JP7125378B2 - 配送管理装置、配送管理方法、及びプログラム - Google Patents

配送管理装置、配送管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、配送管理装置、配送管理方法、及びプログラムに関する。
配送車で配送した荷物のユーザに引き渡す際に、荷物の受け渡し場所として、配送車とユーザとの待ち合わせ場所を設定する荷物配送システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-28862号公報
上記特許文献1に開示された荷物配送システムでは、ユーザが受け渡し場所の近くにいても、ユーザが受取に行くことができず、荷物の受け渡しができないことがあった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、荷物の受け渡しを促進することができる配送管理装置、配送管理方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る配送管理装置、配送管理方法、及びプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る配送管理装置は、荷物の受取指定場所を示す第1情報を取得する取得部と、前記荷物を配送する第1車両において発信された情報であって、前記荷物の配達状況を示す第2情報を受信する受信部と、前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記荷物が到着間近であることを示す第1所定条件が満たされるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記第1所定条件が満たされると判定された場合に、前記荷物が到着することに関する情報を前記荷物の受取者が管理する第1端末装置に出力させるための第3情報を前記第1端末装置に送信する送信部と、を備える、配送管理装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記第1所定条件は、前記第1車両が前記受取指定場所から見て第1所定距離内に存在することと、前記第1車両が、前記受取指定場所までの所要時間が第1所定時間内となる範囲内に存在することのうち少なくとも一方である、ものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記第1端末装置の位置を取得する位置取得部をさらに備え、前記判定部は、前記位置取得部により取得された前記第1端末装置の位置に基づいて、前記第1端末装置が、前記受取指定場所に、前記荷物の到着に間に合うように移動可能であることを示す第2所定条件が満たされるか否かを判定し、前記送信部は、前記判定部により前記第2所定条件が満たされると判定されたことを条件として、前記第3情報を前記第1端末装置に送信する、ものである。
(4):上記(3)の態様において、前記第2所定条件は、前記第1端末装置が前記受取指定場所から見て第2所定距離内に存在することと、前記第1端末装置が、前記受取指定場所までの所要時間が第2所定時間内となる範囲内に存在することのうち少なくとも一方である、ものである。
(5):上記(4)の態様において、前記判定部は、前記第1端末装置が第2車両に搭載されて移動中であると推定される場合に、前記第2所定距離を、前記第1端末装置が前記第2車両に搭載されて移動中でない場合よりも長い距離とし、または前記第2所定時間を、前記第1端末装置が前記第2車両に搭載されて移動中でない場合よりも長い時間として、前記第2所定条件を判定する、ものである。
(6):上記(3)から(5)のいずれかの態様において、前記送信部は、前記位置取得部が取得した前記第1端末装置の位置に関する第4情報を、前記第1車両により配送を行う配送者が管理する第2端末装置に送信する、ものである。
(7):上記(6)の態様において、前記送信部による前記第2端末装置への前記第4情報の送信の可否を設定する設定部をさらに備え、前記設定部は、前記受取者の許可に応じて、前記第4情報の送信を可能に設定する、ものである。
(8):上記(3)から(7)のいずれかの態様において、前記第1車両の配送ルートを管理する管理部をさらに備え、前記管理部は、前記判定部により前記第2所定条件を満たされないと判定された場合に、前記配送ルートを調整する、ものである。
(9):上記(3)から(8)のいずれかの態様において、前記取得部は、前記受取指定場所における不在配達の可否に関する第5情報を取得し、前記送信部は、前記判定部により前記第2所定条件が満たされないと判定され、かつ前記取得部により取得された前記第5情報に基づいて、不在配達が可能と判定した場合に、不在配達が可能である旨を示す情報を、前記第1車両により配送を行う配送者が管理する第2端末装置に送信する、ものである。
(10):上記(1)から(9)のいずれかの態様において、前記送信部は、前記第1端末装置が第2車両内に存在すると推定される場合には、前記第3情報を、前記第1端末装置に代えてまたは加えて前記第2車両に送信する、ものである。
(11):上記(1)から(10)のいずれかの態様において、前記送信部は、前記送信部が前記第3情報を前記第1端末装置に送信した後に、前記受取者によって発信させられた応答情報を前記受信部が受信した場合に、前記応答情報に関する第6情報を、前記第1車両により配送を行う配送者が管理する第2端末装置に送信する、ものである。
(12):この発明の一態様に係る配送管理装置は、荷物の受取指定場所を示す第1情報を取得する取得部と、前記荷物を配送する第1車両において発信された情報であって、前記荷物の配達状況を示す第2情報を受信する受信部と、前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記荷物が前記受取指定場所に到着するまでにかかる所要時間を推定し、推定した所要時間が所定の規定時間を超えるか否かを判定する推定部と、推定した所要時間が前記規定時間を超えると前記推定部が判定した場合に、前記規定時間以内に荷物が到着しないことに関する情報を前記荷物の受取者が管理する第1端末装置に出力させるための第7情報を前記第1端末装置に送信する送信部と、を備える、配送管理装置である。
(13):上記(12)の態様において、前記送信部は、推定した所要時間が前記規定時間以下であると前記推定部が判定した場合に、前記荷物が到着することに関する情報を前記荷物の受取者が管理する第1端末装置に出力させるための第3情報を前記第1端末装置に送信する、ものである。
(14):(12)または(13)の態様において、前記取得部は、ユーザが指定する前記規定時間に関する情報を取得し、前記推定部は、複数の規定時間ごとの判定を実行可能である、ものである。
(15):この発明の一態様に係る配送管理方法は配送管理装置のコンピュータが、荷物の受取指定場所を示す第1情報を取得し、前記荷物を配送する第1車両において発信された情報であって、前記荷物の配達状況を示す第2情報を受信し、前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記荷物が到着間近であることを示す第1所定条件が満たされるか否かを判定し、前記第1所定条件が満たされると判定された場合に、前記荷物が到着することを示す情報を前記荷物の受取者が管理する第1端末装置に出力させるための第3情報を前記第1端末装置に送信する、配送管理方法である。
(16):この発明の一態様に係るプログラムは、配送管理装置のコンピュータに、荷物の受取指定場所を示す第1情報を取得させ、前記荷物を配送する第1車両において発信された情報であって、前記荷物の配達状況を示す第2情報を受信させ、前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記荷物が到着間近であることを示す第1所定条件が満たされるか否かを判定させ、前記第1所定条件が満たされると判定された場合に、前記荷物が到着することを示す情報を前記荷物の受取者が管理する第1端末装置に出力させるための第3情報を前記第1端末装置に送信させる、プログラムである。
