JP7435301B2 - 電装部品の支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電装部品の支持構造に関する。
特許文献1には、接続箱本体に装設された電装品を保護する足蹴り防止カバーを備えた電気接続箱の保護構造が開示されている。特許文献1に記載の電気接続箱の保護構造においては、足蹴り防止カバーが自動車の助手席側に配置されている。この足蹴り防止カバーには複数の係合爪が形成されており、これら係合爪が電気接続箱の下端に形成された複数の被係合突起に係合されることで、足蹴り防止カバーが電気接続箱に取り付けられている。
特開平11-069566号公報
ところで、運転者の足元周辺には、アクセルペダル、ブレーキペダル、ステアリング装置などの操作部品が配置されている。このため、運転者の足元周辺は、電装部品や電装部品に接続される配線(以下、「電装部品等」という)を配置するスペースが制限される。また、運転者の足元スペースに限らず、助手席や後部席の乗員の足元スペースも広くはないため、上述のようなスペースの制限が生じ得る。
電装部品等を配置するスペースが制限されると、電装部品の周囲に他の電装部品を隣接して配置する必要があり、電装部品の放熱性が低下するおそれがある。
また、電装部品等を配置するスペースが制限されると、配線を撓ませるスペースに制約が生じてしまう。このため、例えば乗員の足が電装部品に強く接触することにより電装部品の位置が変化すると、電装部品とこれに接続される配線との間に接続不良が生じるおそれがある。
しかしながら、特許文献1に記載の電気接続箱の保護構造にあっては、電装部品の放熱性の低下を抑制することに関して考慮されておらず、また電装部品の位置が変化することを抑制することに関して考慮されていない。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、電装部品の放熱性を確保しつつ、外部からの衝撃によって電装部品の位置が変化することを抑制することができる電装部品の支持構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、車両のダッシュパネルの車室内側であって乗員の足元周辺に搭載される電装部品をブラケットを介して取付部に支持する電装部品の支持構造であって、前記ブラケットが、前記電装部品を保持するブラケット本体と、前記ブラケットを前記取付部に固定する固定部と、外力が生じ得る所定空間と前記電装部品との間に配置された壁面部と、を有し、前記ブラケット本体は、前記電装部品に対向する位置に配置され、前記取付部側の第1の面と前記第1の面の裏側の第2の面とを連通する開口と、前記開口を挟んで前記ブラケット本体の一方側と他方側とを接続する接続部と、を有し、前記固定部は、前記壁面部に設けられた第1の固定部と、前記開口を挟んで前記壁面部と反対側の前記ブラケット本体に設けられた第2の固定部と、を有する。
本発明によれば、電装部品の放熱性を確保しつつ、外部からの衝撃によって電装部品の位置が変化することを抑制することができる電装部品の支持構造を提供することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る電装部品の支持構造を有する車両のダッシュパネルの背面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る電装部品の支持構造を示す斜視図である。 図3は、本発明の一実施例に係る電装部品の支持構造を示す正面図である。 図4は、本発明の一実施例に係る電装部品の支持構造を示す背面図である。 図5は、本発明の一実施例に係る電装部品の支持構造のブラケットを示す背面図である。 図6は、本発明の一実施例に係る電装部品の支持構造を示す底面図である。 図7は、本発明の一実施例に係る電装部品の支持構造を示す左側面図である。 図8は、本発明の一実施例に係る電装部品の支持構造を示す右側面図である。 図9は、本発明の一実施例に係る電装部品の支持構造の変形例を示す背面図である。
本発明の一実施の形態に係る電装部品の支持構造は、車両に搭載される電装部品をブラケットを介して取付部に支持する電装部品の支持構造であって、ブラケットが、電装部品を保持するブラケット本体と、ブラケットを取付部に固定する固定部と、外力が生じ得る所定空間と電装部品との間に配置された壁面部と、を有し、ブラケット本体は、電装部品に対向する位置に配置され、取付部側の第1の面と第1の面の裏側の第2の面とを連通する開口と、開口を挟んでブラケット本体の一方側と他方側とを接続する接続部と、を有し、固定部は、壁面部に設けられた第1の固定部と、開口を挟んで壁面部と反対側のブラケット本体に設けられた第2の固定部と、を有することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る電装部品の支持構造は、電装部品の放熱性を確保しつつ、外部からの衝撃によって電装部品の位置が変化することを抑制することができる。
以下、本発明の一実施例に係る電装部品の支持構造を搭載した車両について図面を参照して説明する。
図1から図9において、上下前後左右方向は、電装部品の支持構造が車両に搭載された状態での上下前後左右方向とし、車両の前後方向を前後方向、車両の前後方向に直交する車両の幅方向を左右方向又は車幅方向、車両の高さ方向を上下方向とする。
本実施例においては、運転席が車幅方向の右側に配置された車両1に、電装部品の支持構造を適用した例について説明する。本実施例に係る電装部品の支持構造は、運転席が車幅方向の左側に配置された車両にも適用可能である。
図1に示すように、本実施例に係る電装部品の支持構造を搭載した車両1は、取付部としてのダッシュパネル10を備えている。ダッシュパネル10は、車両1の前方に配置される図示しないエンジンルームと車室内とを仕切るパネル部材である。
本実施例において、ダッシュパネル10の右側、すなわち運転席に対向する位置には、ステアリングシャフト保持部11と、ブレーキペダル取付部12と、が設けられている。ステアリングシャフト保持部11には、ステアリングシャフト2が支持される。ブレーキペダル取付部12には、図示しないブレーキペダルが取り付けられる。
ダッシュパネル10の左右方向の中央から左側にかけて、冷暖房空調装置(HVAC:Heating Ventilation and Air-Conditioning)13が取り付けられている。冷暖房空調装置13は、熱を発生させる部品である。熱を発生させる部品としては、冷暖房空調装置13に限られない。
ダッシュパネル10の右側、すなわち運転席に対向する位置には、車両1に搭載された電装部品が保持されたブラケット20が取り付けられている。ブラケット20は、ブレーキペダル取付部12と冷暖房空調装置13の取付箇所との間に配置されている。ブラケット20は、ダッシュパネル10の左側、すなわち助手席に対向する位置に取り付けられていてもよい。
本実施例において、ブラケット20に保持される電装部品としては、第1の電装部品31及び第2の電装部品32がある。これら第1の電装部品31及び第2の電装部品32は、ブラケット20を介してダッシュパネル10に支持される。また、本実施例において、第1の電装部品31及び第2の電装部品32は、冷暖房空調装置13の右方において冷暖房空調装置13に近接して配置されている。
