JP7098501B2 - パイプ部材 - Google Patents

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    • F16B9/054Connections of rods or tubular parts to flat surfaces at an angle by way of an intermediate member the intermediate member being threaded

Description

本発明は、建設機械の機体に装着されるパイプ部材に関する。
一般に、油圧ショベルやブルドーザ等の建設機械では、機体の上部にメンテナンスデッキが設けられており、このメンテナンスデッキに昇降するための昇降ステップに沿って作業者が把持する手摺り部材が配置され、メンテナンスデッキの端部には転落防止用の柵部材が配置されている。このような手摺り部材や柵部材の多くは、パイプ部材から形成されており、適宜の形状に曲げ加工等が施されたパイプ部材の両端部が建設機械の機体に固定されている。
建設機械の機体に固定されたパイプ部材は、建設機械が走行した際等の振動によって大きく振動することがあり、この振動によってパイプ部材の固定部に応力が集中して破損するおそれがある。また、建設機械に装着されるパイプ部材は、手摺り部材や柵部材だけでなく、ミラーやアンテナを支持する支持部材としても用いられることがあり、支持部材として用いられる場合にも、上記同様に振動に基づく破損のおそれがある。
このような問題を解決するため、下記特許文献1には、手摺り部材本体の振動に伴って振動する壁面によって画定された空間に粒状体が封入されている手摺り部材が開示されている。そして、この手摺り部材によれば、手摺り部材が振動した際に、内部の粒状体が振動し、粒状体同士の摩擦および粒状体が封入された空間を画定する壁面と粒状体との摩擦により振動エネルギーが消費されることで発揮される制振効果により、共振周波数における手摺り部材の振動振幅が低減される。したがって、手摺り部材と機体との固定部に作用する応力が低減されるので、固定部の破損が防止される。
特開2012-36629号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている手摺り部材においては、パイプ部材の内部を仕切り壁により区画して粒状体を封入するための空間を形成すると共に、パイプ部材の内部に形成した空間内に粒状体を封入する必要があり、このような加工を施すために多大なコストと手間がかかるという問題がある。
上記事実に鑑みてなされた本発明の課題は、加えられた振動を低減することができ、耐久性の向上を図ることができる簡易な構成のパイプ部材を提供することである。
上記課題を解決するために本発明が提供するのは以下のパイプ部材である。すなわち、手摺り部材、柵部材又はミラー若しくはアンテナを支持する支持部材のいずれかとして建設機械の機体に装着されるパイプ部材であって、外側メインパイプと、全体が前記外側メインパイプの内部に挿入された内側補助パイプとを備え、前記内側補助パイプの外径は前記外側メインパイプの内径よりも小さく形成され、前記内側補助パイプは前記外側メインパイプに固着された固着部分を有すると共に、前記内側補助パイプの少なくとも一方の端部は前記外側メインパイプに固着されておらず自由端となっており、前記内側補助パイプにおける前記固着部分から前記自由端までの非固着部分の軸方向長さは、振動が加えられた際に、前記内側補助パイプが前記外側メインパイプとは異なる振動数で振動可能な長さであるパイプ部材である。
好ましくは、前記内側補助パイプの前記自由端側の外周面の一部は前記外側メインパイプの内周面に接触している。前記内側補助パイプにおける前記固着部分から前記自由端までの非固着部分の軸方向長さは、前記内側補助パイプの外径の2倍以上であるのが好適である。前記外側メインパイプは前記固着部分から軸方向片側に真直に延びる真直部分を有し、前記内側補助パイプにおける前記固着部分から前記自由端までの非固着部分の軸方向長さは、前記真直部分の軸方向長さの1/2以上であるのが好都合である。前記外側メインパイプは建設機械の機体に固定される固定部分を一端側に少なくとも2箇所有し、前記内側補助パイプは、前記外側メインパイプの一端部に近い方の前記固定部分から延び、前記外側メインパイプの一端部から遠い方の前記固定部分を越えて延びているのが好ましい。前記外側メインパイプと前記内側補助パイプとは前記固着部分において、塑性変形加工若しくは溶接加工によって固着され、又はボルト若しくはリベットを介して固着されているのが好適である。上述のパイプ部材のうち、手摺り部材又は柵部材として建設機械の機体に装着されるパイプ部材であって、前記内側補助パイプは、前記外側メインパイプの一端部に挿入された第1の内側補助パイプと、前記外側メインパイプの他端部に挿入された第2の内側補助パイプとを含むのが好ましい。