(1)~(16)によれば、荷物の受け渡しを促進することができる。
(2)によれば、配送車と受取指定場所との関係を多角的に把握することができる。
(3)によれば、ユーザに与える煩わしさを低減することができる。
(4)によれば、ユーザが荷物を受け取ることができる確率を高めて、荷物の受け渡しをさらに促進することができる。
(5)によれば、ユーザと受取指定場所との関係を多角的に把握することができる。
(6)によれば、配達の可否を配送車に伝達できるので、配送者の利便を向上させることができる。
(7)によれば、ユーザのプライバシーの保護に寄与することができる。
(8)によれば、ユーザの位置に応じて他の荷物の配送との調整を行うことにより、作業効率を図ることができる。
(9)によれば、不在配達の可否を容易に確認できるので、作業効率を向上させることができる。
(10)によれば、荷物が到着することをユーザに報知できる確率を高めることができる。
(11)によれば、ユーザからの応答を配送者が得られるので、作業効率を向上させることができる。
(12)~(14)によれば、ユーザが行動する際の選択の幅を広げることができる。
第1実施形態の配送管理システム1の一例を示す構成図である。 第1実施形態の配送管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 荷物の配送を行う際のユーザと配送車との関係を説明する説明図である。 第2実施形態の配送管理システム1の一例を示す構成図である。 第2実施形態の配送管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態の配送管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態の配送管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 配送管理装置400において実行される処理の一例を示すフローチャートである。 配送管理装置400において実行される処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の配送管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 荷物の配送を行う際のユーザと配送車との関係を説明する説明図である。 第3実施形態の配送管理システム1の一例を示す構成図である。 第3実施形態の配送管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照し、本発明の配送管理装置、配送管理方法、及びプログラムの実施形態について説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態の配送管理システム1の一例を示す構成図である。配送管理システム1は、例えば、配送車に搭乗した配送者が、受取者まで荷物を届けるにあたり、配送車と受取者とのすれ違いをなくしまたは少なくして、荷物の受け渡しを支援して促進するためのシステムである。以下の説明では、受取者を「ユーザ」とする。
配送管理システム1は、例えば、車載装置100と、端末装置200と、配送車車載装置300と、配送管理装置400と、を備える。車載装置100は、例えば、入力装置110と、表示装置120と、ナビゲーション装置130と、車載制御部140と、車載通信装置150と、を備える。端末装置200は、例えば、タッチパネル210と、端末制御部220と、端末通信装置230と、を備える。配送車車載装置300は、例えば、配送車入力装置310と、配送車表示装置320と、配送車ナビゲーション装置330と、配送車制御部340と、配送車通信装置350と、を備える。
車載装置100は、ユーザが乗車する車両に搭載される。ユーザが乗車する車両は、「第1車両」の一例である。ユーザは、配送管理装置400により送信される情報を受信して取得する端末として、車載装置100及び端末装置200を備える。例えば、ユーザは、車両に乗車して移動しているときには、配送管理装置400により送信される情報を車載装置100により受信して取得し、車両に乗車していないときには、配送管理装置400により送信される情報を端末装置200により受信して取得する。ユーザは、車載装置100及び端末装置200の双方を管理する。車載装置100及び端末装置200は「第1端末装置」の一例である。
[車載装置100]
車載装置100における入力装置110は、ユーザである運転者などの乗員が入力する操作を行うための装置である。入力装置110は、例えば、ステアリングホイールやインストルメントパネルに設けられている。入力装置110は、ユーザによる入力操作があった場合に、入力情報を車載制御部140に出力する。入力情報には、例えば、配送車が到着する旨を示す到着情報を受けて、ユーザが配送者に伝達するメッセージを含む応答情報や、現在位置を配送車に知らせることを許可する許可情報等がある。配送車は、「第2車両」の一例であり、応答情報は、「第6情報」の一例である。
表示装置120は、車載制御部140の指示に基づいて、画像を表示する装置である。表示装置120は、画像を表示する装置であればよく、例えば、インストルメントパネルやその近傍に設けられた液晶ディスプレイでもよいし、フロントガラスに画像が投影されるヘッドアップディスプレイでもよい。また、例えば、表示装置120は、入力装置を有するタッチパネルに含まれていてもよい。
ナビゲーション装置130は、ナビHMI(Human machine Interface)と、GNSS(Global navigation Satellite system)におけるGPS(Global Positioning System)などの位置測位装置と、地図情報を記憶した記憶装置と、経路探索などを行う制御装置(ナビゲーションコントローラ)とを備える。ナビゲーション装置130は、位置測位装置によって特定された車両の位置から、ナビHMIを用いて乗員によって入力された目的地まで移動するための経路(移動経路)を探索し、経路に沿って車両が走行できるように、ナビHMIを用いて案内情を出力する。さらにナビゲーション装置130は、ユーザの現在地を示す位置情報などを車載制御部140に出力する。
車載制御部140は、入力装置110により出力される入力情報及びナビゲーション装置130により出力される位置情報を受け付ける。車載制御部140は、受け付けた入力情報及びナビ情報を、車載通信装置150を利用して、配送管理装置400に送信する。車載制御部140は、配送管理装置400により送信される各種情報を、車載通信装置150を利用して受信し、受信した各種情報に応じた画像を表示装置120に表示させる。車載制御部140は、例えば、配送管理装置400により送信された、荷物が到着することに関する情報(以下、荷物到着情報)を荷物の受取者が管理する車載装置100及び端末装置200装置に出力させるための到着情報を、車載通信装置150を利用して受信する。このとき、車載制御部140は、到着情報に基づいて、荷物到着情報を表示装置120に表示させる。荷物到着関情報としては、例えば、荷物の内容(概要)、到着予想時刻、差出人などの情報が含まれる。到着情報は「第3情報」の一例である。
車載通信装置150は、例えば、セルラー網やWi-Fi網を利用してネットワークNWにアクセス可能な無線通信装置である。車載通信装置150としては、例えば、TCU(Telematics Communication Unit)などを用いてもよい。車載通信装置150は、車載制御部140により出力される入力情報や位置情報などを配送管理装置400に送信する。車載通信装置150は、配送管理装置400により送信される各種情報を受信して車載制御部140に出力する。
[端末装置200]