ブラケット20に保持される電装部品としては、例えば、車両接近通報装置(AVAS:Acoustic Vehicle Alerting System)やハイブリッドコントローラ(HCU:Hybrid Control Unit)などの各種コントローラが挙げられる。
(ブラケット)
図2に示すように、ブラケット20は、ブラケット本体21と、第1の固定部22と、第2の固定部23と、第1の脚部24と、第2の脚部25と、壁面部28と、を含んで構成されている。本実施例において、第1の固定部22及び第2の固定部23は固定部を構成し、第2の脚部25は脚部を構成する。
本実施例において、ブラケット本体21、第1の固定部22、第2の固定部23、第1の脚部24及び第2の脚部25は、一体形成された金属製の部材によって構成されている。
ブラケット本体21は、板状に形成され、第1の電装部品31及び第2の電装部品32を保持するようになっている。ブラケット本体21は、ダッシュパネル10側の第1の面41と、第1の面41の裏側の第2の面42と、を有する。第2の面42は、第2の電装部品32に対向している。第1の面41には、第1の電装部品31が保持される。第2の面42には、第2の電装部品32が保持される。
第1の固定部22は、左方側すなわち冷暖房空調装置13に近い側の左固定部22Lと、右方側すなわち冷暖房空調装置13から遠い側の右固定部22Rと、によって構成されている。
第1の脚部24は、第1の固定部22とブラケット本体21とを接続するもので、左固定部22Lに接続された左脚部24Lと、右固定部22Rに接続された右脚部24Rと、によって構成されている。
左脚部24L及び右脚部24Rは、いずれも板状に形成され、上面及び下面が水平方向に平行となるように、一方の端部(図7中、後方の端部)がブラケット本体21の下端に接続されている。左固定部22L及び右固定部22Rは、それぞれの上方の端部が左脚部24L及び右脚部24Rの他方の端部(図7中、前方の端部)に接続されている。
このように、左固定部22Lは、左脚部24Lを介してブラケット本体21の下端に接続されている。また、右固定部22Rは、右脚部24Rを介してブラケット本体21の下端に接続されている。
ここで、左脚部24L及び右脚部24Rは、後述するように足蹴り防止用の壁面部としての機能を兼ねている。したがって、左固定部22L及び右固定部22Rは、壁面部としての左脚部24L及び右脚部24Rに設けられている。
第2の固定部23は、ブラケット本体21の後述する開口40を挟んで壁面部28と反対側のブラケット本体21に設けられている。具体的には、第2の固定部23は、第2の脚部25を介してブラケット本体21の上端側の後述する脚部接続部44に接続されている。
第2の脚部25は、板状に形成され、左側面及び右側面が垂直方向に平行となるように、一方の端部(図7中、後方の端部)がブラケット本体21の脚部接続部44の左方の端部に接続されている。換言すれば、第2の脚部25は、足元空間5に対面する壁面部28の平面に直交する方向(図2中、上下方向)に沿って脚部接続部44に接続されている。第2の固定部23は、右方の端部が第2の脚部25の他方の端部(図7中、前方の端部)に接続されている。
本実施例においては、第1の脚部24と第2の脚部25とは、ともに板状に形成されているが、平面が互いに異なる方向を向いた状態でブラケット本体21に接続されている。これにより、ブラケット20にかかる荷重に対して剛性を高めることができる。
左固定部22L、右固定部22R及び第2の固定部23には、それぞれ図示しない締結部材を通す締結穴22La、22Ra、23aが形成されている。左固定部22L、右固定部22R及び第2の固定部23は、ボルトやねじ等の図示しない締結部材によってダッシュパネル10に締結される。これにより、左固定部22L、右固定部22R及び第2の固定部23は、ブラケット20をダッシュパネル10に固定することができる。
また、左固定部22L、右固定部22R及び第2の固定部23には、それぞれビード22Lb、22Rb、23bが形成されている。これらビード22Lb、22Rb、23bは、締結穴22La、22Ra、23aのそれぞれを囲むように形成されている。ビード22Lb、22Rb、23bは、ダッシュパネル10側に窪む、又は突出するように形成されている。左固定部22L、右固定部22R及び第2の固定部23が固定されるダッシュパネル10側の図示しない固定部位は、ビード22Lb、22Rb、23bの窪み形状に対応して、ダッシュパネル10の後面(ブラケット20に対向する面)側から前方に向けて窪んでいる。
これにより、左固定部22L、右固定部22R及び第2の固定部23とダッシュパネル10側の固定部位との間の当接面積を増やすことができ、ダッシュパネル10側の固定部位に対する左固定部22L、右固定部22R及び第2の固定部23の取付剛性を高めることができる。この結果、左固定部22L、右固定部22R及び第2の固定部23の剛性が向上され、ブラケット20に外部から衝撃が加わった場合であっても第1の電装部品31及び第2の電装部品32の位置が変化することを抑制することができる。また、ダッシュパネル10側の固定部位がビード22Lb、22Rb、23bの窪み形状に対応してダッシュパネル10の後面側から前方に向けて窪んでいるので、左固定部22L、右固定部22R及び第2の固定部23がダッシュパネル10側の固定部位に嵌ることによって、ダッシュパネル10に対してブラケット20を固定する際の位置決めを容易に行うことができる。
また、左脚部24L及び右脚部24Rには、それぞれビード24La、24Raが形成されている。これらビード24La、24Raは、左脚部24L及び右脚部24Rの下面側から上方に向けて窪む、又は突出するように形成されている。ビード24Laは、上述した左固定部22Lのビード22Lbと接続されるように、すなわち左脚部24Lと左固定部22Lとを跨ぐように形成されている。ビード24Raは、上述した右固定部22Rのビード22Rbと接続されるように、すなわち右脚部24Rと右固定部22Rとを跨ぐように形成されている。
これにより、ブラケット20の壁面部28や第1の脚部24に衝撃が加わった場合であっても、左固定部22L及び右固定部22Rのそれぞれに対して左脚部24L及び右脚部24Rのそれぞれが変形し難くなり、第1の電装部品31及び第2の電装部品32の位置が変化することを抑制することができる。
第1の脚部24及び第2の脚部25の長手方向(図7中、前後方向)の長さは、少なくとも第1の電装部品31の前後方向の厚みを超える寸法に設定されている。これにより、ブラケット本体21は、第1の電装部品31がダッシュパネル10に接触しないようなダッシュパネル10から離隔した位置で、第1の脚部24及び第2の脚部25を介して第1の固定部22及び第2の固定部23に保持されている。
