の部品取付け構造及びプロテクタ付きワイヤハーネスの構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、本発明にいう部品取付け構造の一例として、プロテクタ1a,2aにおけるプロテクタ本体12の外面121を部品取付け面としてオプション用コネクタ13を取付けるための部品取付け構造14,24が例示されている。しかしながら、本発明にいう部品取付け構造は、これに限るものではなく、所定の部品取付け面に附属部品を取り付けるための構造であれば、その具体的な態様を問うものではない。また、部品取付け構造によって取り付けられる本発明にいう附属部品も、分岐線部分に設けられたオプション用コネクタに限るものではない。本発明にいう附属部品は、他の用途のコネクタであってもよく、あるいは、ケーブルを保持するブラケット等のようにコネクタ以外の部品であってよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう部品保持部の一例として、オプション用コネクタ13の1本のコネクタ側係止バー133と係止する1本のプロテクタ側係止バー141aを備えた部品保持部141が例示されている。しかしながら、本発明にいう部品保持部はこれに限るものではない。本発明にいう部品保持部は、例えば附属部品に形成された係止爪が嵌入する係止孔が設けられたもの等であってもよく、所定の部品取付け面に設けられ、所定の取付け方向から取り付けられる付属部品を保持するものであれば具体的な係止構造を問うものではない。
1,2 プロテクタ付きワイヤハーネス
1a,2a プロテクタ
11 ワイヤハーネス
12 プロテクタ本体
13 オプション用コネクタ
14,24 部品取付け構造
111 幹線部分
112 分岐線部分
121 外面
132 角部
133 コネクタ側係止バー
133a,141a−1 係止爪
141 部品保持部
141a プロテクタ側係止バー
142 移動規制部
142a 片持ち梁
142b 当接部
241 保護壁
D11 取付け方向
D12 逆方向
D13 幅方向
d11 間隙
d12,d13 幅寸法

Claims (6)

  1. 所定の部品取付け面に設けられ、所定の取付け方向から取り付けられる付属部品を保持する部位であって、前記付属部品に設けられた被係止部に係止する係止爪を有した部品保持部と、
    前記取付け方向について、前記部品保持部に取り付けられた前記付属部品の後方側に位置するように、前記部品取付け面において前記部品保持部の前記係止爪から離れた位置に設けられ、前記付属部品が前記取付け方向とは逆方向に移動しようとしたときに当該附属部品に前記後方側から当接して移動を規制する移動規制部と、
    を備えたことを特徴とする部品取付け構造。
  2. 前記移動規制部が、前記部品保持部に取り付けられた前記付属部品との間に間隙が開くように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の部品取付け構造。
  3. 前記取付け方向と交差するとともに前記部品取付け面に沿った幅方向について、前記移動規制部の幅寸法が、前記部品保持部における前記附属部品の保持部位の幅寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の部品取付け構造。
  4. 前記移動規制部が、
    前記部品保持部に向かって前記取付け方向に延出し、当該取付け方向の前方側の端部が自由端となった片持ち梁と、
    前記片持ち梁における前記自由端に設けられ、前記付属部品が前記取付け方向とは逆方向に移動しようとしたときに当該附属部品に前記後方側から当接する当接部と、を備え、
    前記付属部品の前記部品保持部への取付け時には、前記当接部が前記付属部品の通過を許容するように前記片持ち梁が撓み、前記付属部品の通過後に前記片持ち梁が復位して前記当接部が前記付属部品に対する当接位置にセットされることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の部品取付け構造。
  5. ワイヤハーネスと、
    前記ワイヤハーネスの外周面の少なくとも一部を覆うプロテクタ本体と、
    前記プロテクタ本体に対する附属部品と、
    前記附属部品を前記プロテクタ本体の外面に取付けるための、請求項1〜4のうち何れか一項に記載の部品取付け構造と、を備えたことを特徴とするプロテクタ付きワイヤハーネス。
  6. 前記附属部品が、前記ワイヤハーネスにおいて前記プロテクタ本体で覆われている幹線部分から分岐した分岐線部分の端部に設けられたコネクタであることを特徴とする請求項に記載のプロテクタ付きワイヤハーネス。
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