端末装置200は、例えば、ユーザが所有する携帯端末装置やタブレット等である。端末装置200におけるタッチパネル210は、例えば、入力部212と、表示部214とを備える。入力部212は、例えば、ユーザの手動操作による入力操作を受け付ける。入力部212は、表示部214に設定されたGUI(Graphical User Interface)スイッチにより、ユーザによる入力操作を受け付ける。GUIスイッチは、例えば、選択ボタンなどの形態で表示される。ユーザによる入力操作は、例えば、ユーザがタッチパネルのGUIスイッチに触れる(押下する)操作である。
入力部212は、ユーザによる入力操作があった場合に、入力情報を端末制御部220に出力する。入力情報には、例えば、応答情報や許可情報等が含まれる。表示部214は、端末制御部220の制御に基づく画像を表示する。
端末制御部220は、タッチパネル210により出力される入力情報等を受け付ける。端末制御部220は、タッチパネル210により出力される入力情報を、端末通信装置230を利用して、配送管理装置400に送信する。端末制御部220は、配送管理装置400により送信される各種情報を、端末通信装置230を利用して受信し、受信した各種情報に応じた画像をタッチパネル210の表示部214に表示させる。例えば、端末制御部220は、配送管理装置400により送信された到着情報を受信した場合に、荷物が到着することに関する情報をタッチパネル210の表示部214に表示させる。端末装置200は、図示しない位置測位装置を備え、位置測位装置は、端末装置200の位置を計測して端末制御部220に出力する。端末制御部220は、出力された端末装置200の位置を、位置情報として、端末通信装置230を利用して、配送管理装置400に送信する。
端末通信装置230は、例えば、セルラー網やWi-Fi網を利用してネットワークNWにアクセス可能な無線通信装置である。端末通信装置230は、端末制御部220により出力される入力情報や位置情報などを配送管理装置400に送信する。端末通信装置230は、配送管理装置400により送信される各種情報を受信して端末制御部220に出力する。
[配送車車載装置300]
配送車車載装置300における配送車入力装置310、配送車表示装置320、配送車ナビゲーション装置330、配送車制御部340、及び配送車通信装置350は、それぞれ車載装置100における入力装置110、表示装置120、ナビゲーション装置130、車載制御部140、及び車載通信装置150と同様の構成であってよいが、取り扱う情報や処理等が異なる。
配送車入力装置310は、配送者などの乗員が入力する操作を行うための装置である。配送車入力装置310は、例えば、配送者の入力操作に基づいて、配送車制御部340において配達完了通知を生成するための情報を出力する。配送車表示装置320は、配送車制御部340の指示に基づいて、画像を表示する装置である。配送車ナビゲーション装置330は、配送車の現在地を示す配送車位置情報などを配送車制御部340に出力する。配送車制御部340は、配送車入力装置310により出力される情報を受け付け、配送車通信装置350を利用して、配送管理装置400に送信する。
配送車制御部340は、配送車入力装置310により出力される情報に基づいて配達完了通知を生成する。配送車制御部340は、生成した配達完了通知を、配送車通信装置350を利用して、車載装置100や端末装置200に送信する。配送車制御部340は、配送車表示装置320に画像を表示させる制御を行う。配送車制御部340は、配送管理装置400により送信される各種情報を、配送車通信装置350を利用して受信し、受信した各種情報に応じた画像を配送車表示装置320に表示させる。配送車通信装置350は、配送車制御部340により出力される各種情報を配送管理装置400に送信する。配送車通信装置350は、配送管理装置400により送信される各種情報を受信して配送車制御部340に出力する。
[配送管理装置400]
配送管理装置400は、例えば、通信部410と、制御部420と、記憶部430と、を備える。制御部420は、送受信部421と、取得部422と、判定部423と、を備える。制御部420は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性記憶媒体)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。記憶部430は、前述した記憶装置により実現される。
通信部410は、例えば、セルラー網やWi-Fi網を利用してネットワークNWにアクセス可能な無線通信装置である。通信部410は、車載装置100、端末装置200、及び配送車車載装置300によりネットワークNWを介して送信される各種情報を受信して、制御部420に出力する。通信部410は、制御部420により出力される各種の情報を、ネットワークNWを介して車載装置100、端末装置200、及び配送車車載装置300に送信する。
制御部420における送受信部421は、判定部423、設定部425、及び管理部426で生成される各種情報を、通信部410を利用して、車載装置100、端末装置200、及び配送車車載装置300に送信する。送受信部421は、車載装置100、端末装置200、及び配送車車載装置300により送信される各種情報を、通信部410を利用して受信する。送受信部421が受信する情報には、配送車車載装置300を搭載する配送車において発信され、荷物の受取指定場所を示す指定場所情報及び荷物の配達状況を示す配達状況情報を含む配達情報が含まれる。荷物の配達状況には、例えば、荷物を配達する順番、受取指定場所に到着すると予想される到着予想時刻、受取指定場所までの距離などが含まれる。受取指定場所までの距離は、直線距離でもよいし、荷物を配達した際に実際に移動を予定している距離でもよい。配達情報には、さらに、配送車の配送ルートを示すルート情報、配送車の現在位置を示す配送車位置情報、受取指定場所における宅配ボックスの有無を示す宅配ボックス情報等が含まれる。送受信部421は、「受信部」「送信部」の一例である。「指定場所情報」は、「第1情報」の一例である。配達状況情報は、「第2情報」の一例である。宅配ボックス情報は、「第5情報」の一例である。
取得部422は、送受信部421が、通信部410を利用して受信した配達情報から、指定場所情報を取得する。取得部422は、配達情報以外から指定場所情報を取得してもよい。例えば、取得部422は、配送管理装置400を操作するオペレータが、図示しない配送管理装置400の入力装置を用いて手入力操作を行うことで指定場所情報を取得してもよい。取得部422により取得された情報は、記憶部430に記憶される。
判定部423は、取得部422が取得した指定場所情報及び配達情報に基づいて、荷物が到着間近であることを示す到着間近条件が満たされるか否かを判定する。到着間近条件は、「第1所定条件」の一例である。到着間近条件としては、例えば、以下の第1到着間近条件~第3到着間近条件を例示できる。
第1到着間近条件は、配送車が受取指定場所に到着していることである。第1到着間近条件は、受取指定場所と配送車位置に基づいて判定することができる。第2到着間近条件は、配送車が受取指定場所から見て近接した第1所定距離内に存在することである。第2到着間近条件は、受取指定場所と配送車位置に基づいて判定することができる。第3到着間近条件は、配送車が受取指定場所までの所要時間が第1所定時間内となる範囲内に存在することである。第3到着間近条件は、現在時刻と到着予想時刻とに基づいて判定することができる。
判定部423は、到着間近条件が満たされると判定した場合に、取得部422が取得した配達情報等を用いて、到着情報を生成する。送受信部421は、判定部423が生成した到着情報を、通信部410を利用して、車載装置100及び端末装置200に送信する。
[配送管理システム1における処理]
次に、配送管理システム1において実行される処理について、図2を参照して説明する。図2は、第1実施形態の配送管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。図2に示す処理は、配送者が荷物をユーザに配送するまでに実行される処理である。図2に示すように、配送管理システム1における配送車車載装置300は、配送車が停車した場合に(ステップS101)、配達情報を配送管理装置400に送信する(ステップS103)。なお、配送車車載装置300は、配送車が停車したとき以外のタイミング、例えば、配送車が配送を開始するとき、配達完了時、一定時間が経過するごとに配達情報を配送管理装置400に送信してもよい。