壁面部28は、板状に形成され、乗員(本実施例では運転者)の足元空間5と第2の電装部品32との間に配置されている。図6に示すように、壁面部28は、前方端部28aを有し、上面及び下面が水平方向に平行となるように、前方端部28aが左脚部24L及び右脚部24Rの一方の端部(図7中、後方の端部)に溶着により固定されている。
壁面部28は、溶着に限らず、ボルトやねじ等の締結部材によって固定される構成であってもよい。また、壁面部28は、左脚部24L及び右脚部24Rに限らず、例えば、ブラケット本体21に固定される構成であってもよい。
壁面部28は、乗員の足が第2の電装部品32に接触することを防止する、足蹴り防止用の壁面部として機能する。第2の電装部品32は、壁面部28によって乗員の足蹴りから保護される。第1の電装部品31は、第1の脚部24によって乗員の足蹴りから保護される。このように、第1の脚部24は、足蹴り防止用の壁面部としての機能を兼ねる。
図2及び図6に示すように、壁面部28には、乗員の足元空間5と第2の電装部品32側の空間とを連通する開口28bが形成されている。本実施例において、開口28bは、壁面部28の車幅方向の中央に配置されている。開口28bは、後述する第2の電装部品32の境界部32dとの位置関係において、当該境界部32dよりも左方であれば、壁面部28の車幅方向のいずれの位置に配置されていてもよい。
また、本実施例においては、左脚部24L及び右脚部24Rと壁面部28とダッシュパネル10とによって囲まれた空間を、開口24bとして取り扱うものとする。
図2及び図7に示すように、壁面部28は、後方の端部28cを有し、この後方の端部28cが上方に向けて湾曲するように折り曲げられている。後方の端部28cの先端は、少なくとも第2の電装部品32の後方側の面よりも後方に位置している。これにより、例えば、壁面部28に対して斜め後方から乗員の足蹴りが行われた場合にも、乗員の足蹴りから第2の電装部品32を保護することができる。
図5に示すように、ブラケット本体21には、第1の面41と第2の面42とを連通する開口40が形成されている。開口40は、開口28b及び開口24b(図6参照)よりも上方で、かつ第1の電装部品31及び第2の電装部品32に対向する位置に配置されている。
開口40は、四角形状に形成されており、下辺40aが第1の電装部品31の後述する第1の対向面31aと平行に形成されている。開口40は、四角形状に限らず、多角形状や円形状であってもよい。
開口40は、開口28b及び開口24b(図6参照)よりも開口面積が大きく形成されている。また、図6に示すように、開口24bは、開口28bよりも開口面積が大きい。
(接続部)
図2に示すように、ブラケット本体21には、開口40を挟んでブラケット本体21の一方側(本実施例では、上方側)と他方側(本実施例では、下方側)とを接続する接続部として、第1の接続部61と、第2の接続部62と、が設けられている。第1の接続部61及び第2の接続部62は、開口40を跨いで配置されている。
図3に示すように、第1の接続部61は、ブラケット本体21の第1の面41に設けられており、開口40(図5参照)を挟んでブラケット本体21の第1の脚部24側と第2の固定部23側とを接続する。
図4に示すように、第2の接続部62は、ブラケット本体21の第2の面42に設けられており、開口40(図5参照)を挟んでブラケット本体21の壁面部28側と第2の固定部23側とを接続する。
(第1の接続部)
図3及び図7に示すように、第1の接続部61は、第1の電装部品31と、第1の支持部材としての上側支持具51A及び下側支持具51Bと、から構成されている。上側支持具51A及び下側支持具51Bは、第1の電装部品31を支持しつつブラケット本体21に固定するものである。
第1の電装部品31は、上側支持具51A及び下側支持具51Bによって、ブラケット本体21の第1の面41に保持されている。第1の電装部品31は、ブラケット本体21の開口40(図5参照)に対向する位置で、開口40との間に第1の隙間G1を空けて上側支持具51A及び下側支持具51Bに支持されている。すなわち、上側支持具51A及び下側支持具51Bは、第1の電装部品31の背面34と開口40との間に第1の隙間G1を確保した状態で第1の電装部品31を支持している。
第1の隙間G1は、第2の電装部品32の前面35と開口40との間に形成された、後述する第2の隙間G2よりも寸法が小さい。このため、第1の電装部品31は、第2の電装部品32よりもブラケット本体21の開口40に近接している。
上側支持具51Aには、取付用の穴61Aが形成されている。上側支持具51Aは、取付用の穴61Aと、ブラケット本体21に形成された固定用の穴21Aと、に図示しないボルト及びナット等の締結部材を通して締結することによってブラケット本体21に固定されている。
下側支持具51Bには、取付用の穴61Bが形成されている。下側支持具51Bは、取付用の穴61Bと、ブラケット本体21に形成された固定用の穴21Bと、に図示しないボルト及びナット等の締結部材を通して締結することによってブラケット本体21に固定されている。
図5に示すように、固定用の穴21Aは、開口40を挟んで第2の固定部23側に設けられており、第2の固定部23側において第1の接続部61をブラケット本体21に固定する第1の一方側固定点を構成する。
固定用の穴21Bは、開口40を挟んでの第1の脚部24側に設けられており、第1の脚部24側において第1の接続部61をブラケット本体21に固定する第1の他方側固定点を構成する。このように、固定用の穴21A及び穴21Bは、いずれも第1の接続部61の固定点である。
さらに、ブラケット本体21において、固定用の穴21Aは、固定用の穴21Bよりも右方に偏倚して配置されている。このため、上側支持具51Aは、下側支持具51Bよりも右方に偏倚して配置されている。これにより、第1の電装部品31は、垂直方向又は水平方向に対して傾いた状態でブラケット本体21に保持される。
図3に示すように、第1の電装部品31は、開口24b(図6参照)に対向する対向面として第1の対向面31aと、ワイヤハーネス6(図4参照)が接続されるコネクタ部31cが設けられたコネクタ面として第1のコネクタ面31bと、を有している。
本実施例においては、第1の対向面31aと第1のコネクタ面31bとの境界部31dが冷暖房空調装置13(図1参照)に対して開口24bよりも車幅方向に離隔した位置、すなわち開口24bよりも右方側となるよう、第1の電装部品31が配置されている。好ましくは、境界部31dと開口24bとが垂直方向において重ならないように第1の電装部品31が配置される。
境界部31dは、第1の電装部品31の右下側の角部に相当し、ブラケット20に保持された第1の電装部品31の4つの角部のうち最も下方に位置する角部に相当する。本実施例においては、第1の対向面31aにおける境界部31dと反対側の端部31eが境界部31dよりも上方に位置するように第1の電装部品31が配置されている。このため、第1の対向面31aは、冷暖房空調装置13(図1参照)に近づくほど、すなわち左方に向かうほど、上方に傾斜している。
図5に示すように、第1の電装部品31は、ブラケット本体21に対面する面積が、第2の電装部品32がブラケット本体21に対面する面積よりも大きい。ブラケット本体21に対面する面積とは、車両1の前後方向から見たときに、第1の電装部品31又は第2の電装部品32がブラケット本体21に対して当該前後方向に重なる領域の面積のことをいう。
