JP2015010690A - 配管の振動低減構造およびこれを備えた建設機械 - Google Patents

配管の振動低減構造およびこれを備えた建設機械 Download PDF

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Zenzo Yamaguchi
善三 山口
木下 伸一
Shinichi Kinoshita
伸一 木下
上田 員弘
Kazuhiro Ueda
員弘 上田
克哉 入枝
Katsuya Irie
克哉 入枝
泰志 内田
Yasushi Uchida
泰志 内田
孝正 阿部
Takamasa Abe
孝正 阿部
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Abstract

【課題】配管の振動を大幅に低減させることができるようにする。【解決手段】支持部材を介して構造物22に支持されて流体が流通する配管21の振動を低減させる配管21の振動低減構造であって、円筒状の弾性体3とこの弾性体3の周囲を覆う板状錘4とを備えて、前記配管21の一部の周囲を覆う被覆体2と、前記配管21と径方向に隣接する他の配管21または前記構造物22と前記板状錘4との間に設けられた中間部材8と、を有し、前記板状錘4は、前記中間部材8を介して前記他の配管21または前記構造物22に摺動可能に接続されている。【選択図】図3

Description

本発明は、圧油などの流体が流通する配管の振動を低減させる配管の振動低減構造、および、これを備えた建設機械に関する。
油圧の圧力源であるポンプの脈動は、シリンダーに送られる圧油が流通する配管を振動させる。配管の振動は、構造物に設けられて配管を支持する支持機構を伝わって構造物を加振し、脈動騒音を発生させる。
そこで、特許文献1〜3には、配管を弾性体で支持することで、配管の振動が構造物に伝わらない構造とすることが提案されている。
しかしながら、配管を弾性体で支持することで、構造物に振動が伝わるのを低減させようとすると、弾性体を柔らかくする必要があり、配管を支持する剛性の低下による安定性の悪化や、圧力により作用する力による配管の破損などにつながる虞がある。
そこで、特許文献4〜6には、配管に接する弾性体を備えた円環状の動吸振器を配管に取り付けて、配管の振動を弾性体で減衰させることで、配管自体を制振する構造とすることが提案されている。
特開2008−231693号公報 特開平8−218426号公報 特開平11−13940号公報 実開平4−121472号公報 実開平6−84043号公報 特開2001−324080号公報
ところで、脈動騒音の騒音レベルは、構造物の共振、配管の共振、脈動圧の共鳴によって著しく増大する。そのため、騒音対策上、共振、共鳴の回避が必須となる。しかしながら、円環状の動吸振器においては、共振の抑制に重要な減衰の付与が、動吸振器が備える弾性体に依存するため、任意に減衰を付加することが難しいという問題がある。そのため、動吸振器においては、低減対象とする周波数の振動しか低減させることができない。
本発明の目的は、配管の振動を大幅に低減させることが可能な配管の振動低減構造およびこれを備えた建設機械を提供することである。
本発明における配管の振動低減構造は、支持部材を介して構造物に支持されて流体が流通する配管の振動を低減させる配管の振動低減構造であって、円筒状の弾性体とこの弾性体の周囲を覆う板状錘とを備えて、前記配管の一部の周囲を覆う被覆体と、前記配管と径方向に隣接する他の配管または前記構造物と前記板状錘との間に設けられた中間部材と、を有し、前記板状錘は、前記中間部材を介して前記他の配管または前記構造物に摺動可能に接続されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、配管が振動すると、配管の一部の周囲を覆う被覆体が動吸振器として機能し、弾性体を介して板状錘に振動が伝わる際に、弾性体の緩衝によって振動が減衰される。これにより、被覆体が低減対象とする周波数の振動が低減される。さらに、中間部材を介して板状錘が他の配管または構造物に摺動可能に接続されているので、板状錘の振動時に、板状錘と他の配管または構造物とが摺動することで、両者間に摩擦が生じる。この摩擦により、振動エネルギーが熱エネルギーに変換されるので、配管の振動がさらに減衰される。これにより、被覆体が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動が低減される。よって、配管の振動を大幅に低減させることができる。