本発明が提供するパイプ部材においては、内側補助パイプが外側メインパイプに固着された固着部分を有すると共に、内側補助パイプの少なくとも一方の端部は外側メインパイプに固着されておらず自由端となっているので、振動が加えられた際に、内側補助パイプが外側メインパイプとは異なる振動数で振動することとなる。そうすると、内側補助パイプの外周面と外側メインパイプの内周面とが擦れるので、内側補助パイプの外周面と外側メインパイプの内周面との摩擦によって振動エネルギーが消費される。したがって、本発明のパイプ部材においては、加えられた振動を低減することができ、耐久性の向上を図ることができる。
また、本発明のパイプ部材は、外側メインパイプと、外径が外側メインパイプの内径よりも小さく形成された内側補助パイプとから構成され得るので、上記特許文献1に開示された手摺り部材の構成よりも簡易な構成である。
本発明に従って構成されたパイプ部材の正面図。 図1におけるA部断面図。 図1におけるB部断面図。
以下、本発明に従って構成されたパイプ部材の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1を参照して説明すると、図示の実施形態における建設機械の機体2(たとえば油圧ショベルの上部旋回体)には、機体2の前部に配置されたストレージボックス4と、ストレージボックス4の前面から前方に突出する一対の昇降ステップ6と、ストレージボックス4の後方に配置された燃料タンク8とが設けられている。機体2の上部にはメンテナンスデッキ(図示していない。)が設けられており、昇降ステップ6、ストレージボックス4の上面および燃料タンク8の上面を経て、作業者はメンテナンスデッキへと移動することができるようになっている。
機体2には、メンテナンスデッキへの昇降の際に作業者が把持する手摺り部材としてのパイプ部材10が装着されている。パイプ部材10は、燃料タンク8の上部から機体2の下面まで延びる外側メインパイプ12と、外側メインパイプ12の一端部に挿入された第1の内側補助パイプ14(図2参照。)と、外側メインパイプ12の他端部に挿入された第2の内側補助パイプ16(図3参照。)とを備える。外側メインパイプ12、第1の内側補助パイプ14および第2の内側補助パイプ16は、鋼管等の適宜の円筒状金属材料から形成され得る。
外側メインパイプ12は、燃料タンク8の上部から上方に延びる第1の部分12aと、第1の部分12aの上端から前方に向かって下方に傾斜して延びる第2の部分12bと、第2の部分12bの前端(下端)から下方に延びる第3の部分12cと、第3の部分12cの下端から後方に延びる第4の部分12dとを有する。図1及び図3を参照することによって理解されるとおり、外側メインパイプ12の第3の部分12cは、ゴム製の円筒形状グロメット18と金属製の円筒形状クランプ部材20とを介して機体2に固定されている。なお、クランプ部材20は上側の昇降ステップ6に連結されている。
図示の実施形態の第1および第2の内側補助パイプ14、16の外径は外側メインパイプ12の内径よりも小さく、かつ第1および第2の内側補助パイプ14、16の軸方向長さは外側メインパイプ12の軸方向長さよりも短く形成されている。なお、外側メインパイプ12の軸方向長さと同一の軸方向長さを有する1個の内側補助パイプが外側メインパイプ12に挿入されていてもよい。
図1と共に図2を参照して説明すると、第1の内側補助パイプ14の一端部14aは、外側メインパイプ12の第1の部分12aの下端部と共にプレス加工によって扁平楕円形状に塑性変形されており、これによって外側メインパイプ12に固着された固着部分となっている。塑性変形によって固着されている第1の内側補助パイプ14の一端部14aおよび外側メインパイプ12の第1の部分12aの下端部にはボルト穴22が形成されている。そして、パイプ部材10の一端部は、ボルト穴22を通るボルト24によって燃料タンク8の上部に固定されている。
一方、第1の内側補助パイプ14の他端部14bは、外側メインパイプ12に固着されておらず自由端となっている。第1の内側補助パイプ14の自由端側(他端部14b側)の外周面の一部は、外側メインパイプ12の内周面に接触しているのが好ましい。図示の実施形態では、第1の内側補助パイプ14の一端部14aと外側メインパイプ12の第1の部分12aの下端部とが図2の右側から左側に向かってプレス加工が施されており、これによって第1の内側補助パイプ14の他端部14bが図2の右側に向かって傾き、図2における右側の第1の内側補助パイプ14の外周面が外側メインパイプ12の内周面に接触している。
図2を参照して説明を続けると、第1の内側補助パイプ14における固着部分から自由端までの非固着部分の軸方向長さLは、第1の内側補助パイプ14の外径Dの2倍以上である(L>2D)のが好適である。図示の実施形態では、第1の内側補助パイプ14の非固着部分の軸方向長さLは、外側メインパイプ12の第1の部分12aにおいて真直に延びる部分の軸方向長さLの1/2以上(L>(L/2))となっている。