(第2の接続部)
図4及び図7に示すように、第2の接続部62は、第2の電装部品32と、第2の支持部材としての上側支持具52A及び下側支持具52Bと、から構成されている。上側支持具52A及び下側支持具52Bは、第2の電装部品32を支持しつつブラケット本体21に固定するものである。
第2の電装部品32は、上側支持具52A及び下側支持具52Bによって、ブラケット本体21の第2の面42に保持されている。第2の電装部品32は、ブラケット本体21の開口40(図5参照)に対向する位置で、開口40との間に第2の隙間G2を空けて上側支持具52A及び下側支持具52Bに支持されている。すなわち、上側支持具52A及び下側支持具52Bは、第2の電装部品32の前面35と開口40との間に第2の隙間G2を確保した状態で第2の電装部品32を支持している。
第2の隙間G2は、第1の電装部品31の背面34と開口40との間に形成された、上述の第1の隙間G1よりも寸法が大きい。このため、第2の電装部品32は、第1の電装部品31よりもブラケット本体21の開口40から離隔している。
上側支持具52Aには、取付用の穴62Aが形成されている。上側支持具52Aは、取付用の穴62Aに図示しないボルトやねじ等の締結部材を通してブラケット本体21の固定箇所21Cに締結することによってブラケット本体21に固定されている。固定箇所21Cは、例えば貫通穴又はねじ穴によって構成される。
下側支持具52Bには、取付用の穴62Bが形成されている。下側支持具52Bは、取付用の穴62Bに図示しないボルトやねじ等の締結部材を通してブラケット本体21の固定箇所21Dに締結することによってブラケット本体21に固定されている。固定箇所21Dは、例えば貫通穴又はねじ穴によって構成される。
図5に示すように、固定箇所21Cは、開口40を挟んで第2の固定部23側に設けられており、第2の固定部23側において第2の接続部62をブラケット本体21に固定する第2の一方側固定点を構成する。
固定箇所21Dは、開口40を挟んでの壁面部28側に設けられており、壁面部28側において第2の接続部62をブラケット本体21に固定する第2の他方側固定点を構成する。このように、固定箇所21C及び固定箇所21Dは、いずれも第2の接続部62の固定点である。
さらに、ブラケット本体21において、固定箇所21Cは、固定箇所21Dよりも右方に偏倚して配置されている。このため、上側支持具51Aは、下側支持具51Bよりも右方に偏倚して配置されている。これにより、第2の電装部品32は、垂直方向又は水平方向に対して傾いた状態でブラケット本体21に保持される。
図4に示すように、第2の電装部品32は、開口28b(図6参照)に対向する対向面として第2の対向面32aと、ワイヤハーネス7が接続されるコネクタ部32cが設けられたコネクタ面として第2のコネクタ面32bと、を有している。
本実施例においては、第2の対向面32aと第2のコネクタ面32bとの境界部32dが冷暖房空調装置13(図1参照)に対して開口28b(図6参照)よりも車幅方向に離隔した位置、すなわち開口28bよりも右方側となるよう、第2の電装部品32が配置されている。好ましくは、境界部32dと開口28bとが垂直方向において重ならないように第2の電装部品32が配置される。
境界部32dは、第2の電装部品32の右下側の角部に相当し、ブラケット20に保持された第2の電装部品32の4つの角部のうち最も下方に位置する角部に相当する。本実施例においては、第2の対向面32aにおける境界部32dと反対側の端部32eが境界部32dよりも上方に位置するように第2の電装部品32が配置されている。このため、第2の対向面32aは、冷暖房空調装置13(図1参照)に近づくほど、すなわち左方に向かうほど、上方に傾斜している。
ここで、第1の電装部品31と第2の電装部品32とは、互いに異なる角度で傾斜した状態でブラケット20に保持されている。具体的には、第2の対向面32aが第1の対向面31aよりも傾斜した状態で、第1の電装部品31と第2の電装部品32とがブラケット20に保持されている。
図5に示すように、第2の電装部品32は、車幅方向に平行な平面の寸法、すなわち4辺の各寸法が第1の電装部品31の車幅方向に平行な平面の寸法よりも小さく構成されている。第1の電装部品31は、第1のコネクタ面31bが第2の電装部品32の第2のコネクタ面32bよりも右方側に位置している。
さらに、第1の電装部品31及び第2の電装部品32は、第2の固定部23の固定点である締結穴23aを避けるように、すなわち車両1の前後方向から見たときに当該前後方向に締結穴23aと重ならないように、ブラケット本体21にそれぞれ保持されている。
(ブラケット本体)
図5に示すように、ブラケット本体21は、脚部接続部44と、連結部45と、幅広部46と、を含んで構成されている。
脚部接続部44は、ブラケット本体21の上端側に位置し、第2の脚部25が接続されている。脚部接続部44は、連結部45及び幅広部46よりも車幅方向の寸法が小さい。
連結部45は、脚部接続部44と開口40との間、より詳しくは脚部接続部44と幅広部46との間に設けられている。連結部45は、脚部接続部44と幅広部46とを連結している。連結部45は、車幅方向の寸法が脚部接続部44よりも大きく幅広部46よりも小さい。
連結部45には、第1の切り欠き45aが形成されている。第1の切り欠き45aは、第2の固定部23の固定点である締結穴23aを避けるように形成されている。すなわち、第1の切り欠き45aは、車両1の前後方向から見たときに、当該前後方向に締結穴23aと重ならないように形成されている。
第1の切り欠き45aからは、第1の電装部品31の一部が、具体的には第1の電装部品31の左上方の角部分が露出している。したがって、第1の電装部品31の左上方の角部分は、車両1の前後方向から見たときに、当該前後方向にブラケット本体21と重ならない。
幅広部46は、連結部45よりも第1の固定部22側に設けられ、平面の面積が脚部接続部44及び連結部45よりも大きく構成されている。幅広部46は、車幅方向の寸法が連結部45よりも大きい。幅広部46には、上述した開口40が形成されている。
本実施例においては、連結部45と幅広部46との境界を第1の境界B1と定義し、連結部45と脚部接続部44との境界を第2の境界B2と定義する。第2の境界B2は、第1の境界B1よりも車幅方向の寸法が短い。
上記のように各境界を定義した場合、第1の接続部61の固定用の穴21Aは、第1の境界B1よりも連結部45側、すなわち第1の境界B1よりも上方に設けられている。より具体的には、第1の接続部61の固定用の穴21Aは、第1の境界B1と第2の境界B2との間に設けられている。
このため、図3に示すように、上側支持具51Aは、第2の境界B2よりも下方に配置されることとなる。さらに、上側支持具51Aは、第2の境界B2よりも下方において第1の電装部品31を支持している。これにより、図2に示すように、第1の電装部品31と第2の脚部25との間に所定の隙間G3が形成される。