また、本発明における配管の振動低減構造において、前記配管の一部の周囲が、前記被覆体で二重以上に覆われており、最も外側の前記被覆体の前記板状錘は、前記中間部材を介して前記他の配管または前記構造物に摺動可能に接続されていてよい。上記の構成によれば、配管の一部の周囲を被覆体で二重以上に覆うことで、それぞれの被覆体が低減対象とする周波数の振動をそれぞれ低減させることができる。さらに、中間部材を介して最も外側の被覆体の板状錘を他の配管または構造物に摺動可能に接続して、最も外側の被覆体の板状錘と他の配管または構造物とを摺動させることで、それぞれの被覆体が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動をそれぞれ低減させることができる。
また、本発明における配管の振動低減構造において、最も外側の前記被覆体の前記板状錘は、前記中間部材を介して前記他の配管に摺動可能に接続されていてよい。上記の構成によれば、中間部材を介して最も外側の被覆体の板状錘を他の配管に摺動可能に接続して、最も外側の被覆体の板状錘と他の配管とを摺動させることで、他の配管の振動を低減させることができる。また、最も外側の被覆体の板状錘を構造物に接続しない構成とすることで、構造物に振動が伝搬するのを抑制することができる。
また、本発明における配管の振動低減構造は、支持部材を介して構造物に支持されて流体が流通する配管の振動を低減させる配管の振動低減構造であって、円筒状の弾性体とこの弾性体の周囲を覆う板状錘とを備えて、前記配管の一部の周囲を覆う被覆体と、前記弾性体と前記板状錘とを備えて、前記配管と径方向に隣接する他の配管の一部の周囲を覆う他の被覆体と、前記被覆体の前記板状錘と前記他の被覆体の前記板状錘との間に設けられた中間部材と、を有し、前記被覆体の前記板状錘は、前記中間部材を介して前記他の被覆体の前記板状錘に摺動可能に接続されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、配管が振動すると、配管の一部の周囲を覆う被覆体が動吸振器として機能し、弾性体を介して板状錘に振動が伝わる際に、弾性体の緩衝によって振動が減衰される。これにより、被覆体が低減対象とする周波数の振動が低減される。同様にして、他の配管の一部の周囲を覆う他の被覆体が低減対象とする周波数の振動が低減される。さらに、中間部材を介して被覆体の板状錘が他の被覆体の板状錘に摺動可能に接続されているので、板状錘の振動時に、被覆体の板状錘と他の被覆体の板状錘とが摺動することで、両者間に摩擦が生じる。この摩擦により、振動エネルギーが熱エネルギーに変換されるので、配管の振動がさらに減衰される。これにより、被覆体が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動が低減される。同様にして、他の配管の一部の周囲を覆う他の被覆体が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動が低減される。よって、配管および他の配管の振動を大幅に低減させることができる。
また、本発明における配管の振動低減構造において、前記配管の一部の周囲が、前記被覆体で二重以上に覆われており、最も外側の前記被覆体の前記板状錘は、前記中間部材を介して前記他の被覆体の前記板状錘に摺動可能に接続されていてよい。上記の構成によれば、配管の一部の周囲を被覆体で二重以上に覆うことで、それぞれの被覆体が低減対象とする周波数の振動をそれぞれ低減させることができる。さらに、中間部材を介して最も外側の被覆体の板状錘を他の被覆体の板状錘に摺動可能に接続して、最も外側の被覆体の板状錘と他の被覆体の板状錘とを摺動させることで、それぞれの被覆体が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動をそれぞれ低減させることができる。
また、本発明における配管の振動低減構造において、前記被覆体による共振周波数が、前記配管の共振周波数または脈動周波数に一致されていてよい。上記の構成によれば、被覆体による共振周波数を、配管の共振周波数または脈動周波数に一致させることで、配管の共振または脈動を大幅に低減させることができる。なお、他の被覆体による共振周波数を、同じように、他の配管の共振周波数または脈動周波数に一致させることで、他の配管の共振または脈動を大幅に低減させることができる。
本発明における建設機械は、流体が流通する配管と、支持部材を介して前記配管を支持する構造物と、上記の配管の振動低減構造と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、配管の振動低減構造によって、配管の振動を大幅に低減させることができる。
本発明の配管の振動低減構造およびこれを備えた建設機械によると、配管の一部の周囲を覆う被覆体の板状錘と、他の配管または構造物あるいは他の配管の一部の周囲を覆う他の被覆体の板状錘とを摺動させることで、配管の振動を大幅に低減させることができる。
