JPH04121472U - 配管の動吸振器 - Google Patents
配管の動吸振器Info
- Publication number
- JPH04121472U JPH04121472U JP1991034306U JP3430691U JPH04121472U JP H04121472 U JPH04121472 U JP H04121472U JP 1991034306 U JP1991034306 U JP 1991034306U JP 3430691 U JP3430691 U JP 3430691U JP H04121472 U JPH04121472 U JP H04121472U
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶接される支持部材を使用せずに、配管の振
動を防止する。 【構成】 動吸振器20は、一対の半円筒状の付加ウェ
イト21を包含する。各付加ウェイト21はそれぞれフ
ランジ22を有し、これらのフランジ22をボルト2
3、ナット24で結合すると共に、各付加ウェイト21
の内面に接着している複数の防振ゴム26で配管25を
把持する。付加ウェイト21のみでは防振効果が不十分
なときには、振動方向に調整ウェイト28を取付ける。
この調整ウェイト28は、付加ウェイト21の外周に溶
接した取付座29のボルト27に着脱自在に取付けられ
る。
動を防止する。 【構成】 動吸振器20は、一対の半円筒状の付加ウェ
イト21を包含する。各付加ウェイト21はそれぞれフ
ランジ22を有し、これらのフランジ22をボルト2
3、ナット24で結合すると共に、各付加ウェイト21
の内面に接着している複数の防振ゴム26で配管25を
把持する。付加ウェイト21のみでは防振効果が不十分
なときには、振動方向に調整ウェイト28を取付ける。
この調整ウェイト28は、付加ウェイト21の外周に溶
接した取付座29のボルト27に着脱自在に取付けられ
る。
Description
【0001】
本考案は、配管、特に防振対策の実施が困難な水車配管に適用して最適な動吸
振器に関する。
【0002】
図3は、フランシス水車における上カバー部の縦断面図である。図3において
、上カバー1の上には、ガイドベーン2と一体のガイドベーン軸3の角度を調節
するガイドベーン操作機構4や主軸受箱5が設置され、その外周にはステーベー
ン6、ケーシング7が溶接されているステーリング8が取り付けられている。
【0003】
また、主軸受箱5に冷却水を供給、排出する配管9,10や、図に示されてい
ないランナのバランス用水配管や、シール水の配管等が配設されている。そして
、配管9,10の振動を防止するために、金具9A,9B,10A,10Bを使
って、上カバー1のリブ11A,11Bによりこれらの配管9,10が保持され
ている。
【0004】
このようなフランシス水車等の水車において、配管例えば図3に示した配管9
,10の振動が大きくて配管を支持する適切な部材がないときには、従来は、本
体に支持部材を溶接したり、配管の寸法を変えて、その剛性を増したりしていた
。しかし、配管の振動は一般に実機運転によって確認されるため、このような従
来の防振対策にはコストと工期面に問題があった。
【0005】
本考案は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、溶接
される支持部材を使用せずに配管の振動を防止して、コストの低減と工期の短縮
を図ることができる動吸振器を提供することを目的とする。
【0006】
上記の課題を解決するために、本考案に係る動吸振器は、それぞれフランジを
有し、このフランジ結合により配管を間隔をおいて囲繞する円筒状体を構成する
一対の半円筒状の付加ウェイトと、各付加ウェイトの内周に固着されて前記配管
を把持する複数個の防振ゴムと、前記付加ウェイトの外周に着脱自在に取り付け
られる複数個の調整ウェイトとを包含する。
【0007】
上記の手段によれば、配管の振動によって防振ゴムが圧縮されると、付加ウェ
イトの慣性により付加ウェイトの重量に比例した反力が消振方向に発生する。ま
た、この付加ウェイトのみでは防振効果が不十分なときには、振動方向に調整ウ
ェイトを取り付けて、防振効果の増大を図る。
【0008】
以下図面を参照して本考案の実施例について詳細に説明する。
【0009】
図1は本考案の第1実施例を示す。本実施例に係る動吸振器20は、一対の半
円筒状の付加ウェイト21を包含する。各付加ウェイト21はそれぞれフランジ
22を有し、これらのフランジ22がボルト23及びナット24によって結合さ
れることにより、配管25を間隔をおいて囲繞する円筒状体が構成される。
【0010】
そして、各付加ウェイト21の内周には、それぞれ2個の防振ゴム26が接着
され、またその外周にはボルト27を有する、それぞれ2個の調整ウェイト28
のための取付座29が溶接されている。これらは、いずれも円周方向に等ピッチ
に配設される。
【0011】
このような構成の動吸振器20を振動する配管25に取付けて、その一対の半
円筒状の付加ウェイト21のフランジ22をボルト23及びナット24によって
結合する。このとき、すべての防振ゴム26は、均一に配管25を押圧して把持
する。
【0012】
そして、配管25の振動によって防振ゴム26が圧縮されると、付加ウェイト
21の慣性により付加ウェイト21の重量に比例した反力が消振方向に発生する
。
【0013】
また、この付加ウェイト21のみでは防振効果が不十分なときには、振動方向
に調整ウェイト28を取り付けて、防振効果の増大を図る。
【0014】
なお、防振ゴム26としては一般に衝撃弾性と耐老化性に優れた硬質ゴム、ス