なお、第1の接続部61の固定用の穴21Aに加えて、第2の接続部62の固定箇所21Cも、第1の境界B1と第2の境界B2との間に設けられていてもよい。
また、図5に示すように、本実施例においては、第2の脚部25と脚部接続部44との境界を示す境界線を壁面部28側に延ばした線を仮想線V3と定義する。
上記のように仮想線V3を定義した場合、第1の接続部61の固定用の穴21Aと第2の接続部62の固定箇所21Cとは、仮想線V3に沿って配置されている。具体的には、第1の接続部61の固定用の穴21Aと第2の接続部62の固定箇所21Cとは、仮想線V3の左方側において上下方向に並んで配置されている。
ブラケット本体21には、開口40に対して車幅方向に隣接するようにして第2の切り欠き46aが形成されている。第2の切り欠き46aは、ブラケット本体21の幅広部46の右方の端部の連結部45寄りに形成されている。
ブラケット本体21の第2の切り欠き46aが形成された箇所、すなわちブラケット本体21の右方の端部には、板状の突出片46bが設けられている。突出片46bは、ブラケット本体21の右方の端部から、ブラケット本体21の第1の面41及び第2の面42に対して直交する方向すなわち車両1の前後方向に突出している。
突出片46bは、乗員の足元空間5に対面する壁面部28の平面、すなわち壁面部28の下面に直交する方向に沿ってブラケット本体21の右方の端部に接続されている。このため、板状の突出片46bは、表面及び裏面が第1の面41及び第2の面42に直交し、かつ壁面部28の平面に直交する向きに配置される。突出片46bには、ワイヤハーネス6及びワイヤハーネス7(図4参照)を含む各種ワイヤハーネスが結束又は当接される。
(作用)
次に、図2及び図7を参照して、本実施例に係る電装部品の支持構造の作用について説明する。
(衝撃に関して)
図2に示すように、本実施例に係る電装部品の支持構造では、ブラケット20が乗員の足元空間5に近接して配置されているため、ブラケット20の壁面部28又は第1の脚部24に乗員の足が接触することがある。乗員の足の接触には、足蹴りも含まれ、この足蹴りから電装部品を保護するために壁面部28又は第1の脚部24が足蹴り防止用の壁面部として機能している。本実施例において、乗員の足元空間5は、ブラケット20に対する外力が生じ得る所定空間となる。
図2及び図7に示すように、壁面部28又は第1の脚部24に対して乗員による足蹴りがなされると、壁面部28又は第1の脚部24に対して下方から衝撃が加わることとなる。図2及び図7中、矢印F1は、壁面部28又は第1の脚部24に対して衝撃が加わる方向を示している。
壁面部28又は第1の脚部24に対して加わった衝撃は、第1の脚部24を伝って第1の固定部22を介してダッシュパネル10に伝搬される衝撃(図2及び図7中、矢印F2で示す)と、ブラケット本体21に伝搬される衝撃(図2及び図7中、矢印F3で示す)と、に分かれる。
ブラケット本体21に伝搬された衝撃F3は、第1の接続部61に伝搬される衝撃(図7中、矢印F4で示す)と、第2の接続部62に伝搬される衝撃(図2及び図7中、矢印F5で示す)と、に分かれる。この他、衝撃F3の一部は、ブラケット本体21の開口40の左方及び右方を通じてブラケット本体21の上方に伝搬される。
第1の接続部61に伝搬される衝撃F4は、下側支持具51Bから第1の電装部品31を介して上側支持具51Aに伝わり、上側支持具51Aからブラケット本体21の連結部45(図5参照)に伝わる。
第2の接続部62に伝搬される衝撃F5は、下側支持具52Bから第2の電装部品32を介して上側支持具52Aに伝わり、上側支持具52Aからブラケット本体21の幅広部46(図5参照)の上方に伝わる。
ブラケット本体21の連結部45(図5参照)に伝わった衝撃F4及び幅広部46(図5参照)の上方に伝わった衝撃F5は、脚部接続部44及び第2の脚部25を伝って第2の固定部23を介してダッシュパネル10に伝搬される。
図2及び図7において示した矢印F2からF6はいずれも、ブラケット20に加わった衝撃の流れを示すもので、衝撃のエネルギの大きさを示すものではない。ブラケット20に加わった衝撃は、伝搬していく過程で吸収、減衰等される。
(放熱に関して)
図2に示すように、本実施例に係る電装部品の支持構造では、ブラケット本体21に開口40が形成されているので、第1の電装部品31及び第2の電装部品32とブラケット本体21との間の空気の流れが促進される。これにより、第1の電装部品31及び第2の電装部品32の放熱が促進される。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造では、第1の電装部品31と開口40との間に第1の隙間G1が形成されているので、第1の電装部品31とブラケット本体21との間の空気の流れがよくなり、さらに第1の電装部品31の放熱が促進される。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造では、第2の電装部品32と開口40との間に第2の隙間G2が形成されているので、第2の電装部品32とブラケット本体21との間の空気の流れがよくなり、さらに第2の電装部品32の放熱が促進される。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造では、ブラケット本体21に第1の切り欠き45aが形成されており、かつ第1の電装部品31の一部が第1の切り欠き45aから露出されているので、第1の電装部品31の放熱が促進される。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造では、第1の電装部品31と第2の脚部25との間に所定の隙間G3が形成されているので、第1の電装部品31の放熱がさらに促進される。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造では、ブラケット20の下方側に開口28b及び開口24bを有するので、例えば第1の電装部品31及び第2の電装部品32と足蹴り防止用の壁面部28との間や、ブラケット20の下方において熱がこもることがなく、熱の対流が促進される。
以上のように、本実施例に係る電装部品の支持構造は、第1の電装部品31及び第2の電装部品32をブラケット20を介してダッシュパネル10に支持するよう構成されており、ブラケット20が足蹴り防止用の壁面部28及び第1の脚部24を有する。この壁面部28及び第1の脚部24は、乗員の足元空間5と第1の電装部品31及び第2の電装部品32との間に配置されている。また、ブラケット本体21が、第1の面41と第2の面42とを連通する開口40と、開口40を挟んでブラケット本体21の一方側と他方側とを接続する第1の接続部61及び第2の接続部62と、を有している。さらに、ブラケット20が、第1の脚部24に設けられた第1の固定部22と、開口40を挟んで壁面部28と反対側のブラケット本体21に設けられた第2の固定部23と、を有する。