配達情報を受信した配送管理装置400は、判定部423において、配達情報に基づいて取得される受取指定場所と配送車位置との関係から、到着間近条件を満たすか否かを判定する(ステップS105)。到着間近条件を満たすと判定した場合、配送管理装置400の送受信部421は、通信部410を利用して、到着情報を車載装置100及び端末装置200に送信する(ステップS107)。到着間近条件を満たさないと判定した場合、配送管理装置400は、そのまま処理を終了する。
配送管理装置400により送信された到着情報を受信した車載装置100において、車載制御部140は、到着情報に基づく荷物到着情報を、表示装置120に出力して表示させる(ステップS109)。同様に、配送管理装置400により送信された到着情報を受信した端末装置200において、端末制御部220は、到着情報に基づく荷物到着情報を、タッチパネル210の表示部214に出力して表示させる(ステップS111)。こうして、配送管理システム1における処理を終了する。
第1実施形態の配送管理装置400は、到着間近条件を満たすと判定した場合に、到着情報を車載装置100及び端末装置200に送信し、荷物到着情報を表示させる。例えば、図3に示すように、受取指定場所がユーザの自宅Hである場合において、配送車Dが自宅Hから到着間近条件を満たす範囲X内の第1位置P1に存在する場合には、ユーザUの車両Mに搭載される車載装置100やユーザUが所有する端末装置200に到着情報が送信される。その一方、配送車車載装置300を搭載する配送車Dが自宅Hから到着間近条件を満たす範囲Xの外の第2位置P2に存在する場合には、ユーザUの車両Mに搭載される車載装置100やユーザUが所有する端末装置200に到着情報が送信されない。
このため、ユーザUは、車両Mに乗車しているか、近くに端末装置200が存在する場合に、荷物の到着が近づいていることを認識することができ、受取指定場所に移動するなど、荷物の受取の準備を進めることができる。したがって、配送者とユーザとの間における荷物の受け渡しを促進することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。図4は、実施形態の配送管理システム1の一例を示す構成図である。第2実施形態の配送管理システム1の構成は、第1実施形態と比較して、配送管理装置400に、位置取得部424、設定部425、及び管理部426が設けられている点で主に異なっている。また、第2実施形態では、位置取得部424、設定部425、及び管理部426における処理に伴い、送受信部421により車載装置100、端末装置200、配送車車載装置300との間で送受信する情報や判定部423における処理の内容等に異なる点がある。
[車載装置100及び端末装置200]
第2実施形態の配送管理システム1において、車載装置100における車載制御部140は、到着情報を受信して荷物到着情報を出力した場合に、ユーザの入力装置110への操作に基づいて生成された応答情報を取得する。応答情報は、例えば、ユーザにおいて車載装置100や端末装置200により発信させられた情報であり、例えば、配送者に対するメッセージ等を含む。車載制御部140は、応答情報を取得した場合に、取得した応答情報を、車載通信装置150を利用して配送管理装置400に送信する。
同様に、端末装置200における端末制御部220は、到着情報を受信して荷物到着情報を出力した場合に、ユーザのタッチパネル210の入力部212への入力操作に基づいて生成された応答情報を取得する。端末制御部220は、応答情報を取得した場合に、取得した応答情報を、端末通信装置230を利用して配送管理装置400に送信する。
[配送管理装置400]
配送管理装置400の送受信部421は、車載装置100や端末装置200により送信された応答情報を受信する。取得部422は、送受信部421が受信した応答情報に基づいて確認情報を生成する。確認情報は、ユーザ位置情報及び応答情報に含まれるメッセージ情報を含んで、配送者に提供するための情報である。取得部422は、生成した確認情報を、通信部410を利用して、配送車車載装置300に送信する。配送車車載装置300は、「第2端末装置」の一例である。なお、配送管理装置400は、応答情報を送信する送信先を、配送車車載装置300に代えてまたは加えて、配送者が所有する携帯端末などの端末装置などとしてもよい。この場合、配送者が所有する携帯端末は「第2端末装置」の一例となる。
位置取得部424は、車載装置100及び端末装置200により送信され、送受信部421が受信した位置情報に基づいて、ユーザが現在存在する位置(以下、ユーザ位置)を示すユーザ位置情報を取得する。判定部423は、車載装置100及び端末装置200の双方から位置情報が送信され、両方の位置情報により特定されるユーザ位置情報が異なる場合には、いずれか一方のユーザ位置情報を採用して取得する。判定部423は、両方の位置情報に演算処理を施すなどしてユーザ位置情報を取得してもよい。位置取得部424により取得された情報は、ユーザ位置情報として記憶部430に記憶される。
判定部423は、取得部422により取得された指定場所情報及び位置取得部424により取得されたユーザ位置情報に基づいて、ユーザが、受取指定場所に、荷物の到着に間に合うように移動可能であることを示す移動可能条件が満たされるか否かを判定する。移動可能条件は、「第2所定条件」の一例である。移動可能条件としては、例えば、以下の第1移動可能条件~第3移動可能条件を例示できる。
第1移動可能条件は、ユーザ位置が受取指定場所となっていることである。第1移動可能条件は、受取指定場所とユーザ位置に基づいて判定することができる。第2移動可能条件は、ユーザ位置が受取指定場所から見て近接した第2所定距離内に存在することである。第2移動可能条件は、受取指定場所とユーザ位置に基づいて判定することができる。第3移動可能条件は、ユーザ位置から受取指定場所までの所要時間が第2所定時間内となる範囲内に存在することである。第3移動可能条件は、例えば、受取指定場所とユーザ位置とユーザが移動する通常の速度に基づいて判定することができる。なお、第2所定距離は、第1実施形態で説明した第1所定距離と同じでもよいし、第1所定距離よりも長くてもよいし短くてもよい。第2所定時間は、第1実施形態で説明した第1所定時間と同じでもよいし、第1所定時間よりも長くてもよいし短くてもよい。
判定部423は、到着間近条件が満たされるとともに移動可能条件が満たされると判定した場合に、取得部422により取得された配達情報等を用いて、到着情報を生成する。送受信部421は、判定部423が生成した到着情報を、通信部410を利用して、車載装置100及び端末装置200に送信する。
判定部423は、配達情報に含まれる宅配ボックス情報に基づいて、受取指定場所における不在配達が可能であるか否かを判定する。送受信部421は、判定部423により、移動可能条件が満たされず、不在配達が可能であると判定された場合に、配達可能情報を、通信部410を利用して配送車車載装置300に送信する。
設定部425は、車載装置100及び端末装置200により送信される許可情報に基づいて、配送車に対するユーザ位置情報の送信の可否を設定する。設定部425は、車載装置100及び端末装置200により許可情報が送信された場合に、配送車車載装置300へユーザ情報を送信することを許可する。設定部425は、車載装置100及び端末装置200により許可情報が送信されていない場合に、配送車車載装置300へユーザ位置情報を送信することを許可しない(禁止する)。送受信部421は、設定部425により配送車車載装置300へユーザ位置情報を送信することを許可されている場合に、車載装置100及び端末装置200により送信される位置情報を、ユーザ位置情報として配送車車載装置300に送信する。ユーザ位置情報は、「第4情報」の一例である。