油圧ショベルの側面図である。 配管の周辺図である。 図3(a)は図2のA部拡大図であり、図3(b)は図3(a)のB−B断面図である。 モビリティの評価結果を示す図である。 図3(a)のB−B断面図である。 図6(a)は図2をC方向から見た平面図であり、図6(b)は図6(a)のD−D断面図である。 図7(a)は図2をC方向から見た平面図であり、図7(b)は図7(a)のE−E断面図である。 図8(a)は図2をC方向から見た平面図であり、図8(b)は図8(a)のF−F断面図である。 図9(a)は図2をC方向から見た平面図であり、図9(b)は図9(a)のG−G断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
[第1実施形態]
(油圧ショベルの構成)
本発明の第1実施形態による配管の振動低減構造(振動低減構造)1は、図1に示すように、建設機械である油圧ショベル10に設けられている。なお、建設機械は油圧ショベル10に限定されない。
油圧ショベル10は、下部走行体11上に上部旋回体12が旋回自在に搭載され、この上部旋回体12の前部に掘削装置13が装着されて構成されている。下部走行体11は、上部旋回体12が搭載されるカーボディ(図示せず)の左右両側にクローラ式走行装置14を備えている。上部旋回体12を構成するアッパーフレーム15の後部には、アッパーフレーム15、および、パネルやボンネット等のエンジンガード部材16で囲われたエンジンルーム17が設けられている。このエンジンルーム17内には、エンジンとその関連機器が設置されている。また、アッパーフレーム15の前部には運転室18が設けられ、オペレータは運転室18内において座席に着座した状態で操作レバーの操作等を行う。
エンジンルーム17内には、エンジンにより駆動される油圧ポンプが設けられており、油圧ポンプが圧油を掘削装置13の油圧アクチュエータに送ることで、掘削装置13が駆動される。
また、油圧ショベル10は、図2に示すように、油圧ポンプからの圧油(流体)が流通する配管21を有している。この配管21は、軸方向の複数箇所において、構造物22に固定された支持部材23を介して構造物22に支持されている。ここで、構造物22は、上部旋回体12を構成するアッパーフレーム15や、掘削装置13を構成するブーム等である。そして、配管21における支持部材23同士の間の箇所には、本実施形態の振動低減構造1が設けられている。
(振動低減構造の構成)
図2のA部拡大図である図3(a)、および、図3(a)のB−B断面図である図3(b)に示すように、振動低減構造1は、配管21の一部の周囲を覆う被覆体2を有している。この被覆体2は、配管21の一部の周囲を覆う円筒状の弾性体3と、この弾性体3の周囲を覆う板状錘4とを備えている。本実施形態において、弾性体3はゴムであるが、ゲル等であってもよい。板状錘4の周方向の両端部は、構造物22に向かって延びるフランジ5となっている。
また、振動低減構造1は、構造物22と板状錘4との間に設けられたブラケット(中間部材)8を有している。このブラケット8の一端側(図中下側)は、構造物22に固定されている。一方、ブラケット8の他端部(図中上端部)は、2つのフランジ5で挟まれている。そして、ブラケット8の他端部を挟んだ2つのフランジ5がブラケット8に対して摺動可能な状態で、2つのフランジ5がボルト6とナット7とで締結されている。これにより、板状錘4は、ブラケット8を介して構造物22に摺動可能に接続されている。ここで、板状錘4がブラケット8に対して摺動可能な方向は、配管21と構造物22とが対向する方向である上下方向a、および、配管21の軸方向bである。
また、弾性体3の弾性、および、板状錘4の重量が調整されることで、被覆体2による共振周波数が、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致されている。
このような構成において、油圧ポンプの脈動により配管21が振動すると、配管21の一部の周囲を覆う被覆体2が動吸振器として機能し、弾性体3を介して板状錘4に振動が伝わる際に、弾性体3の緩衝によって振動が減衰される。これにより、被覆体2が低減対象とする周波数の振動が低減される。さらに、ブラケット8を介して板状錘4が構造物22に摺動可能に接続されているので、板状錘4の振動時に、板状錘4と構造物22とが摺動することで、両者間に摩擦が生じる。この摩擦により、振動エネルギ−が熱エネルギーに変換されるので、配管21の振動がさらに減衰される。これにより、被覆体2が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動が低減される。よって、配管21の振動を大幅に低減させることができる。