この構成により、本実施例に係る電装部品の支持構造は、足蹴り防止用の壁面部28及び第1の脚部24に加わった衝撃を、第1の固定部22と第2の固定部23とに分散させてダッシュパネル10に伝搬させることができる。これにより、ブラケット本体21が乗員の足蹴りによる衝撃によって上下方向や前後方向に変形又は移動することを抑制することができる。この結果、第1の電装部品31及び第2の電装部品32の位置が変化することを抑制することができる。
また、ブラケット本体21には、第1の電装部品31及び第2の電装部品32に対向する位置に開口40が形成されているので、第1の電装部品31及び第2の電装部品32とブラケット本体21との間の空気の流れを促進することができ、第1の電装部品31及び第2の電装部品32の放熱性を確保することができる。
さらに、開口40を形成することで剛性が低下したブラケット本体21において、開口40を跨ぐようにして第1の接続部61及び第2の接続部62が設けられているので、壁面部28及び第1の脚部24に加わった衝撃を、第1の接続部61及び第2の接続部62を介して伝搬させることができる。これにより、開口40を形成することで剛性が低下したブラケット本体21にあっても、乗員の足蹴りによる衝撃によって上下方向や前後方向に変形又は移動することを抑制することができる。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造は、ブラケット本体21の第1の面41と第2の面42とにそれぞれ第1の接続部61及び第2の接続部62を設けているので、第1の接続部61又は第2の接続部62のいずれか一方だけを設ける構成と比べて、ブラケット本体21の剛性をさらに高めることができる。
さらに、第1の接続部61を介してブラケット本体21の下方から上方に伝搬される衝撃の一部と、第2の接続部62を介してブラケット本体21の下方から上方に伝搬される衝撃の一部とが打ち消し合うので、ブラケット本体21の下方側の変形や振動を抑制することができる。このため、第1の電装部品31及び第2の電装部品32の位置が変化することを、より一層、抑制することができる。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造は、ブラケット本体21の第1の面41に第1の電装部品31が保持され、ブラケット本体21の第2の面42に第2の電装部品32が保持されている。このため、一方の電装部品に伝わる冷却空気が他方の電装部品によって妨げられることがなく、第1の電装部品31及び第2の電装部品32の放熱性を、より一層、高めることができる。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造は、第1の電装部品31が開口40との間に第1の隙間G1を空けて上側支持具51A及び下側支持具51Bに支持され、第2の電装部品32が開口40との間に第2の隙間G2を空けて上側支持具52A及び下側支持具52Bに支持されている。
この構成により、本実施例に係る電装部品の支持構造は、第1の電装部品31及び第2の電装部品32とブラケット本体21との間に冷却空気が流れやすくなり、第1の電装部品31及び第2の電装部品32の放熱性を、より一層、高めることができる。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造は、第1の隙間G1の寸法が第2の隙間G2の寸法よりも小さく、かつ、第1の電装部品31のブラケット本体21に対面する面積が、第2の電装部品32がブラケット本体21に対面する面積よりも大きい構成を有する。
この構成により、本実施例に係る電装部品の支持構造は、ブラケット本体21に対面する面積が大きい第1の電装部品31をブラケット本体21に近づけることができ、第2の隙間G2の寸法より第1の隙間G1の寸法を大きくする場合と比べて、第1の電装部品31が他の車載部品と干渉する可能性のある領域を小さくすることができる。
さらに、開口40を通じて第1の隙間G1側から第2の隙間G2側に空気が流れやすくなり、放熱面積の大きい第1の電装部品31とブラケット本体21との間に空気が滞留することを抑制することができる。これにより、第1の電装部品31の冷却効率が高まる。また、第2の電装部品32においても、第1の電装部品31との距離及びブラケット本体21との距離が大きくなるので放熱しやすくなる。この結果、第1の電装部品31及び第2の電装部品32の放熱性を、より一層、高めることができる。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造において、ブラケット本体21の連結部45には第2の固定部23の締結穴23aを避けるように第1の切り欠き45aが形成されており、第1の電装部品31及び第2の電装部品32が第2の固定部23の締結穴23aを避けるようにブラケット本体21に保持されている。
この構成により、本実施例に係る電装部品の支持構造は、第1の電装部品31及び第2の電装部品32をブラケット本体21に保持した状態でも、第2の固定部23を介してブラケット20をダッシュパネル10に容易に取り付けることができる。
さらに、本実施例に係る電装部品の支持構造は、第1の電装部品31の一部が第1の切り欠き45aから露出しているので、第1の切り欠き45aを介して第1の電装部品31の放熱を行うことができる。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造は、第1の接続部61の固定用の穴21Aがブラケット本体21の第1の境界B1よりも連結部45側に設けられているので、乗員の足蹴りにより壁面部28又は第1の脚部24に加わった衝撃が剛性の低い第1の境界B1よりも上方に伝搬させることができる。このため、剛性の低い第1の境界B1付近においてブラケット本体21が屈曲したり変形したりすることを抑制できる。この結果、第1の電装部品31及び第2の電装部品32の位置が変化することを、より一層、抑制することができる。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造は、第1の接続部61の固定用の穴21Aが第1の境界B1と第2の境界B2との間に設けられているので、乗員の足蹴りにより壁面部28又は第1の脚部24に強い衝撃が加わった場合に、第2の境界B2においてブラケット本体21を変形させて衝撃のエネルギを変形のエネルギとして消費させることができる。
さらに、本実施例に係る電装部品の支持構造は、第1の電装部品31と第2の脚部25との間に所定の隙間G3が形成されているので、上述のように第2の境界B2においてブラケット本体21が変形して上方に移動した場合に第1の電装部品31と第2の脚部25とが接触することを防止することができる。また、本実施例に係る電装部品の支持構造は、所定の隙間G3によって第1の電装部品31の放熱性も高めることができる。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造において、第1の接続部61の固定用の穴21Aと第2の接続部62の固定箇所21Cとは、第2の脚部25と脚部接続部44との境界を示す境界線を壁面部28側に延ばした仮想線V3に沿って配置されている。また、第2の脚部25は、壁面部28の平面に直交する方向(図2中、上下方向)に沿って脚部接続部44に接続されている。