テレオゴム等が使われる。また、配管25は例えば図3に示した配管9,10に
相当するものであり、これらの配管9,10の途中部分に動吸振器20が取り付
けられるものである。
【0015】
次に、図2は本考案の第2実施例を示し、図1に示した配管25を囲繞する一
対の半円筒状の取付金具30を防振ゴム26の内縁に接着するようにしたもので
ある。一般に配管25の振動が激しくて防振ゴム26の内縁の疲労老化が懸念さ
れるときには、この図2に示す動吸振器20が使われる。
【0016】
なお、図2において、その他の構成は図1に示したものと同一であるので、同
一の部分には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0017】
以上述べたように、本考案に係る動吸振器は、それぞれフランジを有し、この
フランジ結合により配管を間隔をおいて囲繞する円筒状体を構成する一対の半円
筒状の付加ウェイトと、各付加ウェイトの内周に固着されて前記配管を把持する
複数個の防振ゴムと、前記付加ウェイトの外周に着脱自在に取り付けられる複数
個の調整ウェイトとを包含するので、配管の振動によって防振ゴムが圧縮される
と、付加ウェイトの慣性により付加ウェイトの重量に比例した反力が消振方向に
発生し、また、この付加ウェイトのみでは防振効果が不十分なときには、振動方
向に調整ウェイトを取り付けて、防振効果の増大を図ることができる。したがっ
て、本考案によれば、溶接される支持部材を使用せずに配管の振動が防止され、
コストの低減と工期の短縮が図れる。
【図1】本考案の第1実施例に係る動吸振器を示す断面
図である。
図である。
【図2】本考案の第2実施例に係る動吸振器を示す断面
図である。
図である。
【図3】フランシス水車における上カバー部の縦断面図
である。
である。
20 動吸振器
21 付加ウェイト
22 フランジ
23 ボルト
24 ナット
25 配管
26 防振ゴム
27 ボルト
28 調整ウェイト
29 取付座
30 取付金物
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれフランジを有し、このフランジ結
合により配管を間隔をおいて囲繞する円筒状体を構成す
る一対の半円筒状の付加ウェイトと、各付加ウェイトの
内周に固着されて前記配管を把持する複数個の防振ゴム
と、前記付加ウェイトの外周に着脱自在に取り付けられ
る複数個の調整ウェイトとを包含することを特徴とする
配管の動吸振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991034306U JPH04121472U (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 配管の動吸振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991034306U JPH04121472U (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 配管の動吸振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04121472U true JPH04121472U (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=31916759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991034306U Withdrawn JPH04121472U (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 配管の動吸振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04121472U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007315561A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Nsk Ltd | ダイナミックダンパー製造方法 |
JP2015010690A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 株式会社神戸製鋼所 | 配管の振動低減構造およびこれを備えた建設機械 |
KR20220124884A (ko) * | 2021-03-04 | 2022-09-14 | 한밭대학교 산학협력단 | 배관용 다축방향 동흡진기 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP1991034306U patent/JPH04121472U/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007315561A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Nsk Ltd | ダイナミックダンパー製造方法 |
JP2015010690A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 株式会社神戸製鋼所 | 配管の振動低減構造およびこれを備えた建設機械 |
KR20220124884A (ko) * | 2021-03-04 | 2022-09-14 | 한밭대학교 산학협력단 | 배관용 다축방향 동흡진기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950713 |