そして、被覆体2による共振周波数が、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致されているので、配管21の共振または脈動を大幅に低減させることができる。
(モビリティ評価)
本実施形態の振動低減構造1を配管21に設けた場合と設けない場合とで、モビリティ(振動速度/加振力)を評価した。その結果を図4に示す。ここで、振動低減構造1が低減対象とする周波数を420Hzとしている。振動低減構造1を設けることで、低減対象の周波数である420Hzを中心とした一定範囲の周波数において振動応答が大幅に小さくなっていることがわかる。
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係る振動低減構造1によれば、配管21が振動すると、配管21の一部の周囲を覆う被覆体2が動吸振器として機能し、弾性体3を介して板状錘4に振動が伝わる際に、弾性体3の緩衝によって振動が減衰される。これにより、被覆体2が低減対象とする周波数の振動が低減される。さらに、ブラケット8を介して板状錘4が構造物22に摺動可能に接続されているので、板状錘4の振動時に、板状錘4と構造物22とが摺動することで、両者間に摩擦が生じる。この摩擦により、振動エネルギーが熱エネルギーに変換されるので、配管21の振動がさらに減衰される。これにより、被覆体2が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動が低減される。よって、配管21の振動を大幅に低減させることができる。
また、被覆体2による共振周波数を、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致させることで、配管21の共振または脈動を大幅に低減させることができる。
また、本実施形態に係る油圧ショベル10によれば、振動低減構造1によって、配管21の振動を大幅に低減させることができる。
(変形例)
なお、本実施形態においては、図3(a)のB−B断面図である図5に示すように、配管21の一部の周囲が、複数の被覆体2a,2bで二重以上に覆われていてもよい。図5(a)に示す振動低減構造1aにおいては、配管21の一部の周囲が、被覆体2aと被覆体2bとで二重に覆われている。即ち、配管21の一部の周囲が、円筒状の弾性体3aと、この弾性体3aの周囲を覆う板状錘4aとを備えた被覆体2aで覆われ、この被覆体2aが、円筒状の弾性体3bと、この弾性体3bの周囲を覆う板状錘4bとを備えた被覆体2bで覆われている。そして、最も外側の被覆体2bの板状錘4bには、ブラケット8の端部を摺動可能に挟持するフランジ5が形成されている。これにより、最も外側の被覆体2bの板状錘4bは、ブラケット8を介して構造物22に摺動可能に接続されている。
また、被覆体2aによる共振周波数、および、被覆体2bによる共振周波数が、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致されている。即ち、弾性体3aの弾性、および、板状錘4aの重量が調整されることで、被覆体2aによる共振周波数が、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致されている。また、弾性体3bの弾性、および、板状錘4bの重量が調整されることで、被覆体2bによる共振周波数が、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致されている。
このような構成において、油圧ポンプの脈動により配管21が振動すると、配管21の一部を覆う被覆体2aおよび被覆体2bがそれぞれ動吸振器として機能し、被覆体2aが低減対象とする周波数の振動、および、被覆体2bが低減対象とする周波数の振動がそれぞれ低減される。さらに、ブラケット8を介して板状錘4bが構造物22に摺動可能に接続されているので、板状錘4bの振動時に、板状錘4bと構造物22とが摺動することで、配管21の振動がさらに減衰される。これにより、被覆体2aが低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動、および、被覆体2bが低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動がそれぞれ低減される。よって、配管21の振動を大幅に低減させることができる。
そして、被覆体2aによる共振周波数、および、被覆体2bによる共振周波数が、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致されているので、配管21の共振または脈動を大幅に低減させることができる。