この構成により、本実施例に係る電装部品の支持構造は、乗員の足蹴りにより壁面部28又は第1の脚部24に加わった衝撃を、第1の接続部61及び第2の接続部62を介して、壁面部28の平面に直交する方向(図2中、上下方向)に対して剛性の高い脚部接続部44に逃がすことができる。これにより、ブラケット本体21が開口40の左方側及び右方側において変形することを抑制できる。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造において、ブラケット本体21には開口40に対して車幅方向に隣接するようにして第2の切り欠き46aが形成されている。このため、第1の電装部品31の放熱性をさらに高めることができる。
また、本実施例に係る電装部品の支持構造において、第2の切り欠き46aが形成された箇所には、第1の面41及び第2の面42に対して直交する方向に突出した板状の突出片46bが設けられており、突出片46bは、壁面部28の平面に直交する方向(図2中、上下方向)に沿ってブラケット本体21に接続されている。
この構成により、本実施例に係る電装部品の支持構造は、第2の切り欠き46aを設けたことにより剛性が低下した箇所を突出片46bによって補強することができる。これにより、ブラケット本体21の剛性が低下することを抑制でき、ブラケット本体21が変形することを抑制できる。
なお、本実施例においては、第1の電装部品31と第2の電装部品32とが、傾斜した状態でブラケット20に保持された例について説明したが、これに限らず、例えば、図9に示す構成としてもよい。
図9に示す例においては、第1の電装部品31と第2の電装部品32とが上下方向又は車幅方向に沿って配置されている。具体的には、第1の接続部61は、上側支持具51Aと下側支持具51Bとが上下方向に沿って配置されており、開口40を挟んでブラケット本体21の上方側と下方側とを接続している。第2の接続部62は、上側支持具52Aと下側支持具52Bとが車幅方向に沿って配置されており、開口40を挟んでブラケット本体21の右方側と左方側とを接続している。
図9に示す例にあっては、乗員の足蹴りにより壁面部28又は第1の脚部24に衝撃が加わった場合に、ブラケット本体21が上下方向や前後方向に変形及び振動することを第1の接続部61によって抑制できる。さらに、ブラケット本体21が車幅方向に変形及び振動することを第2の接続部62によって抑制できる。
第1の接続部61と第2の接続部62との配置は、図9に示す例と逆であってもよい。すなわち、第1の電装部品31が車幅方向に沿って配置され、第2の電装部品32が上下方向に沿って配置されてもよい。
図9に示す例において、ブラケット本体21の第1の面41又は第2の面42のいずれか一方の面に第1の接続部61と第2の接続部62とが設けられてもよい。この場合、第1の接続部61と第2の接続部62とは、前後方向に重ねて配置されるのが好ましい。
また、本実施例においては、開口40を挟んでブラケット本体21の一方側(本実施例では、上方側)と他方側(本実施例では、下方側)とを接続する接続部として、第1の接続部61と第2の接続部62とを設けた例について説明したが、これに限らず、第1の接続部61又は第2の接続部62のいずれか一方を設ける構成としてもよい。
また、第1の接続部61は、第1の電装部品31を構成の一部とせず、上側支持具51Aと下側支持具51Bとを互いに連結する構成であってもよい。この場合、上側支持具51Aと下側支持具51Bとを互いに直接連結してもよいし、第1の電装部品31の代わりに他の部材によって上側支持具51Aと下側支持具51Bとを連結してもよい。さらに、この場合、第1の電装部品31は、上側支持具51A及び下側支持具51B以外の部材によってブラケット20に保持されるのが好ましい。例えば、第1の電装部品31は、第1の脚部24や第2の脚部25に保持されてもよい。
また、第2の接続部62は、第2の電装部品32を構成の一部とせず、上側支持具52Aと下側支持具52Bとを互いに連結する構成であってもよい。この場合、上側支持具52Aと下側支持具52Bとを互いに直接連結してもよいし、第2の電装部品32の代わりに他の部材によって上側支持具52Aと下側支持具52Bとを連結してもよい。さらに、この場合、第2の電装部品32は、上側支持具52A及び下側支持具52B以外の部材によってブラケット20に保持されるのが好ましい。例えば、第2の電装部品32は、第1の脚部24や第2の脚部25に保持されてもよい。
また、ブラケット本体21の第1の面41又は第2の面42のいずれか一方の面にのみ、複数の接続部を設けてもよい。また、第1の脚部24及び第2の脚部25には、第1の電装部品31及び第2の電装部品32以外の電装部品が保持されていてもよい。
また、本実施例においては、本発明に係る電装部品の支持構造を、ブラケット20がダッシュパネル10の垂直面に取り付けられる構成に適用した例について説明したが、ブラケット20をダッシュパネル10や他の車両部材の水平面上、傾斜面上、又は天面下に取り付ける構成に適用してもよい。
また、本実施例においては、本発明に係る電装部品の支持構造を、車両1の運転席又は助手席の足元空間に配置される電装部品の支持構造に適用した例について説明したが、車両1の後部座席の足元空間に配置される電装部品の支持構造に適用してもよい。さらに、本発明に係る電装部品の支持構造を、座席の足元空間に限らず、ブラケット20に対する外力が生じ得る所定空間として例えばエンジンルームや荷室等の空間に配置される電装部品の支持構造に適用してもよい。なお、「外力が生じ得る所定空間」は、所定空間内に外力を発生させる外力発生源(乗員の足を含む)が配置される場合に限定されず、所定空間外から所定空間内に外力が作用することにより、間接的に外力が発生又は伝達され得る所定空間を含む。例えば、所定空間として、フロアパネルの下面であって、車両1の車幅方向中心部に配置されるサイドトンネル部と、車両1の車幅方向外側に配置されるサイドシル部と、サイドトンネル部とサイドシル部とを接続するクロスメンバとの間に形成される空間の車幅方向外側領域を所定空間に設定してもよい。この場合において、サイドシル部側からの外力を想定する場合は、壁面部28がサイドシル部と対面するようにブラケット20を配置し、クロスメンバ側からの外力を想定する場合は、壁面部28がクロスメンバと対面するようにブラケット20を配置する。
また、本実施例においては、壁面部28又は第1の脚部24が足蹴り防止用の壁面部として機能する例について説明したが、これに限らず、例えば外部からの衝撃によって電装部品が他の車載部品と直接接触することを防止して電装部品を保護する保護部材として、壁面部28又は第1の脚部24が用いられてもよい。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 車両
5 足元空間(所定空間)
6、7 ワイヤハーネス
10 ダッシュパネル(取付部)
20 ブラケット
21 ブラケット本体
21A 穴(一方側固定点、第1の一方側固定点)
21B 穴(他方側固定点)
21C 固定箇所(一方側固定点、第2の一方側固定点)
21D 固定箇所(他方側固定点)
