JPH08277546A - 建設機械におけるハンドレール構造 - Google Patents

建設機械におけるハンドレール構造

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JPH08277546A
JPH08277546A JP10682395A JP10682395A JPH08277546A JP H08277546 A JPH08277546 A JP H08277546A JP 10682395 A JP10682395 A JP 10682395A JP 10682395 A JP10682395 A JP 10682395A JP H08277546 A JPH08277546 A JP H08277546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
movable rail
rail section
fixed
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP10682395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Watanabe
伊輝 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP10682395A priority Critical patent/JPH08277546A/ja
Publication of JPH08277546A publication Critical patent/JPH08277546A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上部旋回体に設けられるハンドレールを高さ
調整ができるように構成する。 【構成】 フュエルタンク7の上面に設けられるハンド
レール10を、固定レール部10aと可動レール部10
bとで構成し、該固定レール部10aに可動レール部1
0bを上下方向進退自在にテレスコピック状に内嵌し
て、可動レール部10bに上下方向複数箇所に穿設した
係合孔10cのうちの任意の係合孔10cに、一方のハ
ンドレール9の先端部に設けたロック部材11の係合凸
部11aを係合することで、可動レール部10bが適宜
突出高さで固定されるように構成した建設機械における
ハンドレール構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械におけるハンドレール構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種建設機械においては、例えば油圧ショベルのよう
に、下部走行体に旋回自在に設けられる上部旋回体に燃
料タンクや作動油タンク、あるいはエンジン等の各種部
材装置が搭載されており、これらの調整や作動油の補給
をする等、各種メンテナンス作業を行う際に、機体高所
に乗り上がって作業する場合がある。この様な場合にお
けるオペレータの乗り降りの手助けとなるようハンドレ
ールを機体に設けている。
【0003】ところで、前記メンテナンス作業時におけ
る安全性の向上のため、ハンドレールを背高にしてオペ
レータの安全柵として用いることが提唱される。しかる
に、あまりに高くしすぎると、建設機械をトラック輸送
したりする際や建設作業をしたりする際に、高いハンド
レールが邪魔になって他部材に接触して損傷したり折損
したりしやすいという問題があり無闇に高くすることが
できないのが実情である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる建設機械
におけるハンドレール構造を提供することを目的として
創案されたものであって、建設機械の機体に手掛けとし
て用いられるハンドレールを、機体に固定される固定レ
ール部と、該固定レール部に進退自在に設けられる可動
レール部と、該可動レール部を適宜突出位置で固定レー
ル部に係止するためのロック手段とを備えて構成されて
いることを特徴とするものである。
【0005】そして本発明は、この構成によって、ハン
ドレールの高さ調整ができるようにしたものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は建設機械の下部走行体であっ
て、該走行体1はクローラ式走行体2を備えて構成され
ており、上部に上部旋回体3が旋回自在に支持されてい
る。また、4は上部旋回体3に俯仰自在に支持される作
業用ブームであって、上部旋回体3には、前記作業用ブ
ーム4を挾んで左側に運転席5、右側に背低のストレー
ジボックス6が形成され、該ストレージボックス6の後
方に背高のフュエルタンク7、さらにその後方にエンジ
ンフード8が上下方向開閉自在に設けられている。
【0007】そして、ストレージボックス6とフュエル
タンク7とは段差状に設けられており、これによって作
業者が上部旋回体3に上る際のステップを構成している
が、ストレージボックス6とフュエルタンク7の右側縁
部に手掛けとなるハンドレール9、10が設けられてい
る。これらハンドレール9、10のうちの一方のハンド
レール9は、ストレージボックス6とフュエルタンク7
の前側面に対向するようにして上下方向傾斜状に設けら
れており、また、他方のハンドレール10は、フュエル
タンク7の上面に対向して水平状に設けられているが、
このハンドレール10に本発明が実施されている。つま
り、ハンドレール10は、フュエルタンク7の上面に下
端部が固定される固定レール部10aと、該固定レール
部10aに上下方向進退自在にテレスコピック状に内嵌
する側面視略コ字形の可動レール部10bとで構成され
るが、可動レール部10bの前側脚部には、後述するロ
ック部材11の係合凸部11aが係合する複数の係合孔
10cが上下方向に適間隔を存して穿設されている。因
みに、一方のハンドレール9は、下端部がストレージボ
ックス6の前面に固定され、上端部が水平状になって固
定レール部10aの上端部に連結固定されている。
【0008】一方、11はロック手段を構成するロック
部材であって、該ロック部材11は、略逆L字形に形成
され、下端部がピン軸12を介して一方のハンドレール
9の先端部に揺動自在に軸支されているが、ロック部材
11の可動レール部10bと対向する面部には、前記係
合孔10cに嵌合係止して可動レール部10bの進退移
動のロックをする係合凸部11aが形成されている。
尚、13はロック部材11を係合凸部11aが係合孔1
0cに嵌合係止する側に向けて付勢する復帰弾機であ
る。そしてロック部材11の上面に形成されるトリガー
部11bを復帰弾機13に抗して下方に押し下げること
で、係合凸部11aが係合孔10cから外れてロック解
除がなされ、これによって可動レール部10bを任意に
進退移動できるように設定されている。さらに、ロック
部材11には、可動レール部10bに対向する面部に、
該円弧状部11cが形成され、その対向面にラバー、ゴ
ム等のゴム質弾性材からなる防振材14が取付けられて
いて、ロック部材11がロック姿勢状態において、防振