また、図5(b)に示す振動低減構造1bは、図5(a)に示した振動低減構造1aと同様に、配管21の一部の周囲が、被覆体2cと被覆体2bとで二重に覆われているが、内側の被覆体2cが備える板状錘4cが、配管21の周方向に分割された複数の錘からなる点で、図5(a)に示した振動低減構造1aと異なっている。板状錘4cが複数の錘からなることで、被覆体2cが低減対象とする周波数が複数になる。よって、2つの被覆体2c,2bで、3つ以上の周波数の振動をそれぞれ低減させることができる。
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係る振動低減構造1a,1bによれば、配管21の一部の周囲を被覆体2a,2b(2c,2b)で二重以上に覆うことで、それぞれの被覆体2a,2b(2c,2b)が低減対象とする周波数の振動をそれぞれ低減させることができる。さらに、ブラケット8を介して最も外側の被覆体2bの板状錘4bを構造物22に摺動可能に接続して、最も外側の被覆体2bの板状錘4bと構造物22とを摺動させることで、それぞれの被覆体2a,2b(2c,2b)が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動をそれぞれ低減させることができる。
[第2実施形態]
(振動低減構造の構成)
次に、本発明の第2実施形態に係る振動低減構造201について説明する。なお、上述した構成要素と同じ構成要素については、同じ参照番号を付してその説明を省略する。本実施形態の振動低減構造201が第1実施形態の振動低減構造1と異なる点は、図2をC方向から見た平面図である図6(a)、および、図6(a)のD−D断面図である図6(b)に示すように、配管21と径方向に隣接し、配管21と同様に支持部材23を介して構造物22に支持されて圧油が流通する他の配管25の一部の周囲を覆う他の被覆体212を有しており、配管21の一部の周囲を覆う被覆体202の板状錘204が、平板(中間部材)208を介して他の被覆体212の板状錘214に摺動可能に接続されている点である。
配管21の一部の周囲を覆う被覆体202は、配管21の一部の周囲を覆う円筒状の弾性体203と、この弾性体203の周囲を覆う板状錘204とを備えている。本実施形態において、弾性体203はゴムであるが、ゲル等であってもよい。板状錘204の周方向の両端部は、他の配管25に向かって延びるフランジ205となっている。
また、他の配管25の一部の周囲を覆う他の被覆体212は、他の配管25の一部の周囲を覆う円筒状の弾性体213と、この弾性体213の周囲を覆う板状錘214とを備えている。本実施形態において、弾性体213はゴムであるが、ゲル等であってもよい。板状錘214の周方向の両端部は、配管21に向かって延びるフランジ215となっている。
また、平板208は、被覆体202の板状錘204と他の被覆体212の板状錘214との間に設けられており、平板208の一端部(図中左端部)は、被覆体202の2つのフランジ205で挟まれているとともに、平板208の他端部(図中右端部)は、被覆体212の2つのフランジ215で挟まれている。そして、平板208の一端部を挟んだ2つのフランジ205が平板208に対して摺動可能な状態で、2つのフランジ205がボルト206とナット207とで締結されているとともに、平板208の他端部を挟んだ2つのフランジ215が平板208に対して摺動可能な状態で、2つのフランジ215がボルト216とナット217とで締結されている。これにより、被覆体202の板状錘204は、平板208を介して他の被覆体212の板状錘214に摺動可能に接続されている。ここで、被覆体202の板状錘204が平板208に対して摺動可能な方向、および、他の被覆体212の板状錘214が平板208に対して摺動可能な方向は、配管21と他の配管25とが径方向に隣接する方向である左右方向c、および、配管21の軸方向bである。
また、弾性体203の弾性、および、板状錘204の重量が調整されることで、被覆体202による共振周波数が、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致されている。また、弾性体213の弾性、および、板状錘214の重量が調整されることで、他の被覆体212による共振周波数が、他の配管25の共振周波数または脈動周波数に一致されている。