図1と共に図3を参照して説明すると、第2の内側補助パイプ16の一端部16aは、外側メインパイプ12の第4の部分12dの後端部と共にプレス加工によって扁平楕円形状に塑性変形されており、これによって外側メインパイプ12に固着された固着部分となっている。塑性変形によって固着されている第2の内側補助パイプ16の一端部16aおよび外側メインパイプ12の第4の部分12dの後端部には一対のボルト穴26が形成されている。そして、パイプ部材10の他端部は、ボルト穴26を通るボルト28によって機体2の下面に固定されている。このように図示の実施形態のパイプ部材10は、他端側において、ボルト28による固定部分と、グロメット18およびクランプ部材20による固定部分との2箇所の固定部分を有している。
第2の内側補助パイプ16の他端部16bは、第1の内側補助パイプ14と同様に、外側メインパイプ12に固着されておらず自由端となっている。第2の内側補助パイプ16の自由端側(他端部16b側)の外周面の一部は、外側メインパイプ12の内周面に接触しているのが好ましい。図示の実施形態では、第2の内側補助パイプ16が外側メインパイプ12に挿入された状態で、第2の内側補助パイプ16の一端部16aと外側メインパイプ12の第2の部分12dの後端部とが図3の下側から上側に向かってプレス加工が施されていると共に、外側メインパイプ12の第3の部分12cと第4の部分12dとの間の曲げ加工が施されている。これによって、図3における下側の第2の補助パイプ16の外周面が外側メインパイプ12の第4の部分12dの内周面に接触し、かつ図3における右側の第2の補助パイプ16の外周面が外側メインパイプ12の第3の部分12cの内周面に接触している。
図3に示すとおり、第2の内側補助パイプ16は、外側メインパイプ12との固着部分から延び、グロメット18およびクランプ部材20を越えて延びている。すなわち、第2の内側補助パイプ16は、外側メインパイプ12が機体2に固定される固定部分のうち外側メインパイプ12の一端部に近い方(ボルト28による固定部分)から延び、外側メインパイプ12が機体2に固定される固定部分のうち外側メインパイプ12の一端部から遠い方(グロメット18およびクランプ部材20による固定部分)を越えて延びている。
上述したとおりのパイプ部材10に振動が加えられると、第1の内側補助パイプ14および第2の内側補助パイプ16が外側メインパイプ12とは異なる振動数で振動することとなる。そうすると、第1の内側補助パイプ14の自由端側(他端部14b側)の外周面と外側メインパイプ12の内周面とが擦れると共に、第2の内側補助パイプ16の自由端側(他端部16b側)の外周面と外側メインパイプ12の内周面とが擦れ、第1および第2の内側補助パイプ14、16の外周面と外側メインパイプ12の内周面との摩擦によって振動エネルギーが消費される。したがって、パイプ部材10においては、加えられた振動を低減することができ、耐久性の向上を図ることができる。
パイプ部材10は、第1の内側補助パイプ14または第2の内側補助パイプ16のいずれかを備えていれば上記効果を奏するが、図示の実施形態のように第1および第2の内側補助パイプ14、16の両方を備えている方が振動をより低減することができるので好ましい。
また、パイプ部材10は、外側メインパイプ12と、外径が外側メインパイプ12の内径よりも小さく、かつ軸方向長さが外側メインパイプ12の軸方向長さよりも短く形成された第1および第2の内側補助パイプ14、16とから構成され得るので、上記特許文献1に開示された手摺り部材の構成よりも簡易な構成である。
図示の実施形態のように、パイプ部材10に振動が加えられる前の状態において、第1および第2の内側補助パイプ14、16のそれぞれの外周面の一部が外側メインパイプ12の内周面に接触している場合には、パイプ部材10に振動が加えられた際に、第1および第2の内側補助パイプ14、16のそれぞれの外周面と外側メインパイプ12の内周面とが比較的広範囲で擦れることになるので、効果的に振動エネルギーが消費される。
また、第1の内側補助パイプ14の非固着部分の軸方向長さLが第1の内側補助パイプ14の外径Dの2倍以上であると、パイプ部材10に振動が加えられた際に、第1の内側補助パイプ14の振幅が大きくなるため、第1の内側補助パイプ14の外周面と外側メインパイプ12の内周面とが接触しやすくなり、摩擦による振動エネルギーの消費がより大きくなる。
図示の実施形態のように、第1の内側補助パイプ14の非固着部分の軸方向長さLが、外側メインパイプ12の第1の部分12aにおいて真直に延びる部分の軸方向長さLの1/2以上(L>(L/2))である場合は、外側メインパイプ12の振幅が比較的大きい部分において、第1の内側補助パイプ14の外周面と外側メインパイプ12の内周面とが擦れることになるので、摩擦による振動エネルギーの消費が大きく、パイプ部材10に加えられた振動を効果的に抑制することができる。