管理部426は、取得部422が取得した配達情報に含まれるルート情報に基づいて、配送車の配送ルートを取得して管理する。管理部426は、判定部423により、移動可能条件が満たされず、不在配達が不可であると判定された場合に、配送ルートを調整し、配送ルートの変更を検討する。管理部426は、例えば、他のユーザに対する荷物の配達時間を維持しながら、移動可能条件が満たされず、不在配達が不可であると判定されたユーザの配達時間を変更するルートを生成できるかを基準として配送ルートを生成する。管理部426は、配送ルートを生成できた場合に、配送ルートを生成した配送ルートに変更する。管理部426は、配送ルートを生成できなかった場合には、移動可能条件が満たされず、不在配達が不可であると判定されたユーザへの配達を再配達として決定する。
[配送管理システム1における処理]
次に、第2実施形態の配送管理システム1において実行される処理について、図5を参照して説明する。図5~図7は、第2実施形態の配送管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。図5~図7に示す処理は、配送者が荷物をユーザに配送するまでに実行される処理である。図5に示すように、配送車車載装置300は、例えば配送車が停車したときに配達情報を配送管理装置400に送信する(ステップS201)。
配達情報を受信した配送管理装置400は、判定部423において、配達情報に基づいて取得される受取指定場所と配送車位置との関係から、到着間近条件を満たすか否かを判定する(ステップS203)。到着間近条件を満たすと判定した場合、配送管理装置400の送受信部421は、通信部410を利用して、現在位置を問い合わせる問合せ情報を車載装置100及び端末装置200に送信する(ステップS205)。到着間近条件を満たさないと判定した場合、配送管理装置400は、そのまま処理を終了する。
配送管理装置400により送信された問合せ情報を受信した車載装置100において、車載制御部140は、ナビゲーション装置130により出力されたユーザ位置を示す位置情報を、車載通信装置150を利用して配送管理装置400に送信する(ステップS207)。配送管理装置400により送信された問合せ情報を受信した端末装置200において、端末制御部220は、位置測位装置により出力されたユーザ位置を示す位置情報を、端末通信装置230を利用して配送管理装置400に送信する(ステップS209)。
車載装置100の車載制御部140は、位置情報を送信するにあたり、入力装置110により、許可情報を含む入力情報が出力されている場合に、送信する位置情報に許可情報を付加する。端末装置200の端末制御部220は、位置情報を送信するにあたり、タッチパネル210により、許可情報を含む入力情報が出力されている場合に、送信する位置情報に許可情報を付加する。
続いて、図6に示すように、配送管理装置400における設定部425は、車載装置100や位置情報を出力された場合に、出力された位置情報に許可情報が付加されているか否かを判定する(ステップS211)。許可情報が付加されていると設定部425により判定されて、ユーザ位置情報の送信が許可された場合、送受信部421は、ユーザ位置情報を配送車車載装置300に送信する(ステップS213)。配送車車載装置300の配送車制御部340は、配送管理装置400により送信されたユーザ位置情報に基づくユーザの位置を、配送車表示装置320に表示させる(ステップS215)。許可情報が付加されていると設定部425により判定されておらず、ユーザ位置情報の送信が許可されていない場合、配送管理装置400は、ステップS213をスキップしてステップS217に進む。
続いて、配送管理装置400は、判定部423において、ユーザが車両内にいるか否かを判定する(ステップS217)。ユーザが車両内に存在するか否かの判定は、例えば、適宜の方法により実行される。判定部423は、例えば、車載装置100により送信されるイグニッションスイッチのON/OFF情報を受信し、車載装置100を搭載する車両のイグニッションスイッチがONとなっている場合に、ユーザが車両内に存在すると判定し、イグニッションスイッチがOFFとなっている場合に、ユーザが車両内に存在しないと判定してもよい。判定部423は、車載装置100により送信される車載装置100を搭載する車両のシートに取り付けられた着座センサの検出値に基づき、運転者が着座していることが検出されたときにはユーザが車両内に存在すると判定し、運転者が着座していないことが検出されたときにはユーザが車両内に存在しないと判定してもよい。
判定部423は、ユーザが車両内に存在すると判定した場合、移動可能条件を拡大する(ステップS219)。移動可能条件の拡大としては、例えば、移動可能条件が、ユーザ位置が受取指定場所から見て近接した第2所定距離内に存在することである場合には、第2所定距離を長くすることが挙げられる。また、移動可能条件が、ユーザ位置から受取指定場所までの所要時間が第2所定時間内となる範囲内に存在することである場合には、第2所定時間を長くすることが挙げられる。
続いて、判定部423において、移動可能条件が満たされるか否かを判定する(ステップS221)。ここで、ステップS217の判定手順の一例について、図8を参照して説明する。図8は、配送管理装置400において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
配送管理装置400は、取得部422において、通信部410を利用して、配送車車載装置300により送信される配達情報を取得する(ステップS301)。続いて、位置取得部424は、通信部410を利用して、車載装置100や端末装置200により送信されるユーザ位置情報を取得する(ステップS303)。
続いて、判定部423は、配達情報に含まれる配送予定時刻とユーザ位置に基づいて、ユーザが配送予定時刻までに受取指定場所に移動可能な位置に存在するか否かを判定する(ステップS305)。ユーザが配送予定時刻までに受取指定場所に移動可能な位置に存在すると判定した場合、判定部423は、移動可能条件を満たすと判定する(ステップS307)。ユーザが配送予定時刻までに受取指定場所に移動可能な位置に存在しないと判定した場合、判定部423は、移動可能条件を満たさないと判定する(ステップS309)。なお、ステップS305の判定において、配送管理装置400がユーザのスケジュール情報等を把握しており、ユーザが寄り道をする予定などを把握している場合には、寄り道を考慮して移動可能条件を満たすか否かを判定してもよい。こうして、配送管理装置400は、図8に示す処理を終了する。
図6に戻り、図8に示す処理の結果、移動可能条件が満たされると判定した場合、判定部は、ユーザが車両内に存在し、端末装置200が車両に搭載されて移動中であるか否かを推定する(ステップS223)。ユーザが車両内に存在するか否かの推定は、例えば、端末装置200により送信される位置情報及び位置情報の時間変化に基づいて行われる。
端末装置200が車両に搭載されて移動中であると判定部423が推定した場合、送受信部421は、到着情報を、通信部410を利用して車載装置100に送信する(ステップS225)。車載装置100における車載制御部140は、到着情報に基づく荷物到着情報を、表示装置120に表示させる(ステップS227)。ユーザが車両内に存在しないと判定部423が判定した場合、送受信部421は、到着情報を、通信部410を利用して端末装置200に送信する(ステップS229)。端末装置200における端末制御部220は、到着情報に基づく荷物到着情報を、タッチパネル210の表示部214に表示させる(ステップS231)。なお、配送管理装置400は、ステップS225やステップS229において、到着情報を車載装置100や端末装置200に送信した場合には、到着情報を送信した旨の情報を配送車車載装置300に送信してもよい。
ステップS217において、移動可能条件を満たさないと判定した場合、判定部423は、配達情報に含まれる宅配ボックス情報に基づいて、受取指定場所における不在配達が可能であるか否かを判定する(ステップS233)。不在配達が可能であると判定部423が判定した場合、送受信部421は、配達可能情報を、通信部410を利用して配送車車載装置300に送信する(ステップS235)。配送車車載装置300の配送車制御部340は、配送管理装置400により送信された配達可能情報に基づいて、宅配ボックス等に対する配送が可能である旨を示す情報を配送車表示装置320に出力して表示させる(ステップS237)。