このような構成において、油圧ポンプの脈動により配管21が振動すると、配管21の一部を覆う被覆体202が動吸振器として機能し、弾性体203を介して板状錘204に振動が伝わる際に、弾性体203の緩衝によって振動が減衰される。これにより、被覆体202が低減対象とする周波数の振動が低減される。同様にして、他の配管25の一部の周囲を覆う他の被覆体212が低減対象とする周波数の振動が低減される。さらに、平板208を介して被覆体202の板状錘204が他の被覆体212の板状錘214に摺動可能に接続されているので、板状錘204の振動時に、被覆体202の板状錘204と他の被覆体212の板状錘214とが摺動することで、両者間に摩擦が生じる。この摩擦により、振動エネルギ−が熱エネルギーに変換されるので、配管21の振動がさらに減衰される。これにより、被覆体202が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動が低減される。同様に、平板208を介して他の被覆体212の板状錘214が被覆体202の板状錘204に摺動可能に接続されているので、板状錘214の振動時に、他の被覆体212の板状錘214と被覆体202の板状錘204とが摺動することで、両者間に摩擦が生じる。この摩擦により、振動エネルギ−が熱エネルギーに変換されるので、他の配管25の振動がさらに減衰される。これにより、他の被覆体212が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動が低減される。よって、配管21および他の配管25の振動を大幅に低減させることができる。
そして、被覆体202による共振周波数が、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致されているので、配管21の共振または脈動を大幅に低減させることができる。また、他の被覆体212による共振周波数が、他の配管25の共振周波数または脈動周波数に一致されているので、他の配管25の共振または脈動を大幅に低減させることができる。
また、第1実施形態と異なり、配管21の一部の周囲を覆う被覆体202の板状錘204が構造物22に接続されていないので、配管21の振動が構造物22に伝わって構造物22が加振されることがない。
(変形例)
なお、本実施形態においては、図2をC方向から見た平面図である図7(a)、および、図7(a)のE−E断面図である図7(b)に示すように、平板208の代わりに一対のL字板(中間部材)218a,218bを用いてもよい。図7に示す振動低減構造201aにおいては、被覆体202の板状錘204と他の被覆体212の板状錘214との間に一対のL字板218a,218bが設けられており、一方のL字板218aの一端部(図中左端部)が被覆体202の2つのフランジ205で強固に挟持されているとともに、他方のL字板218bの他端部(図中右端部)が他の被覆体212の2つのフランジ215で強固に挟持されている。そして、一方のL字板218aの他端側の面(図中右面)と他方のL字板218bの一端側の面(図中左面)とが摺動できるように、一方のL字板218aの他端側の面と他方のL字板218bの一端側の面とが左右方向cに当接されている。ここで、左右方向cとは、配管21と他の配管25とが径方向に隣接する方向である。そして、一方のL字板218aの他端部(図中上端部)と他方のL字板218bの一端部(図中上端部)とをクリップ219で挟むことで、両者が離隔しないようにされている。これにより、被覆体202の板状錘204は、一対のL字板218a,218bを介して他の被覆体212の板状錘214に摺動可能に接続されている。ここで、一方のL字板218aと他方のL字板218bとが互いに摺動可能な方向は、配管21と構造物22とが対向する方向である上下方向a、および、配管21の軸方向bである。このような構成であっても同様の効果を奏する。
また、本実施形態においては、図2をC方向から見た平面図である図8(a)、および、図8(a)のF−F断面図である図8(b)に示すように、平板(中間部材)228を配管21の軸方向bから挟持する構成であってもよい。図8に示す振動低減構造201bにおいては、被覆体202の板状錘204と他の被覆体212の板状錘214との間に平板228が設けられている。また、被覆体202のフランジ205に、軸方向bに並ぶ一対のL字部材229aがボルト206とナット207とで固定されているとともに、他の被覆体212のフランジ215に、軸方向bに並ぶ一対のL字部材229bがボルト216とナット217とで固定されている。そして、一対のL字部材229aが平板228の一端部(図中左端部)を摺動可能に挟持することで、一対のL字部材229aが平板228に対して摺動可能な状態にされているとともに、一対のL字部材229bが平板228の他端部(図中右端部)を摺動可能に挟持することで、一対のL字部材229bが平板228に対して摺動可能な状態にされている。これにより、被覆体202の板状錘204は、一対のL字部材229a、平板228、および、一対のL字部材229bを介して他の被覆体212の板状錘214に摺動可能に接続されている。ここで、被覆体202の板状錘204が平板228に対して摺動可能な方向、および、他の被覆体212の板状錘214が平板228に対して摺動可能な方向は、配管21と構造物22とが対向する方向である上下方向a、および、配管21と他の配管25とが径方向に隣接する方向である左右方向cである。このような構成であっても同様の効果を奏する。