22 第1の固定部(固定部)
22L 左固定部
22La 締結穴
22R 右固定部
22Ra 締結穴
23 第2の固定部(固定部)
23a 締結穴(第2の固定部の固定点)
24 第1の脚部(脚部、壁面部)
24b 開口
24L 左脚部
24R 右脚部
25 第2の脚部(脚部)
28 壁面部
28b 開口
31 第1の電装部品(電装部品)
32 第2の電装部品(電装部品)
34 背面
40 開口
41 第1の面
42 第2の面
44 脚部接続部
45 連結部
45a 第1の切り欠き
46 幅広部
46a 第2の切り欠き
46b 突出片
51A 上側支持具(第1の支持部材)
51B 下側支持具(第1の支持部材)
52A 上側支持具(第2の支持部材)
52B 下側支持具(第2の支持部材)
61 第1の接続部
62 第2の接続部
G1 第1の隙間
G2 第2の隙間
G3 所定の隙間
B1 第1の境界
B2 第2の境界
V3 仮想線

Claims (11)

  1. 車両のダッシュパネルの車室内側であって乗員の足元周辺に搭載される電装部品をブラケットを介して取付部に支持する電装部品の支持構造であって、
    前記ブラケットが、
    前記電装部品を保持するブラケット本体と、
    前記ブラケットを前記取付部に固定する固定部と、
    外力が生じ得る所定空間と前記電装部品との間に配置された壁面部と、
    を有し、
    前記ブラケット本体は、
    前記電装部品に対向する位置に配置され、前記取付部側の第1の面と前記第1の面の裏側の第2の面とを連通する開口と、
    前記開口を挟んで前記ブラケット本体の一方側と他方側とを接続する接続部と、
    を有し、
    前記固定部は、
    前記壁面部に設けられた第1の固定部と、
    前記開口を挟んで前記壁面部と反対側の前記ブラケット本体に設けられた第2の固定部と、
    を有することを特徴とする電装部品の支持構造。
  2. 前記接続部は、
    前記開口を挟んで前記ブラケット本体の前記壁面部側と前記第2の固定部側とを接続する第1の接続部と、
    前記開口を跨いで配置される第2の接続部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電装部品の支持構造。
  3. 前記第1の接続部は、前記ブラケット本体の前記第1の面に設けられ、
    前記第2の接続部は、前記ブラケット本体の前記第2の面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電装部品の支持構造。
  4. 前記電装部品は、
    前記ブラケット本体の前記第1の面に保持される第1の電装部品と、
    前記ブラケット本体の前記第2の面に保持される第2の電装部品と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の電装部品の支持構造。
  5. 前記第1の接続部は、前記第1の電装部品及び前記第1の電装部品を支持する第1の支持部材を有し、
    前記第2の接続部は、前記第2の電装部品及び前記第2の電装部品を支持する第2の支持部材を有し、
    前記第1の電装部品は、前記開口に対向する位置で、前記開口との間に第1の隙間を空けて前記第1の支持部材に支持され、
    前記第2の電装部品は、前記開口に対向する位置で、前記開口との間に第2の隙間を空けて前記第2の支持部材に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の電装部品の支持構造。
  6. 前記第1の隙間は、前記第2の隙間よりも寸法が小さく、
    前記第1の電装部品は、前記ブラケット本体に対面する面積が前記第2の電装部品が前記ブラケット本体に対面する面積よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の電装部品の支持構造。
  7. 前記第2の固定部は、脚部を介して前記ブラケット本体に接続されており、
    前記ブラケット本体は、
    前記脚部が接続される脚部接続部と、
    前記脚部接続部と前記開口との間に設けられた連結部と、
    を有し、
    前記連結部には、前記第2の固定部の固定点を避けるように第1の切り欠きが形成されており、
    前記電装部品は、前記第2の固定部の固定点を避けるように前記ブラケット本体に保持されており、
    前記電装部品の一部が前記第1の切り欠きから露出していることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の電装部品の支持構造。
  8. 前記ブラケット本体は、
    前記連結部よりも前記第1の固定部側に設けられ、前記連結部よりも車幅方向の寸法が大きく、かつ前記開口が形成された幅広部と、
    前記開口を挟んで前記第2の固定部側において前記接続部が固定される一方側固定点と、
    前記開口を挟んで前記壁面部側において前記接続部が固定される他方側固定点と、
    を有し、
    前記一方側固定点は、前記連結部と前記幅広部との境界よりも前記連結部側に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の電装部品の支持構造。
  9. 前記連結部と前記幅広部との境界を第1の境界、前記連結部と前記脚部接続部との境界を第2の境界とした場合、前記第2の境界は、前記第1の境界よりも車幅方向の寸法が短く、
    前記一方側固定点は、前記第1の境界と前記第2の境界との間に設けられ、
    前記電装部品と前記脚部との間には、所定の隙間が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の電装部品の支持構造。
  10. 前記一方側固定点は、
    前記第1の接続部の固定点である第1の一方側固定点と、
    前記第2の接続部の固定点である第2の一方側固定点と、
    を有し、
    前記脚部は、前記所定空間に対面する前記壁面部の平面に直交する方向に沿って前記脚部接続部に接続されており、
    前記第1の一方側固定点と前記第2の一方側固定点とは、前記脚部と前記脚部接続部との境界を示す境界線を前記壁面部側に延ばした仮想線に沿って配置されていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の電装部品の支持構造。
  11. 前記ブラケット本体には、前記開口に対して車幅方向に隣接するようにして第2の切り欠きが形成されており、
    前記ブラケット本体の前記第2の切り欠きが形成された箇所には、前記第1の面及び前記第2の面に対して直交する方向に突出した板状の突出片が設けられており、
    前記突出片は、前記所定空間に対面する前記壁面部の平面に直交する方向に沿って前記ブラケット本体に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の電装部品の支持構造。
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