ステップS233において、受取指定場所における不在配達が可能でないと判定部423が判定した場合、管理部426は、経路変更が可能であるか否かを判定する(ステップS239)。管理部426は、経路変更が可能であるか否かを判定するため、例えば、配送車の新たな経路の生成を試みる。その結果、管理部426は、新たな経路を生成することができた場合に経路変更が可能であると判定し、新たな経路を生成することができなかった場合に経路変更が不能であると判定する。ここで、ステップS239の判定手順の一例について、図9を参照して説明する。図9は、配送管理装置400において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
取得部422は、配送車車載装置300により送信された、配送車が配送を予定している全ユーザについての配達情報を取得する(ステップS401)。続いて、管理部426は、不在となっているユーザを考慮した新たな配送ルートを再生成する(ステップS403)。続いて、管理部426は、全ユーザについての荷物を時間内に配達する配送ルートが生成できるか否かを判定する(ステップS405)。
全ユーザについての荷物を時間内に配達する配送ルートが生成できると判定した場合、管理部426は、配送ルートを生成した配送ルートに変更する(ステップS407)。全ユーザについての荷物を時間内に配達する配送ルートが生成できないと判定した場合、管理部426は、配送ルートをそのまま維持する(ステップS409)。こうして、配送管理装置400は、図9に示す処理を終了する。
図6に戻り、図9に示す処理の結果、配送車の経路変更が可能でなく、配送ルートを維持すると管理部426が判定した場合、送受信部421は、ユーザへの荷物の配達を、再配達として決定した旨を示す再配達情報を配送車車載装置300に送信する(ステップS241)。配送車車載装置300の配送車制御部340は、配送管理装置400により送信された再配達情報に基づいて、再配達が適切である旨を示す情報を配送車表示装置320に出力して表示させる(ステップS243)。
ステップS239において、配送車の経路変更が可能であり、配送ルートを変更すると判定した場合、管理部426は、ステップS407によって生成された経路を、配送車車載装置300に送信する(ステップS245)。配送車車載装置300の配送車制御部340は、配送管理装置400により送信された配送ルート情報に基づいて、新たな配送ルートを配送車表示装置320に出力して表示させる(ステップS247)。なお、配送管理装置400は、ステップS239において経路変更が可能であると判定した場合でも、他の条件等により、経路変更を行うことなく、荷物を再配達するようにしてもよい。
続いて、図7に示すように、荷物到着情報を出力した車載装置100における車載制御部140は、ユーザが入力装置110を操作することにより入力装置110により出力される応答情報を取得する。車載制御部140は、取得した応答情報を、車載通信装置150を利用して、配送管理装置400に送信する(ステップS249)。荷物到着情報を出力した端末装置200における端末制御部220は、ユーザがタッチパネル210を操作することによりタッチパネル210により出力される応答情報を取得する。端末制御部220は、取得した応答情報を、端末通信装置230を利用して、配送管理装置400に送信する(ステップS251)。
車載装置100や端末装置200により応答情報を送信された配送管理装置400は、制御部420における送受信部421において、通信部410を用いて、送信された応答情報を受信する。続いて、制御部420における取得部422は、送受信部421が受信した応答情報を取得し、応答情報に基づいて確認情報を生成し(ステップS253)、生成した確認情報を、通信部410を利用して配送車車載装置300に送信する(ステップS255)。
配送車車載装置300の配送車制御部340は、配送管理装置400により送信された確認情報に含まれるメッセージを配送車表示装置320に出力して表示させる(ステップS255)。確認情報に含まれるメッセージは、例えば、荷物の受取や受取場所への移動に関する内容であり、「今、マンションのエレベータに乗っています」、「5分待っててください」などのメッセージが想定される。その後、配送車車載装置300の配送車制御部340は、配送管理装置400により送信された確認情報に応じたメッセージ等を配送車表示装置320に出力して表示させる(ステップS257)。こうして、配送管理システム1における処理が終了する。
次に、配送者が荷物をユーザに配送した後の処理について、図10を参照して説明する。ここでは、例えば、配送者が荷物を宅配ボックスに配送した後の処理について説明する。荷物の配送が完了して、配送者が、配送車車載装置300の配送車入力装置310を操作すると、配送車制御部340は、配達完了通知を生成する。配送車制御部340は、生成した配達完了通知を、配送車通信装置350を利用して、配送管理装置400に送信する(ステップS501)。
配達完了通知を受信した配送管理装置400は、通信部410を利用して、現在位置を問い合わせる問合せ情報を車載装置100及び端末装置200に送信する(ステップS503)。配送管理装置400により送信された問合せ情報を受信した車載装置100において、車載制御部140は、ナビゲーション装置130により出力されたユーザ位置を示す位置情報を、車載通信装置150を利用して配送管理装置400に送信する(ステップS505)。配送管理装置400により送信された問合せ情報を受信した端末装置200において、端末制御部220は、位置測位装置により出力されたユーザ位置を示す位置情報を、端末通信装置230を利用して配送管理装置400に送信する(ステップS507)。
続いて、配送管理装置400は、制御部420の判定部423において、移動可能条件が満たされるか否かを判定する(ステップS509)。移動可能条件が満たされると判定した場合、判定部423は、ユーザが車両内にいるか否かを判定する(ステップS511)。
ユーザが車両内に存在すると判定部423が判定した場合、送受信部421は、配達完了通知を、通信部410を利用して車載装置100に送信する(ステップS513)。車載装置100における車載制御部140は、配達完了通知に基づく配達完了の旨を、表示装置120に表示させる(ステップS515)。
ユーザが車両内に存在しないと判定部423が判定した場合、送受信部421は、配達完了通知を、通信部410を利用して端末装置200に送信する(ステップS517)。端末装置200における端末制御部220は、配達完了通知に基づく配達完了の旨を、タッチパネル210の表示部214に表示させる(ステップS519)。こうして、配送管理システム1は、図10に示す処理を終了する。
第2実施形態の配送管理装置400では、到着間近条件を満たすと判定した場合に、到着情報を車載装置100及び端末装置200に送信し、荷物到着情報を表示させるので、配送者とユーザとの間における荷物の受け渡しを促進することができる。また、第2実施形態の配送管理装置400は、第2所定条件を満たして、ユーザが受取指定場所の近くに存在する場合に到着情報を送信する。その一方で、第2実施形態の配送管理装置400は、第2所定条件を満たさず、ユーザが受取指定場所の近くに存在しない場合に到着情報を送信しない。このため、ユーザは、受取指定場所から遠い位置におり、例えば到着予想時刻までに受取指定場所に到着できない場合には到着情報を受け取らずに済むので、連絡によって煩わしさを覚える機会を少なくすることができる。また、第2実施形態の配送管理装置400は、第2所定条件を満たす場合に、到着情報を送信しないので、連絡によって煩わしさを覚える機会を少なくすることができる。