また、第1実施形態と同様に、本実施形態の振動低減構造201,201a、201bにおいても、配管21の一部の周囲が、被覆体で二重以上に覆われていてもよい(図5参照)。また、他の配管25の一部の周囲が、他の被覆体で二重以上に覆われていてもよい。この場合、配管21側の最も外側の被覆体の板状錘が、他の配管25側の最も外側の他の被覆体の板状錘に摺動可能に接続されることとなる。
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係る振動低減構造201,201a、201bによれば、配管21が振動すると、配管21の一部の周囲を覆う被覆体202が動吸振器として機能し、弾性体203を介して板状錘204に振動が伝わる際に、弾性体203の緩衝によって振動が減衰される。これにより、被覆体202が低減対象とする周波数の振動が低減される。同様にして、他の配管25の一部の周囲を覆う他の被覆体212が低減対象とする周波数の振動が低減される。さらに、中間部材(平板208、一対のL字板218a,218b、平板228)を介して被覆体202の板状錘204が他の被覆体212の板状錘214に摺動可能に接続されているので、板状錘204の振動時に、被覆体202の板状錘204と他の被覆体212の板状錘214とが摺動することで、両者間に摩擦が生じる。この摩擦により、振動エネルギーが熱エネルギーに変換されるので、配管21の振動がさらに減衰される。これにより、被覆体202が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動が低減される。同様にして、他の配管25の一部の周囲を覆う他の被覆体212が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動が低減される。よって、配管21および他の配管25の振動を大幅に低減させることができる。
[第3実施形態]
(振動低減構造の構成)
次に、本発明の第3実施形態に係る振動低減構造301について説明する。なお、上述した構成要素と同じ構成要素については、同じ参照番号を付してその説明を省略する。本実施形態の振動低減構造301が第1実施形態の振動低減構造1と異なる点は、図2をC方向から見た平面図である図9(a)、および、図9(a)のG−G断面図である図9(b)に示すように、配管21の一部の周囲を覆う被覆体302の板状錘304が、平板(中間部材)308を介して、配管21と径方向に隣接する他の配管25に摺動可能に接続されている点である。
被覆体302は、配管21の一部の周囲を覆う円筒状の弾性体303と、この弾性体303の周囲を覆う板状錘304とを備えている。本実施形態において、弾性体303はゴムであるが、ゲル等であってもよい。板状錘304の周方向の両端部は、他の配管25に向かって延びるフランジ305となっている。
また、平板308は、板状錘304と他の配管25との間に設けられており、平板308の一端部(図中左端部)は、2つのフランジ305で挟まれている。これら2つのフランジ305は、ボルト306とナット307とで強固に締結されている。また、平板308の他端部(図中右端部)は、他の配管25の表面に接触されることで、他の配管25と摺動可能な状態にされている。これにより、板状錘304は、平板308を介して他の配管25に摺動可能に接続されている。ここで、平板308が他の配管25に対して摺動可能な方向は、配管21と他の配管25とが径方向に隣接する方向である左右方向c、および、配管21の軸方向bである。
また、弾性体303の弾性、および、板状錘304の重量が調整されることで、被覆体302による共振周波数が、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致されている。
このような構成において、油圧ポンプの脈動により配管21が振動すると、配管21の一部の周囲を覆う被覆体302が動吸振器として機能し、弾性体303を介して板状錘304に振動が伝わる際に、弾性体303の緩衝によって振動が減衰される。これにより、被覆体302が低減対象とする周波数の振動が低減される。さらに、平板308を介して板状錘304が他の配管25に摺動可能に接続されているので、板状錘304の振動時に、板状錘304と他の配管25とが摺動することで、両者間に摩擦が生じる。この摩擦により、振動エネルギ−が熱エネルギーに変換されるので、配管21の振動がさらに減衰される。これにより、被覆体302が低減対象とする周波数を中心とした一定範囲の周波数の振動が低減される。よって、配管21の振動を大幅に低減させることができる。