さらに、図示の実施形態のように、外側メインパイプ12が機体2に固定される固定部分を一端側に2箇所有し、第2の内側補助パイプ16が外側メインパイプ12の一端部に近い方の固定部分(ボルト28による固定部分)から延び、外側メインパイプ12の一端部から遠い方の固定部分(グロメット18およびクランプ部材20による固定部分)を越えて延びている場合は、外側メインパイプ12の振幅が比較的小さい固定部分間だけでなく、外側メインパイプ12の振幅が比較的大きい部分において、第2の内側補助パイプ16の内周面と外側メインパイプ12の外周面とが擦れることになるので、パイプ部材10に加えられた振動を効果的に抑制することができる。
なお、外側メインパイプ12と内側補助パイプとの固着については、図示の実施形態ではプレス加工によって固着されている例を説明したが、曲げ加工若しくは溶接加工によって固着され、又はボルト若しくはリベットを介して固着されていてもよい。たとえば、外側メインパイプ12の第1の部分12aの中間部から第2の部分12bの中間部まで延びる内側補助パイプを外側メインパイプ12の内部に挿入し、第1の部分12aと第2の部分12bとの間の屈曲部を形成する際の曲げ加工によって、外側メインパイプ12と内側補助パイプとを固着するようにしてもよい。この場合には、曲げ加工が施された内側補助パイプの中間部が固着部分となり、内側補助パイプの両端部が自由端となり外側メインパイプ12の内周面と擦れることになる。
また、図示の実施形態では、パイプ部材10が手摺り部材として建設機械の機体2に装着されている例を説明したが、本発明に従って構成されるパイプ部材は柵部材又はミラー若しくはアンテナ等を支持する支持部材として建設機械の機体2に装着されていてもよい。
2:機体
10:パイプ部材
12:外側メインパイプ
12a:第1の部分
12b:第2の部分
12c:第3の部分
12d:第4の部分
14:第1の内側補助パイプ
14a:一端部
14b:他端部(自由端)
16:第2の内側補助パイプ
16a:一端部
16b:他端部(自由端)

Claims (7)

  1. 手摺り部材、柵部材又はミラー若しくはアンテナを支持する支持部材のいずれかとして建設機械の機体に装着されるパイプ部材であって、
    外側メインパイプと、全体が前記外側メインパイプの内部に挿入された内側補助パイプとを備え、
    前記内側補助パイプの外径は前記外側メインパイプの内径よりも小さく形成され、
    前記内側補助パイプは前記外側メインパイプに固着された固着部分を有すると共に、前記内側補助パイプの少なくとも一方の端部は前記外側メインパイプに固着されておらず自由端となっており、
    前記内側補助パイプにおける前記固着部分から前記自由端までの非固着部分の軸方向長さは、振動が加えられた際に、前記内側補助パイプが前記外側メインパイプとは異なる振動数で振動可能な長さであるパイプ部材。
  2. 前記内側補助パイプの前記自由端側の外周面の一部は前記外側メインパイプの内周面に接触している、請求項1記載のパイプ部材。
  3. 前記内側補助パイプにおける前記固着部分から前記自由端までの非固着部分の軸方向長さは、前記内側補助パイプの外径の2倍以上である、請求項1又は2記載のパイプ部材。
  4. 前記外側メインパイプは前記固着部分から軸方向片側に真直に延びる真直部分を有し、
    前記内側補助パイプにおける前記固着部分から前記自由端までの非固着部分の軸方向長さは、前記真直部分の軸方向長さの1/2以上である、請求項1から3までのいずれかに記載のパイプ部材。
  5. 前記外側メインパイプは建設機械の機体に固定される固定部分を一端側に少なくとも2箇所有し、
    前記内側補助パイプは、前記外側メインパイプの一端部に近い方の前記固定部分から延び、前記外側メインパイプの一端部から遠い方の前記固定部分を越えて延びている、請求項1から4までのいずれかに記載のパイプ部材。
  6. 前記外側メインパイプと前記内側補助パイプとは前記固着部分において、塑性変形加工若しくは溶接加工によって固着され、又はボルト若しくはリベットを介して固着されている、請求項1から5までのいずれかに記載のパイプ部材。
  7. 請求項1から6までのいずれかに記載のパイプ部材のうち、手摺り部材又は柵部材として建設機械の機体に装着されるパイプ部材であって、
    前記内側補助パイプは、前記外側メインパイプの一端部に挿入された第1の内側補助パイプと、前記外側メインパイプの他端部に挿入された第2の内側補助パイプとを含むパイプ部材。
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