さらに、第2実施形態の配送管理装置400は、ユーザに到着情報を送信するにあたり、ユーザが車両内に存在する場合には、ユーザが車両内に存在しない場合よりも、移動可能条件を拡大する。例えば、図11に示すように、受取指定場所がユーザの自宅Hである場合において、ユーザUが車両M内に存在しない場合の移動可能条件を満たす範囲を第1範囲Y11とする。この場合において、ユーザUが、例えばコンビニエンスストアCに買物に行く途中で、車両M内に存在するとする。この場合には、移動可能条件を拡大し、例えば移動可能条件を満たす範囲を第2範囲Y12とする。ユーザUが車両M内に存在する場合には、ユーザUが車両M内に存在しない場合よりもユーザUの移動速度が速くなる。このため、車両M内に存在するユーザUは、車両M内に存在しない場合よりも早く自宅Hに戻ることができるので、ユーザUが荷物を受け取ることができる確率を高めて、荷物の受け渡しをさらに促進することができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。図13は、実施形態の配送管理システム1の一例を示す構成図である。第2実施形態の配送管理システム1の構成は、第2実施形態と比較して、配送管理装置400に、推定部427が設けられている点で主に異なっている。また、第2実施形態では、推定部427における処理に伴い、送受信部421により車載装置100、端末装置200、配送車車載装置300との間で送受信する情報や判定部423における処理の内容等に異なる点がある。
[車載装置100及び端末装置200]
第3実施形態に係る配送管理システム1において、車載装置100における入力装置110をユーザが操作し、入力装置110が車載装置100に出力する入力情報には、例えば、ユーザが指定する規定時間に関する規定時間情報が含まれる。規定時間は、ユーザの指定により適宜決定することができる時間であり、例えば、5分、10分、30分などとすることができる。規定時間は、例えば「5分」といった1つのみが規定されてもよいし、「5分」「10分」といった複数(ここでは2つ)が規定されてもよい。規定時間は、配送管理装置400において、到着情報や不着情報を生成するための基準となる時間である。不着情報は、荷物が規定時間以内に受取指定場所に到達しないことに関する情報を車載装置100や端末装置200に表示させるための情報である。不着情報は、「第7情報」の一例である。規定時間情報は、端末装置200における入力情報に含まれていてもよい。また、入力情報には、到着情報のみを受信する設定を行うための情報や不着情報のみを受信する設定を行うための設定情報が含まれていてもよい。これらの設定を行う設定情報が含まれている場合には、配送管理装置400は、到着情報及び不着情報のうち、受信が設定された情報を車載装置100や端末装置200に送信する。設定情報は、例えば、規定時間毎に到着情報及び不着情報のいずれを受信するかについての設定が含まれてもよい。
[配送管理装置400]
配送管理装置400における送受信部421は、通信部410を用いて、車載装置100や端末装置200により送信される入力情報を受信し、取得部422は、ユーザが指定して入力情報に含まれる規定時間情報を取得する。送受信部421は、取得した規定時間情報を記憶部430に格納する。送受信部421は、例えば、配送者による荷物の配送が開始された後、通信部410を用いて、配送車車載装置300により送信される配送車位置情報を受信して取得する。送受信部421は、取得した配送車位置情報を推定部427に出力する。
推定部427は、送受信部421により配送車位置情報が出力された際に、記憶部430に格納された規定時間情報を読み出す。推定部427は、送受信部421により出力された配送車位置情報に応じた配送車位置に基づいて、配送車が受取指定場所に到着するまでの所要時間を推定する。推定部427は、推定した所要時間と、記憶部430から読み出した規定時間情報に応じた規定時間とに基づいて、到着情報及び不着情報を生成するか否かを判定する。推定部427は、規定時間が複数設定されている場合には、複数の規定時間ごとの判定を実行可能である。
例えば、推定部427は、推定した所要時間が、規定時間情報に応じた規定時間を超えるか否かを判定する。推定部427は、所要時間が規定時間を超えない(規定時間以下である)と判定した場合に、到着情報を生成して送受信部421に出力する。また、推定部427は、所要時間が規定時間を超えると判定した場合に、不着情報を生成して送受信部421に出力する。送受信部421は、推定部427により出力された到着情報及び不着情報を、通信部410を用いて、車載装置100及び端末装置200に送信する。
[配送管理システム1における処理]
次に、第3実施形態の配送管理システム1において実行される処理について、図13を参照して説明する。図13は、第3実施形態の配送管理システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。図13に示すように、車載装置100及び端末装置200は、通常、配送車による配送を開始する前の段階で、規定時間情報を配送管理装置400に送信しておく(ステップS701、ステップS703)。車載装置100及び端末装置200は、配送車による配送を開始した後に、規定時間情報を配送管理装置400に送信してもよい。配送管理装置400は、受信した規定時間情報を記憶部430に格納する(ステップS705)。既に規定時間情報が格納されている場合には、新たな規定時間情報を格納する。
続いて、配送車による配送が開始され、配送車車載装置300は、例えば配送車が停車したときに配達情報を配送管理装置400に送信する(ステップS707)。配達情報を受信した配送管理装置400は、推定部427において、受信した配達情報に含まれる配送車位置情報に応じた配送車位置と受取指定場所に基づいて、配送者が受取指定場所に到達するまでの所要時間を推定する(ステップS709)。続いて、推定部427は、記憶部430に記憶された規定時間情報を読み出す(ステップS711)。推定部427は、推定した所要時間が、記憶部430から読み出した規定時間を超えるか否かを判定する(ステップS713)。
所要時間が規定時間を超えない(規定時間以下である)と推定部427が判定した場合、送受信部421は、到着情報を車載装置100及び端末装置200に送信する(ステップS715)。到着情報を受信した車載装置100は、到着情報に基づく荷物到着情報を、表示装置120に表示させる(ステップS717)。到着情報を受信した端末装置200は、到着情報に基づく荷物到着情報を、タッチパネル210に表示させる(ステップS719)。
一方、所要時間が第1規定時間を超えると判定した場合、送受信部421は、不着情報を車載装置100及び端末装置200に送信する(ステップS721)。不着情報を受信した車載装置100は、不着情報に基づく荷物不到着情報を、表示装置120に表示させる(ステップS723)。荷物不到着情報としては、例えば、規定時間以内に荷物(配送者)が荷物受取場所には到着しない旨の情報が挙げられる。不着情報を受信した端末装置200は、不着情報に基づく荷物不到着情報を、タッチパネル210に表示させる(ステップS725)。こうして、配送管理システム1は、図13に示す処理を終了する。
第3実施形態の配送管理装置400は、所要時間が規定時間以下である場合に、車載装置100及び端末装置200に到着情報を送信する。このため、ユーザは、荷物(配送者)がもうすぐ到着することを知ることができるので、荷物を受け取る準備を行うことができる。また、第3実施形態の配送管理装置400は、所要時間が規定時間を超える場合には、不着情報を車載装置100及び端末装置200に送信する。このため、ユーザは、しばらくの間(規定時間が経過するまでの間)は、荷物が到着しないことを知ることができるので、荷物が到着するまでの間に他の用事を済ませることができる。