そして、被覆体302による共振周波数が、配管21の共振周波数または脈動周波数に一致されているので、配管21の共振または脈動を大幅に低減させることができる。
また、他の配管25の振動時に、平板308を介して他の配管25と板状錘304とが摺動することで、配管25の振動が減衰される。
また、第1実施形態と異なり、板状錘304が構造物22に接続されていないので、配管21の振動が構造物22に伝わって構造物22が加振されることがない。
なお、第1実施形態と同様に、本実施形態の振動低減構造301においても、配管21の一部の周囲が、被覆体で二重以上に覆われていてもよい(図5参照)。この場合、最も外側の被覆体の板状錘が、平板308を介して他の配管25に摺動可能に接続されることとなる。
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係る振動低減構造301によれば、平板308を介して板状錘304を他の配管25に摺動可能に接続して、板状錘304と他の配管25とを摺動させることで、他の配管25の振動を低減させることができる。また、板状錘304を構造物22に接続しない構成とすることで、構造物22に振動が伝搬するのを抑制することができる。
(本実施形態の変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1,1a,1b,201,201a,201b,301 振動低減構造
2,2a,2b,2c,202,212,302 被覆体
3,3a,3b,3c,203,213,303 弾性体
4,4a,4b,4c,204,214,304 板状錘
5,205,215,305 フランジ
8 ブラケット(中間部材)
10 油圧ショベル
11 下部走行体
12 上部旋回体
13 掘削装置
15 アッパーフレーム
17 エンジンルーム
18 運転室
21 配管
22 構造物
23 支持部材
25 他の配管
208,228,308 平板(中間部材)
212 他の被覆体
218a,218b L字板(中間部材)
219 クリップ
229a,229b L字部材

Claims (7)

  1. 支持部材を介して構造物に支持されて流体が流通する配管の振動を低減させる配管の振動低減構造であって、
    円筒状の弾性体とこの弾性体の周囲を覆う板状錘とを備えて、前記配管の一部の周囲を覆う被覆体と、
    前記配管と径方向に隣接する他の配管または前記構造物と前記板状錘との間に設けられた中間部材と、
    を有し、
    前記板状錘は、前記中間部材を介して前記他の配管または前記構造物に摺動可能に接続されていることを特徴とする配管の振動低減構造。
  2. 前記配管の一部の周囲が、前記被覆体で二重以上に覆われており、
    最も外側の前記被覆体の前記板状錘は、前記中間部材を介して前記他の配管または前記構造物に摺動可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の配管の振動低減構造。
  3. 最も外側の前記被覆体の前記板状錘は、前記中間部材を介して前記他の配管に摺動可能に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の配管の振動低減構造。
  4. 支持部材を介して構造物に支持されて流体が流通する配管の振動を低減させる配管の振動低減構造であって、
    円筒状の弾性体とこの弾性体の周囲を覆う板状錘とを備えて、前記配管の一部の周囲を覆う被覆体と、
    前記弾性体と前記板状錘とを備えて、前記配管と径方向に隣接する他の配管の一部の周囲を覆う他の被覆体と、
    前記被覆体の前記板状錘と前記他の被覆体の前記板状錘との間に設けられた中間部材と、
    を有し、
    前記被覆体の前記板状錘は、前記中間部材を介して前記他の被覆体の前記板状錘に摺動可能に接続されていることを特徴とする配管の振動低減構造。
  5. 前記配管の一部の周囲が、前記被覆体で二重以上に覆われており、
    最も外側の前記被覆体の前記板状錘は、前記中間部材を介して前記他の被覆体の前記板状錘に摺動可能に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の配管の振動低減構造。
  6. 前記被覆体による共振周波数が、前記配管の共振周波数または脈動周波数に一致されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の配管の振動低減構造。
  7. 流体が流通する配管と、
    支持部材を介して前記配管を支持する構造物と、
    請求項1〜6のいずれかに記載の配管の振動低減構造と、
    を有することを特徴とする建設機械。
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