材14が可動レール部10bに弾性的に当接してガタ吸
収するように設定されている。
【0009】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、建設機械のメンテナンス作業等の作業をするため
機体高所に乗り上がるとき、ハンドレール9を手掛けと
して乗り上がることになるが、この場合に、フュエルタ
ンク7の上面のハンドレール10を背高に調整しておく
ことによって、作業者が機体に乗り降りするときだけで
なく、機体上で作業する場合の安全柵として機能するこ
とになって、安全性を一層高めることができる。しかも
このハンドレール10は、固定レール10aに対して可
動レール10bが上下方向進退自在となっていて、必要
に応じてハンドレール10の突出高さを調整できるの
で、建設機械をトラック輸送や建設作業をしたりする際
に、ハンドレール10を背低にすることによって、ハン
ドレール10が他部材に接触して破損したり折損したり
することを防止できて、部材の保護が計れることにな
る。
【0010】しかもこのものでは、ロック部材11が、
メンテナンス作業をするオペレータが機体高所に乗り降
りをする一方のハンドレール9側に設けられている結
果、オペレータが機体高所に乗り降りする途中でハンド
レール10の高低調整をすることができ、このため、オ
ペレータが機体高所に乗り上がってから調整作業をする
ことがなくなって安全性を向上できる。そのうえこのも
のでは、ハンドレール10の高さ調整を多段階に行うこ
とができるため、高所作業に対応させたものにできると
いう利点もある。
【0011】尚、本考案は前記実施例に限定されるもの
でないことは勿論であって、可動レールの進退移動をロ
ックするロック手段としては、図5に示す第二実施例の
ようにしても良い。このものでは、ハンドレール10を
構成する固定レール10eの上端部に螺子孔10fを前
後方向貫通状に穿設し、該固定レール10eにテレスコ
ピック状に内嵌する可動レール10gには上下方向に適
間隔を存して複数の螺子孔10hを前後方向貫通状に穿
設して、固定レール10eに対して可動レール10gを
進退移動させて、可動レール10gの任意の螺子孔10
hを固定レール10eの螺子孔10fに位置合せした状
態でボルト15を貫通し、ナット16で緊締するように
なっており、この様にしても良いものである。
【0012】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、機体高所に乗り上がって作業をす
る場合に、ハンドレールは、背高に調整することでオペ
レータの安全柵としても機能することになって安全性の
向上が計れる。しかも、ハンドレールは、可動レールが
固定レールに対して進退自在に構成されているため、必
要に応じて背低にすることができて、建設機械の移送時
等において邪魔になることがなく、ハンドレールや他部
材の保護が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械の斜視図である。
【図2】上部旋回体の一部側面図である。
【図3】ハンドレール部の一部拡大側面図である。
【図4】ハンドレール部の断面平面図である。
【図5】第二実施例のハンドレール部の一部拡大側面図
である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 クローラ式走行体 3 上部旋回体 4 作業用ブーム 5 運転席 6 ストレージボックス 7 フュエルタンク 8 エンジンフード 9 ハンドレール 10 ハンドレール 10a 固定レール部 10b 可動レール部 10c 係合孔 11 ロック部材 11a 係合凸部 11b トリガー部 12 ピン軸 13 復帰弾機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の機体に手掛けとして用いられ
    るハンドレールを、機体に固定される固定レール部と、
    該固定レール部に進退自在に設けられる可動レール部
    と、該可動レール部を適宜突出位置で固定レール部に係
    止するためのロック手段とを備えて構成されていること
    を特徴とする建設機械におけるハンドレール構造。
JP10682395A 1995-04-06 1995-04-06 建設機械におけるハンドレール構造 Pending JPH08277546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10682395A JPH08277546A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 建設機械におけるハンドレール構造

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JP10682395A JPH08277546A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 建設機械におけるハンドレール構造

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JPH08277546A true JPH08277546A (ja) 1996-10-22

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ID=14443510

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JP10682395A Pending JPH08277546A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 建設機械におけるハンドレール構造

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JP (1) JPH08277546A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058267A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Caterpillar Sarl 建設機械
JP2016132976A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 住友建機株式会社 ショベル
JP2016132975A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 住友建機株式会社 ショベル
CN110685313A (zh) * 2019-09-29 2020-01-14 上海三一重机股份有限公司 可调节护栏及工程设备
JP2020060009A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 キャタピラー エス エー アール エル パイプ部材

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990512