上記第3実施形態において、規定時間は、車載装置100及び端末装置200により送信されるが、記憶部430に予め記憶されていてもよいし、配送管理装置400において入力してもよい。また、この場合に規定時間は、一律に規定された時間でもよいし、ユーザごとに指定された時間であるようにしてもよい。また、第3実施形態において、ユーザが規定時間を複数設定した場合、例えば、規定時間を5分及び10分と2つに設定した場合、荷物が10分以内に到着するのであれば、皿洗いなど、玄関に荷物を取りに行くまでの間に手を洗ったり拭いたりする作業を行う必要が生じる用事を済ませ、荷物が5分以内に到着するのであれば郵便物の仕分けなど、手を洗う必要などがない用事を済ませたりするなどとすることができる。また、規定時間を10分、30分と2つに設定した場合、例えば、10分以内に荷物が到着しないのであればトイレにいったりゴミ出しをしたりし、30分以内に荷物が到着しないのであればシャワーを浴びたりなど、荷物が到着するまでの時間に応じた他の用事を済ませることができる。このように、荷物を受けとるまでの時間に合わせた作業を済ませることができる。
なお、上記各実施形態では、車載装置100及び端末装置200の双方が配送管理装置400に位置情報を送信し、配送管理装置400は、車載装置100及び端末装置200の双方に到着情報を送信する。これに対して、車載装置100及び端末装置200の一方のみが配送管理装置400に位置情報を送信し、配送管理装置400は、位置情報を送信した車載装置100または端末装置200のみに到着情報を送信してもよい。あるいは、位置情報の送信とは関係なく、車載装置100及び端末装置200の一方または両方に到着情報を送信してもよい。また、配送管理装置400はユーザ情報や車載装置100及び端末装置200に関する情報をデータベース化しておいて、予め記憶しておいてもよい。また、配達情報については、配送車車載装置300により送信される場合の他、予め配送管理装置400により管理されていてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…配送管理システム
100…車載装置
200…端末装置
300…配送車車載装置
400…配送管理装置
410…通信部
420…制御部
421…送受信部
422…取得部
423…判定部
424…位置取得部
425…設定部
426…管理部
D…配送車
M…車両

Claims (13)

  1. 荷物の受取指定場所を示す第1情報を取得する取得部と、
    前記荷物を配送する第1車両において発信された情報であって、前記荷物の配達状況を示す第2情報を受信する受信部と、
    前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記荷物が到着間近であることを示す第1所定条件が満たされるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記第1所定条件が満たされると判定された場合に、前記荷物が到着することに関する情報を前記荷物の受取者が管理する第1端末装置に出力させるための第3情報を前記第1端末装置に送信する送信部と、
    前記第1所定条件が満たされた場合に、前記第1端末装置の位置を取得する位置取得部と、を備える、
    配送管理装置。
  2. 前記判定部は、前記位置取得部により取得された前記第1端末装置の位置に基づいて、前記第1端末装置が、前記受取指定場所に、前記荷物の到着に間に合うように移動可能であることを示す第2所定条件が満たされるか否かを判定し、
    前記送信部は、前記判定部により前記第2所定条件が満たされると判定されたことを条件として、前記第3情報を前記第1端末装置に送信する、
    請求項1に記載の配送管理装置。
  3. 前記第1所定条件は、前記第1車両が前記受取指定場所から見て第1所定距離内に存在することと、前記第1車両が、前記受取指定場所までの所要時間が第1所定時間内となる範囲内に存在することのうち少なくとも一方である、
    請求項1または2に記載の配送管理装置。
  4. 前記第2所定条件は、前記第1端末装置が前記受取指定場所から見て第2所定距離内に存在することと、前記第1端末装置が、前記受取指定場所までの所要時間が第2所定時間内となる範囲内に存在することのうち少なくとも一方である、
    請求項2に記載の配送管理装置。
  5. 前記判定部は、前記第1端末装置が第2車両に搭載されて移動中であると推定される場合に、前記第2所定距離を、前記第1端末装置が前記第2車両に搭載されて移動中でない場合よりも長い距離とし、または前記第2所定時間を、前記第1端末装置が前記第2車両に搭載されて移動中でない場合よりも長い時間として、前記第2所定条件を判定する、
    請求項4に記載の配送管理装置。
  6. 前記送信部は、前記位置取得部が取得した前記第1端末装置の位置に関する第4情報を、前記第1車両により配送を行う配送者が管理する第2端末装置に送信する、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の配送管理装置。
  7. 前記送信部による前記第2端末装置への前記第4情報の送信の可否を設定する設定部をさらに備え、
    前記設定部は、前記受取者の許可に応じて、前記第4情報の送信を可能に設定する、
    請求項6に記載の配送管理装置。
  8. 前記第1車両の配送ルートを管理する管理部をさらに備え、
    前記管理部は、前記判定部により前記第2所定条件を満たされないと判定された場合に、前記配送ルートを調整する、
    請求項2または4に記載の配送管理装置。
  9. 前記取得部は、前記受取指定場所における不在配達の可否に関する第5情報を取得し、
    前記送信部は、前記判定部により前記第2所定条件が満たされないと判定され、かつ前記取得部により取得された前記第5情報に基づいて、不在配達が可能と判定した場合に、不在配達が可能である旨を示す情報を、前記第1車両により配送を行う配送者が管理する第2端末装置に送信する、
    請求項2,4または8に記載の配送管理装置。
  10. 前記送信部は、前記第1端末装置が第2車両内に存在すると推定される場合には、前記第3情報を、前記第1端末装置に代えてまたは加えて前記第2車両に送信する、
    請求項1から9のうちいずれか1項に記載の配送管理装置。
  11. 前記送信部は、前記送信部が前記第3情報を前記第1端末装置に送信した後に、前記受取者によって発信させられた応答情報を前記受信部が受信した場合に、前記応答情報に関する第6情報を、前記第1車両により配送を行う配送者が管理する第2端末装置に送信する、
    請求項1から10のうちいずれか1項に記載の配送管理装置。
  12. 配送管理装置のコンピュータが、
    荷物の受取指定場所を示す第1情報を取得し、
    前記荷物を配送する第1車両において発信された情報であって、前記荷物の配達状況を示す第2情報を受信し、
    前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記荷物が到着間近であることを示す第1所定条件が満たされるか否かを判定し、
    前記第1所定条件が満たされると判定された場合に、前記荷物が到着することを示す情報を前記荷物の受取者が管理する第1端末装置に出力させるための第3情報を前記第1端末装置に送信し、
    前記第1所定条件が満たされた場合に、前記第1端末装置の位置を取得する、
    配送管理方法。
  13. 配送管理装置のコンピュータに、
    荷物の受取指定場所を示す第1情報を取得させ、
    前記荷物を配送する第1車両において発信された情報であって、前記荷物の配達状況を示す第2情報を受信させ、
    前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記荷物が到着間近であることを示す第1所定条件が満たされるか否かを判定させ、
    前記第1所定条件が満たされると判定された場合に、前記荷物が到着することを示す情報を前記荷物の受取者が管理する第1端末装置に出力させるための第3情報を前記第1端末装置に送信させ
    前記第1所定条件が満たされた場合に、前記第1端末装置の位置を取得させる、
    プログラム。
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